スノーホワイト隊戦記 <第15話〜第17話> (2000/10/15)

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宇宙世紀0079年12月31日、ア・バオア・クー要塞の陥落をもって、ジオン公国は降伏した。 公国の統治者であったザビ家の一族は、その全てが死亡もしくは行方不明となり、 ジオン公国は「ジオン共和国」と改名して、連邦の従属国として牙を抜かれることとなった。 兵も人々も1年間の死闘に疲れ果て、今はただ一時の平和を欲していた・・・ 戦後処理は、地球連邦軍にとって重要な仕事であった。 戦争の被害による社会福祉の復旧、インフレーションの解消、残存勢力・ゲリラの掃討など課題は山積みであったが、 地球連邦の高官達にとって、内部での勢力争いは静かに行われていた。 ニュータイプと呼ばれる、未知の存在の処理。 ア・バオア・クーで死亡したレビル大将無き後の将軍達の軍閥化。 そして、ジオンの勢力は本当に掃討できたのか・・・ 地球連邦軍内部には疑心暗鬼が互いに生じていた。 スペースノイドの反乱に地球連邦は過敏になっており、ジャミトフ准将率いる右派はその発言力を強めていた。 「アースノイドの権利を拡充し、スペースノイドに強固な統制を敷く」 「地球連邦軍の威信を高めるための軍事改革を行わねばならない」 こうした状況のなか、アイリーナにもジャミトフからの接触が行われていた。 ア・バオア・クーにて壊滅したホワイトベース隊と異なり、スノーホワイト隊はその戦力を完全に保持していたのである。 しかもスノーホワイト隊は、独自のMS・MA開発技術とニュータイプパイロットを持っていた。 これはジャミトフにとって喉から手が出るほど欲しいものであったに違いない。 そして歴戦の実戦部隊であるスノーホワイト隊が敵に回ったときは、ジャミトフにとって大きな脅威となる危険があった。 アイリーナは、ジャミトフの提唱する地球至上主義に強く反感を抱いていた。 「戦争状態でもない人々に強固な締め付けを加えるのは、独善であり、独裁であり、ギレンの選民思想となんら変わりない。  地球連邦軍は人々を守るための軍隊であり、人々を差別するための軍隊ではない。」 この大原則を元に、彼女はジャミトフの誘いに首を縦に振らなかったが、 如何せんジャミトフの勢力は連邦軍内で大きな力を持っていた。 「いずれ、アイリーナを取り込めないと見て危険視したジャミトフは、スノーホワイト隊を解散させるべく動き出すであろう。」 この予想できる事態に対し、シルヴィアを始め、サーリッツ、ジャクリーンといった幹部メンバーは、 アイリーナを中心に対応策を練った。 シルヴィアのところには、実はある勢力からの誘いがかかっていた。 月のフォン・ブラウンに勢力を構えたアナハイム・エレクトロニクス。 最近台頭してきたこの軍需産業企業は、グラナダがキシリアの勢力から解放された後、 地球連邦軍・その他の勢力に平等にMS・MA技術の提供を行っていた。 「スノーホワイト隊を、地球連邦軍月面守備隊としてフォン・ブラウンに迎え、整備・補給等を一手に任せていただきたい。」 アナハイムのこの誘いは、確かに地球外に勢力の及ばないジャミトフ派から独立を保つことのできる良い方法であった。 アナハイムの求めるものは、スノーホワイト隊の持つMS・MA技術。 その一部を彼らに開放することにより、独立権と根拠地を得ることが出来るのである。 MS技術の流出先に若干の不安はあったが、この誘いに乗ることが現在のところ、最も良い手段であった・・・ それから3年の月日が流れた宇宙世紀0083年。 地球連邦は経済の建て直しと、ジオンの残党狩り、連邦の威信回復に務め、 スノーホワイト隊もジャミトフからの干渉を受けずに月周辺における、ジオンの残党勢力との戦いに従事していた。 この頃シルヴィアを初めとするMS開発室では、予想されるジャミトフとの激突に対応するために、 6つの基本計画に則って新しい機動兵器の設計が進められていた。 1つはRX-78の基本路線を踏襲した、既に実戦投入されている高機動汎用性に長ける可変型RX-78。地球圏戦闘用である。 2つめは1つめと共に運用するための、高火力・強襲用のRX-78の後継機。 3つめはオールドタイプでも運用できる、有線サイコミュ兵器を搭載した汎用型RX-78。 4つめはニュータイプ専用のビットを搭載したRX-78。 5つめは地域制圧用の超大型のRX-78。サイコミュを搭載したニュータイプ専用である。 6つめは地域制圧型大型機動兵器の開発。MAの発展系である。 シルヴィアの振っていたそれぞれの開発計画名と、開発予定コードは次の通りである。 1: 「Z計画」       / MSZ-006(開発終了)、RGZ-91B 2: 「ZZ計画」       / MSZ-010 3: 「S計画」       / ORX-013、MSA-0011 4: 「ν計画」       / RX-93、RX-93-V-2 5: 「サイコガンダム計画」 / MRX-009、NZ-000 6: 「次世代MA計画」   / MA-08、AMX-002S、AMX-100、NZ-333、OMAX-01、XMA-02 そんな時に流れてきたのが、地球連邦軍の「次世代ガンダム開発計画」の情報であった。 スノーホワイト隊の開発技術とは異なるラインにて、アナハイムと地球連邦独自の技術で開発されたガンダム。 高機動・地形対応能力に優れた汎用型の1号機。 戦略級の核兵器を搭載した地域制圧型・戦略級交渉用の2号機。 拠点防御用に、MA的火力・機動力を付加した強襲型の3号機。 1号機との開発競争として設計された汎用型の4号機。 これらは、アナハイムで秘密裏に設計され、その1号機と2号機はオーストラリアのトリントン基地にて実験が行われていた。 アイリーナはこの核兵器搭載の2号機に大きな危機感を抱いていた。 明らかに南極条約に違反した、非人道的な兵器である。 0083年10月、シルヴィアがジオン残党に送り込んでいたスパイから、重要な情報が流れ込んできた。 「一部のジオン残党が、核搭載ガンダム2号機を奪取すべく行動を開始した。」 その意図するところは不明であるが、彼らの手に落ちれば大きな動乱に発展することは間違いない。 アイリーナは、直ちに先発隊をトリントン基地に派遣することに決めた。 新造艦アルビオン級強襲揚陸艦「スノーホワイトII」である。 地球圏の安息の日々は、今まさに再び破られようとしていた・・・
現在スノーホワイト隊は、メンバーがアイリーナ以下27名。 TECレベルは7。残CAPITALは51875。 陣営はアルビオン級強襲揚陸艦×1、ホワイトベース級強襲揚陸艦×2、ドロス級弩級宇宙空母×2、ガウ級攻撃空母×1、 パゾク級補給艦×1、マッドアングラー級大型潜水母艦×1。 機動兵器はMS・MA・その他支援兵器併せて62機です。 架空戦記とは言え、ジャミトフが警戒するのもよく分かるような気がします。 トリントン基地に向かう主要メンバーと機動兵器は以下の通りです。

