モモやん小泊の日々つれづれ日記

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2004年2月3日(火) 発泡酒じゃないビールもどき

 いつも買っている安売り酒屋へ行ったらお休み。もう一つの安売り酒屋へ行ったらそこもお休み。しょうがないので、あまり行かないもう一件(近いんだけど、車が置きにくいので敬遠していた)へ行ったら、サッポロのドラフトワンというビールもどきの新作がおいてあった。2/4発売とのことらしいので、フライング販売ですな。
 HPで見たら、すごいね。
 麦芽を使わないから、発泡酒でもなく、「その他の雑酒(2)」の炭酸入り、になるんだな。それでまた税金が減ると。
 帰ってきてすぐ、のどが渇いて飲んでみたら、薄いけど、意外とこんなもんでいいのかも、と思ったのだが、かみさんに飲ませてみたら不評。軽くて味がないという。おいらはバドとかクアーズとかオリオンとか、ああいう軽いビールも好きなのでそれでも良かったのかな、とも思ったのだが、ちゃんとしたビールを飲んだ後に飲んでみたら、やっぱり全然味がしなかった。うーん。これなら最近のノンアルコールビールの方がビールの味がするんじゃなかろうか。
 のどが渇いて、のどを潤すのに加えて酔いたい、というときにはいいんだろうけど。
 最近は発泡酒もあまり買わなくなっているオイラとしては、やっぱりうーん、な飲み物であった。ただ、その税金の盲点をついての工夫というのは個人的には結構好きだ。日本人はこうやっていろいろと、規制などに対抗していいものを作ってきたんだよな、という意味で、その技術が作り出した一製品としては、最初の発泡酒と同じくらいの価値があり、歴史に残る飲み物だろう。日本の酒税制が変だ、ということも含めて、後生に残るんじゃないかと思う。
 発泡酒を買わなくなった、というのは、確かに発泡酒よりもビールの方がうまいんだから、嗜好品として、そのくらいの差額は出しちゃるわい!というのがでかいんだけど、それだけはないのだった。
 発泡酒でも、アサヒの「スパークス」(銀の缶)と、サッポロの「のみごたえ<生>」(赤い星付きの奴)は結構好きなのだ。ただ、最近はめっきり見ない。まだHPを見ると現行商品のようなのだが、いつも買っている安売り酒屋の棚からは全くなくなってしまった。このドラフトワンを買った、久しぶりに行った安売り酒屋にもないし、近くの酒を置いているコンビニにもない。メーカーとして売りたいのはアサヒは「本生」で、サッポロは「生搾り」らしいのだが。スパークスなんて、最近パッケージのマイナーチェンジをしたようだが、新しいパッケージを見たことがない。売る気あるんかい。
 ついでにHPをいろいろ見ていたら、サッポロラガーはまだあるのね。クラシックも。これは地域限定かな。エーデルピルスは業務用樽専用ってのは惜しい。「酒の細道」に、新宿のある店で飲めるとあったが、今度行ってみるかな。近くの安売り酒屋には、ハートランドはあって(瓶だけど)、お気に入りなのだが、やっぱり瓶はいろいろと敷居が高い、というか缶の手軽さを知ってしまうと瓶は難しいね。それでもカミさんはよく買ってくるんだけど。うまいことは確かだけどね。
 ちゃんとした酒屋に行けば、スパークスものみごたえ生もあるのかもしれないけど、コンビニでも少し安くビールや発泡酒が売られているこのごろ、酒屋は厳しいだろうな。うちの近くでも、今の家に越して来てからの3年の間に4件、昔ながらの酒屋がつぶれ、変わりに大型安売り店と、コンビニでの酒販売が増え始めた。個人的な位置関係では、ちょっと不便になったというのがないでもないのだが。
 酒類販売が事実上自由化されたのに加えて、キリンビールが価格自由化をちょっと前に発表もしている。この手の規制緩和というか、自由競争化は基本的にはいいことだと思うのだが、でもこういうところで影響は少しずつ受けはじめてはいるんだよな。

