名前： 美奈子

性別： 女性

年令： 22

メッセージ： はじめてお便りします。

　みなさんの体験談を読んで、いつもドキドキしています。

　私も昨日、バカをやってしまいました。

　告白します。

　友人２人と温泉旅館に泊まった時のことです。

　その旅館は内湯は男女別なんですが、露天風呂は時間制で男女入れ替えなんです。

　夕飯前に、友人と露天風呂に入りに行きました。

　脱衣所も屋外にあり、開放的な雰囲気なんです。

　温泉は脱衣所のすぐ目の前に一つと少しはなれた岩で仕切られた奥まったところに一つとふたつあり、景色もすばらしく感動するものでした。

　翌朝、もう１回入ろうと友人たちを誘いましたが、体調が悪いということで私一人で入りに行きました。

　８時までが女性の時間帯だったので６時50分頃、早起きして行きました。

　露天風呂は私ひとりの貸しきり状態で、風呂のなかで泳いでみたり、はしゃいでいました。

　奥の温泉で大の字になってくつろいでいると、人が入ってくる気配がしました。

　それが男の人の声がするんです、急に血の気がひきました。

　できるだけ岩場のかげに身を潜めて脱衣所の方をうかがうと、さらに３人の中年男性が入ってきて浴衣を脱いでいるのが見えました。

　「まちがえた〜」

　と気がついた時は遅すぎました。

　８時までというのは夜の話で、朝は７時から男性の時間帯だったのです。

　最悪なことに、開放的な気分になっていた私は、お風呂の中を泳ぎまわっていたためタオルを脱衣所の前の手前の温泉のところに置いたままだったのです。

　温泉にはすでに５人の男性が入ってきていました。

　まだだれも、私のことに気づいていません。

　でも奥の温泉にだれかが来るのは時間の問題でした。

　出るに出られず、でも出ないとさらに多くの男性が入ってきてしまう！！

　私は脱衣所の男性が服を脱ぎ終わって湯舟に入ろうとするのをみはからって、意を決して湯舟からあがると右手で乳房、左手で下を隠しながら脱衣所へ急ぎました。

　まわりから、ざわめきがあがるのがわかりました。

　泣きたい気持ちでした。

　ちょうど脱衣所についたとき扉がひらいて大学生風の若者が３人入って来ようとしました。

　全裸すがたの私をみて、驚いた声で

　「すみません」

　といって一度、出て行きましたが、外で

　「間違ってないよなー」

　と話しているのが聞こえ、再び扉が開きました。

　私の脱衣かごは、扉のそばにあり、まだ身体も拭けていません。

　今度は３人とも視線をそらそうとしませんでした。

　意図的に私の脱衣かごの隣で服を着替えはじめました。

　私は全裸すがたのまま、３人のなかに分け入って、濡れたままの体に直接、下着もつけず、浴衣を羽織って駆け出しました。