第4話 「死の恐怖」

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エンドラです。キリキリ行きましょう!

インターミッション (13300クレジット)
  
第4話は、どちらかというとイベントシナリオです。
使うべきところで、きちんと精神コマンドを使っていれば心配はありません。
節約、節約(^^;。
 
残クレジット:13300
 

  その後、マサキはアルザール陛下に正式に魔装機操者として叙任されます。 今は、数日後にゼオルートの家でマサキとプレシアが 一休みしているみたいですね。   マサキ、先日の事件をプレシアに話しながら、 魔装機神のすごさに感心しているようです。 そんなマサキに、プレシアが言います。   プレシア 「お兄ちゃんだって、きっとなれるよ。       お父さんも、お兄ちゃんの事スジがいいって誉めてたもん。」   マサキ、そんなこと言われても、自分と魔装機神は どうも結びつきません。 つい先日、魔装機操者になったばかりですからね。   そんな話をしているときに、テュッティがやってきます。   テュッティ「へぇ、ゼオルートさんに誉められた? すごいじゃない。」   今日はテュッティ、何の用事でしょうか? そう尋ねたマサキに、テュッティが、まず正式な魔装機操者の 覚えておくべきことを説明しに来た、と言います。   魔装機操者心得    1:魔装機操者は、治安局の管理課に入る。    =フェイルの指示に従わなければならない。   マサキ  「そいつは、鬱陶しいな・・・。」   マサキ、そんなこと言っても、それが軍人ですってば(^^;。    2:但し1項の場合も、命令が不当だと思えば、    拒否する事も出来る。   あら? これは少し変わっていますね。 私達職業軍人とは、少し毛色が異なるようですね。 これは、治安局の権力者が、強大な力を持つ魔装機を 私的理由のために利用する事への抑制力なのでしょうか。   テュッティ、2項を補足します。   テュッティ「とはいえ、あんまり拒否ばかりしてたら、       魔装機操者としては不適格だって判断されちゃうけど。」   マサキ  「まぁ、多少なりとも自由はあるわけか。」   テュッティ、自由が欲しければ「魔装機神操者」になることだ、と言います。 それは、どういうことなのでしょうか? 尋ね返すマサキに、テュッティは答えます。   テュッティ「あなたが選ばれれば、教えてもらえるわ。       私の口から言う事じゃないもの。」   ・・・???  まぁ、確かに魔装機神に乗ることがこのゲームの 序盤の目的なんですけど、それには「高性能」ということ 以外のどういう意味が実際にあるんでしょうか? ま、それはおいおい解っていくことでしょう。 考えているマサキに、テュッティが言います。   テュッティ「早速だけど、あなたに仕事よ。       サボール州のエミール市で、明日から開かれる       国際会議の警備をして欲しいの。」   マサキ、つまらなそうですね。 もう、マサキ、地味な任務こそが重要なんですよ! そんな表情のマサキを見ながら、テュッティ続けます。   テュッティ「3日間の予定で、2日目からは私とリカルドが合流するわ。       その間、一人でやってもらう事になるけど。」   まぁマサキ、地味な任務でも不当な命令ではないと思いますので、 「しょうがない」と引き受けます。 テュッティも微笑んで、「じゃ、お願いね」と言って、自分の準備に戻ります。   さぁ、マサキ、行きましょうか!  
  ジャオームに乗ったマサキ、エミール市の上空に差し掛かります。 方向音痴のマサキでも、ナビゲーターのおかげで無事たどり着けた ようですね(^^;)。   あら、市のほうがなにか騒がしいようです。まだ前日ですよ!? とりあえず向かってみましょう!  