2004年2月4日(水) HDD飛んだ!のその後。

 HDDが飛んだ、という話を1/31に書いたのだが。
 そのままじゃ仕事にならないので、とりあえずすぐにビックカメラに行って2.5インチHDDを購入(これで少し容量アップ)し、OS/アプリは全部再インストール、データも11月にバックアップしたものを書き戻し、その後の、火急な仕事に関しては、各方面にメールでデータを再送してもらい、その後は徹夜状態の仕事で何とか、一番迫っていた仕事に関しては事なきを得た。
 問題はこの後である。作業内容はもらっていても、11月以降に作業したデータは全部なくなっているので、それを再度構築する手間と、また、メールデータの中に各種のアカウント(サーバアカウントが2つあるのだった)なんかも残っていたので、その辺もまずい。写真や動画データもいくつか消えた可能性がある。
 ネットで調べてみたら、最近はデータ復旧サービスも昔ほどバカ高くはないものが出てきているようだが、このクラスだと10万円近くかかるようだ。どーする。
 とりあえずここまでそれなりにフォローしてしまったので、失ったデータのために10万円近い金を払えるか、という話である。事故にあったと思って、保険をかけてなかった(=まめなバックアップをしてなかった)報いということで、それくらいは払ってしまうか。
 KLRの修理があがって、車の修理もしなくちゃいけないんだけどねぇ。T41もずいぶん安くなってきてて、欲しいんだけどなぁ。T21を買ってからまだ1年経ってないんだけど(中古だったけど)、さすがに大量の画像処理とかで非力さを感じるのよねぇ。Pentium-M&セントリーノでバッテリが持って、無線LAN内蔵、ってのはすごくそそる。本格シーズンが始まる前に何とかしたいなぁ。
 と、最後はいつもの物欲になっておしまい、と。

2004年2月5日(木) バイクの話をいくつか

 ジレラの180ラリーというスクーターに試乗した。以前、友人が50ラリーに乗っていて、そのポジションの良さに感激した(おいらのようなデカイ奴が乗っても楽でさまになる)ことがあるが、今回のはそれ以上にすばらしい。
 とはいっても、それなりに速いので、やっぱりあのポジションだとおっかない。慣れれば大丈夫なんだろうけど、
 ステップはフラットフロアではなく、センター部分が結構高く持ち上がっているので、これだったらスクーターにする必要はないんじゃないかと思うくらいだった。ニーグリップできるようなタンクが着いてたらもっと安心感は増すと思うんだけど。一応膝下でグリップは出来るんだけど、やっぱり心許ない。
 あとはやっぱりスクーターなので、低域のふけ上がりが鈍くなるように味付けされているんだと思うが、その辺のレスポンスの悪さが気になった。大きいのに乗るようになると、ましてビッグシングルなんて乗ってると、スロットルのほんとにちょっとだけ開けたくらいからのトルクとレスポンスがいいので、その辺がついてこないのはかったるい。
 仕事でスーツなんかで都内を走りまわらなくちゃいけないような仕事だったら考えたかも。でもやっぱりスクーターはまだいいや。なによりもKLRが便利なので、アレで十分。もうほんとに楽チンで、軽くて速くて、他のバイクに乗る気が起こらない。
 1/31にRMXを売った話をちょっと書いた。RMX250の初期型、PJ11という、エンデューロレーサー(公道用ではない)として売られた奴の逆輸入車で、販売当初からの憧れだったのだ。
 このバイクはデザインが滅茶苦茶好きで、今でも持っていたい一台ではあるのだが、逆車とはいえ純レーサーの2スト車は、やかましいし振動もすごいし混合だし燃費も悪いしで、普段使うのには手に余る。コースや林道が近くにあってマメに行けて、騒音とかでも近隣の人に迷惑がかからないような郊外に住んでいるならいいのだが、さすがに都内では厳しい。あの形が好きなので、取っておきたいし、今後維持できるような状況になったとして、アレと同じものが手に入れられるかというとそれは難しいと思うのだが、

何度か河川敷を走っただけだったが。唯一友人が撮ってくれたライディング写真。
動画もあるんだが、実は全然飛んでなくて恥ずかしいのだった(笑)

 考えてみると、これですらもう15年前のバイクである(88年式)。でも完調の個体を普通にオフ車としてオイラくらいの腕で乗るのなら、最新のものと比較してもそれほど違いはないと思う。KLRになると20年近く、市販車ということもあって足回りも古いし、Rブレーキもドラムだったりするのだが、RMXなら、極端な話前後のサスペンションさえ最新のものを着けてしまえば(Rは加工が必要だろうが)、それほど今のレーサーと遜色なく走れるんじゃないかと思うのだ。
 ロード部門では最新のリッターバイクの技術進化はものすごく、タイヤも良くなってるし軽量化も進んでるので、10年前のレプリカと比較すれば差は大きいのだが、ことオフロード系では、4スト車の発現以外ではあまり大きく変わっていないような気がする。ロードにしても、10年だと93,4年だから、すでに極太ラジアルは採用されているし、カタログスペックオタクでもない限り、十分な速さがあるだろう。カタナはさすがに20年以上で、クラシックカー状態なのは否定できないが。
 やはりバイクそのものは、80年代後半から90年代に入るあたりである程度成熟してしまったのではないかと思うのであった。歳取ったのもあるけど、あんまり新しいのを欲しくなくなったし、若い連中でも、バブルな頃の、売れなかったバイクに価値を見いだして乗ってたり、欲しがったりしてるのが結構いるし、それで十分なんだよね。単なるレトロ趣味じゃなくてね。
 4輪だってそう。距離を走ったり、ひどい使われ方をしていれば別だが、きちんとメンテされていれば、15年前の車でも89年型である。十分に走るし、エアコンだって利く。ただ、4輪に関して言えば、最近はエコ系の技術発展もあって、燃費がずいぶん良くなっていることも確かだが、ま、どのくらい乗るか、ランニングコストと初期コストとの兼ね合いだね。
 ただ、どっちにしても、ずっと乗らずに置いてあると、さすがにいろんなところが痛む、というのは今回のKLRで思い知った。やっぱり乗ってあげなくちゃね。

