日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい(マウスで選択し反転させると読めます)。人が殺される話が嫌いな人はミステリーのところは抜かしてお読み下さい(それをすると読むところがかなり減りますが...笑)。

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2005年3月

三月になるとやはり年をとったという気がする。 だからー,ブログサーバとか使えば楽だというのに....

3月10日(木)

気温が4月なみに上がったこともあり,今日は花粉症がわりときつい。やっぱり昨年の30倍というのは伊達じゃないですね。それでも主に目がおかしいだけで,鼻とかにはさほどの被害なし。10年前(松山在住時)に比べれば,だいぶ耐性?がついた気がする。当時は鼻水が止まらなくて大変だったけれど,今はそんなことはない。

代沢の熱帯魚屋Kで,60cm水槽用にブルーアイラスボラ5尾を購入。元々の6尾と合わせて,これで11尾に。何となく後ろのほうに隠れがちだったので,数が増えると安心して出てくるかと思ったしだい。昨年10月にもラスボラ・アクセルロディを購入した店だが,相変わらずラスボラ類の状態がいい。(その前に買ったボララス類もよかった。)ボララス・マキュラータの水槽にラスボラ・"ゴールドライン"の小型個体が2尾混じっており,ちょうどそのサイズの個体が欲しかったので,それも購入。

水あわせのため,新しいラスボラをナイロン袋に入れて水槽に浮かべておくと,元からいるラスボラと一緒の群れを作ろうとするので,見てておもしろい。袋内のラスボラはみんな外のラスボラの群れのほうに向かって泳ごうとするが,袋がじゃまをして前に進めない。外のラスボラは自由に動きたい様子だが,後(袋内)の群れが後を付いてこないので,前を見たり後ろを見たりで何となく落ちつかずに行ったり来たり

3月9日(水)

今日は暖かい日でした。三重よりHさん来所。

Hさんより,パソコンでの作業中にかけるのによいCDを何か持っていないかと訊かれたので,Goddess Trance『Electric Shiatsu』(電気指圧?),勝井祐二『ヴァイオリン・ソロ』,ピンクフロイド『おせっかい』,マーラー『交響曲「大地の歌」』ほかを貸し出す。なんか傾向がばらばらやなー。

読んでない本がたくさんあるのに,寝る前にちょっと何か読みたくなって読んでしまうのは,なぜか西尾維新だったりする。ぱらぱらと拾い読み。個人的には舞城とかユヤとかのほうが好きなはずなのだけど,やっぱり読みやすいのだろうか。

3月8日(火)

がんばりましょう。世の中にはいろいろあるんです。

今年度のセミナーが今日で終了しました。お疲れ様です...僕はそれなりに手を抜いたのであまり疲れませんでしたが。

デルモゲニーの雄雌の判別法が分かりました。卵胎生(卵でなく仔魚を生む)で体内受精をするため,雄は尻びれの第一条(最初のすじ)が肥大しています。また尻びれは♀のほうが長く伸びます。これによると,うちのデルモゲニーは♂4尾♀2尾みたいです。よく見ると体側の青色やひれの黄色も雄のほうが濃いようですね。時々♂がひれを広げ求愛しているのも観察できます。

雄雌の区別(左:♂,右:♀)
♀(前)に求愛する♂
餌を落とすと集まってくる

15cm水槽のグッピーの稚魚,よく数えたら20尾ぐらいいました。日曜に見たときはもっと少なかったけれど,あの時は下の方にいたのかもしれません。

3月7日(月)

とりあえず,無事に投稿しました。安心のあまり,ちょっとだけふぬけ状態です。安心なんてしてられない状況だというのに,どうしたことでしょう。気が抜かずに次のネタでがんばりましょう。まずは4月3日の学会でまた一山。

デルモゲニーは元気元気。元の状態がよかったこともあり,ぶじに餌付けに成功したようです。さすがにけんかもよくしているようですが,今のところ大丈夫みたい。普段はわりと水草の間とかにばらばらと浮いていますが,餌を入れるとわらわらと集まってきます。餌はとりあえず何種類か混ぜた物を与えています。沈む系の餌(セラ ミクロブラン)はさすがに苦手みたい。テトラミンや殻をとったブライン卵はけっこう食べてくれます。ちなみに,60cm水槽で同居中のラスボラ類ですが,最近やけに人影に敏感になってきました。近づくとすぐ隠れてしまいます。数を増やしたら落ち着くような気もするのですが,どうしようか迷いどころ。いったん買いだすと,歯止めがきかなくなりそうで...。

  

3月6日(日)

