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悩める自分を「変えよう」ではなく、「受け入れて、自分に合った生き方を見つける」を提案する本多信一氏の本
世の中には、いろんな自己啓発や、心の悩み解決の本が出ているが、たいていは、自分自身を変えるとか奮い立たせるとか、特殊な方法や、外的な手助けの手法による解決方法を紹介している。
しかし、内向的な性格の場合、必ずしもそれらの手法が効くとは限らない。私もどちらかというと内向的な性格であり、内向型性格ゆえに、仕事や生き方で、
うまくいかず、深刻に悩んだ時期があり、いろんな本を買ったりして、悩みを解決しようとしたが、自分を変える系の手法は、どれもうまくいかなかった。そし
て、悩みをちょっと違った方向でとらえた本に出会い、それにより悩みを解決(というか受け入れること)ができた。その本が本多信一(ほんだしんいち)氏の
本だ。
本多信一氏は、自身も内向型性格であり、実体験をもとに、生き方や仕事を中心に、内向型性格による悩みの解決方法を本にしている。十数年に渡り数十冊を
出版しているが、どれも一環して、内向型ゆえに悩める自分を「変えよう」ではなく、「受け入れて、自分に合った生き方を見つける」ことを提案している。
どちらかというと消極的な悩み解決の手法を説いているので、外向的な性格の方には、あまり参考にはならないとは思うが、内向的な性格の方で、他のどんな手法でも悩みが解決できなかった時に、お薦めの本だ。
(2003/12/13 レポート : HARUO-TEN)
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