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目次-更新履歴-2月上旬
2001年2月上旬の更新履歴

2/1 ( ´D`)<激安だったのれす♪

印刷機を見てきました。もうねぇ、安い。ホント安かった。買うことを決定。来週には納品です。どんなものを買ったのかというと、普段「自分でやる!」を印刷しているときに、こっそり借りてる印刷機よりも一つか二つ型の古いもの。10年くらい前の機種。古いんだけど、前の持ち主があまり使ってなかったらしく、部品がそれほど傷んでなかったのだ。

で、点検し直した仕上がり具合を今日、見に行ったんだけど、アレだね?マーフィーの法則っての、ホントにあるね。昔、流行ったヤツ。

「雨が降るときは、必ず傘を持っていないとき」とか、「トーストを床に落としたときには、かなりの確率でバターを塗った面を下にして落ちる」とか、「機械の修理が完了したあと、クライアントの前で動作チェックをすると、必ず動かなくなっている」とかいうヤツ。

印刷機の点検が仕上がってから、俺ら、スケジュールが合わなかったので、連絡をもらってからもなかなか行けなかったんです。仕上がりチェックに。

で、今日行ったら、店のオッチャンが「来ないから、どうなってるのかと思った」といいながら、点検の再チェックを焦りながら始めた。

「結構ねぇ、部品を交換しなくても、大丈夫だったんですよ。ほら」

シャー!

インクがすごく薄い。

「あれぇ、あんまり馴染んでないんかなぁ、インクが。じゃ、もう一回」

シャー!ガックン。

紙が挟まった。

「あれぇ。おかしいなぁ…」

焦るオッチャン。指に挟んだたばこの灰が落ちそうだ。焦れば焦るほど、巧くいかない。セールストークに焦りが出てきた。

「ここのねぇ、部品は今変更しても良いんですけど、いつ変更しても変わらないんですよ。云々〜」

そんなに焦らんでもエェがな…と思って、最後、値段の話をしようと思ったら、以外に安かった。当時の定価、110万円のものが、送料込みの9万5千円。俺のパソコン本体(中古のiMac)よりも安い。

ちなみに一時期、「いつまでも借り物の印刷機じゃダメだから、印刷屋さんに外注しよう」ということになって、あっちこっちの印刷屋さんで、料金の見積もりを立てたところ、どこの印刷屋でも4000部を発行するのに、10万円以上のお金が掛かると言われてしまっていた。

スゴイね。自前で買ったら、印刷一回分の料金で本体が買える。紙代も毎回一万円チョイしか掛からない。アイディアをひねれば、お金なんてなんとでもなるもんだなと思ったね。世の中、抜け道は多いよ。
2/4 編集長、“あとがき”のみを読まされる。

昨日、知り合いの劇団のクルクルかんらん車のミーティング&練習を見に行ってきました。ここのホームページは、僕が作っているのですが、春の公演に向けてリニューアルをするということなので、詳細を打ち合わせするため、大阪府は松原市まで、行っておりました。

っつうかね、その練習場所近辺は、オイラが高校時代によく遊んでた場所だったんだ。で、メッチャメチャ久しぶりにあちこちを歩いたら、街が全然変わっていた。駅がでっかくなってて、すっかり近代都市になってんだ。俺が遊んでたときとそのまま残ってるのが、“パチンコキング”って店だけで、その他、ほとんどが変わっててね。

パチンコ屋の看板を見て、思い出したよ。「あ、俺の高校時代のあだ名って、“キング”だったなぁ…」と(笑)。あのキング・カズよりも数年も前に、俺、なんでか知らんがキングって呼ばれてたなぁなんて。サッカーなんて、やったこと無いのに。

ま、そんなことはどうでもいいんだが、劇団の中心メンバーに知り合いが何人かいて、かれこれつきあいも長いんだけど、これまで練習場所に行ったことが無かったのだ。

で、初めて練習場所に行き、打ち合わせをするまでボーっと待ってた。すると、脚本担当の古谷ってヤツが、

「これの“あとがき”だけ、読んでくださいよ。本文はどうでもいいんですけど」

と、言われた。なんじゃ、そら?いつも突然なヤツだと思ってはいたが、ワケもワカランので、そのまんま読んでみた。鴻上尚史さんのプロパガンダ・デイドリームという本らしい。本文も読まずに、あとがきを読むことがなかったので、予備知識のないまま読む。

