百年の孤独 2
一倉は足早に病院の廊下を歩き、正面玄関で待機していた公用車に乗り込んだ。
「新宿の天真楼病院へ行ってくれ」
運転手は軽く頷くと、静かに車を発進させた。東京逓信病院の脇を抜け、新見附から外堀通りへと曲がったところで、一倉は胸ポケットに納めた写真を今一度取り出し、眺めた。
そこに写っている男は若林仁といって、裏の世界では名の知られた臓器ブローカーだった。一見善良そうな外見からはとても想像することのできぬ職業を持つ、この男の足取りを何故一倉が追っているのかということについては、少々説明が必要であろう。
六週間の会期に渡って開催された今年度の国際人権委員会の席上で、とある国のジャーナリストが貧困に喘ぐ発展途上国を主にまわって人間の臓器を売買して甘い汁を吸っている闇の稼ぎ手達を告発したことから、深い黒霧の中で秘密裡に行われている取引について、大きな注目が集まることとなったのが、そのもそもの発端だった。
人の臓器の売買は、俗に第三世界と称される幾つかの国々に於いて低所得者層が金銭を稼ぐのに一番手っ取り早い方法である。例えば、腎臓病の患者で近親に腎臓提供者がいない場合、買い値(金額の上限だけは定められているらしい)を明記し、新聞に「求腎」広告を出すことが許されている国もあるくらいなのだ。
だが、逼迫している個人のレベルではなく、ある一定の需要を見越して全世界の裕福な顧客との契約の為だけに、組織的な臓器狩りをしているという実態は、やはり大きな衝撃と波紋を投げかけた。
公然の秘密というには既に大きすぎるこの案件が、いったん表舞台で破裂すれば人権擁護団体が黙っている筈がなく、かのジャーナリストに名指しで糾弾された何ヶ国かの各首脳は事実の究明を迫られる羽目になった。
赤貧を洗うような生活に耐えつつ、日々の糧の為に己の臓器を切り売りする現地の人々の存在が国際的な臓器売買組織の格好の餌食になっていることを知りながら、それによってもたらされる外貨欲しさに見て見ぬふりを続けてきた第三世界の首脳陣も、アムネスティを始めとする多くの知識人や団体・グループからの厳しい追及を前に何某かの対応を決意せねばならなくなっていた。それがブツを購入していると目される先進各国に向けての国際間臓器売買の実体に関する調査依頼というかたちを取ったのは、至極当然の成り行きと言えよう。
そして、各国外務省を通じての迅速な情報交換の結果、ブローカーの一人としてこの男の存在が明るみにされ、国家公安委員会から正式に警察庁へと調査依頼が下りてきたのだった。
一倉の所属する警備局外事課はあまたある警察機構の中でも極めて特殊な部署だった。
警備企画課、公安第一〜第三各課、警備課及び外事課(別名警備二課)の合計六部署から成る警備局への在籍は、出世への近道であり、仮にも国家公務員採用なら一度はここを経験しなければ、真のキャリアとして評価されることは無いとまで囁かれるセクションだった。一般的に、警備局に配属されるという事実が特別なエリートを意味するのは、巷でも知られていることである。だが、その実態には、かなり闇に紛れた部分があることは公にはされていない。
別名『警備公安警察』と言われる非合法を主体とした捜査(?)を強いられるこの部署がキャリア組の出世登用門として使用されていることに、現在籍を置いている一倉ですらいささか不穏な感じを受けるのは、まだ己の中に残っている僅かばかりの正義感がそう思わせているのかもしれない。だが実のところ、頭脳明晰且つ冷酷無比でなければここでの仕事は勤まらず、諜報活動と寸分違わぬ、すべてに於いて職務遂行を第一と考える厳しい状況に耐えうる鋼のような精神力と強いエリート意識の洗礼を受けてこそ、甘さ辛さを舐め尽くした『警察官僚』の誕生に繋がる事実を一応、頭では理解し納得してはいた。
