モモやん小泊の日々つれづれ日記
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2004年1月1日(木) あけましておめでとーございます
あけましておめでとうございます。
と書くのは、別に遅れようがいいのだ。オイラここ何年も年賀状書いてないし。
さて、今年のはじめということで、いくつかの目標を立てようと思ったのであった。
まず一つ目は、金銭出納帳を、おおざっぱでもいいからつけようということ。毎年申告の時期になると、1月からやっておけば良かった、と思うのだが。今年は日記があるので、これと合わせれば出来るのではないかと思ったのであった。いや、もちろん、ここに金銭の出入りを書くという意味ではないけどね(笑)
思い返してみれば、まともに?勤めていた頃、仕事が比較的暇だったのと、当時やっと実用になり始めていたPCで色々遊んでいたのもあって、その当時は1円単位に至るまで出納帳を付けていたのであった(DOS版の自作ソフトだった〕。あそこまできっちりやる必要はないまでも、それなりにはやりたいのである。さて、どこまで続けられるか。
そして、この日記を、せめて1日遅れ以内でちゃんと更新すること。この辺はやらないと、出納帳に関してもできなくなってしまう可能性があるし、考えてみればほぼ毎日PCの前には向かっているので、そのくらいの時間は作ろうということでもある。
次は、毎年行っているのだが(苦笑)、バイクを減らし、ガレージと庭、加えて玄関から入った部分の掃除を今年こそはすること。
それから、できうる限りの運動をする方向にすること。これはまだ具体的なことは思いつかない。走るのか、自転車か、泳ぐか、縄跳びでもするか。なんにせよ、この年末年始の体調不良で、あまりに体力が落ちていることに愕然としたのも確かだったのである。
酒を休めることも含め、カミさんと二人で、ちょっとは健康に留意した生活をしてみようかなとは考えているのであった。ホントにできるのかな。これが一番危ない。
本来ならこれに英語の勉強も入れたいところだが、こればっかりは難しい。ただ、仕事で今まで以上に英語に関わらなくてはならなくなりそうなので、それをどこまで活かせるか、そして、どれだけ意識を維持できるかが勝負だろう。
まぁ、日記でこうやって書いておけば、それなりのプレッシャーにはなるだろうと考えて、今年はこんな目標を立ててみたのであった。
さて、夕べ大晦日もそれほど夜更かししたわけではないが、今日はゆっくり起きて、大塚のオイラの実家へ。昨日書いたように、天祖神社は並ばないだろうとたかをくくって、昼過ぎに子供連れで初詣へ行ってみたところ、意外に結構な行列。オイラが子供の頃、こんなに並んでた記憶はないんだけどなぁ。周辺に住んでいる人の層が変わったのか、それとも、不況を反映してるってことかねぇ。
今年の正月は新しい親戚(妹の娘)が増えて初めての正月、というか、初めて親戚一同が揃う集まりとなり、これまで一番小さい存在だったウチの娘が、自分よりも小さな存在にどう変わるか楽しみにしていたのだが、まだ小さすぎるのか(3ヶ月)、今ひとつ反応が薄い感じであった。来年はどう変わるだろうか。
2004年1月2日(金) 新潟のカミさんの実家へ
早めに出ようなんて話をしていたのに、やはりなかなか起きられず、それでも健闘したか、という感じで昼の12時ジャストに家を出発。例年通り、新潟のカミさんの実家へ向けて300kmの行軍である。
関越に乗るまでの一般道での、サンデードライバーのマナーにいらいらしつつも、ペース自体は順調。だいたい、新潟に入ると、日曜日や年末年始なんかじゃなくても、東京で言うサンデードライバー並のドライバーがごろごろしているので、そういう意味では、東京でサンデードライバーに慣らされて、ちょうどいいリハビリとも言えなくはないのだが(笑)
この時期の新潟行き、ということで、雪は切っても切れない関係であり、今年はフルタイム4WDのルシーダにスタッドレスの完全装備だぜと気合いが入っていたのに、走ってみたら全く雪はなし。冬の新潟に来るようになってもう6、7年にもなるかと思うのだが、全ルート全く雪なし、というのは2度目くらいじゃないかと思う。
今年はカレンダーの関係で、2日でもUターンラッシュが始まりだしている、なんてニュースも見た気がするが(現に対向の車線は練馬を頭にそれなりに詰まっていた)、もちろん、こっちは逆向きなのでガラガラである。
4WD、スタッドレスというのもあるかもしれないが、ウチのルシーダはそれほど速くないし、こっちも前のエミーナのように低年式車をぶち回して壊したくないのでそれほど飛ばしたりはしないのだが、それでもハイラックスよりは気分的に楽に走れた。走っているときの最高速や巡航速度はそれほど変わらないし、現実にかかる時間もそれほど変わらないのだが。
というわけで今年も4時間ジャストで到着。当然その後は大宴会。
2004年1月3日(土) 二日酔いから再び宴会へ
昨夜は当然のごとく大宴会で、昨夜は旦那勢(カミさんは4人兄弟なので、旦那もオイラを入れて4人いるわけである)で深夜まで。今日3日は親戚一同での卓球大会が企画されていたのだが、オイラは全く起きられず、一人欠席という情けない年明けとなってしまった。今年は運動をする、なんて目標を立てておきながら、年明け早々の運動大会に出られないってのはどーなのよ、って感じではある。
で、完全に抜けきっているかどうかはわからないまま、再び夕方から飲み始めて、日付が変わるあたりまで宴会。みんな元気である。
2004年1月4日(日) 近くの温泉へ
今年のカレンダーだとこのあたりからメンバーが減っていってしまい、ウチも新潟最後の夜なのだが、ちょっと寂しい最終日となった。でもまぁ考えてみれば、まともに勤めていた頃は、一応4日が平日だったら初顔合わせだったわけで、それが普通の感覚なのかも知れない。どうもここ数年のカレンダーのせいか、5日くらいまでは休み、というのが普通に感じてしまう。
で、今年の帰省では例年のような、温泉での宿泊もせず、雪がないのでスキーや雪遊びも出来ず、とひたすら食って飲んで寝るだけの、あっという間の三日間であったが、やっぱり温泉ぐらいは、ということで、最後に近くの温泉にでもつかりに行こうということになった。
とはいえ、今日は年末年始の休み最後の日曜日であり、いつも行っている近くの温泉センターはいきなり満席の看板。んじゃ別のところへ、と、そこからもうちょっと行ったところの、もう一つの温泉センターへ向かってみれば、そこも、駐車場からしてものすごい車の数で、とても温泉でゆっくり、なんて感じではなさそう。
そこで義母が、以前行った温泉旅館へ行こう、というので、そのままもうちょっと行って、数年前に泊まった温泉旅館へ。泊まったときには気づかなかったし、大々的に日帰り入浴の看板などで宣伝しているわけではないのだが、こっちはガラガラ(ほとんど貸し切り状態だった)で、しかも、値段的にも100円しか違わない(タオルが付くかどうかといった差はあるが)。設備的には、温泉センターに比べればやや規模が小さいものの、綺麗な露天風呂もあるし、ほぼ問題はない。強いて言えば、脱衣所にロッカーがなく、カゴだけなのは改善の余地があるかも知れないが。
我々としてはこっちで大正解、という話なのだが、旅館側としてはどうなんだろう。今回我々が行ったのは日曜日の夕方だったので、もう宿泊客もそれほど多くなかっただろうし(駐車場を見てもそれっぽかった)、とはいえ、特に混み合う週末に日帰り入浴で宿泊客にゆっくりして貰えない、というのはあるかも知れないのだが。