2004年2月6日(金) HDD、復旧なるか?

 吹っ飛んだHDDの修理というか、データの復旧をやってくれるというところをネットで見つけたので、とりあえず見積もりだけでもしてもらおうかと久しぶりに秋葉原へ。朝イチに近くで受け渡しがあったので、そのまま10時前についてしまい、時間をつぶそうと中央通り沿いのミスタードーナツへ入ってみた。この中央通り秋葉原駅周辺は、道路全体が無線LANスポットになっているというのを聞いていたので、それができるかと思い入ってみたのだが、残念ながら接続できず。
 一休みだけしてその会社の方に向かってみたら、まだ10時前にもかかわらず、ちょろちょろと行列が見える。あれが最近増えている、ギャルゲーとかその辺の限定モノねらいの行列かな、と、最近の秋葉原の動きを実感。そういう店が増えてるっぽいことは看板や店の外観でもわかるんだけど、入らないし、ラジオ会館の中もその手の店がすごいらしいが、あの辺ももうずいぶん行ってないもんなぁ。
 修理会社に入ってみたら、小さな事務所が雑居ビルの中に入っているだけだった。ホームページにはクリーンルームなんかも出ていたが、そっちはどこか郊外にでもあるんだろう。
 受け渡し自体は、前もって書類も記入済みなので、ちょっと話をしておしまい。まずはハードウェアスキャンをして、どの程度の作業で復旧できるか調べるようだ。基盤が吹っ飛んじゃってるのはわかっているので、もう一台正常な同型HDDを持っていき、ニコイチも可能かどうか聞きたかったのだが、どうもそういう話が出来るような感じではなかった。純粋に営業窓口のようで、応対してくれた若いお兄ちゃんも、マニュアル通りの応対をしてくれただけのようだ。とりあえず、来週火曜日にその結果が出るとのことなので、そのまま渡して引き上げた。
 その後久々に秋葉をうろつこうと思ったのだが、HDD修理の受付が思いの外すぐに終わってしまい、まだ開いている店が少ないので撤退。昔ならここから上野方面に流れてバイク屋を見て回ったりもしたもんだが、最近のバイク街は見る影もない。秋葉共々、ちょっと寂しいオジサンなのであった。

2004年2月7日(土) 子供の描く/書くもの

 親バカなのはわかってるのだが、子供の成長がここのところめざましくておもしろい。絵と文字についてである。
 ウチの娘は4歳と2ヶ月になったところだが、ここのところ見る見る描く絵が上達している。読むのはもうずいぶん前から、ひらがなもカタカナもほとんど読めるようになっているようなのだが、さすがに書く方はまだだろうと思っていた。
 絵も、数ヶ月前まではなにを描いているのか説明されても分からない、ぐちゃぐちゃのものが多かったのだが、ここのところ、ちゃんと円を描いて、中に目(最近は片目ウィンクに凝っているらしい)と口、そして髪の毛(ウチの娘はおさげにしていることが多いのと、セーラームーンに狂っているので、おさげのようなものが左右に生えている)、そのうち体が発生して、今はそこから線を引っ張って手と足が出てきている(オタマジャクシか)。
 絵も具体的な形にならないのに文字はまだ早いな、と思っていたが、最近は絵が具体的な形になってきて、そして、昨日買ってきた絵本に名前欄があるのを見つけたら、自分で名前を書くという。
 書かせてみたら、鏡文字になっていたり、上下がひっくり返っていたりするのだが、一応親が見れば確かに文字だ、というものを書く。面白いのは書き順である。そんなもの教えてないので、オリジナルで書いているわけだが、おそらくその文字の、一番印象の強いだろう部分から書き始めるのだ。
 絵にしてもそうなのだが、こういうのは心理学?行動学?認知学だかわからないが、そういう学問でも研究していそうなネタで、自分の子供であるという、一番近くで常に成長を眺めている身ならでは(保育園の保母さんとかもそうなのだろう)のもので、非常に興味深い。その手の学問を研究している学者さん、先生だって子供がいる人は多いだろうから、そういう文献もあるんだろうなぁ。と、ちょっとその辺に興味が出てきた今日この頃でありました。