第1ターン   ええ!? 会議前日なのにテロリストのルジャノール改が市を襲っています! 混乱を拡大するために、意表をついた襲撃を行っているんでしょうね。   ケガ人を収容するためにテロリストと向かい合っている ラングランのルジャノール改の前に、マサキのジャオームが降り立ちます!   マサキ  「テロリストの野郎か!!」   あら? 相手のテロリストはマサキの事を知っているようです。   レッカ  「!? あいつは・・・いつぞやの小僧!! 面白れぇ、たった一機で来てくれるたぁ、嬉しいじゃねぇか!」   どうやら、第1話でラングランを襲撃した一味の一人のようですね。 ここで会ったが百年目! 負けるわけにはいきません!   ラングラン軍のルジャノール改には、ケガ人の収容にまわってもらい、 早速戦闘開始です!   味方 ジャオーム     (マサキ  :Lv6)   敵  ルジャノール改×1 (テロリスト:Lv7) とは言っても、ごらんの通り勝負になるとは思えません。 テロリストの勇気に敬服します(^^;。   マサキ  「テロなんて起こすやつに、ろくなやつはいねぇんだよっ!!」   レッカ  「我らの理想を解さぬ、下等な地上人の言う事か!!」   マサキ  「そうやって・・・勝手な理屈で、俺の両親も殺されたっ!!」   テロリストの理想って何なんでしょう?  選民思想のようにも感じられますけど・・・。 いずれにしてもマサキ、ここまでテロリストに憎悪を抱くのは、 やはり過去に辛い思い出が会ったからのようですね・・・   やりとりはともかく、所詮はルジャノール改ですから。 2ターン目に、ジャオームの「ディスカッター」を受けて見事に倒れます。 マサキ、Lv7に成長。精神コマンド「ひらめき」を覚えます。  
第2ターン   ん? あら? なんかおかしいですよ。爆発するルジャノール・・・   レッカ  「く、くそっ! 脱出を・・・       何っ!? な、何だ、なんで脱出装置が・・・       う、嘘だろ!?」   脱出装置作動しないまま・・・ルジャノール爆発してしまいました・・・。   マサキ  「え?・・・脱出出来なかった・・・死んだ・・・のか・・・?       殺した? 俺が?・・・そう・・・なのか・・・」   マサキ呆然とします。脱出装置の事を知っていたばかりに、 そうそう魔装機戦で、死者が出るとは思っていなかったのです。     異変を感じ取った、テロリストの仲間がジャオームの方にやってきます。   ガスパ  「レッカ!? き、貴様っ!! よ、よくもレッカをっ!!」   部下をやられて、怒りに燃えるガスパ。 普段なら気後れするはずのないマサキですが、ショックを受けていただけに その怒気に押されてしまいます。   マサキ  「・・・くっ・・・な、何で・・・こ、こんなに恐えんだ・・・?」   ゲーム的には、マサキの気力が−10、 ガスパの気力が+10されてしまいます。 これは機体性能に差があるとはいえ、結構痛いハンディキャップです。   ルジャノール改ガスパカスタムと、グラフドローンが2機、 ジャオームに迫ってきます。  
第3ターン   気力にこれだけ差があるとすれば、ガスパからのダメージはバカになりません。 ジャオーム、崖上のポジションを取って、ガスパに正面を向けて待ち受けます。   敵フェイズ、グラフドローンが1機とガスパ機がそれぞれ攻撃してきます。   ガスパ  「へっ、どうやらてめぇ、人を殺した事がねぇみたいだな!」   マサキ  「くっ!」   ガスパ  「ざまぁねぇぜ! なら、てめえが死にゃもう人は殺さずに       済むんだよ!!」 何を勝手な理屈を・・・。  ジャオーム、それぞれに「リニアレールガン」と「ディスカッター」で 反撃しますが、ダメージ振るいません。 グラフドローンを2発で倒せないなんて、悲しすぎます(^^;。  
第4ターン   正直言って、かなり辛いです。ジャオームのHP半減しています。 大事を取って、精神コマンド「根性」でHPをある程度回復させておきます。   さて、まだグラフドローンはなんとかなります。 少しでも早くガスパ機を倒すことが先決! ジャオーム、ガスパ機の右側面から「ディスカッター」で斬りかかります。   マサキ  「く、くそっ!!」   ガスパ  「てめえ・・・震えてやがるな!?(ニヤリ)」   さて、そんな弱気なマサキですが、ゲームの女神は時として気まぐれなもの。 押されているマサキを哀れと思ったか、 何とこの「ディスカッター」がクリティカル(笑)! ガスパ機なんと、あっけなく沈んでしまいます(爆)。   ガスパ  「くそおっ!! 覚えていやがれっ!!       レッカの仇は必ず討ってやるからなっ!」   ガスパは脱出出来たようですね。とりあえず良かった(^^;。   これでマサキの気力も+になりましたし、楽勝です。 結果的には第5ターンでグラフドローンを全滅させ、 マサキLv8に上昇しています。     