じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2004年1月分

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今月読んだマンガリスト:12冊
NICE! は特に良かったと思う作品
小学一年生2004年2月号 小学二年生2004年2月号 小学三年生2004年2月号
小学四年生2004年2月号 小学五年生2004年2月号 小学六年生2004年2・3月合併号
マジャイネーション3巻 マジシャン探偵A1巻 プレコミックブンブン2004年2月号
コミックボンボン2004年2月号 月刊コロコロコミック2004年2月号 マサルの一手!1巻 総評



2004年1月度
総評
じゃりまんの部
学年誌は、さくま良子氏のカービィのいたずらが回を追うごとに
ひどくなってきているなあ。デデデ大王がかわいそすぎます。
小学一年生〜小学五年生では、BINGOゲームで
豪華な賞品をゲットできる企画があったけど当たるかな〜?
5誌もあるんだ。どれか当たるだろ。

ボンボンは、読み切り下ネタマンガ3連発がちとアレだなあやっぱ。
特にシャチョーさんは汚すぎる。眉間にしわが寄る。

コロコロは、デュエルマスターズの不亞幽が3月号でどうなるかだなあ。
単独で行動するのか、勝ちゃんと手を組むのか、気になる。

デュエル・ジャック!!の単行本をゲット。読むのが楽しみ。

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2004年1月31日 土曜日


マサルの一手! 1巻
監修:森内俊之 漫画:村川和宏
小学館 てんとう虫コミックススペシャル 510円

「小学五年生」に連載中の実践将棋マンガです。
主人公の武蔵野マサルくん(小5)が、
転校生で将棋のプロを目指す大辻綾乃ちゃんに
駒落ち将棋で負けてしまったことをきっかけに、
以降、将棋の世界にすっかりハマってしまい、プロ棋士目指して修行中!!
――みたいな感じで話が進行していきます。

このマンガに登場する数々の戦法が読者の身につくかどうかは別として、
将棋マンガとしては十分おもしろいです。
マサルくんが将棋を指すときの顔の表情がいいんですよ。
あの独特の笑みはまさしく将棋に魅了された者の顔。
その顔の表情が相手に威圧感をも与えています。

こうしてみるとマサルくんってホントに
将棋指すのにピッタンコの性格してますね。
マサルくんが将棋を指している時の心境が伝わってくるなあ。
楽しいです。

対局だけでなく、男子対女子、関東モン対関西人、
こんな具合に分かりやすい対決を通して、
奨励会でプロ棋士を目指す子供達の心理的作戦や
巧みな駆け引きなども描かれていて、
将棋界でプロになるのはとても容易なことではないことが分かります。

将棋好きはもちろん、プロ棋士ってどんなんだろ?
って興味持った人にもオススメできる将棋マンガといえます。
でもマジで厳しいね。プロ棋士への道って。

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2004年1月27日 火曜日


月刊コロコロコミック 2004年2月号
2004年1月15日発売
小学館 480円
おおー、やるじゃん、曽山センセ。
「おちんちんの歌」の作詞名にちゃあんと
“曽山一寿”って入れてるじゃん。
そうだ、それでいいのだ!えらいぞ!
曽山センセ、あんた男だぜ!!

・・・ところでこんなしょーもない歌詞に作曲した人っていたの?
ぜひ聞いてみたいものだが・・・

▼いけいけ!!カードeリーダー+くん:小西紀行
ゲームボーイアドバンスのカードeリーダー+の魅力を
マンガで解説。
カードをスキャンさせるだけで
ゲームにいろいろなバージョンを追加できるなんて
おもしろいシステムですね。
しかもカードだから安価で買えそうじゃないですか?
もっと普及してほしいものです。

マンガですが、主人公の門威(かどい)くんは
一瞬、切札勝舞くんかと思ってしまいました(笑)。
あと門威くんの通う小学校の名前が“任天小学校”と
さりげないところで笑わせてくれてます。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
はっはっは。
ナイスな時期にこのギャグをぶちかましてくれたね。
大笑いさせていただきました。

2月の節分と4月のエイプリルフール、
2つの異なるイベントを同時におこなうなんて
大したヤツだじーさん。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
フォルテとの死闘は序章にすぎなかった。
さらにフォルテも救われない結果に。

今回一番強かったのはメイルだったと書こうと思ったけれど
「真の闇のナビ」の出現によってその考えが変わったわ。
現実世界を闇の王国に変えようと凶悪な野望を抱いている
真の闇のナビ達。
熱斗とロックマン達もさらなるパワーアップが必要になるな。
一体どこまで強くなれば悪の野望を打ち砕くことができるのだろうと
最近思い始めています。

▼デュエルマスターズ:松本しげのぶ

へ?

あっという間にいい子ちゃんになりやがった。>不亞幽
いくら兄に騙されていたとは言え、
今まで幽のやってきたことは簡単に許されることではないぞっ!
凶死郎とかやられたヤツらの立場はどうなっとんねん?

ということで不亞幽は今までの罪を清算すべく
勝ちゃんたちと一緒にお兄ちゃん退治をすることになるだろうと予想してみる。
だってコイツの兄ちゃんが蒔いた種だもんな。
兄の不始末は妹が責任とらんと。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
ギャル系デュエリスト・覇羽あゆ登場。
ギャル系というよりはコギャル系ですな。
かったるい口調を連発してるけど攻撃法は
割とまともだったんじゃないでしょうか。
その程度ではショーの域に達するのはまだまだですね。

ちなみにあゆちゃんに負けて泣きながら走り去るマナトくんが
かわいかったり。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
ははあ・・・そういうわけだったんですか。
エモルがドラーズを目の敵にしているのは本心ではないと・・・
すべてはずっと好きな野球を続けていたいため。

ということはドラーズは、エモルの勤めている(?)航空会社の社長さんの策略に
完全に利用されているというわけですね。
申し込んだ覚えのないかぶと虫杯から招待状が来て
おかしいと思ったら。

しかしこの航空会社の社長さん、ドラーズを強いチームだと見込んでいるので
喜んでいいやら、それともなんの関係もないドラーズを
事件に巻き込んでしまって腹が立つやら。まあ普通は後者でしょうけど。

とにかく優勝だな。ヒョロえもんの言うとおり、
ドラーズが優勝すれば、エモルの一件も解決に導くと思う。
がんばるのだ!

・・・で、今回ドラーズと対戦した、くぬぎ山バグズは
ちとかわいそうな扱いでしたね・・・

▼コロッケ!:樫本学ヴ
カラスミは個体→←液体→←気体と自由自在に変化できる
究極の能力の持ち主。
こりゃあマジで無敵状態じゃん!なんて思ったら
思わぬところでカラスミの体に異常が発生!
リゾットはその隙をついて必殺技のW王国セイバーで
カラスミの体を切り裂いた。

うーん、体を変化させるとパワーを使っちゃうのか〜。
カラスミ自ら墓穴を掘った形になったかもしれないけど、
リゾットの今までの攻撃もまんざら無駄じゃなかったってことですよね。
これでカラスミは体を変化させることができなくなってしまったかな?

アンチョビはどうなるんでしょ?
兄に見捨てられるか、そうならないかで今後の展開に
影響が出そうな気がしますが。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
ナオミの等身大チョコがおもしろかったです。
オチは読めたけど。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
運勢がテーマですね。
「トランプ裏ない」はシンプルすぎて逆に大笑いしてしまいました。
クツを放り投げて占うお天気占いもいい感じです。
あれは大洪水になると判断していいのかな?

