METAL HEAD MAXIMUM キャンペーン (予告編)

 「過ぎし日の王にしてまたきたるべき日の王」

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One day 道化師達   血塗られた涙 One night 濡れた睫毛  深い溜息 It's dead cyber Tokyo! その目の中 薔薇色 燃え上がるのさ Too late 泣き濡れて  女は夜へ Too much 誘われるまま 男は闇へ It's dead cyber Tokyo! その手の中 灰色 甦るのさ クスリと 花と 毒されるこの胸 three・two・one・Let's burn 醜く歪む 跪く恋人 three・two・one・Let's・be・crazy! Last night 最後の夜   全て震える Tonight 天を見上げる 娼婦の瞳 It's dead cyber Tokyo! その目の中 薔薇色 燃え上がるのさ 崩れる 溶ける ひび割れるこの都会(まち) three・two・one・Let's burn 切なく怯え 抱き寄せる恋人 three・two・one・Let's・be・crazy! Dark to Dark  Dark to Dark Oh No! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! 吐き気の女 飛び散る身体 絶望に溶け込め!! 崩れる 溶ける ひび割れるこの都会 three・two・one・Let's burn 切なく怯え 抱き寄せる恋人 three・two・one・Let's・be・crazy! Dark to Dark  Dark to Dark Oh No! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me! Let me be crazy, and psycoanalize me... Let me be crazy, and psycoanalize me... Let me be crazy! Let me be crazy!! Let me be crazy! Let me be crazy!! (BUCK-TICK "TOKYO")
21世紀、それは決して人類にとって明るい時代ではなかった。 技術の急激な進歩と人口の爆発的増加に伴う環境問題、絶えることのない民族・宗教紛争、 テロリズムの横行は加速する一方であった。 政情・世情への不安、世界経済への不安、環境問題と人口過密に起因する衣食住への不安。 人々の心の中にのし掛かる不安は日に日に大きくなっていった。 人口増加の加速は止まらず、経済活動は都市部へ集中していった。 暴動・凶悪殺人事件は後を絶たず、人々の中に広がる集団ヒステリー感には歯止めが利かなかった。 2050年:西欧諸国統一国家建国 2060年:中部アフリカ連邦建国 2090年:中東問題、イスラエルの勝利に終わる。 絶え間ない紛争の結果、得た事実は以上であった。 この紛争の間発達したコンパクトNBC兵器は、数発のICBMの使用より深刻な爪痕を地球に残した。 2090〜2100年に大洪水・大地震のような異常気象が相次いで地球の至る場所を襲い、 その結果全世界の原子力施設が破壊されてしまうなど、最悪の悪循環を受けることとなった。 更に、BC兵器の影響を受けた新型の細菌・ウィルスが全世界に蔓延。 皮肉なことに全世界の人口は1/6に減少した。 22世紀、地球はもはや無惨な荒野と化していた。 都市を少しでも離れると、そこはBC兵器に汚染された突然変異体がゴマンとうろついていた。 生き残った人類は、様々な紛争要因を一時棚に上げて、大破滅に汚染されていない地域に寄り集まった。 その多くは、かつての大国の中心都市である。 すでに国家という政治体系は存在しておらず、その地域の巨大企業が手綱を握って、 大都市ごとに独自の行政を敷く以外に人々を纏める手段は無かった。 引き続く無差別テロ、都市犯罪、謎の疫病、異常気象、近隣との紛争、突然変異体、 不安要素はまだまだ多かったが、巨大企業のイニシアティブは何とかそれらを凌駕する安心感を提供できた。 これら巨大企業が支配する"メガ・シティ"は最後に残った人類の砦となったのである。 2160年、ここメガ・シティ「サイバー・サッポロ」もまた人々の欲望渦巻く巨大都市となっていた。 20世紀から進んでいたホッカイドウという土地の食糧関係の巨大企業の努力が、 他メガ・シティより僅かなりとも人々の生活に安心感を与えていたのである。 しかしその陰には、その豊かなサッポロを狙う野望が蠢動していたのである。 「過ぎし日の王にしてまたきたるべき日の王」の再来を願う者達が……
高校生時代に前作「METAL HEAD」と士郎正宗の「アップルシード」に出会い、 大学生時代に「BUCK-TICK」に出会ったシル(略)子にとって、 アーバンサイバーアクションとは士郎正宗とBUCK-TICKだったのです。 上の"TOKYO"は、ずっと昔からシル(略)子にとってのMETAL HEADのテーマ曲でした。 重々しい都会の現実、その闇をPC達が個人レベルだけでも切り開いていければ。 TOKYO N◎VAよりもずっと無骨でガリガリとした雰囲気があるような気がします。 人によると、サイバーパンク2.0.2.0.をずっとジャパニメーションしやすくしたものだそうです。 でもN◎VAほどご都合主義的じゃなくて、銃器のスキルがモノを言うシステム、 それがこのMETAL HEADだと思うのです。 SFオンラインの記事(http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no46_20001225/review_game3.html?3) では、絶賛された「BEAST BIND」の一方で酷評されたMETAL HEAD MAXIMUM(以後MHM)です(苦笑)。 どうやら、この星野富美男っつーライターは、天羅系のPCの心情までシステム化されたようなのを崇拝し、 どちらかというとクラシックなMHMのようなシステムは、まったく評価しないようで…… 同じようにパクリをやっていてもBEAST BINDなら「影響下にあった」、 MHMなら「陳腐でつまみ食い」 呼ばわりですからね。贔屓もやりすぎです。 個人サイトで主観で吠えてるなら全然OKなんですが。 2001/4のTGC例会から6回、不肖ながらこのMETAL HEAD MAXIMUM(以後MHM)をGMする予定です。 前作との違いは……まだやってないから明確には言えないんだよね(←オイ!)。 パンドラっつー、N◎VAで言うところのライトな神業が入ったり、 キャラメイクがN◎VAみたいに、3つの経歴を掛け合わせて作ったり…… まー、TRPG.NET(http://www.trpg.net/)のメタルヘッド情報倉庫(http://www.trpg.net/rule/MetalHead/) でも活発に情報交換がなされておりますので、併読をオススメします。 (俺もこれから勉強するからよ。) 基本的には1D100のメカ&銃器戦闘と思っていただければあんまし間違いはないです。 少しでもキャンペーンの助けになれば、そして情報の蓄積によるちょっとしたサプリメントにもなれば、 という辺りまで目標にしていきたいと思っています。 では、キャンペーンの前後に少しずつ更新していきますのでヨロシク。 (2001/3/26)

1:ハンターとサイバー・サッポロ概要 (2001/3/29) 


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