じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2007年11月分

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今月読んだマンガリスト: 10冊
コミックボンボン2007年12月号 コロコロイチバン!2008年17号 プレコミックブンブン2007年12月号
小学一年生2007年12月号 小学二年生2007年12月号 小学三年生2007年12月号
小学四年生2007年12月号 小学五年生2007年12月号 小学六年生2007年12月号
月刊コロコロコミック2007年12月号
簡易式感想評価レベル
評価レベル 解説
TOP 最高におもしろい。のめり込み、何度でも読み返しちゃう。
HIGH とてもおもしろい。
UPPER なかなかおもしろい。
MID 普通。 またはちょっとだけおもしろい。
LOW 一応、読んでいる。印象には残らない。
BAD 読めるがおもしろいとは思わない。
PASS 読んでいない。




月刊コロコロコミック 2007年12月号
2007年11月15日発売
小学館 480円
▼ドラベース アカえもん編:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
評価レベルUPPER
コメント:ニンテンドウDSソフト・ドラベースDSに登場するアカえもんを絡めた
前後編からなるエピソード。

アカえもんは普段は消防士として活躍していて
野球をする時も、ピンチになった時に「この現場オレが消火してやるぜ!!」と
火事の現場に例えてプレイしています。

アカえもんは外見は舌出しっぱなしで、ちょっと間が抜けてますが、
実際の火事現場では、ウォーターボールを絶妙のコントロールで投げつけて
業火の中をかいくぐって救助者を救出、なかなかかっこいい活躍を見せつけてくれます。
消防士として活躍しているときは趣味の野球を活かしての救出劇、
野球をする時は消防士としての血をたぎらせてピンチを切り抜ける。
それぞれの得意分野が良い相乗効果を生み出してます。
おもしろくて魅力のあるキャラだね。

▼ペンギンの問題:永井ゆうじ
評価レベルMID
コメント:ベッカムくんの恋人のエリカちゃんって
てっきり携帯電話に映っている画像の女の子かと思ったら
携帯電話そのものだったのね。

エリカという名の携帯電話を溺愛するあまりに
恍惚の表情でベロベロ携帯電話をなめ回す
ベッカムくんが異様にブキミです(苦笑)。

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
評価レベルMID
コメント:悟空が幻影の術を使って大蛇を仕留めるのは想像できたけど、
大蛇に飲み込まれた八戒と悟浄があんな姿になってしまったのは
想像できなかった・・・

▼ぼくはガリレオ:樫本学ヴ
評価レベルMID
コメント:ツナヨシはせっかく労せず1組から4組までの
好きなクラスを選べるチャンスが与えられたのに
4組を選んじゃいました。

まあ、あのクラス分け方法じゃ1組は必然的に強者ばかりが集まるので
結果的に4組を選んでしまったツナヨシはヘタレではあるものの
己の実力をわきまえた賢明な判断といえましょう。
神様になれる素質があるかどうかは別として。

▼ケシカスくん:村瀬範行
評価レベルMID
コメント:ケシカスくんのお母さんは石けんでしたか。
まあ、汚れを「消す」という点では消しゴムと共通しているのかもしれんが
消しゴムが何年か経つと石けんになる訳でもないので
どー考えても消しゴムと石けんは別物だあね。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
評価レベルMID
コメント:今回はゴルフがテーマですが、旗包みって懐かしいなー。
そういえばそんな技を披露する猿ゴルファーがいたっけ。

あと、素人がボールを打ちやすいようにとボールを大きくしても
ボールが大きすぎて穴に入んないんじゃ意味ないよね・・・

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:奇数年の11月になると必ず登場する
「運動ならなんでもおまかせ隊」。

このマンガはとにかくふざけまくってるけど
こいつらだけを登場させることだけは律儀に守ってるのね。
ある意味そやまんがの維持意地を感じる

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
評価レベルUPPER
コメント:不滅、試合中に死亡、天国へ。
いきなり不滅が死んでしまうだけでも訳分からんのに
死んでしまった理由が天国で神さまと将棋を指していたおじいちゃんのせいだったなんて
そんなんで納得できるんか?不滅!!

天国が地上と変わらない背景なのは
人ひとり死んでしまってもダークな気持ちにならないようにという
作者の配慮か!?

いずれにせよこのマンガ独特のぶっ飛んだストーリー展開で
腹かかえて笑えた。

▼創(つくる)のまんぷくガキグルメ:監修/岩崎康代・まんが/立川史
評価レベルMID
コメント:新連載。天才少年料理人の具留米創(ぐるめつくる)くんが
身の回りの食べ物にちょっと工夫を凝らして簡単で意外とうまい
即席料理を創っちゃおうというお子様クッキングショートマンガ。
早速初回から、コンビニおにぎりとペットボトルを使って
即席お茶漬けを創っております。
材料が材料だけに読者でもただの想像だけでなく
実際にお金を出して試せそうなところがミソ。
オイラもコンビニおにぎりをみそ汁にぶち込んで
即席雑炊を創ったことがありますからね。
身の回りの食べ物を使って新しい味のコラボを発見する趣旨はおもしろい。
次号以降はどんなガキグルメが飛び出しますか。

▼ペンギンの問題人気コンテスト結果大発表:永井ゆうじ
評価レベルMID
コメント:ゴードンさんの4位は大健闘。
2位が岡本ポールくんで3位が小林ジョニーなら
ゴードンさんも2位3位の座は十分射程範囲。

▼名作劇場 ドラえもん:藤子・F・不二雄
評価レベルMID
コメント:ジャイアンの歌が全国ネットでテレビ放送される!!
・・・といっても放送時間は午前3時。
一般庶民のジャイアンじゃこんな時間が関の山か。

※別冊付録

▼デュエルマスターズFE特別編 勝利VS黒城:松本しげのぶ
評価レベルMID
コメント:黒城凶死郎が神の使いに頼まれて
スペインで死の淵に立たされた勝利の魂を取り戻すべく
死の世界の入り口で勝利とデュエルするというエピソード。

同じ顔をした2人の神の使いがかわいいです。
2人が着ている服の「ネ」と「申」のデザインがシンプル且つ秀逸。

▼流星のろっくまん:板垣雅也
評価レベルMID
コメント:流星のロックマン4コマ。
ほとんどがキャベツの千切りと、
ロックマンのお願いポーズ&合体料だけで
ネタにしているのがすばらしい。

▼衝撃オンエア!!流星のロックメ~ン:川野匠
評価レベルMID
コメント:別冊コロコロより特別連載。
コロコロ別冊付録でもとぼけたロックマンギャグは健在。
3人のロックマンの武器を使って女の人の服を切ろうと企む
流太くんのとっても男の子らしい場面が見られます。
健全ですね。

※その他作品
評価レベル

UPPER
▼デュエルマスターズFE
▼ポケモンD・P
▼推理の星くん


MID
▼流星のロックマン
▼カービィ
▼トレジャーガウスト
▼ドラベース
▼ウズマジン


LOW
▼スーパーマリオくん
▼ポケットモンスター

PASS
▼メテオ

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2008年11月6日 木曜日


小学六年生 2007年12月号
2007年11月2日発売
小学館 580円
▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:まーなんつーか、世の中には盗撮してしょーもないことをネタにする
三流カメラマンもいたものですネ。
しかもよりによって、葵くんを暴行疑惑にでっちあげるとは・・・
プライドが高い葵くんにそんなことをしたら
逆にカメラマンがこっぴどい目に遭うと思うぞ。

▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:親が仕事で忙しくて家ではひとりぼっちのイロハの誕生日に
ココロがサプライズパーティを企画、そしてムサシ、ミクヤ先輩と
少しずつ人数が増えていき、最後にパパさんもパーティに加わったのは
読者にとっても嬉しいサプライズだ。

▼よゐこ+トホホな犬 誠に勝手ながら芸能活動始めました。:
原作/あいみてつろう・絵/よしのえみこ

評価レベルMID
コメント:同じ注射でも献血とインフルエンザ予防の注射は全然違うよね。
ところでジュース目当てで献血をしようと思う人って実際にいるのかしら・・・?

