2001年2月中旬の更新履歴
2/12 ごく普通の日記。
昨日、気まぐれにプレステなんぞをやってみた。普段はゲームなんかはやらないんだけど、半年前、知り合いに2000円でプレステを売ってもらったので、ときどきやってみることがあるのだ。
ファイナルファンタジーというゲーム。もうすぐファイナルファンタジーＸっていうのが出るらしい。しかし、僕が今やっているのは7作目のもの。中古屋で1200円。安かった。本を買うよりも安い。
ゲームをやるときは極力、攻略本とか雑誌などを見ないでやる。そのまま。難しい部分や、自分のキャラがやられてしまったとしても、何回もやり直す。ゆっくりと。
よく、考えたら実生活でもあんまり変わらん行動パターンだなぁと思った。「とにかく、やってみりゃわかるっしょ？」ってな感じで。あんまり前情報を信用しない。自分が体験したことの方が重要だ。
先に答えを見てしまったら、面白くない。手品を見る前に、タネを知ってしまったら面白くないのと同じだ。
親譲りの無鉄砲というわけではないが、損ばかりしている今日この頃だと思う。しかし、後悔などない。なぜか？それは…。
俺はいずれ、世に出るからだ！
陸上選手も高く飛ぶために、助走するやろ？それと同じやねん。
と、言い聞かせて、ここに刻み込んでみる。そんな一日も、ときに必要。
2/13 Drive my car.
車、欲しいなぁ…。すんごい速い車が。昨日、マンガの「頭文字Ｄ」を読んでね。なんかこう、「速い」ってかっこいいなぁって。四輪ドリフトでギリギリ、カーブを曲がったりして。いいなぁ、車。俺、免許ないんだけどね。
根がのんびり屋さんなもんで、あんまり速いとか遅いって事のは興味がなかったんだよ。今まで。中学生のときにＦ１が流行ってても、何とも思わなかったんだけどなぁ。
逆に「車嫌い」って言った方が近かったかも。昔は。乗るとね、すぐに酔うんだよ。気分が悪くなる。「バスガイドさん、ビニール袋！」っていうくらい、弱かったんだよ。
話は変わるが、俺の趣味を180度、転換させてしまうくらいマンガってのはスゴイよな？だって、車を運転したことのないヤツが、「俺も峠を全開で突っ走ってみてぇ！」って、思っちゃうんだもんな。実現できそうにない世界も、作り上げられるんだから。
いつかコッソリとマンガを描いてみようかなと思ったりして。あ、でも俺、美術、２だったからなぁ。成績…。
2/16 ハマリ。
頼まれモノのサイト制作、激ハマリ中。脱出口はどこだ？スキル、もっと上げないと…。
2/17 ？メススノ問学。
ここ何日か、知り合いの劇団のサイトをリニューアルしているのだが、あらためて自分の技術の無さを痛感したのだ。（公開はまだまだ先なのです）
自分としてはこの「自分でやる！」インターネット版を作るに当たって、技術的に気をつけていたところは、
「シンプルで読みやすい」
「内容にアクセスしやすい」
「読み込みに時間がかからない」
というところを重視して作っていたのだ。本誌が白黒なんだから、あんまりカラフルに作っても違和感があるでしょ？元々デザインセンスや、色彩感覚があまりないので（笑）、使っている色も白、赤、黒、青のみ。簡単なモノにしてあるのだ。いわゆる、利便性を大切にしたかったのだ。
しかし、知り合いの劇団のサイトを作る上では、色合いやデザイン、レイアウトなど、「自分でやる！」インターネット版にはない要素がてんこもり。元々、サイト制作は独学で覚えたんだけど、デザインがらみの技術は一切、学ばなかったので、今、メッチャ苦労しています。
ま、ここまではネタフリで、ここからが本題。
苦手なんだけど、引き受けたからには一生懸命取り組んで、いろいろ試行錯誤してみた。するとね、だんだんと進歩するんだよ。
「アクセスにかかる時間をどうにか半分くらいにしよう！」とか、「画質を落とさずに、容量を軽くするには？」を考えながら作業をすると、「これはこうすればいいのでは？」というアイディアが自然に浮かぶのだ。
自分が苦手とすることも、挑戦していけばちょっとずつ成長していくもんだ。威張れるほどももんじゃないけど、「何かを身につける」ことは本当に楽しいのだ。まったくの独学だけどね。
ふと思ったんだけど、学校の勉強って生徒たちに勉強の「魅力」を伝えきれてないんじゃないかな。
自分が好きなことをやるのに、手を抜くヤツなんていないでしょ？やりたいことがあったら、みんな努力をするんだよ。何がやりたいのか、自分自身で見つけられないヤツが増えてるのって、学校とか社会が、面白いと思える「なにか」の、探し方を教えてないからだと思うんだな。
面白いことって、あちこちにいっぱいあるのにね。少なくとも、俺はメッチャ面白く過ごしてるよ。金はあんまりないけどね（笑）。
2/19 次号の“絵心”は期待大！
取材の偶然を痛感したね。イレギュラーこそ面白い。“たけマン”という、日本画チックなイラストレーターさんです。“たけマン”とはなんなのか？詳細は本誌で。次号、だんだんと面白く仕上がってますよ。