さてテロリスト達を掃討すると、ジャオームの立つ位置を見下ろすような形で、 艶めかしい裸婦像に触手が巻き付いたような姿の、赤い魔装機が現れます。 何ですか、この趣味の悪い魔装機は(^^;?   サフィーネ「ふぅん・・・面白いわね。」   マサキ  「な、何だ!?」   予想外の存在の出現に、マサキ驚きます。 先ほどのショックから抜けきっていないので、当然かも知れません。   魔装機に乗っているのはどうやら妙齢の女性の様で、 彼女は自分の名前を、「サフィーネ=ヴォルクルス」だと自己紹介します。   ん? ヴォルクルス!?    マサキ  「・・・てめえも敵か!?」   いきり立つマサキを、サフィーネいなします。   サフィーネ「うふふ・・・坊や、声が震えてるわよ。       さしづめ、今日初めて人を殺した・・・ってとこかしら?」   マサキ  「う、うるせぇっ!!」   サフィーネ「ホント、甘い坊やだこと。これじゃ私達の脅威になることは       なさそうね。放っておきましょ。」   言いたいだけ言って、サフィーネ消えてしまいます。むっかーっ(−−#)!  マサキ、悔しさに歯がみします。   マサキ  「か、勝手なことを・・・」 何が出来るわけでもなく立ちすくむジャオームの前に、 エミール市の異変を聞いて駆けつけたガッデスとザムジードが、 上空から降り立ちます。   テュッティ「マサキ、大丈夫!?」   暗い表情のマサキにリカルドが言葉を重ねます。   リカルド 「何だ、青い顔してよ? 気分でも悪いのか?」   マサキ  「人を・・・殺しちまった・・・」   一瞬の沈黙の後、テュッティがため息をつきます。   テュッティ「そう、それでショックを受けてるのね。       でも、ここは戦場なのよ。」   マサキ  「・・・わ、わかってる・・・つもりだったが・・・」   私に解るつもりです。初陣の時の記憶は一生忘れられません・・・。   リカルド 「何甘っちょろい事言ってやがる!       じゃあ、てめえは死んでもいいのか?」   マサキ  「そ、それは・・・」   マサキ、2人に励まされながら戦場を離れます。  
  リカルドは地上でも軍人なだけあって、こういった時には頼りになる 存在です。   リカルド 「マサキ、おめぇ日本人だったよな?」   マサキ  「・・・ああ」   リカルド 「なる程な。まぁ、それなら無理もねえか。       けど、こんな有様じゃ、こいつは役に立たねえぜ。」   テュッティ、リカルドの言葉にカッとなります。   テュッティ「リカルド! あなた・・・」   リカルド 「ホントの事だろうが。いちいち敵が死ぬ度に落ちこまれてちゃ、       背中を任せる事なんざできねぇぜ。」 どこが頼りになるのかって? 次のセリフを見てあげて下さい(^^。   リカルド 「おい、マサキ。おめぇが何でこの世界に残るつもりになったのかは       知らねえがな、この世界で守りたいもんはねえのか!?」   マサキ  「・・・守りたいもの・・・」   リカルド 「そうよ! 命を懸けて守りたいものがあるから、戦うんだろうが!       俺は博愛主義者じゃねえからな、       俺や俺の大事なものを壊そうとする奴には容赦しねぇ!                マサキ、お前はどうなんだ!?」   マサキ、少しずつ自分の進むべき道が見えてきたようです。   マサキ  「・・・そう・・・だな。リカルド、あんたの言うとおりだ。       俺は、人が死ぬのを見るのが嫌だった・・・。              けど、それで逃げてちゃ、もっと多くの人が死んじまう・・・。」 テュッティ「そうよ。       そして、あなたにはそれを阻止できるだけの力があるわ。       魔装機という力がね。」   マサキ  「力・・・」   テュッティ「でも、忘れちゃだめよ。その力は正しい事に使うためのもの。       力を使うことに溺れては、あなたも・・・死ぬわよ。」   マサキ、顔を上げます。戦士ならば・・・誰もが通る道なのですから!   マサキ  「ああ・・・わかった。気をつけるさ。」     クリアターン数  5ターン/累積ターン数    26ターン 所持クレジット 15700/累積獲得クレジット 15700 リセット回数      0/累積リセット回数      2     第5話へ 神殿ホールへ       endra@yahoo.co.jpせんしにはよくーにあうー