名前: リラ
性別: 女性
年令: 25
メッセージ: こんにちは。リラです。
わたしの二人めの男性の話しと、その時に診てもらった婦人科の話しをしたいと思います。
大学を卒業する年の半ばごろ、就職試験で飛び回っていたころ、ある男性と付き合いはじめました。クラブのOBにあたる人です。ですから、OB君と呼びますね。
OB君とは、付き合い始めて半年ぐらいのお正月ごろに初めてのセックスをしました。
その後、卒業就職とありましたが、デートしてはよくセックスしていました。
最初は、とても感じて良かったのです。
が、ある時から、セックスの最中や、終わってからでも、すこしアソコが痛みました。
鈍い痛みと言うのか、ヒリヒリ痛むと言うのか、とにかく内側が痛むようになったのです。
わたしは、OB君とはそういう間柄でしたから、約束はまだでしたが結婚するつもりでいました。
たぶんOB君もそうだったと思います。
就職して自分専用の健康保険証を手にしたとき、わたしは思い切って、となりの町の駅前にある◯◯レディースクリニックに行って診てもらうことにしました。
先生に事情を話しました。
わたしは結婚を決めている人がいて、ときどきセックスをするのですが、アソコが痛むのです、病気か異常があるのなら、結婚する前に治したいのですと言いました。
簡単な問診のあとで、内診を受けました。
指だけではなくて、いろいろな器具が入れられたりしたようでした。
内診のあとで、先生が痛む原因はふつう3つ考えられますと言いました。
1つめは分泌液が分泌されないか、分泌されてもわずかな時。
2つめは、形が変形していたり、穴の大きさが小さかったりする時。
3つめは精神的神経的なもので、例えば好きでもない人と無理矢理しているような時。
そして先生は、あなたの場合は、1つめと2つめは当てはまらないと思いますが、念のため、設備の整った病院で精密に検査を受けることを勧めますとおっしゃいました。
病院は、すこし遠いのですが、ある私大の付属病院を紹介します。紹介状を書きますから、何月何日に行ってくださいとおっしゃいました。
病院や日にちまで指定されるのかしらと思いましたが、わたしは、その日は会社には有給休暇をとって、家族には出勤する振りをして、すこし早めに出かけました。
電車とバスを乗り継いで2時間ちかくかかります。
病院の最寄り駅からはバスの時間や乗り場がよく分からなかったので、タクシーに乗りました。
病院の窓口に封をしたままの紹介状を出して受け付けしました。
受付表の控えとまだ封がされたままの紹介状をまた受け取って、婦人科の窓口まで行きました。
受け付けの看護婦さんが、封を破って紹介状を読んでいました。
どんな事が書いてるのだろうとわたしは思いました。
看護婦さんが用紙を出してきまして、かかりつけの先生から話しは聞かれてると思いますが、これに記入してくださいと言います。
用紙には、学用検査承諾書というような文字が上に大きく書かれていて、下に何項目にも渡って何々を承諾しますという文面が連ねてありました。
大学病院では、こんな用紙に記入しないといけないのだわと思って、住所氏名を記入しました。
待ち合い室のソファには、たくさんの妊婦さんや、付き添いの男性や、年配の女性が待っていました。
これは長く待たなければならないとウンザリした気持ちになっていると、意外にもすぐにわたしの名前が呼ばれました。
何番の診察室へどうぞ、と看護婦さんに言われて入っていくと、先生と、その後ろには5人ぐらいの実習生(と言っていいのかな?)が立っていました。
わたしは、ちょっと秘密の期待感を抱いてしまいました。
実習生は、わたしと同い年ぐらいで男子3人女子2人でした。
白衣を脱いだら、その辺にいるただの若いおにいちゃん、おねえちゃんという感じです。
先生は、突然に「痛むんですね?」と質問してきました。
わたしは結婚を決めている人がいますと言いました。
後で思い返すと「結婚を決めている」という言葉をとても強調したような気がします。
先生は、いろいろな質問をしてきました。
これは、その日の夜に日記に書いたので、かなり正確な内容だと思います。
月経は順調ですか?
生理痛はどうですか?
腰は痛みませんか?
初潮は何歳のときですか?
初めてのセックスはいつですか?