▼コロコロバカデミー(読者投稿ページ)
いきなり次号で最終回発表!
オレはこのコーナー割と好きだったのでちょっと残念かも。
でも今度新しく始まる読者コーナーも
天久聖一とサイクロン猿橋という変わらずのメンバーなので
大して雰囲気も変わらないかも。
下品度は大幅に下がると思いますけど。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ビーダワールドで何を企んでるんだカインは。
結局仲間達とちりぢりになり、事実上、ヤマトとグレイは
孤立状態同然。

カインの最後の笑みが怪しすぎる・・・

▼バビブベボブボブ!!さっぷくん:重岡秀満
更衣室で鶴の恩返しだなんて
変なところで日本の知識をひけらかすよなさっぷくんは。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
ジャンゴは体内に貯めてあった太陽の力でヴァンパイア伯爵を撃破。
空に太陽が戻り、ジャンゴの新しい力も目覚め、
明るい兆しが見えたかに思えたが
闇一族のルナがジャンゴの前に現れ、
意識が戻らないアルニカをさらおうとしている・・・!!

いやー、ジャンゴにとってすっきりしない展開が続いていますねー。
しかもルナってヤツの正体が、ジャンゴが憧れている
自分のにーちゃんかもしれないとは。
精神的にも辛い状況に置かされたジャンゴ。
これまでも辛い戦いだったはずなのにこの仕打ちはちょっと心配だ。
次号より新章というが、厳しい状況からのスタートになりそう。

▼モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん:河合じゅんじ
クワタの天使に雪の精のカップル・・・
コミカルと言うよりは得体の知れない生物の連続で
なんか頭がおかしくなりそ・・・

でも雪の精のキスシーンは素直に笑える。
全然色気ないし。

▼鉄魂!!ZOIDS核闘技:溝渕誠

父ちゃん、オレ、メジャーリーグってのが
どんなもんかこの目で
確かめてぇんだ!!


鉄魂のこの一言でアメリカへ飛び立つなんて
サービスのいいオヤジさんじゃねーか。

・・・で、鉄魂はアメリカでゾイドの雪像を作って成果はあったんすか?
今度鉄魂が挑戦するゾイドコアバトルメジャーリーグでは
ジオラマが重要視されるみたいだけど。

まあ今回の旅行で鉄魂のゾイドに対する想像力が
大きく拡がってくれることを期待しましょう。

▼ドラえもん のび太のワンニャン時空伝:
原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則・映画シナリオ/岸間信明

ドラえもん映画第25作目で今回は前後編の前編を掲載。
今度は犬族と猫族が一緒に生活するワンニャンワールドが舞台です。
犬と猫が同等の立場ってのが興味深いですね。

ネコジャラという猫の大ボスが人間復讐計画の事件の黒幕。
しかしそのきっかけが人間のほんの出来心から始まっていたとは・・・
あの時のネコ(ズブ)がもっと人間の愛情を一身に受けていれば
こんな事件は起きなかったかもしれないな。

進化退化放射線源がなかったとしても3億年前に犬猫を置き去りにしたのなら
いずれ進化して人間を復讐する輩が現れるかもしれませんね。
これも人間の身勝手な行動が招いたツケなのか・・・


全国ツアー・次世代ワールドホビーフェアで、
コロコロのマンガ家サイン会も行われるみたいだけど、
矢高鈴央センセの場合は、
この人は本当の金色のガッシュ!!の作者ではありません」と
事前に告知した方がいいんじゃないのか・・・?

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2004年1月18日 日曜日


コミックボンボン 2004年2月号
2004年1月15日発売
講談社 480円
渡辺格氏のスイッチレイダーは延期なのか。
ちと残念。

▼SDガンダムフォース:原作/矢立肇・富野由悠季・まんが/あおきけい&みかまる

相変わらずガンダムのことはよー分からんオイラですが、
思わずクスッと笑えるシーンが多々ありました。
ガンダムじゃなくて他のロボットとかにすれば
よかったのに。

▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
ニセのクッキンガー・スイーティ登場。
自分の私利私欲のために子供達を食べ物で不幸に陥れるなんざ
とんでもないヤツだ!

おかもちくんよ、キミのすっごくすんばらしい料理で
スイーティの心の闇を浄化するのだ!
もうそれっきゃない!

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
マジマジくんのパパさんの手品って子供だまし以下だな。
タネをあからさまに客に見せてどーする。笑えるけど。
こんな調子じゃ一流のマジシャンは無理だね。
三流のお笑い芸人が関の山。

あとへろへろくんのことを「7本毛」だなんて言うなよ〜。
人の体の欠点をいうなんて最低だぞ(笑)。

▼メカ沢くん:野中英次+ダイナミック太郎
メカ沢くんの夢っておもしれー。
下手なバラエティ番組よりおもしれーぞ。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
Aとジョーカー、同じマジシャンの杖を持つ者同士が、
一方は探偵、もう一方は怪盗という
相反する立場として活躍するなんてこれも運命のいたずらか。
それともそうすることで、ジョーカーとアキラが
マジックの腕を競い合う形になってレベルが上がるという算段か。
いずれにしてもまだ謎だ。

さて今回は、都陸学園生徒会長・寿美沙緒(ことぶきみさお)さん宅の
古風で立派なお屋敷の中で、出歯亀が現れる事件が発生
高価な掛け軸が盗まれる事件が発生。
アキラはプロフェッサーJの仕掛けた罠に対抗できるか!?

オイラの予想ですが、
あ、1、3、7なのではないかと。
だってあの人、ちょっと触れただけなのに
すごい怒鳴ってたもんね。
これでキマリでしょ。

寿家の人たちは、ちょっとズレたところがあっておもしろかったです。
特に、自分の娘の入浴シーンを覗いたアキラくんを
何も知らずに歓迎してくれる母親に爆笑。

▼サプリビンターズ:企画・原作/広井王子・まんが/寺沢大介
新章スタート。
サプリワールドは7つのエリアに分かれていて
バーン三世もそのエリアを統括する1人にすぎなかったと。
つまり勇太はこれから7つの世界を股にかける大冒険をするのだーっ!!

とてもおもしろそうなんだけど、ちゃんと7つの世界を描ききってくれるかなー?
描ききる前に強制終了させられたらイヤだな。
それだけが心配です。

太陽の世界の次は海ですか。
今度のボスは美人だが冷徹な性格の女海賊・シーシーシー。
なかなかかっこいいです。
勇太の敵にふさわしいですね。

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
おもしろいです。
那慢津軍の飛車棋・リュウガが己の王将をほっぽって
光剣とスピードバトル一騎打ち!!
飛車って大駒だから大きいってイメージがあるけど、
リュウガは小柄で身軽な竜棋兵。
神速と言われるだけあってスピードを生かした攻撃が得意。
威勢もいいし好戦的だし、本来の飛車の性格をよく表してるね。
王将なんぞ屁でもねーぜみたいな。

もっとも光剣も好戦的な王将なので、
気合いでリュウガを討ち取っちゃうんですけどね。
でもそこは将棋。討ち取ったら殺すことなく
自分のコマとして使用することができると。
うまくできてます。

光剣もリュウガも性格が似てるところがあって
反発しつつも気が合いそうですよね。
いい友を手に入れたじゃないか。

▼メトロイド サムス&ジョイ:出月こーじ
金儲けのために、武器だけでなく戦争をも売り物にする
死の密売組織「ドミニオン」。
サムスはこの悪の組織を潰すため、決死の覚悟で
悪魔共が巣くう内部中枢へと向かっていく。
ドミニオンは、今まで人の命を軽視してきたツケを払う時がきたようだ。

