じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2009年8月分

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今月読んだマンガリスト 3冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2009年36+37号 第21回転校生 週刊少年チャンピオン2009年38号
週刊少年チャンピオン2009年39号 第22回転校生



第22回 転校生(売却・処分)
60冊
●ヤワラーマン 全4巻 秋田書店 ニッシー西
●たのしい甲子園 全5巻 角川書店 大和田秀樹
●ママ 全9巻 小学館 細野不二彦
●龍-RON- 全42巻 小学館 村上もとか

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2009年8月31日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2009年39号
2009年8月27日発売
秋田書店 260円
▼範馬刃牙:板垣恵介
バキの拳がピクルの股間の急所を深くえぐった。

なんでもアリの格闘マンガに於いてようやくという感じもしますが
何にせよピクルの次号の反応が楽しみ。
もしかしてこの打撃でピクルは1,2個潰れたか?

▼みつどもえ:桜井のりお
みつばはアイスの棒を使って家のミニチュアを作るとは
なかなかいい趣味してんじゃん、と素直に思った。
ミニチュアの家に限らず、いろんな物を作れば子供だけでなく
大人の趣味としても十分楽しめそう。

▼バチバチ:佐藤タカヒロ
悪役に仕立て上げられた空流部屋の面々が
ブーイングが飛ぶ中で正義面しているヤツらを相手に蹴散らす様は見ていて爽快。
ヒール役が正義役を倒すシチュエーションをここまでおもしろく見せてくれるとはね。

また、ここまで相撲界の裏側を見せ続けた感があるが
ここでようやく表舞台で相撲マンガとしてのおもしろさを見せつけてくれて嬉しい限りだ。

▼ミッチェル田中の美少女探訪【小池里奈編】:ミッチェル田中
今週号のグラビアを飾っているアイドルの小池里奈に
作者のミッチェル田中が取材するという特別読みきりマンガ。

ミッチェル田中氏といったら、どこかぎこちない固い画で
無理に「萌え」を主張しようとしたとんでもラブコメマンガ・ヤンキーフィギュアが思い出されるが
今回の画を見る限りでは、アイドルに似ているかどうかはともかく
女の子が思いの外かわいく描けててびっくりした。
画力は確実に上がっているね。
また機会があったら週チャンでマンガを描いてほしいなと思いましたマル。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
安藤の背中の傷を見て剛は
「そんなでっけえ傷しょってるクセに他人の痛みはわかんねーか」と答えた。

安藤は自分の傷を剛に見せたことで
剛のもう一つの姿である生徒会長としての剛が面に現れ
これから安藤を諭そうとしているのではないか。
そんな風に見える。

▼侵略!イカ娘:安部真弘

「よくも私の仲間を食べてくれたなああ゛」・・・って
そいつらはどう見てもエビの亡霊じゃないだろ。

▼釣り屋ナガレ:竹下けんじろう
ナガレは中学生だったのか。

その割には体がツルツルすぎやしませんか?
先週もナガレの裸シーンがあったけど
あれは小学生の体にしか見えないなあ・・・

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
最初は半ば茶番と思っていたロメロと竜島の対決も
気圧がどんどん下がり、2人の命が危険にさらされるとやはり見入ってしまうな。

しかし、スロットの当たりは一体何番なんだ?
五木島がヒントになっているとは言っても手がかりになるような物はないしなあ・・・
とりあえず五木島の真正面となる12番か、反対側の6番が怪しいかなあ・・・
根拠はないんですが。

あと、五木島に答えを教えてあるといっても、ズバリ番号ではなく、
答えはあそこにあるとか遠回し言ってるんじゃねえのか?

▼猫闘(キャットー):にくぼし

短期集中連載。
昔から気が弱くて泣き虫だった河村弥生(女子高生)。
着替えのシーンでは体中あざだらけなので、
イジメや家庭内暴力で受けた傷かと思ったら、
なんと彼女は地下で格闘する格闘女へと変貌していた・・・

と、個人的にちょっと意表をつかれてびっくりしちゃいましたが
この変貌ぶりは狙いとしてはいいんじゃないのかなーとオイラは思います。
そういやこの人、去年、週チャンで明るい農村マンガ描いてた人だよね?
その時もそうだったけど、プロットが結構しっかりしてるんで
余計なエロ描写は不要だと思うんだけど。
例えば弥生がドロップキックの際、巨乳が上向きになるシーンとか。

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2009年8月26日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2009年38号
2009年8月20日発売
秋田書店 260円
▼みつどもえ:桜井のりお
裸足で土の上なら気持ちいいかもしれんけど、
真夏のアスファルトを裸足で歩くのは危険行為じゃないか?