1:バーザム+アイリーナ=ミル=ローネス

LV:1、EXP:0/405、HP:9520、EN:65、攻撃力:21、防御力:21、移動力:7、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:D
SFS搭乗可能
OPパーツ:ブースター

大尉D、EXP:65/480、MP:450、オールドタイプ、射撃値:11、格闘値:11、回避値:29、NTL値:−
指揮値:11、魅力値:11、通信能力:10、操舵能力:11、整備能力:10

何で今更こんなMSを育てているのか、と言われそうですが・・・(^^;。
バーザムを育てれば、ガンダムセンチネルに出てきたゼク系になるのです。
特にゼク・ツヴァイは「狙撃」が出来るMSの中では最強です。
「狙撃」は反撃を受けないので、削り役に数機欲しいんですよね。
そんなわけで弱っちいけど、育てることにしました。
 
 

2:ガンダムmkIII+シルヴィア=ランカスター

LV:2、EXP:380/525、HP:12320、EN:78、攻撃力:25、防御力:25、移動力:7、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:C
シールド防御可能、SFS搭乗可能
OPパーツ:ブースター

大佐B、EXP:6/340、MP:350、オールドタイプ、射撃値:27、格闘値:27、回避値:11、NTL値:−
指揮値:10、魅力値:7、通信能力:9、操舵能力:9、整備能力:9

まだ育ててるのか、と言われそうですが、たまたまです(^^;。
他のユニットを育てていたもので・・・

シルヴィアさんは順調に大佐にまでなってしまいました・・・(^^;。
こうなったら大佐Aまで育てましょうか・・・
能力は変わらないと思いますが。
 
 

3:量産型ビグザム+サーリッツ=オルディオス

LV:1、EXP:182/570、HP:12540、EN:80、攻撃力:25、防御力:27、移動力:7、
宇宙:C、空中:−、陸上:A、水上:−、水中:−
耐ビームコーティング
OPパーツ:ブースター