ドミニオンのボスの死に際のセリフも、
サムスの悪を滅ぼすという決然とした態度の前には
ただの戯言にすぎませんでしたね。

宇宙の平和を乱す悪党共は宇宙海賊だけかと思ったけど
死の商人までいたとは。
サムスに課せられた任務のでかさが改めて思い知らされます。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
マンは雪にシロップをかけて20杯食べるだけでもバカな行為なのに、
凍った自分のウンコまでなめるとは・・・
おまえ最低だ。でも大爆笑。

▼GC(ガッツキャット)ニャロメ!:原案/赤塚不二夫・マンガ/吉勝太
ベシって人間から動物までいろんなヤツから
感謝されるようなことやってきたんだな。
死んでから(ホントは死んでないけど)分かる
ベシの功績。

うーん、ただのカエルをしているのが実にもったいない・・・

▼クラッシュギアNITRO:原作/矢立肇・まんが/松本久志
ついに始まりましたマサルと阿久沢の最終決戦。
世界選手権決勝が台風であさってに順延したため、
勝負は一時おあずけ・・・かと思ったらそれまで阿久沢は待てない・・・!!

阿久沢は明日の決勝に合わせて体中にニトロを
ためにため込んでいたのだ!!
あの様子だとニトロのためすぎで体に相当なダメージを
受けていそうですが・・・

そこでマサルと阿久沢が急遽、明日の最後のギアバトルに選んだ場所は
なんとマサルが最初に阿久沢と戦った公園。
公園で遊ぶ子供達をギャラリーとして、
阿久沢にギアバトル本来の楽しさを思い出させる作戦なのでしょうか。
きっとそうだ、そうに決まっている。
だって次回、感動の最終回なんだから。

それよりもニトロをバーニングさせた時の阿久沢の姿が見たい。

▼剣豪伝ルーレットバトラー:前川たけし
うわあ、ベンケイとウシワカも柳生十兵衛に生気を奪われたのかよ!
というか既に化け物の全貌が見え始めている。
相当バカでかそうですが、こんなのが復活したらマジでやばいぞ。
でも残った剣太郎達4人の内さらに何人かは
柳生十兵衛の犠牲になっちゃうんだろうな。

▼ワンダーベビルくん:原作/石ノ森章太郎・まんが/山中あきら
雪ウナギをこんがり焼いたら溶けてしまうと思うんだが、
雪かば焼きになってしまっているのがポイント。
おちゃめさんですね。


新人ギャグ作家競演 3大ギャグバトルですが
どれもはっきり言ってダメです
3作品ともいわゆるウンコ・チンチン系のマンガで
イヤと言うほど下ネタを提示してますが、
残念ながらそれがおもしろさに直結してない。
この中でどれか選べって言うなら汚らしさを感じさせない
「ヤキトリ魔神くん」がマシといった感じだが、
五十歩百歩だな。

絵はうまいので別の作品でトライしてみたら・・・?

☆新人ギャグ作家競演 3大ギャグバトル

▼ヤキトリ魔神くん:原作/永井豪・まんが/ひるたみきお&ダイナミックプロ
テーマは「おちんちん」
ヤキトリ魔神のつくねくんは家族で焼鳥屋台を営んでいる。
今日も冬空の下でヤキトリ屋台は人手が足りないくらい大忙し。
しかしおとうさんがライバルのタコヤキ魔王の屋台を壊してしまってさあ大変。
以降、ヤキトリ魔神とタコヤキ魔王のドタバタハチャメチャバトルが
行われるのだった。

なんといいましょうか、つくねくん一家はなぜか裸なんですねえ。
おとうさんは大事なところを葉っぱで隠しているだけの全裸状態。
おかあさんは前がエプロン姿で後ろが素っ裸!(しかも性格凶暴)
つくねくんに至ってはおちんちんがまるだしなのである。
さらにおとうさんとつくねくんは全裸で串刺し状態というなんともえぐい姿。

つくねくんがおちんちんを使って空を飛んだり武器にしたりするシーンが
かわいくて微笑ましいんですが、
別につくねくんたちが裸になる必然性ってないんですよね。
ヤキトリ屋とタコヤキ屋がバトルするという着眼点はおもしろいと思うんだけどね。
裸に頼りすぎた点がちともったいないかなと。

▼お助け天使 シャチョーさん:阿部はるき
テーマは「ウンチ」
ウンチの姿をした(・・・というかウンチそのもの)天使、シャチョーさんが山の中で、
遠足に来た小学生達と一緒に戯れるという内容。

まあなんというか、汚いです。不潔です。
それに終始している。
食事中に絶対読みたくない内容。それだけ。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
テーマは「オナラ」
地図にも載っていないバナナ島に住んでいる
ターパン(人間)と、モンチー(チンバンジー)の
何気ない日常を描いたマンガ。
今日はターパンとモンチーの2人で(1人と1匹か?)
かくれんぼなんかしちゃってます。

ターパンは、オナラでしゃべったり空飛んだり、
サルのケツの穴に身を隠したり、非常識なことをしまくってますが
これも野生児がなせる技なんでしょうか。
笑顔でそれらをやってみせるターパンを見てそう思えてきた。

ターパンのオナラ技でモンチーを翻弄させまくるギャグは良かったと思うけど
ただ最後のオチは今イチだったかな。

結論・・・ヤキトリ魔神くんかとびだせ!!ターパンを推薦。
「どれもはっきり言ってダメです」宣言は、たった今撤回します。
ちゃんと見ればどれも読める作品でしたので。

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2004年1月16日 金曜日


プレコミックブンブン 2004年2月号
2004年1月6日発売
ポプラ社 480円
ゾロリに続いてズッコケ三人組もアニメ化。
愉快で楽しそうなアニメになりそうじゃないですか?

▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき

コンロン博士が作った超時空マシンで
ゾロリ達が最初に到着したのは浦島太郎の世界。

・・・といってもカメが水中バイクを操ったり、
ネコが乙姫様役演じてたりと
このマンガ独自の浦島ワールドのようです。
じゃあ浦島太郎はこの世界では一体どんなヤツなんでしょ?

それにしてもネコの乙姫様はずいぶん野性的な行動だよな。
ねこまんまが好物だなんてネコそのものやん。
姫のイメージまったくナッシング。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・牧野博幸・新山たかし

イシシとノシシの女装ネタがおもしろかった。
やけに人間の女っぽさがにじみでている。

▼からどろ:大西俊輔
なんだ、美奈子ちゃん、また体をからどろに奪われたんかい!
でもその方がキャラとしておもしろいので
これからもどんどん体を奪われちゃって下さい。

今回はどこかぬけてる洋平くんが大活躍しましたね。
悪魔のからどろを相手にハッタリをかますとはいい度胸だわ。
洋平くんは、ガイコツになった美奈子ちゃんとは
ただのお笑いコンビってわけではなさそうだな。
ちゃんと美奈子ちゃんの頼れる存在になりつつあります。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
スキー場で遭難してしまったズッコケ三人組。
吹き荒れる吹雪の中でハチベエが別荘を発見、ピンチは逃れたが、
別荘には遺産相続の件で話し合っている兄弟がおり、
ハチベエ達はその事件に巻き込まれてしまう。