今の彼氏とは、どのくらいの割合でセックスをしますか?
セックスでは、いきますか?
セックスのときは、どういう体位ですることが多いですか?
膣には、男性器以外に何か入れますか?
指を入れますか?どのへんまで入れられるか分かりますか?
舌を入れられますか?
男性器を模した器具を入れますか?
コンドームは付けてますか?メーカー名商品名を覚えていたら言ってください。
セックスをする場所はどこですか?時間はいつごろですか?午前中?午後?夜?
セックスのときに体を縛ったり、変わった格好をしたりしますか?
オナニーはしますか?
初めてオナニーしたのは何歳ごろですか?
どのくらいの割合でオナニーしますか?
オナニーではいきますか?
1回のオナニーは何時間ぐらいですか?
オナニーのときに、器具を入れたりしますか?
質問はもっとたくさんありましたが、日記に書いたのは、これだけです。
生理のこと、セックスのこと、オナニーのことを聞かれました。
先生の後ろには、実習生がいて、看護婦さんも2人いました。
わたしは恥ずかしさのあまり、体がフワフワするような、顔がほてるような言葉で言えない気分がしました。
後から思い返すと、頭と目だけは別なところにあって、自分もその診察風景を見てるような気がします。
問診が終わって、看護婦さんに内診室へ案内されました。
診察室の奥の窓側の部屋と部屋が繋がっているところを案内されて通りました。
通り過ぎるとき、別な診察室で妊婦さんが、問診を受けていたり、ベットに横たわって毛が見えるぐらいまで丸いお腹を出して触られたりしている診察風景がチラっと見えました。
カーテンで区切られている内診室のところに来たとき、ここで脱いでさっきの実習生に見られるのだわと思っていると、さらに奥の部屋まで通されました。
そこはとても広い部屋でした。
まん中に内診台があります。
カーテンや仕切りはまったくありません。
看護婦さんが、広い部屋でしょう、ここは緊急の出産にも使う部屋です、あれは分娩台ですよ、と言います。
でも緊急の分娩はめったになくて、ふつうは特別検査に使われてるんですよと言います。
部屋の周りの壁際には、いろいろな機械が何台も置いてありました。
歯医者さんにある機械のような感じです。
看護婦さんが、服を全部脱いで、検査着に着替えてくださいね、と薄緑色の検査着を手渡してきました。
部屋の隅に脱衣かごがありますが、カーテンはありません。
わたしは思い切って先にスカートやパンストやパンティを脱いでいるところへ、先程の実習生が入ってきました。
看護婦さんが、服は全部脱いで、ネックレスや腕時計もあれば外してくださいね、と言います。
わたしは、ブラウスのボタンを外し始めました。
この日は下半身を出すことは覚悟していきましたので、丈の短めのブラウスとスリップを着ていきました。
壁の方を見てブラウスのボタンを外し始めましたが、お尻の下半分は、実習生に見られていたと思います。
ブラウスを脱いでスリップを脱いでブラジャーを外しているところへ、さらに7、8人ぐらいの実習生(?)が入ってきました。
さすがのわたしもこの時は、恥ずかしさでいっぱいでした。
検査着を着て、恥ずかしさのあまり、足がこわばって上手く歩けない気がしました。
看護婦さんが手をひいて下さって、分娩台と言われた台に乗りました。
足下の方に、15人ぐらいの実習生がいました。
検査着は裾が短いですし、両足を左右に広げますから、わたしの下半身は丸見えでしょう。
看護婦さんに足載せ台に足を固定されました。
両腕も横の手すりを握った状態でベルトで止められました。
そして、看護婦さんに検査着の止め紐を外されまして、両肩が出て、ひじの方まで袖を捲られました。
ほとんど全裸の姿になりました。
わたしは目を閉じました。
目を開けると15人ぐらいいる実習生の顔がひとりひとりよく見えました。
そこへ先程の問診の先生が入ってきました。
胸や額、手首と足首に電線が付けられました。
心電図や脳波をとるようです。
鼻の横にも管のようなものが付けられました。
絆創膏で全部止められました。重傷患者のような感じです。
