名前: 花梨

性別: 女性

メッセージ: 初めまして、花梨（かりん）といいます。

　みなさんに比べたら、何ということのない告白ですが(笑)、 よかったら読んでください。

　わたしは３０代に入ったばかり、結婚して８年になります。

　子供はいません。

　今の会社に勤め始めて３年ちょっとなのですが、昨日、会社の先輩と キスしてしまいました。

　しかも会社で・・・。

　この先輩、リラさんに倣って(笑)仮に名前を狼くんにしましょうか。

　（動物占いで、この人は「狼」と出たからです）

　狼くんはわたしより一つ年上の既婚者です。

　初めて狼くんから告白(笑)されたのは、２年前でした。

　「僕、○さん（わたしの名字）のこと、好きなんだよねー」

　周りに人はいませんでしたが、なんてストレートに言う人だろう、 とドキドキしてしまいました。

　わたしも、この狼くんのことを素敵な人だなぁ、と思っていたので、 正直言って、とても嬉しかったのです。

　「今度デートしようよ」

　と言われたけれど、実際に誘ってくれたのは それから１年後、去年のことなんです(笑)。

　狼くんの仕事が忙しくて、なかなか時間が作れなかったからなんですが。

　デートと言っても、二人でお食事して、そのあと少しだけお酒を飲んだ だけでした。

　手は握られましたけど、それ以上のことは何もなかったのです。

　「また行こうね」

　と言ってくれたけど、その「また」がそこから １年後、なんてあんまりだと思いません？(笑)

　忙しいのは見ててよく分かるけど。

　昨日は、その「また」を約束するために、わたし一人で残っていた オフィスに、狼くんがやってきました。

　「来週だったら、いつがいい？」

　「えっと・・・ちょっと返事待ってもらえますか？」

　「今晩、家に電話しても大丈夫かな？」

　「あ、今日はちょっと。（旦那さんが早く帰るので）」

　「わかった(笑)」

　広いフロアーに、一人でパソコンの前に座っていたわたしを、 狼くんがのぞき込むような体勢で交わした会話のあとで・・・。

　一瞬の出来事で、気が付いたら唇を重ねていて、あっと思ったときには もう狼くんは離れていました。

　わたしが、もしかしたら甘えるように首を傾けていたのかも知れません。

　求めるように、顎をあげていたのかもしれません。

　でも、ほんとに一瞬のことで、なにも覚えていないのです。

　以前から

　「一回シようよ(笑)」

　と冗談ぽく言っていた狼くん。

　もしかしたら、来週・・・。

　なんだか落ち着きません(笑)。

　わたしはキスって、好きな人とでないとしたくないものなんですが、 男の人ってどうなんでしょう。

　人それぞれだとは思いますが。

　一般的に言って。