太陽まであと一歩(Aキャスト その2)ネタばれあり版/演劇集団キャラメルボックス

観劇日 2003.3.12 19:30 2階5列31番 東京・池袋サンシャイン劇場

注意!  今回は完全にネタをばらさない形にしてしたいと思っておりますので,もしも,検索でこのページを見つけて,まだ観劇をしていない状況で読んでしまった場合はごめんなさい




あらすじはAキャストその1ネタばれ版を参考にしていただくとしてどのあたりに今回どこに注目したのかといいますとどの程度サトルが母日出子に対してどのように感じていたのかでした
何故そこに・・・ということなのですが,Bキャストその1ネタばれ版にも書いたのですが,AB両キャストの違いって恐れと怒りを表しているのではなんて少し知ったような書き方をしたのですが,台本を読んでまた印象が変わったからです
台本においてはどちらかというと1回目の時点の藤岡さんの描き方に大浦さんの色彩が混じっているという感じなのです
ところが今回観劇してみると,大浦さんが藤岡さんと見間違うほど怒りの中に寂しさを漂わせていて,ホントに驚きでした

あとどこかのBBSには書いたのですが映画と現実の設定
意外にごちゃ混ぜにしていて,それがわかりにくくて面白くない・・・ということに繋がっているかなあ・・・(某演劇サイトの1行レビュー)
現実ではサトルの担任が新発田でアキラの担任がゆり子であるにもかかわらず,それを入れ替えて,かつ現実の智の新発田に対する気持ちをサトルではなくアキラに担わせた
そのため明は出来上がった映画がアキラによって歪み,日出子を助けたいという気持ちを起こさせてしまった
もしアキラとサトルの気持ちを入れ替えなかったとしても,日出子は新発田の気持ちを受け入れることは父が倒れるということによって無かったはずだったから
だから明はアキラに新発田から日出子を遠ざけるという役目を負わせたのかなあ
そうとしか今のところ見えない
新発田はいいやつだから・・・
日出子が受け入れた後に父が倒れるを知ったら股裂きになってしまう・・・
そんなところから人を想う気持ちが今回もたくさん出ています
いつも違うところで泣いています・・・・(2003.3.13記)

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