▼トホホな犬:あいみてつろう
評価レベルMID
コメント:トホホな犬の、白と黒のパトカー仕様のタイヤがよく似合っています。

▼超脳覚醒ブレイン☆レボリューション:監修/和田秀樹・漫画/鈴木小波
評価レベルLOW
コメント:ま、今やっていることのメリットやデメリットをいろいろ考えることは
将来、いろんな視野で役に立つかもしれないやね。

※その他作品
評価レベル

MID
▼どうぶつの森ホヒンダ村だより

PASS
▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編

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2008年11月4日 火曜日


小学五年生 2007年12月号
2007年11月2日発売
小学館 540円
▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:ココロは今度はボタン1つで瞬時に変身できるドレスを手に入れましたか。
正義感の強いココロは遊園地で友達が財布をスラれたことを知るや否や
早速そのドレスを使って華麗にスリを捕まえるのはいいが
使い方次第では目立ちすぎるアイテムだけに
いくら隠れていたとしてもポンポン変身するのはいかがなものかと。
もしヘンな道具を使っていることが他人にバレたらまずいとか
考えてないのだろうか?
それともバレてもいいものなのかい?

▼うちゅうの王:監修/森内俊之・まんが/ささけん
評価レベルMID
コメント:将棋は王将を捕まえる鬼ごっこだと発想する雛子がおもしろいねえ。
そんな雛子の得意技は入玉。
将棋は前進が得意な駒が多いから入玉されるとやっかいだねえ。
これを打ち破るには持ち駒をたくさん持ってなきゃいけないらしいので
これまた王将を捕らえるのは一苦労。
宙は鮮やかに入玉した雛子の王将を捕らえて勝利したけど
実際はこんなにスムーズに入玉した鬼を捕まえられないだろうな。
入玉もまたおもしろい戦法だと思いますよ。

※別冊付録

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:いや~、呪(のろ)いのぎょくざが
単なる壊れた事務イスで本当に良かった。
それにしても呪われてしまったさよりんのために
コタロウや村のみんなが代わりに呪われたぎょくざに座ろうだなんて
感動的な話だ。みんなやさしいんだね。

▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな
評価レベルMID
コメント:まおは今までウソをついていた隼人くんと訣別するために
ぬーにペンダントを返して変身しないことを決意。

理由はどうあれ、変身をやめることはとってもいいことだ。
よくぞ決意してくれたといった感じ。
そもそもまおは、1日7分間しか変身できないのに
ところかまわずホイホイ安易に変身しすぎだ。
このままいけばまおにとってもぬーにとっても隼人くんにとっても
間違いなく破滅への道を歩むことになる。
・・・ということでもう二度と大人になろうなんて絶対に思わないよーに。

▼激辛4コマ 暴君ハバネロ:アミーゴ・マサヤッチ
評価レベルUPPER
コメント:男同士の友達は良いけれど
女の子に「お友達でいましょうね♪」と言われるのは
ショックですよね~(笑)。

そもそも男と女の友情は捉え方が違うですよ。

▼文具天国:そにしけんじ
評価レベルMID
コメント:あー、上履きに画びょうが刺さることってありますよね~。
中には上履きにたくさんの画びょうを刺しまくって
「スパイク!」とかほざく強者が・・・・・・いないか(笑)。

あと画びょうくんのジキルとハイドな性格に
どーでもいい今時の若者風な性格もプラスされているのが
おもしろいね。

※その他作品
評価レベル

MID
▼なないろジュエル
▼釣って!鯉太郎
▼ないしょのつぼみ
▼ミニ四駆レーサーカケル
▼シナモン4コマ
▼トホホな犬
▼あさりちゃん


LOW
▼シンペイ伝説とばしてポン!
▼うらきょうかしょ


PASS
▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編

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2008年11月3日 月曜日


小学四年生 2007年12月号
2007年11月2日発売
小学館 540円
▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルUPPER
コメント:悠樹くんにも、ルウみたいな妖精がいるんですか?
どんな妖精だろ。見てみたいな。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:貧乏なヒンバスが美しいミロカロスに進化しても
性格は貧乏人のままだった。

いやいや美しい姿になってスターになっても
拾い食いをするその清貧さが潔いじゃないですか。ねえ。

▼空色のエプロン:池田多恵子
評価レベルMID
コメント:雄介とケンカした空が聖也くんとデートしても気持ちは上の空。
聖也くんもそんな空の気持ちを察していたし、
空はあったかな家族愛がある雄介に軍配をあげたのか・・・?

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:孫、じーさんにボールをぶつけてガミガミお説教される。

でも人が叱っているときの表現ってなんで「ガミガミ」って言うんでしょうねえ。
分からん。

▼わい♪わい♪放課後学習もっとクラブ:まんが/宮原美香
評価レベルUPPER
コメント:今回は「株式会社」と「株」について解説。
教科は社会の動きが分かる算数ということになってる。

短いページではありますが、株式会社と株価の仕組みが
とても分かりやすくまとめてありますので
これなら小学生でも理解できるね。

でも小学生のみんなは今は株式会社の仕組みだけ分かっていればそれでいい。
株で大もうけしようなんて発想はもうちっと大人になってからのほうがいい。
今はその予習だけにしておきましょう。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:小学二年生の今月号でシナモンが汚してしまったエスプレッソの本が
まだ部屋に置いてあったのね。
結局エスプレッソがシナモンに本をあげるということで一件落着。
良かったじゃん。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:あさりちゃん、壁に頭をぶつけても
先生が心配するのは壁の傷。
あさりちゃんは石頭ってことなんスかねェ(笑)。

▼ちょボットオンライン:よしのえみこ
評価レベルMID
コメント:今回はメールが相手に届いていないことを知らせる
エラーメールについて。

エラーメールは英語で返信されます。
なので外国からのスパムメールやウイルス付きのメールと勘違いしやすいです。
まあ、オイラの場合はエラーメールなんぞ残してもしょうがないので
スパムメールもろとも消去しちゃってますけど・・・・・・

※その他作品
評価レベル

MID
▼GOGO!たまたまたまごっちふぁみりー
▼きらりんレボリューション
▼名探偵コナン


LOW
▼みんなのどうぶつの森
▼ゼロデュエルマスターズ


PASS
▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編

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2008年10月30日 木曜日


小学三年生 2007年12月号
2007年11月2日発売
小学館 540円
「宇宙旅行」や「ロボットが家族」の時代がすぐそこに、だって。
前にも言ったけど宇宙旅行は料金が億単位で現実的じゃないし、
家族ロボットは宇宙旅行よりは身近だけど、
まだまだ我々一般人が目にする機会は少ないし、
電気自動車同様、一般的と言われるまで普及するには
まだまだ時間がかかりますよええ。

※別冊付録

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルUPPER
コメント:骨格標本をクリスマスツリーに見立てて
飾り付けをしてしまうさよりんに笑えた。

あと、クロワッサンの鼻輪をしたモアイもおもしろいねえ。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:サユリは変身したことをだまってほしければ
ベリーと口を聞くなとラブに脅迫しておきながら、
自分はあっさりラブが一瞬で変身したことをベリーにしゃべりやがった。

とことんなまでに腐った女だなサユリは・・・

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:「あさりちゃんはトシをとらないマンガなのになぜか誕生日はやってくる」
という長期連載マンガのお約束条項はさておき、
うにょの誕生日が分からなければ犬でワンワンだから
11月11日にするというのはなかなかナイスなアイデア。
犬の誕生日が分からなくて困っている人にはオススメの設定。
もちろんネコならニャンニャンで2月22日ってことで。

▼トホホな犬:原作/あいみてつろう・まんが/よしのえみこ
評価レベルMID
コメント:そういや、トホホな犬たちが食欲の秋で太ってしまったら
身につけている物がはまらなくなってしまうんだな・・・
食い過ぎは注意。

