ハイヒールの小部屋


    
告 白 の 小 部 屋


     
267一夜妻としての出会い(その1) きよ さん
      

名前: きよ

性別: 女性

年令: 34

メッセージ: バツ一になって半年が過ぎた頃、無性に誰かに抱かれたいと思いました。

 本の文通覧を見て一番遠い所の男性に手紙を書きました。

 それから2ヶ月手紙をやりとりして、逢う事にしました。

 初めて逢ってそのまま旅行するのです。

 どうせ一夜妻です。誰でもよかったのです。

 ある駅で待ち合わせました。

 風体のあがらない男性が、待っていました。

 声をかけられ、

 「はい、そうです。」

 と言うと,

 「tです。」

 と言って彼の車に案内されました。

 2人の旅行のはじまりです。

 後腐れないように、

 「割り勘でお願いします。」

 と言うと,tも遊びと割り切っているのか,

 「じゃ5万円」

 と言って私に会計して下さいと言いながら手渡しされました。

 今夜はtと寝るのかと思うと、どうにでもなれと言う気持ちが大きくふくらんできました。

 tが,

 「今夜泊まる温泉は混浴もあるけど」

 と、誘ってきました。

 「言いわよ、御一緒します。」

 と答えました。

 旅館の部屋に入るとtはもじもじするだけ。

 「浴衣に着替えましょう。」

 と言いながらtに浴衣を着替えさせました。

 tに背を向け私も着替えました。

 2人はお風呂に行き、別々の脱衣所に行きました。

 中でtが待っているのかと思いながらドアを開きました。

 私は、右手にタオルを持ち,どこも隠しませんでした。

 10人程男性がいました。

 10人の目線が私に集中しています。

 どうせ夜、おもちゃになる体、見せる事に抵抗はありませんでした。

 部屋に戻って寝支度をして、お布団の中に入りました。

 一応tも自分の寝床に入りました。

 でもすぐにわたしの寝床に来て、浴衣の上から体を触りはじめ、浴衣の中に手を入れてきました。

 私は乳房を触られた時思わず、きゃーと、言ってしまいました。

 どうして言ったのか、私にもわかりません。

 tはあわてて手を抜きました。

 そして自分の寝床に帰ろうとしていました。

 「御免、ここにいて」

 と言うとtは私を抱きしめました。

 私から浴衣の帯をほどき、tの手を乳房に導きました。

 tに乳房を含まれ体を求められました。

 私は一言、

 「明日の夜まで待って」

 と言うと、彼は応じてくれたのです。

 tはその時,涙を出しながら、もっと自分の体を大切にしろと言うのです。

 100%遊び2人がこの時から変わりはじめたのです。

 今までそんな男性はいませんでした。

 この夜のささいな事が2人を結びつけると夢にも思いませんでした。

 続きは次回にします。



名前: きよ

性別: 女性

年令: 34

メッセージ: 夜が明けました。

 tは私の乳房の上に手を置いたまま寝ていました。

 私は、一睡も出来ませんでした。

 嘘が誠になって行くのですから当然でしょう。

 今夜は、遊びじゃなくて大切な人に抱かれるのです。

 私の心の変化は、tには伝わっていないでしょう。

 「おはよう」

 と言ってtは起きました。

 風呂に行こうと、誘われました。

 混浴に行きました。

 昨夜と同じ繰り返しでした。

 tは部屋に帰ると着替え始めた私を見てヌードを撮ろうとしました。

 「tは明日で最後だろう、撮らせてほしい」

 と、つぶやきました。

 理想の女だと言われました。

 顔も体もすべてが理想通りの女。

 もう逢えないとわかっているから頼むと言われました。

 2、3枚ヌードを撮ってもらいました。

 旅館を後にして車の中でtは、薬局に寄るよと言い出しました。

 私はわかっていました。

 そして、

 「寄らなくていいわ」

 と言うと、

 「どうして」

 と聞かれました。

 まだ24時間も経っていないのにtは、好きだと言ってくれました。

 「過去を知ればいやになるから遊びで終わりましょう。」

 と答えました。

 今夜、好きなだけ抱いてと言いました。

 すると、tは

 「妻として抱きたい」

 と言い切りました。

 2人は見つめ合いました。

 「こんな汚れた女で良いの」

 と言うと、うなずく彼。

 私は思わず彼に抱きつきました。

 遊びのはずが、結婚,嘘でしょう。貴方に従います。と言いました。

 3ヶ月後本当に入籍したのです。

 100%の夫婦になったのです。

 この後2人は、助平夫婦になっていくのです。つづく




(管理人より)

 きよさん,掲載が大変遅くなってしまい,ごめんなさい。

 なんとなく不思議な文体ですね。

 諦観とエロスが交錯し,無常観が漂うような不思議な雰囲気があります。

 きよさんにどういう過去があったのかしれませんが,辛いものだったのでしょう。

 自暴自棄になっている時にネットを通じて出会った不思議な関係の男女。

 「t 」という男性に理想だと言わしめるきよさんの肢体。

 二人にとってよき出会いであったのか,その結論は長い時間が経った後に出されるものかもしれません。

 続きは改めて掲載させていただきます。

 

ハイヒールの小部屋管理人 Mr.hiheel



 ハイヒールの小部屋では,皆さんからのご意見,ご感想のほかに,皆さんの体験談や秘密の告白等をお待ちしています。
できれば,皆さんからの体験談や告白文は,このページに掲載していきたいと考えております。
掲載を希望しない旨の意思表示があるものについては,決して掲載しないことをお約束いたします。

ご意見,ご感想,体験談,告白文等は, hiheel@red.interq.or.jp まで。


※e-mailでの送信を希望されない方は,以下にご記入のうえ送信してください。
名前(ペンネームで結構です)

性別 女性  男性 

年令(記入しなくても結構です)

e-mailアドレス(返信を希望しない方は記入しないで結構です)

ご意見,ご感想,告白等





次のページへ


トップページへ


御意見箱へ


アンケートへ