じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2010年4月分

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今月読んだマンガリスト:4冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2010年18号 週刊少年チャンピオン2010年19号
週刊少年チャンピオン2010年20号 週刊少年チャンピオン2010年21+22号



週刊少年チャンピオン 2010年21+22号
2010年4月22日発売
秋田書店 270円
▼弱虫ペダル:渡辺航
結果は3人同着ゴールか。
御堂筋くんもなんだかんだで最後はちょっと熱くなっちゃってますので
2人の勝負に水を差す結果とはならなかったのが良かった。
ま、いい勝負だったよ。

で、御堂筋くんの下の名前は「翔」ですか。合わんなあ(笑)。

▼任侠姫レイラ:原作/梶研吾・漫画/米井さとし
新連載。前に読みきりだった女子高生が主人公のプロレスマンガが連載化。
主人公のレイラはただ強いだけでなく、
不人気で暗黒の時代に突入したプロレス界に光を照らし、
再び活気を取り戻すことを目指している。

今回のレイラは、人の良さそうな巨漢のプロレスラーを相手にしておりますが
レイラの技も冴えまくりで巨漢レスラーにも嫌味のない
鮮やかなプロレスを見せてくれました。おもしろかったです。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
まー、小鉄ならわずか5分の休み時間で
あれだけのことをやってのけることは可能でしょう。
2階からの顔面着地は尋常じゃないですけど。

▼みつどもえ:桜井のりお
なるほど、電車の幌がある連結部分は
痴漢に間違えられる人が防衛できる数少ない場所だったのか。
・・・ということは電車内の幌近辺は
痴漢に間違えられやすい人が多いということなのか?

いずれにしても冤罪を防ぐための防衛手段なので笑うに笑えない話だな。
電車内では男も女もおとなしくしましょう。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
まだ、剛に妙な未練があるのかよとーちゃん・・・
そもそも普通の服来たらダサく見えるのは剛だからであって
普通の人から見たら特服の方がよっぽどダサいわけで。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
クラークは機械で根こそぎクラゲを回収したのではなく、
クラゲを増やしたのかい!
オチは笑えるけどやってることは最低だな・・・
桜の木にたかるアメリカシロヒトリを増やしているのと
考え方は一緒。

▼シュガーレス:細川雅巳
丸母タイジの存在が、シロ達を単なるケンカキャラから
同じ志を目指す個性あるキャラ達へと変貌させていく。
おもしろいですねー。
どいつもこいつもケンカで一番を取ろうなどという目的で
学校に入ってくる異常者ですがバカは1人もいませんね。

ある意味ホントに勉強も兼ねたケンカ養成所ともいえるかな、
あの学校は。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
いい展開になってまいりました!これでトムくんは脱出確定!
モーリーは何をうろたえているんだ?
こんなの南切りに決まってんだろ。

そして次局、アヴィとの対決で今度こそ「バージン」役を
お見舞いするのだっ!!

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2010年4月26日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2010年20号
2010年4月15日発売
秋田書店 260円
▼バチバチ:佐藤タカヒロ
白水と阿形の負け方がおもしろいなあ。
負けは負けでも、あれじゃあ負けたと思えないよ。
阿形はむしろ自分の圧倒的な強さを
十分に誇示できたんじゃないでしょうか。

もっともあのような負け方でも連続すれば
死亡フラグが立っちゃいますけど。

▼弱虫ペダル:渡辺航
最後のデッドヒートに金城と福富と、そして御堂筋くん・・・
内なる闘志を燃やす2人に、ニヤケ顔の御堂筋くんはやや違和感あるなあ。
果たしてそのニヤケ顔はエセか余裕なのか?
3人のうち誰が勝ってもおもしろい結果になりそうだ。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
剛、今度は両親とも和解して一件落着。随分苦労したな。
家族の理解が得られたことはでかいが、
まだ剛の素性を知らない者がいるかと思うと
これで終わるとは思えない・・・
どうなんでしょ?

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
奈々子先生が「サンキュー」と言っただけで
「産休」と勘違いするオチで終わるのかと思ったら
39歳という新たな勘違いが現れるとは思わなかった。
若い女の先生が「39歳」で「産休」ってのはかなり衝撃的。
若い女性はむやみに「サンキュー」と言わないほうが良いという教訓か。

▼魚屋レジェンド スーパーバイトJ:沼田純
もし大きめの魚が入ってきたら
魚屋さんがそれを使って魚ギターをするのが
かっこいいのかどうかはともかく、
白い息の冷凍庫で達人気分ってのはなんとなく分かる気がする。

冷凍庫・・・っていうか冷凍室って
一般人はなかなか入れる機会がないですからね。
もし冷凍室に入ることができるなら白い息と言わず、
バナナを凍らせて釘を打って達人気分を味わってみたい。

全2話の予定でしたが、たった2話では収まりきらないのか23号にも続きます。

▼ツギハギ生徒会:伊藤正臣
やっぱ校長先生のブルマもローレグなんだろうか・・・

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
この勝負、トムくんに一抜けの可能性が出てきたね。
逆に二重人格のモーリーには死亡フラグ。
彼女がとどめを刺される手役は
やはりバージン(白と中の組み合わせ)ってことになるのかな。

