22.名古屋方面・行き当たりばったり紀行 <11>

さて、先ほど触れた揖斐線沿線に張っていたみなさんのお目当てはこの列車だったようです。なんでも、この日は750形が3重連で運転される最後の日、ということでした。この電車に巡り会わせたのはまったくの偶然だったのですが、そのおかげで黒野駅では人がごった返しており、大変な状態でした(−−;

3両編成のうちの最後尾の車両が団体専用となり、前の2両に普通の(?)乗客が乗り、急行の新岐阜駅前行きは発車していきました。

この列車に乗っていてずっと不安だったのですが、もしこのまま岐阜市内線に入ってしまったら、沿線は余計パニックになってしまうのでは、と乗っていてあまり心中穏やかではありませんでした。しかし、うるさい走行音の中にかすれて耳に入ってきた放送で、市内線との境になる忠節駅で別の電車に乗り換えることになりました。それでも、ちゃんと旦ノ島、近ノ島駅を通過して、急行の面子は保ったのでした(^^;)

乗り換えに困惑する地元の乗客とともに急行電車に乗車し、岐阜駅前に戻ってきました。

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