一倉は一年半前にここで課長を勤めた同期の室井慎次のことを思い浮かべた。あの、正直の上に馬鹿がつくような生真面目すぎる男を警備課のそれも警備管理担当として配属した、時の上層部の判断は間違っていなかったとつくづく思う。なぜなら警備管理担当課長は文字通り要人や来賓、国際的に催される各種イベントなどに対する警備に追われるだけであり、警備局の95%が抱え持つ闇の仕事に関わらない唯一のセクションだからだ。
尤も室井にしたところで聞き分けの無い子供ではないだろうから、仮にそれ以外の部署を担当したとしても、きちんと職務はまっとうしたことだろう。だが、穢れの無い清冽な魂が汚い手法を常とする闇商売に戸惑い、血を吐くような苦しみをもって職務と対峙するに違いないことが判りきっていただけに、経験しないで済むのならそれにこしたことは無いと、一倉は思ったのだった。
物事に対して極めて合理的な考え方をする一倉は、目的の為なら違法行為もいとわぬ、時には国家としての威信をかけた各種調査を手掛けることには特に思うところも無かった。しかし、ならば何の躊躇いもないかといえば、人並みに一抹の罪悪感を抱くこともあり、それらが時々心の奥底で気まぐれに白く激しい光を発して煌き、己の内面を傷つき抉ることがあるのも自覚していた。
だが、その度に一々動じているようでは、官僚失格である。こういった感情をも己の中で上手く飼い慣らしていくことが、魑魅魍魎の跋扈する巨大な警察機構の頂点を将来手中に治める種類の人間となる為に必要な試練であると言えなくもないのだから。
第一、与えられた職務はただの『仕事』でしかなく、それをやり遂げる為の手段が、公に出来ないものが大半であることを除けば何ら後ろめたく感じることは無いのである。そして職務の完全な遂行は、そのまま自分の点数に繋がり、上への距離を確実に縮めることになる。一度吸い込んでしまった濁った水を今更吐き出したところで、代わりに飲用できる清潔な液体はもはや自分の身体には馴染まないことを一倉は誰よりもよく知っていた。
だからこそ、恐らく己と正反対の生き方をしていくであろう室井の静謐さは、一倉にとってどこまでも眩しく、その傍らに自分が立つことは永久に無いと判るからこそ、募る気持ちが心を締め上げた。
―――本当に・・・オレとオマエは、随分と、遠く離れてしまったな・・・
頭の中にチラと浮かんだ、同期の端正な横顔に向かい、一倉は心の中だけで苦笑してみせた。
車は外苑東通りを突っ切り、神宮の周りを大きく取り巻く側道に進入しつつあった。一倉は軽く頭を振ると、目前の職務に神経を集中させることにした。
若林は一応日本国籍を持ってはいるが、実際には幾つかの偽造パスポートを所有し、主に南米を中心とした数ヶ国をまわって臓器を買いつけ、先進各国との取引きをしていた強者だった。とはいっても、臓器売買は個人で出来るような商売ではなく、彼も何ヵ所かの組織と契約を結んでるらしいことが、外務省国際情報局からの極秘資料にそれとなく仄めかされてはいたが。
科学の進んだ今日では『臓器移植』という言葉自体には抵抗が無くなってきているものの、倫理的な観点から見ると様々な課題が山積みであり、諸条件が整って問題なく施術されるのは、まだまだ希である。何よりも臓器を何処から入手するのかということについては一番頭を痛めるところで、生前のドナー登録証にしても一つ不完全な記入箇所があったばかりに、完全無欠な臓器を目前にしながら泣く泣く摘出できぬまま終わってしまうことも少なくないのが現状だった。
人工のもので代用できるならともかく、替えの利かない器官であるからこそ、新鮮なドナーが必要となる。それを得ることによって生き延びられる患者の数が増えるのなら、医者として法が定めるところの倫理を少し捻じ曲げてでなんとかしてやりたいと思う者が出てくるのは、いたしかたのないことかもしれなかった。そして、日本の法律に照らして容易く臓器を入手出来ない現状に絶望した家族が、病人を助けたい一心で、闇の組織に縋りつくのもあながち責められるものではなく、その結果医者(もしくは病院)へ更にそこから臓器を提供したブローカーと組織へと、途方も無い金が流れていくのは、医療に明るくない人間にも簡単に見当がつくことだった。
