鎌倉探訪記

久しぶりに鎌倉に行って来ました。中学生以来なので何年ぶりだろう? もちろん東京に住み始めてからは初めてです。

出発前

ただ,闇雲に歩いてみても面白くないかなと思い,2つの参考文献?を用意しました。1冊目は,最近読んだ歴史ミステリー,高田崇史QED 鎌倉の闇』です。出版社が付けた紹介文は「闇と空白が真実を象り、鎌倉、源氏三代にまつわる謎を解き明かす!」。小説中では鎌倉幕府創設の知られざる真実と実際に主人公の周りで起きた失踪事件とがリンクするわけですが,簡単に言えば主人公達が鎌倉の闇の説明をしながら,鎌倉探索をするという内容です。

2冊目は,小学館ライブラリの中に収められている網野義彦蒙古襲来』。鎌倉幕府の実態と変遷が詳しく書かれている名著です。幕府の執権を務める北条氏の内紛や他氏との争いに明け暮れた時代だったのだな,というのがよくわかります。

ごちゃごちゃ書きましたが,ようするに前半は『QED』の主人公達の同じコースをたどってみる。途中から面白そうな名所・旧跡(誰々屋敷跡とか誰々の墓とか)があれば寄ってみよう。そういうことです。

→ 鎌倉探訪:その1(北鎌倉〜葛原岡)

→ 鎌倉探訪:その2(扇谷〜建長寺)

→ 鎌倉探訪:その3(八幡宮〜鎌倉宮,長谷)