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霊をさぐる

霊をさぐるためには

霊魂学の主張

霊的技法編


1 超能力、霊能力の開発



霊魂の実在を信じる皆さんが、まず最初に関心を持たれるのは霊能力や超能力ではないでしょうか。そうした能力を自分も持ってみたいと思った事がある人も大勢いらっしゃると思われます。

書店には霊能力や超能力を開発できるという本も並んでいますし、インターネットでもそうした方法について論じたHPがいくつもあります。

ですが、現実は甘くありませんでした。霊能力や超能力を身に付けようとして精神が病気になったり、その後、不幸な方向に向かってしまったりした人が大勢いらっしゃるのです。霊能力開発はこの上なく恐ろしい事なのです。

このHPでは、決してそうした能力を開発しようとしないように、と訴えてきました。そして、これからもその姿勢に変わりはありません。

現実には、まだまだ大勢の人が取り返しのつかない状態になっています。少なくとも、このHPをご覧の皆様には、不幸にならないように、ぜひとも、注意していただきたいと思います。

幽体離脱の危険性については、「霊をさぐるための方法について(06)」を見ていただくとして、ここでは、まず霊魂を見る事についてご説明します。他でも少し説明しておりますので、多少、繰り返しになりますが大事な事ですので、ここで再確認しておきます。(「霊視って?」 参照)

人は霊魂を見ることができません。

霊魂は『幽体』という霊的な身体で生きていますので、肉体の目では見えないのです。しかし、地上の人間は肉体と重なった『幽体』を持っていますので、死後はその『幽体』という霊的な身体を使用して生きることになります。その時に使用するのが『幽体の目』です。霊魂は、その『幽体の目』でしか見ることができないのです。

地上の人間は幽体をも持っていますから、この幽体の目であれば霊魂を視覚し得ると言えます。ただし、地上では肉体を持っていますので、幽体の目で見ていても、それを肉体の脳が知ることはないのです。

これを見えるようにするためには、霊魂の協力が不可欠です。心の中で霊魂を見る、と言う人が居ますが、それも同じ事です。結局、霊魂が何かしら細工しない限り、人間が霊魂を見る事はできないのです。

霊魂を見るとは、霊魂に自分の身体、特に脳の部分を操らせるという事に他ならないのです。肉体の目で霊魂が見えるようにするためには、霊魂は操ろうとする人間を調べなければなりません。その結果、その霊魂はその人間の様々な秘密を握ってしまうのです。

人によっては、真夜中に無理やり起こされて、「誰かを殺せ」と言われたりします。断わると、会社で仕事をしている最中でも頭の中で霊魂の声が響き始めるのです。病院に行くと統合失調症と診断されますので、治療を受ける事になりますが、それで治ったと思っていたら、ある時、再び、霊魂が出現するのです。統合失調症と診断された患者さんの中には、実は、こうした人達も含まれているのです。

霊魂は薬品でボーッとしているような人間は使いづらいようなのですが、薬品の影響が小さくなってくると、再び、干渉し始めるのです。この人の人生はもう元には戻らないのです。

霊能力者に除霊を依頼しても無駄です。霊魂はすでに人間を操る事ができます。霊魂の世界は距離は関係ありません。都合が悪い時はすぐに遠くに離れてしまいます。霊能力者が術を掛けている時、霊魂は側には居ないのです。そして、霊能力者が居なくなったら、すぐさま現れるのです。自宅に帰ってからが霊魂の出番です。再び、頭の中で、「殺せ、殺せ」という叫び声が、いつまでも、いつまでも、響くのです。再び入院の生活に戻ります。その人は一生、それを繰り返すしかないのです。

これは、ほんの一例ですが、同じような事が幾つも起こっているのです。そして、その対処は随分と難しいのです。ゆめゆめ甘く考えないようにしてほしいと思います。

超能力の訓練も同じです。超能力を身に付けたいと思い訓練をしていると、「俺が協力してやる」という霊魂が寄って来てしまうのです。そして、同じような事が起きるのです。念力の訓練をすれば、霊魂は人間の『間気』という気を使って物を動かそうとしますし、透視の訓練をすれば、頭の中に『幽気』という気を入れて悪戯しようとするのです。そんな事は地上の人間には分かりません。そして、どう干渉されているのかも分からずじまいです。ですが、月日が経つと、やがて間気の不足が起きて病気になったり、霊魂による低い幽気の侵入によって幽体が不調になり、それが霊的な障害の原因となり、人生の不幸の原因の一つを作るのです。

この世に霊魂は多数いるのです。そして、それらの霊魂はいつも、操る事ができそうな人を狙っています。超能力や霊能力の訓練をする人達は、操りやすい人達なのです。酒酔い運転をしていても全員が事故を起こすわけではありません。それと同じで、全員に明確な霊的問題が起こるわけではありません。中にはそれほど悪影響を受けない人もいます。ですが、危険である事は確かなのです。その場合は、長い時間が経ってから、悪影響が出る人が多い為に、誰も真の原因に気付けず、問題は未解決のまま、人生を振り回され行くのです。


人は、もっと別の、もっと大切な霊的技法を知る必要があるのです。

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