第1話 「ラ・ギアス」             

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 「 世界史は 不断の 闘争が生む

   永遠の 人間劇に 他ならない

               J=ミシュレー 」

   
    

さぁ、スパロボサーガの始まりです! 実況は私エンドラがお送りしますね(^^。     さて、マサキは巨大な神殿のような建物の中で目を覚まします。 目の前には金髪20代の美女。当然女性に弱いマサキはうろたえます。      そんな混乱するマサキに、女性は自分の名はテュッティだと自己紹介。 マサキのことを中国人と間違うテュッティに、自分は日本人の安藤正樹だと マサキは訂正します。    まず、テュッティはここが地球空洞説で言う「地球の内側」だと説明し、 この地を「ラ・ギアス」と呼ぶ、と説明します。     マサキ、当然いきなりは信じません。からかうマサキにテュッティは微笑んで ラ・ギアスの全景(多分コンピュータ映像でしょうか)を見せます。 ボールの内側のような世界全図と自分の位置を示されて、 マサキも納得せざるを得ません。     地上からマサキがラ・ギアスに召喚されたと言うテュッティにマサキは こう言います。 (この辺りは、さすがに「ダンバイン」を意識していると言えますね(^^;)     マサキ  「・・・ってことはアレか? もしかしてここは剣と魔法の世界で、       俺はこの世界を救うために召喚された勇者とか?(ニヤリ)」    テュッティ「(キョトン)あら、なかなか鋭い所をついてくるわね〜」    マサキ  「げ、安直な展開」    テュッティ「え? そうなの? もしかして日本では       しょっちゅうそういうことが起こっているの?」    このあたりファンタジーRPGを知っている人なら思わず苦笑してしまう やりとりでしょう。こんなインターミッションのやりとりもスパロボシリーズ ならではです。     テュッティはプレストーリーにある予言の下りを説明し始めます。 その最中、二人を襲う轟音と振動。テュッティはマサキに動かないようにと 言い残すと様子を見るためにその場を離れます。     何度か激しい振動がマサキを襲いますが、ここでプレイヤーは外の様子を見に 行くか、この場で待っているか選択できます。    見に行くなら、第1話のマサキの乗機はジャオームになり、射撃能力などに ボーナスが付くことになります。 ここはシル(略)子は格闘能力にボーナスの付く、ここに残る選択をします。     そうしていると半ファンタジーのような格好の兵士(と思われる人物)が マサキの所へやってきて言います。    兵士   「おい!こんなところで何をしている!?」    マサキ  「何って・・・何してんだろ?」     自分にあきれているマサキに、兵士はテロリストが襲撃してきていること を告げ、安全な場所に案内してくれます。         そんな廊下を移動しているときに、突然壁を突き破って倒れ込んでくるロボット!      驚くマサキの前に、ロボットの中からテュッティに負けず劣らずの美女 (気は強そうですが)が降りてきます。見れば彼女は右腕を負傷している様子。    成り行きを見ているマサキに、女性はウィンクしてこのロボット(ザイン)を 自分の代わりに操縦してくれるように頼み、なかば強制的にロボットに マサキを引っ張っていきます。     マサキ  「(あわてて)お、おい。引っ張るなって!」    こんなものの操縦の仕方が解るわけがない、と思うマサキでしたが、 コクピットに放り込まれると、彼の中にこのロボット=魔装機の 操縦方法が浮かんでくるのです。    マサキ  「!? わかる・・・わかるぞ! なんだかわかんねぇけど       こいつの動かし方がわかる!」    驚くマサキに、先ほどの女性がコクピット外から問いかけてきます。     シモーヌ 「聞こえる? あなた、名前は?」    マサキ  「マサキ=アンドーだ」     答えるマサキに女性はシモーヌと名乗り、自分は負傷してこのザインを 操縦できないことを正直に語って、自分の代わりに襲撃者と戦って欲しいと 頼みます。    初めはとまどっていたマサキでしたが、そこは義侠心の篤いマサキのこと (美女の頼みということもあったのでしょうか(^^;)    マサキ  「ちっ、なんかわかんねぇけど、動かせちまったしな・・・       OK! やってやろうじゃねぇかっ!!」    さて、1面のスタートです!    
