名前: きよ
性別: 女性
年令: 34
メッセージ: バツ一になって半年が過ぎた頃、無性に誰かに抱かれたいと思いました。
本の文通覧を見て一番遠い所の男性に手紙を書きました。
それから2ヶ月手紙をやりとりして、逢う事にしました。
初めて逢ってそのまま旅行するのです。
どうせ一夜妻です。誰でもよかったのです。
ある駅で待ち合わせました。
風体のあがらない男性が、待っていました。
声をかけられ、
「はい、そうです。」
と言うと,
「tです。」
と言って彼の車に案内されました。
2人の旅行のはじまりです。
後腐れないように、
「割り勘でお願いします。」
と言うと,tも遊びと割り切っているのか,
「じゃ5万円」
と言って私に会計して下さいと言いながら手渡しされました。
今夜はtと寝るのかと思うと、どうにでもなれと言う気持ちが大きくふくらんできました。
tが,
「今夜泊まる温泉は混浴もあるけど」
と、誘ってきました。
「言いわよ、御一緒します。」
と答えました。
旅館の部屋に入るとtはもじもじするだけ。
「浴衣に着替えましょう。」
と言いながらtに浴衣を着替えさせました。
tに背を向け私も着替えました。
2人はお風呂に行き、別々の脱衣所に行きました。
中でtが待っているのかと思いながらドアを開きました。
私は、右手にタオルを持ち,どこも隠しませんでした。
10人程男性がいました。
10人の目線が私に集中しています。
どうせ夜、おもちゃになる体、見せる事に抵抗はありませんでした。
部屋に戻って寝支度をして、お布団の中に入りました。
一応tも自分の寝床に入りました。
でもすぐにわたしの寝床に来て、浴衣の上から体を触りはじめ、浴衣の中に手を入れてきました。
私は乳房を触られた時思わず、きゃーと、言ってしまいました。
どうして言ったのか、私にもわかりません。
tはあわてて手を抜きました。
そして自分の寝床に帰ろうとしていました。
「御免、ここにいて」
と言うとtは私を抱きしめました。
私から浴衣の帯をほどき、tの手を乳房に導きました。
tに乳房を含まれ体を求められました。
私は一言、
「明日の夜まで待って」
と言うと、彼は応じてくれたのです。
tはその時,涙を出しながら、もっと自分の体を大切にしろと言うのです。
100%遊び2人がこの時から変わりはじめたのです。
今までそんな男性はいませんでした。
この夜のささいな事が2人を結びつけると夢にも思いませんでした。
続きは次回にします。
名前: きよ
性別: 女性
年令: 34
メッセージ: 夜が明けました。
tは私の乳房の上に手を置いたまま寝ていました。
私は、一睡も出来ませんでした。
嘘が誠になって行くのですから当然でしょう。
今夜は、遊びじゃなくて大切な人に抱かれるのです。
私の心の変化は、tには伝わっていないでしょう。
「おはよう」
と言ってtは起きました。
風呂に行こうと、誘われました。
混浴に行きました。
昨夜と同じ繰り返しでした。
tは部屋に帰ると着替え始めた私を見てヌードを撮ろうとしました。
「tは明日で最後だろう、撮らせてほしい」
と、つぶやきました。
理想の女だと言われました。
顔も体もすべてが理想通りの女。
もう逢えないとわかっているから頼むと言われました。
2、3枚ヌードを撮ってもらいました。
旅館を後にして車の中でtは、薬局に寄るよと言い出しました。
私はわかっていました。
そして、
「寄らなくていいわ」
と言うと、
「どうして」
と聞かれました。
まだ24時間も経っていないのにtは、好きだと言ってくれました。
「過去を知ればいやになるから遊びで終わりましょう。」
と答えました。
今夜、好きなだけ抱いてと言いました。
すると、tは
「妻として抱きたい」
と言い切りました。
2人は見つめ合いました。
「こんな汚れた女で良いの」
と言うと、うなずく彼。
私は思わず彼に抱きつきました。
遊びのはずが、結婚,嘘でしょう。貴方に従います。と言いました。
3ヶ月後本当に入籍したのです。
100%の夫婦になったのです。
この後2人は、助平夫婦になっていくのです。つづく
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