吉原に戻り、14時51分発の静岡行きに乗りこみましたが、この列車も非常に混雑していて、次の富士駅で降りてみました。この富士駅は甲府からの身延線と分かれる駅で、特急「ふじかわ」号にでも乗ろうかと考えていたら20分後にあるということで、そちらに乗ることにしました。静岡までは730円の特急料金で乗車できます。
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115系。 | 側面の方向幕が異様に細長い211系。 |
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身延線の123系(?)。 | 373系特急「ふじかわ」。 |
この特急「ふじかわ」8号は富士駅で方向転換をします。つまりここからは椅子の向きを変えない限り逆向きに進行していきますが、誰一人として座席を転換しようという人はいませんでした(笑)。こういうパターンの列車は「こまち」の大曲駅、西武特急「ちちぶ」号の飯能駅などありますが、ここでも座席を変える人はいません。ただ、札幌駅で「ライラック」から「エアポート」に変わるときはなぜか全員転換していたりします。果たしてその謎は一体?(笑) それにしても、非常に乗り心地のよい列車と言えるでしょう。ドアに開閉用のボタンが備えてあったのが気にはなるのですが。
列車は途中清水に停車し、25分後の15時42分、終点の静岡に到着しました。松田駅からちょうど104km、約4時間をかけてやってきたわけですね。とりあえず、ここからはただ帰るだけになってしまいますが、少々静岡の市街を歩いてみました。