第2次スーパーロボット大戦α スーパー女性編 <最終話>

<第51話〜第56話>へ

第2次スーパーロボット大戦αメニューへ

神殿ホールへ

神殿を出る(トップページへ)


最終話に出撃可能な小隊はなんと18です。恐るべきことに全パイロットが出撃出来てしまいます。 ボルテスとダイモスの兵装をそれぞれ5段階、装甲値を3段階、ENはMAXまで、 ガオガイガーの装甲値を1段階(累計4)まで改造します。 健一に「SP回復」、ベラに「シールド防御+8」、 アムロ、エル、比瑪に「SPアップ+8」、凱、豹馬、ヤマガタケ、ブンタに「SPアップ+7」、宙、カツ、に「SPアップ+6」、 キンケドゥ、ケーラに「SPアップ+5」、ジュンに「SPアップ+4」、 ビッグボルフォッグAI、ヒギンズ、モンドに「SPアップ+3」、健一、ブライト、フォウに「SPアップ+1」を習得させます。 また、一矢の「援護防御+1」を「SPアップ+3」に書き換えます。 それでは最終話の実況と解説はこのお二方、よろしくお願いします。
エンドラ 「みなさん、こんばんは!       WIEではエスペランザの事務処理担当軍曹として活躍しておりますエンドラ・マクナリードでございます(^^)。       今宵もまたスーパーロボット大戦シリーズの最終話がやってまいりました!」 シルヴィア「夏に本命の試験が待っているのに、私の黒子はこの時期にSRWとは度しがたい馬鹿ね。       シルヴィア・ランカスターよ。WIEでもエスペランザで攻撃部隊の一角を務めさせていただいているわ。」 エンドラ 「SRW最終話の私達の実況も恒例になってまいりましたね。       今作の特徴などを、シル(略)子が一通りやってみたのを見まして、閣下はどのように評価なされますか?」 シルヴィア「当初のイメージと異なり、援護攻撃は重要じゃない!ということね。最近のSRWに比べて。       特定のHP以下で退却する、というボスユニットがあまりいないのよ。       倒さなくてもゲームの進行にはほとんど影響が無いし。       中盤のキュベレイやサザビーなどの例外は、マニア向けのディープなチャレンジよね。       結論として、パイロットには「SP回復」と「SPアップ」、       精神コマンドを使わない小隊員には「支援攻撃」でOKね。あと余ったPPはみんな、能力値に継ぎ込みましょう。       ボス級ユニットの被攻撃時の気力上昇が、今までのSRWに比べて異常に早いので、       下手に援護攻撃を仕掛けると、与えたダメージに比べてボスの気力が上がりすぎて却って不利になるのよね。       ボスには援護攻撃・支援攻撃は原則不要! 「熱血」「魂」の単体攻撃がセオリーだということね。」 エンドラ 「今回のプレイは必勝本がまだ一切出ていないということもあり、       スパロボFANの攻略ページを途中から参考にさせていただきました。       途中から見たということもあり、隠しフィーチャーなどの一部はシル(略)子は取るのに失敗したようですね。」 シルヴィア「キャプテン・ラドラやブラックゲッター、武蔵、それに真・シャインスパークね。       まぁ、何も見ないで進んでいた時期のことだし、何も見ないで全ての隠し要素をクリアできたら、       そいつは神かバンプレストの開発メンバーね。あんまり気にしないことよ。」 エンドラ 「はい、それでは最終話出撃のメンバーをご紹介いたしましょう(^^)!」 母:母艦1  ○マザー・バンガード(ベラ:Lv58)A    母:母艦2  ○ラー・カイラム(ブライト&トーレス:Lv59) 母:母艦3  ○アルビオン(シナプス&パサロフ:Lv45) 母:母艦4  ○大空魔竜(ピート&ミドリ:Lv51) 1:ヘルメス小隊  ○龍虎王(亜美&ブリット:Lv62)A  ・ヒュッケバインMk-III(ヴィレッタ:Lv62)  ・ヒュッケバインMk-IIIトロンベ(レーツェル:Lv57)  ・スーパーガンダム(ビルギット:Lv58) 2:トール小隊  ○スターガオガイガー(凱:Lv57)A  ・ビッグボルフォッグ(AI:Lv55)  ・ゴルディタンク(AI:Lv57)  ・ビューナスA(ジュン:Lv56) 3:ライトニング小隊  ○Hi−νガンダム(アムロ:Lv60)A  ・ガンダムヘビーアームズカスタム(トロワ:Lv59)  ・アルトロンガンダムカスタム(五飛:Lv58)  ・剣竜バゾラー(ヤマガタケ:Lv59) 4:フレイア小隊  ○νガンダムHWS装着型(ハマーン:Lv59)A  ・ドーベン・ウルフ(バニング:Lv59)  ・量産型ガンダムF91(青)(キース:Lv61)  ・量産型ガンダムF91(エマ:Lv48) 5:ロングボウ小隊  ・Zガンダム(カミーユ:Lv58)  ・トーラス(MA)(ノイン:Lv62)  ・量産型νガンダム(I)(ドレル:Lv59)  ・量産型νガンダム(I)(アデル:Lv57) 6:プロメテウス小隊  ・フルアーマーZZガンダム(ジュドー:Lv59)A  ・ガンダムサンドロックカスタム(デュオ:Lv56)  ・超竜神(AI:Lv59) 7:ジョリー・ロジャー小隊  ○クロスボーン・ガンダムX1(キンケドゥ:Lv56)A  ・クロスボーン・ガンダムX3(トビア:Lv56)  ・キュベレイMk-II(赤)(エル:Lv56)  ・キュベレイMk-II(黒)(モンド:Lv56) 8:アズライール小隊  ○ウィングガンダムゼロカスタム(ヒイロ:Lv59)A  ・トールギスIII(カトル:Lv57)  ・リ・ガズィ(BWS)(ケーラ:Lv59)  ・メガライダー(プル:Lv59) 9:ガルーダ小隊  ○ウィングガンダム(ゼクス:Lv58)A  ・ガンダムF91(プルツー:Lv58)  ・ガンダム試作3号機(ウモン:Lv57)  ・魚竜ネッサー(ブンタ:Lv58) 10:ヘラクレス小隊:  ○ジーグ・パーンサロイド(宙:Lv56)A  ・ビッグシューター(美和:Lv56) 11:シヴァ小隊  ○真・ゲッターロボ(ゲッターチーム:Lv57)A  ・ネリー・ブレン(勇:Lv58)  ・グレートマジンガー(鉄也:Lv58)  ・レディコマンド(ミチル:Lv57) 12:ゼウス小隊  ○マジンカイザー(甲児:Lv58)A  ・ブレンチャイルド(カナン:Lv58)  ・ダイアナンA(さやか:Lv58)  ・メガライダー(カツ:Lv58) 13:アポローン小隊  ○ダイターン3(万丈:Lv56)A  ・ブレンチャイルド(ヒギンズ:Lv56)  ・ガルバーFXII(京四郎・ナナ:Lv57) 14:ミッドガルド小隊  ○コン・バトラーV(コン・バトラーチーム:Lv60)A  ・ラッセ・ブレン(ラッセ:Lv61)  ・量産型νガンダム(F)(イーノ:Lv33)  ・マジンガーZ(ボス・ヌケ・ムチャ:Lv62) 15:エクスカリバー小隊  ○ボルテスV(ボルテスチーム:Lv61)  ・ガンダム試作1号機Fb(コウ:Lv35)  ・ガンダム試作2号機(フォウ:Lv40)  ・ジム・カスタム(ルー:Lv34) 16:ファウスト小隊  ○闘将ダイモス(一矢:Lv62)  ・ヘビーガン(ハリソン:Lv33)  ・ヘビーガン(アンナマリー:Lv27)  ・ジム・カスタム(ベイト:Lv15) 17:ミラージュ小隊  ○ゴーショーグン(グッドサンダーチーム:Lv60)A  ・ヒメ・ブレン(比瑪:Lv58)  ・リ・ガズィ(BWS)(モンシア:Lv59)  ・翼竜スカイラー(ファン:Lv60) 18:ハーデス小隊  ○ガイキング(サンシロー:Lv57)A  ・ナンガ・ブレン(ナンガ:Lv56)  ・キュベレイ(ビーチャ:Lv58)  ・メタス(MA)(ファ:Lv57) エンドラ 「さて、イルイちゃんとガンエデンなる存在は一応別物のようですね。       イルイちゃんはあくまで『巫女』ですから神の主体ではないわけです。      『プログラム』とガンエデンは言っていますから、やはり何かしらの人為的存在のようではありますね。       超古代のメカニックでしょうかバラルの園が浮上します。」 シルヴィア「バラルの園が中近東上空に出現したということは、古代のバビロンの空中庭園や、旧約聖書のエデンの園は、       バラルの園を何かしらの伝承として伝わったものということが出来そうだな。」 エンドラ 「ガンエデンらの目的は、地球と宇宙との完全遮断ですね。       そのため宇宙へ出ようとするビムラーを攻撃したり、当然異星人は攻撃しますね。」 シルヴィア「まぁ古代のシステムだから、人類の新たな変革などは予想もしないわけだ。       清朝中国や徳川幕府のように鎖国こそが最もベストな方法だと考えても無理は無い。       だが前述の2国の結末はどうだったかな? 停滞した水は自ずから澱んで腐る。」 エンドラ 「当然鋼鉄騎士団首脳部は、ガンエデンの結界は容認出来ないわけです。       ガンエデンの破壊か……イルイを助け出すかですね。」 シルヴィア「問題はイルイが助け出す余地のある存在なのかどうか、なのだがな。」 エンドラ 「そこはスーパーロボット大戦シリーズですよ閣下(^^)!」 シルヴィア「……それを言うと身も蓋も無いのだがな(苦笑)」 エンドラ 「バラルの園に鋼鉄騎士団の全艦は突入します。その姿は正に旧約聖書のバベルの塔。       空中に見えますが、陸型小隊は出撃できるのでしょうか(^^;?       塔の前にクストース3体が現れます。」 大イルイ 「ようこそ…ようこそ…約束の地、バラルへ」 亜美   「イルイちゃん…!」 大イルイ 「アミ…そして、鋼鉄騎士団……私はあなた達を待っていました       まもなく私は結界によって、地球を封印します……       そして……私が見定めた剣達よ………ガンエデンと共にこの最後の楽園を護りましょう……       それが…私とあなた達に与えられた使命……」 アムロ  「イルイ…。君の使命は誰に与えられたものなんだ?」 大イルイ 「…………」 アムロ  「ガンエデンとはいったい何だ? 君達はどこから来たのだ?」 大イルイ 「…古の人々の願い……それが私達を形造った………       …ガンエデンは人造神…バラルはその玉座……」 シルヴィア「なんだ、やはりガンエデンも人の造りしものか。所詮はアウルゲルミルと同じではないか。       人の造りしものが人の運命を左右するような管理社会は、シャアの求めたものの足元も及ばぬではないか。」 アムロ  「人造…神!?」 大イルイ 「そう…古の時代…空の彼方から来たりし大災厄を逃れるために…ガンエデンは造り出された…」 エンドラ 「つまり古代の超文明時代から、地球は異星人の攻撃に晒されていたわけですね。」 万丈   「人が造り出した神だと…!?」 アムロ  「…ならば、獅子王博士やサコンの予想どおり…       あれは人が造り出した地球の防衛システムだということか…!」 大イルイ 「…かつて、生きとし生ける者を滅亡の危機に追い込んだ邪神や破壊神達…       ガンエデンは彼らによる災厄を逃れ、最後の楽園として選ばれたこの星を護る存在なのです」 万丈   「それで…君は地球を守る手段として、結界による封印を選んだわけだな?」 大イルイ 「そうです。この星は遥かな昔から多くの者によって干渉を受け続けてきました……       銀河の彼方より飛来したオルファン…ビムラー…ゲッター線……異星からの来訪者達…       そして…その結果、導き出された答えが…地球を滅亡の危機へと追いこんだバルマー戦役や今回の戦いなのです」 竜馬   「待ってくれ! ビムラー、ゲッター線は地球を滅亡させるためのものじゃない! オルファンだって、最後には…」 勇    「ああ、人類との共存を選んでくれた!」 大イルイ 「無論…私もあれらの力の素晴らしさは理解しています。       でも…それ故に多くの災いをこの星に振りまいてしまいました。       …ゲッター線は恐竜帝国を…ビムラーはドグーガを…オルファンはリクレイマーを……       強い力は災いを生み出してしまうのです。あなた達も例外ではありません…」 万丈   「そのことは僕達も充分に承知している……       だからこそ…メガノイドのように自分におぼれず、この星や多くの人達を…       いや、平和を願う宇宙の同胞達を守るために己の力を使っている…!」 大イルイ 「それもわかっています…。何故なら…私はあなた達のことを傍で見ていましたから………」 比瑪   「イルイ…!」 大イルイ 「でも…そんなあなた達の存在ですら、多くの敵や災厄を呼んでしまうのです……       もし、戦いの中であなた達が力尽きたら…       もし、あなた達の力すら上回る存在が現れたら…       その時はこの楽園が最期を迎えることになるのです。」 シルヴィア「随分とご自身の結界とやらに自信をお持ちのようだな。       ならばその結界であれば、どのような外敵をも遮断できるというのか。       鋼鉄騎士団をも上回る存在の出現を想定するのならば、その結界が破られる可能性も想定すべきなのではないかな?」 甲児   「何言ってんだ! そんなこと、俺達が許すものかよ!!」 凱    「ああ! 例え、どんなに強大な敵が現れようと…俺達は戦う! この世界を守るために!!」 