じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2008年1月分

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今月読んだマンガリスト:4冊
NICE! は特に良かったと思う作品
第15回転校生 週刊少年チャンピオン2008年6号 第16回転校生 週刊少年チャンピオン2008年7号
週刊少年チャンピオン2008年8号 週刊少年チャンピオン2008年9号



週刊少年チャンピオン 2008年9号
2008年1月31日発売
秋田書店 250円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
順子さんはよしゃあいいのに、なんでバカ春巻なんざ自宅に泊めるんだ?
どんな理由があれ、厄災を呼ぶバカ春巻を泊めてはだめだ。
しかも春巻が住んでいるアパートが燃えてしまった原因が
部屋でたき火したからってバカだろおまえ。
図々しく他人の家に上がり込んだあげくに大沢木家の家まで燃やしてしまう
春巻の悪行に腹立たしさを覚える。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
どうでもいいけど、「おこがましい」を漢字で書くと
「烏滸がましい」なんですね。
なんとなく「烏賊(イカ)」という漢字にそっくりだな。
ホントにどうでもいいですが。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
やよいの二重生活の真意を暴くため、愛犬・松とともに
特服先生として横浜真津苦須(まっくす)に接近する剛。

やよいが二重生活を強いられている理由は
どうやら何者かに弱みを握られていることが関係ありそうですが、
それが解決したらやよいはレディースから足を洗えるのかしら。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくんは真世のトリックを完全に解明した上で
鉄鍋ダイス延長戦で見事、勝利をものにしました!

しかしアビィはトムくんのイカサマを見抜いていたのね。
しかもこれまで真世のイカサマにも荷担していたそうで
終いにはトムくんを道連れにした真世に
「死の卒業証書」とか言いながらコークス入りの鉄鍋を容赦なく落とすサディストぶり。

ホントにキミは処刑できれば誰でもいいんですね。
つくづく悪魔なヤツ。

そんなアビィをハゲ扱いするトムくんがステキです。

▼マイティ♡ハート:マツリセイシロウ
ゴールデンボールに直撃を食らいながらも3人の女子生徒を妊娠・・・

こんな変態的な行為を「これがモテるということだ」の一言で済ませる
昴センセがすごいです。
モテればなんでも許されるんだなあ(笑)。

▼みつどもえ:桜井のりお
宮下みたいな人がクラスにいれば仲間はずれなんていなくなるんでしょうね。
ただ、彼女の方向性が間違っていたというだけであって。

▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中
コタツにコーラに萌玉(オタク雑誌)。
ダメ人間、真冬の三種の神器ですな。
子供は風の子とは正反対の道を行っており、
不健康そうだ。

▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
佐藤田はコーラを煮詰めて飴状にしたものを酢豚の材料に組み込んできましたか。
最初はサイフォンなんか持ち出してどうにも料理をしている感覚がなかったが
コーラを中華の材料に持ち込む発想は新しい。コーラのシャボン玉を作る演出もいいし、
この奇抜な発想は本来ジャンの持ち分であるはず。
こりゃあ完全に佐藤田にお株を奪われた感じだな。

あとは水面下で遂行されているエリザの企みがどう影響しますか。
それが気がかり。

▼派遣サディスティクス:武狼ひろみ
読み切り。
中卒の水上くんは妹の進学資金を稼ぐため、
先生に紹介された人材派遣会社の受付に行ったが
そこは女性専門の派遣会社だった。
しかしサディストな女社長の計らいでなんとか働かせてもらうことになった水上くんは
会社の信頼確保のため、興奮すると爆発するメガネをつけて
巨乳が待つ派遣先へ行くことになったが―――

今回、水上くんの派遣先である給食センターには
その場所にふさわしくない巨乳のねーちゃんがいらっしゃいまして
実際には絶対にあり得ないシチュエーションの数々が見られます。
一応、最後まで読めましたけどバカらしいですね。とっても。
「派遣」もただ巨乳に会うためだけの道具でしかないだろう。
本当のマンガ好きには確実にスルーされるであろう作品。

