2019年モーターボート記念

〜2019.8.27大村〜

(2019.9.1更新)

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前期A1級の選手からファン投票で選ばれるのが笹川賞なら、後期A1級の選手から各競艇場が選ぶのがMB記念です。




〜 大村・SGボートレースメモリアル 優勝戦終了 〜
2019.9.1 大村・MB記念 優勝戦
        最終SG優出 SG優勝/優出 大村
記念優勝経験
2019年
ダービー
2019年
推定獲得賞金額
2020年
総理杯
2020年
グラチャン
20年『鳴門』
オーシャンC
1 優勝 4238 毒島  誠☆ 19オーシャンC 4+1/14+1   優先出場 4678万(13位)→8612万( 2位) 一般V3
→MB優勝
SG優出完走  3点
2 5着 3573 前本 泰和☆ 17賞シ  1/ 4+1   出場 2613万(80位)→3347万(35位) 一般V2  63点
→SG優出完走
 1点
3 2着 3960 菊地 孝平 18賞金王決定戦  5/25+1   優先出場 4307万(18位)→5991万( 9位) 一般V2 117点
→SG優出完走
14点
4 3着 4168 石野 貴之 18賞シ  6/22+1 07.1新鋭王座・
16.11チャレンジC
出場 3225万(39位)→4309万(19位) 一般V3 144点
→SG優出完走
 2点
5 6着 3908 重成 一人☆ 16賞シ  0/ 6+1   出場 3577万(30位)→4261万(20位) 一般V2 120点
→SG優出完走
 4点
6 4着 4444 桐生 順平 19笹川賞  3/13+1   出場 6340万( 7位)→7174万( 6位) 記念優勝 SG優出完走 30点
1日、お盆レースを優勝した4238毒島誠選手がMB記念も優勝。
1周BS、お盆レースで優勝できなかった3960菊地孝平選手の差しが届いたかに思えましたが、毒島選手が伸びました
お盆レース優勝者はMB記念でゆうしょうできない、という流れは変わりつつありそうです。
ナイターSGは33回開催され、毒島誠選手が5回優勝。自身が持つ最多記録の更新です。

もともとは3388今垣光太郎選手がナイターSGの〜と言われていたと思います。10年以上前のことですが。
ナイターSG13回目(09年OC)までの開催で、SG優勝3回…今垣、SG優勝2回…魚谷・松井・菊地、SG優勝1回…4名。
13回目までで、特定の選手が優勝することが多く、4人が複数回優勝、4人が1回優勝でした。
その後、ナイターSG28回目(2年前のMB記念)までに、松井選手と菊地選手がナイターSGを1回優勝し、
ナイターSG優勝3回が1位タイで、今垣・松井・菊地選手の3名が並んでいまいた。が、
 ナイターSG29回目 17CC 4238毒島 誠 2回目
 ナイターSG30回目 18OC 4238毒島 誠 3回目
 ナイターSG31回目 18MB 4238毒島 誠 4回目
 ナイターSG32回目 18DB  3721守田俊介1回目
 ナイターSG33回目 19MB 4238毒島 誠 5回目
直近2年でナイターSG5開催のうち4開催を毒島選手が制覇しています。
・ナイターSG優勝2回以上。
 ナイターSG優勝 5回 4238毒島    誠 …非ナイター0回
 ナイターSG優勝 3回 3388今垣光太郎 …非ナイター6回
 ナイターSG優勝 3回 3415松井    繁 …非ナイター9回
 ナイターSG優勝 3回 3960菊地  孝平 …非ナイター2回
 ナイターSG優勝 2回 3780魚谷  智之 …非ナイター1回
 ナイターSG優勝 2回 3783瓜生  正義 …非ナイター8回
というわけで、私はナイターSGといえば今垣選手や、菊地・魚谷選手を思い出すのですが、それは2年前までの古い知識となりました…。
(もしも菊地選手が優勝していれば、毒島選手と並ぶ4回優勝になっていたことになります。
そう言う意味での激しい1周BSのナイター王覇権争いだったのかもしれません。)
・GIを含めた記念では、
 ナイター記念V10 3622山崎智也
 ナイター記念V 7 4238毒島  誠
 ナイター記念V 6 3415松井  繁
 ナイター記念V 4 …10名
山崎選手のV10にも迫りつつあります。

毒島誠選手は今開催でSG50大会連続出場。連続記録の前のSGには9回出場。
13年グラチャンより前… SG出場 9 →  準優 2  → 優出 0 → 優勝0  
SG50大会連続出場 … SG出場50 → (準優26) → 優出15 → 優勝5
(準優制ではない賞金王を含めていますので、この中に準優回数を入れるべきではないかもしれません。)