また、国際間にまたがる組織的な臓器売買については、双方の了解に於いて売買行為を合法的に認めている国がある限り、直接それを犯罪として立証するのは難しく、下手をすれば内政干渉ということになりかねないのが世界的な悩みの種でもある。
国際世論の矢面に立たされぬようにと調査要請を受けた先進国同士で調整を計った結果、内閣情報調査室は、先月末に入国が確認されている若林の足取りを掴み、可能であればその背後にある組織の存在を洗い出すようにと、外事課へ情報収集を命じたのだった。その結果、一倉は外事調査官という役職上、調査1係と2係を束ね、統括することとなったのである。
実際に調査を始めて既に十日間が経過していた。若林がここ数年、問題の国々と日本の間を何度も往復していることは比較的簡単に洗い出せたものの、当人の足取りは杳として掴めないままだった。しかし1係全員があらゆる手段を講じ、昼夜を問わぬ情報収集を続けた結果、この男が国内でも大手といわれる数箇所の病院に取引きを持ち掛けていた事実が、つい先日、判明したのだった。
そして、若林が所有していたらしい取引先候補リストのコピーを手中に納め、その中に天真楼病院の名前があることを確認したのがつい四日前であり、一倉が司馬と平賀に路上で遭遇したのはその二日後のことだった。一倉は、自分が助け入院させた、あの司馬という男のことを考えた。
斯様な背後関係があったからこそ、リストにあった病院の外科に勤務している人間については、かなり細かい情報まで入手してあった。何故なら臓器を売買する直接の窓口として、外科ほど相応しいセクションは無いからである。多額の報酬欲しさに経営陣が動くということもあるだろうが、実際にドナーを扱うのは手術をする外科医なのだから、もし関わっていたのなら臓器売買の事実を幾許か知っているに違いないというのが、一般的な見解だった。
そして1係が調べ上げた情報によれば、つい最近、天真楼病院では医療機器購入を巡って某製薬会社から数回にわたってリベートを受け取っていた医者がおり、それらに絡む内部トラブルがあったことが明らかになっていた。尤も、それ自体はさほど驚くことでもなく、備品購入に際して特定の会社から裏金を受け取ったりすることがあるのは、一倉のような人間には容易に想像できる事柄だったのだが。病院と製薬会社との癒着の実態はともかくとして、その背後に若林の影が無かったかどうかということが、今、一倉率いる外事調査係の最大の関心事だった。
そういう訳で、一倉が司馬と平賀に遭遇したのは、たまたま出先から警察庁に戻る途中、その近所を通ることになった天真楼病院を何気なく確認してみようと思い立ち、足を向けた挙句のことだったのである。どう見ても事故ではない状況に慌てて、一警察官としての職務を優先させたものの、路上の二人が共に元・天真楼病院の職員でしかも外科医であったというのは、何か不思議な縁(えにし)のような気がしたのも、事実だった。
思わぬカタチで関係者かもしれない二人と関わり合うことになった一倉は、今日こそ、職務遂行の為に天真楼病院へと向かっていた。
正面玄関で車を降りると、そのままロビーを突っ切り、受付で外科部長へのアポイントを確認してもらう。四十代半ばと見られる飄々とした風情の中川外科部長に写真を見せ、今後、若林の顔を見かけたら即座に通報願いたい旨、協力を要請した。
尤も、一倉が中川の元を訪れたのは、全く違う理由からだった。
