日々の記録

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想,熱帯魚の飼育記録なども兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2007年8月

8月10日(金)

さて,明日から四連休。暑いからなあ。どうしよう。

8月9日(木)

8月8日(水)

省エネのため職場で(正確には部屋単位で)一斉休業することになり,13-14日はお休み。四連休。ヌマエビでも採りに行こうか思っているが,どこか出かけようかと思案中。本当は四国(足摺方面)に行きたいのだが,さすがに今からでは夜行列車も夜行バスももう取れそうにないし。飛行機もできたら避けたい。四国なら3日ぐらい行ってたいけど,ホテルの予約も厳しそう。となると,電車で行ける伊豆か。伊豆なら日帰りも可能かもしれない。宿は下田辺りにとりたいが,高い温泉旅館しか残ってない。

8月7日(火)

I君より職場に石垣島産パイナップルがたくさん届く。ありがとう。とてもよい香りがします。ありがとう。ありがとう。国産のパイナップルは柔らかいので,芯まで食べられるんだね。

8月6日(月)

帰省先から東京に戻る。いつも新幹線ばかりなので,たまにはのんびり帰ろうか。というわけで,佐久平駅まで在来線を利用。信濃鉄道はJR信越線時代に比べて,駅がいくつか増えたようだ。テクノ坂城駅なんて昔はなかったもんな。小諸駅でJR小海線に乗り換える。西村京太郎の鉄道ミステリ短編にも出てきた乙女駅(信越線と併走しているため,信越線の急行から小海線乙女駅のホームにいる人を射殺)などを通過。天気がよく,気持ちいい。佐久平駅で新幹線に。単なる乗換駅なのか,新しいけど周りにぶらぶらできる所があまりなさそう。

まあ,無事に帰宅。

暑かったせいか,家のグッピーが半分ほど死亡。暑さに弱い魚なわけでもないのだけれど,急に暑くなったからかな(冷夏になるはずだったのに)。15cm水槽だと水温が変化しやすいので,夏場は難しい。ヌマエビのほうは,60cm水槽だったのと,水槽冷却用のファンを付けっぱなしにしておいたので,無事だった。置き場所の違いもあるかもしれない。

8月5日(日)

午後より,大叔父夫婦と一緒に松代観光。松代(長野市松代)は真田十万石の城下町。NHK大河ドラマに真田幸隆が登場していることもあり,また川中島合戦時の武田氏の前線基地である海津城(松代城)もあるので,観光客でそこそこ混んでいた。松代城の他に防空壕(大本営?)跡なども見学。→詳しくはこちら

夕方は父方の祖母の家へ。93歳だけど元気。母が「私のほうが先に死にそうだ」などと言っていた。まあ,昨年亡くなった裏の家のおばあさんは103歳だったらしいし,まだまだ先はあるか。長野ってそんなに長生きな土地ってわけでもないのだけど。

8月4日(土)

今日は母方の祖母と叔父の一周忌の法要。ついでに祖父の七回忌も。昼前に弟(今回は単身)が到着。長野市川中島にあるお寺に向かう。お盆も近いので,いろいろ予定がつまっているようだった。終了後16時より会食。昼食もちゃんととっているので,この時間だとあまり食が進まない。

昨年末に叔父が亡くなり,無人になった家に寄ってみる。一部内装等をいじったようで,だいぶ違う印象の家になっていた(外見は一緒だが)。

桜庭一樹少女には向かない職業』を読みました。−−中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した-。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作。−− 確かに壮絶な話ではあって,読みがいもあったのだけど,少し物足りないか。叢書が叢書だけに,もう少しミステリっぽい(本格ものを期待したわけではないが)作品かと思ったのだけど,『砂糖菓子の…』あたりとそうは変わらない感じ。確かに主人公が友人に勧められる本(タイトルを明言せず)が何かあたりが伏線になっていて,といったところなど興味深くはあったけれど。そういや,あれって爺さんを殺す小説だったっけ? 勝手に死んじゃうんだと思ってたけど。って,確かにそうじゃなきゃ主人公がアレされないもんね。まあ力量みたいな引きずり込む何かは感じたので,次は『少女七竈と七人の可愛そうな大人』でも読んでみようか。

8月3日(金)

とうとう,うちの職場にも成果主義なんちゃら導入か? 面倒くさい。

本当は今日から休暇のはずだったが,クリーニング云々の関係上,日中は職場に行き,夕方より帰省することに。長野新幹線,指定はいっぱいだったようだが,自由席は座れた(大宮でようやく満席に)。

堀江敏幸雪沼とその周辺』を読了しました。−−山あいの静かな町、雪沼で、ボウリング場、フランス料理屋、レコード店、製函工場、書道教室などを営む人びと。日々の仕事と真摯に向きあい、暮らしを紡いでゆくさま、その人生の語られずにきた甘苦を、細密な筆づかいで綴る最新短篇集。川端康成文学賞受賞作「スタンス・ドット」ほか、雪沼連作全七篇を収録。−− 川端賞&谷崎賞ダブル受賞は納得。こういう感じの短編集はとても好きですね。一つの(架空の)地方を舞台にした連作(微妙に人物とかがかぶってる)。前に読んだ『熊の敷石』もそうだったけど,たんたんとしたあまり起伏のないストーリーなのに引き込まれる。「送り火」「レンガを積む」「ピラニア」とかが気に入りました。中年になった主人公が昔を思い出す話が多いような。単に‘昔はよかった’的に懐かしむわけでなく,現在への過程としての昔を見つめるような感じ。そういう話にちょっとじんときてしまうようになった僕も,まあ多少は年を取ったかなと...そんな風にも思う。

8月2日(木)

8月1日(水)

とうとう8月。けっきょく,夏らしい夏になりそうだ。


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