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◎ 以前に「今月のおすすめ!」で紹介したものです ◎
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2003年 12月
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■ ブルーミーバルーン |
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■ 石嶺聡子 |
■ ¥2,940(税抜¥2,800) ■ PWCP−1005 |
【解説】 今回のアルバムは、約1年半年ぶり(「Ballad Song Stories」以来)の作品で、オリジナル版では7作目になる。アルバムタイトルは、出来上がった時に、いろんな色の風船が空に咲いているような絵が浮かんだため”響きで”付けたそうです。(歌詞カードを見ると空をイメージさせるいろんな青色、それからいろんな色の風船をイメージせれるものがある)収録曲は、本人が以前から温めてた曲も多く思い入れがあるようだ。今年発売されたシングル「うたたね」に収録された曲の「うたたね」・「羽根」・「届かない青」が収録されている。それから作詞に関しては、収録されてる10曲すべてを手がけている。作曲自体も半分以上は本人によるもの。このアルバムは、曲のバランスもよく、本当のアーティスト”石嶺聡子”感じられる作品に仕上がっている。
※アルバム自体はバランスよく仕上がった作品なので是非聴いてみて下さい。 |
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■ 童神(わらびがみ) |
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■ しゃかり |
■ ¥1,050(税抜¥1,000) ■ MUCD−5048 |
【解説】 今年4月に紹介したオムニバスアルバム『琉球詩歌』でヴォーカルの”千秋”がカヴァーしている、今は全国区になった古謝美佐子の「童神」を今度は”しゃかり”としてカヴァー。綺麗で透明感があり歌唱力ある唄い声は、他者と違う「童神」の良さを引き出していると思う。他の収録曲をみると、アルバム『いしじ〜礎〜』に収録済みの「望郷」やオムニバスCDやコンサートでも唄っている沖縄民謡「遊びションガネー」も収録。
※沖縄出身アーティストの中で、いちばん綺麗な歌声だと思っています。機会があるなら、ぜひ聴いてもらいたいアーティストの一組なので、うにげ〜さびら。 |
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2003年 11月
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※今月のアルバムは見送らせて頂きます。すみません。 |
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■ 僕らのメッセージ |
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■ Kiroro |
■ ¥1,260(税抜¥1,200) ■ VICL−35591 |
※都合により10・11月の連続推薦となります。 |
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2003年 10月
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■ ファムレウタ〜子守唄〜 |
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■ 夏川りみ |
■ ¥2,000(税込) ■ VICL−61207 |
【解説】 今回は、いくつもの子守唄を集めたアルバムで、ミニアルバムとしては3枚目となる。収録曲には今回も、「童神」(ワラビガミ)がある。しかし、今回は本家の古謝美佐子さんも参加し、”太陽(ティダ)・月(チチ)バージョンとして収録されている。これは、永久保存版的な聴き応えのある曲だろうと思う。他の収録曲を見てみると、中国地方の民謡の「中国地方の子守歌」などの計7曲が収録されている。癒しを求める方には、ひとつ手元に置きたいCDになるだろうと思う。
※運転中などの時は聴かないで下さい。(笑) |
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■ 僕らのメッセージ |
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■ Kiroro |
■ ¥1,260(税抜¥1,200) ■ VICL−35591 |
【解説】 シングルは、約1年ぶりの発売になり、今年は初めてのCD発売にもなる。収録曲は、「僕らのメッセージ」・「ずっと忘れない」・「ちょきん」(ライブバージョン)の計3曲が収録される。それから、「僕らのメッセージ」は、NHK教育で10月16日スタートのアニメ「無人惑星サヴァイヴ」の主題歌に起用されている。また、「ずっと忘れない」は、JICAボランティア募集キャンペーンのイメージソングで、曲自体は、恋人との切ない別れを歌ったもの。それから、「ちょきん」は、渋谷公会堂でのライブ音源を収録したもの。