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:デデデ大王よりもスターマンの方が国民に慕われるのか・・・
しかもスターマンに変装したデデデ大王が終始ロクな目に遭っていない。
いと哀れ。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:丸い物が好きなピンプクも四角い物には案外クールなのね。
そのギャップに失笑。

あとジュゴンの「コンビニに客が来んビニ!」は
個人的には好きなダジャレなんだが・・・

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
評価レベルMID
コメント:シャドウがダークアンバーに吸収されようとしている!
・・・ってことはダークアンバーそのものがバトルシーズの親玉?
先が読めない展開になってきた。

▼ミニ四駆レーサーカケル:坂井孝行
評価レベルUPPER
コメント:プライドの高い丈太郎が自分のマシンを盾にして
カケルのマシンを救ったのはエラい!
・・・が、壊れたマシンを持って悔しがる丈太郎がなんだか切なくて
かわいいぞっ!まあプライドも何もあったもんじゃないけど(笑)。

※その他作品
評価レベル

MID
▼はっぴーカッピ
▼GOGO!たまたまたまごっちふぁみりー
▼プリかわシナモエンジェルズ!!
▼きらりんレボリューション


LOW
▼怪盗!ポケモン7
▼ゼロデュエルマスターズ


 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号
2008年10月29日 水曜日


小学二年生 2007年12月号
2007年11月2日発売
小学館 540円
シマリスは土の中で冬眠中でも10日に1度は起きて
食事とトイレを済ませるのだそうです。
それじゃあ冬眠と言うよりは
土の中でのんびり暮らしてると言ったほうがいいんじゃない?

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:カイリキーはルージュラにも気合いだとか言って殴るのね。
その後の結末がどうあれ、ルージュラを殴れること自体がスゴイ。

▼GOGO!たまたま たまごっちふぁみり~:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:まめっちが宿題に出されてる算数ドリルに分数や割り算が入っているぞ。
これって少なくとも小二の算数ドリルの内容じゃないよね・・・

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:いくらエスプレッソから借りた本が汚れてしまったからって
本に水をかけたり火であぶったりしたらダメだろうシナモン・・・

▼チョロQデッキシステム~爆走!デッキバトラーズ~:難波孝
評価レベルMID
コメント:チョロQデッキシステムを始めてまだ間もないのに
いきなり9つのコースでそれぞれ1台ずつ
9台のチョロQを走らせることができるだけでも
すごいじゃないかユウくん。

▼ムシキング小学校:むさしのあつし
評価レベルLOW
コメント:このマンガに出てくるメスのカブトムシは顔が人間で体が昆虫です。
実際こんな昆虫がいたらブキミだ・・・

▼はっぴーカッピ:まんが/キャンディぐみ
評価レベルMID
コメント:ココナは、せっかくカッピの魔法でサンタさんになって
自分で作ったお菓子を両親に届けに行ったのに砂糖と塩を間違えたのかよ・・・
ロマンチックな話が台無し。でもココナらしくておもしろいです。

▼ゴールケッター勇斗:こしたてつひろ
評価レベルUPPER
コメント:スカイFCの準決勝の対戦相手は巨漢の選手が揃うジャンボFC。
デブな体型に似合わず雨の中では重戦車の如くコートの中を駆けめぐる。
性格は皆、豪快で体力もありかなりの強敵。
今回も強烈な個性があるチームで試合がおもしろくなりそう。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:淑女が作った「淑女とうふ」っておいしいんかね。
さんごママさんが作った豆腐は
淑女が作った豆腐なので「淑女とうふ」と言うことらしいのだが、
そもそも「淑女」なんて滅多に使わない言葉なんで
淑女とうふなんて言われてもいまいちピンとこないわい。

▼かいけつなぞレンジャー:上重☆さゆり
評価レベルMID
コメント:ならべかえクイズで
「ありくいムース」はちょっと難しかったなあ。
並び替えると食べ物の名前になるんだけど。

答え→アイスクリーム

※その他作品
評価レベル

MID
▼きらりんレボリューション
▼ポケットモンスターダイヤモンド&パール
▼マリンマリン
▼ラブ&ベリー
▼どうぶつの森ホヒンダ村だより

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月分
2008年10月28日 火曜日


小学一年生 2007年12月号
2007年11月1日発売
小学館 540円
今月の紙の特集がおもしろいです。

折り紙を筒状に丸めた柱の上にガラス板を置いて
その上に人が乗っても紙の柱は折れない!
丸めた紙は縦からの圧力には強いことは分かっていても
実際にその光景を写真で見るとやっぱすごいと思いますねー。

さらに紙のパイプ(サランラップの芯)で作ったアーチ型の頑丈な橋や、
紙で作った舟に人を乗せて水に浮かべても舟は壊れない&溶けないなどなど
紙が丈夫であることを写真で分かりやすく解説。
世の中にはただひたすら大量に捨てられる紙の強さ丈夫さに目をつけて
創意工夫する人もいるんですね。改めてスゴイよ。

▼きらりん☆レボリューション:げんさく/中原杏・まんが/小坂まりこ
評価レベルMID
コメント:なーさんのために作ったクリスマスプレゼントが
魚をデザインした手編みのマフラーって・・・(汗)
しかもマフラーの両端に顔がついてるし思いっきりセンス悪いぞ、きらり・・・

▼GOGO!たまたま たまごっちすく~る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:まめっちの両親初登場(だよね?)。
まめっち一家は父親以外は丸顔で、父親だけ顔が四角いのね。

▼甲虫王者ムシキング チャンピオン・ロード:三鷹公一
評価レベルMID
コメント:ムシキングはアダーの外国産カブトムシ2体とバトルしなきゃならないので
不利な戦いになるかと思いきや、
アダーのカブトムシ2体が己の私利私欲のために仲間割れ。
ホントに悪党ってのは一致団結することを知らんなあ。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルUPPER
コメント:段ボールで作った大きな飛行機の動力源がシナモンってのが笑える。
空を飛べるシナモンだからこそ成せる業だ。

▼おしえて!ドラえもん まんがひみつどうぐ百か:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/田中道明

評価レベルMID
コメント:今回は「さかみちレバー」。
これを何かに取り付けてレバーを前に倒すと、
倒した方に重力が発生し、坂道のような感覚が味わえます。
のび太は子供が乗るおもちゃの汽車にさかみちレバーを取り付けて
ガス欠の車を牽引してましたけど、
これをうまく使えば電気やガソリンなどのエネルギーを使わずに
電車や自動車を動かすことができちゃうかもよ。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:母親の手によって髪を短く切りすぎて恥ずかしい髪型になってしまっても
コーディネート次第でどうにでもなるものだね。
ラブとベリーの手にかかれば、失敗した髪型もおちゃのこさいさいか。

とはいえ、女は髪が命だけに親に安易に髪を切らせるべきじゃないよねー
と思う次第。

▼はっぴーカッピ:原作/キャンディぐみ・まんが/みづほ梨乃
評価レベルMID
コメント:クリスマスなのに部屋の中を南国のジャングルにして
パーティをするカッピの想像力がすばらしい。
星形の明かりを散りばめてもクリスマスらしさが微塵も感じられない(笑)。
でもおもしろいからそういうクリスマスもまたよし。

▼名たんていコナン えいごで大かつやく:原作/青山剛昌・絵/金井正幸
評価レベルMID
コメント:シャープペンもキーホルダーもいわゆる“和製英語”ですか。
英語だと思われていたものが実はアメリカではそのまま通用しない和製英語が
身の回りにたくさんあります。
確か「ハンサム」や「カンニング」もアメリカと日本では意味が違うよな・・・

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:カービィの歌声は天使の歌声じゃなくて
堕天使の歌声でしょ。

▼なぞポン 正ぎのなぞなぞたぬき:上重☆さゆり
評価レベルMID
コメント:きんはきんでもたまるとうれしいきんてなあに?
貯まると嬉しい金、略してたまき・・・・・(以下自主規制)
ホントは貯金。

▼ほのぼの親子の育児コミック ふーちゃん一年生:松本ぷりっつ
評価レベルMID
コメント:テーマは運動会。運動会は運動が得意かどうかよりも
楽しむことが一番重要だと分かっちゃいても
運動が苦手な人にとっては辛いイベント以外の何物でもないと思います。
オイラもそう。

