じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年4月分

卒業文集に戻る

今月読んだマンガリスト:13冊
NICE! は特に良かったと思う作品
へろへろくんめっちゃワールド3巻 小学一年生2005年5月号 小学二年生2005年5月号
小学三年生2005年5月号
 マジシャン探偵A2巻 キュウマ!1巻 小学四年生2005年5月号
小学五年生2005年5月号 小学六年生2005年5月号 からどろ1巻 
プレコミックブンブン2005年5月号 月刊コロコロコミック2005年5月号
コミックボンボン2005年5月号  総評



2005年4月度
総評
じゃりまんの部
学年誌はしっぽでハッピー!!が突出してぶっ飛んでます。
この強引かつハチャメチャなノリは山辺麻由のマンガに匹敵するものがある。
去年はそんな前兆はなかったのになあ。
いや、おもしろいから大歓迎ですけど。

コロコロはケシカスくんをプッシュしているのが目立つ。
ケシカスくんも連載開始に比べて随分おもしろくなってきたよね。

ボンボンはやわ忍が最高!あれこそ子供に安心して見せられる
健全なチンコマンガ。最近こういうマンガが見られなくなってきたので
感動も一入。

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2005年4月30日 土曜日


コミックボンボン 2005年5月号
2005年4月15日発売
講談社 480円
▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
今回のクッキンガーは、おじいちゃんから孫娘へ引き継がれた
ローカルラジオ番組を資金枯渇の運営難から救うべく立ち上がる。

クッキンガーがラジオ番組のために提供した炎の噴火ラーメンは、
視聴者にはどんな料理なのかは目には見えないけど、
食べる音や食感のストレートな表現のみで視聴者を虜にし、
果ては料理店からも「次はオレの店の料理を食ってくれ」と
押しかけるほどに人気を盛り返した。

さすがに市街地の料理店からも宣伝依頼が来るのは
やや、やりすぎな気もしますが、
食べ物を通して視聴者の心をガッチリ掴んだのがクッキンガーらしいし、
地域住民と地元ラジオ局とのつながりを大切にする
孫娘の気持ちもステキだと思うし、
いつも通り人助けでジンと来る話で良かったと思う。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
もういつの間にかルイージだけでなくヨッシーも
緑のヘタレ扱いされてるんだな・・・

哀れ。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
今月はおバカなギャグマンガのノリでおもしろかったです。
へろへろくんのおうちのこいのぼりがくだらなさすぎ(良い意味で)。
「こっちこい」ってどんな鯉なんだそりゃ(笑)。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
もはやなんでもアリのバナナ島で
ターパンが何しようと、もう大して驚かないわ。

だけどその中で思わず目を引いてしまったのが
バナナ島名物“変な牛ども”だ。

お乳からコーヒー牛乳やらアップルやらイチゴミルクやら
お茶やらコーラやらみそ汁まで出て来る乳牛って
人間界から隔離された島の生き物にしては
あまりにバラエティに富みすぎゃじゃあないでしょーか?
あとはっきり確認できないが「ール」と書かれた牛は
多分「ビール」が出て来るのだろう。
実に奇妙な珍獣だ。

▼ぼく+(たす):竹中もとい
読み切り。
恋に全く無縁のサッカー少年・須賀潤一(仮名・小6)くんが、
ある日、隣のクラスにいる可愛い女の子・皆本さんに告白されて
こんなこと初体験だけにその返事に困ってしまって
悩みに悩んでしまうという思春期を迎えたお子さまの初恋を描いたマンガ。

潤一くんが自分の気持ちを打ち明けられないまま時間だけが経つうちに
皆本さん突然の転校の知らせが届くという、この手のマンガには
割とありがちなストーリーだと思いますが、
潤一くんのほうもサッカーの練習中に皆本さんのピアノの曲が気になっていたので
それとうまく結びつけて両想いにしたのが良かったかな。
読み切り初恋マンガとしては無難にまとめてるんじゃないかと思います。

ただ、みんなの素敵な初恋物語をマンガにしてみませんか?という企画には
力を込めてノーサンキューと言いたい。
だって他人の恋話なんて見たくもないし、そんなものは少女誌で募集しろっての。
(個人的見解)

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志
・・・・・・なんというかもうすばらしいの一言に尽きますね。
何度も何度も読み返してしまいました。
近年の児童マンガ界に於いて
これほどまでに男の子が大人の体に近づいたことの喜び、
そして男の心の拠り所を綴った作品が他にあるだろうか。
いや、ない!

チン毛だよチン毛!!

チンチンに毛が一本生えただけで快太のあの喜びよう。
普通、チンチンに毛が生えたら「他人に見られたらどうしよう」
という不安もかきたてるものだが、快太の場合はそれを見事に覆して
股間を度々覗いては恥ずかしながらも喜びを態度で表現している。

快太はチン毛にアレキサンダーと男らしい名前をつけ、
夢の中で巨大化したアレキサンダー(=チン毛)と会話。
さらにアヤメのお毛毛にもジェ〜ンと命名し、
やってることは子供同然。
だけどアレキサンダーを見てると勇気が湧いてくるんだよ!
力が漲ってくるんだよ!
もしかしたら単なる気の持ちようかもしれないけど、
心身共に大人に近づいた証拠なんだよ!!

そんな男のパワーの源を老婆の手によって引っこ抜かれるとはなんとむごい結末。
快太少年のたった一本のチン毛を愛おしむ心に唾を吐く行為。
しかし忍者修行の一環と思えば、これもお婆さまからの愛のムチなのか。
・・・いや、これは単なるイジメでしょう。
泣くな快太。ここは大人の男として忍び耐えるのだ―――


・・・チンコ丸出しマンガで、この清々しくも読後感の良い
満足感を得られたのは実に久しぶり。
下ネタのメインとなるチンチンを敢えて脇役に置き、
チン毛を主役に置いた今回のお話は
快太の大人になりきったおふざけぶりを楽しめると同時に
下ネタ好きの男児の心をガッチリ掴んだレベルの高い作品。
ただウンコチンチンを提示しているだけのマンガとは一味も二味も違う。
これこそお父さんお母さんにも安心してみせられる
お子さま向け下ネタマンガの王道なのだと心底思った。
いや、実際大いに堪能したわ。

チンコネタじゃなくても最近のやわ忍はダントツでおもしろい。
これからも頑張ってほしいなあ。
NICE!