▼ハンザスカイ:佐渡川準
強豪・蓮城高校の1年生、峰岸勝朗くんですが、
これまたアブナイ正義感を振りかざす子が現れたな。
藤木とは気が合いそうな。

▼タイガーリリー:鷹見隼人
第73回新人まんが賞入選作品。
先週に続いて、この作品も高校野球マンガです。
舞台は甲子園ではなく、野球部の練習風景の一場面で、
最強のピッチャー、キャッチャー、バッターが野球部に集う、
みたいなストーリーになっています。

森と筧(かけい)の、顔の区別がつきにくい場面があったり、
3人のこれまでの経緯が今ひとつ掴みにくかったりと難はありますが、
これまでバラバラだった強者3人が同じ高校野球部に集まり、
これから三羽ガラスとなって高校野球界で大暴れしそうな期待感は持てるかな。
派手さはないが作者のまじめさは見て取れます。

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2010年4月15日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2010年19号
2010年4月8日発売
秋田書店 260円
▼侵略!イカ娘:安部真弘
イカ娘アニメ化決定!ってことで2本立て。
2本ともおもしろかったなあ。
強化しすぎた携帯ゲーム機はソフト以上に
ハードそのものがクソゲーなのが笑えた。

▼弱虫ペダル:渡辺航
後方から一気に今泉を追い抜き、トップ2人に迫る化け物御堂筋くんは、
初めからファーストリザルトや山岳リザルトを獲ることは考えていなかった。
そうね。言い換えれば総合トップ以外は興味がないと。
確かに個人プレーではそういう考え方はアリだな。
彼も単なる化け物ではなく、自分なりの持論を持っていた上で
強いプレイヤーであり、これで御堂筋くんのキャラの魅力が増した・・・・・・気がする。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
新しい音楽の先生・大風賀ミサ先生のハーモニカテクニックにしびれる。
こんなのもし生徒全員がやったら教室が血まみれになるだろう。

▼魚屋レジェンド スーパーバイトJ:沼田純
全2話の読みきり。某スーパーの鮮魚コーナーでバイトをしている
ヌマタJくんの働く日常をほんのり綴る。

鮮魚コーナーの裏舞台で働くおじちゃんおばちゃんの実録風景が
邪気がなくお茶目に描かれておりおもしろいです。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
剛、なんとか猛と和解。
猛はまだケンカの強さに執着しているようだけど
それより家族との絆をとったのはいいことだ。
そう、猛もただケンカが強いだけの不良とは全然違うのだから。
ツレを大切にするっていいね。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくんの次なるギャンブル対決は字牌だけを使い、
手の内4枚、和了形が5枚の特殊麻雀・「青蛇(アオジャ)」。
ゲーム自体はおもしろそうだが、
巨大な金魚鉢の中で水没の危険にさらされながら勝負するってのが
非人間の園長らしいルールであるな。

で、初回からアヴィ、モーリー、トムくん3人全員がダブルリーチ。
もしかしたら3人で3種類の字牌をモチモチ状態で
あがれなかったってオチが待っていそうだ。

▼マウンドの上の焔(ほむら)立つ!!:大窪宏明
読みきり。第73回新人まんが賞佳作入賞作品。
高校野球マンガですが、熱血球児とはほど遠い
力が全てというタイプの野球ストーリー。
9回裏1点差で二死満塁というお約束の場面で
乱闘騒ぎを起こした経歴を持つ主人公のピッチャー・朝霧焔(あさぎりほむら)と
それを迎え撃つ打率7割5分の東海堂勇の凄腕の実力をもつ2人の対決が
メインとなっている。

東海堂も焔も非常識でパワフルな野球を見せてくれておもしろいなあ。
埼玉レグルスを思い出させてくれる。野球は格闘技だ!みたいな。
この2人は野球以外ではケンカも強そうだね。

エンディングがおとなしめだったのがちと惜しいか。
次回作期待。

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2010年4月8日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2010年18号
2010年4月1日発売
秋田書店 260円
▼十三階段激筆!必笑4コマ劇場:浜岡賢次
元祖!浦安鉄筋家族の袋とじオール4コマ。
コミックスのコマの1つ1つをつなぎ合わせて
4コマを作ったとのことですが
どこで使われていたのか何1つ覚えていない・・・(汗)

500円を手に入れても高級黒毛和牛の肉は買えず、
ため息をつく仁に哀愁を感じる。
よくできたモンだ。

▼弱虫ペダル:渡辺航
ついに来た~!御堂筋くん。
総北も箱学も熱血してんのに、
彼だけはそんなのとは無縁のニコヤカな表情。
御堂筋くんにとって熱血なんてキモキモキモッ!
彼の登場でまた勝負の行方がどうなるのか
おもしろくなりそうですね。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
剛、結局グリグラに圧勝。
後味悪いかもしれないが、オイラとしては
アホ2人を始末できただけでも気分いいッス。

グリグラはこれで渋谷のトップとか恥ずかしいこと言わないでしょうね。2度と。

▼ハンザスカイ:佐渡川準
半座の一途な思いがようやく藤木の強固な心のカベを突き崩した。
なかなか頑丈で手強かったですね(笑)。
何度藤木に殴られても気力で立ち向かう半座が
藤木に抱かれたら一発で昇天してしまうシーンには笑ってしまった。
男は女に弱いの図。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊

「この先はこれまでのような余興や第三者を巻き込んだ
ペナルティは一切ないッ!!!」


その言葉にウソ偽りはないだろうな園長。
少なくとも女体サービスの余興はもうけっこう。

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2010年4月2日 金曜日