※その他作品
評価レベル

PASS
▼ポケットモンスター ダイヤモンド&パール

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号
2008年10月22日 水曜日


プレコミックブンブン 2007年12月号
2007年11月6日発売
ポプラ社 480円
▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき
評価レベルPASS

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・熊沢かえで・村上ゆみ子・神田達志

評価レベルMID
コメント:なわとびであやとりをする発想はありそうでないですよね~。
コタツの中でもなわとびができる苦肉のアイデアですな。

あと、コタツで寝ていたとはいえ、コタツの上で寝ていては
カゼを引いてもしょうがないね。

▼ロビー&ケロビー:原作/黒崎玄・まんが/おぎのひとし
評価レベルMID
コメント:なし

▼守護闘神狛王:津島直人
評価レベルMID
コメント:太陽と同じく守護闘神を持つ少女が登場。
そして太陽&狛王の俊足妖怪・イダテンとの戦いぶりを見るや否や
あんたじゃ狛王を操る資格がないから狛王をよこせですと!
「あんた何様?」と言わんばかりのエラソーな発言。
キミこそ狛王と夜狐姫を2つ揃えて何を考えてるのかね?
素性を明かしなさい素性を。

▼ペンペとギンギー:中川いさみ
評価レベルMID
コメント:最終回。幼いペンギンやカラスなどの動物たちが織りなす
毒の効いた不条理ギャグマンガでした。

ギンギーはせっかくペンペと手を切れたかと思ったら
両親連れてまたお世話になるなんて最悪だな。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
評価レベルUPPER
コメント:

倒し方はチックタンの右手の下にあるレバーを
時間ちょうどになる前に
その時間から24回まわすと倒せるぞ!


ちょっと意味不明だけど
ホントに読者ハガキに書いてあるまんま読んでるんだな茂田井博士は。
チックタンの弱点がおもしろいだけでなく、
右手の下にあるはずのレバーが左手の下にあるなど
天然なキャラを考えた読者のセンスがすばらしいんだな。
もちろん読者キャラをそのまま再現したそにしセンセもすばらしい。

▼ライブオンCARD LIVER翔(カードライバーかける):
原作/吉川兆二・まんが/あいやーぼーる

評価レベルMID
コメント:翔の前に現れたキザでちょっとヘンな金持ちの
お坊ちゃまライバー・間狩徹(まかりとおる・小6)とバトルすることになった翔くん。

勝負に勝てばレアカードがもらえ、負けたら徹と大会にでなければならないということで
勝っても負けても翔にとっては悪い話ではないことは確か。
結局、徹は頭はイッてそうだけどいいヤツなのか?わからんちん。

▼学校の怪談:原作・監修/日本民話の会・まんが/小川京美
評価レベルMID
コメント:うーん、粘土細工がひとりでにうごいたらそりゃあ不気味ですよねえ。
粘土で作った電車や動物ならまだいいけど、
手とか顔とか体の一部分だったらイヤですねえ。
これを読んだら粘土でお友達の顔を作れなくなっちゃう。

▼少年ダンディ:ボッカ
評価レベルMID
コメント:突然の最終回。
ダンディくんは『フケ顔赤ちゃん6人衆』という組織の元メンバーで
常に仲間に追われている身なのか。

でも大丈夫。ダンディくんの周りにはフケ顔なヤツらがまだまだいるから、
ダンディくんが1人抜けても、フケ顔赤ちゃん7人衆以上は簡単に再結成できるでしょ。
・・・ってかこのマンガ自体、児童マンガらしくはないですが。
やれめでたい。

しかし正直このマンガ、登場キャラはどーみてもお子様向けではなく、
ダンディくん自身もフケ顔で大人びた行動を起こすので
かわいげもあったもんじゃないですが、
逆にそれを武器にして、軽いノリのショートギャグで読者に笑いを提供してくれたのは
さすがだと思いました。
ある意味新しいタイプの児童マンガですね。おもしろかったです。

▼和和和ワッピちゃん:ルコラニコラ
評価レベルPASS

▼パン&ジェームスのおきらくアニマル小学校:まんが/滝沢のぼる・協力/カドリー・ドミリオン
評価レベルLOW
コメント:なし

▼恐竜の時間:塩屋仁
評価レベルMID
コメント:白亜紀後期に栄えていた恐竜たちも自然破壊をしたのであろうか?
もっとも白亜紀後期は二酸化炭素の量が現代の数倍もあったらしいので
比べるのもおかしな話ですけど。

▼くわがたツマミ:原案/ラレコ・まんが・ねじまき我人
評価レベルPASS

▼はたらキッズマイハム組:小鳩まり
評価レベルMID
コメント:新連載。同タイトルのアニメのコミカライズ。
仕事人ハムスターのガウディは、飼い主(?)の吉川カイトくん(小4)一家と一緒に
職人の中の職人・マイスターが集う星浜市にやってきた。
仕事人ハムスターにはさまざまな職業があり、
ガウディは亡き父のような立派な大工(でえく)のマイスターを目指してがんばっている。
そんなガウディが仲間のハムスターやカイトくん達を交えて
いろんな事件を解決していくというお話。

ハムスターと言ったら某とっとこ@@太郎のようなマンガを思い出すんですが
それとは全く無縁ですね。
江戸っ子気質でなんにでもまっすぐつっぱしるガウディの行動が勇ましいですな。
その熱血ぶりは小さな火の玉小僧と呼ぶに相応しい。
なかなかおもしろいと思うので、引っ込み思案のカイトくんの今後の動向と共に
次号以降にも期待はできそうか。

▼パール王国物語 プリンス×プリンセス:田伊りょうき
評価レベルUPPER
コメント:レナの体に秘められた魔力を再度封印するため、
レナとサンは賢者がいる新緑の森へ向かおうとした矢先に
まさかのおじゃま虫・リチャードがくっついてきてしまった!

今回リチャードが徹底しておじゃまキャラ化しているのが笑えるなあ。
リチャードが調子に乗る度にツッコミを入れるサンがおもしろいですね。
今後、リチャードが何かの役に立つとはとても思えないですが
新緑の森でレナとサンのピンチを救ってくれたクラウドという少年とは
いい関係であってほしいもの。

▼大仏刑事:大崎亮平
評価レベルMID
コメント:全裸になったくらいで重量が軽くなるとも思えんのだが。

▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ
評価レベルMID
コメント:最終回。横鳥ハカセはいくらなんでも
一本木ハカセを改造しようとするのはまずいよなあ。
それにしてもワッチーの肉球がそのまま携帯電話のキーになっているのは便利だ。
しかもうまい具合に数字10種とひらがな50音が全部打てるようになってるし。

結局、突然の最終回でこれまでワッチーは警察犬と呼ぶにはほど遠い行動の数々でしたが、
邪気はないし、なんだかんだで悪者やっつけちゃってますしね
そこがワッチーの魅力なんでしょうか。それなりに楽しめた作品でした。

▼熱血先生!:井漕尚樹
評価レベルUPPER
コメント:熱血先生、文分小を去ることを決意。
う~ん、これは最終回が近いのかな~。

しかし熱血先生の熱血魂は既に教え子達にしっかり受け継がれていたんですね。
年上年下関係なく熱血の心技体を見せつけているところがすばらしい。
そして熱血先生の噂は他校にまで拡がって、
熱血先生の熱血授業を必要している学校がある―――
大津波の危機を乗り越えた後、文分小の子供達との
熱いフィナーレが待っているのだろう。

