試 乗 記 録 (特別編) 21世紀「大乗り鉄ツアー」
取材期間 2000年12月31日()〜2001年1月4日(木)

Pege 7 3日目(その1)


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青森駅で発車を待つ大阪行き「白鳥」(5012M)

青森駅で発車を待つ大阪行き「白鳥」(5012M)

 

 さて、一晩明けて1月3日となり、この旅もいよいよ3日目である。 しかし今日も活動が早い。 それは朝6時前に

青森駅に行き、大阪へと旅立つ白鳥を撮った後、下北交通の撮影に向わなければならないからである。

今日は何とか早起きに成功したので、雪の中青森駅を目指した・・・。

 

 青森には、本日最初のお目当てである大阪行「白鳥」および、津軽線始発三厩行(本日は485系1000番台使

用)が、既に入線していたので、早速明け方の撮影に取り掛かった。 一通りの撮影を済ますと、「白鳥」が大阪

に向けて発車して行くのでそれを見送った・・・。 その「白鳥」が出発して直ぐ、盛岡色のキハ40・48系気動車が

入線して来た。 これが私が乗車する八戸行となるが、まずはこれに乗車し、野辺地まで向う事にする。

 早速、発車間際の撮影を済ませ、駅売店で朝食を物色すると、あとは車中の人となった。 この列車の発車は、

6:26分である。

 

485−1000 津軽線三厩行 青森駅プラットホームの除雪風景  (左上)

 津軽線三厩行には485系
 1000番台車が充当されていた

 (右上)

 青森駅プラットホームの除雪風景
発車を待つ701系電車 盛岡色キハ40+48系の普通列車八戸行  (左下)

 発車を待つ701系普通電車

 (右下)

 盛岡色キハ40+48系の
 普通列車八戸行

 

 さて、ゆっくりと雪の青森を後にした列車は、八戸を目指して走って行くのだが、さすがに早起きがこたえたのか、

私は野辺地到着直前までウトウトしていた。 まさに気が付くと野辺地であった。 この野辺地からは、大湊線に乗

り換えて下北に向うのだが、乗換え時間が約30分ほど有った。 勿論ここで、後発の盛岡行「スーパーはつかり」

(E751系)や、上野からの寝台特急「はくつる」などを撮影したが、駅弁がある事をすっかっリ忘れていた為、食事

が出来なかった。 因みに帰りに食べようと思ったものの、もう既に販売が終了しており、残念ながら「釜めし」を食

べる事が出来なかった。

 

 野辺地と言えば、かつてレールバスを運行していた「南部縦貫鉄道」の始発駅でもあった。 そのホーム跡は今で

も残るが、雪に埋もれてしまっていた。 また連絡用の跨線橋もそのままだが、途中で閉鎖されており、妙に侘しさ

を感じた・・・。

 

E751系「スーパーはつかり」 キハ40系大湊線列車 寝台特急「はくつる」
 野辺地駅の風景・・・
  (左)E751系「スーパーはつかり」 (中)キハ40系大湊線列車  (右) 寝台特急「はくつる」

 

 さて、暫く待つと大湊線の列車が入線して来たのだが、こちらも盛岡色のキハ40系であった。 入線後、早速乗り

込んでみるが、車内は比較的乗客が多い様であった。 勿論の事、私と同じく下北交通の撮影に向うと思われる乗

客も、多数乗り込んでいた。 やがて列車は発車したが、車窓は吹雪が酷くて完全に真っ白だった・・・。 結局私

は、この列車の中でも疲れが溜まっているのか、ウトウトしたままだった。 気がついた時には、もう既に下北駅が

近くなっていた。 さて下北駅からは、お待ちかねの下北交通のキハ85形との対面だ。 下北周辺は風が強いも

のの比較的天候がよく、むつ市のシンボルである釜臥山が、良く見えていた。

 

下北駅で発車を待つキハ85−2 キハ85-2の形式表記とサボ  (左) 下北駅で発車を
     待つキハ85−2

 (右) キハ85−2の
     形式表記とサボ

 

下北交通の写真はこちらからどうぞ・・・。
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