第1ターン     味方 ディンフォース  (ヤンロン :Lv5)    ファルク     (テュッティ:Lv4)    ザイン      (マサキ  :Lv1)     敵  グラフドローン×3    ルジャノール改×1 援軍として現れたマサキにテュッティは驚きます。まだ魔装機を動かせるとは 思ってなかったのですから。 ザインの乗者を問うヤンロンにテュッティはマサキのことを説明します。     ヤンロン 「マサキといったな。君は後ろから援護しろ。       逆に後ろには気を付けろ。背面から攻撃を受けると       大ダメージを受ける恐れがある。」    マサキ  「じゃ、逆に言うと、こっちは後ろから攻撃すりゃいいわけだな。」    ゲームのコツが1つ説明されると、ユニットを動かせるようになります。   シル(略)子はこの面は主人公のマサキを育てることを重点項目とします。 そのためには全ての敵を、マサキにとどめを刺させることが目標。 まずはザインとファルクをディンフォースの近くに寄せ、2ターン目で 戦力の集中を計れるようにします。    1ターン目敵フェイズ、始めにルジャノール改が2機、敵軍援軍として 現れます。1機はリーダーのガスパが乗ったチューン機です。 ガスパ機を落とすとこの面はクリアになってしまうので、 稼ぐ意味でもガスパ機は一番最後に倒すことにします。   まず、1機のグラフドローンがディンフォースに攻撃。移動後の遠距離攻撃を 失念していたシル(略)子ですが、メガビームキャノンで反撃。 一撃で破壊してしまったので、初のリセットをかけます(笑)。 (マサキを育てなくちゃいけませんからね(^^;)    気を取り直して、ディンフォースは回避に専念。   次にザインに他のグラフドローンが攻撃。   マサキ  「く、来る!?」   テュッティ「マサキ、あわてじゃだめ!! 落ち着いて!!」   マサキ  「わ、わかってるって!!」   大丈夫です。マサキが駆け出しとは言え、機体性能も パイロットの素質も違います。 ザインは軽傷を負ったものの、反撃のバイオフロストはグラフドローンに 致命傷を負わせます。    グラフドローンのみ動いて、敵フェイズ終了。  
第2ターン   マサキ  「そういや、あんたの名前聞いてなかったな。       俺はマサキ=アンドーだ。」   ヤンロン 「ホワン=ヤンロン。中国人だ。」   マサキ  「中国人? 何で中国人がこんなとこにいるんだよ!?」   テュッティ「あなたと同じ様に地上から召喚されたのよ。私も含めてね。」   マサキ  「まぁ、マンガじゃねぇんだから、       勇者が一人ってワケはねぇよな・・・(ニヤリ)」   テュッティ「(キョトン)? さっきからどうも何の事か       よくわかんないんだけど。」   マサキ  「ところで、あれ人が乗ってるんだろ?       できれば殺さずにすませたいんだけどよ。」   問いかけるマサキに、テュッティは魔装機はコクピットを直接狙わない限り パイロットは脱出装置で助かるはずの旨を説明します。 甘い戦いだ、と思われる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、 この考えは、後の面でマサキ自身が身を持って裏切られることになります。        そこにシモーヌよりマサキに無線が入り、ザインには修理装置が付いているので 活用するようにアドバイスをくれます。 「魔装機神」ではユニット修理でも結構な経験値が入るので、 弱いパイロットには有効な方法と言えます。   さて、ザインのプラズマソードで先ほどの瀕死のグラフドローンにとどめ。 ファルクのミサイルで、他のグラフドローンを1体瀕死にします。   敵フェイズではファルクは回避に専念。 ザインは反撃で無傷のグラフドローンに致命傷を負わせます。 傍観していたルジャノール改達が動き始めます。  
第3ターン       マサキはテロリストの目的を二人に聞きますが、テュッティは目的は 不明なことを告げ、ただ出てくるのを待っていたことを話します。   ザイン、機雷で瀕死のグラフドローンにとどめ。 ファルクにも修理装置が付いていますので、ザインを修理します。   敵フェイズ。 ディンフォースは攻撃すると一撃で破壊してしまうのでとにかく回避に専念。 ファルクは接近戦を挑んできたルジャノール改にプラズマソードで反撃。 ルジャノール改のロケットハンマーは一般兵なら見た目ほど恐くありません。 ここでボスのガスパがザインに接近戦を挑んできます。   ガスパ  「へっ、ちょいとこいつらと戦ってデータを取るだけで       30万クレジットの収入だ。笑いがとまらんぜ!」 ここでプレイヤーはテロリストの目的が(おぼろげながら)解るわけですが、 ガスパ機はちょっと強力。ザインはまぁまぁのダメージを受けます。 この戦闘でマサキ、Lv2に成長。  
第4ターン ディンフォース、ルジャノール改なら一撃ということはないので、 メガビームキャノンで削ります。 ファルク、後退。 ザインは、ザコの乗ったルジャノール改(ファルクに削られていた)にとどめ。   グラフドローン、ディンフォースに攻撃。ディンフォース、回避。 ルジャノール改(ガスパ機)はしつこくザインをロケットハンマーで攻撃。 ザインのHP、半分以下になります。 ザコのルジャノール改、バルカンでザインを攻撃。こっちはカス。 反撃で駆逐します。 マサキ、Lv3にUP。精神コマンドの「加速」を修得します。 さすがは風の魔装機操者ですね(^^。  