あの写真に写っている堕落しきった生徒達が熱血先生と接することによって
どのような変化があるのか見てみたいところですが、
それはできないでしょーなー。残念。

▼忍たま乱太郎:原作/尼子騒兵衛・まんが/小倉あん子
評価レベルLOW
コメント:なし

▼超人ママMAX:北枕よしたけ
評価レベルPASS

▼××区悪魔城:下出真輔
評価レベルMID
コメント:読み切り。東京都××市にある教会に住んでいる鈴木イチローくんは
年に一度の大そうじの日に、かつておじいちゃんが多数の悪魔を封じ込めたといわれる
大きな棺桶を発見。お父さんがうっかり棺桶を開けてしまうと
中からほぼ人間の姿をした子供が現れ、おとうさんを見て「自分を封印したじじいだ」とほざくと
口から強力なビームを吐いてお父さんを攻撃してしまいました。

・・・で、この後イチローくんがこの悪魔王子に振り回されるという話になるんですが、
全体的にこの手のギャグにはありがちなストーリーで平凡。
いや、決してつまらなくはないんですけどね。
悪魔王子は人間を食べることもできちゃうらしいので
そっちメインに話を進めていけばおもしろかったかも。

▼笑いぐまデビー:栗木栗
評価レベルMID
コメント:読み切り。作者は以前にもブンブンで徳川家康などの読み切りを
何度か描いたことがある栗木広和氏。
今回から栗木栗(くりきまろん)にペンネーム化しての登場。

寒井スベルという少年が、人間の赤ちゃんのような風貌の笑いぐまデビーと
コンビを組んでお笑いコンビ大会に出場するお話。

スベルくんがボケをかます度にデビーが熊に変身してツッコミを入れてくれるので
ボケ側は命がけです・・・ってか熊に変身する意図は!?
いや、それは言うまい語るまい(苦笑)。


今月号は最終回が多いな・・・

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2008年5月5日 月曜日


コロコロイチバン! 2008年17号
2007年11月24日発売
小学館 460円
▼ムシキングバトラー力(リキ):犬木栄治
評価レベルMID
コメント:リキが曲がり角でブラック博士と衝突して気絶した瞬間、
古代世界へとタイムスリップしてしまった。
そこで恐竜を使って世界征服を企むアクト団を追っている少年・古代リュウタと知り合い、
ブラック博士と結託したアクト団の野望を砕くため共に戦うことに。
今回はスペシャル版ということもあって恐竜キングがメインの話のようだな。

巨大な恐竜に併せてムシキングも巨大化。
さらに人間であるブラック博士までもが巨大化し、
人間と恐竜と昆虫による夢のコラボレーションがここに実現した。
見かけはフツーのオッサンなのに身長65メートル、体重58000トンもの巨人と化した
ブラック博士が妙に笑えるなあ。
でも恐竜とムシキングが合体した必殺技・ライトニングトルネードの前に
あっさり負けてしまった。
なんだかこの合体必殺技にやられるためだけに巨大化されてしまったみたいで
ブラック博士といえど哀れだな。
まあ夢の中でだからいいけど。

▼最強古代王者決定ギャグ オレたち恐竜キング:河合じゅんじ
評価レベルMID
コメント:ティラノザウルスは炎のたまごカードを拾って早速使ってみるも
召還される恐竜はちっちゃかったり紙みたいにペラペラだったり
バトルではなんの役にも立たない恐竜ばかり。
カードといえども拾った物はむやみに使うものではないという教訓ですな。

▼オレだよ!ワリオだよ!!:沢田ユキオ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ガリガリ君:小ガエル
評価レベルLOW
コメント:空き地で火事が発生して炎が燃え広がっているのに、
水じゃなくてミミズを持ってきたり、消化器じゃなくて小柿(しょうかき)を持ってきたりして
ボケをかますガリガリ君。こんな時にボケをかましている場合じゃないだろ。
しばらくして巨大アイスで火事を食い止めることはできたものの
それができるならとっとと出しやがれと思った次第。後味が悪いエンディング。

▼ポケモンクイズパズルランド ピカチュウは名たんてい
出題/嵩瀬ひろし・まんが/須藤ゆみこ
評価レベルMID
コメント:今回は第1部・2部・3部と問題が多く、レベルアップもしてるね。
小さいお子様に解けるのかしら・・・?

▼ポケモンバトリオ めざせ!バトリオマスター:てしろぎたかし
評価レベルMID
コメント:特別読み切り。ポケモンパックと呼ばれるチップを使った
同タイトルのアーケードゲームの実践編マンガ。

背がちっこいバトリオマスター・リョウが
金に物を言わせてバトリオマシンを占領する成金お坊ちゃまと
ポケモンバトリオで勝負する。

ポケモンパックが配置された位置によって画面にそのフォーメーションが表現され、
それによってポケモンの強さの数値に大きく影響することが
このマンガを読めばすごくよく分かる。
それ以外にも対戦相手のポケモンとの相性なども影響され、
とーっても奥深いゲームなのだと思い知らされるバリバリの実践編マンガだ。
ポケモンパックと画面が連動しているところが新しい。

▼ポケモンD・P(ダイヤモンド・パール)4コマギャグ図鑑:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:ラストのルージュラ型ケーキの接吻が強烈。
まるで本物のルージュラに接吻されてるみたい。
たとえケーキでも恐ろしいわ。

▼わざぼー外伝:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:第2部スタート。今度はわざ武王に代わって何者かの刺客が
みみみのたからを狙い襲う。
・・・って、なんでみみみがまた小高い崖の上でたからの番人なんかやってんの?

とりあえず、パンチを打てば打つほどパワーが倍増する敵キャラ・ワンパンに
みみみはわざぼーを使ってひゃくおくまん倍パンチをおみまいして撃退。
みょうちくりんな敵キャラに、わざぼーのアホくさい必殺技で応酬と
ここまでは一見すると完全にふりだしに戻ってしまったみたいだが、
次からは最後に登場した最強さんみたいなヤツの正体を徐々にあらわにするなど
多少のストーリーの変化はあるのかしら?

それともしばらくはみょうちくりんな敵キャラ投入?
分からん。

▼だるだるばあさんとほげほげじいさんのギャグギャグ日本昔ばなし:大崎亮平
評価レベルMID
コメント:「メリークリスマス」を「メリー苦しみます」と言いかえるギャグはよく聞くけど、
一寸法師の首を思いっきり伸ばして「メリーくびスマス」とするギャグは聞いたことないわ。
おまけにうちでのこづちの下敷きにまでなってしまって
これがホントの「メリー苦しみます」だな。

▼Mr.マリック超魔術少年団:原案監修/Mr.マリック・まんが/青木たかお
評価レベルMID
コメント:今回は消えることを焦点においたトリックが多かった。
そしてそのトリックの原点になるのが、いかに相手を欺くか、ということ。
実際、クラブのアドバルーンと人形をつかったトリックは騙されましたからね~。
いかに消えたように見せるかがポイントだな。

▼ぜんまいざむらい:原作/m&k・まんが/さいとうひろ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼兄弟戦士お兄マン!!:立川史
評価レベルMID
コメント:ウンコと入れ替わったお兄マンがその後、神と入れ替わっても
サトルが連れて帰ったのは結局ウンコじゃん。
ばっちーなー。

▼駈斗戦士(カードウォリアー)仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝!!:
小西紀行・原作/石ノ森章太郎

評価レベルUPPER
コメント:

オマエら5人はマジメすぎるし本気すぎる!!
そもそも正義感が強すぎるし仲良く団結しすぎて
仲間思いすぎだ!!!

いいかげんにしろー!!

正義のヒーローとしてすごくいいことしてると思うのに
なんで怒られるのかオイラにも分からんわ。

龍騎だけじゃなく、V3までもが頭がおかしくなってしまっているとはなぁ・・・
こりゃ次回登場する仮面ライダー1号さまとやらも
変なキャラで現れるんじゃないの?

▼ミニドラにおまかせ!:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則
評価レベルMID
コメント:今回は「エスパーぼうし」。
これを使えば瞬間移動、念力、透視などさまざまな超能力が使える。
でもエスパーぼうしって、本来超能力の訓練に使う道具じゃなかったっけ?