要約すると、“表現ってなんだ?”みたいな内容なんだけど、ここでねぇ、自分自身のすごく重要なことに気が付いたんだな。

この“あとがき”の内容はほぼ理解できたし、これについて、ちゃんと熱く話も続けられることが出来たんだけど、「これ、文章に直して、この本のことをここで書けるかな?」って考えたら、文章のイメージが全然浮かばないんだ。

俺、今、なに言ってるかわかんないでしょ?俺もね、

なんて書いていいのかわからない(笑)。

いわゆるブックレビューみたいなものを、俺がこの本について書けるのかって事を考えたら、なーんにも浮かばないんだな。冗長な文章しか書けない。

だからさぁ、スンゴク良い“あとがき”なんだよ。そのあと、“まえがき”も読んだけど、それも良くてね。本文は読んでないけど。

モノ作りをしている人や、表現活動をしている人は、アレ、絶対読んだ方がいい。立ち読みで良いや。読んでみてよ。プロパガンダ・デイドリームの“あとがき”。なんかねぇ、ホント、書くと長くなるんだよ。多分。あ、もう長いか。

当たり前のことしか書いてないんだけどね、これを理解できるかどうかで、将来が決まっちゃうよって感じ。表現者なら何か感じないとイカンだろっての。読んだときにね。

もっと簡単に書けるような気がするんだけどなぁ〜。あぁ、チキショウ。なんも書けないや。

この本を書いた人と俺の差って、例えるなら「漢字をちゃんと書き順通りに書ける人」と「読むのが精一杯な人」くらいの差があるなと。意味は分かるけど、書き方がわかんない…。ってな感じ。

あぁ、自分に腹が立つので、寝る。オヤスミ。
2/5 印刷機、もうすぐ登場。

あと30分くらいで印刷機が納品されます。いやぁ、楽しみだなぁ。問題はうちのボロアパートの玄関を通れるかどうかだな。狭いんだ。ギリギリのはず。あと、床が抜けるんじゃないかなって心配。なんせ100kg近いから(笑)。

ま、そんなことは納品されればわかることだから、心配しても仕方がないんだが、問題は内容の方だな。取材の関係で、ちょっと発行が遅れそうなのだ。みなさん、ちょっとばかし待っててね。

それよりもだな、最近「活字の本」というものを全然読んでないことに気が付いた。読んでるの、漫画ばっかし。それと雑誌だね。

それじゃイカン!と久しぶりに古本屋に行って、本を買おうかと思ったんだけど、何を読んでいいのかワカランかったのだ。ホント、文字に弱いなぁと思ったよ。

で、買ってきたのが松本人志の「愛」と、板垣恵介の「格闘士(グラップラー)列伝」

漫画みたいな本でリハビリをしないと、文字いっぱいの本が読めないんだな。俺。字が多いと頭が痛くなるんだ。難しい内容も苦手。

だから自分で本を作るときくらいは、わかりやすく、面白く、簡単に読めてなおかつ、感動できて、やる気が爆発するような本を作りたいんだよ。

短くっていいよ。ちょっとしたキッカケがあれば、人間なんて変われるんだから。長い本は他の誰かに任せるから、俺はフリーペーパーでもっと、簡単で良いものを作りたいと思うよ。

でも、作る側の人間まで、本を読んだことがあんまり無いんじゃ話にもならんなぁと思ったので、ちょっとずつ本を読んでいきます。今まで読んでたのも、北方謙三のハードボイルド小説くらいだったからなぁ。みんな、読書は大切だぜ!
2/6 編集部、分解。

デカァァァァァいッ!
説明不要!!
筐体の重さ95kg!!
リソグラフ印刷機だ!!!


