第5話 「誇りと敵意」

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第5話は何回かリセットを押すことになるでしょうね(^^;。
マサキの腕が試されます。
 
インターミッション (15700クレジット)
 
あ〜ん、早くサイバスター乗りたいですよ〜(^^;。
もう少しの辛抱! うん。
 
残クレジット:15700
 

  マサキ、先日の戦いはさすがに疲れたのか、 帰るなり泥のように眠ってしまいました。 翌朝、ゼオルートと顔を合わせたとき、 ゼオルートがマサキの顔を見て口を開きます。   ゼオルート「おや、マサキ、何かありましたか?」   マサキ、きょとんとして聞き返します。 ゼオルート、微笑んで  ゼオルート「いえ、何か逞しくなったな・・・と思いましてね。」   マサキ  「そうだな・・・まぁ、今までの俺が甘かったってだけの事だろ。」   少し遠い目をして言うマサキの所に、プレシアが呼びにやってきます。   プレシア 「あ、お兄ちゃん! テュッティお姉ちゃんが呼んでるよ。」   また仕事かな?と思ったマサキは、プレシアと共に客間に行きます。   「何か用か?」と聞くマサキに、テュッティは 「私のファミリアを作ってもらいに、ソラティス神殿に行くんだけど、  一緒にどう?」と誘ってくれます。   ここで、プレイヤーは行くか行かないか選択できます。 本来なら、誘われるとイヤとは言えないシル(略)子のこと、 美人のテュッティと一緒に行きたい気もしますが、 行かない方が実はゲーム的にお得なので、残念ながら辞退します。 まぁ、マサキのファミリアでもないですしね。   微笑んでテュッティと別れたマサキに、プレシアが待ってましたとばかりに 声をかけます。   プレシア 「それじゃあさ、ピクニックに行かない?」   「ピクニック?」と問い返すマサキに、プレシアが続けます。   プレシア 「お父さんも今日は休みだしさ、一緒に行こうよ。」   こんな風にプレシアに誘われたら、1も2も無く「行こう、行こう」と 言い出すシル(略)子ですが、マサキは「この年でピクニック・・・」と 思っているようですね。 いいじゃないですか、マサキ! 外はこんなに良い天気ですよ(^^!   マサキ  「(少し困って)しかし、今更そんな・・・」   プレシア 「(プンスカ)行くったら行くの!」   マサキ  「わーったよ、どなるな。まったく聞き分けがねえんだからよ。」   マサキ、やれやれと思いながら支度を始めます。  
  あら、魔装機でピクニックに行くんでしょうか? マサキとゼオルートとプレシアで、 ジャオームと、ゼオルートの魔装機ギオラストの点検をしているようです。   ゼオルート「済みませんねえ、マサキ。プレシアが駄々をこねたみたいで。」   プレシア、ちょっとすまなそうに、   プレシア 「・・・だって、お父さん、       なかなか休みなんてもらえないし・・・」   ゼオルート「ああ、今までは何度か約束していながら、       守れなかった事がありましたからねぇ。       私が悪いんですよね。ごめんなさい、プレシア。」   子供に素直に頭を下げられる親って、私は素敵だと思います。 だからプレシアちゃんも、こんなに真っ直ぐなんですよね。   マサキが話題を変えます。    マサキ  「けど、何だってピクニックに行くのに、       魔装機に乗って行くんだ?」   ゼオルート「魔装機があると、何かと便利でしょう?       それに、あのルオゾートがいつ襲ってくるか解りませんし。       彼は、あなた方魔装機操者ばかりを狙っていますからね。       用心に越したことはありません。」   いいですね、自由に魔装機が使えるのは。   マサキ  「でも、魔装機を私用で使うなんて、よく許可が下りたもんだ。       こないだ、俺が勝手に使おうとしたら、こっぴどく怒られたぜ。」   そんなマサキに、プレシアがじと目で、   プレシア 「お兄ちゃんとお父さんじゃ、信用が段違いだもん、当然でしょ。」   マサキ・・・(^^;。   マサキ  「ちぇ。ま、そりゃそうだけどよ。」  