普通ならそれだけで災難なんだけど、ズッコケ三人組にとっては活躍の場。
少年探偵団を名乗るだけあって、自ら進んで事件解決の手がかりを
見つけようとするんですねえ。

遺産相続なら殺人事件や裁判にまで発展しそうなものですが、
このマンガでは当然、そんなものは出てこないし、
死んだはずのおじいさんも生き返って(?)
セーフティな内容に仕上がっております。
お子さんにも安心して読ませられますね♪

・・・ということで、今回一番悲しい目に遭ったのは
女の子にフラれてしまったハチベエなのかも。

▼ファントム:大斗改
ファントムにもいろいろな姿をしたヤツがいるんですね。
こいつらを倒すとその能力が凝縮されたコア・ボールになるということで、
今回エイプが倒した敵・バブルガムも当然、コア・ボールにされてしまったのだろうけど、
このコア・ボールの力ってのがまだ未知数なんだよね。

エイプがもしコア・ボールを食べてしまったなら
果たして悪に染まってしまうのかどうなのか。
早くその効果を見てみたいものです。
なかなかおもしろい作品。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
頭が良くなるリンゴですか。
苦労の末、たった1つ残った100点のリンゴを
まじょ子とナナちゃんが半分に分けて食べたのが微笑ましい。
テストの結果は当然、半分の50点。

それでも2人とも点数が前回よりも2倍以上になっているのは
敢えてつっこまないでおきましょう・・・って
もうつっこんじゃったよ。

▼ともだちロボットギタローくん:ストーリー/タケカワユキヒデ・マンガ/牧野博幸
前回、しょーもないお下品ギャグを見せられて
このマンガ一体どうなるかと思ったけど、今回はちと感動。
マラソンでビリ確定の勇気くんにみんなが応援してくれてます。
苦しいけどがんばって最後まで走り抜くことができた感動を
勇気くんにも味わってもらいたい。
ギタローもなんでもかんでもトップとりゃいいってもんじゃないことが
分かってくれたかな?

▼タロットマスター:岩村俊哉
なんと、桜田勇介もタロを使って精霊を呼び出すことができるのか。
これって今後はザジタのサポートに回れるってことかな?

今回登場したタロットの精霊は恐ろしい能力を持ったヤツら。
ただ、愛の天使クピードはもっと愛情表現を出して
死霊をやっつけてほしかったな。
ただの暴力になってしまったのが惜しい。

でもおもしろかったです。
エグゼビアスの能力でセミにされてしまった死霊が哀れで笑えた。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
ぷるぷる星人って地球を征服する能力を持っているとは思うけど、
かなりオツムが足りないようで。

もうこうなったら地球征服なんてやめて、
生徒を喜ばすことを考えたらどうだ?
ひょうきん者の人体模型を作りだしたように。

▼島の子だっちゃ!:ないとうくるみ
さんごくんの名前が、海の珊瑚からとったんじゃなくて、
競艇の3−5からとった名前だったなんて
あんまりだぞ・・・

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
かのんちゃんはアイドルになるために
頑固な母親を見事、説得に成功させる。
これで、こだまちゃんとまりかちゃんとユニットを組んで
アルトちゃんのいる音の国を救うための前準備ができたということかな。

それにしてもかのんちゃんはかわいい。

▼キュウマ:前田春信
実にムチャクチャで笑える野球マンガだ。
少年野球の星ノ月町チーム主将・カオルに連れられて、
400年前からタイムスリップしたかの如く山から降り立ったキュウマ。

彼が野球をするってことだけでもなにかこうおもしろさが湧いて出てきます。
それはやはりキュウマが「今が戦国時代」と勘違いをしているからだろう。
しかもまじめな性格なので余計に笑える。
そんなヤツが野球をしたらどうなるのか。

試合開始前、キュウマは早速相手チームをくさりがまで縛り上げ、
刀で斬ろうとするとんでもないシーンが炸裂!
だけどその後はチームを勝利へと導く救世主になっていますね。
野球を知らないキュウマが、実践で覚えながら
チームの役に立っていく姿が楽しいです。

今後も是非その天然な性格と忍者並みのずばぬけた運動神経を保ち続けて下さい。
それがこのマンガの一番いいところなんだから。

しかしキュウマって街中に連れていったらどんな反応をするんだろう?
奇妙奇天烈な街並みに腰を抜かすんじゃないかい?

▼スパナ:凪沢亮介
謎の生命体につけられた名前は「柱犬(はしらいぬ)」。
なんかしっくりこないなあ。どうでもいいけど。

柱犬を知れば知るほど訳が分からなくなってくる。
ペットと言うよりは人間の言葉を理解する宇宙人みたいな感じですな。

アキハの暴力は弟じゃなくて柱犬に向けてくれると素直に笑えるよね。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 1月創刊号
2004年1月11日 日曜日


マジシャン探偵A 1巻
石垣ゆうき
講談社 ボンボンKC 409円

おととしの1月に、100万$キッドを読んで、
この画風はボンボンにも合いそうだとは思っていましたが、
いざ読んでみるとホントにボンボンに合ってますね。

主人公は奇術アキラ(11)。
かなりちょっとスケベでドジで手品が大好きなアキラは、
天才マジシャンと呼ばれたおじいちゃんの形見の杖をいつも持っていて、
事件に遭遇すると杖の先がドラゴンに変化して、
得意の手品で事件を解決へと導くマジシャン探偵A(エース)に変身するのです。

おもしろかったです。
最近には珍しく、このマンガでは元気な男の子が杖を使って変身します。
女の子にあまり萌えを感じないオイラとしてはどんどん
ヒーローに変身する男の子を起用してほしいもんですねえ。

アキラが遭遇する事件というのが、殺人やお金の盗難事件です。
しかもアキラの身近に起きている事件ですから
重い雰囲気が漂いそうなものですが、不思議とこのマンガには
その空気が感じられませんね。

それはきっと、かっこよくて、態度が紳士的で、
手品のトリックや種を用いて快刀乱麻の推理で
事件を解決するマジシャン探偵Aの存在があるからだと思います。
ちょっとしたヒーローマンガしてていいですね。

しかし、マジシャン探偵Aがいる間は当然アキラはいないわけですから、
いつも友達と行動しているアキラがいつまで正体をばらさずにいられるんだろうなー、
とは思います。どうなんでしょその辺。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP
2004年1月7日 水曜日


マジャイネーション 3巻(完)
渡辺格
講談社 ボンボンKC 409円

これにて完結。
っつーか完結してません。

門馬ダンの冒険譚は見ててとてもおもしろかった。
主人公も明るくて魅力があるし、
ストーリー性も明確でわかりやすかったし
ゲームの世界観を舞台としながらも
ファンタジーマンガとして誰にでも楽しめる物語になっている。

ダン達が迷い込んだムーンランドの全貌が明らかになり、
1つの国の平和を取り戻し、さあ残りの国も平和にするぞ!
ってなところで終わっているのですよ。

この巻全体を見てもテンションが落ちているとも思えないし
実にもったいないなあ。

ホビーマンガはその対象となるホビーが旬を過ぎたら
ハイおしまい♪ってのはよくわかりますが、
純粋にファンタジーマンガとして読んでる私としては
あまりに酷な終わらせ方としか思えないのです。
これもホビーマンガの悲しい宿命か。

でも最後までおもしろかったいう印象(未練)を残せたのは良かった。
ボンボンのゲームファンタジーマンガではかなりGOODなデキ。
良作でした。

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2004年1月7日 水曜日


小学六年生 2004年2・3月合併号
2003年12月29日発売
小学館 550円
▼文具天国:そにしけんじ
宿題を忘れて眠りこけてしまったたかしくんのために
文具達が大活躍。
答えは間違いだらけだったけど、だらしない主人のために
宿題を解く文具達が健気じゃないか。
影ながら主人を見守るなんて泣かせる。

