さすがに展示会と比べると車内はずいぶん落ち着いています。指定券も意外に簡単に取れた・・・と思ったら、客の数がそれほどでもありませんでした。
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最初に停車する古口駅です。ここで酒田からの快速「最上川」4号と交換待ち合わせをします。風っこ号はのんびり走るため、普段の時間よりかなりかかります。最上川の船下りはこの駅で降りることになります。詳しくは山形県最上郡戸沢村ホームページをどうぞ。
列車はしばらく最上川に沿って走行します。この陸羽西線は「奥の細道最上川ライン」との愛称がついていますが、「奥の細道」と言えば松尾芭蕉がその句集の中で『五月雨をあつめてはやし最上川』と詠んだことが有名です。車窓(?)からは舟下りの模様があちこちに見られ、手を振っていたりしていました。この舟下り、12kmの長さを1時間かけて古口から酒田へ向けて下ります。
古口の次の高谷駅を出ると、次は羽越線の余目まで止まりません。途中の狩川あたりになると、風車が見られるようになってきました。写真の山の上の3基がシンボルにもなっているようです。しかし、ここには快速は止まらず、駅付近に「快速の停車を!」との横断幕もありました。
余目から羽越線に入り、終点の酒田には12時42分に到着しました。