Back  〜2000年秋・冬の着物〜(2/2)
  

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Last Updata 2001/01/11


会津木綿と塩瀬染帯 10月6日(木)
春に仕立てをお願いしていた会津木綿が
昨日、一衣舎さんから届いた(^^)
日常に着たいので補正せず着られて動きやすい寸法で・・・
という私の我が儘な願望に応えて仕立てていただいた。

その会津木綿をお願いした時から「この帯をあわせたい!」
と思っていた組み合わせ。
東京から出張中の友人とふたりで
着物でおでかけ・・・!
着物への拘りって、洋服よりもその人自身が反映されるね・・・
なんて話しつつ楽しい一時をすごした。



銘仙と菊柄昼夜帯 10月7日(土)
友人とふたりで久しぶりの京都散策。
といっても、観光地ではなく主にアンティークの古着屋さん巡り(^^;
いつも彼女のセンスの良さに会う度に目から鱗・・・
着物にはこんな楽しい着こなしがあるのね、
と感じることが多い。
結構、保守的だった私は随分影響を受けていることだろう。

真田紐の二分の帯締め(帯留めを使う時用)を5本も買ってしまう。
製造メーカーさんがやめてしまったので、あるだけしかない・・・
と聞いてついつい手が延びてしまった(苦笑)。
そして薔薇柄の夏帯、袷の帯、羽織・・・
と久しぶりにお買い物病が発症してしまった(^^;。

今日の出で立ちはシックな色の銘仙と菊柄の帯。

真田紐の二分の帯締め
真田紐の帯締

最近は帯留を使う人が少ないという。
・・・が、少しお洒落な友人、知人から帯留めを使う楽しさを教えてもらった。
シンプルな洋服にブローチでワンポイントプラスする楽しさのようなものである。

現在は帯留め自体も気楽に遊び感覚で使える物は少ない。
が、小さなカメオのブローチや無くしてしまって片方だけ残ったイヤリング・・・、
母が'50年代に使っていた古いブローチなどを
帯留めに変身させて使っている。
しかし、悲しいかな、その帯留めを使う為の
三分紐や二部紐といった
一般の帯締めよりも細い帯締めがなかなか見つけられないのだ。

ようやく出会うことのできた、この帯締め達!
これからどうやって活躍してもらおうかと思案するのも、
楽しみのひとつとなっていくことだろう。

二分、三分とは紐の幅のこと。


付下げ風橘着物 12月12日(月)
 この2〜3年、年賀状にはfrom京都(管理人の配偶者)と一緒に撮った着物姿の写真を使っている。そろそろ写真も用意しなくてはね・・・ということで、今日は突発的に写真撮影となった。

 昨年の終い弘法で見つけた付下げ風のアンティークの着物を着用! これは地色や柄が気に入ったものの、後でよく見ると汚れや色焼けもあり、浸み抜き屋さんで洗い張りして色捌けまでしてもらい、ネットの友人の仕立屋さんに苦労して仕立て直ししてもらった。昔の物にしては身丈が4尺2寸と長かったのだが、どうやらおひきの着物だったらしく、柄の配置に苦慮してくださったのだ。結果的には弘法さんで買った時の数倍の費用がかかってしまったが、アンティークの着物は特別思い入れのある物だけには、新たな生命を吹き込んで新しい気持ちで袖を通すのも悪くないと思っている。
 まぁ、よほどのことがなければそうまでしようと思う着物に出会うことはないのだけれど・・・。



テディベア着物と帯 12月24日(日)
 最近、着物で出かけるのはすっかりおさぼりモード・・・と思っていたところへ、東京や神戸から「きものぱらだいす」のメンバーの方達数人が遊び来られ、久しぶりに寺町通りや東大路三条の菅野さんへとアンティーク着物のお店巡り!
 そして「着物話」の花、花、花!と楽しい一日をすごした。

 今日はお気に入りのオールテディベアシリーズ。
 古いアンティークの着物は大好きだが、こんな楽しい意匠の着物なら現代の物でもどんどん着てみたいと思っている。
テディベア着物・帯



秋になったら羽織で遊ぶ!を楽しみにしていたら、延々風邪をひいていて羽織どころではなかった(^^;
さていよいよ、21世紀。過去100年の間に着物もやはり進化(?)しているが、
21世紀の着物はどういう道をたどるのか?

2001年冬の着物もご覧ください。
(2000/01/11)

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