でも、その温泉郷全体での湯巡り手形なんてのも出してる(実際には、冬場だと寒いし雪で難しいだろうが、それ以外のシーズンなら面白いかも知れない)くらいだから、もうちょっと大々的に宣伝してもいいんじゃないか、とは思ったのだった。来年の夏は湯巡り、行ってみようかしら。
2004年1月5日(月) 雪無し、渋滞無しの帰省であった
今日は東京へと帰る日。昨夜もそれなりに飲んだのだが、こちらのみんなは今日から仕事なので、早起きして挨拶。体調もそれほど悪くなく、これなら朝早く出ても良かったかしら、と思うくらい。昨日の早朝、義兄一家は帰っていったのだが、混むだろうと思っていた日曜日ながら、早朝出発の効果があったか、5時間ほどで着いたらしい。
早く起きられたし、早めに出るか、なんていいながらやはり準備に手間取って11時出発。昨日までの天気予報では、今日あたりから崩れそうだと言われており、覚悟していたのだが、それどころかピーカンである。
途中、中越から上越にかけては軽い雨がみぞれ混じりになったりもしたものの、基本的には全く雪無しで東京まで着いてしまった。しかも、渋滞も全くなし。行きも帰りも、雪も渋滞もなしなんて、こんなの初めてだ。
都内に入った後、義兄宅まで忘れ物を届けに行ったのだが、意外と都内も空いており、みんな本格的に動き出すのは明日からなのかなと思わせられた。
ただ、高速で全く渋滞無しだったので、その分やや高めのペースとなったのだが、マナーの悪いクルマが多いのは相変わらず。都心もやはりサンデードライバーっぽい運転が目立ち、精神的に疲れてしまう。で、ビール一本で早々にダウン。
仕事のメールが山のように来ていてそれだけでも胃が痛い。
2004年1月6日(火) バイクの初乗りと時代遅れのMac
今日は仕事でバイクの初乗り。最近はMTB用の冬用?グローブ(水分に反応して発熱するとかいう奴)を愛用しており、今日くらいの気温までならギリギリなんとか使えるかなといったところ。明日は寒いみたいだから、厳しいかなぁ。
都心は結構混み始めていた。まだところどころいつもに比べると空いてる感じは残っているものの、本格的に街が始動しはじめたかな、という感じ。
年末マッタリしていた分、年明けにバタバタとなるのは例年のことなのだが、今年もその例に漏れず。みんな(オイラ含め)学習しないなぁ(笑)まぁ、年明け早々にF1の発表会なんかがあるんだから、その辺はしょうがないと言えばしょうがないのだが。
で、その仕事の関係で、思わぬトラブルが出て、直接印刷所から去年のデータが来た。くそ寒い中帰ってきて、風呂に入って凍えた手足を解かし(この感覚も久しぶりだ)、暖まったところでさーてビールでもあけつつデータをチェックするか、なんて封筒を開けてみたら、これが640のMO。うちはもうずいぶんMacでの仕事をしてない(最近はネット上でデータをやりとりするし、たいていWindows上でもソフトが動くので何とかなってしまうのだった)ので、すげぇ旧型(PM7600)に、230のMOしかないのだ。
あわててバイクに乗って、閉店直前の池袋のビックカメラへ。とりあえずドラフトでいいから明日の朝までには、なんて言われてたし、この際しょうがないので、MOドライブを買ってでも何とかしようと考えたのである。
ところが、考えてみたら、当然だけど今時USBじゃないMOドライブなんて売ってない。うちのMacはUSBなんてない時代のなので、ドライブ買ってもつながらないのである。PCならつながるが、残念なことにMOとFDは、PCとMacではフォーマットが異なるため、PC上でMacフォーマットのMOは読めないのだった(逆は可なのだが、Macフォーマットで持ってこられた時点でアウト)。確かPC上でMacフォーマットのMOを読めるようなソフトもあったんじゃないかと探してみたが見つからずに時間切れ(閉店)。
結局、近くの知人に夜分遅くにお世話になって変換して貰った。なんて面倒なんだ。やっぱり最近のMac買っとかなきゃいかんかねぇ。
というわけで、何とか日記が実日付に追いついた。情けない。一気にアップしたので、いつも以上に推敲が甘いが、もうしょうがない。これ以上溜めたら完全に止まりかねないもん。明日からはきちんとやるのだ。うん。
2004年1月7日(水) 池袋西口ロサ周辺のラーメン事情
ふらふらと昼飯を食いに池袋まで。ここのところ、昼飯で出るとえるびすのつけ麺、というパターンが多かったので、ロサ周辺をぶらぶらして、光麺で塩ラーメン全部入り。
ま、光麺は十分美味い。全部入りはちょっとアレだったかな、という気もしないでもないが、こういうのって、次はこうしよう、とその場で思っても、次行くときには忘れちゃってるんだよね。そんなに連続していくもんでもないし。
驚いたのは、そのほぼ対角の向かいに、福しんが出来ていたこと。この辺、この光麺に加えて路地を入ったところには七福神(あの大勝軒系)があるし、手前は古くからの「ターローメン」の店もある。反対側には和歌山ラーメンの店もあるし、駅方面へ行けば一部で悪名高い「康竜」もある。他にもいくつかあるみたいだし、この激戦区に福しんが新たに店をオープンするってのはすごいなぁと思ったが、それは色々選んで食べ歩ける身の意見であって、この池袋という街の胃袋の大きさを考えたら、全然問題ないのかも知れないけどね。この手の街だと、深夜までやってるというのも大きいだろうし。
2004年1月8日(木) 今日の都内は空いていた
今日は千駄ヶ谷で作業をした後銀座行き。体調が悪いのでバイクは使わず、クルマで移動だったのだが、思ったよりも道は空いており、比較的順調に移動。銀座でもすんなりパーキングスペースに入れられたし。こんな日もあるのね。
バイクじゃなくてクルマで移動するのは、移動中でも携帯がとれるというメリットがあるのだが、近いうちに走行中の携帯使用は(事故を起こさなくても)不可になるらしい。個人的には、ハンズフリーだろうが、しゃべっちゃうとそっちに気が行く可能性があるので危険なことには変わりないと思うんだけどねぇ。
今回は良かったのか悪かったのか、移動中に受けた電話で急遽仕事が入り、千駄ヶ谷であわててそっちの作業をしたら、銀座は遅刻してしまった(とはいえ、平日夕方の千駄ヶ谷−銀座間、クルマで30分を切れば上出来だが)。そんなに苦労して作業したのに、メールサーバが悪いのか、送ったデータは届いておらず。ぐっすし。
2004年1月9日(金) マイツーホーのトラブル
暮れに、マイツーホー(ガスのオンライン検針システム)がトラブっているので、針を読んでくれないか、と検針のおばちゃんがやってきた。場所が悪くて(ガレージの奥の奥)、見るの大変なのでわざわざ月500円近く払ってるのに、見てくれとは何事だ、と怒ったらすごすご帰っていき、機械の不調で読めないようなので、検針は想定(どうせ差額は次月に帳消しになるので)とし、機械の方は年明けの8日に見に行きます、とのこと。ところが、8日に連絡が来たのは夕方。結局9日の朝となった。
こっちがIP電話を入れたときにラインを入れ替えた(誤ってFAX側のラインにつないでいた)のが原因かとも思ったのだが、基本的にはこちら側からの発信だし、先月は動いてたところを見るとそうではなさそうだ。色々いじってみて、どうも無線の発信機か受信機かどちらかにトラブルがあって接続できなくなっていたようだ。
このへん、無線の帯域とかは大丈夫なんだろうか。ウチでは、机の一番上にマイツーホーの発信器があって、その机の下に無線LANのアクセスポイントがあるんだが。工事に来たガス屋のおっさんは、わかってなのかそうでないのか、「すぐ近くじゃなければ大丈夫ですよ、というようなことを言ってたが。
しかし、この機械を付けてるだけで月500円ていうのはやっぱりぼったくりだよなぁ。早いところインターネットにつなげて処理できるようにしてくれないだろうか。
2004年1月10日(土) Wordなんて嫌いだー!