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
アリエス撃破。
純一郎は気迫だけでアリエスを攻略した感じ。
この何者も恐れない気迫は純一郎ならではだな。

アキラも次の部屋では今回の純一郎に匹敵する活躍を見せてほしいものだ。
このままじゃアキラは純一郎に今のところ一歩先を越されてることに
・・・ってそんなこと言ってる場合じゃないか。

▼スパイダーマンJ:山中あきら
ヴァンパイアの血が混ざっている謎の男・ブレイドがスパイダーマンJの前に登場。
スパイダーマンJに戦場での厳しさを教え立ち去ったが、この男の真意は何か?
なにやらヴァンパイアの血が暴れ出すと
己自身がヴァンパイア化する悲しき運命を背負っているようだが
その時は本当にスパイダーマンJに討ってもらうことを望んでいるのだろうか・・・?
スパイダーマンJと再び相まみえることがあるのだろうか・・・?謎。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
忍者幼稚園の話はまだ続いていたのかー。
・・・ってことは今回も託児所の話は
来月に続くのかしら・・・ってさすがにそれはないか。

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
せっかく水着美女携えてエラソーに登場したナマズも
白虎王丸が現れてからは存在意義そのものがなくなっていく。
そのナリで強くなければただの醜いオッサンだよなあ。茶番。

▼怪盗スライクーパー:今木商事
現代と昔の日本をごちゃまぜにした舞台設定がおもしろい。
特に鳩忍者が「闘鳩伽羅命流(とうはときゃらめりゅう)」を
披露して見せたのが爆笑。
でも日本はオタク文化だとは思われたくないぞ。

▼IDATEN翔:藤原としひろ
なんつーかとんでもないことになってるよなあ。
韋駄天MTBがXマテリアルを解放したときの威力云々よりも
自転車そのものを武器と化している様がすごい。
ホビーとは言えこんなの子供が扱うシロモノじゃないと思うのだが・・・
まあいいか。

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2005年4月25日 月曜日


月刊コロコロコミック 2005年5月号
2005年4月15日発売
小学館 480円
▼デュエルマスターズFE特別編:松本しげのぶ
こういう付録ページに描かれた特別マンガは
れく太が目立ってる回が多く、個人的には嬉しい限り。

ほら、見てみなよ。れく太くんと戯れるお子様達の姿を。
一緒に遊んだり、カードを交換したりすげー楽しそうじゃんか。
あれぞ一般庶民の真のデュエルの楽しみ方ってヤツよ。
命を賭して戦う?はっ、ちゃんちゃらおかしいわ。

・・・ってなことで少ないページにデュエルを通したお友達とのやりとりの
楽しさおもしろさがぎゅっと詰まった良いマンガでしたね。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
トーイくんすげー。
ナリは小さいガキンチョなのに島半分ぶっ飛ばしちゃいましたよ。
それを見て不敵な笑みを浮かべるザキラ。
その笑みの裏側で彼は一体何を企んでいるのか。
まだ新章序盤のはずなのにもう佳境に入ったかのような
ものすごく燃える展開。ついのめり込んじゃうなあ。

世界に7人しかいないといわれるデュエルマスター。
そのうちの1人がトーイという事だが、
もう以前のようなあら探しはやめて、純粋にこのマンガの世界を楽しみ、
7人のデュエルマスターとは誰なのか心待ちにすることにしよう。
ただ、7人のデュエルマスターがどいつこいつも
ギャグキャラみたいだったらイヤだけど・・・

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
あの例の16コマ、はっきりいって読み飛ばしてもいいだろ。
・・・というか、173ページの次に176ページを読んだ方が
笑えるしおもしろいぞ。

▼ケシカスくん:村瀬範行
あはは。おもしろいおもしろい。
ご主人様を怒らせるイタズラ好きの文房具ってのもいいよなあ。
しかもチンコのことがスキ!!ってガキっぽさが
また下品好きな男の子の子供心をくすぐるんだこれが。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
レールの上を走っていたカービィ電車がいつの間にか道路上に。
道路交通法をキッチリ守る電車は異様な光景で妙に笑える。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
シロえもんのWWWボールを打ち破るためにクロえもんは、
バンジージャンプで特訓しているようですが、
そもそもその特訓でゲロを吐くまで酔ってしまって
果たしてどんな風にその効果が現れるのだろうか?

▼コロッケ!:樫本学ヴ
ピザの塔で繰り広げる裏バンカーサバイバルの主催者は
なんとカラスミ・アンチョビ兄弟のお父様・Dr.フォアグラーでした。
・・・てなことで、これは裏バンカーサバイバルで優勝しても
たくさんの禁貨はもらえそうにはありませんな。
死んだと思われたカラスミも生きていたので
そのため禁貨を集める必要性もなくなり、
だんだん、この男の暴走を止めることが目的になってしまいそう。
なにより、Dr.フォアグラーがバンカーに復讐することだけを考えていて
禁貨持ってなさそうだもんね。

しかしコロッケは肝心な時に何寝てるんだよ・・・
Dr.フォアグラーの素顔を見逃しやがって。
話がややこしくなるだけじゃん。
ま、このマンガらしいけどさ。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
ITの社長さんの家は実は「いりえ豆腐店」でしたーって
こんなことだろうと思ってましたけど
ピッピなんぞを雇っても豆腐を食い尽くされて迷惑かけるだけだぞ。

ちなみに、いりえ豆腐店の看板に書かれた英文字スペル、
ビミョーに間違ってますよね・・・

▼未確認ギャグ生命体 たまごっち!:立川史
新連載たまごっちショートギャグマンガ。
たまごっちキャラがいっぱい出てきて
みんな楽しくやってます。
今度別コロにもこのマンガが登場するそーです。

いじょ

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
いえーい!!
もし、江夏のチームに試合で勝ったら栗男くんを直してくれるってさ。
もっとも壊した張本人が直すのは至極当たり前なことなんだけど。

それにしても稲尾くんの、栗男くんに対する思いは半端じゃない。
栗男くんを壊されたことで怒りに燃えた稲尾くんは
完全に江夏を狙って強烈な打球を放った。

人を狙うのはスポーツマン精神に反するけど
必ず打つというその意気込みや良し。
彼もまた武蔵丸第三野球部勝利への立役者だ。
試合に勝ったら江夏に栗男くんの修理をしてもらう際に
顔の表情もつけてもらおうぜ。

でもとりあえず打ったらちゃんと走ろうね稲尾くん。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
処刑人と恐れられているバランもザックとカブト丸の前では、
処刑人じゃなくなるよな。完全なライバル。

トレジャーハンターとムシキング、目的は違っても
ある目標に向かってただひたすら突っ走る気持ちは一緒。
その気持ちを1つにすれば爆発的な強さが生まれる。
そこがザックとカブト丸の不思議なところでもあり
魅力的なとこでもある。
一見すると、お互いの気持ちが噛み合いそうにないんですけどね。
ホント、不思議。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
伯爵は、太陽の煙で縛られて
ジャンゴ達の言いなりになってただけかと思ったけど
そうじゃなく、ジャンゴ達を本当の仲間だと思ってくれていたのが嬉しい。
最後のイモータルと相討ちになってしまったのは惜しいけど
勇ましかったっす。

▼ハガキ伝説バカベンチャー(読者投稿ページ)
「ちん・ぽくらいの太陽」
↑語呂もギャグも申し分なしの傑作。
グランプリも当然だ。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
ロックマン、フォルテの性格を見抜いて偽物を暴く。
2人の絆が生まれつつある上での賜物か。
これもロックマンの1つの成長のあらわれだな。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ウェン・リーとキバの親友対決、
ウェン兄弟にとってもヤマトにとっても辛い心境だなー。