ミニドラとのび太はエスパーぼうしを使って空き巣犯を撃退しましたけど、
その時点で既にのび太達も他人の家に勝手に侵入したことになってないのか・・・?
なんてことは考えちゃいけないんでしょうねこの場合。

▼ただいま参上!!ヤッターマン:難波孝
評価レベルMID
コメント:雪男の子供が持っていた石の腕輪はドクロストーンじゃなくて
家のカギでした。
家のカギが使えるほど雪男って頭が良かったのね。

▼あつまれ!えんため笑学校:しげおか秀満
評価レベルPASS

▼レッツゴー!工作:工作原案/大沢英海・矢高鈴央
評価レベルMID
コメント:今回はシャンプーとソフトクリームの容器で
シャンプーロケットを作っちゃおうというもの。
シャンプーの容器を押して発生した空気圧で
ソフトクリーム容器のロケットを打ち上げようって寸法だ。

簡単に作れそうですが、シャンプーはなかなか使い切れるものではありませんので
それに似た容器で代用OKヨン♪
さらにこれを応用して水鉄砲なんかも作れそうだ。

▼獣神伝-勇者と希望のカード-:こしたてつひろ
評価レベルMID
コメント:今度はポコはコロと合体し、さらにまたコロが覚醒して
合体した2人はケンタウロスのような勇姿に変化。
どうやらポコがピンチになると、コロの力が目覚めるようだ。

毎回ポコとコロの進化が徐々に見られるが
コロの真価は相変わらず未知数。
ガオーと関係があるのかすらも分からない状態。
コロはもっともっと秘めた力を隠し持っているのかもね。

▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう
評価レベルMID
コメント:今度の魚(トト)ルーパーは
肛門から忍び込んで相手を意のままに操るカクレウオのミュータント。
しかし普段はナマコを棲み家にしているカクレウオが
人間のケツの穴に取り憑く作戦はまずかったなあ。
汚ねーし、トイレで流されちまうし、
そもそも陸の生き物を海の生き物と一緒にしちゃイカンよね。
肛門から潜入するのであればカンディルくらいは用意しないと。

▼脳みそパニック IQスブタ:黒葉潤一
評価レベルMID
コメント:最終回となる今回はくぐりぬけることに関したが問題が多数。
ハガキに穴を開けて人がくぐりぬけることってできるんですねえ。
これまでちょっと頭を使うクイズの数々を楽しませてもらいました。

▼超さわやか!?TV生活おはスタ少年:ピョコタン
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ダジャ拳だじゃ丸:のむらしんぼ
評価レベルMID
コメント:河童(カッパ)が合羽(かっぱ)を着るのも
河童が葉っぱをつけるのも見事なダジャレ攻撃だと思う。
見た目、葉っぱ一枚だけになっただじゃ丸のほうが潔くてオイラは好き。

▼めざせっ!イチバンくん:木村聡
評価レベルMID
コメント:今回もしょーもない勝負で一番になれない
イチバンくんの奮闘ぶりが見られる。
・・・で、このイチバンくんに立ち向かう挑戦者は
投稿者の実名かペンネームなんだろうか?
自分が投稿したくだらな技が紹介されて
しかもマンガで登場するのって嬉しいよね。

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2008年4月10日 木曜日


コミックボンボン 2007年12月号(最終号)
2007年11月15日発売
講談社 480円
リニューアル時から休刊の噂が絶えなかったボンボンも
今月号にてついに休刊が現実のものとなってしまった。
オイラもまさか子供の頃から存在していたボンボンの終焉を
目の当たりにするとは思っても見なかった。
これからもコロコロのライバル誌としてプレコミックブンブン等と
児童マンガ界を引っ張ってほしかったのが正直な感想だが・・・
残念としかいいようがない。

6年間購読し続けてきたオイラとしては、
大人の事情で、マンガを突然打ち切ったり、
ボンボンが人気を取り戻すのに四苦八苦しているのが
そのまま読者を振り回していたカタチになっていたのがいただけなかったと思う。
単行本未完が多いのもマイナス要素。
もうちょっと(っていうかもっと)読者サービスにも目を向けてほしかった。

・・・と思った矢先、今後のボンボン連載陣は
鬼太郎とデルトラクエストとガンダムシリーズだけが「テレビマガジンまんが増刊号」に載って
残りは全てしゅーりょーですか!!!
しかも生き残り組も「テレビマガジン増刊号」では、
増刊号1回ポッキリで終了なんて仕打ちもあるんじゃないのか?
最後の最後まで期待を裏切ってくれるな~。
せめて打ち切られた作者達の今後の活躍を祈るばかりだ。

あああ、現在のボンボン連載陣でもチキンや小鐵伝、天使のフライパン、友まっしぐらなど
楽しみにしているマンガは結構あったんだけどな~。
休刊が恨めしい。


・・・と前置きはこのくらいにして、
今月のボンボンにも、鬼太郎の仲間である
砂かけばばあとぬりかべの体内図解が掲載。
ぬりかべにも内臓があったのか・・・
今までセメントでできてると思った。

▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと
評価レベルMID
コメント:とりあえず今月でいったん終了で、続きはテレビマガジン増刊号で。

結局、全部の世界は回りきれなかったな~。
確か、まだ「いましめの谷」は行ってないでしょ。
まあ、ボンボンが休刊にさえにならなければストーリーはもっと長く続いたはずだけどね。
リーフ達がデルトラ王国を影の軍団から救い出せるところを見られなかったのが残念だ。

でも全体的にはおもしろく、時折見せる謎解き的なストーリーが興味を惹きつけ
アクション以外でも見るべき点があった冒険活劇でありました。

▼機動戦士ガンダムALIVE:
原作/矢立肇・富野由悠季・シナリオ構成/皆川ゆか・漫画/高山瑞穂

評価レベルPASS

▼ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
評価レベルHIGH
コメント:現代風妖怪笠地蔵物語。テレビゲームがある世の中なのに
子供2人が呼び込みで笠なんて売れるわけないだろうなんてことはさておいて。

雪が積もる山奥で、こども妖怪・ざしき童子が訪ねた家では、
風邪で寝こんでしまっている母親のために遊びたい盛りの兄妹がいて、
雪が降る中、自作の笠を売りに行く。
しかし帰り道で雪にさらされたお地蔵さんをみた兄妹は
お地蔵さんのことを想って売り物の笠をお地蔵さんに被せてあげるという
ここまでは笠地蔵定番のお話なのですが、
このお地蔵さんの中には、変身した子泣きじじいが紛れていて
感動した子泣きじじいが兄妹のためになんとかしてやろうというストーリーへと続き、
オイラは素直に、これはいいお話だな、と思った。

お地蔵さんに扮した鬼太郎達が影ながら兄妹のことを暖かく見届けてその場を去っていく。
人間と妖怪の正しいあり方がここに示されているような気がする。
ざしき童子が家に住み着くと幸福が訪れるということもお話の中で提示して
いいことも悪いことも、あるいはいたずらも、そっと人知れずおこなう
本来の妖怪らしさがこのストーリーから見て取れる。
そしてぬらりひょんのような表立ったあくどいことをしでかす妖怪がいたら
鬼太郎が懲らしめると。
うーーーん、よくできた話です。

▼突撃チキン!:坂本憲司郎
評価レベルUPPER
コメント:祠に封印されていた海の怪物・クラーケンがイッカリーの町を襲撃!
なすすべなく皆うなだれる中、どんな時でもチキンはあきらめず特攻精神でやる気満々。
その意思が仲間達にも伝わって、アヒルボートのアッヒルーと一緒に
全員「本気MAX」でクラーケンに猛攻!
そしてみんなの必殺技を駆使してクラーケンを倒し、
イッカリーの町を救ったヒーロー・チキン一行は、ブレーメンの宝だったアッヒルーを旅の仲間に加え、
これで空の旅行も海の冒険も準備万全!!

よっしゃ!チキン達のこれからの旅がますますおもしろくなってきたぞー!!
さあ、5人で次の目的地である人魚島に向かって突撃だー!!

・・・完!!

なにィぃぃぃー!!
おわりかよー!!これでおわりなのかよー!!