第5ターン   ザインで残ったグラフドローンに機雷でとどめ。 ファルクはザインをある程度修理します。   1機残ったガスパ機がザインに追いすがりますが、反撃のプラズマソードで 破壊されます。   ガスパ  「ちっ、思ったよりやりやがるな。       まぁいい、データは取れた。撤退するか。」   面クリした時にヤンロンが口を開きます。   ヤンロン 「ふむ、なかなかやるな。マサキとか言ったな。」   テュッティにも、プラーナの素質があることを誉められます。 ここで、プラーナのことを問いかけるマサキに、テュッティが「気」や 「オーラ」みたいなものだ、と説明します。 「ダンバイン」のオーラ力に当たるものなんでしょうね。   マサキ  「ああ、それならなんとなくわかるな。       そういや動かし方もよくわからんのに、俺の思い通りに       動いてくれたもんな、こいつ。」   
面クリ後のインターミッションで、シモーヌがマサキに魔装機の操縦が 本当に初めてなのか問いかけます。 ウソじゃない、とニヤリとしながら答えるマサキに、 シモーヌはウィンクしながら「素質があるのね」と笑いかけます。   ここで、ザインはシモーヌに返してあげて、次からマサキの乗機は 風の魔装機「ジャオーム」になることを告げるテュッティ。   マサキ  「ちょっと待て!! 勝手に話を進めるな!!       俺はまだ、何にも言ってねぇぞ!!」   当然ですよね。マサキはシモーヌへの義侠心で助けてあげただけなんですから。 何も、継続的にテュッティ達に協力するなんて一言も言った覚えはありません。   テュッティ「(キョトン)あら、そうだったわね。       じゃ、とりあえず報告に行きましょ。」   誰に報告に行くのかと思っていますと、緑色の長髪を持った 風格を持った若い男性の所へマサキは案内されます。 テュッティはマサキに、男性をここ神聖ラングラン王国の第一王子 フェイルロード=グラン=ビルゼイアであると紹介します。   マサキ  「へぇ、王子さんかい? けど、俺はこの国の国民じゃないから       関係ねぇぜ(ニヤリ)」   当然テュッティ、ムッとしますよね。 自分たちの上司である治安局次長であることも説明しますが、 フェイルロードそれを受けて笑って、 堅苦しいのは苦手だから気にしないで欲しい、とマサキに言います。   マサキも本当に、フェイルのことを侮っていたわけではありません。 気持ちよく笑って、   マサキ  「話がわかるじゃねぇか、気に入ったぜ。       フェイルロード殿下。俺はマサキ=アンドーだ。」   フェイル 「(笑って)フェイルでいい。」   ここでフェイル、マサキの腕前を誉めて頼みごとをもちかけます。   フェイル 「その腕を見込んで頼みがある。       マサキ、しばらく我々に協力してもらえないだろうか。」   なんとここでプレイヤーは選択することが出来ます。  1:「・・・嫌だね」  2:「・・・そうだな・・・それもいいか。」 1はあなたが試してみて下さいね(笑)。 シル(略)子はヒロイックなマサキが好きなので、2を選択します。   テュッティ「あら、マサキ、そんなに簡単に決めちゃっていいの?」   マサキ  「ああ、どうせ地上には戻れねぇんだろ?       なら、覚悟を決めた方が・・・」   テュッティ「何言ってるの、そんなわけないでしょ。       戻りたければ、戻ってもいいのよ。」 ここで私、おもわず吹き出してしまいました。 ここまで拘束条件が少ないと、普通の人は帰ってしまいますよね(笑)。   マサキ  「ヘ? そういうもんなのか?・・・・       なんか拍子抜けしちまったなぁ・・・」   フェイル 「おや、君はまだ説明を受けていなかったのか。       テュッティに事情をしてもらってから、どうするかを決めてくれ。       もちろん、強制はしない。」   テュッティ、襲撃で中断されたラ・ギアスの事情を、 マサキに説明しているようです。プレイヤーには割愛されます。   マサキ  「・・・つまり、この世界を救うために、俺達に戦ってくれと、       こう言いたいわけだな?」   テュッティ「ええ、でも強制しているわけじゃないわ。       あなたが嫌なら、断ってもいいのよ。」   マサキ  「ま、一度引き受けちまったしな。       しばらく考える時間をくれ。2〜3日でいいからよ。」   テュッティ「いいの? あなたの家族に連絡しないで?」   少し暗い顔をして、家族がいないことを、マサキ説明します。 テュッティ、悲しそうな顔をして、  テュッティ「そう・・・あなたも一人なのね」   マサキ  「? テュッティ、あんたもか?・・・       いや、いい。別に詮索するつもりはねぇからよ。」   この辺りの事情は後々ストーリーに絡んでくるのですが、それはまた 後のことで。   テュッティ「ありがとう。それじゃ、寝泊まりする家が必要ね。       ゼオルートさんの家にお願いしておくわ。」   マサキ  「ゼオルート?」   ゼオルートという人はは王室の武術指南だと、 テュッティが説明して第1話は終わります。   クリアターン数 5ターン/累積ターン数    5ターン 所持クレジット 4600/累積獲得クレジット 4600 リセット回数     2/累積リセット回数     2   

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endra@yahoo.co.jpちゃーん