▼怪異(オカルト)バスター健二郎:tatta
今回で最終回。
最後は健二郎と白飯の関係も深まって3話の中ではベストかな。
ここまでくるともうちっと読んでみたい気もしますが
これ以上健二郎と白飯がアブない関係になったらまずいしな
このままいっても1話完結モノだけに話が単調になりやすいですしね。
ここら辺が引き際なのかもしれない。
ただキャラはコミカルで好感は持てた。機会があったら次回がんばれ。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
風呂からあがった直後の湯気で「オーラ」ですか。
私も冬の寒い時期にチンチンの皮をむくとそこからオーラが
ま、入浴は男がバカやれる場所でもあるので
今回の入浴編は結構楽しめました。


次号はいよいよ「無敵看板娘」の佐渡川準氏の新連載がスタート。
大剣を持った少年と陽気な少女の2人の旅を描いたストーリーと言うことで
どうやらファンタジーものになりそうな感じですが
これに佐渡川節のギャグエッセンスを加味したら確かにおもしろくなりそうだ。
とりあえずあれこれストーリーの予想をするのはやめて素直に次週を楽しみに待ちたい。

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2008年1月31日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2008年8号
2008年1月24日発売
秋田書店 250円
▼範馬刃牙:板垣恵介
ピクルくんに己の体の肉片を食いちぎられ、
そして食われてしまう光景を目の当たりにする烈海王。
すげー貴重な体験をしているな。

「食べてる・・・・・・ 俺を・・・・・・ッッ」

弱肉強食の野生の世界で、まだ息の根を止められないうちに、
肉食獣に自分の体が食われてしまう草食獣の気持ちが
ちょうど当てはまるこの絶望的な状況。
そりゃあライオンもトラも逃げ出すのは当然だわな。
ピクルくんは口に入るものはなんでも食うのか。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
例によって裸になってしまった花丸木くんは
マネキンと間違えられてしまいました。

生きたマネキンと考えると、
いくら体がきれいな花丸木くんといえども不気味ですね。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくんの発案した新ルールで、鉄鍋ダイスの続きが再開。
しかし真世は魔女ダイスだけでなく己の体にも真世ならではの仕掛けを施し、
イカサマに身を任せて安全に勝利をものにする肚。

それに対してトムくんは・・・!?
アビを挑発した上に第3投目のダイス振りまで任せて
これでトムくんが逆にアビもろともフォーシングをかけて逆転勝ちしたら
最高にカッコイイんですがどうなりますか。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
女のケンカに男が出張ってんじゃねーよと言っておきながら
ついついしゃしゃり出てやよい率いる横浜魔苦須を救うカタチをとってしまった剛。
で、その後、魔苦須のメンバーに引き留められる訳ですが、
これは剛にホレたとかそういう展開になるんでしょうか?
まさか剛を取り入れようとする魂胆じゃないよね?

▼みつどもえ:桜井のりお
冷えたみつばのパンツを吐息で温めるふたばの姿は既に変態モード。
女の子同士だからまだ許せるものがある
おとうさんのもそうやって温めて
人肌で温めるよりやばい行動ですねそれは。

▼博士と僕:矢上裕
読み切り。
博士が作ったなんでも操ることができるアンテナ“操るンテナ”をつけられた助手が
恋人に対していろんな騒動を巻き起こしてしまうラボコメディ。

直球勝負でギャグマンガらしい内容が好感持てる。
博士もちょっと天然が入った女性としている点が新しいが、
今回は助手のドジぶりがメインだったのが心残りか。
女性博士をもっと登場させても良かった気も。
コメディものとしてはまずまずのおもしろさだった。次回がんばれ。

▼マイティ♡ハート:マツリセイシロウ
古代エジプトを発祥とする由緒正しい男同士の決闘作法
「クラッシュボールデスマッチ」!!
あまりにバカバカしい設定にかなり笑えた。
金的攻撃のみ許されたバトルに古代エジプトなんて関係ないだろう。