特にヤマトはアキュラスに負けて何もできない状態で、
しかも母の秘密が隠されたレジェンドストーンを奪われるかもしれない
状況にさらされている。
普段は元気いっぱいのヤマトが涙こらえてるのを見てると
見てるこっちも辛くなるなー。

大輪ヤマト、ここがこらえ時。
ただひたすら仲間を信じて応援するのみ。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
ナオミの虫歯・・・
誰がなんと言おうと間違いなく虫歯だ。
その歯にウソ偽り無し。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ

ドオオン ブオオン

・・・ってなんだかやかましいなあ。
口でエンジン音叫びまくってドタバタ走れば
ダンガンと一体化した気分になれるってか。
オレにはただの幼児化現象にしかみえんけど。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ピポサル警察のパトカーは、ピポサル自らがパトカーの上部にしがみついて
パトライトの役目を果たす根性のパトカー。
うーん、男らしい・・・・・・

▼爆封スラッシュ!キズナ:青木たかお
炎は魔封爪の力を得て、いよいよ嵐を救うべく
地上最強の魔獣たちを封印する旅に出ますか。

・・・にしても突然現れた七門和尚って
かつて魔封士だったなんてぶったまげてるよなあ。
和尚と魔封士、あまりしっくりこない上に共通点もなさそうだけど
悪を封じる力があるという点では通ずるものがあるかも。
よって魔封士から和尚に転向もアリってことか。


次号はじーさんとケシカスくんの合作マンガが載るらしい。
「デュエル&ロックの次はこれ」だなんて言ってるけど
あちらは映画になるまでにのし上がった大人気作品。

それに比べてこちらは二流っぽい作品の合体
じーさんのお上品マンガと、ケシカスくんのチンコ丸出しお下品マンガの合作、
楽しみにしてます。

ところでデュエルジャックはどこへいった・・・?

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2005年4月19日 火曜日


プレコミックブンブン 2005年5月号
2005年4月6日発売
ポプラ社 480円
▼まかせてペットくん:そにしけんじ
今月は一挙3本立て。
読者が考えたリサイクルキャラ・ビニールちゃんがいい味出してます。
名前はイケてないけど姿形がかわいいのね。
かわいいだけじゃなく、本体がビニールから透けて見えるのがミソ。
なんとなくスケルトンっぽくてかっこいい。
これをグランプリにするとは作者はなかなかセンスいいですな。

あと、ヒーローズ変形合体がおもしろかった。
ペットくん達が合体すればするほど
外見も名前も情けなくなっていく様が笑える。

それを見たのぼるくんがうなだれる姿を見てさらに失笑。

▼からどろ:大西俊輔
零の悪魔としての本性をまざまざと見せつけられた回。
零は人間界を悪魔の住みよい世界に変えるため、
いずれ人間たちを排除することを企んでるようだ。
こりゃ大変だ。

今回、からどろは登場しなかったけど
果たしてからどろは零の企みに荷担するつもりなんでしょうか?
からどろの選択次第で地球の運命が決まるような気がするが・・・
(ちと大げさかな)

▼ファントム:大斗改
こちらも読者が考えたファントムが登場。
お腹の部分が時計になっているタヌキのファントム、
その名もクロックラクーン。
得意技は時間を操ること。
見た目が愉快なファントムだね。

お話のほうは、エイプの攻撃からクロックラクーンの母親が身を挺して
子どもたちを守るという敵ながら母子愛を感じさせるベタベタな内容。
でもファントムの中にもいいヤツと悪いヤツがいることが分かったのは収穫だ。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・新山たかし・熊沢かえで・村上ゆみ子

おならのガスでふくらませた気球が破裂してしまったけど、
気球にたまっていたおならガスはどうなってしまったんだ?
空一面おならガスが充満してしまって
大気汚染になってしまったのではないのか???

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
ケッタくんはバラバラになってしまったサッカー部員を
1人問題児を除いてあっという間にかき集めてしまいました。
ケッタくんだけでなく、じゃが丸さんも活躍していたのが嬉しい。
ジャガーなのに囲碁ができるなんて。でも対局している姿が妙に似合ってるぞ。

この調子でサッカー部をバラバラにした張本人も仲間にすることができるか?
ケッタのサッカー好きが相手に伝わればいいんだけれど。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
望月警部が捜査の情報を外部に漏らした疑いがかけられ、
自宅謹慎してたけど、疑いが晴れたとたん、態度がコロッと変わって
大暴れしまくる様が爽快。
窃盗団はとんでもない女に手を出してしまったものだ。
もっとも、彼らにかけてあげられる一言はもちろん「ざまあみろ」だけどネ。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
エクレアは姫のシゴキに耐えるため体を鍛えたみたいだけど
それは方向性が全く違うと思うぞ。
それよりも姫の性格を矯正するほうが重要なのでわ・・・???

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
ジュリアとシャープの悪の企みはまたしても失敗。
ジュリアはいい加減シャープと手を組んでかのんちゃんたちにたてつくのは
無駄だということに気がついて欲しいモンですがねえ。

次号あたりでジュリアそっちのけでシャープの本性が割れそうな気がする。

▼タロットマスター:岩村俊哉
ノラ精霊を集め尽くして、いよいよ他の超占術師とのバトルや
取引で衝突が避けられない状況になってきました。
ダジャレばかり言うマジックタロットの真価は分からないが
とりあえず勇介が集めることになりそうだな。
本人が集める気がなくてもマジックタロットのナビを手にした時から
集めなければならない運命になってしまったのよ(笑)。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
ドラキュラの子供をさらっていった吸血鬼の正体は
年老いたブタ妖精さんでした。

年老いてもかわいいじゃん。なんとなくだけど。

▼銀河特命隊パキントキント:作/並木さとし・まんが/山上正月
イチローのパキントとしての役割とは・・・?
ミライを通してパキントの意志を感じ取り
皆に的確な指示を与えること・・・?

つまり今までのイチローの行動が
実はパキントのパイロットとしての行動であったと
くだらない予想をしてみる。

▼スパナ:凪沢亮介
水鉄砲の超能力者・チカちゃんはこのマンガのレギュラーキャラになるんかなあ。
あんまり個性的でもないんでこのままだとヒカルと同じように
フェードアウトしそうな予感が。

▼キュウマ:前田春信

逃げることはこのオレがゆるさん!!