  魔装機の力なら、短時間でかなりの距離を進めます。   ゼオルート「さあて、この辺りでいいでしょう。見晴らしも良さそうですし。」   思わずプレシアちゃん、操者漕の中で身を乗り出します。   プレシア 「うわー、きれー」   見下ろせば、素晴らしい渓谷が望める丘の上。景勝ですね(^^。  
  第1〜2ターン   さあ、プレシアちゃんが腕によりを振るったようですよ。   プレシア 「はい、お兄ちゃんおべんと。(ニッコリ)」 マサキ  「おいおい、まだ着いたばかりだぜ。いくらなんでも早すぎらぁ。」   ゼオルート「まあまあ、せっかくプレシアが一生懸命に作ってくれたんです。       ありがたく頂きましょう。」   マサキ、「それもそうだな」と思い、笑ってお弁当をもらいます。 プレシアちゃん、一杯作ってきたようですね〜。たっくさんあるみたいですよ。   ゼオルート「いただきます・・・ん!? あ、あわわ・・・これは・・・」   ? どうしたんでしょう?   ゼオルート「マサキ、これ、差し上げます。」   プレシアちゃんがじとーっとした目で、   プレシア 「おとーさん、アスパラガスも食べなきゃダメよ。       栄養あるんだから。」   ゼオルート「い、いえ、その・・・あ、そうそう、もうお腹が一杯なんです。」   プレシア 「(ぷんすか)ウソ。まだ一口しか食べてないじゃない。」   ゼオルート、優しい目で   ゼオルート「プレシアの思いやりで、胸が一杯なんです。」   プレシア 「おだてたってダメよ!食べなさい!!」   ゼオルート「トホホ・・・」   (^^; ふぃ〜ん、このシーン絶対アニメで見てみたいですよ〜。 やっぱりなんでこの人、「剣皇」なんでしょうか(^^;?   マサキ  「ところでおっさん、ファミリアって一体何なんだ?」   プレシア 「何だ、お兄ちゃん、結局興味があるんだ。」   ゼオルートが、食事を続けながら教えてくれます ゼオルート「マサキはまだ、ファミリアの実物を見たことが無いんですか?       リカルドが連れていますけどねえ。」   マサキ  「リカルドが連れてたって・・・あのサルか?       ありゃ、どう見たってただのサルだぜ。」   そう言うマサキに、ゼオルートがファミリアとはどういうものなのか 教えてくれます。    ・ファミリアは姿形は動物だが、実際はそういう形をしているだけ。    ・彼等は、主人の無意識から作り出された別の人格。   専門用語で「ペルソナ」という。    ・ファミリアの役目は、主人を守ることと、様々なアシスタント。   そして重要な役割が、    ・魔装機神の兵装の1つ「ファミリア」に憑依して、それを攻撃時誘導する。 兵装の「ファミリア」がイメージしづらい人は、ガンダムシリーズの 「ビット」や「ファンネル」みたいな、オールレンジ兵器だと思って下さい。 ゼオルートは、マサキが魔装機神操者に選ばれたら、 自然に解ることだと言います。 最近のマサキは活躍していますし、 何と行ってもプラーナの強い地上人ですからね!   マサキ、笑って   マサキ  「選ばれたら、の話だろ?」   ゼオルート「可能性は十分にありますよ、マサキ。       あなたはスジが良いですから。」   ゼオルート、あらから食べ終わったらしく、立ち上がります。   ゼオルート「そうだ、マサキ、どうですか?       食後に軽く、訓練など。」   マサキ  「ん? ああ、そうだな。ちょいと身体を動かすのも悪くねえ。」   あ、魔装機を使った勝負ですね!   ゼオルート「それじゃ、早速始めましょう。       プレシア、危ないから下がっていなさい。」   2人はそれぞれの魔装機に乗り込みます。 プレシア、素直に食器を持って下がります、が・・・   プレシア 「あ、お父さん、アスパラガス残してるよ!! もう。」   味方 ジャオーム (マサキ  :Lv 8) 敵  ギオラスト (ゼオルート:Lv15)   さて、ギオラスト自体はそれほど強い魔装機ではないですが、 操者のゼオルートはむちゃくちゃ強いです。 特に「剣皇」だけあって、白兵戦技能の高さはバケモノです。   勝敗は、どちらかが先にHPの半分を失う事によって決まります。 