くそー!ボンボンが休刊しなかったら・・・!!!
これまで中途半端な終わらせ方をさんざん見てきたボンボンマンガの中で
突撃チキンだけはそうあってほしくなかったのにーーー!!
無念だ~!!

とにかく、前向きで明るい主人公、さらにキャラクター造形が秀逸な作品で
それがチキンワールドにも実に良く活かされていて
毎回ワクワクする実に少年マンガらしい愉快で楽しいマンガだった。
次回作期待・・・っていうかチキンの旅をもっと見届けた~い!!

▼トライバル:岸本聖史
評価レベルUPPER
コメント:読み切り。作者は、月刊少年ガンガンで「666~サタン~」を描いているヒト。
ボンボン最終号で結構有名な漫画家さんを呼んできましたねー。

貼ってなぞることで、描かれた模様の力を引き出すことができる“ミステッカー”なる
ステッカーが存在する荒れ果てた街が舞台。
ミステッカーは普段は物に貼って生活を楽にしたり
質屋に売って換金する程度のベンリーグッズであるが、
ミステッカーを体に貼ってその力を引き出せる“トライバル”と呼ばれる者が存在し、
中でも黒のトライバル・ネクロがトライバルの中でも特に実力者として恐れられている。
荒れ果てた街・トウキョウで、ネクロの名を利用して脅して人々から金を巻き上げて
妹と細々と暮らす少年・タイトは、いつものように金を巻き上げたことから、ある謎の男と知り合う。
名前はクロキ。一見するととぼけた性格で、
レアなミステッカーを見つけては売って兄を捜す旅を続けているということだが・・・

ミステッカーでお湯を沸かしたり光を照らしたりとオイラだったら
これを使って日常ライフを楽しむストーリーの方がステキだな~と思うのですが、
そこは岸本聖史氏のこと、ベンリーグッズではなく、
ミステッカーを身体につけて相手を攻撃する武器の延長とする
完全にオーパーツ扱いで仕上げた。
新米トレジャーハンター旅立ちの序章にも似たストーリー全開で
いかにも岸本聖史風に味付けされた冒険マンガだ。

クロキがタイトに「燃やすなら心(そこ)燃やせ」と
恐喝まがいの生活から足を洗って強い男になれと一言で諭すシーンはかっこいいが
ミステッカーのバトル以外の使いどころも見てみたかった。
でも全体的には荒廃した街でくすぶってる少年に憧れを抱かせるストーリーはGOOD。
この手のマンガを描かせたら上手いことを見せつけるカタチとなりました。

▼小鐵伝!!:岩本ゆきお
評価レベルUPPER
コメント:はぁぁ・・・結局これで終わりなのか。
華の大喧嘩で小鐵と斬世が力と力のぶつかり合いの中で決着をつけ和解して終了。
もっと小鐵の熱血漢溢れる暴れっぷりを見てみたかったし
犬丸や月華をもっと活躍させてほしかった。
でも、因縁の天道一家同士の大喧嘩に
犬丸と月華が小鐵の勝利をひたすら信じつつ最後まで見届けることができ、
最後には天客となって小鐵と共に任務をこなすシーンが見られたのは良かった。

小鐵に仲間ができて、斬世と和解もできて、
さあ、これから話がいろんな方向に膨らんでいくぞって時にこの結末は残念無念。
小鐵の仲間や家族を大切にする熱い想いや
天客としての憧れと誇りがストレートに伝わってくる作品だっただけに余計に惜しい。

▼天使のフライパン:小川悦司
評価レベルUPPER
コメント:最終回。
このマンガも結局、キッズバイキング大会で国見くんと夏川が
ハゲチャビンを激昂させて失格にさせた後で
解雇させるなという抗議のFAXが山のように届いて改心したところでハッピーエンドか。
これもボンボンが休刊にさえなっていなければ
国見くんのすンばらしい料理でハダカの天使になってしまう人たちが
もっともっと続出したであろうに・・・

のちに“世界一心の美しい料理人”とたたえられた国見聡と
それをささえたオレ辻慶太の武勇伝は―――

ここからがいちばんスゴかったんだけどな・・・・・・!!

「ここからがいちばんスゴかったんだけどな」
なんか、作者の本心がこの言葉に込められている気がしてならないのは
オイラだけなんでしょうか?
作者の気持ちを辻くんが代弁していると窺える大人の事情を垣間見せた
締めくくりでありました。

とにかく国見くんの料理を食べた人がハダカになってあんなことやこんなことまでしてしまう
パフォーマンスに爆笑させていただきました。
ムッシュは国見くんそのものを天使に例えていましたが、
オイラは、食べた人全てがすっぱだかになって天使な気分にさせて
幸せにしてしまう料理こそが国見くんの持ち味だと思っています。
これはいかに夏川の料理がすばらしくてもできますまい。
内気な料理人・国見くんの演出の激しい料理の数々を楽しませてもらいました。

▼機動少年兵ヒノマル:一式まさと
評価レベルMID
コメント:読み切り。これまで一式まさと氏のマンガはガンダム系ばかりなので
まともに読んだことがなかったのですが、
今回はそれとは無縁のオリジナル作品なのでオイラにとっては
一式まさと氏のマンガを読むのはこれが初めてと言ってもいい。

勉強も運動も苦手で、日本の平和な生活にとっぷり浸かった日々を送っている
平穏寺ノンキ(へいおんじのんき・中学生)の家には、
60年も前に地球の資源不足解決のために作られた少年型ロボット・ヒノマルくんが住んでいて
廃品を食べて新しい物に作りかえる“利再来る(リサイクル)”の能力を持っている。

ある日、ヒノマルくんは自分より前に作られ、
湖底に沈められ廃棄されてしまった不良ロボット・クロワルと出会い、
恨みをもったクロワルが資材を使って次々に兵器を生み出し、
ヒノマルくんに容赦ない攻撃を加え、気絶させてしまう。
ピンチに陥ったノンキは、おじいちゃんからもらったネジ巻きで
気絶したヒノマルくんに差し込もうとするが―――

ヒノマルくんの“利再来る”の能力で、壊れたヒーターをあっという間に
太陽の形をしたかわいいデザインの暖房器具に作りかえてしまうのだから
これはリサイクル能力を使って変わったアイテムを次々に生み出す
未来的なSFコメディなのかなと期待していたら、
クロワルと出会ってしまったばっかりに
彼の作り出す物は全て戦争に絡むものばかりで
戦機を使ったハチャメチャアクションバトルになってしまった。

そういえば、ヒノマルくんが誕生したのは60年も前ですものね・・・
発想が武器にかたよってしまうのもムリはないですね。
でも戦争は全てを破壊する元凶なので、
戦機を次々生み出すヒノマルくんが
資源不足を解消するために作られたロボットという印象が全然しなかった。
それと ノンキのお母さんが着物を着ているのに
胸のふくらみがあからさまに描かれているのもマイナスポイント。あざとい。

しかし、全体的には戦争バトルアクション物として楽しめました。
ノンキとヒノマルくんとのやりとりもおもしろかったですしね。
一式まさと氏はこういうマンガを描くのかと頷ける作品でした。

▼カラス天狗★ぴよ丸 ぴよっと参上!御童カズヒコ
評価レベルUPPER
コメント:ボンボンではすっかりベテランの御童カズヒコ氏による読み切り妖怪ギャグ。

ドジでおっちょこちょいのカラス天狗・ぴよ丸は
異世界の妖魔を退治するようにお師匠さまに言われ、江戸に旅立つ。
封印が解かれた“大喰らい”なる手強い妖魔を相手に
ぴよ丸が町娘のために奮闘するというストーリー。

基本は妖怪を退治するお話なんだけど、
クチビルだけの妖魔がおもしろい性格だし、
女の子のハダカもギャグに取り入れられて楽しいし、
御童ギャグが随所に散りばめられていて、
いかにも良き時代のボンボンギャグマンガに仕上がっている。
こういうマンガをぜひ他の児童誌でもどんどん取り入れて欲しいと思えるマンガ。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
評価レベルMID
コメント:最終回。どこからともなく飛行機でやってきたエミリのパパさんが
エミリを迎えに来たので、ターパンはエミリとはもう会えなーい
・・・と思ったら飛行機墜落でパパ共々、バナナ島で暮らすことになったのでした。

ちゃんちゃん♪と言いたくなるようなエンディングですが
とりあえずめでたしめでたしと言っていいのでしょうね。
妹さんもバナナ島に来てくれればもっと良かったかも。

▼SDガンダム 三国伝 風雲豪傑編:
原作/矢立肇・富野由悠季・構成/岸本みゆき・漫画/ときた洸一

評価レベルPASS

▼友まっしぐら:原作/七三太朗・まんが/飛永宏之
評価レベルUPPER
コメント:

今大会を全国レベルに引き上げた
霊感少年のインスピレーションサッカー

そのセンスは味方チームだけでなく
対戦相手を触発し魅惑のプレーを引き出す原動力に!!