野球をするわけでもなしに突然現れてキツイこと言うなあイナミは。
病気のキュウマがせっかく皆に優しい言葉をかけられながら退場したのに
まだまだ気を奮い立たせろってか。

でもこれでこのままキュウマが試合を続けて途中でぶっ倒れて、
エクセレントスーパースターズのショウくんに
キュウマも十分努力してるんだってことが伝わればそれでいっか。

▼ザマハールの竜蛇(へび)使い:松上はる菜
読み切りです。
2004年冬期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。

舞台は砂漠地帯の中の緑豊かな村での出来事。
主人公のレトは、笛を使って水の精霊である竜蛇(へび)に己の力を注ぎ、
意のままに操る竜蛇使い。
まだ半人前だが、立派な竜蛇使いであった父にコンプレックスを抱きながらも
魔物との戦いの中でその才能を目覚めさせていく。

ファンタジーマンガとしては割と平凡なストーリーでしたが、
レトが魔物と戦っている時に、笛をつかって竜蛇に力を与えるという
このマンガ最大のウリとも言える決定的シーンをちゃんと描いていたのは良かったです。
レトも最初は聞かん坊ぶりを見せつけておいて、
のちに大成長を遂げるとこなんかもGOOD。
まさに佳作と思わせるマンガ。
おもしろかった。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回はマンガで使う紙について説明。
漫画家専用の原稿用紙にはあらかじめワク線などが印刷されているものと
8ページ分に切って使う全紙などがあるらしいけど、
実際、売れっ子のマンガ家さんが使う原稿用紙ってどんなもんなんでしょうねえ。
最初からワク線が印刷されているタイプの方が使いやすそうだけど。

▼ナゲットさん Mrs.Nugget:トクタケキョウコ
こちらも読み切りで、2004年冬期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品なのです。

ケンカ大好きいじめっ子の鷹之助くんが、
かーちゃんのお仕置きを振り切ったはいいが
なぜか下水世界へ堕ちてしまい、そこで妙なニワトリの化け物・ナゲット塚地に出会い、
母親の大切さを諭され、ついにはお友だちになってしまうというヘンなお話。

まず、なんといっても独特の絵柄が好感持てますね。
ケンカ好きのいじめっ子が主人公ってのも児童誌では珍しいし
かといってストーリーがあくどくなってないのもいい感じ。

全体的に見たら今ひとつパンチ力に欠けるけど、
いじめっ子を懲らしめる、改心させるという視点から捉えれば
これくらいの印象度が丁度いいのだろう。
ニワトリのナゲット塚地さんの存在が鷹之助くんの性格とうまく調和して
いいコンビになってますな。

ところで関係ないですが、このマンガ読んだらなんか
「おしいれのぼうけん」という絵本を思い出してしまった・・・


次号から始まる新企画、ブンブン4コマバトル「GAG−1(ギャグワン)グランプリ」
って一体なんなんでしょうか。
読者参加型の4コマトーナメントってのが妙に気になるんですけど
果たしてその内容は?
いろいろ考えたけど結局分からないので次号を楽しみに待つか。

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2005年4月18日 月曜日


からどろ 1巻
大西俊輔
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円

霊感は強いが、それ以外は至って平凡な小学生・日高洋平(ひだかようへい・小5)と
「からどろ」という悪魔に体を奪われ、魂だけのガイコツ姿になってしまった
ちょっとズレた感覚の女の子・八雲美奈子(やくもみなこ)が、
からどろを巡っていろんな騒動を起こすという霊感コメディ。

本当は美奈子は、からどろから自分の体を取り戻したいところなのだが
お人好しな性格が災いして、時々はからどろに体を貸す約束をしてしまっている。
そのため今のところは悪魔退治をせず、逆に、洋平や洋平の家族を巻き込んで
からどろと慣れ親しんでしまっている傾向にある。

美奈子は私立の小学校に通っていて成績優秀なはずなんだけど、
ガイコツ姿だと、どうもあの間の抜けた表情の通りの性格になってしまうようだ。
それに本来悪魔であるはずのからどろは洋平に弱みを握られているため、
人間界でタル〜い生活。

今のところはそれがこのマンガのおもしろさになってるわけだけど、
からどろは隙あらば美奈子の体を奪おうとしているので
とりあえず洋平と美奈子が力を合わせて
からどろが美奈子の体を奪うことを改めさせなくちゃね。

もっとも悪魔であるからどろを改心させるなんてムチャな注文だけど、
長いこと人間界でかったるい生活していれば
悪魔といえども、周りに感化されて邪心が抜けていくかもよ。

そうなってくれることを願いつつ、期待。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP
2005年4月17日 日曜日


小学六年生 2005年5月号
2005年4月2日発売
小学館 540円
先月号の職業・就職特集とは打って変わって
今月はパズル・クイズ大特集。
どうやら毎月テーマを決めて徹底した特集を組むつもりだな。
てっきり1年間、職業・就職特集で通すかと思ったけど
これはこれでおもしろいので良し。

▼モヨタン劇場 モテ男子製造委員会:安野モヨコ
今どきの小6男児は、別に女の子にモテたいとは思わない。
・・・ということでモヨタンはまず、女にキョーミのない男子を
いかにして興味を持たせるようにするかがポイントになるんじゃないでしょうか。

▼遭遇!たこちくび星人:あべさより
結婚式で花嫁の投げるブーケが、たこちくび星人に変わってしまったら・・・
ってシチュエーションはどうなのよ?微妙だ。

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
あれ?天太が社長になるのって1日だけだってことになってたっけ?
まあ、もっともそうだったとしても何らかの理由で
長期にわたって社長の代役を務めるハメになるのは
目に見えていただろうけど。

さて、本当の女社長となるべく人物が秘書を務め、
天太は女装してそのまま社長続行という形になりましたが、
どんな話になっていくやら。
もちろん、天太の天才的な遊びの発想に惹かれたこともあるんだろうけど
真の目的は天太という小学生社長を使って
楽天堂に巣くう悪い分子を改心させ、
会社全体を活性化させることかしら?

さらにさらに興味が高まる。

▼僕たちの偉人伝シリーズ 実録エンタの神様物語
〜陣内智則の章〜:原作/福田幸江・作画/鈴木小波

今回は主にテレビ画面を使ったネタを得意とする陣内智則氏の
ネタ出しに関する苦労話をマンガで綴る。

陣内智則氏に音響担当と映像担当の頼もしい味方2人をつけた、
「チーム陣内」。
番組のディレクターと意見をぶつけ合い、
その結果、最高ネタを番組で披露することができる。
「チーム陣内」とディレクターの絆がガッチリ結ばれてる様子が
良く描けてます。

▼どこでもドラえもん 不思議発見!:まんが/岡田康則
第2回は愛知県にある新国際空港セントレアの中を探検。
空港の中には結婚式場や銭湯まであって
空港以外の目的でやってくる人も多そうだ。
もしかして空港本来の役目は二の次になってないか・・・?

▼トホホな犬:あいみてつろう
まだタイヤを首にはめてるんですかこの犬は。
まあ、好きではめてる見たいですしほっといてもいいんだけどさ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小五12月号 1月号 2月号 3月号 小六4月号
2005年4月14日 木曜日


小学五年生 2005年5月号
2005年4月2日発売
小学館 540円
▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
一度は小学四年生で終わらせたものの
シナモンの人気は留まることを知らず、ついに小学五年生で
再び連載開始となりました!
すごい、すごいぞ!これでシナモンは小一〜小五の5誌掲載だ!

今回はシナモンが、カフェ・シナモンにやってくる前のお話です。
シナモンは雲の兄弟の末っ子で、太陽のパパとお空のママから
生まれてきたそうです。そりゃ神々しいっすよねえ。ええ。

・・・ということはカプチーノやモカも雲の兄弟なんですか?