最近仕事をしてると、MSのWordとExcelは必須のものとなっているということは、いうまでもないと思う。WordやExcelのファイルをメールに添付で付けて、相手も読めるのは当然、という世の中になってしまった(本来.doc拡張子はWordだけのものではなかったのに)。Excelはまだいい(とは言っても、ほとんどまともな表計算として使ってる人はいない気がする)が、Wordである。なんでこれ、こんなに使いにくいんだろうか。他人が変にレイアウトしたものに手を入れている(和訳作業)のが大きいのだが、余計なインデントだか字下げだか、いきなり書体が変わったりとか、もーなんとかしてくれって感じ。
Wordに限らず、Excelでもオートインデントだとか、IEとかで文字を反転指定していくときに、勝手に単語単位に移動しちゃうのだとか、とにかく、いちいちそんなことまでしなくていいから、といいたくなる機能が多いのである。
時代の趨勢とはいえ、あのDTP屋ですら、Wordでの入稿を受け付けます、なんて広告を見かけるが、まともに行ってるんだろうか。プリンタの設定の違うマシンで読み込んだだけで文字詰めやレイアウトが狂っちゃうようなソフトなのに。
きちんと機能を理解して、文章も構造化して作っておけば問題ないのかも知れないけど、もう機能が多すぎてそんなことは関係なく、見た目に便利な機能を行き当たりばったりで使ってる人が多いから、それを直すのもまた大変。
見た目重視のプレスリリースなんて、これじゃ作れない、と基本的にはPageMakerで作ってるんだけど、それじゃ見られないのでWordで作ってくれ、というクライアントもいるし、PageMakerとPDFの相性はあんまり良くない(日本語では)し。。。悩ましい。
Win3出始めの頃は、日本語ワープロは一太郎全盛で、英語版のMS-Wordをそのまま日本語化したようなWordは、それなりに評価されていたような気がするんだが。考えてみれば、当時は表計算も1-2-3全盛だったねぇ。なんて遠い目を。あと10年したらこの辺も変わるのだろうか。でも、Win95が出て以来、ここ8年では大きく変わっていないし、ユーザが劇的に増えたことを考えると、やはり当分の間はスタンダードとして君臨するのかな。OpenOfficeは期待できるが、基本的には安い(もしくは無料の)MS-Officeクローンだもんね。
2004年1月11日(日) 今更エアエッジなのである
DDIのエアエッジ端末を会社用に2つ購入。法人で申し込んだのだが、法人だとちょっと手続きがめんどくさいのね。とりあえず前もって話を聞いて、書類を貰っておき、それに社印を押して貰って、あとは公共料金支払いの領収書か請求書(住所などの確認)を添えればいいとのことだったのだが。
持っていってみたら、たまたまそれがマイラインの請求書だったのが悪かったのだが、それじゃ公共料金払いの扱いにならないという。プロバイダなどの請求書は公共料金扱いにならない、というのはわからないでもないが、DDIポケットと同じKDDIのだし、大体マイラインて固定電話がなきゃ使えないんだから、そのくらい何とかしろよ、とねじ込んだら何とかなってしまった。
端末は、前もって行ったときには、本多エレクトロンの403とCIIの405があり、403が4800円、405が5800円だったのだが、アンテナ基部の強度が403は不安ですよ、との店員の意見で、405を買うつもりで来ていた。ところが、この日は連休だったこともあって、特別セールで403は1円。これなら壊れたって買い換えればいいや、とこれを2つ購入。2円だけ払うってのははじめての経験だ(笑)
あとの問題はコースの設定。つなぎ放題だと32Kだし、ネット25でも、モバイルメインなら普通はオーバーしないと思うが、そこまで必要か、という話もある。現に、オイラはデータパック(64kオンリーでほぼ半額)だが、無料通話分を使い切ることはあまりない。先月はカミさんの入院やらなんやらでちょっと使ったが、それでも、全部込みでネット25やつなぎ放題の値段までには届かなかった。
ヘビーユーザでメール依存症気味な社長はネット25でいいとして、ネットやモバイルをはじめたばっかりのもう1人の分をどうするか。
ま、とりあえず一番安いデータパックMiniにしておいて、来月以降、使用状況に応じて考えるとしますか、という感じ。一年契約しちゃってるんだけどね。大丈夫かしら。
2004年1月12日(月) またしてもラーメン
1/6に、明日からはちゃんと毎日アップするのだ、なんて書いておきながら、またしてもまとめてアップ。いいわけになってしまうが、ここのところどうも体調が悪く、寝てばっかりいる。メモ書き程度のものと、出納帳は一応やっているのだが。
家で寝てばっかりいるとさすがに腐ってしまいそうなのでちょっとお出かけ。池袋北口のGEOにCDでも借りに行くかと行ってみる。家から一番近いのは要町店なのだが、子供用のCDとか、品揃えは駅前の方がいいのだ。ところが、行ってみたら品揃えはビデオとDVDばっかりになってて、CDは店の片隅に、ほんのちょっとあるだけ。こういう時代なのかしら。
小腹を埋めるのも目的だったので、またしてもロサ方面へ。また光麺というのもなんだし、七福神で食うほど腹も減ってない(ここの量は結構すごいのだ)ので、目に入った新興、イケメンラーメンというのを食ってみる。
イケメンて、麺がいけてるという意味なんだろうけど、でもネーミングは良くないねぇ。いわゆる醤油豚骨のようだが、店に入った瞬間からかなりの豚骨臭(というか獣臭というか)がした予測通り、スープもかなり臭い。麺も博多ラーメンぽい細いストレート麺(とはいえ、いわゆる普通の博多ラーメンよりはしなやかかな)で、テーブルに紅生姜が置いてあることなどからいっても、いわゆる博多ラーメンの醤油味風と言っていいのかも知れない。ただ、においの割には味は薄め(薄口だったせいかもしれないが)で、麺とのマッチングはいまいちな気がした。もう一つなんかインパクトがないと、今のままでは、この激戦地で生き残っていくのは難しいんじゃないかな、という気がする。
その後、駐車料金を崩そうとうろうろしていたら、灰汁美(あくび)という、ちょっとしゃれたつけ麺屋があるのを発見。次はここだな。
ちなみにGEO、今調べてみたら、熊野町にあるのに気が付いた。そうだよ。アドレス譲った友人やいつも行ってるバイク屋のすぐ近くなのに、忘れてた。明日行ってみよう。
2004年1月13日(火) 久しぶりに星野之宣の「ヤマタイカ」を読んでみた
毎日寒いですなぁ。
仕事が忙しいのもあって、全然外に出ていない日々。
忙しいとかいいながら、体調が良くないのでちょっと仕事をしては布団に潜り込むのを繰り返している。で、布団の中で、寝付くまでの暇つぶしに星野之宣のヤマタイカを久々に全部通して読んだ。もう10年以上経つのね。南方教授はちょこちょこ読み直したりしてるのだが、ヤマタイカは相当読んでなかったんだろう、読み始めたらこんな話だったっけか、と新鮮な印象で読めた。
今見ると、結構トンデモ系というか、ちょっとここまでやるかね、という感じも受けなくはない(もちろん面白いのだが)。当時は滅茶苦茶感激した記憶があるし、今でも、寝付くまでの、なんていいながらぐいぐいと読み込んでしまう力はあるのだが。星野之宣はやはり宇宙ものSFが好きなオイラではあるが、この辺の歴史物は、現代物なだけに、そして、恐らく既にヤマタイカで描かれた“数年後”を現在が過ぎてしまっているが故に、ちょっとぶっ飛び過ぎな印象を受けてしまったのかも知れない。
なによりそこかしこに南方教授につながるネタが散見されてて面白かった。ヤマタイカで出てきたネタを、ヤマタイカほど現実離れしていない表現でオムニバス形式で描いたのが南方教授なのかも知れない。南方教授シリーズでも、起点となった(1巻の最終話として掲載されているが、初出は連載開始のちょっと前)ダイダラボッチの話がちょっと現実離れしすぎて浮いてる感じなのは、ヤマタイカから南方教授シリーズへと変遷していく途上故のものなのだと思えばなんとなく納得できる。
星野之宣を読んだことのない人には全く分からない話だろうが、最近はブックオフをはじめとする古本屋や、漫画喫茶なんかもずいぶん反映してるし、宇宙SFや歴史奇譚ものが好きな人は是非一読をお勧めしたい。
ところで、ここで最後に「是非一読をお勧めしたい」と書いた。最近よく「是非〜されてはいかがでしょうか」という言い回しをよく聞くが、アレ、聞くたびになんか引っかかるんだけど、オイラだけだろうか?文春の「お言葉ですが」に投稿してみようかな?(笑)
2004年1月14日(水) PCとネットを介した共同作業についてちょっと考えたこと
死ぬほど英文和訳の仕事。10日にも書いたが、ホントにWordは使いにくい。基本的にはエディタで書いて、カット&ペーストで貼り込んでいるのだが、行の属性が変に引きずられたりするのはなぜだろう。ページ単位での管理もえらいめんどくさい。細かくページごとに分けて作業しておいて、あとでやっぱりカット&ペーストで貼り込むのに、今度はWord to Word(クリップボードの中身はリッチテキストだろう)だっていうのに、貼り込むと行属性がおかしくなってる。なんでだーっ!