大イルイ 「…はたして、そうでしょうか…?」 凱    「何…!?」 大イルイ 「…あなた達の命は無限ではありません……今はその力で地球を護ることが出来ても……       これから先…そう…未来永劫この星を護ることは無理…」 カミーユ 「それは違う! 人の命に限りはあっても…人の意志は受け継がれていくものなんだ!       例え、俺達がいなくなっても…俺達の意志を継ぐ者は必ず現れる!」 大イルイ 「………………それはわかります………       私もガンエデン……アウグストスとも呼ばれる者よりその意志と力を受け継いだのですから…」 アムロ  「アウグストス…!?」 ボス   「何なんだわさ、それ!?」 京四郎  「た、確か…ローマ帝国初代皇帝の名前だったはずだ…!」 大イルイ 「いえ…私に意志と力を与えたのはその者ではありません……」 カトル  「じゃ、じゃああなたがいうアウグストスとは何者なんですか…?」 大イルイ 「…最初の強念者……あなた達がサイコドライバーと呼んでいる人々の祖です」 亜美   「!!」 ブリット 「強念者…!!」 甲児   「サ、サイコドライバーって…!」 万丈   「あ、ああ…エアロゲイターのユーゼス・ゴッツオが追い求めていた…人の念を力に変える者…!」 亜美   「私も……あの人にそう呼ばれていた……       じゃ、じゃあ…私もイルイちゃんと同じで…!?」 アムロ  「ガンエデンがサイコドライバーの正体…いや、オリジナルだと言うのか…!?」 大イルイ 「…そうです…」 アムロ  「……!!」 ヴィレッタ(では、あれがもう一つの…!) 亜美   「私やブリット君の力はガンエデンが…!?」 ブリット 「それで俺はあいつに操られたのか…!?」 大イルイ 「……………かつて……ガンエデンによってサイコドライバーの血を組みこまれた者達がいました……       そして、彼らには…ガンエデンや3体のしもべ達の代わりにこの星を護る使命が与えられたのです。       しかし…長い時が…人々との交わりが彼らの血を薄めていきました……」 亜美   「じゃ、じゃあ…私達は…」 大イルイ 「ええ…その者達の末裔…       そして…その中で私は最も強い力を持っていたためガンエデンの巫女として選ばれたのです。」 勇    「! ということは…」 ヒイロ  「…ああ。イルイはガンエデンに造り出された存在ではない…       彼女は人間だ。俺達と同じくな」 比瑪   「じゃ、じゃあ…?」 ブリット 「ああ…! 俺のようにガンエデンの呪縛から解き放たれれば…!」 甲児   「イルイは元に戻るってことか!」 豹馬   「ヘヘッ、ちったあ成功率が高くなってきたんじゃねえの!?」 大イルイ 「…いいえ、違います。私は自分の意志でガンエデンの下にいます。」 比瑪   「え!?」 亜美   「ど、どういうことなの!?」 大イルイ 「アミ……私はあなた達の戦いをずっと見てきました       あなた達はこの星を護るために…多くの人を護るために…傷つくことを恐れず、その命を顧みず…戦い続けてきました」 亜美   「そうよ、イルイちゃん。私は守られてるだけじゃ嫌……守る側の力になりたい」 ブリット 「そして…この世界を守ることは超機人の…彼らに選ばれた使命でもあるんだ!」 大イルイ 「…アミ…ブリット…あなた達なら、そう答えると思っていました。       しかし……あなた達のその意志が……人の意志がこの星にさらなる災いを呼ぶことになるのです…」 シルヴィア「ダメねこれは。話が堂堂巡りだわ。」 亜美   「……!」 大イルイ 「だから……私は…………この星を封印します」 エンドラ 「!! ガンエデンの要塞砲?が小バーム、サイド3、フォン・ブラウンなどを攻撃しています、閣下!!」 アムロ  「やめるんだ、イルイ! お前が地球の守護神だと言うのなら…何故、コロニーの人達を攻撃する!?       大イルイ 「…それは当然のこと……」 アムロ  「当然!?」 大イルイ 「何故なら、ガンエデンは地球の守護神……その守護対象は……地球で生きる者達のみです」 シルヴィア「完全なアースノイド以外は全て粛清するというのかガンエデン。それではジャミトフのティターンズ以下だな。       その意志にてお前は神からシャア・アズナブル以下に堕し、       ドゥガチのような大量殺戮主義者と同レベルになったのだぞ。」 アムロ  「なッ……!」 一矢   「何だって!?」 ブリット 「地球で生きる人だけを…!?」 大イルイ 「そうです、ブリット…。地球の外に存在する者は……全てガンエデンが抹消します」 サコン  「!! ま、まさか……」 麗雄   「ガ、ガンエデンの封印とは…!?」 大イルイ 「ええ。地球の外に住む者達を全て抹殺し…その後に結界で地球を覆い尽くす…       誰も寄せ付けず……誰も外界へ行かせず……ガンエデンの加護により、この星は真の意味での最後の楽園となるのです。」 エンドラ 「そんな! コロニーらの人達には何の罪も無いじゃないですか(><)!」 シルヴィア「罪があったとしてもだ。それをガンエデンが一方的に処刑するというあり方は独善以外の何物でもないだろう。」 麗雄   「な、何と…! ただ、結界で地球を封印するだけではなかったのか…!!」 大イルイ 「そうです……外からの干渉を一切受けつけず…宇宙へ出て、戦いを繰り広げることもなく…       人類はガンエデンの加護の下、地球で生き続けていくのです……」 カミーユ 「だから、お前はスペースノイドを抹殺すると言うのか!?」 大イルイ 「大地を離れた人類は……もう地球人ではありません……」 シルヴィア「まさしく地球の重力に魂を引かれた者よ……反吐が出るわ。」 トビア  「!!」 イルイ  「そう…シャア・アズナブルやクラックス・ドゥガチのように……       同じ人類でありながらも、地球を破壊する者となるのです…」 トビア  「宇宙に出た人々の全てがそうなるとは限らない!」 大イルイ 「いえ…彼らは地球にとって異物…排除されて然るべき存在……       現に彼らの手によって、地球は幾度となく滅亡の危機にさらされています」 エンドラ 「地球を全ての価値観の上に置いているのですね。プログラムされた存在とはいえ融通がきかな過ぎです(><)!」 トビア  「そんな一握りの人間のために、大勢の人達を殺されてたまるかっ!!」 大イルイ 「ですが、もう時間がないのです…一刻も早く…この星を封印しなくては…       地球に住む人々へ楽園と平和を与えなければ……」 シルヴィア「シャアと同じで、すぐに答えを求め過ぎなのだよ、ガンエデン。」 