こちらはオマケのような記録ですが、毒島選手は大村のナイターは初優勝で、ナイターが7場になって以降、
2人目のナイター全7場制覇となりました。(1人目は4296岡崎恭裕選手。)
 ナイター5場目…2013/09/01丸亀ナイター SGMB記念
 ナイター6場目…2017/11/26下関ナイター SGチャレンジC
 ナイター7場目…2019/09/01大村ナイター SGMB記念
5場目以降の3場はナイター「SG」を制覇してのナイター場初制覇でした。
(ありえないですがもしも江戸川がナイターになったなら…。)

31日、予選2位の4238毒島誠選手が優勝戦1号艇。
毒島選手の2013年グラチャンは50点で出場ならず。次のSGオーシャンCに出場しSG初優出。
その2013年オーシャンCで、毒島選手は次のSGMB記念の予備1位。そして予備2位だった4044湯川浩司選手も優出。
湯川選手はSG52大会連続出場へ、オーシャンC優勝条件でしたが4着になり記録は51でSTOP。
同じく優出3着だった予備1位の毒島誠選手が繰り上がり、13年MB記念に出場しました。ちょうど湯川選手から引き継いだ形となり、
この2013年オーシャンCからSG50大会連続で毒島誠選手は出場を続けています。
そしてその13年MB記念で予備1位から繰り上がった毒島選手がSG初優勝をします。
・12年以降、各場から2名ずつ推薦方式となりました。
 12年 3783瓜生正義 優先出場(賞金王優出)
 13年 4238毒島  誠 予備1位・繰り上がり
 14年 3897白井英治 【徳山】推薦
 15年 4350篠崎元志 【福岡】推薦
 16年 3960菊地孝平 予備3位・繰り上がり
 17年 3942寺田  祥 【徳山】推薦
 18年 4238毒島  誠 優先出場(賞金王優出)
 19年 4238毒島  誠 優先出場(前年覇者)

 純粋に場からの推薦で優勝した選手は3人だけ。賞金王優出からの優勝が2人、予備繰り上がりからの優勝が2人。
そして今年、純粋に推薦だけでの出場から優出は、2前本【宮島】、、5重成【丸亀】、6桐生【戸田】の3選手。
(1毒島…優先出場(前年覇者)、3菊地…優先出場(賞金王優出)、4石野…大村希望。)

そして、毒島選手と前本選手は、ナイター場は、大村以外すべて優勝しています。どちらかの選手が優勝すれば、ナイター7場の全場制覇となります。

菊地孝平選手はSG準優に乗って優出できない状況が11連続で続いていましたが、STOPしました。
(途中にトライアル制の17年賞金王・18年賞金王の優出はあります。)
準優11R、菊地選手が6番手スタートでしたが0.03。前にいた5選手のうち3選手がFとなってしまいました。
マクール7月号に書かせていただきましたが、08年5月以降、スタートで菊地選手より前いた選手の1.88%が
フライングになっています。(全選手の1位。2位は4635峰重力也選手。平均値は0.40%。)
ちなみに菊地選手より後ろでFは3人だけ(0.03%=3÷9643でした。)
菊地選手自身は、2015/05/27大村10R・SG笹川賞以降フライングを切っていません。
15年5月28日以降、菊地選手と一緒のレースでスタートした選手は、5863人。
そのうちSTで菊地選手より前にいた選手は27.5%の1615人。(菊地選手と同STは348人、遅いSTは3900人。)
1615人のうち、2.29%の37人がフライングになっています。(もちろん菊地選手と同STや遅いSTでフライングは0人。)

優勝戦:     3900 1650 1050  800  700  650万
特別選抜A戦:  350  250  200  165  140  120万
特別選抜B戦:  230  170  115   95   80   70万
準優:         57   43   32.5  26   23   20.5万

31日、大村準優11Rで4320峰竜太・4477篠崎仁志・4166吉田拡郎選手がフライングに…。
ダービー・チャレンジC・賞金王シリーズ(19〜21位でもアウト)・総理杯は選出除外となります。
もちろん賞金王(18位以内)は出場可。すでに8000万以上の峰選手の賞金王出場は問題ありません。
ダービーは、予備1・4524深谷知博、予備2・4504前田将太選手が繰り上がります。
(MB記念優出6名全員がダービー出場予定です。予備3・4391松田祐季選手も繰り上がる予定です。)