なんか便利な機能、あるのかしら。
この手のアプリをある程度使い慣れている人間なら、ある程度メニューを漁ればそれらしい機能は見つけられたりするものであった。最近は機能が増えすぎたためか、階層がやたらに深くなったり、似たような項目なのに別の場所にあったり、バージョンが変わるとメニュー内の位置が変わってしまったりと、簡単に見つけにくくなっていることも確かだが。ワープロソフトとDTPソフトの違いといえばそれまでなのだが、いつも使っているPageMakerをはじめとするDTPソフトなら、ページ単位の管理は簡単である(それがメインなのだから当たり前だが)。ワープロソフトにしたって、今時はファミリーユースや、企業でもちょっとした文書作成に使われることは多いだろうから、今みたいにただだらだらと流すだけのシステムはそろそろ終わるんじゃないかという気はするのだが。というか、早いところ文書の入力&推敲や校正といった作業は専用のエディタに任せて、それを整形して出力するためのアプリは別、というシステムにしてくれないものだろうか。それが標準でない、というところがオイラの苦しみの元凶なのである。普段の仕事はテキストエディタで書いて、それをPageMakerで割り付ける、というのがやっぱり一番楽だもん。
閑話休題。
この手の、複数の人間で一つのものを仕上げる仕事をしていると、版の管理は重要である。今回はオイラが事実上それを管理していた(朦朧としてミスったりもしたが)のだが、気になったのはメールでやりとりできる、CCも出来るという便利さの裏にあるデメリットである。
今回のような仕事の場合は、チェックする人間も多いので、とにかくちょっと変更があると関連する全員にCCする。オイラや向こうの社内にいる人は高速回線につなぎっぱなしなのでさして問題ない(メーラの受信欄にre:〜で同じタイトルが並んで整理に困るというのはあるが)が、今回は海外での発表会の関連だったので、主要なメンバー数人が向こうでダイアルアップで受けなくてはならない状態だったはずで、いくらWordのファイルなんてそれほど大きくないとはいえ、アナログでのダイアルアップに、似たような、少なくとも3桁KBのデータをやたら送るのはどうなんだろうか、とちょっと考えてしまったのだった。だからといって全然送らないわけにも行かないし、その辺は難しいんだけどね。
早いとこ海外でも(もちろん国内でも今よりももっと)ホットスポットが当たり前になって、しかもVPNのような接続が当たり前になって、どこからでも共通の仕事のためのサーバにアクセスして作業を進められる、グループウェア的なものがもっと身近にならないといかんのかなとは思う。
まぁこの仕事を始めてまだ10年にならないのに、当初はcompuserveや、Win3+カメレオンだった(毎回のように、現場から接続トラブルの電話が来た)のが、今ではこの状況で、やっとみんなが海外でも当たり前のようにアクセスできるようになった(本当にトラブルの電話は来なくなった)、というだけでも大変な進歩ではあるし、次への進展のためには、また何らかのキラーアプリかなんかがないとダメなのかも知れない。既にIE+OEでMSのオフィス、というスタンダードは出来ているのだから、これをベースに何か使いやすいシステムを組めないものだろうか、とは思うが、そうでなくてもセキュリティの問題で一番狙われているアプリばっかりだし、なかなか難しいんだろうな。
2004年1月15日(木) 今更ながら「陰陽師」を見ました
昨夜、やっと仕事が一区切りついたかな、とマッタリしていたら、スカパーで陰陽師(映画版)をやってたので思わずカミさんと見てしまう。既にいろんなところで、語り尽くされている話だとは思うが、個人的な感想を。
伊藤英明の博雅は、速いセリフ回しとかでちょっと辛いところがあるものの、ハマリ役だと思う。あんなに速いセリフにしなければいいだけの話だし。キョンキョンも良かった。何より年齢不詳の八百比丘尼らしいメイクというか、キョンキョンの存在自体もそんな感じでぴったり。岡野玲子の漫画のファンとしては、祐姫が綺麗すぎる感もあるが、話の流れから行くとアレはアレで良かったのだろう。夏川結衣は熱演だったし。よくあんな役を引き受けたな、と思う(それは宝生舞も同じだが)。それよりも元方役の柄本明がすごすぎ。岡野玲子のキャラクターそのまんまである。漫画から抜け出てきたみたいで、爆笑してしまった。真田広之も良かったし、とにかく豪華キャスト(今井絵里子の意味はよくわからなかったが)で、そういう意味では全く不満なし、おなかいっぱいという感じであった。
ただ、一番気になっていたのは主人公である安倍晴明の野村萬斎である。野村萬斎というと、一般的にはこの陰陽師なんだろうが、映画を見ていなかったオイラにとっては、NHK教育の「日本語であそぼ」で子供と共にヘンテコな踊りを踊っている狂言師、のイメージが一番強く、決して匂い立つような美男子というわけでもないし、特にあの番組で現代の服を着ているのを見ると、なんか頭がでかくて足が長いわけでもない、いわゆる典型的な日本人体型で、映画の主人公、というイメージにはちょっと遠かったのだ。
映画の冒頭で晴明が出てきたときも、やや違和感が拭えなかったのだが、見ていくうちに、これはこれでハマリ役なのだ、と納得させるだけのものがあると感じられた。同じ狂言師なら、和泉元彌ならどうだっただろう、という話もしたのだが、でもこれはこれで十分。TV版の、五郎ちゃんの奴はちょろっとだけ見たような気もするが、こっちを見ちゃうと、もう五郎ちゃんじゃダメだ。それくらいの説得力はあるね。これは2も見ねば、とちょっと思わされる作品でありました。
2004年1月16日(金) 秋葉へ行って、つけ麺食って。。。
朝からクルマでちょろちょろと都内を走り回ることに。久々に朝10時の秋葉原や神田なんかに行ってみて感じたのだが、既に朝10時から店が開いて、街が動き出す、なんて時代は過去のものになりつつあるな。神田も秋葉原も、10時の時点で開いている店は半分に満たないんじゃ無かろうか。もちろん、大手なんかはちゃんと開いてるんだが、秋葉原や神田は小さな店が多い街でもある。そのせいもあるのだろうが、少なくとも店の閉店時間は確実に遅くなっており、個人営業店などは人件費も馬鹿にならないということで、朝10時から開くのは少数派になっているんだろう。
今日秋葉原に行った最大の目的は、自宅のトイレの電灯用スイッチ(埋め込み)の調子が悪くなってきて、どうにも不便で仕方がないので、スイッチを購入しに行ったのだった。本来なら大家に頼むべきことなのだろうが、急を要するし、こんなもの自分でやっても、金額も、作業も大したことはないからね。ま、うちの近くならハンズにもあるんだろうけど、あそこは結構値が張るので、たまたま秋葉の近くまで行く用事もあったことだし、久々にガード下のちっちゃなパーツ屋を眺めつつ、スイッチでも買ってくるか、と思ったわけである。
しかし、前述の通り、行ってみたらまだ開いてない店がかなりある。個人的に、ついでにThinkpad関連の中古パーツやジャンク、デスクトップ用の新しいビデオカードなんかも見たかったのだが仕方がない。とりあえずスイッチだけは入手できたので早々に退散。それにしても、駅前駐車場が無くなったのは痛い。行くときにお茶の水側から坂を下っていく途中に新しくコインパーキングが出来ていて、週末はこの辺が狙い目かな、なんて考えたりしたのだが、駅前駐車場が無くなったとすると、この辺も結構埋まってしまっている可能性は高いな。秋葉原は街として、もうちょっと真剣に駐車場のことを考えるべきだろう。
スイッチは新しめの(少なくともオイラが前に来たときにはなかった)、ちょっと綺麗で大きなパーツショップで購入したのだが、部品の配置なども今までのパーツ屋とは異なり、壁を上手く使っていて効率的っぽい。ああいうのが新しい売り方になるのかしら、とちょっと思ったが、それによってあのガード下やラジオデパートなんかの、昔ながらのあの風情が失われちゃうのも寂しいなぁと、秋葉歴25年になろうかというオジサンは思ってしまうのでありました。
さて、帰りはちょうど昼時だったので、同乗していたカミさんが、この日記に書いていた池袋西口(場所的には北口)のつけ麺屋に行きたいという。12時を回ってしまって、混むとやだな、とは思ったが、近くのコインパーキングもガラガラだし、見る限り並んでもいないようなので入ってみた。啜所 灰汁美(あくび)という店。
メニューはつけそばと汁そばの2つが基本。あつ盛り、ひや盛りのほかに麺の量が4種類選べるのと、トッピング各種。それに加えて見慣れない、ネギだけというメニューがある。これ、何ですか?と聞いたら、つけそばでも汁そばでも、標準トッピングがネギのみ、とするのだそうで、そうすると150円マイナス。そんなに標準でトッピングが乗ってるんだろうか、ととりあえず標準のあつ盛りつけそばを注文(カミさんも同様)。
比較的すぐに出てきた麺は、想像していたものと違い、かなり白い。かん水を全然使ってないのではと思わせる。やや細めのうどんみたいだ。ただ、食べてみるとその食感はまごうことなき中華麺である。スープはかなり魚系の強い、濃い出汁。美味いのだが、ちょっと濃すぎる気がする。帰りにカミさんと二人で、唇が張り付いちゃうね、と話したほどである。なぜネギのみメニューがあるのか、も食ってみてわかった。かなり大振りな煮豚が、ゴロゴロと入っているのである。個人的には嬉しいが(そういう人の方が多いだろうし)、これはきつい、麺だけを純粋にいっぱい食べたい、という人もいるだろうから、悪くない選択肢だ。
さて、これはどのカテゴリに属する食べ物か、といわれれば、間違いなく中華そばのそれなのだが、店のどこにもラーメンとかつけ麺という言葉が見あたらないのは、それなりのこだわりがあるのだろうと感じられた。麺にしても、工夫が見られてなかなか好印象。個人的には濃すぎるのがもう一つだが、決して悪くはないので今度は汁そばを食いに来てみようかな、と思った。カミさんは気に入ったようである。
我々が店に入ったときは12時を回っていたが、ピークにはまだ早かったのか、ガラガラだった。食べているうちにそれなりに埋まってきたので、まぁそれなりの評価は得ているのかも知れない。まだオープンしてそれほど経ってなさそうだし、何よりも立地がちょっときついかも。駅からは遠くないが、ロサ周辺の繁華街をうろうろしている限りでは目に入らない場所なのである。ま、人気店になって並ばないと食べられなくなってしまうのも困るのだが(客はいつもわがままである)。立地的には巨大な潜在客層を持つ場所だろうから、長く続いて欲しい店である。
2004年1月17日(土) 歯医者とトリビアと「ウォッカ・タイム」
今日は朝から久しぶりの歯医者へ。
実はここのところ苦しめられている頭痛は、虫歯が原因なんじゃないかと思ったのだ。夕べもものすごい痛みに苦しんで、とにかくこれが直る可能性があるなら、何でもやろう、というのもあって(いや、もちろんそれがなくても行くつもりでしたけど)行ってみた。行ってみたら、前に行ったのは一昨年の9月とのことで、丸1年以上行ってなかったのね。反省。