せっかく朝7時に目が覚めたのに,無駄に時間を。ちょっと疲れもたまってます。寝過ぎという噂もあり。

今は『天城一の密室犯罪教程』を少しずつ読んでます。読み終わったら,また感想を。

論文の最後の仕上げ。完了。これで明日の朝,郵便物として出すだけです。苦節3年...ぐらい? まあ,これから審査でぼろくそに言われて,書き直しをして,それから...うーん,まだ出るのは先のことになりそうです。が,めでたいと言えばめでたい。あなたも一緒に祝って下さい。

デルモゲニーもだいぶ落ち着いたようです。餌も食べ始めました。どの餌が好みなのか,いろいろ変えて試してみる予定。 グッピーの子供,また増えてるぞー! 新しく生まれたのは8尾ぐらい?……そろそろ過密状態になりそう。

3月5日(土)

昨晩はほぼ徹夜で論文を書いていて,朝明るくなってから寝ました。ああ,いつもの土曜日だわいのう。今日はPochakaite Malkoのライブがあったのですが,気が付いたらすでに始まってました。6:30からってのは早いよな。そんなわけで残念ながらスルー。デルモゲニーのほうは,魚が落ち着くまで見ない見ない。

3月4日(金)

やはり大雪。久しぶり。写真とりました。

   

今日は誕生日だった。また年をとってしまった。四捨五入すると...何でもねえよ。

読書: 浦賀和宏松浦純菜の静かな世界』を読了しました。−−大けがで療養していた松浦純菜が2年ぶりに自宅に戻ると、親友の貴子が行方不明になっていた。市内では連続女子高生殺人事件が発生。大強運で超不幸な「奇跡の男」八木剛士と真相を追ううち、2人の心の闇が少しずつ重なり……。 予想してたよりもおとなしめかな。もっと“うげーっ”て感じの(←なんだよ,それ?! 例えば『彼女は存在しない』みたいな?)展開を期待してたのですが,ちょっと拍子抜けの観あり。構造的には複雑というか,伏線とかもちゃんと生きているのですけど。まあ,そういえば『記憶の果て』もたんたんとしてましたか。僕は浦賀和宏の作品をそれ程には読んでいないので,変な期待をしすぎていたのかもしれませんね。新シリーズの第一作(たぶん)ということもあるので,これから先どのように転がっていくかが見物です。魅力がわかればまた違った印象を持つかもしれません。 というわけで暫定的に6/10点(←厳しいか?)。

夜は新宿で外食。学生のM君が水槽掃除用のエビ(藻類を食べてくれる)を買いたいというので,先輩面して付いていきました。あまりお腹がすいていなかったので,まず阿佐ヶ谷に出て熱帯魚屋Kに。デルモゲニー(淡水産のサヨリ)のノーマルタイプが売ってたので,衝動買いしてしまいました。最近見かけるのは発光細菌が共生したゴールデン・デルモゲニーばかりで,珍しくてつい6尾を購入。まあ誕生日だから何か買おうかという気もあったりなかったり。飼うのは初めてだけど,長生きしてくれるか少し心配です。本当は汽水(海水を混ぜる)の方がいいのかな。店員さん(店長?)に聞くと,餌は普通の人工飼料でいいらしい。ちょっとけんかが多いから数が多い方が分散されていいと言われましたが,うちの60cm水槽は水面まで水草が多いので,6尾で何とかいけるのではないかと期待。まあ僕の少ない経験(以前東南アジア産の大型メダカであるパンチャックスを飼っていた)からですけどね。何となくです。

次に新宿のAをのぞきます。M君はここでミナミヌマエビ5匹の他に,オトシンクルスとサイアミーズ・フライングフォックスを1尾づつ購入。前の店のほうがエビもオトシンも安かったと文句を言ってましたが,新宿だからね。土地代もあって高いのでしょう。それをあらかじめ教えてやらない僕も,意地が悪いかも。

3月3日(木)

ひな祭り! 朝メールを見たら,2回目のテキストチェックから論文が戻ってきました。さて,どうなっていることやら。

ライブ: 3年ぶりにイーヨのライブに行ってきました。まず前半はPere-Furu(鬼怒無月g, 勝井祐二vn) feat. イーヨ のステージです。まずはPere-Furuの2人だけで2曲演奏。ぐらぐらきます。その後でゲストとしてイーヨさんが登場。久しぶりに見ましたが,何というか...相変わらずでした。話し方とかはあまり変わったような気がしませんが,3年前より多少は落ち着いた印象。緊張するからということで,子供が歌うっぽい曲を4曲演奏。透明感がある少しかわいい系の声です。囁くような歌い方の時より,元気な?歌い方の時のほうがいいかな。個人的には3曲目がすごい好きですね。ちょっと変わってるけどきれいな曲です。4曲目は新曲でした。鬼怒さん勝井さんのコンビ,相変わらずMCがおもしろいです。かみ合っているようでいないような会話の中身ももちろん,会話の間がとてつもなく絶妙とでもいうのかな。今日は勝井さんの結婚披露パーティの思い出話やマイルス・デイビスは亡くなられた方ですよねとか,バークレー(音楽理論)の話などで盛り上がり,演奏時間が足りなくなるほどでした。