なんかこれ見たら「おもちゃのチャチャチャ」の歌を思い出してしまった。

♪空にキラキラお星さま
♪たかしがすやすや眠るころ
♪文具がふでばこ飛び出して
♪宿題解いてくチャ・チャ・チャ

・・・なんてね。

▼小泉家のおやじ:藤波俊彦
ジュンイチローは、息子にパンティなんてプレゼントするな!
はみ出るだろ!
でもコータローがパンティをはいた姿を見てみたいですが

▼星のカービィ プププランドの仲間たち:姫野かげまる
節分の太巻き寿司にスポットを当ててるお話がおもしろいね。
カービィの作った変な太巻きがたくさん登場しています。

▼先生のお気に入り:山辺麻由
特別編です。
仙崎誓を追ってアメリカに着いたカレルは
アメリカの風習が肌に合わず不満な日々を送っている。
日本みたいにあいまいな返事は許されないのだ。

しかしいくら自分の意思表示をはっきり言わなければならないからって
体が華奢なカレルに食い物をドカドカ与えるのはいかがなものかと。
どう見ても顔以上あるでかいステーキがカレルの胃袋に入るわけ
ないじゃないか。
断り切れずに腹一杯食うカレルがかわいそうだ。
日本人特有の気を使う行為が却って自分を苦しめることになってますね。

でも誓にだけは自分の気持ちをはっきり言えるようになったカレル。
入院してしまう騒動までに発展して踏んだり蹴ったりだったけど、
まあハッピーエンドなのかな。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
ルイナが花園美少女隊のアタックの秘密を発見!
良かったな堂児。
急所を打った甲斐があったってモンだよ(笑)。

▼はたらくヒヨッ子さん:いけだせいご
最終回は土木工事のバイトです。
ヒヨッ子さんがセメント漬けになったり、カンナがけしてできた削りカスを
自分のカツラにしたりと、役立たずぶりを存分に発揮してますね。
今回のが一番どうしようもないって感じ。

1年間ヒヨッ子さんのいろんなバイトでのドジぶりを楽しませてもらいました。
ドジぶりというよりはシロアリぶりとでもいうべきだろうか。
でもおもしろかったです。
ヒヨッ子さんは今までのバイトを経験して得たものは
あったんでしょうか・・・

作者のホームページでヒヨッ子さんの仕事探しの旅がまだ続くようなので
読んでみようかな。

▼自然界の謎/探検発見物語:原作/綿引勝美・まんが/高橋功一郎
1865年に日本初の蒸気船を開発した
からくり儀右衛門(ぎえもん)のお話。

皆の笑顔を見るためならたとえ肉親が亡くなろうと
蒸気船完成のため仕事に打ち込む儀右衛門。
一見冷たい行為だが、この人の機械に対する熱い情熱と
苦労があったからこそ、我々現代人達の幸せがあるってもんだ。

ちと感動的なお話。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
校則がテーマ。
となり町の鳥籠小学校では新しい校則が追加された。

ドアは手で開けましょう
机にすわってはいけません
イスはおしりをおいてすわりましょう

なんだこりゃ。
母親が幼児に注意することがらじゃねえか。
こんなの校則にするなよ。
ドアを足で開ける生徒がいるんなら
開けさせてやりゃいいじゃないか。
いつまでもそんなヘリクツ長続きしないでしょ。
生徒もバカじゃないんだから。

▼ASTRO BOY 鉄腕アトム:原作/手塚治虫・まんが/姫川明
己の命を賭けて人類を救ったアトラス。
その功績は大きいが、
結局カトウは逃がしちゃったんだね。

悪の一味との決着も着けてほしかったが
こうして1人の救われなかったロボットのわだかまりがとけたので
ここは良しとするか。

▼ズボラーキングのばらちゃん:兎野みみ

準くん、大バカ野郎!!

オレから言えるのはそれだけだ。

ところでこのマンガもう終わるのか?

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2004年1月5日 月曜日


小学五年生 2004年2月号
2003年12月29日発売
小学館 550円
▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電
魔物のみんなが清麿にお年玉をおねだり。
ガッシュやウマゴンはいいとして
ブラゴやナオミまでおねだりするのはずーずーしい。
あんたらは敵だろ?

▼少女少年:やぶうち優
最終回。綺麗にまとまっていて安心しました。
太一は女装してるより、学生服着てたほうが
断然かっこいいですね。

万丈千明としての最後の仕事が、
零那に自分の気持ちを告白すること。
そうすることで、零那の不安な気持ちを解き放ってあげると。
最後の最後でさり気なく男らしいところを見せてくれましたね太一は。

爽やかなエンディングが心地よかったです。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
対ボンバーズ戦は引き分けの延長戦。
延長戦は2対2のサドンデス方式でアウトになった時点で負け確定。
ファイターズは、やや戦意を失った堂児と美々ちゃんのみ!
ボンバーズの猛獣使い・夏目鬼一相手にこりゃあピンチだ!ファイターズ!

でもまだファイターズが勝てる可能性はあるのです。
オレは美々ちゃんが何かやってくれそうな気がする。
堂児もこの試合でファイターズは自分1人だけじゃないってことが
分かったはずだし、美々ちゃんのなんらかのアクションが
堂児にパワーを与えるきっかけになってくれるはずだ、
とオレは信じたい。

鬼一も疲れ切った堂児と小さい女の子の美々ちゃんを見て
油断してるはず。
その隙をつけばもしかしたら・・・
次号必見です。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
楯岡六段は容赦ねーなー。
綾乃ちゃん相手に角を使って
遠い距離をおいての王手飛車(龍)。
これのどこが指導対局だ。
己の強さをガキ共に知らしめてるだけやんけ。

まるで実践だ。
こうなるとマサルが頼りだが・・・

▼小五法律相談所:取材・文/鈴木雄・まんが/中山雅也・デザイン/ゴトウアキヒロ
今回は店の広告や食品の品質表示について問題提起しています。

食品の品質表示は、日本産なのに中国産と偽ったら違法なのです。
当たり前ですが、みなさんこれって今まで騙されてたケースって
多いんですよー。

マジェランアイナメを銀ムツと表記したり、
そのほかにも、キャペリンをシシャモと偽ったり、
ヒラタケをマイタケと偽ったり、身近な食品にも
意外に騙されてるケースってありますのよ。
これらを正しく表記するとなるときっと
大混乱を起こすと思う。スーパーの食品売り場は
偽物が幅をきかせているのだ。

広告はライバルを悪く言うような宣伝は許されません。
かつてゲームメーカーのセガやSNKが相手メーカーを悪く言うような
愚かしいCMがありましたね。
あれも単なる宣伝文句だったのだと言ってしまえばそれまでだけど、
ソニーや任天堂にとっては蚊に刺されたほどでもなかったので
まあOKなのかな。

▼必勝オセロ禁断の極意:工藤ケン
あっけなく最終回。
終盤は相手に羽根の形を作らせ、自分は山の形を作れば
逆転されにくい展開に持ち込めるそうです。

今まで勝田くんに教えてもらったオセロ必勝法を
すべて覚えた黒木くんは早速、白川さんにオセロ勝負を挑み
あっけなく勝利。ホントにあっけない。

うーん、今度、本格的なオセロマンガ描きません?
半年でいいから。どう?