トリビアの泉、へぇボタンはどこ行っても売ってるし、大人気らしいが、さして気になるもんでもないし、あの時間帯あんまりTVを見てないので、今までほとんど見てなかったのだが。今週ちょっと見かけて、それもあってちょっと別件で検索していたら、毎週のトリビアのネタを逐一書いてるページを見つけた。まぁマメねぇ、と思ったら、そういうページ、いっぱいあるのね。まぁデータベースとして残すと考えればいいことなのかも知れないけど。なんか、個人のHPの存在って何?って考えちゃいますな。
大体そんなもん公式HPに全部残ってるだろうよ、と行ってみたら、何にも情報のないページなのね。他の局では、この手の過去情報をきちんと全部載せてるところも多いってのに。まぁ、単行本化してるから、その辺の兼ね合いもあるのかも知れないけど。
んで、その個人HPをつらつらと見てたら、正月特集のトリビアで、ロシアの大統領は禿とふさふさが交代に就任する、というネタがあった。これ、片山まさゆきの「ウォッカ・タイム」って漫画に出てきてるじゃん!と思ったのだが、まぁあの漫画が出てからおそらくもう10年以上(調べたら1986年だって。20年近いんだ)経ってて、多分あの時点ではゴルビーまでだった気がするので、その後のフォローまで考えれば新たなオリジナルとしていいかも、と言うべきか、あの時点での片山まさゆきの読みはその後2代に渡っても当たっている、という意味で彼はすごい!予言だ!と言うべきか。あるいは本気でロシアがそれを守ってるだけだったりして(笑)
その後「片山まさゆき ウォッカ トリビア」でぐぐってみたら、3つほど引っかかった。やっぱり知ってる人、いたね。ずいぶん古くて、マイナーな漫画ではあるけど。あれは名作です。古本屋や漫画喫茶で見かけたらご一読をお勧めします。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6218/vodkat.htmlに書評がありました。
2004年1月18日(日) 最近の新製品について雑考
最近の新製品なんかの話をつらつらと。
先週末、アメリカでCESというコンピュータ関連のショーが行われており、様々な新製品の情報が、ほぼリアルタイムでネット上で流れた(ホントにいい時代になったもんだ。こりゃ雑誌なんて売れなくなるわけだよな)。その中で一番気になったのは、ネットワークメディアプレーヤである。
参考記事 オイラの家はたいして広いわけじゃないのだが、古い家で、変な間取りになっている。その中で全く反対側に位置し、遠く離れた居間と台所にTVを置いているわけなのだが。地上波のアンテナを引き回すのもかなり面倒なのに加え、ウチはスカパーの比率も結構高いのに、台所では見られない、という状況なのであった。同様の悩みを持つ方も少なくないと思う。
VAIOあたりだと、独自のネットワークサーバ機能を使って、離れた場所のクライアントPCで、無線/有線LAN越しにサーバ内に保存されたビデオや、サーバが受信している番組を見られるという機能がある。これは新たなWindows XP Media Center Editionを使えば出来そうな感じでもあるのだが、いずれにせよ、それを採用するとなると、台所側のTVにはクライアントPCをつないで、それを操作しなくてはならないということで、ちょっと敷居が高かった。
これが、家電として操作などの敷居を下げた、ネットワークメディアプレーヤが安価で手に入るようになれば、全て解決する。個人的には、PC用大型液晶がもっと安くなって行き渡り、Windows XP Media Center Editionのような機能で、もっと簡単にリモコン操作できるPC、もしくはスマートディスプレイが実現すれば、それが理想なのだが。ま、何にせよ、ネットワークメディアプレーヤによって、家電とPCの融合が本格的に始まるかな、やっとそういう時代が来るのか、という感慨はある。
今年中に本格的に普及するものなのかどうかはわからないが、楽しみなジャンルであることは確かである。
次はデジカメの話。新製品はとぎれることなく発売され、ちょっと見てないとなにがなにやら、という感じではあるのだが。個人的に引っかかったのは、やっとニコンでもフルフレーム動画が搭載されたというニュースである。本来はこの新型(COOLPIX3700)は、コンパクト化と、ニコン初のSDカード採用、というのがメインニュースなのだが、個人的にはVGAフルフレーム動画の採用が一番のニュースである。ニコンの静止画の絵作りは好きなので、これならやっと、今のが壊れたら置き換える候補として考えてもいいかな、という感じである。まぁ、既に時代はMpeg4だとは思うけどね。
2004年1月19日(月) 言葉の話
確信犯という言葉は、本来の意味とは違う形で使われてることが多い、ということは、昨年6月に行われた世論調査であまりに結果が悪かった(「役不足」と共にわかっている方が2割というとんでもなく低い結果)ため、マスコミでも数多く取り上げられたからご存じの方も多いだろう。
確かに「こりゃ間違った使い方なのに本人知らないな」という使われ方を雑誌や新聞でも散見するし、オイラも間違って使っていた(正しい意味は、あの記事よりもずいぶん前に知ったのだが)。ただ、本来の意味を知ってしまったがために、自分の中では「これは確信犯だよね」と言いそうになってしまっているのに、そういえず、ちょうどいい言葉が見つからない(故意の犯罪とか言えなくはないが、一言で収まらないので言葉としていまいち)という悲しい事実がある。
あるサイトでは、確信犯と役不足、どちらも一見したときの印象が、本来の意味と逆に取りやすい言葉であり(確信的、と言う言葉があるだけに)、言葉として出来が良くない、といったようなことを書いてあった。ま、それもわからないではないが、でももう世の中に流通してしまった以上、直せないんでしょうかねぇ。
先日のトリビアでは、面黒いと言う言葉が実際にあって、と言うのをやっていたが、あれは全く逆の意味の言葉として両方通用しちゃうんだよね。本来なら最初に使い始めた(恐らく)弥次喜多で使われている意味の方(面白いと同義)を正解とすべきなんだろうけど、それを知らずか、近世になって俳句などで逆の意味で使い始めて、それも普通になってしまったというのはなかなか面白い。あと数十年もすると、確信犯や役不足という言葉が、本来とは逆の意味で一般的にも通用する時代が来てしまうのかも知れない。実際に社会で通用するようになってしまうと、広辞苑とかでもそれを載せざるを得なくなったりするもんね。
さっきは面黒いを上げたが、もっとわかりやすい例がある。独壇場という言葉、なんて読むと思います?そう。「どくだんじょう」だ。ところが、これは実は、独擅場(どくせんじょう)の間違った読みが一般的になってしまい、ついにはオリジナルの「どくせんじょう」がほとんど使われなくなってしまったという例である。この辺、ちょっとネットで引くと、いろいろやってる人がいる。ケンケンガクガク、なんかもよく知られた例だ。
ここに結構載っている。
http://homepage1.nifty.com/hidex/goyo/goyo1.htmlこのページで誤用とある、ねんぼう、とんでもございません、だいにんずう、かせんじき、はだざむいあたりは使っちゃうことがあるし、よく聞く気がする。読みに関しては、最近の日本語入力システムは頭がいいので、間違った読みだと変換してくれなかったり、特にATOKなんかだと「〜の誤用」なんてわざわざ表示してくれたりする。あ、でもだいにんずうとかせんじき、はだざむいは一発で変換するぞ、ATOK。
しかし、このページ面白いな。ひたすらリンクを追ってられるね。6年間の積み重ねってのはすごいんだな。トップを見ると、結構昔からいろんなところで紹介されてるようだから、知ってる人も多いかも知れないが(オイラは今回検索で引っかかって初めて知った)。
さて、最後にもう一つ。1/13にも是非〜いかがの言い回しになんか違和感が、と書いて、ちょっと調べてみようと思ったのだが、検索をかけてもそこら中で使われているので、きちんとした話が出来ないのだが。
「是非」に対しては、お願いもしくは命令調でないとおかしいと思うのだ。「是非〜してみてください」というのが普通だろう。「是非」と強めて言っておきながら、「いかがでしょうか」とお伺いを立てる(疑問系で終わる)というのはやっぱりおかしい気がする。ま、最近は、「全然」に対して否定じゃない言葉を使うのも当たり前になってしまって、オイラも結構使ってしまっているので、言えた立場ではないかも知れないのだが。誰かきちんと語学的な立場でこの疑問を解いて貰えないもんでしょうか。
2004年1月20日(火) KLR復活への序章
バイク屋にKLRのエンジンを預けて早半年。ばらし始めたのを見たのが2ヶ月前だった。パーツが来なかったし、他にも忙しいようだったのでしょうがなかったのだが。年越しちゃうかな、位のことを言われ、年末最終日の忘年会にも行ったが間に合わず。年が明けてからもすぐに行ったが、やっぱり手を付けられてなかったので、その後体調を崩したのもあってちょっとご無沙汰していた。で、昨日久々に行ってみたら、もう組上がってるっていうじゃないの。近いしちょくちょく行ってるのは確かだけど、電話くらいくれてもいいのに。まぁエンジン単体だからそれほど場所もとらないだろうけど。
で、当初はやり慣れてる作業場と工具の方がいいし、工賃も安く上がるだろうと思って、組上がったエンジンを貰ってきて自分で積み替えるつもりだった。でも、どうも組んでくれた若いメカ君は不安みたいだし、車体を持ってきて積んで試さなきゃダメか、ということで、んじゃウチで、今乗ってるエンジンを降ろして持っていくか、という話を昨日したばっかりだったのだが。
今日は暖かくなるし、やるぞーと思いつつ、起きてちょっと仕事をしてみたらやっぱり面倒なので、店から軽トラを出して貰って、エンジンが載ったまま運んでいくことに。あぁ、軟弱になったもんだ。押していったって10分そこそこの距離だし、上り坂があるわけでもないんだけどね。
で、その若いメカ君と2人でエンジンを載せ換え。オイラが慣れてるのもあるけど(いつも使ってるジャッキや台も持っていったし)、やっぱり2人だと早い早い。1時間足らずで載せ換えそのものは終了してしまった。
で、バッテリは死んじゃってるみたいだけど、KLRはとりあえずキックが付いてるし、バッテリが無くてもエンジンはかかる(昔レーサーとして乗ってたこともある)ので、キックはしてみたが全然かかる気配なし。火も飛んでるし、と、メカ君はいきなりヘッドを外し始めた。まぁ、自分で組むと心配になるもんだけど。でもとりあえずバルブまわりもまともに動いてるみたいだし、圧縮もある。で、プラグが濡れてないことから考えても、こりゃキャブだ、と言うところでとりあえず時間切れ。明日はオークションに行っちゃうらしいので、作業はどうなるかという、個人的にはちょっと惜しい幕切れとなってしまったのだった。オイラ1人でやるから、と店を開けて貰う手もあるのだが、残念ながら明日はリリースの仕事が2本。うーん。
2004年1月21日(水) KLR、エンジン復活!
