じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2010年2月分

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今月読んだマンガリスト:4冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2010年10号 週刊少年チャンピオン2010年11号 
週刊少年チャンピオン2010年12号 第28回転校生 週刊少年チャンピオン2010年13号



週刊少年チャンピオン 2010年13号
2010年2月25日発売
秋田書店 260円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄の犬ごっごは、小鉄の良い面の1つである
子供らしい遊び心が前面に出ていてとても楽しかったです。
ただ道路がおしっこくさいってのは表現がリアルだな・・・
もしそうであれば、道端に落ちた物を食ってはいけないってのも
頷ける話である。

▼範馬刃牙:板垣恵介
烈海王に言わせればボクシングは不完全な拳法なんだっ!
ってか、バキの世界にかかればどんな格闘武道だってみーんな不完全な拳法だし
拳法そのものだって範馬勇次郎に通用しない不完全なものだぞ。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
くは!剛のとーちゃんもまた苦労が妙にリアリティあって哀愁漂わせてるな・・・
しかしとーちゃん、一応剛が帰ってきた時は、
気持ちよく迎え入れるつもりはあるのね。
なんだかんだでいい父親だな。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
うーん、周王銘とトムくんが見せ場を作ったところで今度はジャスミンに変化か。
どうやらジャスミンに別の人格が潜んでいるかのようなヒキだったけど、
ガトー姉妹のように強度な思いこみによるものなのだろうか。
トムくんもそうだったけど、ジャスミンも窮地に立たされると
思いも寄らぬ力を発揮するタイプだなきっと。

▼お兄ちゃんは銀河刑事:中村哲
短期集中新連載。
妹さんが学校の教室で読み上げている作文が
そのままこのマンガの説明になっているのがなんとも(汗)。

暴走族の総長・相羽猛(あいばたける)が主人公で、
猛が事故で死にそうになって妹が必死になって神様にお祈りしたところ、
どういうワケか宇宙人がやってきて猛を助けてあげる代わりに
宇宙の平和を守る銀河刑事になれと言われて以降、
宇宙人が犯罪を見かけると猛の体が反応して
どんな時でも銀河刑事に変身させられてしまうという
とっても強引かつ非常識な物語となっております。

この時点でお兄ちゃん(猛)が今後、
なんだかんだで活躍しそうなのは分かりますが、
逆に妹さんが画、性格共にイタすぎます。
特にもみあげの髪が口にまで跳ね上がってるあの髪型は
何か意識してるんですかねえ・・・
加えて最初に挙げたストーリーの説明を兼ねた作文発表。
あまりに痛すぎる彼女の存在意義。
オイラにはどうしても妹が疫病神のたぐいにしか見えません。
何とかしてあげて下さい。

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2010年2月26日 金曜日


第28回 転校生(売却・処分)
39冊
●まじかるタルるートくん 全21巻 集英社 江川達也
●虹色ラーメン 全18巻 秋田書店 馬場民雄

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2010年2月23日 火曜日


週刊少年チャンピオン 2010年12号
2010年2月18日発売
秋田書店 260円
▼バチバチ 番外編:佐藤タカヒロ
川さんの周りにネコやハト、さらには拝む人まで現れ、
とどめに花まで描かれりゃ誰だって救世主に見える・・・・・・
とは限らないか。

まあオイラには川口はお笑い芸人にしか見えんかったけどね。
実際笑ったし。
あれを巣鴨のご年配の方々は拝むんだなあ・・・

▼はみどる!:まりお金田
新連載。アイドル界からはみ出たポンコツアイドル、略して「はみどる」の
女の子3人によるグループ・まっしゅ・るーむが
遊園地のお子様向けステージでドジやらかして内輪げんかを繰り広げています。

初回を見る限りでは女の子達3人がどうも頭が悪そうなので、
この娘達のドジぶりを堪能するタイプのマンガなんでしょうね。
そしてコイツらの巻き添えを食らう被害者はいつでも冴えない男性達なのである。
ストーリー性を無視してテキトーに楽しむのがちょうど良さそう。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
グリとグラ率いるご一行様はバイト仲間からみたら「分身の術の人」扱い。
こんなアホな印象づけられてやっぱりつくづくおバカさんな連中だなーと強く思うんだけど、
こんなヤツらが難破一家和解のきっかけになるんかいな?え?