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
早速、神谷晴くんはうまい具合に、あやかちゃんのいるクラスに転校。
トカゲのカルロスを連れてもうすっかりクラスに溶け込んでしまっている。
そこへ現れた独身女性教師・青木先生。

ハイッ。みんな注目ー!
新しいお友だちも増えたことですし、


5年3組チキチキ☆わんこと
仲良くなっちゃうぞ!レースを
開催したいと思います♪


その内容は犬の前にエサを置いて長時間がまんさせたり、
犬の名前を呼んで飼い主の元へ呼び寄せたり、
飼い主と犬が一緒に並んで散歩したり。

こんなイベント
小学校の授業で
することじゃないだろ


あまりのぶっとんだ授業風景に爆笑。
さらにネットナビならぬネット犬連れて
キター(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)!!と叫ぶオタクまで現れて
こんなのを容認している小学校の教育方針が大いに疑われます。
ホントに異常だよこれは。

もうあやかちゃんの初恋の彼のことなんてどうでも良くなってきた。
むしろ今回のようなぶっ飛んだ授業風景が見られればいいや、それで。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
えー?今度は縁の正体がエイリアンでも未来人でもなく、
つぼみが1歳になる前に死んでしまった双子の兄貴の霊魂かもしれないのか?
だとしたら縁が双子の兄になりすましているのも納得がいくけど、
縁はまだ人間の情報収集してるようだしな〜。
あるいはつぼみの兄の霊魂がエイリアンとなって生まれ変わったとか。

うーーーん、分からなんなあ。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
アメリカからやってきた麻舟(ましゅう)くんはデータ分析型ですか。
麻舟くんは自分のパソコンでマサルの勝率を1%と算出してるみたいだけど、
はっきりいってあんまり意味ないよね。
パソコンのコンピュータ将棋ですらまだまだ実際のプロ棋士に
敵うレベルじゃないみたいですし、そんなので勝率出されてもね〜。
大体、「油断度」ってどこから収集してきたんだよ。

・・・で、結局、自分の得意技を披露しただけの麻舟くん。
その名も角ミサイル戦法!
これを実行するために麻舟くんは初手に角道や飛車先の歩を突く以外の
指し方をしたのだ!
あまり上手い手じゃないと思うけどこれも将棋のおもしろさの1つですね。

▼文具天国:そにしけんじ
そう、黒田軍団の長く鋭いえんぴつの芯は
ナイフで削りあげたからこそできる芸当。
不思議と漢(おとこ)を感じさせます。

えんぴつ削りで削ったえんぴつの芯には威厳がないよな威厳が。

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
A型女とB型男の恋をまとめたO型男がヤキモチを焼いてしまったみたい。
血液型の相性に加えて恋の三角関係も加わって
ますます複雑なストーリーになっていきそうだな〜。

私はこのマンガには練乳のような甘ったるい恋物語を期待してるんだけど。

▼ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:姫川明
リンクは体を小さくしての大冒険の旅ですか。
小さくなったことでどんな出会いと危険が彼を待ちかまえているのか。
ドキドキ。

ピッコルは妖精なのに人間好きなのが珍しいですよね。
ただ今時の若者の恰好を真似るのはカンベンしてほしいところだけど。

▼モンガの大地〜ボクの動物日記〜:菊田洋之
とうとうモンガを野生に帰す時が来た。
家族、友だち、そして優太自身、いろんな人たちの想いが交錯する中で、
優太はモンガを山奥の仲間達の元へ送り届けた。

そういえば優太が母の実家にやってきてからというもの、
全てはモンガと共に暮らしてきたことから始まったんですよね。
モンガが優太に勇気も友だちも動物の知識もいっぱいいっぱいくれて・・・
そして周りの人たちもモンガに影響されて楽しくなれて。

気難しい優太のおじいちゃんでさえ、優太に自分気持ちを素直に打ち明けたのだ。
これには驚いたけど、これもモンガと優太の成長を
おじいちゃんが温かく見守ってきたからといえるでしょう。

次号、最終回。野生に帰されたモンガと、
つらいお別れを済ませた優太の今後はどうなりますか。
必見だ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃん、デカ頭で悩む。
でも中身はカラッポなのでむしろそっちの方を大いに心配しなさい。

☆ここから先は別冊付録

▼メイプル・メイド:山辺麻由
時任家にやってきた楓は、土門パパの趣味のために
メイド服を着せられてしまいました。
いくらお手伝い係だからといっても
小学生の女の子にコスプレさせるなんて
やっぱ尋常じゃない家族だよな時任家の男達は。

で、楓は性格が悪い水波くんのことを嫌っているようですが、
水波くんが馬に乗っている姿を見ただけで胸キュンしやがった。
単純なヤツだな。
これはもうこのままこの2人の恋物語になっていく前兆なのか?

でも、楓の恋人役に水波は妥当だと思いますよ。
なにせ男4人の時任家の中で唯一、
水波の裸だけは生で見てますからね楓は。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃんはテレビCMのカメラテストで、
彼氏から携帯電話がかかってくるところを演技しなければならず、緊張してたけど
ルルカのナイス助言のおかげで、ななこちゃんは慌てふためきながらも
ごく自然な演技になりましたとさ。
しかし、汐見くんから電話がかかってきたことを想定しちゃうとは
うまく機転を利かせたなルルカは。
そりゃ小心者のななこちゃんもびっくりしますって。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
あ〜、ハイハイ。
ゴッドハンズのスポーツ精神を正すことができたし、
名門校の特待生になれたし、
ファイターズも勝ったし、非の打ち所がないないくらい完璧な試合運びでしたねっと。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
デュエルマスターズの昆虫軍団を使って、
ムシバトルをしようとする作者の発想がすごいわ。

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2005年4月12日 火曜日


小学四年生 2005年5月号
2005年4月2日発売
小学館 540円
▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今月は社会で、「名字のルーツ」がテーマです。
日本で多い名字ベスト10を挙げるだけでなく、
都道府県別に一番多い名字を挙げているのがおもしろい。

全国的に一番多い名字は「佐藤」だけど、
青森県では「工藤」、沖縄県では「比嘉」が一番多いんだってさ。
さらに富山県新湊市には「飴」や「菓子」なんて
変わった名字が集中しているらしいのだ。
うーん、トリビアン。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
ま、モカの怒った顔や泣いた顔も
また可愛いってことで。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿

死(ひ)ねーっっ!!