今日は朝からリリース配信2本、の予定が、急に朝の奴がなくなってしまったので、バイクがやりたかったのだがやっぱり開いておらず。仕方ないので別の仕事をしたり、買い物したりで夜まで待ちきれないぞ状態で、やっと夜分にバイク屋へ。
やっぱりキャブだったそうで、エンジンかかった!やった!
音も悪くないし、ちょっとクラッチがアレかな、とは思うけど、その辺は乗ってるうちになじんでくるだろう。古いバイクで、再利用部分が多いので、ちょっと水が漏れたり、オイルがにじんだりするところがあり(そのくらいはなんかで対応して乗っちゃうことも出来るけど)、その辺のパーツを注文して、死にかけてるバッテリに関しては、もうちょっとまともな中古バッテリを常連さんがくれるというのでそれを待つことに。
今度の週末には乗れるかも。わーい。
ところで、昔ネットライダーズという、デイトナが金を出してたバイクのポータルサイト?みたいなのの仕事をしたことがあるんだが。今日、ちょっと思い出して、昔やった仕事の記事はまだ残ってるのかしら、と検索してみたら、ホームページそのもの(というか、ドメイン)が出てこない。やめちゃったのかしら。誰か知らない?
2004年1月22日(木) 帝都東京・隠された地下網の秘密をやっと読んだ
友人に勧められていた「帝都東京・隠された地下網の秘密」、1だけだがやっと手に入れて読了。
確かに面白いんだが、非常に読みにくい。図が少ない上にわかりにくいものばかりなのと、内容的に推定的表現が多く、説得力に欠ける感有り。ヤバくて強くは言えないのかもしれないが。
それから、地図によってラインが違うのなんかは、単に最初に入手した情報がそうなっていただけで、どうせ地図だったら地下鉄なんて駅の場所さえ合ってればいいわけだから、それ以上は細かくやってないだけなんじゃないか、とか、地図上の表記に何らかのメッセージが含まれてる、というのなんかはちょっと穿ちすぎじゃないか?ただのミスじゃないか、とも思うのだが。
このサイト(東長崎帝国)にも書かれているが、まず東京都心在住じゃないとわかりにくいのに加え、東京に住んで30年以上のオイラ(その半分はバイクやクルマで都心を走り回っているのに)ですら、逐一地図を引っ張り出して見ながら読みたくなる。ホントに地図を片手に、現場に行きながら見たい感じだね。
読みにくい、わかりにくいとは書いたけれど、内容的には、かなり好奇心を刺激されることは確か。有楽町線とか、丸の内線とか、結構近場で面白げな情報がありそうで、確認したいことも多いし、いろんな地図やデータをPC上でうまく合成して、見やすく整理してみたいねぇ。カラーにするだけじゃなく、PCならではのレイヤー構造なんかを上手く使ってやってみたいと思わせる。
まぁ、地下での正確なルートとか、G測定器を持って地下鉄に乗って調べてみたい気がする。それでちゃんと測れるかどうかは謎だが(笑)
今は仕事がちょっと忙しいのと、バイクがまだ直らないので(もうほとんど直ってるんだけど)その2つが落ち着き次第色々と調べつつ、それを整理する新しいページを作ってみようかと画策中。
2004年1月23日(金) プリンタを購入
新聞に折り込みが入っていた池袋駅前のさくらやの特売で、キヤノンのPIXUS 550iが8980円というのがあり、ちょっと前からカミさんが、カラーで写真を簡単に刷れるプリンタを欲しがっていたので、この際と買いに行ってみた。10時開店なのに10時10分前くらいに出たせいもあって、店に着いたのは10時15分くらいか。最後の1台が残っており、何とかゲット。
オイラの「駄文」のページだかでも書いたと思うのだが、個人的にはキヤノンのプリンタは嫌いなのだった。昔、キヤノンのプリンタ関連で仕事したりしたこともあるんだけどね。キヤノンというメーカーのその姿勢(プリンタドライバなどのサポートが悪すぎる)が嫌いだったのだが。ま、んじゃエプソンが好きかと言われると、あそこもプリンタドライバは昔から出来が悪く、好きじゃないんだけど(笑)
キヤノンのインクジェットと言えば、なぜか広報用貸与だかのF300?だかがなぜだかウチにあって、使わないので妹にくれてやったのが最初だろうか。それ以前はエプソンのPM750だった。で、事務所にもF300があるのだが、これが遅かったり標準じゃめちゃめちゃ汚かったりで非常に使い勝手が悪く、ますますイメージが悪くなっていた。家ではそれに加えて複合機MP10を使っていたが、これも汚い、遅い、ランニングコスト悪いの3重苦で結局今は使わずに置きっぱなし。
しかし、カミさんの実家で買ったS700を使わなくてはならない状況になって、ちょっと印象が変わった。かなり綺麗な上に速い。これならカミさんが写真を刷るためだけに買ってもいいかな、ということになったわけだ。
それまでは、写真画質のプリントには松下とオリンパスの昇華型プリンタを使っていて、特にオリンパスの方はフチの余白が大きいことを除けば画質的にも不満はなかったのだが、もう古いプリンタなので、プリンタドライバの対応が無くなったのがガンだった。95系のドライバしかサポートされてないのだ。先日、最後のデスクトップを2000にしてしまったので、残った95系OS搭載PCは、ブラザーの複合機のプリントサーバとしてぶら下げてあるTP560と、PC110しかない。どちらも写真をプリントアウトするためのマシン(他のマシンにドライバが入れられないので、プリンタサーバにはできないのだ)としては非力すぎる。というわけで、用紙やインクリボンもまだまだ残っているのだが、しまい込まれたままになっているのであった。もったいないなぁ。NT系用のドライバ、作ってくれないかしら。
試しに何枚か刷ってみた感じでは、十分綺麗なんだけど、全体的に黒の締まりが悪い感じ。標準で付いてきた、簡単に刷れるユーティリティだと画質調整が出来ないみたいなんだが、プリンタのダイアログそのものの方で調整しておくともうちょっと改善されるのかな。黒自体はこれ以上どうにもならないだろうけど、ガンマカーブの調整だけでも全体の印象をもうちょっと変えることは出来るんじゃないかと思う。その手の作業はめんどくさいので、おいおいやっていこう。
さて、今日は、今年最初のモータースポーツイベントである、モンテカルロラリーがスタートした。ここ数年パリダカの仕事はしてないので、これが始まるとモータースポーツのシーズンが始まったな、という感じになりますな。
2004年1月24日(土) やっぱりOutlookは使いたくないぞ
やられたやられた。
先日、某珍走団(暴走族の、一部での蔑称)のHPで祭りになっている、ととある掲示板で見かけ、見に行ったらかなり凶悪なブラクラが貼られていた(クリックで開くのではなく、タグの使える掲示板に、見ただけで実行される凶悪なタグが埋め込まれていたようだ)ようで。ウィンドウが踊り始めて大量に開き始めたところであわてて強制終了したのだが、そのときにOutlookが開いたのでちょっと驚いた。オイラは標準ブラウザはMozilla(Firebird)で標準のメーラは鶴亀メールにしてるから、そういうことにはならないと思ってたのだが。そのブラクラでも、IE自体は開かなかったし。
で、アプリ自体はそのときに強制終了して、その後は特になにも問題ない感じで動作していた。AVGでのウィルスチェックも引っかからなかったし、そのまま忘れていた。
ところが、今日仕事でOutlookを使うことになり(htmlメール配信をしているため、チェック用にだけ使用している)、久しぶりに起動してみたら、受信フォルダを開いた瞬間に落ちてしまう。他のフォルダは問題なく開けるし、試しに新たなメールを送ると、新しいメールを受信はしている(受信メール数は増える)。新しいメールを受信すれば、受信フォルダを開いたときに最初に中身が表示されるのは最新のメールのはずなので、開いたことで落ちるようなhtmlメールではなさそうだ。タイトル表示だけで落とせるようなメールがあるんだろうか?あるいは、日付の設定かなんかで、常に最新部分にそのメールが来るようになってしまっているんだろうか。
セキュリティなんかもちょっと見てはみたんだが、それだけでアプリが落ちてしまうほどのメールに対する設定というのは思いつかない。検索してもそれらしいものは出てこない(というか、こういう件だと検索語の選択が非常に難しく、全然関係ないページばっかりしか出てこない)。仕方ないので、受信フォルダ内のメールを一括して、外部から引っこ抜いてしまおうと考えた。