そういえば髪の毛も何気に熱くなりますよね。
でも頭自体は熱くはならんのですよ不思議と。

▼弱虫ペダル:渡辺航
坂道の母親の天然ボケから始まって
3人の友情、そしてハコガクの真波が現れるまでの流れが
自然に感情移入できて読んでて気持ちいいなあ。
勝者は常に1人といいながら、3人で肩組んでゴールできたらいいという絵が
悪くはないと言ってくれた今泉がニクいです。
インターハイスタート時にいいキャラばかりを揃えてきましたね。

御堂筋くんの存在は今は忘れたい。今は。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
仁ママの爪が小鉄たちの家の鍵の形になっているのを見て寒気がした。

▼バチバチ:佐藤タカヒロ
うおー、剣市くん、悪役が板についてますなー。
「負け方を教えてくれよ先輩」とは随分とでかいことぬかすもんだ。
まだ実践での強さは見たことないですけどさぞや強いんでしょうね。
現時点では剣市に負け方を教える人はいなさそうに思える。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
剛と安藤の決闘に決着がつかない展開のさなか、
思いも寄らぬところから剛に新たなピンチが・・・

生活指導の桐山先生が関わってくるとは思いもしなかったけど、
まさか2人の戦いの場にやってくることは・・・ないよね?
あるいは意表をついて桐山先生が救世主に・・・それはないない。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
宇宙人と幽霊は絶対に違うものであると実感するお話でした。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
五木島を巻き込んだ竜とロメロの減圧危機一発のギャンブル対決は
阿鼻谷の策略によって、五木島自身に何番の剣が当たりのナンバーか
分かるヒントが仕込んであるそうで、
これで読者も巻き込んだエンターテインメントになりましたねー。

で、当たりの番号ですが、1から12まであるので時計と関係あるのかな?

▼魔界都市ハンター:原作/菊地秀行・漫画/細馬信一
約20年前に連載されていた週チャンマンガの復活読みきり。
怪異と暴力が跋扈(ばっこ)する魔界都市と化した新宿区が舞台で
主人公の十六夜(いざよい)京也が必殺技の念法を駆使して
新宿区に巣くう悪霊たちを退治するという怪奇アクション。

なかなかおもしろかったですが、人々をマリオネットのように操るバケモノの正体が
分からずじまいだったのはちと心残りだ。

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2009年8月26日 水曜日


第21回 転校生(売却・処分)
75冊
●妄想戦士ヤマモト 4・5巻 少年画報社 小野寺浩二
●コドモのコドモ 1巻 双葉社 さそうあきら
●幸せレストラン 1巻 少年画報社 中西やすひろ
●がんばれ!パンダ内閣 1巻 集英社 つの丸
●ぴよぴよ保育園 あいこせんせい 1巻 竹書房 松本ぷりっつ
●極リーマン 全3巻 小学館 岩田やすてる
●警死庁24時 1~6巻 角川書店 大和田秀樹
●HEAVENイレブン 全5巻 秋田書店 大和田秀樹
●アイシールド21 1~23巻 集英社 稲垣理一郎 村田雄介
●見上げてごらん 1~6巻 小学館 草場道輝
●HUNTER×HUNTER 1~23巻 集英社 冨樫義博

その他3冊
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2009年8月12日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2009年36+37号
2009年8月6日発売
秋田書店 270円
▼バキ外伝 GAIA:原作/板垣恵介・作画協力/富沢ひとし
ガイアの秘技・トンネルお披露目。
小柄なガイアが肛門からナイフで潜入し、口からはい出る。
彼得意の迷彩トンネルですね。
それにしても後に残った汚ねぇ花火はなんとかしろよ。

▼範馬刃牙:板垣恵介
バキは闘技場で立ちションしてなんのつもりかと思いきや
マーキングしていたのか。
いらんところまでピクルに付き合うなあ。
実際、白亜紀に自分のテリトリーを示す際、
自分の糞尿をまき散らす動物がいたのでしょうか???

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
8月に小鉄達を雪だるまで遊ばせるなんて作者の発想が楽しい。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
安藤とのタイマン対決、意外とあっさり実現。
しかも部下からもタイマンしかないと後押しされる始末。
まあ、自分を勝手にラスボスと思い込んでる安藤の信頼度なんて
所詮その程度だと思うけど。

▼バチバチ:佐藤タカヒロ
相撲マンガですが、相撲じゃないところで見せつけてくれるっていうか・・・
鯉太郎を取り巻く土台作りをガッチガチに固めてきてますな。
鯉太郎が激怒するのももっともな話だが、
その怒りの矛先をぶつけることができる日はいつなのか。

▼ゲッチューまごころ便:緋采俊樹
ハートフルな宅配コメディ・ゲッチューまごころ便が8年ぶりに読みきりで登場。
作者はこの8年間何をしていたんだという疑問はそこら辺に置いといて。

チャンピオンの40周年を祝したお話になってますが、
当時のドタバタなノリを存分に発揮しながらも
実にハートフルなストーリー展開となっており、
まるで1人の人間をお祝いするかのよう。
8年経っても、まごころ便はまごころ便のままでした。
嬉しい限り。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
ロメロと竜島のギャンブル対決のテーマはズバリ「協力」と豪語する
美華じじいですが、もちろんそんな気持ちは微塵もなし・・・
と思いきや、ここで五木島が登場、彼も2人のギャンブルに体を張って
協力してくれるってことで、テーマはやっぱり「協力」なのか。

一応、ロメロと竜島の命が懸かったギャンブル対決となったが、
例の危機一発と五木島の存在もエンターテインメントとしての
見所のひとつとなりそう。
別に五木島がいなくても緊張感溢れるギャンブルになるのに
五木島もつまんないことしてヘンなイベントに強制参加させられたモンだね。

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2009年8月7日 金曜日