com.nttdocomo.ui
クラス Panel

Object
  |
  +--com.nttdocomo.ui.Frame
        |
        +--com.nttdocomo.ui.Panel

public class Panel
extends Frame

高レベルAPIのための表示面を定義します。 パネル クラスは高レベル API で使用するフレームクラスで、 コンポーネントを張り付けるための親オブジェクトとなります。
[DoJa-1.0]
パネルがスクロールするかどうかは、機種依存です。
[DoJa-2.0]
コンポーネントが一画面に収まらない場合は、ユーザのキー操作にともなってスクロールします。

パネルには、setTitleメソッドを呼び出すことにより、タイトルを表示させることができます。 タイトルは、パネルの上端に表示されます。また、 タイトルは、それ以外の部分と明確に区別する表示になります(反転表示や下線がつくなど)。 パネルがタイトルをもつとき、パネルがスクロールするときでも、タイトル部分はスクロールしません。

 ------+------------------+-----
   |   |  Title           | Title Area
   |   +------------------+-----
 panel |                  |   | 
   |   |                  |   |
   |   |                  |scrollable Area
   |   |                  |   |
   |   |                  |   |
   |   |                  |   |
 ------+------------------+-----


[DoJa-1.0]
機種依存でパネルがスクロールすると定義している場合でも、 setLayoutManager のパラメータとして null が指定されたときに パネルのスクロール機能を無効にしてもかまいません。 無効にするかどうかは機種依存です。
[DoJa-2.0]
setLayoutManager のパラメータとして null が指定されたときも、 コンポーネントが一画面に収まらない場合は、ユーザのキー操作にともなってスクロールします。

関連項目:
Canvas, Dialog, FocusManager, LayoutManager, ComponentListener, SoftKeyListener, KeyListener, EventListener

フィールドの概要
 
クラス com.nttdocomo.ui.Frame から継承したフィールド
SOFT_KEY_1, SOFT_KEY_2
 
コンストラクタの概要
Panel()
          空のパネルを生成します。
 
メソッドの概要
 void add(Component c)
          パネルにコンポーネントを追加します。
 FocusManager getFocusManager()
          パネル上のコンポーネント間のフォーカス移動を制御する フォーカス管理オブジェクトを取得します。
 void setBackground(int c)
          背景色を設定します。
 void setComponentListener(ComponentListener listener)
          コンポーネントリスナを登録します。
 void setFocusManager(FocusManager fm)
          パネル上のコンポーネント間のフォーカス移動を制御する フォーカス管理オブジェクトを設定します。
 void setKeyListener(KeyListener listener)
          キーリスナを登録します。
 void setLayoutManager(LayoutManager lm)
          パネル上のコンポーネントの配置を制御する レイアウト管理オブジェクトを設定します。
 void setSoftKeyListener(SoftKeyListener listener)
          ソフトキーリスナを登録します。
 void setTitle(String title)
          フレームのタイトル文字列を設定します。
 
クラス com.nttdocomo.ui.Frame から継承したメソッド
getHeight, getWidth, setSoftLabel
 
クラス Object から継承したメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Panel

public Panel()
空のパネルを生成します。

メソッドの詳細

setBackground

public void setBackground(int c)
背景色を設定します。 このメソッドが呼ばれると直ちに背景色が変更されます。 デフォルトでは、機種依存の色が設定されています。

オーバーライド:
クラス Frame 内の setBackground
パラメータ:
c - 背景色を表す整数値を指定します。
例外:
IllegalArgumentException - 引数 c に不正な値が指定された場合に発生します。
関連項目:
Graphics.clearRect(int, int, int, int)

setTitle

public void setTitle(String title)
フレームのタイトル文字列を設定します。
[DoJa-1.0]
デフォルトでは空文字列("")が設定されます。
[DoJa-2.0]
デフォルトではタイトル文字列は表示されません。

パラメータ:
title - タイトル文字列を指定します。
[DoJa-1.0]
null を指定した場合は空文字列("")が設定されます。
[DoJa-2.0]
null を指定した場合はタイトル文字列の表示領域を消去します。 空文字列("")が指定された場合は、タイトル文字列の表示領域は 現れますが、文字列は何も表示されません。

add

public void add(Component c)
パネルにコンポーネントを追加します。

パラメータ:
c - 追加するコンポーネントを指定します。
例外:
UIException - 端末がサポートしている以上の数コンポーネントを add しようとした場合に発生します(NO_RESOURCES)。
NullPointerException - 引数 c に null が指定された場合に発生します。
UIException - [DoJa-2.0] 既に他の Panel に add されているコンポーネントを add しようとした場合に発生します(ILLEGAL_STATE)。

setComponentListener

public void setComponentListener(ComponentListener listener)
コンポーネントリスナを登録します。 パネルに登録できるリスナは一つだけです。 setComponentListenerメソッドを複数回呼び出した場合は最後に登録したリスナだけが有効です。 リスナオブジェクトとして null を指定するとリスナの登録を解除します。

パラメータ:
listener - 登録するリスナオブジェクトを指定します。

setSoftKeyListener

public void setSoftKeyListener(SoftKeyListener listener)
ソフトキーリスナを登録します。 パネルに登録できるリスナは一つだけです。 setSoftKeyListenerメソッドを複数回呼び出した場合は最後に登録したリスナだけが有効です。 リスナオブジェクトとして null を指定するとリスナの登録を解除します。

パラメータ:
listener - 登録するリスナオブジェクトを指定します。

setKeyListener

public void setKeyListener(KeyListener listener)
キーリスナを登録します。 パネルに登録できるリスナは一つだけです。 setKeyListenerメソッドを複数回呼び出した場合は最後に登録したリスナだけが有効です。 リスナオブジェクトとして null を指定するとリスナの登録を解除します。

パラメータ:
listener - 登録するリスナオブジェクトを指定します。

setFocusManager

public void setFocusManager(FocusManager fm)
パネル上のコンポーネント間のフォーカス移動を制御する フォーカス管理オブジェクトを設定します。 デフォルトでは機種依存のフォーカス管理オブジェクトが設定されます。

パラメータ:
fm - フォーカス管理オブジェクトを指定します。
例外:
IllegalArgumentException - [DoJa-1.0] 引数 fm に null が指定された場合に発生します。
NullPointerException - [DoJa-2.0] 引数 fm に null が指定された場合に発生します。
IllegalArgumentException - 引数fmにシステムが提供している以外のフォーカスマネージャ (FocusManagerインタフェースを実装した未知のクラスのオブジェクト) が指定された場合に発生します。

getFocusManager

public FocusManager getFocusManager()
パネル上のコンポーネント間のフォーカス移動を制御する フォーカス管理オブジェクトを取得します。

戻り値:
フォーカス管理オブジェクトを返します。

setLayoutManager

public void setLayoutManager(LayoutManager lm)
パネル上のコンポーネントの配置を制御する レイアウト管理オブジェクトを設定します。 デフォルトでは機種依存のレイアウト管理オブジェクトが設定されます。 パラメータとして null を設定すると、パネルはレイアウト管理を行いません。 その場合は、アプリケーションプログラマが全てのコンポーネントの座標を適切に 設定しなければなりません。

パラメータ:
lm - レイアウト管理オブジェクトを指定します。
例外:
IllegalArgumentException - 引数lmにシステムが提供している以外のレイアウトマネージャ (LayoutManagerインタフェースを実装した未知のクラスのオブジェクト) が指定された場合に発生します。


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