Outlookには、受信・送信フォルダなどの内容が保存されているフォルダを設定できるところがあるが、そこを直接エクスプローラで覗いても中身は何にも見えない。フォルダ表示の設定を変えてみてもダメである。保存場所を変更してみたら見えるようになったので、受信フォルダのファイルのみ名前を変更し、もとの場所へと書き戻した(正確には、完全なもとの場所はフォルダが見えず、その近くだけど)。
この作業で最近受信していたメールが見えなくなったが、普通に受信フォルダも開けるようになった。まぁ、メール配信用のテストメールばっかりだから、無くなっても大した問題ではないんだけど。しかし、その名前を変更した受信フォルダのファイル、中身を覗くフリーウェアがあったので覗いてみたが、結構スパムが混ざっているので、そのうちのどのメールが、どんなことをして落ちたのか今ひとつわからない。くそー。
AVGのメールチェックにも引っかからなかったみたいだし、今ひとつ後味が悪いのであった。やっぱりOutlookは嫌いだ。
2004年1月25日(日) 公園に置かれた退役車両
今日は町内会の餅つきをした後、子供と近くの公園(板橋の交通公園)へ。この公園には退役した都電と都バスの車両が置いてあるのだが。今までその車両にかけてあった屋根を取り外す工事を行っていた。この年度末の予算でかけ替えるのかな、と思ったら、予算が出ないために撤去してしまうのだという。もともと雨の中でも走る乗り物だし、屋根がなくても、基本的には大丈夫な塗装をしているんだろうけど、その耐久性と、維持のためのランニングコストは、屋根の有無とどっちが高く付くんだろうか。どちらの車体も、内部はちょっと前に椅子を綺麗なモノに交換したりしていたようで、それなりに管理はしているようなのだが、ちょっと気になる。
SLや都電のある公園としては、オイラが子供の頃から知っているものとしては大塚南公園の都電と、大塚台公園のSLがあるが、どちらも最近は柵で囲んで、入り口には鍵がかかっており、平日の昼間なんかに行っても中に入ることは出来ないようになっている。オイラが子供の頃はいつでも自由だったもんだけど、まぁ、ホームレスが居座ってしまったり、それなりの問題があるのは確かなんだろう。
件の交通公園の方は、自転車とカートのレンタルをやっており、昼間はその管理のオジサン達が数人常にいるため、そういう問題は起こりにくいんだろう。うちの子供なんかは、あの都電とバスに乗り込むのが好きで好きで、いつも他の子供と運転席の取りっこなんかをしているのを見ると、ああいう施設はきちんと維持して欲しいなと思う。コストの問題はあるんだろうけど、豊島区のあの辺のやり方は寂しいね。
SLと言えば、中野の紅葉山公園にもある。あそこのSLには屋根があるんだが、ちょっと前に行ったときに、屋根にカバーされない部分?だけ腐食というか塗装の劣化が激しくなっており、ちょっと気になった。大塚台公園のSLは屋根無しだが、あんなにひどくはなっていない。屋根を付けずに、耐久性の高い塗装をしちゃう方が結局はいいのかな。
子供が自転車の練習をしてるのを見てて、いつも思うことがあるのだが、書き始めたら結構なボリュームになってしまったのでそれはまた別項で。
2004年1月26日(月) IRLのCART資産入札とLinuxクライアント
IRLがCART資産に入札していることを発表した。トニー・ジョージやIRL自体に流れる白人至上主義というかナショナリズムは好きじゃないが、これでアメリカのオープンホイールレースが一本化されるのであれば、それは歓迎すべきことだし、早くそうなって、本来の「インディカー」レースが、オーバル以外でも、そして全てのトップチームとトップドライバーによって戦われるのが見たい、というのはほとんどのファンの共通認識ではないだろうか。まぁトヨタ冠のロングビーチなんかは絶対に欲しいだろうし、個人的にはクリーブランドとラグナセカは大好きなので、その辺をなんとかシリーズに入れて欲しいものである。トラも、あのIRLマシンでロードレースやったら楽しいよ、なんて言ってたし。
SOTECが49800円のPCを発売。既にE-machinesとか、ネットで調べれば29800円で新品のPC1台(OS別)、なんてのも出てくる時代になった。こうなってくるといよいよWindows自身の値段が、という風にみんな感じ始めるだろう。ただ、それはある程度わかっている人向けであって、まだまだプリインストール無しのPCや、LinuxプリインストールPCは敷居が高いのも確か。
一般的には、オフィスソフトやOSなんて、単体で買うと結構するものだから、それら全部込みの値段=PCの値段だし、不法コピー問題なんかも考えれば、それが一番いいんだろう。逆に言えば、同じだけの機能があるならLINUXの方が圧倒的に安くなるという話ではある。ただ、問題になるのは、本当に同じだけの機能といえるかどうかという話だ。そういう初心者が、安いからといってLINUX+OpenOfficeなPCを買ったとして、USBの周辺機器が動かないとか、プリンタがつながらないとか、他の人の作ったエクセルやワードのデータが同じイメージで出てこないとか、一般的なオフィスソフトなんかの入門書と操作系が違うとか、そういうトラブルは、メジャーになったら山のように出てくるはずだ。現状でそれが表面化していないということは、まだそんなに一般には普及していないということなんだろう。アメリカではE-MachinesのLindowsPCなんかが結構売られているようなニュースを見るが、問題になってないんだろうか。
オイラ自身は、機会と暇があればLinuxクライアントを作って、使ってみたいと思っているが、会社で使うマシンや、父や義母にそれを勧めようとは思わない。その辺の壁はわかってはいるが、オイラ程度のスキルや、そもそも今の巨大なPC環境は、個人でどうこうなるレベルではない。Linux推進派やアンチMSの人たちが頑張っているのは確かだが、その辺の壁が取り払われる日は来るのだろうか。
まぁ10年位前は、日本国内でPCと言えばNECの98全盛で、今のPCはDOS/V機なんて言ってまだまだ敷居の高い存在だった。それが今やこの状況だから、10年もしたら全く別の状況になっている可能性もあるわけだけどね。
2004年1月27日(火) 折り紙と百ます計算
子供に折り紙で指輪を作れとリクエストされて、調べていたら、「秘傳千羽鶴折形」のページを見つけた。ちょっと前にこれに関連する文書を偶然読む機会があり、最古の折り紙に関する出版物だということで、漠然とそんなのがあるんだなぁ、鶴やその他の折り紙の折り方を紹介しているんだろうな、と思っていたが、中身を見てびっくり。
個人的に、よくしっぽや羽がつながった(最高は4つ輪のように連結)ものは折ったりして、普通の人に見せると「器用ねぇ」なんて感心されたりするものなのだが、この折形(「「折り方」ではないのに注意)はそんなレベルじゃない。
http://www.origami.gr.jp/Model/Senbazuru/index.html このページで、13、14、15、28や31あたりの奴が、オイラがよく作ってる奴に近い。ほとんどは同じ大きさで作るのだが、やってることやコツは同じだ。でも、12あたりになると、経験者じゃないとなにがどうなってるのかすらわからないんじゃなかろうか。
でも見てたら挑戦心をくすぐられて、作りたい気分が盛り上がってくる。忙しいのに(笑) 某掲示板とかでペーパークラフトが色々紹介されたりしていて、作りたいのがいっぱいあるんだよなー。意識ばかりが先走る今日この頃。
http://www.origami.gr.jp/People/OKMR_/origamian1.html このページも参考になります。
ペーパークラフトでは、ここのがすごい。なんとか近いうちにバイクを作ってみたいのだが、なかなか難しいですな。誰か挑戦してください。