後半はeEyo Idiot(イーヨvo, 内橋和久g, 中原信雄b, 外山 明ds)のステージです。メンバーはいろいろ人が変わるようですが(他に横川理彦など),今日のギターは内橋和久。内橋さんの参加してるライブで聴くのは,ヴォーカルものでは初めて。エフェクターも使いますが,わりとまともで逆に新鮮です。いつもは,バンドではアルタードステイツ,他は藤井郷子・林栄一といった人達とのセッションばかりで,フリーっぽいのしか聴いたことがなかったのですが...。外山さんのドラミングは,歌バンでもあいかわらず独特なリズム。僕は聴き慣れてきたほうでしょうが,試しにベースとドラムスのそれぞれに合わせて体を動かそうとすると,やっぱり体がねじれて大変なことになります。ベースの中原信雄さんはヤプーズ(戸川純のバンド)のリーダーで,聴くのはアジアン・ファンタジー,ヤプーズ,前回のeEyoに続き4回目です(ということはやはり3年ぶりか)。職人的というか,最後のメンバー紹介の時までほとんどしゃべらず(←職人的って,そっちのほうかよ? もちろん演奏も)。どの曲もなかなかよさげな感じで気に入りました(3年前のライブは対バンが戸川純バンドだったので,そちらのインパクトが強すぎて,eEyoの演奏はあまり印象に残ってなかったのですが...)。しかしこのバンドのメンバー間に醸し出される雰囲気というのはいったい...? 妙にいい感じです。やけに楽しげです。うーん??

読書: 浦賀和宏『松浦純菜の静かな世界』を読了しました。感想はまた明日。帰りにSFを3冊買いました。北野勇作『どーなつ』,牧野修『傀儡后(くぐつこう)』,森奈津子『からくりインモラル』です。もう1冊,トマス・フラナガンの短編集『アデスタを吹く冷たい風』。有栖川有栖のエッセイ本(『密室大図鑑』)で紹介されていて,気になっていた本。どんどん積ん読本が増えていきます。

今夜は大雪になるらしいですね。絶対?絶対?

3月2日(水)

周囲でインフルエンザが流行る。職場のAさんも,子供のインフルエンザで今日はお休み。38℃を超える熱って最近出てないな。インフルエンザはやったことないのでちょっと怖い。

今日も論文書き(英文修正)。英語力のなさが身にしみるなー。もうちょっと文法(特にthat構文とかそういうやつ)には強いと思っていたのに,いざ文章を書いてみるとぜんぜんダメダメだ。あそこまで酷いと,落ち込むとかそういうの通り越して,つい笑ってしまう。

BGMとして,何となく懐メロ?特集。PHEWの昔のアルバム(CD)とか引っ張り出して聴く。『songs』:4曲入りミニアルバム。 『big picture』:最近のプロジェクトではこれが一番好きか。けっこうしびれますね。「しびれる」はやっぱり死語? 『Aunt Sally』:ボーナストラックのライブ3曲がいいな。戸川純の書いている解説が,これ何書いてるの?みたいで,いつ読んでもすごい...。

メトロファルスのキーボード ライオン・メリーのアルバム『ドン・キホーテ』を久しぶりに聴く。何だかわからないけど,ほんわりした曲調がよい感じで癖になりそう。戸川純ゲスト参加の曲が2曲(どちらもよし)。他にもあがた森魚(3曲参加)を始め,いろいろゲストあり。

3月1日(火)

今年度も最後の月となりました。やり残したこと多し。

ライブ(ナーナー他)に行きたかったが,寝不足のため途中で寝てしまいそうでやめる。

論文の英語を修正に専念。久しぶりにCDをかけながら,英語直しながら音楽かけるなという意見も当然あるが,ネイティブの人が直してくれたのと比較するだけだから,などとちょっと言い訳。深夜まで一人で残業するのも何となく寂しいというか,静かだとやっぱり眠くなるからね。今夜はコシ・ミハル,ちわきまゆみ,フェアチャイルド等をかける。懐メロ気分。


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