同時に(=1回の戦闘で)両方とも半分以下になった場合は、 よりHPの多い方が勝者です。 シル(略)子このルートを選んだからには、 絶対にゼオルートに勝ちたい理由があります。 ゼオルートがいかに強いとは言え、はいそうですか、とやられているわけには いきません。   ゼオルートとの勝負に勝てば、攻撃関係の能力にボーナスがつきます。 負ければ、防御関係の能力にボーナスがつきます。   このゲームの(いやスパロボシリーズ全体に言えることでしょう) 最大の強化目標は「いかに相手に与え得る最大ダメージを高めるか」に あると個人的に思います。   シナリオも後半になると、ゲームバランスを高難易度に設定するため、 ボスキャラは常識はずれのHPと防御力を持ってきます。 HPはこちら側味方ロボットの10〜20倍を優に誇ります。 加えて、攻撃力も当然強いわけですから、味方のスパロボ達も だいたいボスの攻撃2発くらいで沈みます。 命中率も高く、通常では避けることもかなり難しいと言わざろう得ません。 これは「ひらめき」などを使って避け続けるしか無いのです。 しかし精神コマンドは当然有限なわけですから、何ターンも こういったバケモノ級のボスユニットと対峙する事は、確実な死を意味します。   答えは1つです。 出来るだけ早くこういったバケモノを排除するしかありません。   対ボス用の超必殺技に、資金を集中投入して最強まで強化し、 パイロットはザコを倒して目一杯気合を上げ、 「熱血」や「魂」などの一発限りのダメージブーストを使って、 複数のスーパーロボットで、自分たちの数十倍の体力の相手に、 必殺の一撃の波状攻撃を叩き込むわけです。 核攻撃のような「熱血」+「ストナーサンシャイン」から、 ギガスマッシャーのような「奇跡」+「ダブルバスターコレダー」って奴です。 これはまさに「殺られる前に殺れ」です。 説明が長くなりましたが、シル(略)子はとことんマサキの攻撃力を 上げたいわけです。 マサキは何と言っても主人公ですから、 絶対このゲームのラスボスと殺りあうはずです。 最強のはずのラスボスに対し、こういった少しずつの攻撃力の強化が、 最終戦闘を楽にしてくれるはずです。   マサキ  「いくぜっ!!」   ゼオルート「う〜ん、いい気合いですねえ。」 結果的には、シル(略)子、何度もゼオルートに叩きのめされ、 リセット9回(^^;にてやっとのこと、ゼオルートに一矢報います。 精神コマンド「ひらめき」を2回使えば楽に勝てたのですが、 この後の敵の出現を考えると、そこまでは使えませんでした。 自力で「剣皇」の「ディスカッター」を避けるのは むちゃくちゃ難しいですよ。(笑)  
  第3ターン   ゼオルート「いやあ、さすがですねえ、マサキ。       よくこれだけ上達したものです。       今日はこの位にしておきましょう。       このまま続けると、私の立場が無くなっちゃいそうですからね。」   いえいえ(^^、マサキがこれだけの才能を開眼させられたのは ひとえに「剣皇」直々の御指導があったからだと思いますよ。   そこに、少しプレシアがあわててやってきます。   プレシア 「!? お父さん、お兄ちゃん!! 何か来るよ!!」   2人とも、染みついた戦士の習性で、即座に臨戦態勢を整えます。     ああ、なんて事でしょう。来る前のゼオルートの言葉が真実になろうとは! 呪霊機ナグツァートの登場です。   ルオゾール「ほほう、マサキ=アンドーだけかと思っていましたが、       ゼオルート卿もお出ででしたか。」   舌打ちするマサキを尻目に、ゼオルートは平然と答えます。   ゼオルート「ルオゾール、何の用です?」   ルオゾール「知れた事。マサキ殿のお命、頂戴に参上しただけのことです。」   不敵に笑って「やれるもんなら」と言い放つマサキに対し、 ルオゾールは「遠慮無く」と答えて、デモンゴーレムを6体召喚します。 ルオゾール「さて、これだけいれば、いかにゼオルート卿とて、       そうそうマサキ殿の援護ばかりも出来ますまい。」   さすがのゼオルートも、答えに少し困っているようです・・・。   さて状況ですが、ゼオルートが困っているように、決して芳しくありません。 2人で、互いに破壊しない程度に真剣勝負を行っていましたから、 ジャオームは3/5程度のHP、 敗北したギオラストに至っては瀕死の状態です。 これでは、無傷のナグツァートに加え、 デモンゴーレムがまぐれ当たりしただけでも、大変なことになりそうです。 果たして、無事このHPでナグツァートに勝利できるのでしょうか・・・?   敵フェイズからです。ナグツァート軍、川向こうに出現していましたが、 まず、デモンゴーレム達から渡河を始めます。  