っておいおい、あの水着のオッサンの肘打ち
孫の急所に綺麗に決まってるぞ。
孫は気絶だけで済めばいいのだけど・・・

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
すげーな、ななこ。
精神的苦痛だけでなく、足をひねった痛みと
ほっぺたをすりむいた痛みをも克服してしまった。
しかも女の子にとって、とても大切な顔をケガしたというのに
たいした根性だ。

沙世子にとってはこれは大誤算だろ。
ななこに大きな壁を乗り越えさせてしまった。

☆ここから先は別冊付録

▼星のカービィ:山下たかひろ
ニンテンドーDS用ソフト、「タッチ!カービィ」発売記念特別マンガ。
丸くなったカービィが、デデデ大王が描いた虹の上を転がりながら移動する
はずなのだが・・・・・・

・・・しかしデデデ大王、いくら絵が苦手だからと言っても虹くらいは描けるだろう。
ただ弧を描けばいいわけだし、それなのにデコボコした虹しか描けないというのは
絵のセンス以前の問題だと思うが・・・


あと、過去に掲載されていた山下たかひろ氏の星のカービィが数本収録されてます。
改めてまとめて読んでみるとやっぱりおもしろいっすね。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ

「ルカリオなんて知ルカリオ」のダジャレに
思わず笑ってしまった・・・

▼キラキラロック:溝口涼子
あー、前回登場した歌もギターも超うまい女の子、樹里は
思いっきりイヤなヤツでしたねー。

しかもアニメの主題歌を巡って、樹里率いる「ハニー・ブランド」と
全面対決することに。
・・・というか水面下ではコイツらとの睨み合いがもう始まっている。
「リトル・ウィング」、早くも精神面の強さが試される時が来ています。
ことりたち持ち前の明るさでクリアできるか!?

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
早速、光の弟を追って異世界へワープした光たち。
着いた場所は、重力が軽く感じるどこかの惑星のようだ。

ファンタジー色が濃くなり、またギャグシーンもしばしば見られるようになり、
そのおかげでずいぶん読みやすくなった。
・・・が、肝心の弟くんはどこへ?
とりあえず翼竜に乗った少年が何かカギを握っているとは思うけど。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお

ファイターズは日本の未来と同じで希望が見えない。
環境破壊や学力低下など
この国は解決の糸口が見えない。
このままいけばファイターズと同じでどんづまりだ。

しかしボクらがこの国のトップ・ブレインになれば
理想の国家を築き上げるだろう!

わははは!!バカだこいつら!
日本のトップ・ブレインを目指すヤツがなんでこんなところでドッジやってんだよ!
大体、ドッジボールと日本が抱えている社会問題を重ねる事自体、実にバカげたことだ。
いやー、ブレインズ、最後の最後で馬脚を現したな。
っつーか、ドッジの試合中にそんなこと言う小学生がいてたまるかっ!
エリートが凡人以下になった瞬間だ。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
ついにイータ、タンゴとキングの前に正体を現す。
頭の部分が食虫植物になっていて
3人のカクタスの刺客の中では一番不気味だ。

どうやら女性のモンスターらしいけど、
女性ならではの惑わし攻撃とかかましてくるのか?
気になるな。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
タタミは家庭訪問なのに心ウキウキさせるその理由は
美形の成瀬先生が来るからだったのだ。
しかしいくら憧れの美形教師が自分の家に来るからって
家庭訪問を心待ちにする子供って珍しいよなー。

それに対して、あさりといわしお父様は
浜野家では美とは無関係の存在にされてしまって
ちと哀れ。

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2005年4月11日 月曜日


キュウマ! 1巻
前田春信
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円

2003年12月から刊行された“プレコミックブンブン”も、
ついに単行本を出すまでに至りました・・・って
今さらすぎますね(苦笑)。

・・・で、このマンガは、山奥で忍者修行に明け暮れる
忍一族の末裔・服部キュウマくんが
星ノ月町少年野球クラブの一員となり、
チームのみんなと一緒に勝利を目指してがんばる
笑いあり友情ありの熱血野球物語なのです。

・・・と書いてしまえば普通っぽいですが、
このキュウマくんがクセモノで、
忍一族が里におりずに山奥でずっと暮らしてきたせいか
彼の頭の中は戦国時代で止まってしまっており、
侍口調で話したり、忍者アイテムを使ったり、
やることなすことメチャクチャです。

だけどなんとかみんなのお役に立ちたいと
一所懸命なキュウマくんを見てると
微笑ましくはありますね。

友達や野球をテーマにした時は熱く、
キュウマの時代錯誤な行動には爆笑でき、
この2つのバランスがうまく釣り合ってる微妙なマンガだと思います。
設定自体はぶっ飛んでますがストーリーは
ちょうどいい湯加減サジ加減といったところでしょうか。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP
2005年4月10日 日曜日


マジシャン探偵A 2巻
石垣ゆうき
講談社 ボンボンKC 409円

今回もアキラことマジシャン探偵エースは、
殺人事件や美術館のお宝を奪う怪盗退治に一役買ったりと大活躍。
変身した杖の能力を用いて手品のトリックを応用した犯罪を次々に暴いていく。
まあみなさん手品のトリックを思いっきり悪用してますよね。

さて、この巻では、エースと同じく変身する杖を持つ謎の男・ジョーカーが敵キャラとして登場。
今までは事件が起きる度にアキラがエースに変身して事件を解決するパターンだったけど
ここで変化が現れた。
これからは謎の杖を巡ってエースがジョーカーと度々対決する場面も見られそうだ。

しかし事件以外の時のアキラは女湯を覗くエッチな少年で結構おもしろい。
これから先、佳境に入ってもこのノリを大事にして欲しいところ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 1巻
2005年4月9日 土曜日


小学三年生 2005年5月号
2005年4月2日発売
小学館 540円
▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
闇の魔法使いといった風貌のパラは、
ジョーの体を乗っ取ってキングに襲いかかるも
キングはこれをあっさり攻略。

しかしパラはすぐさま次の手を打つべく
エレファスゾウカブトなるでっかいカブトムシを
キングにぶつけてきた!

さあ、パラはいったいどんな方法でタンゴとキングを
仕留めようとしているのでしょうか。
まさか、ジョーの体を乗っ取り攻撃を仕掛け、
キングの体力を奪ったところで
でかいカブトをけしかけるなんてしょぼい作戦じゃないだろう?

このエレファスゾウカブトにもパラが仕掛けた何かがあるはずだ。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
いくら地下室にオバケが出ておどろいたからって
ぬいぐるみのガラクタをおともだちの手と間違えるとは。

結局、なんでもいいから何かにしがみついてれば安心できるんだね
この子達は。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
バースデーケーキの上に年の数だけローソクを立ててみたい
ひいおばあちゃんのお気持ちはよく分かるんですが、
ローソクをたくさん立てれば立てるほど、
ケーキが食い物じゃなくなっていくのよね・・・
高級ケーキが台無し。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィはジェットコースターだけでなく遊園地全体、
さらに動物園、植物園、水族館などのレジャー施設は
みんな出入り禁止にしたほうがいい。
危ないったらありゃしない。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
ねっとりに「トリのくせに飛べない」なんていうなよ。
ダチョウやペンギンだって飛べないけど逞しく生きとるぞ。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
家のガラスを割って恐怖のどん底に陥れようとするミューツー。
しかしどこからともなく、愛の戦士・ルージュラ仮面が現れ、
その顔のあまりの醜さにガラスも思わずひび割れ。
確かに恐怖のどん底に陥れましたとさ。

それでもなおガラスが割れたのをミューツーのせいにしようとする
ルージュラのすっとぼけた態度が笑える。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
うわあ・・・
とんでもお嬢様な白鳥麗子が全国大会の代表選手ばかり集めて
即席チームを作り上げちゃったよ・・・・・・
金に物を言わせたやり口はますます火美樹と似てるよなあ。
しかも自分が美しいだなんてうぬぼれてるから始末が悪い。

美しいパフォーマンスに一瞬騙されそうになるんですが、
審判も麗子びいきなので今回のファイターズは
ドロドロに淀んだ試合内容になりそうな気がするんですが
どうなんでしょうねー。
すっきりした試合展開を望みたいところだが。


☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.2だ!


