アイテムボルカノン現象

 ギガウイング2最大の特徴といえるのが、倍率アイテムが爆発的に急増する「アイテムボルカノン現象」。その発生条件は
(1)画面内に110個以上の倍率アイテムを出現させる
(2)+1アイテムがキャラオーバーを起こす

 のいずれかで、条件を満たすと倍率アイテムが10〜13個に分裂し、盾型のボルカノンアイテムに変化します。ボルカノンアイテムの倍率は一律で+3。
  が→ ×10〜13へと変わる訳ですね。

 ただ、ここで気を付けなければならないのは相当に画面内が判別しにくくなること。慣れないうちはアイテムボルカノンの発生で画面一面が勲章に覆い尽くされても敵弾は残っていますので、まずは自機や敵弾を見失わないようにすることです。特にボスの弾幕が続いている中でボルカノンを起こした場合は、自信がなければボムを使用して一旦弾を消した方が安全です。その方が回収もしやすいですしね。

 (1)の注意点として、フォース使用時にはリフレクト中にアイテムを回収してしまうと、ボルカノン発生に足りなくなることがありますので、回収に走らないことはもちろん、リフレクトするために敵に接近しすぎてアイテムを拾ってしまうことに注意。また、耐久力の低い中型機の弾は、リフレクトを振ってザコ敵に当ててアイテムを出していくようにすると、先にリフレクト源の中型機を破壊してしまうことなくボルカノンを起こせるようになります。また、バリアの大きさの変化を利用して、大きくふくらむ時に一度に反射するなど、フォースでボルカノンを狙うにはテクニックが必要な局面が多いです。

 また、特殊なのが(2)のキャラオーバー、つまり画面の表示限界による処理落ちです。この場合、倍率アイテムが110個に満たなくてもボルカノンとなります。これはリフレクトフォースの場合で起こしやすくなりますが、それは受けた弾をリアルタイムで同じ数だけ撃ち返すのですから、その分表示にかかる処理が重くなる訳です。また、フォースだと着弾に時間差が出るため、大型機を破壊した際の爆発で処理落ちがおこることもあるとのこと。さらに、処理落ち促進方法としてショットを連射して表示にかかる負担を増やす(リフレクト対象が正面にいる場合には×)手もあります。レバガチャは処理落ちさせるのに有効なのかどうか判りませんが…。

 面白い現象として、リフレクトを使用せずにアイテムボルカノンが発生するケースがあります。ショットで破壊しても倍率アイテムは出現するのですが、それでは足りないのが普通。ところが、4面の中ボス後、塔に入る直前のザコ大編隊の所ではボムを使うだけでボルカノンとなります。なにしろあまりのザコの密集度とそいつらの撃ってくる弾で元々処理落ちしている地帯ですから、どちらの条件でおこっているやらですが、ボム発動中にザコが次々+5アイテムに替わっていくかと思うとある時点で勲章に化けていく様は見ていてちょっと面白いです。

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