ケン太  「やめてよ、イルイ! そんな方法で手に入れた平和なんか嘘っぱちだよ!」 護    「そうだよ! 仲良く出来るはずの人達まで攻撃するなんて、やめてよぉっ!!」 大イルイ 「………………あなた達は………人類を星の海へ導く存在……       ガンエデンにとっては…排除すべき対象です」 護    「!!」 ケン太  「そっ…そんな!!」 大イルイ 「そして…私が見定めた剣達よ……私と共にこの星を守らぬと言うのなら…ガンエデンはあなた達をも排除します」 シルヴィア「ふん。結局はそういう事か。自分達の意見にそぐわない者は全て敵とみなし攻撃する。       貴様は神などではない。今まで地球を攻撃してきた悪魔どもと同じだ!」 ルー   「ほ…本気なの、イルイ…!?」 大イルイ 「……………」 エンドラ 「か、閣下! 今度はオルファンまでも!」 大イルイ 「…さあ、選びなさい………ガンエデンの下で剣としての使命を果たすか……       ここでガンエデンに排除されるか。そのいずれかを……」 シルヴィア「どちらもお断りだな。勝手に第3の選択肢を選ばせていただく。       鋼鉄騎士団は今まで人類の未来を切り開くために断固として悪魔と戦ってきたのだよ!」 エンドラ 「ここで選択肢が出ますね。『イルイを助ける』か『ガンエデンを倒す』かです。」 シルヴィア「哀れなるかなイルイよ。お前は罪無くしてガンエデンに利用され、あまつさえ鋼鉄騎士団と戦わされようとしている。       鋼鉄騎士団は人を殺さない。ただ、その悪のみを憎む!       ここで『イルイを助けない』のはここまで来た意味が無いというものよ。       亜美の気持ちを大事にする意味でもここは『イルイを助けましょう』。」 エンドラ 「そうでなくてはいけませんよね、閣下(^^)!」 亜美   「イルイちゃん…私、あなたを助けるわ」 大イルイ 「アミ…私が与えた選択を受け入れないというのですか?」 亜美   「そうよ。だって、私……決めたもの。昔のイルイちゃんを取り戻すって       あの子に守ってあげるって…約束したもの」 エンドラ 「……亜美ちゃんの熱い思いに思わず涙ぐんでしまうシーンです(T^T)。」 大イルイ 「………」 亜美   「だから、イルイちゃん! 私達といた時のことを思い出して!!       本当の自分を取り戻してっ!!」 大イルイ 「!」 エンドラ 「亜美の念動力が、ガンエデンから仕掛けられたイルイの精神操作を解き放とうと働きかけます!       そしてイルイの中の真の心が……」 小イルイ (そんなことない……) 大イルイ 「くっ! うう!」 小イルイ (アミは優しくて、強い心を持ってる…)   大イルイ 「…う…ああっ!」 小イルイ (だから、龍の神様が力を貸してくれるの。この世界を…みんなを守れるように……) 大イルイ 「ま、まだ…残っていたのか……!?」 小イルイ (…………) 大イルイ 「消えろ! イルイ!!」 エンドラ 「封じまれてしまう小イルイ。しかし可能性は捨てません鋼鉄騎士団!」 鉄也   「ならば、ガンエデン…俺達はお前に排除されるわけにはいかん」 大イルイ 「………」 コウ   「俺達はスペースノイドも守る!」 サンシロー「ああ! バーム星やゼーラ星の人間もだ!」 竜馬   「そして、ゲッター線やビムラーと共に生き…」 勇    「オルファンが見せてくれた可能性を信じる!」 大イルイ 「…………」 真吾   「俺達には、過保護な神様なんか必要ないんでね」 ゼクス  「人類が自らの手で勝ち取った平和はすぐ近くまで来ている…」 ヒイロ  「ガンエデン……例えお前が神だとしても……その平和を乱すつもりならば…       俺はお前を殺す」 大イルイ 「………………わかりました………       これより、人造神ガンエデンは…その使命を果たすため……この最後の楽園を護るため…       あなた達を排除します」 エンドラ 「ついに人造神ガンエデン本体の降臨です!」 一矢   「あれが……!」 麗雄   「地球の守護神……」 凱    「ガンエデンか!!」 エンドラ 「量産型なのでしょうか、クストース達も複数機出現しガンエデンと共にこちらに牙を剥きます!」 アムロ  「イルイが自分自身を取り戻すか…俺達の手でガンエデンのシステムを破壊すれば、助けられるはずだ。       そうだな、アミ?」 亜美   「え、ええ!」 ブリット 「俺が成功例です! 必ず上手くいくと思います!! …って、俺が威張って言うことじゃありませんけど…」 エンドラ 「いいんですよブリット君! その言葉で十分に信憑性があります(^^)!」 宙    「よし! 出撃前に言ったとおり、イルイを助けてやろうぜ!」 凱    「少しでも可能性があるのなら…俺はそこに全てを賭ける!」 レミー  「そそ。私達、最初からそのつもりでここに来てるし」 ヒイロ  「異論はない」 比瑪   「オルファンさんだって、私達の声を聞いてくれたんです! だから、イルイもきっと…!」 アムロ  「…決まりだな。ならば、アミ…君が彼女の意識を解き放て」 亜美   「………!」 エンドラ 「ここでBGMがOPテーマの『Skill』に変わりました! いよいよ大詰めの燃える展開ですね(^^)!」 亜美   「わかっています!       それは…イルイちゃんと同じ力を持っている私の役目…!       そして、四神の超機神・龍虎王の使命ですっ!!」 ブリット 「アミ、俺も手伝う! 今度は助けられる側じゃなく…助ける側の人間として!!」 亜美   「ブリット君…!」 ブリット 「俺達で…虎龍王と龍虎王であの子を迎えに行ってやるんだ」 亜美   「ありがとう…ブリット君。あなたが一緒にいてくれて良かった…」 ブリット 「な、な、何だよ、突然…」 亜美   「……………(頬が赤くなる)」 ヴィレッタ「じゃあ、私達のやることは決まったわね」 レーツェル「ああ。露払いは我々でさせていただく」 亜美   「ヴィレッタさん…レーツェルさん…!」 デュオ  「よ〜し…それじゃ、いっちょ囚われのお姫様を助けに行くとしますか!」 キンケドゥ「ああ、俺達の得意分野だ」 亜美   「デュオ…キンケドゥさん……!」 健一   「イルイを助け、地球を救うためなら…俺達は力を惜しまない」 豹馬   「ああ! ガンエデンだかガンモドキだか知らねえが、ブッタ切ってやろうぜ!!」 ジュドー 「ここまで来て、あの子を助けられないなんて嫌だからね」 プルツー 「あたし達も応援するから…」 プル   「頑張って、アミ!」 甲児   「アミなら出来るぜ。お前の強さはよく知ってるからな」 亜美   「…みんな…ありがとう…!」 ベラ   「この戦いに参加する全ての者へ…! 