▼めざせ!グレイテストチャンピオン:フジアカ正人
読み切り。小学館児童誌のムシキングマンガ第7弾。
ムシキングバトルの実践編マンガ。
ムシキングが大好きだけどバトルで負けてばかりいる森野かぶとくんと
ムシキングに詳しいネブ博士と一緒に
小型甲虫でも勝てるムシキングの基本戦法を学ぼう!

これまでは勇者&人間との会話を可能にした甲虫が活躍する
ムシキングマンガがほとんどだったが、
アーケードの実践編を取り入れたムシキングマンガは
このマンガが初めてでしょう。
実際読んでみると、カードの相性やテクニック数値だけでなく
心理的戦略まで重要になってくるのがよく分かる。
ぼく自身、ムシバトルはやったことないけれど、
そのおもしろさがちょっとだけ垣間見えたような気がしました。
ただ、グーチョキパーのマークが見づらかったのが難点でしたけどね。

小学館児童誌にはたくさんのムシキングマンガがあるんだから
この手の実践編マンガがひとつくらいはあっても良いんじゃないかと思いました。

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
新連載。島の子サッカーマンガ。

瀬戸内海に浮かぶ「かもめ島」が舞台。
そこで主人公の荒波空(あらなみそら・小3)が
島の子たちだけで新しく結成されるサッカーチームのキャプテンの座を賭けて
小学6年生の青田典雄(あおたのりお)とドリブル競争をしていたところに
島の外からやってきた千田翔矢(せんだしょうや)が参戦、空に圧勝した。
しかし翔矢の姉は翔矢がサッカーをすることをなぜか勧めない・・・
といった感じの連載第1回目。

サッカーチーム結成前からストーリーを進めているのが
最近見ないパターンで珍しい。
そして空と青ノリ(青田典雄のあだ名)がドリブル競争している間にも
いずれ空のサッカーチームのメンバーになるであろう人物が数人登場してるのも
ちょっと興味を惹く。翔矢の底知れぬ実力も気になる。

とにかくサッカーチーム立ち上げからストーリーを進めていけば
よりそのチームに感情移入できて応援したくなるというもの。

かもめ島に住む島の子サッカーチーム・・・
このチームを使って一体どんな風にストーリーを進めようとしているのか。
主人公よりも先に登場した翔矢も今後のキーマンになりそうで
これから先おもしろいチームになりそうだ。期待大。

▼アイアンフェザー:小山愛子
連載2回目もいいねいいね。おもしろいね。
フライが世界を救う旅に出てから初めに寄った町で
敵の機械兵と戦ってる姿がかっこいい。
フライが敵と戦う時は眼光鋭くフェザーの剣を振るうが、
あくまで狙いは悪の心のみを討つこと。
例えその対象が悪そのものであってもその意志が変わることなく
戦いの中にもフライの優しい心が見受けられる。
フライの戦い方のポリシーが窺える回だった。

フライは一見頼りなさそうに見えるが心の強い少年だ。
誰も傷つけないという冒険当初の初志を貫徹している。
今回はフライと同じ七色のフェザーを持つ
負けん気の強い女の子・イルを仲間にしたが、
イルもフライの意志の強さには思わず一歩引いてしまうようで
これだけでもフライの心の強さ、器のでかさが分かる。
主人公としての魅力は十分。

フライの更なる活躍にも期待。

▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ
スペースクリーチャーと温泉ですか。
なんか妙な気分だけど、宇宙平和の理想のカタチの1つですな。

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
いや〜、随分久しぶりだな〜。ながいのりあきセンセの
子供キャラが活躍するマンガを読むのは。

・・・ってなことで裏山探検が大好きな山本一発(やまもといっぱつ)くんと
友達のタンク、そしてなぜか野球選手を目指す女の子・三浦さん(名前はユカ?リカ?)の
子供達三人と、ガラクタの山の中から現れたパソコンの精・クリックくんが繰り広げる
身近にあるいろんな不思議を科学的に解き明かすマンガです。
今回は野球の変化球についてです。

ストーリーも読みやすいし解説も分かりやすいしキャラもこなれてるし
まさに児童マンガの王道だ。素直に楽しめる。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや

↑だから土足で女の子のお部屋に入るって言ってんだろ。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子
リリーちゃんは、瑛人くんと一緒にマジックの練習をすることで
魔法が使えるようになればいいなーなんて思ってらっしゃるようで。

しかしマジックにはタネがあるからなー。
チチンプイで何でもできちゃう魔法とは根本的に違うことを
まざまざと見せつけられちゃったから・・・

さて魔法とマジック。この先どうやってうまくシンクロさせますか。
リリーちゃんのマジック修行と併せて見もの。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
メイクだけでなく歌を歌うことにも楽しさを実感したななこちゃん。
いい感じですね〜。

あとは汐見くんを巡ってななこちゃんとまどかちゃんが
どんな関係になっていくのか。
お互い腕を競い合えるライバルな関係になれればいいけどねー。
まどかちゃんがコソコソといじわるとか仕掛けそうでこわいけど
どんなもんだか。

▼わんこ・みっくす:あべさより
先月も登場したクロコダイル・ワルキューレ、略してクロワルさんが
なんとかしてタスケにギャフンと言わせるために
キザ犬・ヨハンを送り込ませたところ、オツムが弱いことが判明。

しかしそんな弱点を知ったところで、タスケのフレンドリー魂に火をつけるだけ。
頭を攻撃して却ってお友達になっちゃいましたね。
こうしてタスケのクロワルLOVEな関係はより親密になっていくのでありました。
まるで子猫のように。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小二12月号 1月号 2月号 3月号 小三4月号
2005年4月6日 水曜日


小学二年生 2005年5月号
2005年4月2日発売
小学館 540円
▼星のカービィ:さくま良子
カービィって毛虫が嫌いだったのか。
こりゃまた新たな弱点が発見された・・・かと思ったら、
毛虫を見た途端、大暴れして周囲の者をケガさせるだけなので
却って逆効果。

好きな物も苦手な物もどっちにしろカービィは大暴れして
周囲に迷惑をかけるのね。
ホントにこのピンクの物体、どうにかならんもんですかねぇ。

▼とんでも刑事ブタコップ:兎野みみ
ブタコップはゲームを奪ったいじめっ子を捕まえるために
粘着性のあるシートの上にマンガ本とフライドチキンを置いた
人間ホイホイなる家の形をした罠を仕掛けたのでした。

ブタコップ、
おまえブタのクセに
人間をバカにしていないか?


・・・そのあと自分自身がホイホイに引っかかり、
ブタコップの脳化指数の低さが白日の下にさらされるのでした。

全くもって刑事らしさの欠片もありませんな。
とんでも刑事というのもおこがましいくらいだ。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊

うああん。
カクタスさまに言いつけてやる!!