曹長D、EXP:321/400、MP:390、オールドタイプ、射撃値:16、格闘値:16、回避値:14、NTL値:−
指揮値:8、魅力値:14、通信能力:4、操舵能力:6、整備能力:4

こいつも育ててなかったので、未だ現役です。
強いので削り役に廻りがちなんですよね・・・
 
 

4:Zガンダム+ジャクリーン=エンデリル

LV:1、EXP:0/600、HP:11480、EN:90、攻撃力:27、防御力:27、移動力:7、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:C
ダミー機能搭載、シールド防御可能、変形可能、SFS搭乗可能
OPパーツ:ブースター

大尉D、EXP:278/330、MP:350、オールドタイプ、射撃値:18、格闘値:18、回避値:23、NTL値:−
指揮値:7、魅力値:8、通信能力:5、操舵能力:5、整備能力:6

出ました! Zの鼓動こと必殺のZガンダムです!
逆シャアでも、アムロに「Zガンダムがあれば・・・」と言わしめたほどの高性能MSです。

確かに武装のバランスの良さ、変形機能による戦術的運用のしやすさなど、使い勝手の良いユニットです。
ハイパーメガランチャーも破壊力が十分の武装です。
 
 

5:百式+ミンティア=S=ランカスター

LV:1、EXP:0/540、HP:11480、EN:80、攻撃力:27、防御力:23、移動力:7、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:C
SFS搭乗可能
OPパーツ:ブースター

軍曹B、EXP:225/500、MP:400、ニュータイプ、射撃値:7、格闘値:7、回避値:7、NTL値:4
指揮値:4、魅力値:15、通信能力:5、操舵能力:1、整備能力:1

人気の高いMS、百式です。
このゲームでも安定した強さと、マップ兵器のメガバズーカランチャーを持っており、
育てる価値のあるユニットと言えましょう。

ミンティアちゃんは、バレンシアの妹の当サイトの掲示板番でもあるミーシャちゃんの娘にあたります。
ティアラと並んでリディンスの次世代を背負う世代であり、シルヴィアがミーシャに請うて養女にしました。
おちゃらけた母親の性格とは異なり、真面目で文武両道に優れた優秀な娘で、シルヴィアも期待しています。

デフォルト名はエリス=クロードで、マイク=ギルダーと並び最強と目されていることで有名ですね。
多分、純粋な人気度でもオリジナルキャラ一番ではないでしょうか・・・(^^。
初めはゲロ弱なんですけど、成長スピードが異常で、最終的には最強クラスになるんですよね。
成長に必要な経験値も高いですが、将来が楽しみで育ててます。
前作の顔はこんな感じです→ 彼女に関しては、今作のほうが可愛いかな?
 
 

6:プロトタイプZZガンダム+ティアラ=ランカスター

LV:1、EXP:0/765、HP:11480、EN:90、攻撃力:30、防御力:34、移動力:8、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:C
変形可能、SFS搭乗可能
OPパーツ:ブースター

大尉C、EXP:340/480、MP:420、ニュータイプ、射撃値:23、格闘値:19、回避値:25、NTL値:6
指揮値:8、魅力値:14、通信能力:12、操舵能力:4、整備能力:4

ふっふっふ、もう1段階進化すれば、なんともうZZガンダムが手にはいるのです(^^。
現在のところ性能もピカイチで、この先恐いのはガトーのノイエ・ジールくらいですか・・・。
ハイパービームサーベルの破壊力は、もんのすごいです。
 
 

7:パーフェクト・ガンダム+エンドラ=マクナリード

LV:1、EXP:0/660、HP:12220、EN:100、攻撃力:30、防御力:28、移動力:7、
宇宙:B、空中:−、陸上:B、水上:−、水中:B
シールド防御可能、SFS搭乗可能、フルアーマーシステム
OPパーツ:ブースター

伍長B、EXP:396/460、MP:430、オールドタイプ、射撃値:11、格闘値:11、回避値:14、NTL値:−
指揮値:2、魅力値:13、通信能力:6、操舵能力:6、整備能力:1

プラモ狂四郎こと京田四郎が設計した最強のRX-78、パーフェクト・ガンダムです(^^;。
確かにかなり優秀な能力を持ち、ACEにして防御力を改造すれば最後まで通用しそうです。
特に強力な破壊力を持つビームサーベルは、一見の価値有りです。

ちなみにエンドラちゃんのカットインの声は、クリスティーナ=マッケンジーこと林ばっぱら女王さんです(^^;。
なんともはや贅沢と言いますか果報者ですね(笑)。


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