私達の双肩には人類の運命がかかっています!」 大文字  「我々に後退は許されない! 諸君らの奮闘を期待する!」 凱    「行こう、みんな! この星の明日のため…」 勇    「俺達を待っている人々と地球のために!」 キンケドゥ「人類の進むべき未来のために!」 ブリット 「ガンエデン! 俺達はお前を倒す!!」 亜美   「そして、イルイちゃん! あなたを助けますっ!!」 シルヴィア「ここまで来れば、あとはもうPL諸兄姉の腕次第ね。勝利条件は亜美のイルイ説得かガンエデンの撃墜。       無論前者の勝利条件を黒子は狙っていくわ。」 イルイ  「剣達よ、眠りなさい…。ガンエデンに全てを委ね……そして最後の楽園に久遠の安らぎを……」 <最終話> FOREVER&EVER(熟練度56:難易度ハード) シルヴィア「しかし厄介な数ね……カナフ・アフ、ケレン・アフ、ザナヴ・アフの量産型がそれぞれ6機ずつ、と……       それぞれ20000前後のHPを持っているのだから決して弱い相手じゃないわ。」 エンドラ 「でも閣下、それぞれは小隊員もいませんし、ザナヴ・アフ以外は[ALL]兵装さえ持っていません。       真に強いのは、オリジナルの3機のしもべ各HP20万弱と、最終ボスのガンエデンHP50万です。       ターン制限もありませんし、黒子の育てた鋼鉄騎士団と閣下の采配ならなら決して負けません。       じっくり行きましょう(^^)!」 シルヴィア「奇策無しで正面から行くしかないでしょうね。一つずつ量産型を撃破しながら気力を稼いでいくわ。」 エンドラ 「意外と強く感じませんね。他の終盤の敵より装甲が軟く感じられます。」 シルヴィア「しかし流石にオリジナル3機とガンエデンは痛いわね。       量産型と揉み合っているうちに横合いから手を出されるのが中々に辛いわ。」 エンドラ 「3PPに量産型を全機葬ります。ここからが勝負ですね。」 シルヴィア「3EPにオリジナルが動き始めるわ。これを反撃で削っていく!」 エンドラ 「毎ターンの「かく乱」は必須ですね。それが無くてはガンエデンの攻撃力は恐ろしいばかりです。」 シルヴィア「お、4PPにジョナサンの援軍だな。」 比瑪   「!」 勇    「グランチャーだと!? まだ、動ける奴がいたのか!」 ジョナサン「どうした、勇? 苦戦しているのか?」 勇    「ジョナサン! お前なのか!?」 ジョナサン「そうさ。俺もグランチャーも正真正銘の本物だ。       そして、シラーとクインシィも一緒だ。」 勇    「姉さん達が…!?」 クインシィ「勇……」 勇    「姉さん…。もしや、俺達を助けに…!?」 クインシィ「…そうだ、勇。私はオルファンに約束したからな…守ってやると……」 比瑪   「依衣子さん…」 ジョナサン「そして、オルファンの輝きを…その暖かさを失うわけにはいかない」 勇    「ジョナサン……」 ジョナサン「さらに、俺達の力を…俺達がやってきたことをガンエデンに否定される覚えもないんでね」 比瑪   「はい! 一緒にオルファンと地球と…みんなの未来を守りましょう!」 勇    「すまない…! 姉さん達の力を借りるぞ!」 エンドラ 「まずは近づいてきているケレンから叩きます!」 シルヴィア「流石に量産型と異なり、気力が初めから150なだけあって非常に固いわね。       しかしここで精神コマンドを使っていては後が無いわ。       この局面では流石に援護攻撃が例外的にありがたいわね。」 エンドラ 「5PPに何とかまずケレン撃破です!」 シルヴィア「この長丁場……SP回復を有効に生かすためにも、       ガンエデンの射程外に出てカナフとザナウを呼び寄せたほうがいいわね。       一旦全機後退せよ!」 エンドラ 「9PPにザナウ撃破! ……やはりしんどいですね(^^;。」 シルヴィア「一応闇の帝王クラスの相手が3機中ボスなのだからね。       ガンエデンは動いてこないようだからSP回復する時間があると見て、       カナフには精神コマンドフル回転で行きましょう!」 エンドラ 「11PPにカナフ撃破です! ……しばらく休息ターンですね(^^;。       意外ですけどガンエデンって移動力がしかないので動かないんですね(笑)。」  ・  ・  ・  ・  ・ シルヴィア「20PPか……よし、そろそろいいだろう。全機ガンエデンに向かって進行!      「説得」を忘れるな!」 エンドラ 「ガンエデンの射程に入ったら「かく乱」と「脱力」で攻撃力を削ぎにかかります。」 大イルイ 「アミ……」 亜美   「イルイちゃん…私……地球を結界で覆ったって、何にもならないと思うの」 大イルイ 「…………」 亜美   「だって、それは逃げているのと同じ。外の世界が怖いから閉じこもってるのと同じ…       それじゃ…結果的に人間は駄目になっちゃうと思うの       色々な出会いがあって…嬉しいことや悲しいこと、辛いことがあって…みんなでそれを乗り越えて…       少しずつでも前へ進むことが大事だと思うの       でも、ガンエデンが地球を封印したら、私達は立ち止まってしまうことになる…」 大イルイ 「……………」        亜美   「私…今なら龍虎王と虎龍王がガンエデンの下から離れた理由がよくわかるの…       それは…地球の封印が結果として人類を滅亡させる要因になるって気づいたから…」 大イルイ 「……!」 亜美   「…だから……龍虎王と虎龍王は他の超機人達と…あなたの下についた仲間達と戦った…」 大イルイ 「う、うう……」 亜美   「私は…彼らの決意を無駄にしたくない…       かつて龍虎王や虎龍王と一緒に戦っていた人達の想いを無駄にしたくない!!」 大イルイ 「う、ああ…あああ…」 亜美   「だから! 私はあなたを倒し、イルイちゃんを取り戻しますっ!!」 大イルイ 「ああああああっ!!!       あああああああ…!!」 亜美   「イルイちゃん!!」 大イルイ 「ああ……あああ…!」 亜美   「!!」 小イルイ 「…あ、あああ……アミ………」 亜美   「イ、イルイちゃんっ!!」 大イルイ 「…わ、私は…イルイ……バラルの…主……」 ブリット 「!?」 小イルイ 「た……た…す…けて……!」 ブリット 「イ、イルイッ!!」 大イルイ 「マ…シアフ……ガンエデンの……巫女………」 小イルイ 「い…た…い……くるし…い………!」 大イルイ 「地球の…守護……神………」 亜美   「こ…これは!?」 小イルイ 「あ…ああ…わ…たしが………わか…れる………!       二つに……わかれる……」 ガンエデン「…我は地球の守護者…。