おいおいおい、なんじゃそりゃあ!!
カクタスが送り込んだ3人の刺客の中で
ニードルが一番好戦的だと思ったのに。

好戦的ではなくてただガキっぽかっただけか。
そういえば語尾に「・・・のだ」をつけて言ってるしな。

あっけない幕切れ、そしてニードルの泣きながら走り去る
お子さまみたいな行動は同時にカクタスの面目を見事に潰してくれた。
これで残りの2体も同じようなヤツらだったら
カクタスも随分無茶な野望を抱いてるなーとつくづく思ふ・・・

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり

コケで、こけた!!

こんなんで敵をやっつけられるんだから大したモンだよなだじゃれマンは。
ブタコップも見習ったらどうかね?

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ
シナモン達が野球で遊んでいるのをもっと見たかったんですが、
今回は「言った物がそのまま実(み)になる」不思議な大木のお話がメイン。

昆虫好きのカプチーノは「カブトムシを出して」と大木にお願いしてみたら
カブトムシが実になってわんさか降ってきましたけど、
なんだかゴキブリみたいで凄まじいですね・・・

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
今月もちゃんとカラーでした。良かった。
この人の描くガッシュはキャラがかわいらしくて良いです。

▼TV☆おわらいキャラ図鑑:じょうさゆり
「元祖!でぶや」でおなじみの石塚英彦とパパイヤ鈴木が登場。

でぶ2人が人間の命を救っちゃってますけど、
このマンガを見て「でぶっていいな〜」と思う人はいるのか?

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
猫山一家のお買い物は、お店の売場の商品も買った荷物も
バラバラにしてしまいます。
ネコの習性そのまんまですね。

▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
どうやらラブとベリーは人間界で人々にウケる服装をすると、
オシャレ魔法カードをもらえるみたいですね。

ま、失敗も交えながら、いろんな服を着てオシャレするという楽しさが伝わる
女の子向けのいいマンガだと思いますよ。ええ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんの寒いおやじギャグ炸裂の回。
・・・というよりは、これは作者が思いついた傑作(と思いこんでる)なダジャレを
ただあさりちゃんに代弁させてるだけなのではないだろうか。

しかもおはヨーグルトだなんてギャグまでかましちゃって。
数年前にコロコロキャラでそんな挨拶を流行らせていたのがいたぞ。

▼わんこ・みっくす:あべさより
おでこにバカと書かれてニッコリ笑顔のタスケくんがとってもかわいい。
「バカ」の文字がタスケの天然の明るさを引き立ててるよね。
これを見て腹立たしく思う人などおりますまい。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回のテーマは手話。
手話を使って耳が不自由な人と手話ゲンカをしよう!
・・・ってなことで手話でケンカができちゃうんですよ。マジで。
手話は単なる単語の組み合わせではなく、
我々が普通に言葉をしゃべるのと同じくらい
感情性がある会話法なのですね。
だから手話でケンカもできちゃうと。

さらに手話で方言まであるそうでおどろきザマスね。

ちなみにドラえもんは手がグーなので手話はできませんので、
「手話手ぶくろ」というひみつ道具をはめて代用してます。

▼おたよりチャンネル エンター天国(読者投稿ページ)
せっかくヌードになったガックン(男の子)のチンチンが見られるかと思ったのに
ニコちゃん(女の子)の吹き出しのセリフがジャマで見られなかったさ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小一12月号 1月号 2月号 3月号 小二4月号
2005年4月5日 火曜日


小学一年生 2005年5月号
2005年4月1日発売
小学館 550円
▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
今月もポポをつけねらう悪を前になす術がなく、
またもかっこいいカブトムシに助けられるポポ。
ポポとチビキングのあまりの激弱ぶりに
「大丈夫かコイツら?」と思わざるを得ないんですが
もしかしてかっこいいカブトムシの正体ってチビキングなんじゃないですかね?
先月に続いて、チビキングがいなくなった途端、かっこいいカブトムシが現れてるし。

ポポが身につけている「守護者の証」なる首飾りは
ムシキングをパワーアップさせるのに必要なアイテム。
この首飾りと頼りになるカブトムシがいれば
とりあえず悪に立ち向かえる準備はできたってことかな。
まだまだ心配な面が多いけど。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ
いくら野菜が好きだからって
野菜についている虫は捕らなきゃいけません!
それともそのまま食べるか?

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
なんか、宝石の国の王女さまがオスの鳥たちにモテモテで
ムリヤリお空のハネムーンに連行されてるんですけど、
これは原作のイメージ通りなのか、
それともやはり山辺麻由センセの本領発揮の前兆なのか・・・???

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
こちらも毛虫ネタですか。
そりゃあ桜の花びらを頭に飾ったらきれいだけど
桜には毛虫もたっくさん集まってきますからねえ。
植物でコーディネートする時は十分注意しないと。

▼わんこ・みっくす:あべさより
タスケとさとみちゃんの窓越しのにらめっこがほほえましいっすねえ。
でもさとみちゃん、あなた人間なんだから
顔を窓にべたあっとくっつけるのは・・・

タスケも怖がるその顔、他人にもし見られたらどうするの(笑)。

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
あっという間にアレックスと同じブ・キーの勇者が3人に。
勇者が連れてきているコアモンスター3体が
マンモス・トカゲ・ゴリラとバラエティに富んでユニーク。

▼星のカービィ:さくま良子
早速やっちゃいましたよカービィったら。
デデデ大王のバーベキュー大会を台無しにしやがって。

で、カービィがデデデ大王に怒られて代わりに持ってきた食べ物が
こいのぼりですよ。
しかもカービィこいのぼり食ってるし。
・・・というか食材じゃねーだろそれは。

カービィの底知れぬ大食漢ぶりにただただ呆れるばかり。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回は小学生の(特に男子の)永遠の一大イベント、
学校でウンチがテーマになっております。

そう、学校でウンチすると他の子にからかわれやしないかと
ドッキドキしちゃうんですよね〜。
トイレの環境を良くすることも大切ですが、
そもそもすべての生物(せいぶつ)はウンチをして当たり前なのだ。
学校でウンチをしようとする子を見ても、
「おまえウンチか?」「うん」で、済ませられる
そんなやさしい人間関係を作りたいですね。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号
2005年4月4日 月曜日


へろへろくんめっちゃワールド 3巻
かみやたかひろ
講談社 ボンボンKC 409円
相変わらず「くだらないけどおもしろい」ギャグを地で行ってますな。
鼻水ギャグも、鼻水で虹の架け橋ならぬ虹の鼻水橋を編み出したり、
どこまで鼻水を伸ばすことができるかギネスに挑戦までしちゃって、
へろへろくんの鼻水ギャグは未だ衰えることを知らず、
ますます発展していくようです。

へろへろくんの毒気のない天然ボケも
読者を末永く楽しませる要素の1つになってるんじゃないでしょうかね。
この調子でまだまだがんばれ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 1巻 2巻
2005年4月3日 日曜日