  第4ターン   兵法の基礎として、河を挟んで対陣したときには、相手の渡河を待って討つ、 というのが基本ですが、今回はそういうわけにはいきません。   2ユニットともHPが減少しています。 修理ユニットがいない以上、簡単にHPは回復してくれません。 ここで、河に向かって前進するのは、 敵側の戦力を迅速に集中させてしまいます。 シル(略)子は自軍に援軍が来ることを知っているので、 デモンゴーレムとの相対距離を計りながら、 援軍出現ポイントに2機を移動させます。   敵機が(ナグツァートを含めて)全機前進して第4ターン終わります。  
  第5ターン   待ちかねた援軍の出現です。丘の上にグランヴェールに酷似した、 均整の取れた赤い魔装機が登場します。 ゼオルートがこの辺りで休日を過ごすということで、 ラングラン治安局が護衛を付けていてくれたのでしょうか。 魔装機レベルでは最強との評判が高い、ガルガードの登場です!   ファング 「ゼオルート師範! お助けに参りました!」   ゼオルート「(のんびりと)ファングですか。助かりました。」   誰なのか問いかけるマサキに、ゼオルートは彼を近衛騎士団のメンバーで 教え子のファング=ザン=ビシアスだと紹介します。   敵が迫る中、手短に挨拶するマサキに、ファングは沈黙で答えます。   マサキ  「何だよ、返事ぐらいしな!!」   あわてて「ファングは無骨だから、照れている」とゼオルートの仲裁が ありまして、3機とも臨戦態勢を取り直しますが、 何かギクシャクしていますね・・・。   さて戦いですが、強力で無傷のガルガードを削り役に、攻略を進めます。 狙いは当然マサキに経験値を稼がせることです。 しかしガルガードは強力すぎて、下手に攻撃すると一撃でデモンゴーレムを 破壊してしまうので注意が必要です(^^;。   この味方・敵フェイズで、ジャオームがデモンゴーレムを1機破壊、 2機のデモンゴーレムを瀕死にします。  
  第6〜11ターン   だらだらと消化試合を書いてもムダなので、詳細は割愛しますね。 基本方針は、敵をガルガードに攻撃させる事ですが、 このゲーム、思考ルーチンは主人公や残りHPの少ない物を狙っていきますので そうそうもくろみ通りばかりに攻撃してくれるわけではありません。   結局、マサキは「根性」を一回使用。ザコを倒す間にLv9に成長します。   問題のナグツァートですが、瀕死のギオラストを主に狙ってきました。 しかしさすがは「剣皇」。回避に専念すれば、ルオゾールの攻撃など いともたやすく避けてくれます。 なんだかんだで、シル(略)子のオペレーションミスで3回ほどリセットは しましたが・・・(^^;。   この面ではナグツァートはHPが50%を切ると退却します。 しかし、そういつもいつも逃げさせているわけにもいきません。 この面ならナグツァートを一気に仕留めることが可能です! 第11ターン味方フェイズ、10ターンまでにザコを全機倒したマサキ達は ナグツァートを仕留めにかかります。   ギオラストはナグツァートの背後を狙える距離に行けないため、 まず初めにガルガードにナグツァートの背後を取らせます。 「ブラッシュブレード」!  「熱血」をかけると50%以上ダメージを与えてしまいますので、 通常に斬りつけます。 ナグツァートのHP、2/3に減少しました。   次に一番弱いジャオーム、「ひらめき」をかけて敵の右側から攻撃します。 これにナグツァート「気配察知」して瞬時に転回しました。 これはラッキーです! ギオラスト、背後を狙えるようになりました。 ジャオーム、50%ギリギリまでHPを削ります。 最後にギオラスト。こうなればもう楽勝です。 一気に背後から必殺の「スプラッシュフォール」!! 仕留めます。 見事に10000クレジットGETです!  ルオゾール、口惜しそうに捨てぜりふを吐いて脱出します。ルンルン(^^。  