人造神ガンエデン……」 小イルイ 「……………」 ガンエデン「…再び目覚めよ、巫女よ……。神の子、イルイ……       汝の力は我のためにある…。我の力は汝のためにある……       全ては…この星…最後の楽園を護るために…       誰も寄せつけてはならぬ…。誰も外界に出してはならぬ……       …封印せよ……。最後の楽園を……封印せよ………       この星は…災厄より逃れし者達の楽園……。決して失われてはならぬ……」 大イルイ 「…最後の楽園を…封印…」 亜美   「!!」 大イルイ 「……………」 亜美   「あ、あなたはっ!!」 ガンエデン「…我が下に還れ…四神の超機人よ…我が末裔よ……!」 亜美   「!! ああうっ!!」 ブリット 「!! うううッ!!」 ガンエデン「…我が下に還れ……剣達よ……我がしもべよ……」 亜美   「ああああっ!!」 トビア  「アミさん! ブリットさん!!」 カミーユ 「くっ…!! こ、このプレッシャーは!!」 アムロ  「こ、これが…ガンエデンの…!!」 ヴィレッタ「オリジナルのサイコドライバーの力…!?」 ガンエデン「…さあ…我が下へ……」 亜美   「い、嫌っ!! 私達にあなたみたいな神様はいらない!       私達を地球に縛りつける神様なんていらない!!」 ガンエデン「…愚かなことを……。我の力を受け入れよ………」 亜美   「ああああああっ!!」 エンドラ 「しかしガンエデンと戦っていたのは亜美達だけではありません!       轟音が轟き、ガンエデンの念を弾き飛ばします!!」 ガンエデン「!!」 龍王機  「汝、人界の救済を望むや…?」 ブリット 「え!?」 龍王機  「我が名は龍王機……古より人界を守護する超機人なり…」 亜美   「!!」 龍王機  「汝、人界の救済を望まば…吾、神体を以て汝の意を遂げん……」 亜美   「りゅ、龍王機……!!」 古代人  「…あんた達の想い、受け取ったよ…」 亜美   「こ、声が……!」 ブリット 「声が聞こえる…!!」 古代人  「…我らの力…そなたに貸そう…」 古代人  「超機人の誇りと使命を君達に伝えよう…」 ブリット 「こ、これは……!!」 亜美   「い、今まで…龍虎王や虎龍王に乗ってた人の…念…!?」 ブリット 「お、俺達に…語りかけて…!?」 古代人  「…立ち上がれ……超機人の力はお前達と共にある……」 古代人  「…剣を取れ…槍を持て……」 古代人  「…我らに断てぬものはなし……」 亜美   「!! そ、そうよ…! 私達は断ち切らなきゃ…!!」 ブリット 「ガンエデンの呪縛を…! イルイをとらえる百邪の念を!!」 亜美   「絶対に断ち切ってみせる!!」 トビア  「で、でも…どうやってあの子を助ければ!?」 アムロ  「イルイはガンエデンと分離しかかっている…! みんなで彼女に呼びかけるんだ!」 甲児   「!?」 トビア  「ぼ、僕達がですか!?」 アムロ  「方法はそれしかない! 俺達の力で、イルイを救うんだ!」 エンドラ 「ここから主要キャラによるイルイの説得が可能になります!」 アムロ  「イルイ、確かに人は独りでは生きられない存在だ…       だからこそ、ガンエデンが造られたのかも知れない」 大イルイ 「……………アムロ・レイ…あなたの力は人類に新たな道を示したと言えるでしょう…       しかし、それは早過ぎる目覚めなのです       未だ人類は地球から離れて生きていくことは出来ません…」 アムロ  「だが、ガンエデンに人の革新を止める権利はない…!       地球の封印はガンエデンのエゴに過ぎない!」 大イルイ 「……!」 アムロ  「目を覚ませ、イルイ! お前は神じゃない、人間なんだ!       人間は神を造ることは出来ない! ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」 大イルイ 「う…あ…ああ…!」 甲児   「なあ、イルイ…俺さ、お前のことを妹みたいに思ってたんだぜ」 大イルイ 「…………」 甲児   「さやかさん達だってそうさ。だから、誰もお前と戦いたいなんて思っちゃいねえ…」 大イルイ 「…ならば、戦いをやめなさい…。あなた達がガンエデンの加護を享受すれば…この星は平和になるのです」 甲児   「ああ、やめてやるさ。お前がガンエデンから離れるなら」 大イルイ 「! そんなことは……」 甲児   「出来るはずだ! お前が俺達の知ってるイルイなら!!」 大イルイ 「あ…ああっ!」 甲児   「だから、イルイ! 俺達の所へ帰ってこい!! みんなお前を待ってんだぞ!!」 大イルイ 「あう…う…!!        う…ああ…う!」 万丈   「! アムロ大尉!」 アムロ  「ああ、拒否反応が強くなりだした…イルイがガンエデンから離れつつある!       みんな、彼女に俺達の声を伝えるんだ!」 凱    「もうやめろ、イルイ! 俺達はお前と戦いたくないんだ!」 大イルイ 「………」 護    「やめてよ、イルイ! 僕達、みんな…君のことを助けたいんだ!」」 大イルイ 「………」 命    「思い出して! 私達と過ごした時間を!」 大イルイ 「私はガンエデン…、……人類の守護者として…私は使命を果たさねばなりません」 凱    「人類を守護する者は人類だ! 神様なんて必要ないんだ!」 護    「お願いだよ、イルイ! 僕達のところに帰ってきてよ!」 大イルイ 「く…ああ…!」 万丈   「イルイ…僕達と一緒に行こう。ギャリソンがおいしい物を作って僕達の帰りを待っている」 イルイ  「……………」 万丈   「君の居場所はガンエデンじゃない。鋼鉄騎士団なんだ」 大イルイ 「……私は…ガンエデンと離れるわけにはいきません。何故なら、それは……」 万丈   「…君の使命だからかい? だけど、それを決めたのは誰なんだ?」 大イルイ 「……………」 万丈   「イルイ…自分以外の意志に縛られちゃいけない       その力は君のものじゃない。それにおぼれれば…メガノイドと同じ運命をたどることになる       僕達は…自分の力の使い方を間違えちゃあいけない」 大イルイ 「う…うう……!」 万丈   「本当の自分を思い出せ、イルイ。自分の意志を確かめるんだ…!       人間である君なら…僕達が知っているイルイなら、それが出来るはずだ!」 大イルイ 「く…うっ…!       あ、あああ……ああっ!」 アムロ  「もうすぐだ! あともう少しでイルイをガンエデンから引き離せるぞ!」 カミーユ 「ガンエデンを捨てろ、イルイ! こんな戦い、何の意味がある!?」 