Back  〜2000年夏の着物いろいろ〜(3/3)
 

印の付いた写真はクリックするとの拡大画像が表示されます。 Last Update 2000/09/21


from京都の夏の着物 8月24日(木)
えみにゃの配偶者、from京都
(※注)の夏の着物姿。
from京都は3年程前にある会合で着物を着る機会があり、
それ以来「着物は京都の文化だ!」
と機会がある毎に着物を着るようになった。
小千谷縮の着物に変わり絽の羽織姿である。
本来、小千谷縮に羽織を羽織るのは
着物の約束事からははずれるのかもしれない。
が、あまり細かいことに捕らわれるより、
「楽しく着る」ことを優先して、こんなコーディネートで着てもらった。
コーディネートと着付け担当は私である(^^)。


(※注)「from京都」は配偶者のハンドルネーム。
12年程前、当時京都でパソコン通信をしている人が
たいへん少なかったことから、
「from京都」と名乗ったのがはじまりだそうだ。



8月28日(月)
 我が家ではお茶といえば、
年中ガラスのポットに番茶の冷えたのをいれている。
「一保堂」さんの番茶が大のお気に入りで、
寺町二条にあるお店までフラリと出かけた。
番茶は200g入りで\300(税別)、半月から3週間に一度ぐらいの頻度で、
骨董屋さんを覗きがてらの買い物である。

今日は大胆な麻の葉模様の紗の着物に紗献上の帯。
この着物は古着(アンティーク)のお店で
2年程前に3,000円で買った。
しつけ付きで
(※注)状態も良く、裄だけ自分で直して着ている。

(※注)着物は仕立て上がった時には
通常、袖や裾、襟などにしつけ糸がかかったまま納品される。
つまりしつけ付きの着物は、仕立てたまま袖を通していないということになる。

麻の葉模様着物と紗献上帯 麻の葉模様着物と紗献上帯2



夏の名残の着物
夏の着物を纏う期間は短い。
盛夏の着物は7月、8月の二月だけなのだから、まったく贅沢なものだと思う。
今年の夏、とうとう袖を通すことがなかったお気に入り達。
来年は・・・? ちょっとハデだしどうかなぁ? 
・・・という訳でここでお披露目!

絽縮緬に朝顔着物・刺繍帯 名残の着物・その1
骨董市で見つけた絽縮緬の着物。
ちょっと可愛すぎるのだが、
グリーンの地色がなんとも言えず
惹かれている・・・。
併せた帯もアンティークの帯だが、
お太鼓の部分に小さな穴が
あいているのを後日見つけた・・・。
刺繍の部分を活かして
何かに出来ない物か?
と思案している。

絽の刺繍の半襟も古い物である。
絽縮緬に朝顔着物・刺繍帯2

絽縮緬に撫子柄着物 名残の着物・その2
絽撫子柄の小紋と絽の昼夜帯。
切ってしまうのが惜しくて
袖も長いままにしている。
どうやって何時着ようか・・・
と迷っているうちに、
今年の夏は袖を通さないまま
終わってしまった。
黒の繻子を裏に使った昼夜帯。
袷の季節には珍しくもないが、
絽の昼夜帯は初めて見つけた。
この帯もしつけがかかった状態で
手元にやってきたひとつだ。
絽の昼夜帯



2000年夏の着物は終了です。
秋・冬の着物もご覧ください 。
(2000/09/21)

Back Indexへ戻る