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8.神  (2000.08.24)



 神は本当にいますか?また、それは、霊的トレーニングで知りえますか? 

 神はいません。(霊との問答4を参照)

 人々が考える神は、人間の想像の産物です。実際、神は人間とは無関係です。

 神社神道のように、少し前に人間であった人まで神として祭るような場合には、一霊魂が神なのですからですから、これは実在します。

 けれども、キリスト教で言うような、宇宙を創造するほどにレベルの高い存在としての神は、仮に実在していても、人間が感知することはできません。つまり、誰も神を見ていません。

 したがいまして、神に関しては、人が勝手に想像しているだけで、それが何なのかは誰も知らないのです。たとえば、神が本当は地獄の大邪霊のような存在なのかもしれないのです。それを違うと断定しようにも、断定しうる根拠は何もないのです。そうした心理は、単に人の希望でしかないのです。

 ところが、イエスはそれでも、『汝の神を愛せよ。これが一番大切。』、と説きました。また、当HPの監修者も、同じように、宇宙を創造するようなレベルの高い存在としての神霊を人生をかけて求めることを勧めています。

 それは、人間という魂が実は霊的生命体であるために、肉体の意識では理解できない霊的な部分が人間の魂には備わっており、そうした部分がまるで恋人を求めるかのように神を呼ぶからなのでした。

 肉体を持つ身では分からなくても、霊魂として生きる高貴な存在には理解できることがあるようです。

 そして、それは、姿は見えずとも、霊的トレーニングの上級を実習するようになると、理屈抜きに分かるようになります。いえ、分かるようになるほどトレーニングしなければならないのです。なぜなら、それは、人が人間という魂の本当の姿に迫ることだからなのです。

 それに至るまで、人にとって、神は実質的には存在していないも同然なのです。


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