com.nttdocomo.ui
クラス Dialog

Object
  |
  +--com.nttdocomo.ui.Frame
        |
        +--com.nttdocomo.ui.Dialog

public final class Dialog
extends Frame

ダイアログを定義します。 ダイアログクラスは、 低レベル API/高レベル API において、ユーザに対してメッセージを提示して 確認を求める機能を実現します。

ダイアログはボタンを持っています。表示されるボタンは、ダイアログタイプに依存します。

ダイアログタイプ ボタン
DIALOG_ERROR BUTTON_OK
DIALOG_WARNING BUTTON_OK
DIALOG_INFO BUTTON_OK
DIALOG_YESNO BUTTON_YES, BUTTON_NO
DIALOG_YESNOCANCELBUTTON_YES, BUTTON_NO, BUTTON_CANCEL


[DoJa-1.0]
ダイアログが表示されている間に、タイマのイベントなどにより、そのダイアログの背後になっている キャンバスまたはパネルを切り替えようとした場合の振舞は機種依存です。典型的な実装では、 その場合のキャンパスまたはパネルの切り替えは行われません。
[DoJa-2.0]
ダイアログが表示されている間に別スレッドからその背後のキャンバスまたは パネルを切り替えようとした場合は、ダイアログが閉じた後にそのキャンバスまたは パネルに切り替わります。

[DoJa-2.0]
ダイアログを Display.setCurrent メソッドの引数に指定した場合は例外が発生します。

関連項目:
Canvas, Panel

フィールドの概要
static int BUTTON_CANCEL
          キャンセルボタンを表します(=0x0002)。
static int BUTTON_NO
          NOボタンを表します(=0x0008)。
static int BUTTON_OK
          OKボタンを表します(=0x0001)。
static int BUTTON_YES
          YESボタンを表します(=0x0004)。
static int DIALOG_ERROR
          ダイアログの種類で、エラーダイアログを表します(=2)。
static int DIALOG_INFO
          ダイアログの種類で、情報ダイアログを表します(=0)。
static int DIALOG_WARNING
          ダイアログの種類で、警告ダイアログを表します(=1)。
static int DIALOG_YESNO
          ダイアログの種類で、YES, NO の二つのボタンを持つダイアログを表します(=3)。
static int DIALOG_YESNOCANCEL
          ダイアログの種類で、YES, NO, キャンセルの三つのボタンを持つダイアログを表します(=4)。
 
クラス com.nttdocomo.ui.Frame から継承したフィールド
SOFT_KEY_1, SOFT_KEY_2
 
コンストラクタの概要
Dialog(int type, String title)
          ダイアログの種類とダイアログのタイトル文字列を指定して ダイアログを生成します。
 
メソッドの概要
 void setBackground(int c)
          背景色を設定します。
 void setFont(Font f)
           このダイアログの文字列描画に使用するフォントを設定します。
 void setSoftLabel(int key, String label)
          ソフトキーのラベル文字列を設定します。
 void setText(String msg)
          表示するメッセージ文字列を設定します。
 int show()
          ダイアログをスクリーンに表示します。
 
クラス com.nttdocomo.ui.Frame から継承したメソッド
getHeight, getWidth
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

DIALOG_INFO

public static final int DIALOG_INFO
ダイアログの種類で、情報ダイアログを表します(=0)。 OKボタンを持ちます。

関連項目:
定数フィールド値

DIALOG_WARNING

public static final int DIALOG_WARNING
ダイアログの種類で、警告ダイアログを表します(=1)。 OKボタンを持ちます。

関連項目:
定数フィールド値

DIALOG_ERROR

public static final int DIALOG_ERROR
ダイアログの種類で、エラーダイアログを表します(=2)。 OKボタンを持ちます。

関連項目:
定数フィールド値

DIALOG_YESNO

public static final int DIALOG_YESNO
ダイアログの種類で、YES, NO の二つのボタンを持つダイアログを表します(=3)。

関連項目:
定数フィールド値

DIALOG_YESNOCANCEL

public static final int DIALOG_YESNOCANCEL
ダイアログの種類で、YES, NO, キャンセルの三つのボタンを持つダイアログを表します(=4)。

関連項目:
定数フィールド値

BUTTON_OK

public static final int BUTTON_OK
OKボタンを表します(=0x0001)。

関連項目:
定数フィールド値

BUTTON_CANCEL

public static final int BUTTON_CANCEL
キャンセルボタンを表します(=0x0002)。

関連項目:
定数フィールド値

BUTTON_YES

public static final int BUTTON_YES
YESボタンを表します(=0x0004)。

関連項目:
定数フィールド値

BUTTON_NO

public static final int BUTTON_NO
NOボタンを表します(=0x0008)。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

Dialog

public Dialog(int type,
              String title)
ダイアログの種類とダイアログのタイトル文字列を指定して ダイアログを生成します。

パラメータ:
type - ダイアログの種類を指定します。
title - ダイアログのタイトル文字列を指定します。nullが指定された場合は、空文字列("")が設定されます。
例外:
IllegalArgumentException - 引数 type に不正な値が指定された場合に発生します。
メソッドの詳細

setBackground

public void setBackground(int c)
背景色を設定します。 このメソッドが呼ばれると直ちに背景色が変更されます。 デフォルトでは、機種依存の色が設定されています。

オーバーライド:
クラス Frame 内の setBackground
パラメータ:
c - 背景色を表す整数値を指定します。
例外:
IllegalArgumentException - 引数 c に不正な値が指定された場合に発生します。
関連項目:
Graphics.clearRect(int, int, int, int)

setText

public void setText(String msg)
表示するメッセージ文字列を設定します。 デフォルトでは空文字列("")が設定されます。 メッセージ文字列が長く、ダイアログに表示しきれない場合の振舞は、 機種依存です。

[DoJa-3.0]
引数 msg に null が指定された場合は空文字列("")が設定されます。

パラメータ:
msg - メッセージ文字列を指定します。

show

public int show()
ダイアログをスクリーンに表示します。

[DoJa-3.0]
UIExceptionがスローされることがありますが、 メソッド宣言中からは削除されています(throws節がありません)。

戻り値:
押されたボタンを返します。
例外:
UIException - ダイアログが表示されている状態で ダイアログを表示しようとした場合に発生します(BUSY_RESOURCE)。

setSoftLabel

public void setSoftLabel(int key,
                         String label)
ソフトキーのラベル文字列を設定します。 ダイアログクラスでは、ソフトキーのラベル文字列の変更はできないので このクラスでは、オーバライドにより機能を止めています。したがって、このメソッドを 呼び出してもなにもしません。

オーバーライド:
クラス Frame 内の setSoftLabel
パラメータ:
key - ラベル文字列を設定するソフトキーの番号を指定します。
label - ラベル文字列を指定します。

setFont

public void setFont(Font f)
このダイアログの文字列描画に使用するフォントを設定します。 タイトル文字列およびボタンの文字列には影響しません。 デフォルトでは、ダイアログが生成されたときの Font クラスの getDefaultFont メソッドが返すフォントが設定されています。

パラメータ:
f - 描画に使用するフォントを指定します。
例外:
NullPointerException - 引数 f に null が指定された場合に発生します。
導入されたバージョン:
DoJa-3.0
関連項目:
Font.getDefaultFont()


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