日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい(マウスで選択し反転させると読めます)。人が殺される話が嫌いな人はミステリーのところは抜かしてお読み下さい(それをすると読むところがかなり減りますが...笑)。

2005年2月

もう二月,ああ二月,そう二月  だからー,ブログサーバとか使えば楽だというのに....

日記の色分け  読書:グレー 音楽:ピンク 生物:グリーン 歴史:ブラウン

2月28日(月)

今日で2月も終わり。年度末でいろいろ忙しいです。月曜なのでいつもどおり眠い。

グッピーまた生まれる。ただいま稚魚が7尾。

2月27日(日)

今日は天気がよかった。でもなんか寒かった。せっかく7時に起きて「今日こそ鎌倉旅行のリベンジだ」などと意気込んでみたが,けっきょくやめる。もう少し温かくなったらにしよう。

ライブ: 夕方,つい昼寝をしてしまい,気が付いたらもう19:30だった。慌てて着替え,バスに乗り込んで新宿へ。今日のライブはunbeltipo Trio(今堀恒雄g, ナスノミツルb, 佐野康夫ds)。開演前ギリギリ,直前に着いたら,ピットイン(新宿のライブハウス)はもう満席。立ち見だったが,おかげで演奏がよく見えた。(←負け惜しみじゃないよ。)聴くのは2回目だが,相変わらずかっこよし。そしておもしろい。真剣でかつけっこういい加減というか楽しんでるというか? 「冗談みたいなものです。何でそこでリズムをゆがめるの?みたいな。笑って下さい。」 うん,いいよね。

追記(3/6): 今堀さんのギターはすごかった。わざわざそれを見るために立ち見してた客あり。後から来たお客さんに席に座られちゃったようですが,まあそれでも見たいと! 赤ちゃんを連れた夫婦がいました。あの騒音?の中でもおとなしく寝てた。小さい時からこんなの聴いていると将来の期待大ですね。(←本当か?) 隣でやはり立ち見していた,20代男性ののりというか反応がよかった。というか,ところどころ笑ってました。“そうか!そこは笑うところだったのか!”と勉強になった。要は,CDそのままの再現ができないためか,かなりひねった演奏(構成とかアレンジとか?)になっていたらしく,そこが面白かったもよう(まあ僕の想像ですが,音楽やってる人っぽかったので,たぶん)。あのくらいわかるようだと楽しいだろうな。

空腹状態なのにジンライムを頼んだため,今日はいつもより酔いが回った。そんなわけで,飲み物の2杯目はなし。ライブ終了後,いつも通りに,近くの神戸ランプ亭で牛丼+卵+みそ汁+浅漬けを食べる。

2月26日(土)

読書: 北山猛邦「ギロチン城」殺人事件』を読了。−−人形塚に残されていた「Help」という字を書く書記人形と女性写真。この謎に迫るため探偵の幕辺と学生の頼科は「ギロチン城」へ。過剰なセキュリティが存在する異様な館で2人を待ち受けていたのは新たな密室殺人だった…!−− うん,確実にうまくはなってるね。相変わらず変な作品世界を作り上げてるのだけど,わりと自然な感じになった。デビュー作の『クロック城.』のわかんなさに比べれば,だん違い。『クロック城.』の場合はスタートから「うわっ,読みづれー」などと感じたけれど,『ギロチン』ではどうか?

まず,しょっぱなにロシアの首切り人形に関する伝説。ついでスクエア(ってのは一般的な呼び方なの?)の説明。そして本編に入り,まず登場するのが自称「探偵(の高貴な血筋)」。主人公の前に姿をあらわすギロチン城。ここでは一年前,当主が密室で首を切られて...(日本にそんなもんねえよ!というのはおいといて)。城に住んでる姉妹(名前が「藍」「悠」−IとYou?,「二」「三」「四」「五」に,極めつけは「」)が,一度も城の外に出たことがない...ってどこの国ですか?! などと,まあここまであからさまに‘作り物’な作品世界を出してくれば,「作り物っぽい」とか「登場人物が人形みたいだ」とか,わざわざ野暮なことを言う人もいないでしょう。素直に「俺には合わない」って言ってろよ。

で中身なんだけど(以下ネタばれあり,注意),さすが“物理の北山”ですな。今時,あんなことする作家はなかなかいないでしょう。とはいえ,あの大仕掛けな物理トリックはちょっと無理ってもんでしょ。ぜったいそんなもん後ろ通れば誰か気が付くよ。でも,おそら確信犯でやってるだろうね。あっ,そうか。もしかしたら気付かれても犯人としてはよかったのか。いや,そんなことはねえだろ。などと深読みしながら楽しみました。本当を言うと,個人的にはこういう大がかりな物理トリックよりは,前作の『アリス・ミラー城.』みたいなのが好きなんだけどね。これだけなら,惜しいけど6.5点...とか思ってたら,最後のアレは何ですか?! 「ちょい待て! それは無理だろ...!」などと,僕は5回ぐらい繰り返し叫んでしまいましたよ。叙述トリックなのかもしれんが,それはフェアじゃねえだろ! でもビビったので泣く泣く7/10点。(←何となく「泣く泣く」の使い方が間違ってるような気もするけど...気にするな!)