▼文具天国:そにしけんじ
教室の片隅にある「おとしもの入れ」は、
いわば文具たちにとって墓場みたいなもの。
主人に見放され、おとしもの入れに送り込まれたが最後、
あとはひっそりとその生涯を閉じるだけ・・・
でもたかしくんのえんぴつ・目黒は希望を捨てなかった。

あんたらそれでも文具か!!
持ち主を信じられない文具なんか
文具やめちまえ!!


いやー、文具を代表する気持ちのこもったセリフです。
文具が文具をやめるなんざなかなか出てくる言葉じゃありませんよ。
たかしくんの文具たちは、自分が文具であることに
誇りを持っているのだ。熱い。

▼思春期革命:山辺麻由
今回は赤ちゃんができるまでをおベンキョしましょ。
赤ちゃんの作り方はこれを読んでる皆さんはもうとっくに
分かってらっしゃると思いますので敢えて言いませんが、
子供達が言うには男の人と女の人が手をつなぐと
爪の先から卵子と精子がにょろんと出るんだそうです。
もしそうだったら繁殖もラクでいいんですけどね。
あ、それだと愛し合っていない男女の間に
子供ができてしまうな・・・

▼ASTRO BOY 鉄腕アトム:原作/手塚治虫・まんが/姫川明
ロックは世界を支配したかっただけなのか。
まあ当たり前のことだがこの男、世界を支配する器じゃないんだな。

強力な催眠術を使って他人の能力を利用するだけ。
寄生虫みたいなヤツです。

アトムには是が非でもこんなつまらない男の野望なんぞ
打ち砕いてほしいところです。
精神を冒されてしまうという宇宙エネルギーの力を借りることになるんでしょうか。
純粋な心を持つロボット・アトムなら可能かと思いますが。

▼爆笑スクープ!それ行け!しろスポ:しろうず秀明
落合監督の「オレ流」が「オレオレ詐欺」になろうとは
世知辛い世の中になったもんですねー。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
うにょを解剖から守ってあげるなんて
浜野姉妹も一応うにょのことを家族の一員と思ってるんだな。
意外。

▼星のカービィ プププランドの仲間たち:姫野かげまる
プププランドに雪が降らず、不満の表情のデデデ大王。
だが、いくら冬の気分を味わいたいからといって
雪の代わりに塩や砂糖や小麦粉を積もらせてどうしようというのだ。
これじゃあ却って変な虫が寄ってきて春や夏の気分になってしまう。

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2004年1月4日 日曜日


小学四年生 2004年2月号
2003年12月29日発売
小学館 550円
今月号の特集・ピグミーチンパンジーのボノボの特集が興味深かった。
人間の言葉を理解できるのはもうとっくに承知の範疇だが、
なんと、教えれば漢字の意味が分かるようになるんだってさ。
おどろきだねえ。畜生のくせに。

あと、霊長類の進化の図でいろいろなサルが写真で掲載されているが、
ヒトは写真ではなく、「ここに自分の写真をはろう。」と書いてあったのには
大爆笑してしまった。読者にヒトの顔写真を用意させる気かよ。
編集者の顔写真を掲載するくらいのサービスをしてくれよな。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電

現在小学五年生で連載中のガッシュの4コママンガが登場です。
雷電氏のガッシュでは今まで鳴りを潜めていたナオミちゃんが
ガッシュにイジワルをしているのが目立ってますね。
でも一番すごかったのはシェリーの作ったワニ肉入りお雑煮かな。

あと、どうでもいいザコキャラのロブノスも登場しています。

▼どうぶつの森+ ホヒンダ便り:あべさより
これも現在小学五年生で連載中のマンガ。
タイトル通り、かわいいさよりんちゃんと動物たちによる
ほのぼのとしたホヒンダ村便りを4コマにてお届けします。

さよりんちゃんはカワイイ外見に似合わず、
億万長者になってハワイとカナダに別荘をもって
ヒコーキとチョーイケメンパーサーを手に入れることが
夢なんだそうです。
それは夢というよりは野望だろ。
思わず笑ってしまいました。おもしろかったです。

▼文具天国:そにしけんじ
小学五・六年生で人気連載中のマンガが小学四年生で新連載だ!
物を大切にしないたかしくんの文具達の、
笑いあり、涙ありの人情を描いたマンガだ。
・・・って、そんなの先月号を見ればわかるか(笑)。

今回は消しゴムくんによる、クレヨンへの温かい思いやりが描かれている。
12色あるのにたった3色しかないクレヨンの残りを、
消しゴムくんが補充してあげるのだ!
文具同士の友情っていいなあ(笑)。

それにひきかえたかしくんは・・・
物を大切にしろよ少しは。

でもおもしろかったです。
なんといっても消しゴムくんの足りないクレヨンの補充の仕方が
笑えるんですよ。

▼アロハちゃん〆切り30秒前!:兎野みみ
いくら漫画家に徹夜が多いからって
徹夜の訓練をするとはバカなことを・・・

アロハちゃんはそんな不健康な訓練をするよりは
もうちょっと絵の訓練をだなー、
あ、あれはいいのか。
おぞましい今の絵のほうが笑えるし。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
・・・ったく、じじいはタンスの上にあるマンガ本の1冊も
まともに取れないんでしょうか。
ボノボより頭悪いですね。
孫は少しは知恵があるようなので一安心。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃんは自分をうまく表現することができるようになったけど
学校での対人関係はどうなってるんだろう。
美咲ちゃんとのスクールウェア特集から
ちょっと不安な問題が浮かび上がってきました。

果たしてななこちゃんに友達はいるのだろうか。
誰かが言ったように利用されてるだけではないのか。
ちと心配です。
汐見くんはどうするんだろうなあ。

▼星のカービィ:山下たかひろ
毎度スクイッシーのダジャレがくだらなくておもしろい。
人に「ごめん」となかなか言いづらい時は
ダジャレを言いながらあやまればいいのだ。
たとえ竹刀で5回、面を喰らわされてしまうことがあっても。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
最後は他のメンバーそっちのけで夏目鬼一の一人舞台になっちまったけど
堂児の一言でドッジボールに対して明るく取り組めるようになったから
いいんじゃないでしょうか。

鬼一の、義父から受けた暴力のキズを
ドッジボールの特訓なんだと美談にすり替えてしまう堂児の無理のない説得に脱帽。
それは明るい性格がなせる技というよりは単なる脳天気なんじゃ・・・

▼モンガの大地〜ボクの動物日記〜:菊田洋之
母と優太の親子愛にスポットを当てていますね。
今まで学校のイベントに全く参加せず看護師として
忙しい毎日を送っている母親と、
イベントがある度に家族と一緒にお弁当を食べている友達をよそ目に
1人で寂しい思いをしている優太。

今度は優太の学校でおこなわれる菜園の収穫祭のために
優太ママはいろんな障害を越えて息子に会いに行くのだ!

優太に父がいないだけに切なさも加味されて
グッとくるものがあります。いい話です。

敢えてツッコミをいれるとすれば
なぜ転校生の優太には学級菜園の割り当てがないのかとか、
病院のおばあちゃんはワガママ言ってないでおとなしく寝ろとか
そんなとこくらいですかね。蛇足ですが。

▼名探偵コナン:原作/青山剛昌・まんが/太田勝・窪田一裕

アハハハ!
オレの推理、大ハズレ!!