あとジャンケンで負けておいて
「男の勝利は常にグー(拳)で勝ち取るものだろうが!!」
これまたバカバカしいこじつけで自分の勝ちにしてしまうところが
昴らしくて良いですね。

頭が悪くなりそうだけど読み心地はいい。

▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中
ま、健全なロボットショーにヒツジ達が見に来ちゃダメだよね~。
彼らの行くところ常にスケベありだから
ヒツジとさくらの存在自身が教育上よろしくないのです。
ロボットショーに罪は無し。

▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗
そうだろそうだろ。アー坊のお子様時代はメッチャかわいいだろ。
男のオイラですら惚れてしまったくらいだから
空の嫉妬も当然ですよ。
しかしワイン飲みながらアー坊のことで語り合う女子高生2人って・・・(汗)

▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
佐藤田が作っているものは料理ではなく夢ですか。
確かに作り方は奇抜でしたが味の方はどうなのかしら?
夢とか言っている割には背景の星がトゲトゲして痛そうなんですけど。

▼怪異(オカルト)バスター健二郎:tatta
短期集中2回目。今回は健二郎が九州弁以外の言葉を使ってくるかとか
白飯以外のキャラを登場させるとかいろいろ想像してみたけど
今回も白飯を登場させており、健二郎のエセ九州マニアぶりも健在。
この設定を固定化させることで先週よりは随分読みやすくなった。

バイクを運転中にワイヤーを張られて首がすっ飛んでしまった特服亡霊のヤンキー魂と
オカルトバスターの健二郎の男気がうまくシンクロしているのが熱くていいですね。
亡霊の類もオリジナルで、このマンガならではの怪異現象でおもしろいです。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
墨汁とコーヒーを並べておいて墨汁を飲む人はいないけど
コーヒーにペンをつっこんでしまう方はいるのかな?
作者の体験談っぽいですな。

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2008年1月24日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2008年7号
2008年1月17日発売
秋田書店 250円
▼クローバー:平川哲弘
ジェットコングの本名は「つばきいちご」で「イチゴちゃん」っすか・・・
「いちご」は漢字で書くと“壹吾”で
特に「イチゴちゃん」なんてかわいい雰囲気はないんですけど。
壹吾自身がそう呼ばれるのが気に入っている感じだな。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
剛が美術部に来ない牧野さんの後をつけてみると、
なんと彼女が特服に変身する現場を目撃!
「オレが・・・もう1人いる・・・」と、自分の境遇とダブってしまって
そらもうショックなご様子。
さあ、ここから剛が牧野さんをどうアドバイスをしていくのかが見物ですな。
同じヤンキー魂を封印した普通の高校生として。

しかし牧野さんは、いとも簡単に剛に尾行されて正体を知られてしまったな・・・
剛にもそんな輩がいないかどうか要注意だ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
年中裸でも健康な小鉄の弱点は注射。
そこに焦点を置いて、小鉄に次々と注射が襲いかかるとするギャグがおもしろかった。
あかねちゃんの注射器と化したシャープペンのオチも良かった。

ただ小鉄は注射以上に痛い目に何度も遭っているはずなのに
注射がこわいなんてつくづくお子様だなあ(笑)。

▼範馬刃牙:板垣恵介
ピクルくんが引きちぎった肉片は・・・
実は、自分の体の一部分だったりして。
しかもアノ部分だったら最悪ですな。
はてさて、一体なんの肉を引きちぎったのか注目ですよ。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
イカ娘が肝試しで怖がらなかったのは意外だったけど、
イカ娘の体がホタルイカのように発光してからのオチがどうなるかが読めてしまったな。
でも、相沢さんの言うようにイカ娘の存在自体がオカルトだからなあ。
ホタルイカ娘が墓場でうろつくだけでも普通の人間にとっては
じゅうぶん肝試しになるのかもしれない。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
スーパーダイス3番勝負の心理戦は
阿鼻谷センセが毒虫を食べるところから既に始まっていたのか・・・