そんなわけで今日も,水分もあまり摂らず,ごろごろと本だけ読みながら過ごしました。あーいつも通りの土曜日だな。夜,新宿に食事に行こうと思いつつ,ついバス停前のコンビニでカップラーメン等を買ってしまった。久しぶりにカップラーメンを食べる。来週のライブの予定を確認。2月末から3月前半にかけて,行きたいライブがけっこうあったはずだ。まずは明日。

2月25日(金)

昨夜は久しぶりに雪が積もった。

一仕事終わったわけではないのに,何となく気が抜ける。気合いを入れ直してFig作り。

北山猛邦を読み始める。スタートは面白そうなのだが,今夜はあまり気が入らない。まあ,こういう日もある。

2月24日(木)

注文していたデジカメが生協から届く。OLYMPUSのCAMEDIA C-5060 Wide Zoom(約8万円)。以前から持っていたデジカメ(CAMEDIA C-2020 Z,5年間使用)に比べて,やっぱり使い勝手がいいですね。光学4倍ズームに毎秒3コマの高速連写。スーパーマクロモードだと,オートフォーカスでも3cmでの接写が可能です。これで熱帯魚の水槽写真も撮りやすそうです。ただ接写時にズームが使えないのがちょっと面倒かな。10cm以上での接写はどうしても画面が小さくなってしまうので,20cmギリギリまで近づいてズーム最大(4倍)のほうがいいのかも。

仕事のため川で使うことを考えて,水中ハウジングシステム(40m防水)も購入。うーん,相変わらずごついです。ちょっと使いにくそう。このくらい頑丈なほうが川の中で使うには壊れにくくていいのだけど,水流があるとけっこう負荷がかかりそう(流れに引っぱられて大変という事ね)。まあどの機種も一長一短はあるから,1台で何にでも使うというのは難しいよね。本当は完全防水の水中型デジカメが欲しかったが,高いからね。

などと途中でいろいろ遊んで(いや...雑用をこなして)いたおかげで,夜1時までかかって,なんとか原稿のチェックを終了。再度送信しました。もうしばらく英語は見たくないです。なんて言ってられないんだよな。

2月23日(水)

前置詞と冠詞の使い方がぜんぜんだめです。うわー,赤だらけ(昨夜は緑だったのに今朝は赤になってる!)の原稿を眺めていると,気がおかしくなりそうになる。

そういえば,いつのまにか小水槽(テトラ15cm)のグッピーに子供が生まれてました。いつのまに...。

2月22日(火)

せっかくなので,西尾維新『零崎双識の人間試験』に付属で付いてきたスクリーンセーバーを使ってみました。ちょっと人前では恥ずかしいかも。特にテキスト版は危なすぎて職場では使えないや。

今日,テキストチェックに出していた論文原稿が戻ってきました。修正入りまくりで原稿はもう真っ赤っか(本当はソフトの設定上,緑だけどね)。直ってないところの方が多いくらい。つい笑ってしまった。聞いていたよりやけに時間がかかると思ったら...。普通は3日のところ,5日かかった。しかも,「赤い線が多くてもがっかりしないように」などと気を遣っていただきました。ちょっとショックだけど,文章を直すのが楽しいですね。ネイティブだとこんな風に書くのか,などと勉強になります。テキストチェックの担当者さん,本当にありがとうございました。大変だったでしょ。(笑)

さっそく,原稿の書き直しを始めましょう。しばし作業に専念の予定。(←“予定”などと,決意があまり感じられない言い回しを使うなよ!とも思うが...)

2月21日(月)

今朝はいつもより2時間近く早起きして始動。このところ,目覚ましが鳴る時間より1時間ほど早く目が覚める。眠りが浅いのかもしれない。

うちの水洗トイレが壊れました。水をためるタンクの中で,レバーと浮きゴムを繋いでいた鎖が切れてしまったようです。レバーを回しても水が流れません。しょうがないから洗面器で水を流し入れました。

以前,松山にいた時に断水にあったのを思い出しました。異常渇水だった1994年の夏のことです。一日のうち18時から22時までの4時間しか水道水が使えない日々が3ヶ月ほど続きました。ただし松山というのは地下水が豊富な町で,僕がいたアパートでもポンプで地下水をくみ上げていました。飲めませんが洗濯とかには使えます。その時もバケツで水を汲んではトイレの水を流してました。


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