ファ   「思い出して、イルイ! あなたは誰よりも優しい心を持っていたじゃない!」 フォウ  「一人で全部を背負わないで! あなたは私達の仲間なのよ…!」 大イルイ 「………」 カミーユ 「お前もクワトロ大尉と同じ道を選ぶ気か!?」 大イルイ 「……!」 カミーユ 「人間はそんなに信じられない存在じゃないはずだ!!」 大イルイ 「う…うう…!」 エンドラ 「ガンエデンの拒否反応が最高潮に達しました!!」 大イルイ 「……………」 小イルイ 「…………」 カミーユ 「…イルイが……二人…?」 大イルイ 「……………」 小イルイ 「みんな、ありがとう……」 亜美   「!! イルイちゃん…意識を取り戻したの!?」 小イルイ 「…ううん…そうじゃない。ガンエデンが…私を切り離して、消去しようとしているから…」 凱    「消去…!?」 小イルイ 「そう……。私がみんなの声を聞いたから……みんなの所へ帰りたいと思ったから………       ガンエデンは私を消すの……」 亜美   「イルイちゃん…!」 小イルイ 「アミ…みんな……色々と迷惑をかけてごめんなさい……        …最後に…私のお願いを一つ聞いて……」 ブリット 「!! もしかして、それは……!!」 小イルイ 「そう……私ごと…ガンエデンを壊して……       早く……私を壊して……」 比瑪   「そ、そんな! そんなこと出来るわけないじゃない!」 小イルイ 「…お願い…。私がガンエデンの力を抑えている内に……       早く…私とガンエデンを壊して…早く……」 亜美   「そ、それを…私達にやれっていうの…? イルイちゃん…!」 小イルイ 「…お願い…お願いだから……」 一矢   「く、くそっ…! どうしようもないのか…!?」 勇    「ここまで来て…こんな結末か…!」 エンドラ 「……でもこんな結末じゃあ、スーパーロボット大戦の名が廃りますよね(^-^)!」 麗雄   「あきらめるな。彼女を助ける方法なら、まだある…!」 勇    「え…!?」 凱    「本当なのか、父さん!?」 麗雄   「うむ。危険な賭けになるが…それでもやるか?」 凱    「ああ、もちろんだ!」 甲児   「それで、助ける方法って何なんです!?」 麗雄   「ガンエデンの機能を停止させると同時にイルイ君を助けるんだ」 甲児   「へ!? そ、それだけ!?」 ジュドー 「そ、そうか…! 要は…」 カミーユ 「俺達がフォウやプルを助けた方法と同じ…!」 麗雄   「ただし、時間はない。イルイ君が完全に支配されてしまえば、手遅れとなる…」      (それに…もし、彼女がガンエデンの最終安全装置としての役目も持たされていたら……       いや…今は賭けるしかない。どのみち、ガンエデンを破壊しなければ地球に未来はない…!) ブライト 「よし! 全機、攻撃をガンエデンに集中し、機能を停止させろ!       我々自身の力で、地球とイルイを救うんだ!!」 シルヴィア「「脱力」を十分にかけておけば、チャクラシールドのある小隊は壊滅的なダメージは受けないはず。       ブレンのいる小隊で少しでもガンエデンのENを消費させるのがベターな戦術でしょうね。       また大イルイは、意外と今までのボスパイロット達よりも被攻撃時の気力の上昇が鈍いので、      「脱力」の使用回数は抑えられるはずよ。」 エンドラ 「それからこの面は特殊で、陸上型の小隊も空中である?大気圏上層に出られる一方(ここだけ宇宙面扱いなんですね)で、       バラルの園であるスクエアに入ると全機『地上』にいることになっています。       地形適応がSのユニットは浮いたほうがいいですし、       空中に上がればバラルの塔スクエアにも入れるようになりますので、       周囲からガンエデンに集中砲火を浴びせる事ができます。」 シルヴィア「3ターン程度でガンエデンは倒せるでしょう。       カギは如何に「フォロー・ザ・サン」のダメージを少なく出来るかね。       ENが無くなってしまえば、あとは単体攻撃しかないので小隊長の「不屈」「ひらめき」で十分対応できるわ。」 エンドラ 「それではやはり最後は、この戦記の主人公である水野亜美ちゃんに天魔降伏斬で〆ていただきましょう(^^)!」 ブリット 「ガンエデン! 四神の超機人の誇りにかけて…!!」 亜美   「あなたを倒し、イルイちゃんを返してもらいますっ!!」 エンドラ 「ガンエデンの機能が停止するとバラルの園は崩壊を始め、亜美ちゃんは急いでイルイちゃんを救おうとしますが……」 亜美   「イルイちゃん!!」 大イルイ 「来ないで……アミ……」 亜美   「!?」 大イルイ 「今、私をガンエデンから引き離せば…内部にためこまれていた念が一気に解放され…       この星は強念の結界に覆われてしまいます……」 亜美   「え……!?」 大イルイ 「ですから……私は残された力でガンエデンの念を相殺し……彼女と共に…眠りにつきます…」 亜美   「そ、そんな…! それじゃ、私達は何のために…!!」 ブリット 「俺達のやってきたことは無駄だったのか…!?」 大イルイ 「いえ……あなたは……あなた達は……人造神の呪縛から…この星を救ったのです……」 亜美   「イ、イルイちゃん……!!」 大イルイ 「悲しまないで、アミ…私は…ガンエデンが犯した罪を償わなければなりません…       そして…この星をあなた達に返さねばなりません…」 亜美   「…………」 大イルイ 「……私は…あなた達に出会えて幸せでした……       人の心を…大切なものを守るための勇気を…そして、愛を教えてもらえて……       ですから…最後に……私の使命を果たさせて下さい…この星を護という使命を……」 麗雄   「イ、イルイ……!!」 命    「イルイちゃん…!!」 大イルイ 「早く……バラルの園から離れて………私は……もう………!!」 大文字  「…ぜ、全機…後退…! 直ちにこの場から離脱する…!!」 ピート  「博士!?」 ミドリ  「イ、イルイちゃんを助けないって言うんですか!?」 大文字  「聞こえなかったのかね!! 全機後退だ!!」 ピート  「!!」 大文字  「イルイ君の…彼女の決意を…無駄にしてはならん…!!」 比瑪   「そ、そんな…! そんなこと…!」 一矢   「イ、イルイ…!!」 凱    「く、くそっ! お、俺は…!!」 麗雄   「凱!!」 凱    「!?」 麗雄   「…もう…あの子を…イルイ君を休ませてやるんじゃ……」 凱    「と、父さん…!!」 ベラ   「ぜ、全機…回収後…この空域より離脱します……!」 