看護婦さんと先生が気持ちを楽にしていて下さいね、苦しいことや痛いことは何もしませんからね、と言います。
が、格好自体が恥ずかしさでいっぱいでした。
「ファイバー」と言ったと思うのですが、黒くて細い管がアソコへ入れられました。
ビデオカメラも撮影しているようでした。
少しずつ黒い管が入れられているようで、看護婦さんが、3センチ、5センチ、10センチ、20センチという様に入っている長さをよんでいました。
すこし気持ちが落ち着いてきました。
次ぎに先生の指がアソコに入れられてました。
最初はふつうの内診でした。
それは、たぶん、わたしにとって4回目ぐらいの内診でした。
すると突然、一番感じるところを刺激されました。
先生は、わたしの開いた右足よりも右側の丸イスに座っていました。
実習生には、わたしのどこを触ってるのか、よく見せようとしているようでした。
最初は、がまんしていたのですが、だんだん感じてきてしまいました。
自分の呼吸がはぁはぁと弾んできたのが分かりました。
ふと、鼻の横の管は、呼吸を計ってるのだと理解しました。
そう思うと突然わたしは大波が岸壁にあたって砕けるように、がまんしていた掛け金が外れました。
先生の指の動きに合わせて、腰を動かしました。
目を開けると大勢の白衣の実習生が見えました。
わたしは、ささえきれずに「あっあっあっ」と声を出してしまいました。
ぴちゃぴちゃぴちゃという音が聞こえてきます。
わたしのアソコが先生の指で刺激されている音です。
わたしは大きく腰を浮かせるようにして、いってしまいました。
体を横に向けたいと思いましたが、手足がベルトで止められていて、仰向けの姿勢で着地しました。
短い時間なのか長い時間なのか、その姿勢で呼吸をしている自分の存在だけ感じていました。
電線や絆創膏が取り払われて、ベルトも外されました。
起き上がるときに、腕の上で止まっていた検査着の袖がはらりと下に落ちて、ほんとに全裸の姿で分娩台に座っている格好になりました。
その格好のときに、すでに先生はいなくて、実習生もぞろぞろと列になって部屋から出ていくところでした。
わたしは検査着を上へあげましたが、紐はとめずに、前ははだけたままで、脱衣カゴのところへ歩いていきました。
実習生の列の最後の方の人たちは皆、わたしを見ていました。
わたしは、もう気にとめることもなく、ぱらりと検査着を脱いで全裸になって服を着ようとしていると、看護婦さんが、お湯で濡らしてかたく絞ったタオルを持ってきてくれて、わたしの体を拭いてくれました。
背中や胸のところ、そしてアソコも拭いてくれました。
そして、看護婦さんが言いました。
「お疲れさまでした。とっても女性らしい、愛らしい姿と声でしたよ。」
わたしは、なぜか、声は出しませんでしたが「うん」と言うように大きく頷きました。
服を着て、待ち合い室へ出ました。
そこには、朝きたときと同じように、大勢の妊婦さんや、付き添いの男の人や、年配の女性が退屈しきった様子で待っていました。
壁1枚むこうの部屋で、わたしだけ全裸になって、感じさせられていたのが、ウソのような不思議な気持ちがしました。
また、名前が呼ばれて、診察室へ入りました。
先生と実習生がいました。
わたしは、もうきちんと服を着ていましたが、先生と実習生の目は見られませんでした。
先生は、
「あなたは、とても元気で健康です。膣も子宮も理想的です。結婚すれば丈夫な赤ちゃんが生めますし、結婚した相手の男をとても喜ばすことが出来るでしょう。」
とおっしゃったので、わたしは顔が赤くなるのが分かりました。
そして先生は、「きょうは痛かったですか?」と聞きますので、そう聞かれてみると痛くなかったことに気付きました。
「精神的な問題かも知れません。ここでいうのは、失礼だか、もしかすると、あなたは今の彼氏をほんとは愛していないのかも知れません。これは、例え話しですから気にしないで下さいよ。」
とおっしゃいました。
「もう少し様子をみましょう。◯◯クリニックの先生には、こちらから結果を連絡しておきます。」
それから、2回ぐらい◯◯クリニックにも通院しました。
2年前の夏ごろに、OB君とは別れました。
やっぱり精神的な問題だったんだと思います。