車内では本を読んだり、札幌で購入した駅弁を食べたり、車内販売のアイスを食べたりして過ごしていましたが、そのうちに「スーパー北斗」10号は、札幌からわずか2時間で長万部に到着しました。気動車で130km/h運転というのがこの列車の売りではありますが、スピード感が電車と違う所もありますし、振り子式なので揺れますし(笑)。さて、ここ長万部ですることと言えば、「かにめし」を食べることです。詳しくは、こちらをご覧下さい。これより、小樽行きの普通列車に乗って北上することにします。
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かつては、この「函館本線」という名前にもある通り、函館と札幌を結ぶ大動脈の一部であったこの路線ですが、室蘭本線の長万部−東室蘭−苫小牧−岩見沢が特急列車のメインルートとなってしまい、何往復かここ(通称:山線)を経由した特急列車はあったものの、現在ではすべての特急列車が室蘭本線・千歳線(千歳線ができたおかげで室蘭本線の苫小牧−岩見沢間がローカル然としてしまいましたが)を経由し、今ではこの区間に列車はわずかの運行となってしまいました。いくつもの峠越えが存在していたことが、現在のルート選択に大きく影響していることでしょう。最近まで南小樽駅のホームに、小樽・函館方面と書いてありましたが。
ということで、このワンマン化したキハ40に乗って、倶知安まで14時23分発のの列車で向かうことにします。 |