仮に臓器ブローカーが病院の周りをうろついていた跡があったとして、関わっているかもしれない医者からすんなり情報提供してもらえると期待するほど、外事課に属する者は物事を楽観的に考えている訳ではない。まず、証拠を押さえる為の非合法な手筈を事前に整備したのち、初めて調査員を派遣する。警察がわざわざ足を運び、嗅ぎ回っている事実を匂わせて、焦りや狼狽を誘発し尻尾を出させようとするのが、セオリーともいえるやり方なのである。
だが、その任務の他に一倉には気になる事があり、それを確かめるために直接自分が出向いてきたのだった。
一倉の興味は司馬に対して向けられていた。
部下の調書によれば、この病院では短期間で三人の外科医を失っていることになる。石川は病死、平賀が懲戒免職、そして司馬の辞職―――書類の上からでは一体、これらが何を意味するのか、一倉の豊富な捜査経験をもってしても全く見当がつかなかった。それで、若林の写真を見せるついでに、この天真楼病院の外科の内部事情に探りを入れてみる気になったのである。
当たり障りのない世間話を前振りにして、一倉は司馬の名前を直接は出さず、中川を徐々に絡め取っていった。
「石川君というのはですねぇ、カンザス大の付属病院から来てもらったんですけどね―――ええ、優秀な先生でしたよ。ただ、スキルスがね、もう手後れでしてね・・・あ、手術は司馬君がしたんですけどね」
最初に司馬の名前を口の端にのせたのは、中川の方だった。
「司馬・・・さんが、ですか? こちらを辞めたという・・・?」
「ええ、そう―――彼はね、ボクの大学時代の教え子でね。オペの技術だけは超一流ですからねぇ・・・実のところ、手放すの、惜しかったんですけどね」
「技術だけ―――というのは?」
「ああ―――ちょっとね。人付き合い、苦手でしたから。司馬君」
石川や平賀の名前を前面に出した質問を繰り返しながら、一倉はやすやすと中川から司馬の人物像を引き出していった。さすがに司馬と平賀との間で行われた金銭授受に関する疑惑に中川が言及することは無く、既に調査済のその部分に関して一倉が極力触れないようにしたことが、かえって目の前の外科部長を安心させることとなり、口を滑らかにしたのだった。善意により貴重な情報を惜しげなく提供してくれた中川に礼を言って、病院内の応接室を後にした一倉は、一人満足げな笑みを浮かべた。天真楼病院から出てきた一倉は、ひとまず警察庁に戻ることにした。
後部座席に深々と腰を落ち着け、先程の中川外科部長との接見で知り得た未知のデータを頭の中だけで整理する。総じて司馬の評判が良くない―――というよりも、はっきり言って『悪い』のだが―――というのは、1係の報告書にも挙がっていたことだったので、中川の司馬に対するやや好意的な評価は、一倉にしてみれば少しく予想外だった。
亡くなった石川と司馬との間に激しい反目があったことについて、病院内で知らない者はおらず、職員どころか当時の入院患者の誰もがそれを記憶しており、認めていた。そして、話を聞いた人々のほぼ全員が石川の肩を持ち、司馬に対しては厳しい批判をもってその証言を締めくくっていた。尤も、死者を鞭打つようなことは避けたいと思うのが一般的な心理であることから、その辺りは少し割り引いて考えねばならないのかもしれないと思った一倉の深読みは全くの外れで、石川の死を知らない、もしくは知らされていない関係者に聞いてもその評価が揺らぐことはなかった。
だが、敵対していた石川のオペを執刀し、手術自体は成功させたにもかかわらず肺梗塞であえなくこの世を去った彼の息を吹き返させようと必死に手を尽くした司馬の話は、今日初めて一倉の耳に入ってきたことだった。「ボクの教え子でね」と言った時の中川の瞳が、僅かに誇らしそうな色を見せたのを一倉の鋭い眼差しはしっかりと捉えていた。
―――人物評は何処で聞いてもほぼ同じなんだが、本当にそれだけのことなのか・・・?