とまぁ、グラップラー刃牙の選手入場をパクってみましたが、それくらいデカイ。ボロアパートにとってはアブドーラ・ザ・ブッチャー級のデカさ自分の部屋に、いわゆるコンビニのコピー機があるとでも思いなせぇ。鬱陶しいだろ?(笑)床が抜けるんじゃないかと心配だよ。

まぁ、これがあることによって、これからいろいろと出来るからね。広がりが出来たことはいいことだ。一応、「大兄弟文化新聞社」と名乗ってるだけあって、出版をするという、基本的な部分は確保できたわけだ。(というか、今まで借り物ですませられたのも奇跡的なのだが)勝負はこれからだな。

というか、印刷機がデカイ。どれぐらいデカイのか?アパートに入らないくらいデカイ(笑)。というか、笑えない。最初、全然入らなかったんだよ。

我が編集部のアパート。というか、俺のねぐら。入り口の幅が58cm。印刷機、60cm強。入ると思ってたんだが、入いんねぇんだな?これが。下見に行ったときには、こうやって親指と小指を広げて、ある程度感覚をつかむじゃん?どのくらいの長さかなって。それだと、ギリギリ入る計算だったんだよ。

で、配達のトラックから降ろして(なんで俺が手伝わないといけないんだと思いながら)、台車に乗せて運ぶんだけど、部屋の手前でガックリ。上下を分離して、立てれば入るかと思ったんだけど、読みとり面のガラスが割れたらシャレにならんじゃない?だから試行錯誤をしたのだ。

そうだ!扉を外そう!

幸い、ボロアパートなので、扉はドライバー1本で簡単に外れた。蝶つがいをねじ回しで取れば、分解できたのだ。

まさかこんな形で分解するとは思わなかったよ…。そうすると入り口周辺に余裕が出来る。幅63cm。

なんとか、印刷機を台車ごと入れることが出来た。しかし重さの95kgは変わらない。なんとか重い印刷機を俺と配達の人で持ち上げる。
(だから、なんで俺なんだよ!と思いながら)

チキショウ、フリースが汚れたじゃないか!と思いながらも、動作チェックをし、お金を支払って、作業は完了…。のはずがない。そう。

扉が外れたままだ!

「扉、どうします?」と言われ、「あ、俺が外したんで、やっておきますよ」といい、配達の人には帰ってもらった。これが後悔の元。簡単に外れたはずの扉が、なかなか元に戻らない。

上下二つの蝶つがいを元の位置に取り付け、いざ、扉を持ち上げて付けようとすると…。入らない。

上から付けると、下がすっぽ抜け、

下から付けると、上がすっぽ抜け。

わしゃ、ドリフのコントか?と思いながら、いったんこの方法を諦める。この悩む間も、扉に張り付いたまま。ヘタに手を離すと蝶つがいが折れてしまう。扉に張り付いた自分が間抜けだ。「赤影殿ぉ〜!」とでも言いたくなるポーズ。(若いヤツにはワカランとは思うが)

いったん持ち上げて、扉を外す。すると…。

カラン、カラン〜!

蝶つがいごと外れたぁ〜!しかもネジが一本、行方不明。

いったん作戦変更。郵便ポストの部分に手を突っ込み、手を挟まないように後ずさりをしながら、扉をいったん閉める。寒い。当たり前だ。冬だもん。

どうしたもんかなと、一休さんのごとく知恵を絞っていた。ひらめいた!扉がいきなり閉まらないようにするための、あの腕みたいなヤツあるじゃん?

扉の上の方についててさ、ゆっくり閉まるヤツ。「くの字」型になってるヤツ。なんて言うのか知らんけど、それから先に取り付ければ、上がぐらぐらしなくなるから、下をきっちり付けることが出来る。

そう思って、先にそこからネジで留める。簡単に外れたのに、なんで付けるのにこんなに苦労するんだろうと重いながら、ネジで留める。

固い。

あの「アイーン」ってなってるヤツは、かなりのクセモノだ。さすがバネが入っているのか、力を入れないと動かない。仕方なく、そのアイーンとなった部分の、肘の部分(ワカラン人は自分の家の扉を見てくだせぇ)をさらに分解し、まずはそこから取り付ける。

細かく分解すると、順調に進みだした。おぉ、俺、天才。なんとか最後の蝶つがいを付け終える。これで平和が戻った。そう思って振り向いたら…。

生活スペースがない。

っていうか、どこで製本すればいいんだろ?人数あんまり入れなくなっちった。デカイんだよ。とにかく木造アパートに入れるもんじゃないって事はたしか。仕事部屋、借りられるまでデッカクなろう…。
2/8 あさがおのつる。