エンドラ 「……かくして鋼鉄騎士団は、やむなくバラルの園から撤退しますが……」 大イルイ 「ありがとう……ありがとう…鋼鉄騎士団……」 亜美   「イルイッ!!」 大イルイ 「さようなら………」 小イルイ 「さようなら………私を護ってくれた………亜美・水野…」 亜美   「い、嫌よ…!! そんなの絶対に嫌ぁぁぁぁぁっ!!」 ブリット 「アミ!?」 亜美   「私、イルイちゃんを見捨てることなんて出来ない!!」 エンドラ 「龍虎王、単機バラルの園に引き返します!」 コウ   「アミ!?」 豹馬   「あ、あいつ……まさか!!」 甲児   「アミ!!」 亜美   「甲児君…! 私、約束を守らなきゃいけないの…!」 甲児   「お、お前…!!」 ブリット 「このままイルイを見殺しにすることは出来ない…!!」 亜美   「私達はあの子を助けます!!」 甲児   「亜美!! ブリット!!」 亜美   「私達の念で…!! ガンエデンの力を押さえますっ!!」 ヴィレッタ「待って! いくらあなた達でも、そんなことは!!」 亜美   「やってみなければ、わかりませんっ!!」 ヴィレッタ「アミ!!」 亜美   「イルイちゃん! イルイちゃんっ!!」 小イルイ 「……亜美…………」 ブリット 「アミ!! 早くイルイを助けるんだ!!」 エンドラ 「イルイを助けた龍虎王、ガンエデンの爆発に吹き飛ばされます!」 亜美   「きゃああっ!! ああああああっ!!」 エンドラ 「ここで龍虎王が亜美とブリットを強制排除!」 亜美   「!!」 ブリット 「な、何っ!?」 亜美   「龍虎王!!」 ブリット 「お、俺達を!?」 亜美   「え…!? さよならって……!? ま、待って!! 龍虎王!!」 ブリット 「虎龍王ッ!!」 亜美   「待ってぇっ!! 行かないでぇぇぇっ!!」 エンドラ 「バラルの園の爆発に消える、ガンエデンと龍虎王・虎龍王……」 ブリット 「虎龍王ォォォォォッ!!」 亜美   「龍虎王ぉぉぉぉっ!!」  ・  ・  ・  ・  ・
バラルの園での決戦から1週間、有事特別編成平和維持軍「鋼鉄騎士団」は解散となります。 それぞれのスーパーロボット、連邦軍所属のパイロット達は各々の新たな任務につきます。 都市・コロニーの再建、スペースデブリの処理、火星のテラフォーミング、やることはこれからも山積みです。 義勇の宇宙海賊、クロスボーン・バンガードの存在も、岡長官が連邦の記録から抹消してしまいます。 トビアはベルナデットを担いで新生クロスボーン・バンガードを引き継ぎ、 キンケドゥとベラはシーブックとセシリーとして平和な暮らしを始めます。 大空魔竜隊は世界各地への救援物資運搬や都市再建活動に従事します。 アルビオンは5thルナ落下の犠牲となったラサに向かい、戦災復興作業の警護に従事します。 コウはガトーやシャアの行った事が人類に何をもたらしたのかをゆっくりと考えます。 それを聞いたロンド・ベルに残るカミーユもまた、オルファンの光が人類にとって何をもたらしたかを考えるのです。 一矢とエリカは火星のテラフォーミング計画に参加します。 バーム星人やゼーラ星人達と共に手を取り合って暮らせるための社会の実現です。 ボルテスチームも火星に向かいます。剛博士がテラフォーミングに参加するため、計画の護衛活動です。 剛兄弟はそのままボアザン星に向かう事まで考えているようです。 平和解放機構と共に、ズ・ザンバジルとの戦いが待っているのです。 コン・バトラーチームはボルテスチームの留守を預かり地球を守ります。 甲児とさやかはGアイランドシティの宇宙開発公団に入ります。 ビムラー、オルファン、ゲッター線、そしてガンエデン。彼らが何故地球にやって来たのか。 甲児は科学者の血をしっかりと受け継いでいるようです。 鉄也達は宙らと共にしっかりと甲児らの留守を預かります。 武蔵の墓が立つ丘からも復興しつつある大阪の街が見えます。 この街の復興も、墓の下に眠る偉大な勇者の働きの下に築かれているのです。 ゲッターチームは武蔵が愛したゲッターの力と共に、新しい時代を歩んでいくことを誓います。 人々が真の意味で戦いを捨てるまで、コロニーの5人のガンダム戦士は帰ることが出来ません。 しかしオルファンの光が人々の目に触れた今、彼らの故郷は近いのかも知れません。 ノヴィス・ノアのメンバーは太平洋に浮かぶオルファンの管理をしています。 オルファンの力を上手く借りれば、地球のエネルギー問題に多いに役立つ可能性があるのです。 ジュドーらはしばらくシャングリラでのジャンク屋家業です。 その夢は、旅立つ仲間たちのようにいつか宇宙の彼方へと…… グッドサンダー号が遂にGアイランドシティから銀河へと旅立ちます。 北斗七星の向こう……何も無い宇宙の果てで誰かがケン太を呼んでいます。 ユキオ、アカリ、クマゾー、トッポ、護、華ちゃん、ボルフォッグ、そして……イルイがケン太を見送ります。 グッドサンダー号の飛翔を見送る万丈、リリーナ、勇、比瑪、ヒイロ、ジュドー。 人類の新たな旅立ちが絶対に明るいものであるだろうと信じる彼ら。 ロンド・ベル。グッドサンダーの発進光景を見ていたアムロはガンエデンのことを考えます。 地球を守るための盾ではなく、人間達を縛り付けるための鎖。 何故あれほどのものが今まで姿を現さず、未来世界にも存在していなかったのか。 それは人類がガンエデンにとって警戒すべきレベルまで成長していなかったからではないのか。 人類は心の光を目の当たりにし、オルファンとすら同調してみせました。 それはガンエデンにとって忌むべき人類の成長だったのです。 シャア・アズナブルの行おうとした事、それもまたまったくの無意味ではありませんでした。 ガンエデンの言うとおり更なる災いが彼らに降りかかろうとも、人類は必ず克服できるはずです。 亜美はブリットやオオミヤ博士、イルイらと共にテスラ・ライヒ研究所に入ることにします。 自分達の命を救ってくれた超機人とは何だったのか。 医者になる夢を捨てたわけではありませんが、龍虎王と虎龍王のことをもっと知ってあげることが、 あの2機に報いることになると思えるのです。 必ずあの2機はどこかで生きている…… 世界に再び危機が訪れたとき、龍虎王と虎龍王は必ず2人の前に現れてくれるはずなのですから。 エンドラ 「みなさん、長い間お付き合いいただきましてありがとうございました(^^)!       これでシル(略)子も試験勉強に専念して欲しいものですね!」 シルヴィア「それでは読者諸兄姉には、いつの日かのまた実況でお会いしましょう。」   第2次スーパーロボット大戦α 鋼鉄騎士団戦記       〜 Fin 〜

第2次スーパーロボット大戦αメニューへ

神殿ホールへ

神殿を出る(トップページへ)

endra@yahoo.co.jp嘆願書