内部仕上げ

 内装の補修方法を説明します。

部位 材質 補修項目 補修
年数
手入
年数
天井 クロス、ビニールクロス  剥がれ、汚れ、シミ、カビが発生します。
 ビニールクロスの汚れの場合、薄めた中性洗剤で落とせる場合があります。また、家具等を壁に密着して置くと風通しが悪くなり、結露・カビの発生の原因となります。汚れによりましては雨漏れが原因の可能性もありますので注意して下さい。剥がれは大きくならない内に白か透明になる接着剤で直しましょう。木工用接着剤等が使えます。
 カビにはカビ取り材を使用しましょう。
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天井 板張り、化粧合板  汚れ、剥がれが発生します。汚れによりましては雨漏れが原因の可能性がありますので注意して下さい。 10 30
天井 塗装(樹脂系)  汚れ、剥がれが発生します。汚れによりましては雨漏れが原因の可能性がありますので注意して下さい。
 補修で塗り直しをする場合、古い塗装は落としてから塗装するようにしましょう。
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天井 ユニット  カビが発生します。ブラシ等で洗いましょう。
 壁との隙間が有ると、湿気が建物内部入る原因ともなりますので注意しましょう。
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クロス、ビニールクロス  剥がれ、汚れ、シミ、カビが発生します。
 ビニールクロスの汚れの場合、薄めた中性洗剤で落とせる場合があります。また、家具等を壁に密着して置くと風通しが悪くなり、結露・カビの発生の原因となります。汚れによりましては雨漏れが原因の可能性もありますので注意して下さい。剥がれは大きくならない内に白か透明になる接着剤で直しましょう。木工用接着剤等が使えます。
 カビにはカビ取り材を使用しましょう。
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漆喰、プラスター、ジュラク(新京壁)  ひび割れ、剥離、汚れ、傷が発生します。また、家具等を壁に密着して置くと風通しが悪くなり、結露・カビ発生の原因となります。
 御自分での補修は非常に難しく、斑にもなりますので出来れば専門業者に依頼しましょう。
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タイル  亀裂、目地切れ、剥離が起きます。修理を早めに行い、広がるのを防ぎましょう。また、ホームセンター等でも良い補修材料等が手軽に購入できます。 10 30
塗装  汚れ、剥がれが発生します。汚れによりましては雨漏れが原因の可能性がありますので注意して下さい。濡れ雑巾等で拭くと、痕が残りますので注意しましょう。
 補修で塗り直しをする場合、古い塗装は落としてから塗装するようにしましょう。
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ユニット  カビが発生します。ブラシ等で洗いましょう。割れたりということはなかなかありませんが、コーキングがきれて隙間ができる可能性があります。水が建物内部に入らないように修理を早めに行い、広がるのを防ぎましょう。コーキング材はホームセンター等でも良い材料等が手軽に購入できます。 10 30
カーペット、ビニールシート  摩擦、汚れ、剥がれ、日焼けが起きます。カーペットはダニの発生も心配されますので、掃除機はこまめにかけましょう。
 油性の汚れはベンジンで拭いてから中性洗剤をたらし歯ブラシで擦ります。
 コーヒー・醤油は中性洗剤で拭いてからベンジンで拭きます。
 カーペットの潰れは、アイロンのスチームで膨らみます。
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縁甲板、フローリング(合板)  汚れ、きしみ、剥がれが生じます。1〜2ヶ月に1回ワックスをかけて下さい。
輸入フローリングの場合、お湯をこぼすと表面が白くなる場合がありますので注意しましょう。この場合、アイロン等で表面をあたためると治ることがあります。
 凹みが出来た場合は、ホームセンターで補修材を手に入れる事が出来ますのでそれを利用しましょう。
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 摩擦、汚れ、日焼けが起きます。ダニ等も発生しますので、害虫用のスプレー等をお薦めします。
 畳替えは4〜5年に1回を目安にして下さい。
 通常は風通しを良くし、陽射しには当たらないようにします。
 凹んだ畳は、その部分に濡らしたタオルを置きアイロンをかけます。
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タイル  亀裂、目地切れ、剥離が起きます。修理を早めに行い、広がるのを防ぎましょう。また、ホームセンター等でも良い補修材料等が手軽に購入できます。 10 30
ユニット  カビが発生します。ブラシ等で洗いましょう。割れたりということはなかなかありませんが、コーキングがきれて隙間ができる可能性があります。水が建物内部に入らないように修理を早めに行い、広がるのを防ぎましょう。コーキング材はホームセンター等でも良い材料等が手軽に購入できます。
 髪の毛が排水口に流れると詰りの原因となりますので注意しましょう。
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内部建具 引き戸、開き戸、襖、障子  汚れ、破れ、反り、建付け、蝶番ゆるみ、戸車減りがおきます。
 和室等の建て具は新築から数年は動きが悪くなる場合があります。多少であればサンドペーパーの50〜100番くらいで削る事により補修できますが、余りにも動きが悪い場合には建具を壊す前に建て具屋に修理してもらいましょう。
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外部建具 アルミサッシュ  ゴムビート、コーキングの破損等が起きます。
 錆等は発生しにくいのですが、柔らかいので曲がりやすいため物をぶつけたりしないようにしましょう。
 網戸は網のみの交換もでき、材料はホームセンター等で手に入れる事が出来ます。
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