※一度は、聴いてみて下さいね〜。ちゅらさ、唄やしが! |
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2003年 9月
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■ いしじ〜礎〜 |
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■ しゃかり |
■ ¥2,800(税込) ■ MUCD−1091 |
※都合により8・9月の連続推薦となります。 |
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■ うたたね |
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■ 石嶺聡子 |
■ ¥1,200(税抜¥1,143) ■PWCM−3001 |
【解説】 言わずと知れた元祖(?)沖縄の歌姫・石嶺聡子の新曲。今回は9月からの沖縄県のみのCMで収録曲が起用されたり、TVでのライブCMあり、かなり勢力的。他に、収録曲の「羽根」はベイクラシックCMソングに起用されたりしている。収録曲は、「うたたね」・「届かない青」・「羽根」の計3曲とお得版になっている。しかも、すべて本人の作詞作曲(作曲は共同作業によるもの)によるものだ。
※CM等で起用されている曲を聴いてみる「さすが石嶺聡子!」と言う感じでした。ぜひ、皆さんも! |
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2003年 8月
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■ いしじ〜礎〜 |
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■ しゃかり |
■ ¥2,800(税込) ■ MUCD−1091 |
【解説】 約2年ぶりとなる3枚目のアルバム。ドリーミュージックへ移籍し、このアルバムでメジャー進出する新たに出発するCDなるため、かなり力の入った沖縄色が強い作品に仕上がった。収録曲の中で特におすすめは、au沖縄セルラーCMソングにも起用された「キレイキレイ」。ヴォーカル千秋の透明感のある綺麗な歌声で唄う緩やかな曲調のこの曲は、一度聴けば耳から離れないだろう。心を清められそうな曲なので、人によっては鳥肌ものだと思う。他の収録曲を見ると、女性の素直な恋心を歌った「旅の花」、かりゆしという言葉を強調した「満月夜」などがあり、全11曲収録される。
※人気のあるアーティストですが、約2年間ぶりのCD発売。素晴らしいアーティストだと思います。今回もいいアルバムになると思いますが、ヴォーカル千秋の歌声の素晴らしさをトク知るにはファーストアルバを聴いてもらうのが一番かと思います。では、ゆたしく。 |
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■ 鳥よ |
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■ 夏川りみ |
■ ¥1,200(税込) ■VICL−35565 |
【解説】 今回ので、5枚目となるシングル。「鳥よ」は、テレビ朝日系の木曜ミステリー「京都地検の女」主題歌に起用されていて、ドラマにマッチした曲調になっている。 |
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2003年 7月
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■ ビギンの一五一会 |
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■ BEGIN |
■ ¥2,400(税抜¥2,286) ■ TECN−24906 |
【解説】 BEGINにとって、初のセルフカヴァーアルバム。すべて、BEGINが開発した楽器”一五一会”(いちごいちえ)バージョンとして、新たに素晴らしいアレンジされ、生まれ変わった。収録されている「島人ぬ宝」は、シンプルなアレンジで、比嘉栄昇の息子も参加している。アルバムには、「涙そうそう」・「海の唄」・「声をおまもりください」・「恋しくて」・「防波堤で見た景色」・「この町はなれて」・「その時生まれたもの」・「島人ぬ宝」の計8曲が収録される。 |
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■ 心の音沙汰 |
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■ 武藤有砂 |
■ ¥1,500 ■ PF−2001 |
【解説】 2002浦添音楽祭のエントリー曲「心の音沙汰」を収録されたファン待望のアルバム。「心の音沙汰」は、山咲トオル出演の沖縄県内CMソングに起用されたことにより、注目されため今回のCD発売に至った。人気もあり、音楽性も高く評価されている。個人的には、ジャズ調の「狂った果実」がいい味を出しているアルバムだと思う。