「フォーシング」と言って、相手に自由に選択権を与えていると思わせて
その実、何から何まで阿鼻谷側の良いように手はずが整っていたわけだ。
それほどまでに狡猾な策略を張り巡らせておきながら
「子供だまし」はないだろ阿鼻谷センセ・・・

しかしトムくんは決死のダイス投げの成果もあって
今度は、互いにイカサマを封印した新ルールを提案、
つまりトムくんのペースに持ち込むことができたということで
今までイカサマで安全にギャンブルをおこなっていた真世にとって
圧倒的に不利な状況になった。

決着まであと3回。
追いつめられた真世はここで己の必殺技である毒草を使うか?
それとも阿鼻谷に従って勝ちを拾うか?

▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗
遊園地に繰り出したアー坊一行は、
あみだくじで決めた男女ペアで観覧車に乗り込み
それぞれちょっぴり異性を意識したハートフルな会話が弾む。
花ちゃんと直木、のりっぺと八五郎という組み合わせも絶妙でおもしろいが、
その中心にあるのはやはりアー坊と空のコンビだな。
いい塩梅で青春グラフティしてますよええ。

ちなみに空がアー坊の子供の頃はどんなだったか聞いていたけど
そりゃあもう可愛かったんだぞ。
そこら辺の女の子キャラなぞ目じゃないくらいに。

▼マイティ♡ハート:マツリセイシロウ

男が男にパンツを投げつける
その意味は分かってるんだろうな?


単なる変態だと思いますが、決闘の意味だったんですか
そうですか。

▼みつどもえ:桜井のりお
真っ白な雪の上に小便で文字を書く・・・
これが冬の男の醍醐味だな。

オイラもその雌どもに混じって
千葉の放尿シーンを見てみたかったが・・・

しかしその小便まみれの雪を使った雪合戦もまた熾烈な戦いだな。
男子だけじゃなく女子も混じってやるところがニンともカンとも。
変態の域に達しているでありますよ。

▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中
あー、つまりニャースケを追ってさくらを戻すこと自体はどーでもよくて、
ヒツジが女装して女子校に侵入することがポイントなのね。
女装したヒツジが女の子にバレそうになったときに
チンチンをおまたに挟んでピンチを切り抜けるのは
もはやこの手のお話によくあるお約束だ。

▼怪異(オカルト)バスター健二郎:tatta

短期集中連載。
オカルト現象に悩む人間を救済する自称・怪異バスター健二郎が
インターネットのオカルト掲示板を見て怪異現象に悩む少年を救うべく参上、
早速、その現場である少年が通う中学校へと向かうが―――

健二郎の九州出身紛いのようなギャグが、キャラの性格とマッチしておらず
とっつきにくい上に、おどろおどろしい怪異現象の雰囲気にも合っておらず
ぎくしゃくして読みにくい。

が、腐卵ババァというオリジナルの妖怪(だよね?)を出してくるあたりは
独創性があっていいと思った。
今後も身の回りにあるオカルト現象を
作者なりに想像したオリジナルのバケモノ等を登場させた方が
今風の怪異モノとしてはおもしろくなりそうなんじゃないか。
初回は微妙なところ。

▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
ジャンと佐藤田が酢豚を作っているさなか、
エリザが大谷に耳打ちした内容が気になる。
佐藤田を負かす算段か、それともジャンもろとも恥をかかせる策略か。
いずれにしろ腹黒い企みであることには変わりありますまい。
ジャンと佐藤田の真剣勝負も、やはり審査員の手によって
汚(けが)されるのであろうか?