2019.8.31 大村・MB記念 準優勝戦9R
      最終SG優出 SG優勝/優出 大村
記念優勝経験
2019年
ダービー
2019年
推定獲得賞金額
8/30現在
2020年
総理杯
2020年
グラチャン
20年『鳴門』
オーシャンC
1 3573 前本 泰和☆ 17賞シ  1/ 4+1   出場 2552万(84位) 一般V2  63点  1点
2 3779 原田 幸哉 12MB記念  3/16 02.12MB大賞・
15.4周年・17.4DC
出場 3710万(27位) 一般V2 111点  3点
3 4444 桐生 順平 19笹川賞  3/13+1   出場 6293万( 7位) 記念優勝 SG優出完走 30点
4 4070 中村 亮太   (SG初準優) (GII・12.10MB誕生祭)   1753万(259位) 一般V1  33点  0点
5 3941 池田 浩二☆ 19オーシャンC  9/31 (GII・14.12MB誕生祭) 出場 6347万( 6位) 記念優勝 SG優出完走  5点
6 4497 桑原  悠☆ 19総理杯  0/ 1     4279万(16位) 一般V1  45点  3点
2019.8.31 大村・MB記念 準優勝戦10R
1 4238 毒島  誠☆ 19オーシャンC  4/14+1   優先出場 4618万(13位) 一般V3 SG優出完走  3点
2 4168 石野 貴之 18賞シ  6/22+1 07.1新鋭王座・
16.11チャレンジC
出場 3179万(41位) 一般V3 144点  2点
3 4075 中野 次郎 19オーシャンC  0/ 4   出場 3857万(23位) 一般V3 SG優出完走  2点
4 4335 若林  将   (SG初準優)     2870万(63位) 記念優勝  32点  1点
5 4500 山田 康二 18賞シ  0/ 3   出場 2882万(61位)
CCはF休み
一般V2  76点  1点
6 3557 太田 和美 19グラチャン  7/29 11.5周年 (予備7) 4541万(15位) 一般V1 SG優出完走  4点
2019.8.31 大村・MB記念 準優勝戦11R
1 4320 峰  竜太 19笹川賞  2/17   優先出場
→除外
 8105万( 2位)
→CCはF休み
記念優勝
→除外
SG優出完走 23点
2 3908 重成 一人☆ 16賞シ  0/ 6+1   出場  3530万(31位) 一般V2 120点  4点
3 4477 篠崎 仁志☆ 18MB記念  0/ 4   出場→除外  3532万(30位)
→CCはF休み
一般V4→除外 103点  0点
4 4166 吉田 拡郎 18オーシャンC  1/ 4 14.4周年 (予備6)  3892万(22位)
→CCはF休み
記念優勝
→除外
 54点 13点
5 3960 菊地 孝平 18賞金王決定戦  5/25+1   優先出場  4246万(18位) 一般V2 117点 14点
6 3854 吉川 元浩 19笹川賞  3/20   出場 11375万( 1位)
CCはF休み
前年覇者 SG優出完走  2点
30日、4320峰竜太選手が予選1位通過。自身4回目のSG予選1位。
過去3回は、優出1回・準優敗退2回ですが、 GIの方では予選1位11回で、7回の優勝があります。
そして峰選手は今年、お盆レースで優勝していません。

予選2位の4238毒島誠選手と予選3位の3573前本泰和選手は、この大村ナイターで優勝すれば、ナイター7場の全場制覇となります。
(達成すれば4296岡崎恭裕選手に次いで2人目。)
両選手ともお盆レースで優勝しています。

3779原田幸哉選手のSG優出は7年前のMB記念が最後。その後SGは33節(17年賞金王13位以下出場含む)出場で
準優は13回乗っていますが、優出がありません。調べてみると、96年以降のSGでは最長のようです。
・96年以降のSGで、準優に乗って優出できなかった連続記録。
  13連続継続中 3779原田幸哉 …14連続に
  11連続      3251平石和男 (95年以前の継続分は不明)
  11連続      3558山本浩次
  11連続      3854吉川元浩
  11連続      3946赤岩善生
  11連続継続中 3960菊地孝平 …11連続でSTOP(準優に乗って優出できなかった連続記録です。賞金王のトライアル制での優出はあります。)
  11連続継続中 3996秋山直之
準優11R5号艇の菊地孝平選手も継続中で、11連続は2位タイのようです。

優勝戦:     3900 1650 1050  800  700  650万
特別選抜A戦:  350  250  200  165  140  120万
特別選抜B戦:  230  170  115   95   80   70万
準優:         57   43   32.5  26   23   20.5万

27日、4238毒島誠選手はSG50大会連続出場となります。湯川選手の51まであと1。
そして、毒島選手と3573前本泰和選手は、大村ナイターで優勝すれば、
7場ナイターの全場制覇2人目となります。(1人目は4296岡崎恭裕選手・2018/11/16大村。)

27日、03〜06年のMB記念優勝者はすべて、お盆レース優勝者。
07〜18年のMB記念優勝者は、17年の3942寺田祥選手だけお盆レース優勝者。
去年の優勝者の4238毒島誠選手も(去年の)お盆レースは優出5着でした。(今年は優勝して参戦。)