※2002浦添音楽祭のエントリー曲に関しては、グランプリのちゅらいみ「美ら夢」や一般投票の1位になったKaori「陽のあたる坂道」などがCD発売されている。 |
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※今月のシングルは見送らせて頂きます。すみません。 |
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2003年 6月
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■ 琉球的哀華U |
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■ 宮沢和史・森山良子・他 |
■ ¥2,520 ■ MHCL−249 |
【解説】 沖縄県内外のアーティストが集った、コンピレーションアルバム「琉球的哀華」の第二弾。今作品は、THE
BOOM、アルフレッド・カセーロ、りんけんバンド等が参加している。収録曲をみると、沖縄関連コンピには必ずっていうほど収録される「てぃんさぐぬ花」は比屋定篤子が唄っている。それから個人的に注目しているのは、宮沢和史の「沖縄に降る雪」、アルゼンチンで「島唄」を大ヒットさせたアルフレッド・カセーロによる「ハイサイおじさん」。あと、去年の浦添音楽祭に優勝した、ちゅらいみの曲も収録されて、レベルの高い濃いアルバムに仕上がっている。
※発売日より日が経ちましたが、唄は腐れることはないので、機会があれば、お聴き下さい。 |
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■ その時生まれたもの |
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■ BEGIN |
■ ¥1,260(税込) ■ TECN−12897 |
【解説】 この曲は、4月に比嘉栄昇の次男が誕生した夜に出来た曲らしい。本人らのレギュラー番組で語っていたのだが、歌詞などは、世界の状況が悪化してたこともあって、平和に対する気持ちが込められているとのこと。すでに、”名曲”とうわさされているこの曲は、歌詞をじっくり噛みしめて聴いてほしい、言霊のある唄のひとつだと思う。
※BEGINは、ミュージシャンとしてもそうだけど、なんか生き方がカッコイイね! |
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2003年 5月
■アルバム名:沖縄情歌 |
● 2003.5.28発売 ● UICZ−4065 ● ¥2,500(税抜¥2,381) |
■アーティスト名:加藤登紀子
■解説: メこのアルバムは、沖縄民謡や沖縄ミュージシャンの曲を集めたカヴァーアルバム。
加藤登紀子さんは、沖縄にもゆかりが深く、「花」・「てぃんさぐぬ花」などは、CM等でも聴いている人も多いと思う。だが、今回特に注目するのは、モンゴル800の「あなたに」をカヴァーしたことだと思う。以外なので、どういうアレンジか想像できない人も多いと思うが、実際に聴いてみると、沖縄の人にすぐ受け入れられる、心地よい沖縄風にアレンジされている。実際に沖縄のラジオでは、現在リクエストの多い曲である。加藤さん本人もよいが、バックコーラス(古謝美佐子)もかなりよい。「あなたに」に関しては、10代から幅広い年齢層にも受け入れられるカヴァー曲に仕上がっていると思う。
他には、BEGIN/「涙そうそう」・古謝美佐子/「童神〜天の子守唄〜」などのカヴァー曲も収録されている。
※沖縄好きの加藤登紀子さんならではのアルバムに仕上がっていると思う。 |
■シングル |
● 2003 |
※今月は見送らせて頂きます。すみません。 |
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2003年 4月
■アルバム名:琉球詩歌 |
● 2003.4.23発売 ● MUCD−1073 ● 定価:¥2,520 |
■アーティスト名:しゃかり・ディアマンテス・他
■解説: メジャー&インディーズをちゃんぷるーした(混ぜた)、沖縄ミュージシャンによるオムニバスアルバム。
今回、収録される曲で特に注目なのは、千秋(しゃかり)の『童神』・アコースティックMの『てぃんさぐぬ花』・カチンバ1551の『安里屋ゆんた』。3曲の中で、千秋の『童神』以外は、すでにCD化されていて、沖縄の方なら聴いたことがあるかと思う。カチンバ1551の『安里屋ゆんた』は、サルサバンドらしくサルサ風になっており、さらに明るく踊り出したい曲にアレンジされている。アコースティックMの『てぃんさぐぬ花』は、今までにない形のアレンジされ方になっている。ヴォーカルのますみの渋い歌声に、ムーディーなメロディで、大人の『てぃんさぐぬ花』になっている。最後に、千秋(しゃかり)の『童神』は、彼女らしい綺麗で透き通るような歌声で、シンプルな仕上がりになっている。他には、ディアマンテス、下地暁、與那覇徹、ちゅらいみ、ローリー、ミユキ、ネーネーズ、西泊茂昌、ザ・ワルツが参加している。
※3曲だけ紹介しましたが、名曲『涙そうそう』・『芭蕉布』なども収録。 |
■シングル名:琉球ムーン |
