189/12〜190/12 第一幕「龍獅、国造りのため広く人材を求める事」


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189年12月 ここ楽浪郡の地で、劉愛憐軍は活動を開始した。 以下が楽浪郡の国力初期値である。 開発や商業の上限も低いこともさりながら、現在値も中国一の低さである。 反董卓同盟軍の為に補給を行うためにも、まずは国力の増強が肝心である。 私は愛憐様と方針を固めるべく、何度も足を運び話し合った。 (=君主との親密度を高めた)
190年2月 愛憐軍は武勇に長けている人材は豊富だが、専業の政務家は不足気味である。 愛憐様は私に相談された。 愛憐様「龍獅、あなたは諸国を廻って各国の名士との付き合いが広いと聞いていますが、     私たちに協力していただけるような賢人はご存じありませんか?」 私  「・・・江南の地に「二張」と呼ばれる二人の賢者がいると聞いたことがございます。     礼をもってつくす者が現れないため、未だ誰にも仕えていないと聞いていますが・・・     お時間を頂けましたなら、その「二張」に会って、協力して貰えるよう頼んでみます。」 こうして私はまず、小沛に庵を囲っている張昭という人物のところへ向かった。 張昭殿は当代きっての政務家で、その知識は余人の及ぶところではない。 世俗の事を半ば捨てていらっしゃった張昭殿だったが、私は熱意を持って愛憐様に協力していただけるよう、 何度も庵に足を運んだ。   その熱意を買って下さったのか、張昭殿は共に楽狼に来て下さることを承知して下さった。 更に、下ヒの張紘殿のところにも案内して下さって、共に説得いただけるという。 私達は下ヒに向かった。 他国の領土の在野人材を発掘できるのは、「一般」身分や「軍師」身分の特権です。 「君主」身分では、ほとんど自領を離れることはできません。 有能な人材を多く抱えることによって圧倒的有利に立てるこのシステムにおいて、 「一般」や「軍師」の重要な役割の一つが、こういった「探訪」や「推挙」でしょう。
190年3月 下ヒにて、私は張紘殿に面談した。 私一人では張紘殿を説得するのは難しかっただろうが、張昭殿の口添えもあり、 張紘殿にも愛憐様に仕えていただけることに成功した。
190年6月 楽狼に戻った私は、しばらく住民達の間で治安維持活動(巡察)に務めていたが、 ある日、張紘殿から助言を受けた。 張紘殿「龍獅殿、下ヒの地には神医がいることをご存じ無いか?」 張紘殿にご紹介頂いたのは華佗と言う名前の人物だった。 不治の病を何人も直している名医だという。 私は、それほどの人物が愛憐様に協力して下されば、これほどありがたい事はないと思い、下ヒに向かった。 華佗殿は俗欲極めて少なく、慎ましい暮らしにて俗世の戦にはなかなかに首を縦に振らなかったが、 私は繰り返し董卓軍とのこれから起きるであろう義戦の事を話して懸命にかき口説き、 ようやく華佗殿の重い腰を上げることに成功した。
190年7月 下ヒから華佗殿を連れて戻ってくると、すぐに愛憐様から呼び出しを受けた。 愛憐様は正式に軍組織の組閣を行うに当たって、私を正式に主席軍師に据えたいと仰って下さった。 何ともおそれ多いお申し出だ。一命を懸けて務めねばならない。 私は深々と頭を垂れると、謹んで拝命すると同時に、再度忠誠を誓ったのであった。 続けて愛憐様は仰る。併せて私を四品官に任命し、兵一万二千の指揮権を与えるとの事である。 私は姿勢を正し、改めて拝命する。   どうやらシナリオ1の場合、どんなに早くても190年7月にならなければ軍師任命は無いようです。 何度も試しましたが、必ずこの月でした。理由は分かりませんが(^^;。
190年9月 主席軍師を拝命し、本国の内政は張昭殿らに任せながら、 私は愛憐様や張昭殿に勧めて頂いて、更なる賢人の発掘に、諸国漫遊に赴いた。 許昌に赴いた時の事である。 私は一件の茶屋で、ある識者と面識を持った。 彼は鍾ヨウと名乗り、良き主君を求めていると語ったが、 同時にまだこの許昌には志ある群雄が現れないと嘆いていた。 私はすかさず身分を名乗り、この才ある男を愛憐軍の幕僚に誘った。 彼は私の話に興味を持ってくれたのか、楽狼に来てくれることに同意した。
190年10月 鍾ヨウ殿は、この地にてあと2名の賢人を紹介したいと仰って下さった。 一人は郭嘉。謀り事の達人であり、 もう一人は陳羣。古来よりの礼式と法令に長けた賢人である。 名士は名士を知る、とはこのことである。私は鍾ヨウ殿を介して、両名に面会した。   両名とも、志高く義によって立つ主君を求めていたらしく、私の話を熱心に聞いて下さった。 ここに愛憐軍は大きく内政にも厚みを増して、その偉容を高めたのである。
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