  ゼオルート、ファングが見事にガルガードを使いこなしていることを 誉め上げます。   「任務ですから」と無愛想に答えるファングを、 ゼオルートは再びマサキに紹介します。   ゼオルート「ファングはラ・ギアスの人間にしては、珍しく高いプラーナを       持っているんですよ。       ですから、こうやって魔装機の試験操者を努めているわけです。       いやあ、私の弟子とは言え、       私などより、よっぽど才能がありますよ。」   そう紹介されたファング、そんなことは無いとゼオルートに話します。   ファング 「師範、それは違います。       師範こそ、それだけの腕があるのですから、       魔装機の操者になるべきです。」 「私などより、マサキ達地上の人達が、よっぽど高いプラーナを持っている。  魔装機のことは彼等に任せるべきだ。」と言うゼオルートに、 ファングはずっと含む思いがあったらしく、一気に爆発します。   ファング 「師範!! なぜそのような事を? ラ・ギアスのことは       我々ラ・ギアスの人間が解決すべきです!!       地上人など、頼る必要などありません!!              大体、地上人がそれほどあてになるものでしょうか?       あのルビッカが良い例です!       彼等を信用するなど・・・」   ゼオルート、何度か話の間にファングを諫めようとしましたが、ついに、   ゼオルート「よしなさい、ファング!!」   沈黙するファングに、ゼオルートは穏やかに話しかけます。   ゼオルート「マサキ達は地上人ですが、       真剣に私達の為に戦ってくれているのですよ。       その彼等に対して、今の言葉は言いすぎです。謝りなさい。」   ・・・確かにファングの気持ちも、よくわかる気がします。 私達だって、白鷲騎士団ではなく、傭兵部隊なんかに国の防備の根幹を 任せられるようになったら、やっぱり面白くないです。 でも、マサキ達だって、 伊達や酔狂だけで命を賭けているわけでは無いですからね。 自分たちで選んだ戦う理由があるからこそ、 このラ・ギアスで戦い続ける選択をしたんです。         ファング 「・・・任務は完了しました。失礼します。」   「待ちなさい!」と声をかけるファングを振り切って、 ガルガードに乗り込んだファングは、王都に帰還します。   マサキ  「・・・何だ、あの野郎・・・」   ゼオルート「すみません、マサキ。彼はちょっとプライドが高すぎるのです。」   マサキ  「・・・まぁ、気持ちはわからんでもないけどな・・・」   ゼオルート「彼のような考えを持っている人は、他にもいます。       けど、みんながみんなそうじゃない、ということは       覚えておいて下さい。」   ゼオルートの言葉に、プレシアが後を継ぎます。   プレシア 「お兄ちゃん、私、いつまでもお兄ちゃんの味方だからね。」   なごんだ雰囲気を取り戻したところで、ゼオルートが話しかけます。   ゼオルート「ところで、どうしましょうか?       まだ、日没まで時間がありますし。」   「もうちょっと遊んでいこう」と言うプレシアに、 プレイヤーは選択する事が出来ます。   ここで、シル(略)子は、資金のたくさん入る=敵の多い方の 選択をします。   マサキ  「いや、戻ろう。なんか気になる。」   「ちぇっ」と少し不満そうなプレシアですが、 その頃、王都では大変なことが起ころうとしていたのです。   マサキ  「わりいな、プレシア。       なんか妙に王都のことが気にかかるんだ。       気のせいならいいんだが・・・」   クリアターン数 11ターン/累積ターン数    37ターン 所持クレジット 28400/累積獲得クレジット 28400 リセット回数     12/累積リセット回数     14     第6話へ進む 神殿ホールへ        endra@yahoo.co.jpいかりーをかくしてー