● 2003.4.25発売 ● MXCD−001 ● 定価:¥1,050(税抜¥1,000) |
■アーティスト名:国仲涼子
■解説: 2003年春から、放映されているNHK「ちゅらさん2」の主題歌(エンディングテーマ)になっている、国仲涼子のデビュー曲。ミヤギマモルら沖縄出身者が、曲作りに参加してるせいか、沖縄かじゃー(ニオイ)がする曲に仕上がっている。歌唱力は、いい方ではないが、『琉球ムーン』は、現在の出来もかなりよく、唄い重ねることで、さらにすばらしい曲になるかと思う。「ちゅらさん」ファンでなくとも、是非、一度は聴いてほしい曲である。
※「花」・「童神」などのように、多くの人に唄ってほしい曲のひとつ。 |
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2003年 3月
■アルバム名:「空の景色(けしき)」 |
● 2003.3.26発売 ● VICL−61094 ● 定価:¥3,000(税抜¥2,857) |
■アーティスト名:夏川りみ
■解説: 今回の「空の景色」は、2枚目のフルアルバムとなる。アルバムには、森山良子さんの名曲「さとうきび畑」のカヴァーや、3月19日に先行発売される「道しるべ」など全11曲が収録される。「道しるべ」は、Kiroroの玉城千春(作詞作曲者名は”ちはる”)による作詞作曲となっている。それから、おなじみ「涙そうそう」(※今回はライブヴァージョン)も収録される。
※シングル「道しるべ」は、「花になる/この星に生まれて」(2000年発売)以来のオリジナルシングル。 |
■シングル名:「千夜千夢」 |
● 2003.3.26発売 ● 品番:NBCD−1001 ● 定価:¥1,000(税抜¥952) |
■アーティスト名:仲田まさえ
■解説: 沖縄で有名な喜劇女王”仲田幸子”さんのお孫さんである”仲田正江(まさえ)さんが、県内先行でシングルをリリースすることになった。全国デビューを視野に入れているらしく、某有名レコード会社のバックアップがあるとのこと。収録曲の「千夜千夢」(せんやせんむ)は、元ちとせを彷彿とさせ、沖縄民謡を活かしながら独特な世界を作っている。歌唱力は以前から定評があり、特に今回(初)のシングル「千夜千夢」は、聴き応えのある曲になるだろう。
※初めて聴いた方は、「元ちとせ?」と思う人も多いかもしれませんが、彼女とは違った独特な世界を感じると思います。 |
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2003年 2月
■アルバム名:「同窓会’03ASAYAN」 |
● 2003.2.5発売 ● FLCF−3938 ● 定価:¥2,500(税抜¥2,381) |
■アーティスト名:亜波根綾乃・他
■解説: テレビ東京系「ASAYAN」の出身アーティストによるオムニバスアルバム。沖縄出身の亜波根綾乃の「大きな風」を含む全15曲収録。(再レコーディングしたかは分かりません)
※現在の音楽活動は不明ですが、歌唱力のある優しい歌声の持ち主なので、知っている人も知らない人も彼女の曲を聴いてみて下さい。 |
■シングル名:「オジー自慢のオリオンビール(エイサーバージョン)」 |
● 2003.2.20発売 ● BGN−1 ● 定価:¥1,000(税抜¥952) |
■アーティスト名:BEGIN
■解説: 去年の夏に発売された「ビギンの島唄〜オモトタケオ2」に収録されていた「オジー自慢のオリオンビール」がエイサーバージョンとして帰ってきた! 沖縄の子供達に人気で、この曲を聴くと歌ったり踊ったりするらしい。実際に大人でもカチャーシーを踊れるような楽しい曲。それから今回はいろいろな特典があるらしい。↓
・初回限定ジャケット:赤・青・黄の3色が同時発売 (初回以降は最も人気の高かった1色のみの販売)
・初回のみ「オジー自慢のオリオンビール」工工四付き
・「オジー自慢のオリオンビール」エイサー振り付けつき
余談ですが、2月21日に「ビギンの島唄」のカヴァーアルバムが2作品発売されるようです。
※ここ数年のBEGINは沖縄での人気はすごいです。それは沖縄音楽とBEGINの温かい音楽性が合っているからだと思います。 |
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2003年 1月
■アルバム |
● 2003 |
※今月は見送らせて頂きます。すみません。 |
■シングル名:「くくるむち」 |
● 2003.1.14発売 ● URA−009 ● 定価:¥1,000(税込) |
■アーティスト名:ちゅらいみ
■解説: 去年の11月2日に行われた「浦添音楽祭」のグランプリ受賞曲。沖縄音楽を取り入れた曲で明るいメロディ。ヴォーカル「こずえ」の夢であった「浦添音楽祭」でのグランプリ曲ということで思い入れのある作品になるだろう。「くくるむち」とは、心持ちという意味。
あと、しゃかりの妹分にあたり、プロデューサーもしゃかりの上地一成。
※ 浦添音楽祭は、Kiroroもグランプリなったことのある沖縄では有名な音楽祭。前回は、KOBAの「明日へ」でいくつかの沖縄県内CMに起用される。(当サイトでも、去年2月に「今月のおすすめ!」で紹介。 |
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