なにがHPは病院だよ。
ここまで何一つ合っていないと
却ってすがすがしいものがある。

これでオレは探偵の素質がないことが確定。
なさけなー。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
外国人みたいなあだなにあこがれるあさりちゃん。
オレの場合は“のりこう”だから、“ノリリン”かな?
うーん、ちょっとお上品になった気分。

▼ユウ&アイのわいわイングリッシュ☆:宮原美香
今回は学年を英語で言ってみようって趣旨なんですが、
それよりもアメリカの小学校・中学校の制度がおもしろいですね。

ある地方では、小学校は4年で中学校は5年、
またある地方では、小学校は3年で中学校は5年、
と、このように地方によって学年の制度が違うんですねえ。
だからアメリカでは小学校1年から順に
the first grader、 the second grader・・・ the ninth graderと呼ぶと。
これならどんな制度でも対応できるということなんですね。

ところでアメリカで引っ越しが発生した場合、もし制度が違う小学校に
転入した場合はどうなるんでしょ?

中学生から小学生に逆戻り、なんてこともありえますよね。
疑問。

▼燃えろ放課後!もっともっと学園:玉井たけし
今回はローマ字のつづりがテーマ。
日本橋は「Nihonbasi」じゃなくて「Nihobashi」なのはなぜ?
というちょっとした謎に迫ります。

“ん”を「N」じゃなくて「M」と表記するのは、
“ん”の後の発音が1回くちびるを閉じて発声する
まみむめもの『ま行』、ばびぶべぼの『ば行』、ぱぴぷぺぽの『ぱ行』に
限ると言うことなのですね。
その方がアメリカ人にとって発音しやすいということです。

あと“しゃ”を「SYA」と表記せず「SHA」なのは、
「SYA」なんてつづりが英語では普通存在しないからなんだってさ。
知らなかった。
「SYA」は日本人が考え出したつづりなのだ。ギャフン!!

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 9月号 10月号 11月号 12月号 1月号
2004年1月3日 土曜日


小学三年生 2004年2月号
2003年12月29日発売
小学館 550円
▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
いい試合してるね。
問題となっている由子と由宇の双子コンビが活躍してますよ。
サッカー部の強烈なキックに太刀打ちできなかった堂児と良平だけど、
双子コンビは持ち前の反射神経&ナイスフォローで
サッカー部のパワフルなボールをキャッチ、
ファイターズのピンチを救う救世主的存在になっています。

堂児もチームメイトから見習うことってあるんだよなあ。
こんなにすばらしい選手をサッカー部に渡してはならないぞ!
堂児も負けずにファイトだ!

▼きらめき☆トワラーズ!:皆川りく
はるなちゃんは、美枝ちゃんやアキトくんから元気を与えてもらったというのに
世界大会本選を前に緊張してバトンが握れないってか。
ここではるなちゃんの悪いクセが出たなあ。
んもう度胸がないんだから。
でもそれは、はるなちゃんが心優しい性格だからなんだけどね。

だけどやはり太陽のごとくみんなに注目される女の子なんだから
ほんの少しだけ勇気を出してほしいな。はるなちゃん、がんばれ!

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ノズ子とパス男のいちゃつきぶりは度が過ぎて
あきれて物が言えない。
無人島にでも行っていちゃついてこい!

▼星のカービィ:さくま良子

うわーっ!
カービィがしんじゃったーっ!


・・・って、なんだ、カービィが天使の恰好しているだけじゃん。
デデデ大王も
「もう、いじわるしませんから、おとなしく天国へ行ってください!」
なんて言わないで下さいよ。
いつもいじめられてるのはデデデ大王のほうなんだから・・・

・・・で、カービィはキューピッドの矢を手に入れたそうで、
早速、誰かまわず矢を放ちまくりますが変化なし。
一体その矢はなんだったんだ・・・

▼スイート いちごショコラ:池田多恵子
ショコラからいちごちゃんに変身するところを大和に見られちゃったし
もう吹っ切れたな。
とうとう薫くんの前で堂々とショコラに変身してしまったいちごちゃん。
普通なら次号で大団円を迎えるはずなんだけど、
実はこのマンガ、今年も小学三年生で新たに連載するのだ。
それを考えると、どんな結末にするのか気になる展開ではある。

でもショコラの正体を勇気を持って明かしたのはエライです、いちごちゃん。

▼とっても!ミニモニ。:まんが/こやまゆき・原案協力/永野ゆかり
ひでぇ・・・
ミニモニ。全員バレンタインのチョコを渡せず玉砕。
チョコをもらえない男はかわいそうだが、
チョコを受け取ってもらえない女も悲惨だ。

ちなみに内訳は、

●既に彼女がいた
●小学生でしかもフラれた
●女の人だった
●ホワイトデーを期待されて断られた

勇気を出してチョコを渡した相手が女の人だったら
めっちゃ恥ずかしいですね。

▼フルーツのようせい ポップンベリー:スギちゃん
パイン先輩にあげるバレンタインチョコは甘さ控えめのめんたいこチョコ。
いやがらせデスカ?

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
新連載。今年もななこちゃんとメークの妖精・ルルカが
メークでかわいく変身させちゃうぞ!

・・・ってなことで内気な女の子ななこちゃんも
ルルカのメークでこんなにかわいくなりましたとさ。
どんな女の子だってかわいくなれる要素を秘めているのだ!
いや、それにしてもかわいいな、ななこちゃんは・・・

▼ロックマンエグゼ:シナリオ/けいじま潤・まんが/あさだみほ
別の人格を持ったもう1人のフォルテ参上。
しかしまあフォルテも優れた能力を持っているだけに
いろいろと悪用されて大変ですな。

でもフォルテのニセモノまがいのヤツなんて
ロックマンが本気を出せば相手じゃないと思うよ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 9月号 10月号 11月号 12月号 1月号
2004年1月2日 金曜日


小学二年生 2004年2月号
2003年12月29日発売
小学館 550円
今月はドラえもんとパーマンの既出の単行本の中から
動物に関する作品を集めた「ワンニャン超けっ作集」なるものが
別冊付録で付いてきています。
分厚いので小学2年生には見応えたっぷり!だね。

あと、2003年に絶滅したトキの特集もあります。
トキは肉食なんですね。主に田んぼに住む小動物をエサにしています。
だからまず農薬を使わない田んぼ作りから始めなくてはならないのです。
また、生き餌なら寄生虫とかの問題もあるでしょう。
このことだけでも、トキを再び日本の大空に羽ばたかせるのは
容易なことではないようです。
保護センターに携わる方々の地道な努力に頼るしかなさそうですね。

▼ポケモンコロシアム スナッチャー・レオ:大内水軍
レオはダークポケモンの黒いオーラを浄化させる能力があるのかな。
いずれにしろポケモンの心を理解できる正義のトレーナーだね。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
イカのしおからの汁を雪にかけて食ったり、
なべに鉄やお菓子、挙げ句の果てにはジジイまで入れてしまって
まともな食事ができないのでしょうか、ここのボケモン共は。

▼わんこ・みっくす:あべさより

か・・・かわいい!

タスケの女の子姿がめっちゃカワイイです〜。
タスケ自身も女の子になりきってすごくいい!!

