｢さあ、もう大丈夫だ。」

　メンバーたちはそう言って集まってきました。

　しかし、助けられた私はあまりにもみっともない有り様でした。

　両手を縛られたままミニスカートがまくられ、丸裸の下半身を晒しながら吊るされっぱなしでした。

　足元には失禁した水たまりと、そばには汚れて丸まったパンティー。

　それから、殴られて失神した女は上半身裸。

　私が、この女に恐怖で失禁させられ、パンティーを脱がされ危うく強姦されそうになったことは誰の目にも明らかでした。

　言葉とは裏腹に、男たちが何を考えているかは私にははっきりわかりました。

　彼らは、何と正義のコスチュームに身を包みながら、その股間にもっこりテントを張っていました。

　｢なんて人達。恥ずかしくないのかしら！｣

　と私は思いました。

　そのうちの１人は、床に落ちている私のパンティーを、まるで獲物をかすめ獲る下着泥棒みたいにすばやく拾い上げました。

　そして、丸まったパンティーを直すフリをしながら、こっそり背中を丸めて、鼻を近づけて汚れを見ながら匂いを嗅いでいました。

　わたしはそれを見て顔を赤くしました。

　メンバーの中でいつも一番カッコつけてる私が、こんな目に遭ってしまうなんて．．．

　｢さあ、これを穿きなさい｣

　彼はそう言って、パンティーを持ってきました。

　その手は興奮で震えていました。

　｢さあ、足を上げて。｣

　縄を解いてくれれば良いのに、彼はわざわざ縛られたままの私に、手づからパンティーを穿かせてくれました。

　私は晒し者でした。

　脚を通す時に、パンティーの股の部分の汚れがしっかりと皆に見えてしまっていました。

　まるで生きる着せ替え人形でした。

　皆は、丸出しのアソコと汚れたパンティーの裏をブザマに晒しながら、穿かせるついでにお尻や太ももをあちこち触られて抵抗できずにいる私を見て喜んでいるようでした。

　膨らんだズボンの前がドクドクと波打っていました。

　中には、何と正義のコスチュームの前に小さなシミを作っている奴までいました。

　｢正義の味方といっても、所詮は男．．なんてスケベなのかしら？｣

　私は心の中でそう思いました。

　ようやく彼は、まだ濡れているパンティーを思いっきりクイ込ませて穿かせてくれました。

　それからようやく縄を解いてくれました。

　｢これで良し。早くここから脱出しよう。」

　｢ええ。｣

　と私はいいましたが、心の中では彼女が心配でした。

　｢何してるんだ。早く！｣

　せきたてる彼らに促され、私たちは部屋を後にしました。

　彼らって、早く帰って私の恥態をネタにオナニーしたいのかしら？

　部屋を出る時、私は彼女を見ました。

　彼女は気が付いたようで、うっすらと目をあけて、私を見ていました。

　とても悲しそうな目でした。

　私は残って介抱してあげたい衝動を押さえ、後ろ髪を引かれる思いで部屋を出ました。

　彼女は口をあけ

　｢サヨウナラ｣

　って言っているみたいでした。

　倒されたザコどもがたくさん気絶している廊下を抜け、私たちは無事アジトを脱出しました。

　それからしばらく経ったある日．．．。

　今日も平和で出動命令の無い私は、ぼんやりと窓から外を見ていました。

　あれから、悪の組織は壊滅し、再び平和な日が訪れました。

　(あの人は、どうしているかしら？)

　私は、彼女のことを考えていました。

　(もしあの時、仲間が助けに来なかったら．．．私は今ごろ、どうなっていたかしら？)

　(女の人に強姦されるって、どんな気持ちなのかしら。)

　彼女とのセックスは幻に終わってしまったけれど、いつかどこかでまたバッタリ逢えるんじゃないかしら、なんて考えている今日この頃です。

　もしそうなったら、その時は、私．．．？？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(終わり)

ＲＥＩＫＡから：

　これで、私の妄想｢ヒロイン失禁編｣は終わりです。

　下手な文と幼稚な描写に付き合ってくれた方々に感謝致します。

　断っておきますが、これは私の実性活を描写したものではありません。

　レズの経験もありませんし、男が下劣な存在だと思っているわけでもありません。

　ただ、レズビアン・セックスに対して好奇心は有ります。

　でも、現代社会では、それを公表する事はできないのです。

　｢ねえねえ知ってる？ＲＥＩＫＡ先輩って、新しく入ってきた可愛い子をホテルに連れ込むのが趣味なんですって。｣

　なんて噂されたら、友達がいなくなってしまいます。

　だから、たとえ興味があっても、私から女の子をセックスに誘うという事は有りません。

　でも、もし嫌いじゃない子に強姦されそうになったら．．．と言う想像で、この文を書いたのです。

　私もうらやむほどのイイ女に征服されたいって言う願望があるのは事実です。

　それって、｢肉欲の発散｣が主なセックスの目的である男と違って、｢お互いの美しい身体を共有したい｣って言う女の精神的欲求を満たすものでもあるのです。

　ここで男は、｢暴力的でスケベで下品｣なものに描かれていますが、女を引きたてるためのピエロに過ぎず、全ての男がそうだと言うのでは有りません。

　多少、醜悪化して書いています。

　男性の方々、気になさらないでください。(特に管理人さん。)

　ただ、私の心の中に、多少は男に対する不信感、恐怖感(暴力的に圧倒的優位に立っているから)、または優越感(女ほど身体がキレイでないため)があるのは事実かもしれません。

　｢女がどんなにキレイだって、男のパンチ一発でおしまい｣って言う．．．そうなったら女は絶対に抵抗できない．．．だからここでは、倒された女は陵辱や強姦はされていないんです。(もし管理人さんが別ヴァージョンをやってみたいなら、是非書いてみてください。敵の女が失禁してしまうとか．．．それでも面白いかも。)

　とにかく、これで一段落。

　ありがとうございました。