22.名古屋方面・行き当たりばったり紀行 <5>

松阪へは14時39分に到着しました。なんとも中途半端な時間なのでこれからどうするか、ということはまったく考えていなかったのですが、観光地として名高い伊勢志摩へ・・・と思ったのですが、時間が時間なだけに、今回は伊勢方面の乗り潰し、ということにしました。しかし、以前から行ってみたい場所の1つでもあったので、いずれ時間を見つけて来ることになれば、と思います。

そして乗った列車は、14時58分松阪始発の鳥羽行き普通列車です。実はこれ、つい先ほどまで名松線の往復乗車でたいへんお世話になった(笑)列車が松阪に到着するとそのまま鳥羽行きになったものなのです。非常に複雑ではありましたが、発車すると次の徳和駅で快速「みえ」16号の入れ違い待ちで3分止まり、次の多気駅では尾鷲・新宮方面へ向かう参宮線と分かれ、そのまま15時33分に伊勢市駅へ到着しました。

普通列車は何も言わなかったのですが18分の停車があります。後続の快速「みえ」11号を先に通すためで、それまで10分余りあったのでいったん改札をくぐって駅舎を撮り(笑)、15時45分に伊勢市を出発しました。それからわずか13分で終点の鳥羽駅に到着となります。この周辺でも、伊勢志摩と言えば、の風景が見られないこともないんですが、非常に範囲が広い観光地であるとも言えます。ここからさらに南下するため、近鉄線に乗り換えます。

で、待っていたのはワンマン用につくられたこの列車です。つい1ヶ月前に志摩線がワンマン化されたのだそうです。実は、快速「みえ」11号に乗ってまもなく鳥羽、というところにこの列車がやってきていて、間に合うのか気になっていたんですが、鳥羽で長いこと止まっていたので助かりました(^^) 列車は、いかにも観光地という部分と、海岸線から離れて田園の広がるローカルな風景が入り混じり、さらに観光客と地元の学生も混ざるというごちゃごちゃな中、約40分をかけて終点の賢島へ着きました。それにしても、すれ違う特急列車の多いこと、と思いながら乗っていましたが、普通列車が約30分毎に対して特急は近鉄名古屋・京都・大阪の上本町へ3方向に出ている関係で10分〜15分前後で運転されています。

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