▼侵略!イカ娘:安部真弘
結局、1億円は千鶴の懐に・・・
本当に宝くじが当たっていたにしろ地味なエンディングだな。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
エンジェル達が助かる方法がアレとは・・・
ホントにくだらない余興を思いつくな学園長は。

そしてトムくんの大三元チャンスですが、
多分、大三元どころか小三元も成就しないでしょうな。



バチバチ&弱虫ペダルがここ最近おもしろいです。
バチバチは石川にやられた鯉太郎がすかさず
「足スベった」で先週からのヒキをリセットしているところがすばらしい。
あの一言が深刻ムードから一転して2人の熱いシーンに変わったよ。

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2010年2月19日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2010年11号
2010年2月10日発売
秋田書店 260円
▼弱虫ペダル オタク坂道編:渡辺航
坂道がオタクライマーへと変貌を遂げさせた功労者は
我が母でしたっと。ありがたいね。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
おートムくん、キー牌であるオバマ牌を
5枚目の7ピンと見立ててアガリをものにしましたか。
オバマ牌に加え、リンシャンカイホウという
半ば偶然役でアガッたところがミソだな。
トムくんが今回のマージャンルールを誰よりもいち早くものにしてます。

・・・だけど、トムくんのあの手はリンシャンカイホウのみの
700・400だよね?アヴィから直取りできるにしても
1300点だけなので、やっぱここはカンドラがドカンと乗るべきだよね。
そう、5つくらい・・・

ちなみに毒草使いの真世もなんだかんだで
トムくんに惚れちゃってるんだな~。
スケバンの恰好がよくお似合いだ。

▼シュガーレス:細川雅巳
今週もキチガイじみたバトルが続いてるねえ。
向井くんは丸母タイジの助けがなかったとしても
ヒラオリの企み程度軽く読んでかわしていたかもね。
ヒラオリにはない心の余裕を感じる。

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2010年2月11日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2010年10号
2010年2月4日発売
秋田書店 260円
そういえば去年の7月に立原あゆみ氏のマンガが
冬に載るとか書いてあったけど、まだだよね。
いや、別に載らなくていいんだけど(汗)。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄は普段から歳なんて関係なく誰とでも楽しく遊ぶので
いろんな学年の子からバレンタインチョコをもらい放題。
意外なところで小鉄の性格の良さ、やさしさが窺えた。
これにはのり子も小鉄にかなわない一面だろう。
元気さだけは小鉄に匹敵するけど。

▼範馬刃牙:板垣恵介
勇次郎の目には、小さなガン細胞や虫歯まで
いろんな人々の弱点・急所が情報として自然に飛び込んでくる・・・って
これまた死神のような能力を持ってるなあ。
人間よりも獣に必要な天性の能力だな。
勇次郎は自分が生まれるべき生物(せいぶつ)を間違えてはいないだろうか。

▼透明人間の作り方:増田英二
短期集中連載。見た感じ、島で退屈な学生生活を送っている男子学生の
ケータイメールに、透明人間になりませんか?というナゾのメールが。

で、この後、透明人間と名乗る不気味な女の人に取り憑かれて
皆の記憶からお前の存在を消すぞみたいな流れになっていくのだろうけど、
それだけにとどまらず、何をされても世界中の人間から気に止められなくなったら
姿があっても透明人間と同等になれるでしょう。
どっかのネコ型ロボットの石ころぼうしみたいだね。
まあ透明人間を違う視点では捉えてるよね。

▼シュガーレス:細川雅巳
荒巻シャケのケンカ持論や、丸母タイジのコペルニクス的発想だとかの
言い回しを聞いていると、我々一般人には到底理解しがたい
キチガイ達だけが理解できる電波を発しているんだなと思った次第。
こいつら病んでいる・・・正真正銘ロクな大人にならないと思う。

まあ、マンガ自体はこいつらのキチガイ的な言動が心地よく、
おもしろいですけどね。
しかし、岳だけは魅力ねーなあ・・・ってかこれまで登場したキャラの中では
一番まともじゃねーか。足洗うなら今だぞ青少年。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
周王銘がトムくんの鳴き牌の四萬を一萬とすり替えて
タンヤオを消してチョンボを誘おうとするダーティプレイを見せつけ、
やられ放題のトムくん。おまけにオープンリーチでアヴィにも追いつめられて
ギブアップもできなくなりもう絶体絶命。
トムくんもダーティプレイを仕掛けるかオバマ牌を引くかしないと
逆転どころか命も危ない。
しかしダーティプレイはトムくんの信条が許さないだろうから
やっぱこの麻雀のキーであるオバマ牌か。
あるいは因縁の関係を持つ周王銘とジャスミンが潰れ合うかしないと
今のままでは厳しいね。

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2010年2月5日 金曜日