ホームセンターで、体重計ホワイトボードを買ってきました。最近、2kg太ってね。体型があんまり変わらない方だったんだけど、2kg太っても、全然変わるんだな。最近、動きにくい。これじゃイカンと、体重計を導入したのだ。身体がなまってきてね。運動でもしたい気分なんだよ。マジで、ジムに通おうかと思ったくらい。(そんな金はないんだが)

なんだかんだで、フリーペーパー制作に(というか、製作)体力を使って、一回発行ごとに、一回くらいは必ずダウンしてしまうのも、体が弱いからではないかなと思うのだ。

いや、本当は病気なんか、一回もしたことのないくらいの健康体なのだが。まるで、X JapanのYoshikiみたいに、ダウンするのをウリにしてるみたいだよ。

あと、やらなきゃいけないことを、なぜかスッパリ忘れてしまうのも俺の悪い癖。寸前になって思い出したりして。マメにメモをすれば良いんだけど、それもまたメンドクサイ話だから、ホワイトボードを買ったのだ。いつでもペンで書けるように、目立つところに置いて。

根本がだらしない人間だからなぁ、俺。っていうか、人間誰しもそうかもしれんなぁと、思うんだな、最近。

だって、なんで世の中に校則とか、法律とか、決まりや約束事があるのかっていったら、「まぁ、いいじゃねぇか」って言っちゃうもんね。多分、出社時間が決まってなかったりしたら、「眠い。寝る」のひとことで爆睡するはずだよ。というか、すでに実行してしまっている(笑)。

金八先生の言葉の「人という字は、支え合っているから…云々…」っての、当たってるね。自分一人だけじゃ、立ってらんないんだな。なにかしらがっちりしたモノに、人間は縛られないとやってられないんだろうね。

ま、そのモラルとか、昔にあった“がっちりしたもの”が崩れそうになってるからこそ、自分がなにをすることが出来るのか、やりたいことはなにかとか、確かめないといけないんだろうな。

ここら辺がテーマだよ。最近の。ダメな俺vsそれを何とかしようとする俺。今のところ、ダメな俺。悪魔的な強さ(笑)。勝ち目、あるのか?
2/10 タイトルはここ

↑まったくもって、無意味。しかもインターネットエクスプローラーでしか、見られないし。ただホントにやってみたかっただけ。無意味、無意味。

時々思うんだな。モノ作りって、それを見た誰かが何かの意味を見いだせなかったら、ただの自己満足なんじゃないかって。時間を無駄にさせてしまうだけだと。だから俺は「前衛的」とか「わかる人だけわかればいい」という態度の作り手が嫌いなんだな。

最近、そういうのが多いって思わない?よくないよな、ダメだよ。まるで。

という文章そのものが自己満足。



今日の反省。

上の文章ねぇ、5回くらい書き直したんだよ(笑)。まとまらない、まとまらない。こんなこと、ホントは書いちゃいけないんだよな。このコーナーを見てくれてる人に、申し訳ないなぁと思いながらも、「書いちゃイカン!」という俺と、「なんとかして書きたい!」という俺が戦ってたんだな。

 そもそも、なんでこんなことを書いたかというと、ホームページ作成法みたいなモノを読んで、「文字を右から左に流す方法」という部分を読んだときに、志村けんの「だいじょぶだぁ〜!」ってのを、流してみたいと思ったの。

でもこれ、面白いかどうかっていったら、全然つまらないんだよね。読み手としての自分の感覚では。わかってるけど、やってしまった。歌が下手なのに、弾き語りをしている人の気分。「そりゃアンタ、表現でもなんでもないべ?」という自分が居るんだ。すんげぇ、気持ち悪い。なんで、こんなこと書いてるんだろ?

ダメダメ。こんなの0点。落第、落第。なんか、イライラしてるんだな。多分、昔ファンだった松本人志の本、「愛」を読んで、「あんたそりゃ、自己満足じゃん?」と思ったからかなぁ。昔ファンだっただけに、残念だったのだ。読後感が“残念”としかいいようがなかった。何とも言えません。

と書いたところで、それも言い訳。

やはり俺は、エンターテイメント性が好きなのだ。フリーペーパー「自分でやる!」では、気合いの入ったモノを書きます。あ、このコーナーもモチロンね。ホントに自己満足なモノは、パソコンのハードディスクの中に閉まっておきます。こんなの書くの、今回限り。ゴメリンコ。
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