まさに地区予選1回戦の試合内容で友が見せた霊感サッカーのすごさが
あの新聞に書かれていた記事に集約されていますね。
友の霊感が仲間達に直感を芽生えさせ、チーム全体に良い流れを作り出す。
さらには相手チームにも善し悪し関係なく影響を与えるという
試合全体としては高レベルなものになってますよね。

正直、このマンガが始まった当初は友の霊感が
ここまで魅せるサッカーを繰り広げるとは思っても見なかった。
そういう意味でも今までにない一風変わった試合を見せてくれるサッカーマンガだと思う。
友の霊感に拘りすぎない友の実力や成長も試合の中で見られたのがGOOD。
奇をてらってるようでてらってない仲間の大切さや実力を重視した
少年サッカーマンガらしい作品でした。

▼ろぼおっ!:小田太郎
評価レベルMID
コメント:最終回。
今日はひろしくんの卒業式なのに、ろぼおに卒業証書が授与されたり
鳥山さんがケンタッキーからオファーが来たりと訳の分からない展開に。
ま、卒業式を持ってくれば最終回らしくはなるだろうという感じのノリ。
良くも悪くも、ろぼおらしいエンディングとなりました。

▼元気の元:細井雄二
評価レベルUPPER
コメント:読み切り。
ドッジボールが3度のメシより大好きな中学生・悠木元気(ゆうきげんき・中1)は
中学校のサッカー部に籍を置いているが、
いつかはサッカー部をドッジボール部に変えようと企んでいる。
しかしサッカー部は連敗続きで立場が悪く、
連勝を続ける野球部に練習するためのコートを明け渡せとまで言われてしまう。
当然猛反発の元気であるがそこで野球部のエースから
「ドッジボールで決めないか」と提案され、
ドッジボールが大好きな元気はこの勝負に乗ってしまう。
こうして全面コート使用権を賭けた、
サッカー部と野球部の異例のドッジボール大会が始まるのだった。

マンガのタイトルや、主人公に「勇気、元気」とつけるネーミングセンス、
そして画までなにもかもが一昔前の作風で、いわゆる「昭和」な雰囲気まるだしだが、
読んでみると結構楽しい。

元気のキャプテンをダシに使ったり、カバーしたりのテクニック、
そして野球部のエースも、ボールに当たってしまった相棒のカバーをしたり
エースらしい剛速球も見せて、中学生熱血ドッジボールしています。
野球やサッカーのテクニックを駆使するわけでもなく、
完全にドッジボールのルールを把握した上で勝負している。
確かに、元気のいる明峡中学に限らず、
ドッジボール部自体存在する小中学校が少ないくらいドッジボールの認知度は低いですが、
子供の頃、誰もが1度はやったことがあるであろうドッジボールで
違うスポーツをやっている者同士が決着をつける着眼点がおもしろい。
異種格闘技戦とも違う公平なスポーツ対決として興味を惹きました。
おもしろかったです。

▼マザーコスモス:原作設定・メカ作画/杉山実・漫画/藤異秀明
評価レベルMID
コメント:うわ、イチジク隊長って非人間だったのかよ・・・
どうりで冷血な雰囲気を漂わせていたわけだ。
こわいな。

・・・に、しても伝説の兵器・カラスが
実は子供を守るためのシェルターだったとは。
て、ことはカラスの中にいた赤ちゃんは1000年も前に生まれたの?
カラスの中でコールドスリープでもしていたのでしょうか?
こうしてカラスは最強の兵器から最強のゆりかごとしてその役目を終えたのでした。

伝説の機体をディグるといろんな発見がありますね。
サトルもひょんなことからパパさんになってしまって
いかにもサトルとスコップのさらなる旅立ちを思わせるお話。

▼サンタ☆クロージア:森川たかし
評価レベルUPPER
コメント:読み切り。
街の少年・ジンは、明るく元気な性格ながらも
貧しい教会に住んでいる子供達のためにせっせか働いている。
ジンがいつものように教会に戻り薪をくべると
中からリーゼントのグラサン男が現れた。
名はバスといって、最初はジンやシスターの前で
ボケをかまし続けているだけだったが―――

電気がないようなので、いかにもおとぎ話にも出てきそうな
現代風ファンタジーな世界観でございますね。
でも、そこに我々の常識を覆すサンタクロースのおでましですよ。
ヤンキー風貌でサングラスをしたサンタクロースというだけならまだしも、
闘牛を彷彿させる怖い形相をした巨大なトナカイを従えて
赤色の戦士!サンタクロースとまで言われたら
もう笑うしかないですよ。

子供達に幸せを届けるサンタクロースと
子供達の夢を奪う悪を懲らしめる戦闘タイプのトナカイのコンビ、
これを正義の味方と呼ばずしてなんと呼ぶのか。
サンタ養成学校、その名も「サンタクロージア☆」もどっかにあるらしいし
正義のヒーローならジンがサンタに憧れるのも不思議じゃないですね~。

サンタは誰にでもなれるとした点がとてもいいです。
今度、サンタの養成学校の授業風景とか見てみたいものだ。

▼ホタルナ妖:松本零士
評価レベルMID
コメント:なんつーか、見開きが多い。

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎
評価レベルMID
コメント:最終回。魔界に戻った魔神山田は再び楽喜くんの元にやってきて
ありがた迷惑な願いを叶えてあげたとさ。めでたしめでたし。

魔神山田と楽喜くんのやりとりや、セリフの使い回しが楽しいマンガでした。
メカ沢くんの頃から笑えるシーンが多々あったので
また別作品で会えるといいですね。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
評価レベルMID
コメント:終了。ドクターマリオらしく3匹のウイルス達が
おもしろ迷惑な菌で度々マリオ達を困らせてはマリオに撃退される
ドタバタアクションがおもしろかった。
ドクターマリオとスーパーマリオの世界観がうまく融合したゲームコミックですね。
たまにマニアックなネタも含まれて往年のマリオファンにもウケるし、
ルイージやヨッシー・クッパなどの「緑のヘタレ軍団」どいった
このマンガならではのギャグエッセンスも加味されて
純粋にギャグマンガとしても楽しめる内容の濃いマンガでした。

最後にコミックスくらい出しませんかねえ?

▼SDガンダム フルカラー劇場:あずま勇輝
評価レベルPASS


こうしてコミックボンボンの26年とちょっとの長い歴史に幕を閉じることとなりました。
それにしても今月号は見事なまでに打ち切り最終回のオンパレードですな。
チキンも、小鐵伝も、天使のフライパンも、友まっしぐらも、魔神山田くんも、
これまで迷走しまくってるボンボンを支えていったおもしろい作品に
講談社から救いの手が差し伸べられることはありませんでした。

あ゛~
リニューアルの時のやわ忍とクッキンガーが打ち切られた時と
同じ悔しさがこみ上げてきますわ(怒)

これらの漫画家さん達が別の作品で再び会えることをお祈りいたします。
そして、あの魔のリニューアル後の連載陣に比べたら
最後の最後で巻き返しをして盛り上げてくれた
現在のボンボン連載陣には敬意を表したいと思います。
ボンボン連載陣の漫画家の皆様、お疲れさまでした。

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2007年11月19日 月曜日