Back  〜2001年秋・冬の着物〜(2/6)
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印の付いた写真はクリックすると画像または柄の一部が拡大表示されます。 Updata 2001/11/05


10月20日(土)
             
結城紬と猫帯 結城紬と猫帯
 久しぶりに時々お世話になっている呉服屋さんの展示会にお邪魔した。最近、織りの着物に目がいくのだが、宮崎でとてもポップな意匠の大島紬を織っていらっしゃる作家さんの着尺を何点か見せていただいたが、伝統的な柄行の物とは違った味わいがとても楽しい気分にさせてくれる物だった。でも、私には似合わないのだなぁ、これが。残念! それよりも、先日通りがかりにショーウィンドウで「私を見て!」とばかりにディスプレイされていた小紋の着尺が・・・(^^; う〜ん、これで長羽織と帯を作ったらさぞかし素敵だろうなぁ・・・と憧れの眼差しで見せていただく。
 その後、きものサイトの知人宅へお邪魔して、可愛いベビーにご対面〜! もうすぐ生後3ヶ月になるという女の子はすやすやとおやすみ中だったが、小さな可愛い手をにぎにぎして帰ってきました。

 今日は無地の結城に、随分以前に私が描いたことのある猫にそっくりな意匠が気に入っている猫帯! モノトーン系でジミジミ?



               
格子柄銘仙と半幅帯 10月21日(日)
 空模様を気にしながら、これまた半年ぶりに弘法さんへ出かけた。さすがに日曜日とあって人出も多く、何軒かのお店をふらふらと覗いてみたものの雨もぱらつきはじめたので、早々に退散した。
 午後からは「菅野」さんへお邪魔して、薔薇の切りビロードのコートを見せていただいたり、昔の結城の見方や違いなどの話を聞かせていただいたり、としっかりお喋りを楽しませてもらいつつ、あれこれと楽しい着物と帯を見せてもらう。

 今日は格子柄の銘仙と半幅帯、紅葉柄の羽織も銘仙である。銘仙はワンマイルウェア感覚の普段着として着ることが多いので、ほとんど袖を1尺3寸に詰めてしまうのだが(※家事などがしやすいように)、これは1尺5寸のちょっと長い目の袖丈で遊んでいる。



10月24日(水)
             
普段の羽織?  一見幾何学模様風の銘仙に昔(50〜60年前)の久米島絣の男物の着物から仕立て直して作った無地っぽい帯のとりあわせ。帯は付け帯になっているので、付け帯初体験で締めるのに四苦八苦、慣れればきっと楽なのでしょう。 銘仙はよく見ると何種類かのデザインの花瓶がデフォルメされているようで、面白い柄行である。家では兵児帯を結んでいたが、ちょっと買い物に出るのに帯だけをかえてみた。

 この帯は使いこんだ生地の良い所だけをとって仕立て換えてあるが、風合いがあり、なんとも言えない手触りに温もりを感じる。実はこの布は塩沢紬とばかり思いこんでいた。が、購入したお店でのご店主に再度尋ねてみたら、「久米島」なのだそうである。ご店主は古い織りの布をずいぶん研究されていらっしゃる方で、南方の昔からの布の変遷についてまとめられた本を見せてくださり、説明してくださったのだが、私の知る限りでは現在織られている物とはずいぶん違う。

 う〜ん、染め物の変遷も面白いけれど、織りの布の変遷もこれまた惹かれるものを感じた。しかし、この帯はこれから着こなし次第でシックに楽しめると期待度100のお気に入り。



10月26日(金)
− 洋服地の羽織? −
普段の羽織?
 2〜3年前にちょっとエスニック風の洋服や大島紬の着物から作った洋服を扱っているお店で偶然見つけた木綿のコート。これがちょうど着物のコートにフレアをいれたような形で、素材も木綿と扱いやすく、少し肌寒い日や半幅帯や兵児帯を締めてちょっとご近所まで出かける時にサッと羽織るのに重宝している。要は雑に結んだ帯隠し(?)ともいえるが、遊び心プラスの我流。何も着物だからといって、すべて着物用にこだわる必要もないだろう。洋服チックなとりあわせでも、動きやすく着て楽しければ良いじゃない?

 今日はこの出で立ちで新しいPHSの下見に。最近モバイルをあまり必要としなくなったので関心も薄れていたのだが、今やPHSは64Kの時代。さてさて、どの機種にしようかな・・・とカタログを手に思案中である。



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