http://21yamaha.com/mc/papercraft/ 100ます計算に関する賛否があれこれ出ているようだが、個人的には賛成である。そもそも小学校の高学年でこれをやらなきゃダメな教育になってしまっていることがまず問題だろう。このページの一番下の理科大教授が言ってるように、小さいうちにこれをやらせてしまって、算数に対する苦手意識を起こさせないことが第一だと思う。これに対して反対なんだったら、そろばんをまずやめさせるべきなはずだ。
ある程度レベルが上がって、高校、大学レベルの数学でも、演習で基本的な例題は繰り返し、数多く解いて、それが当たり前のように出てくるレベルにならないと、その上のレベルの問題は解けなくなる。もちろん、思考力を育てたい、という考え方はわからないではないが、応用問題を思考して解くためには、基本的な部分が当たり前のように出てくるレベルじゃなきゃダメだってことだ。
思考の指向(笑)の違いというか、よく言われるのは男女のものの考え方の違いであるが(この件も、ちょっと書きたいことがあるのだが、それはまた後日)、男女という違いだけでなく、同じ男性同士でも、人によって得手不得手な分野は絶対にある。同じ数学が得意な人間でも、代数的なものが得意な人と、幾何、空間認識の能力が高い人というのは明確に違いがあって、それは仕方ないことだと思うし、図にして教えればわかりやすく、理屈として覚えるから、というのは教師のエゴだと思う。
そうやって教えても、わからない人はわからない。地図の読めない女性、なんてちょっと前に本で出てたような気がするが、そういう空間認識の能力のレベルが違う人に、図を書いて必死で教えても、右から左、なんてことはしょっちゅうなのだから。
ただ、社会に出るにあたって、少なくとも四則演算というのは出来ていて損のない能力であるし、これは繰り返しの訓練によって確実に上達させることが出来るんだから、そして、その訓練を子供が楽しんでやれるのであれば、それに越したことはないと思うのだが。
「繰り返しのトレーニングばかりでは思考力が落ちる」と考えるのはあまりに短絡なものの考え方で、「ゲーム脳」と同じだと思うんだけどね。
2004年1月28日(水) Thinkpadの規格と歯医者は痛いぞ
久々に近くのMOSバーガーで仕事。家だとストーブ抱えて仕事しないと寒くて。
画面の明るさを最高にして、無線LANつなぎっぱなしでも、バッテリ1本あたり2時間くらいは持つ感じ。だいたいスペアバッテリを持ってるので、4時間くらいは仕事が出来るって計算になる。でもまぁスペアバッテリが場所を取ることを考えると、やはり持ち歩くんなら光学ドライブと排他で入るセカンドバッテリを入れたいところだ。TP600には使ってるんだけど、互換性がないんだよなぁ。その辺は気に入らない点だ。
Tシリーズは別シリーズだと言っても、T2*シリーズとT3*シリーズ、T4*シリーズでも互換がない。中に入る光学ドライブ自体の大きさは規格モノで変わらないんだから、これは完全に、売るために狙っているとしか思えない。ACアダプタとかは共通化されてるのに。Thinkpad自体は好きなのだが、これだけはちょっと納得できないねぇ。
閑話休題。
今、歯の治療のために、歯の神経を殺すために詰め物がされていて、そこが時にちょっと消毒薬のようなにおいがするのだが、そのせいで、ウィスキーを飲むと(国産だけど)アイラのような香りがしてちょっとおかしい。カミさんはアイラはなにがいいのかわからん、というのだが、オイラは結構好きなのだった。
しかし、最近の歯医者はあまり痛くないようにしてくれるもんなのね。オイラが行ってる歯医者では、院長(おじいちゃん)と副院長(息子。30代?)が2人で担当していて、たいていは若い方がやってくれる。それで、最近は痛くしないもんなんだなぁと感心していたのだが、院長先生の方がくせ者なのであった。
神経を殺す薬を詰めたのに、1度では効かず、そのときは神経を抜こうとして、オイラが顔をしかめたので若先生は途中でやめて、再度薬を詰め直してくれたのだが、今回またしても効いておらず、そして今度は院長が担当。オイラが痛がっているのに院長はぐりぐりと神経を引っかき回してくれて、久しぶりに痛さで涙が出た(笑)歯の痛みの元凶になる、歯の根っこの神経を直接突っつき回されたらそりゃ痛いよ。ずきずきするのが1時間くらい残ったもんな。
この日記、結構見ては貰ってるようなのだが、反応が返ってこないのはつまらないので、ブログ化しようかとも思う今日この頃。どっかいいCGIないかな。
2004年1月29日(木) GT50改がドナドナされていったのだった
実はオイラ、GT50改SDR200エンジンというとんでもないバイクを持っていたのだが、これが完成しておらず(見ればわかるけど)、なかなか直すだけの暇や情熱、スキルも足りずに、置き場所も厳しいので、売りに出すことにした。結構デザイン的にもお気に入りで、惜しいのだが仕方がない。

このバランスはやっぱりいいんだよなぁ。
実際に完成したらまともに乗れるかどうか、危なくてしょうがないぞとバイク屋のオヤジにも言われたのだが、やっぱりこの手のじゃじゃ馬というか、モンスター系にはあこがれるモノなのである。
で、買ってくれた人に話を聞いたら、これで街を走るわけではなく、エクストリーム系を楽しんでいるので、そのためのバイクにしたい、という大宮のバイク屋サンだったのであった。そりゃ、これなら簡単にフロントポンポン上がるだろうなぁ。
まだ買ったばかりだという、ぴかぴかのハイエーススーパーGL-Eハイルーフスーパーロング(ガソリンの2.4)で来てた。やっぱりアレ、いいなぁ。
完成したら試乗させて貰う約束もしたので、楽しみである。タンクに関しては、この写真の状態ではFT1(正確にはJT1)のタンクが着いているが、これは手元に残した。そのうち、モン・ゴリかエイプか、なんかあの辺の小さな(エスティマに積める)足代わりバイクを入手して、このタンクを載せたいな、と考えているのだった。
夜は久々に来た北海道の友人と飲み。急だったのと平日だったのとで集まりはそれほどでもなかったが、楽しい酒であった。体調もずいぶん良くなってきたみたいだ。
2004年1月30日(金) ついにKLR復活!
やっと頼んでいたパーツも揃って、バイク屋から引き取ってきた。まだローが入りにくいとか、ちょっと足回り?から共振音が出てるとか完全ではないし、前足は別のを用意してあるのでそれに入れ替える作業も待っているのだが、とにかく乗れるようになっただけで満足である。
今は17インチモタード仕様になっていて、メーターギアはそのままなので実際の速度の1.2倍程度を表示しているのだが、それでもメーターの針が跳ね上がるのが想像以上に(体感する以上に)速い。カタナよりも全然速い気がする。振動もそれほどじゃなく、車重も軽く、ポジションが楽で、コントロールできる、という余裕が大きいせいなのか、その辺はわからないが。
でもやっぱりこのカテゴリのバイクはいいね。惜しむらくは車体がでかいので、乗り手を選ぶことくらいだろうか。でも足ツンツンでも250クラスのオフ車には乗ってる人は多いんだから、こっちだって乗れると思うんだけどねぇ。それほど重さが違うわけじゃなし。400のマルチに乗るくらいなら、こっちの方がはるかに軽くて下からパワーがあって乗りやすいのに(ピークパワーではかなわないけどね)。
さて、明日はRMXがドナドナの予定。それが決まれば、これでやっとバイクの整理も一段落だ。
2004年1月31日(土) HDD飛んだ!
がっちょーん。メインマシンのHDが飛んだ。
この辺の日記に使っているメモは録画用デスクトップにいつも入れてるので助かったのだが。こんなのはどうでもいいのだ。それよりも仕事のファイルである。
オフシーズンなのでそんなに仕事をしてたわけではないし、昨年のレースが全部終わった時点で、バックアップは取ってあったのだが、それでも二月分くらいの仕事や、溜めておいた各種データがパー。痛い。
その復旧作業(まだ完全には終わってないし)と、とりあえず火急に迫っていた仕事(をやってる途中でHDDが死んだので、その辺の作業も全部やり直し)を仕上げねばならず死にそうな状態なので、日記どころではない気分。
RMXが売れて、KLRは快調(事務所で仕事をするために乗ったんだが)なのに、その辺をきちんと整理して書くだけの余裕がないのだった。
ということで、日記の更新は少し遅れるかもしれません。いつものことではあるんですけど。