なんか犬のスキージャンプ大会で優勝目指してるらしいけど
そんなことはどうだっていいですね。
みんなもうタスケに目が釘付け。
えへへ。

▼星のカービィ:さくま良子
デデデ大王と一緒に、なんでも屋を始めることになったカービィ。
しかし結果はごらんのとおり。
鍵をなくして家に入れない場合は家をぶち壊して解決するし、
庭の掃除を引き受ければ家を吹き飛ばすし、
一番ひどいのは寝付けない子供をハンマーで殴って寝かしつける悪辣ぶり。

カービィってここまで疫病神みたいなことするヤツだったか?
うーむ・・・

▼天使なアイドル みらくる・チャーミング:山辺麻由
今月で最終回でした。
一度悪魔になったら天使には戻れず、ヴァルは人間に。
そしてヴァルの命を救うため天使の力を使い果たしたミルも人間に。
その後2人は人間のアイドルとしてユニットを再結成。
うまくできた話です。

さらに2人はいとこ同士だったってのはさすがにやりすぎですってば。
でも作者の、ハッピーエンドにするなら
とことんいいことづくめにしちゃおうって精神はステキです。
小学二年生にしては少し難しいお話だったかなとは思ったけど、
まあおもしろかったです。

▼ドッジボーズ:あさだみほ
左手を負傷し、魔寺のメンバーにことごとく仲間達がアウトにされてしまい
なす術がないはずの一球。
しかしこの土壇場で一球は新魔球を編み出した。

体全体を回転させて繰り出す魔球は竜巻と化して相手に襲いかかる・・・!!
しかしこの大技、体力の消耗が激しそうだ。そう何回も使えまい。
あとは気力の勝負か。

試合中、一球の「真のドッジボーラーなんかもうどうだっていい!!」ってセリフが
一球のこれまでのドッジボールに対する真意が込められているね。
この時点で一球が真のドッジボーラーけってーい!
だからがんばるのだ、一球。

▼スイート いちごショコラ:池田多恵子
また今年も連載するようですね。
早速洋菓子店“berry berry”を舞台に
いろんな恋が交錯しています。

それにしてもいちごちゃんってまだレシピブックの力に頼ってるんだなあ。
まあいいけどいちごちゃんのままで努力することも考えましょうね。
影が薄くなっちゃうよ。

▼とっても!ミニモニ。:まんが/こやまゆき・原案協力/永野ゆかり
ミニモニ。が作った風邪対策用のスペシャルドリンクですが、
効きそうですね。飲んだら気絶してその間に治ってしまいそうで(笑)。

ところで焼きミカンっておいしいのかなあ?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんが見た夢が正夢になるという回。
でもイヤな夢だけが正夢になり、
いい夢は自分で努力しなさいという
神様からの教訓だったのでした・・・

あさりちゃんはテストで100点取ってみたいとは
思わないのかな〜。
まあ心底勉強嫌いなら仕方ないですが。

▼おたまきょうだい:ノダルミコ

よしてよね!!

反抗期を迎えた子供の気分になって
ちょっとだけ大人に背伸びしたおたまちゃんです。
でもそれが自分の良いところを押さえつけてしまい
家族を悲しませてしまうようではダメなんですね。
おたまちゃんも鏡を見てそれに気づいたようでヨカッタ。
やはりおたまちゃんにはおたまちゃんの良さってモンがあるのだ。

でも「マーマ。パーパ。」はちょっと子供に戻りすぎかな(笑)。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回は動物の進化のお話。
今、地球上にいる哺乳類は魚から進化したということらしいのです。
魚類と哺乳類、全く違う環境で生活する生物だけに不思議ですね。
どうやって進化していったのかは謎ですが、
非常に長い年数がかかったのは確かでしょう。

こういうのを見る度に大昔の地球を見てみたいなとは思うのですが、
3億年以上も昔ではそれはムリな話。
せめて3億年以上前にカメラが存在していればねえ(笑)。
まあ畜生どもしかいないからダメかやっぱ。

▼ナメパン:むさしのあつし
ナメパンは地球に向かってくる隕石を根性で追い払いました。
スゲェ。
ナメパンって塩に弱いくせに宇宙空間は大丈夫なのな。
やはり謎めいた生物だなナメパンは。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 9月号 10月号 11月号 12月号 1月号
2004年1月1日 木曜日


小学一年生 2004年2月号
2003年12月27日発売
小学館 550円
▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
新連載です。もうすぐ2年生になるってことで、
現在小学二年生で連載中のポケモン4コマ大百科が
小学一年生にも登場しました。

アチャモは雪合戦で雪玉がなくなると
火の玉を投げつけてきます。
とっても危ないですね。ファイアー!!

▼とっても!ミニモニ。:まんが/こやまゆき・原案協力/永野ゆかり
ミニモニ。の4人がそれぞれかわいい雪だるまを作っています。
ミニモちゃん雪だるま、8段雪だるま、大仏雪だるま。
みんな個性があって良いけれど、自分が雪だるまになるのは
反則なのではないでしょうか?ミカちゃん。

▼わんこ・みっくす:あべさより
犬ぞりレースでおなじみのハスキー犬(?)のぎんじは
見た目は怖い顔してるけど本当はおとなしいんだよ。
みんなが声をかけてくれれば誰とでも仲良くなれるし、
人間の子供のピンチだって救っちゃう。
そんなぎんじはタスケたちの頼もしい仲間です。
ぎんじのおもしろい一面も見られていい話。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
6年生を送る会で、ななこちゃんのクラスでは
シンデレラの劇をすることになりました。
ななこちゃん演じるシンデレラを始めとする
魔法使いや舞踏会に参加する女の子達は
ななこちゃんのメイクで美しくきれいになっていく。

ところで男子のみなさんはどうなってるんでしょう?
道具係なんでしょうか?
それとも劇に参加しないのかな?

・・・なんてことはさておき、
突然ルルカちゃんに会わせてくれたおねえさんが現れて
ななこちゃんの元からルルカちゃんを引き離してしまいました。
しかも笑顔であっさりと。
低学年マンガの別れ話ってのはいつだってこんなものなのだ。

とはいえ、こんな別れ方、オレは納得がいかない。
次号、最終回でその後の展開を待つ。

▼フルーツのようせい ポップンベリー:スギちゃん
ベリーナ、メロリーナ、バニャニャンの3人の中で
節分の鬼役はバニャニャンに決定。
なぜなら、バナナを使って鬼のツノを作ることができるもんね。
納得。

▼星のカービィ:さくま良子
もう完全にカービィは悪役だろ。
デデデ大王は子分達を労って温泉につれてってやってるというのに
なんでカービィがしゃしゃりでるんだよ、いい加減にしろ。

そのうち正義の味方デデデ大王が、
破壊王カービィを打ち倒すゲームが出てきても
おかしくなくなるぞ。ホントに。

▼ドッジボーズ:あさだみほ
ついに魔寺と直接対決!しかも外野は無しで、
当てられたらその選手は2度と内野に復帰できない
サバイバルルールだ!

早くもドッジボーズは魔寺のパワフルなアタックによって
一気に3人がアウトになってしまうが・・・
ん?まだボールは地面に落ちてないぞ。
ということはこのボールを取ればまだ3人が助かる可能性があるんじゃないのか?
ボーッとしてないで早くボールを取るんだ!一球!

▼がんばれ!くんぺいくん:都あきこ
今回のテーマは「お父さんを子供と遊ばせよう」
そういえばオレも将棋は父親から教えてもらったよ。
子育てには何かと疎外されがちな父親だけど、
父親からしか教えてもらえない遊びってあるよな。
妊娠も出産も授乳も全部母親がやってるんだから
せめて育児くらいは父親も大いに参加しないとな。

来年の小学二年生の読者投稿ページはピースオヤジもどき出演の
「ハガ家の食卓」はなし。
今度は「ハガ団がゆく!!」というタイトルで始まる。
イラストは高野あつのり氏。
別コロで2回ほど読み切りを描いてた人です。
いかにも低学年向けのイラストがいい感じです。

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2004年1月1日 木曜日