一昨日、司馬が自分に対して見せた、人の心を吸い込むような底の無い闇の如き眼の意味を一倉は考えた。
何の感情も無く、ただ存在するだけのガラス玉みたいに一倉の姿を映しだしていた瞳は、他人が己の領域に侵入してくるのを許すまいとする頑なな心情を確かに匂わせたが、悪意や邪心といった凶凶しいものとは無縁だった。寧ろ、人との関わり合いを自ら拒絶してしまった不器用で孤独な青年が、精一杯張る虚勢がそこから滲み出ていて、下手に手を触れたら鋭い刃で切り返されるのは必至であるかのような印象を一倉に与えていた。
そして―――この、どこをひっくり返しても悪評サクサクでありながら、超一流の技術を持つ若い天才外科医は一倉の興味を惹くのに充分な理由をもう一つ持っていた。
一倉の知っている、とある人物に、司馬はとてもよく似ていたのである。
尤も瓜二つなのは容姿だけであって、司馬の為人(ひととなり)が本当に噂通りなら、人間的には似ても似つかないということになるのだが。
僅か数回、顔を合わせただけの間柄にも拘わらず、一倉にとって忘れ難く強烈な印象を植え付けたその男の名は青島俊作といって、警視庁湾岸署刑事課強行犯係に所属する巡査部長だった。
およそ、司馬とは正反対の、明るく正義感の強いこの所轄の刑事は、以前、あまりにも無鉄砲なやり方で当時警視庁の薬対管理官だった自分に盾付き、しかし最後には帳尻を合わせて被疑者を連行してきたのだった。後に同期の室井が、その純粋さと生真面目さ故にどんどんと所轄寄りへ彼の『理想』を傾けていくのを苦い想いで見てきた一倉は、己が掌中の珠のように思っている室井の後ろに青島の影を感じるようになって初めて、自分の感情の在り処を認識させられていた。
そんな経緯もあって、一昨日、自分の視界に突然飛び込んできたあの司馬という男は、今の一倉には無視し難い存在となってしまっていた。外見だけは青島を彷彿とさせるものの、中身といい、本人に纏わる複雑な事情といい、一倉は司馬に対して湧き上がる好奇心を抑えられなくなりつつあった。
恩師の中川や生涯のライヴァル石川といった書類上の報告も、少し前に直接自分が掴んだ手応えも、充分に頷けるものだが、他にも何かあったに違いない―――それは、一倉の殆ど直感だった。そして、何よりも司馬そのものが、一番大きな謎として一倉の前に立ち塞がった。
(大体、こんな面白そうな奴に興味を持つなって方が、無理だぞ・・・?)
車が外堀通りから桜田通りへと曲がり込んだことを見慣れた窓外の風景で確認した一倉は、アタッシュケースに書類をしまうと降りる準備を始めた。
(若林と完全に無関係だと判るまで、どの医者についても調べる義務はあるからな。一応、大義名分は立つ訳だ―――)
それが、ただの職権乱用に過ぎないことに、今の一倉はまだ気がついていなかった。To Be Continued・・・・・
(1999/6/11)
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−第2話に対する言い訳−
まず、冒頭3行目『東京逓信病院の脇を抜け、新見附から外堀通りへと曲がった…』の部分は、実際には反対方向にしか曲がれません(左折のみ可)。他のルートを考えるのが面倒なので、嘘こきました。ペーパードライバーなのがバレバレですね。
それと臓器売買についてですが。
「求腎」広告が許されている国があるのは事実ですが、『臓器売買組織』は全くの私の想像です。こんなもん、あったらタマランと思っていますが…話の都合上、勝手に作りました。
あと、『警備公安警察』というのは本当にあるらしいですが、中身はゼ〜ンブ、私の妄想です!! 噂では諜報機関のようなことをしているらしい…というのを聞いて、思いっきり、想像を膨らませましたので、ご理解のほどを。
今回は、司馬が全然出てきませんでした。出そうと、努力したんですよお…何回も書き直したんだけど、これ以上長くすると、話の切れ目が…でも、ここで色々説明しとかないと、後にしわ寄せが来るし…ということで、ごめんなさい〜〜〜〜〜!!! この回は、とにかく許して下さい(号泣)