Back  〜2001年秋・冬の着物〜(6/6)
  

Updata 2002/01/01


兎柄着物と帯 12月8日(土)
 突然、兎柄が着たくなって今日は兎柄セット。着物と羽織は6〜7年前の大橋歩さんのブランド「うきうきうさぎ」のプレタの着物、帯は友人が東京で見つけてくれたアンティークの兎柄。

 着物に目覚めた頃に手にした「うきうききもの」の著者である大橋さんデザインの着物は、可愛らしい中に、イラストレーターでもある著者のセンスと拘りが感じられて柄が楽しく買い求めた。最近のプレタの着物は私にはサイズが大きすぎるのだが、この着物は若干身丈が長いが、その他はほぼぴったりで素材もポリエステルなので雨に日などに重宝している一枚である。
兎柄紋の羽織



きーこさんの振り袖 12月9日(日)
 ネットで知り合った友禅の仕事をしている、きーこさんのグループ展へ出かける。彼女の出品作(写真左)は彼女自身の結婚式の為に自分で染めた振り袖であった。こっくりとした紫の色合いが美しく、笹のはに描かれた宝づくしも緻密である。
 時々、帯にあわせて半襟を染めてもらったりしているのだが、若い人達が制作の世界で頑張っていらっしゃるのを拝見して嬉しい気分だった。
 
 この日の出で立ちは男物の細い縞のお召しにテディ帯とテディ羽織。・・・が、写真を撮り忘れてしまう(--;



御所解柄着物と刺繍丸帯 12月15日(土)
 年賀状用の写真をfrom京都と一緒に撮った後、久しぶりに呉服屋さんへ出かけた。

 着物は御所解き模様。うんと古典的な柄とポップな柄の両端を好む私にとっては、前者の部類の好きな柄のひとつである。
 帯は7年程前、アンティーク初心者の頃に東京の「池田」さんで「刺繍の帯が欲しい」と言って求めた、昔の丸帯。繻子に緻密に施された昔の刺繍の帯は好きなのだが、最近はアンティークブームの為かお値段が高騰中でもう手が出ない(--;
お太鼓部分は雪輪に梅、笹、松などのお目出度い柄が刺されている。
 


大島のアンサンブル 12月20日(木)
 11月17日に着ていた姑の藍大島にはお対の羽織があってアンサンブルになっていた。が、羽織丈が2尺1寸と短すぎるのでどうもバランスが悪く、呉服屋さんに相談してみたところ、衿の縫い込みも十分あるから丈を出せるとのこと。早々に丈直しをして貰ったら、ワンマイルウェアには程良い丈になった。
 諦めかけていただけに、嬉しくて早々に一日中着ていた(^^)。家の中は暖かいので着物だけ、買い物には羽織とショールを重ねる。徐々にワンマイルウェアは充実中・・・?
 骨董市で見つけた赤い更紗柄風の帯も帯だけみると実にハデなのに、見える分量が減るとちょうど落ち着いた感じかな。



最近、ご近所の方が「着物姿が自然になったね」と声をかけてくださることがある。
そういえば、着付けを習いはじめた頃、嬉しがってあちこち着て歩いたが、草履や下駄に慣れないし、
今から思えばぎこちなかったことだろう。

もっと自然に着物を着てみたい、洋服を着ているのと同じ感覚でごくさり気なく・・・、
そして何よりも私らしく自然体で・・・と思うが、まだその域には達していない。

この着物日記をご覧くださった皆様、ありがとうござました。
来年はどんな着物ライフがすごせるか??? またお付き合い頂ければ幸いです。
(2001年12月31日記)

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