▼現代怪奇絵巻:根本尚
うへ!ドーピングの尿検査では、おしっこのすり替えを防ぐために
審査員の前でおしっこをしなければならないんですか!女性も?
え?カメラまで構えちゃって写真まで撮るの?
そりゃ嫌だなあ。もっとも見る方も嫌でしょうけど。

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2008年1月21日 月曜日


第16回 転校生(売却・処分)
62冊
●アクメツ 1~17巻 秋田書店 田畑由秋・余湖裕輝
●ONE PIECE 1~45巻 集英社 尾田栄一郎


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2008年1月9日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2008年6号
2008年1月10日発売
秋田書店 250円
▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
難破剛、今度のお相手は、れでーす二代目総長ですか。
しかも剛と同じでコイツも普段は普通の女子高生として過ごしている様子。
新章一発目は多少いざこざもあったけど、写生をしに横浜まで繰り出した剛が
レディースの集会をのほほんと見ていて比較的穏やかではあったが
横浜魔苦須(よこはままっくす)の二代目総長・やよいの現状を考えると
やはりこの章も剛の正体に絡んだ一波乱がありそうな気はする。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
するめいかが、公園でブームになるまでに発展するアイテムになろうとは
夢にも思いませんでした。
マンガのネタにもなりそうもないするめいかも、
小鉄たちにかかったらなんでも遊び道具だな。
さりげなく登場しているイカ娘もグー。

▼みつどもえ:桜井のりお
そもそもひとはのほっぺたがおっぱいみたいな感触だからいかんのだ。
だからふたばの胸を鷲づかみにした矢部っちは悪くないぞ!
・・・・・・多分。

▼釣り屋ナガレ:竹下けんたろう
読み切り。作者は前に百人一首マンガを描いていたヒト。

タイトルにもあるとおり釣りマンガ。
社長のお供で黒鯛を釣りに来た会社員・広岡は社長の釣りマナーの悪さに落ち込み気味。
さらに社長が投げ捨てたタバコが後ろを向いている広岡に命中しようとしたところを
ゴミひろい用のトングでキャッチした少年・ナガレが広岡の前に現れる。
そして夕方、再び広岡と出会ったナガレが広岡に黒鯛を一枚釣り上げると言ってきたが―――

最初はマナーのなっていないバカ社長を懲らしめるお話になるかと思いきや
ナガレと広岡が協力して黒鯛を釣り上げるという、
広岡が言ったように知らない人同士が助け合う
アウトドアの良い面を打ち出したストーリーに仕立てたのは好感触。
エンディングから察するに、ナガレも
これまでいろんな見知らぬ人との交流があったのかもしれんなあ。
インドア派のオイラには夢のような話だ。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくん、1200度の灼熱地獄の下をかいくぐって5ゾロのジャッジ成功!
しかし熱で魔女ダイスの目が変化するなんてそんなことがありえるのか!?
それは次号の解決編で(予定)。

それにしてもトムくんは、1200度の鉄鍋から身を守るために
キノコ、月夜野、菜摘ちゃん3人まとめて服を脱がすなんて
まじめなキミだから成せる業だなあ。

どうでもいいですが3人ともうまい具合に乳首が見えてませんね。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
たけるが自由研究の宿題でイカ娘の活躍を書き記すっていうから
イカ娘はたけるの視線を気にしつつ、がんばって海の家の仕事をこなしたというのに
たけるの自由研究の題材がアリの観察日記に変更されていたのには笑った。

イカ娘だって、たくさんある触手を活かした仕事ッぷりは
自由研究の題材としては最適だと思うんですがねえ。
手がたくさんあるって便利だなって思うし・・・

▼現代怪奇絵巻:根本尚
ゲーム雑誌の点数レビューなんてアテにしちゃいけません。
世間の評価が低くても自分にとっておもしろければそれでよし!です。

マンガや映画、自動車なんかも世間の評価をアテにしすぎるのは禁物だあね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 52号 53号 08年1号 2+3号 4+5号
2008年1月10日 木曜日


第15回 転校生(売却・処分)
13冊
●行け!稲中卓球部 全13巻 講談社 古谷実

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回
2008年1月9日 水曜日