2004年2月9日(月) ラーメン名作座に行ってみた

 池袋にラーメン名作座というラーメン屋ばっかり集めた通りが出来たとネットで見かけて、昼飯を食いに行ってみた。>HP
 サンシャイン60通りのど真ん中から入っていけるのでそれなりにいい場所だとは思うのだが、以前は飲み屋(それも場末のスナック系)ばっかりで(今も結構残っているが)、あまり積極的に通ろうという場所ではなかった。
 じゃ今はきれいで明るくなったかというと、そうでもない。一番人通りの多い入り口になるであろう、サンシャイン60通りに面した入り口は、ひかり町の、以前からある入り口のままで、横にわずかにのぼりが立っているだけ。その先を区役所方面に曲がった方から入ると、看板と横町の地図があるのだが、これはちょっとわかりにくい。
 まだオープンしたばかりだし、TVなんかでも紹介されはじめているし、おそらく雑誌などでの展開もこれから始めるんだと思うが、実際に行ってみるとちょっとわかりにくいかな、という感じ。全く土地勘のない人なら地図をちゃんと用意していったりするんだろうが、オイラみたいにあの辺が地元の人間でも、よっぽどでなければひかり町、と言われてあの横町は思いつかないんじゃなかろうか。
 掲示板なんかでは賛否両論出ている(当たり前だ)が、個人的にはいいかな、と思った。この辺であの手のものとなると、ナンジャタウンの餃子や、新横浜のラーメン博物館、カレー博物館なんかが思い浮かぶが、どれも入場料が必要であるが、ここは単なる横町なので、入っていって店を見るだけならタダである。その代わり、雨が降れば傘をさして待たなくちゃならないだろうし、冬は寒いわけだが。
 入ってから、何かを食うために金を払うのは当然として、覗いてみてなにも食わずに出てくるだけでも金を取られるというのはどうかと思う。もちろん、新横浜のラーメン博物館のように、昔の町並みとか、そういう部分で凝ったというのはわからないでもないが、でもデックスお台場の「台場一丁目商店街」とか「台場小香港」は金取らないし。やろうと思えば可能だとは思うんだが。でも横浜大世界(中華街に出来た新しいビル?みたいな奴)も入場料取るんだよな。うーん。
 ラーメン自体は、この横町の存在を知ったHPで紹介されていた、「一文字」のえび塩ワンタンを食ってみたが、十分うまい。一口目、スープを飲んだときはえらい塩っ辛いと思ったのだが、麺を食い始めたらなんでもなくなった。麻痺したのか?
 ラーメン系BBSでは、店員の対応が悪いとか怒鳴られてたとかという情報も見かけたが、オイラが行ったときはそんなことはなかった。時間が時間だった(昼のラッシュの後)というのもあるだろうし、まだ宣伝も十分ではなかったのかもしれないが、思っていたよりもガラガラで、このまま普段でも並ばずに食えるのなら(店の人は困るかもしれないが)、たまに来て食うのにはいいかな、という印象。ほかの店はあんまりそそるのがない(あくまで個人的な趣味だが)ので、またわざわざ来るかどうかはちょっと難しいところだ。もうちょっとなんかインパクトというか、ここならではってものが欲しいが、この立地ならこれでいいのかもしれない。ここだけのために来る必要はないからね。
 帰るとき、アムラックス前でBMWのR100GSのパリダカレプリカを見かけた。アチャルビスの40リッター?タンクが付き、マルボロレプリカカラーになっており、田宮のプラモデルに近い。やれ具合もなかなかいい感じだった。メットがぼろぼろのお椀とジェットパイロット系の2つ、ホルダーに引っかけてあったのが気になったが(オーナーは若いのか?)。やっぱりここまでやるならMX-2のマルボロカラーで乗って欲しいところだ(リエゾン仕様でオンロード用フルヘル・マルボロカラーでも可)。カメラを持ってなかったのがちょっと悔やまれる。画質がどうこう言っても、普段絶対持ち歩いているといういみで、カメラ付き携帯はやっぱりいいんだよねぇ。うーん、買うかなぁ。

2004年2月10日(火) HDD復旧、絶望か?

 2/6に持ち込んだ会社から、HDDの修理は難しいという返答があった。とりあえずのハードウェアスキャン?をやったようなのだがダメだったので、クリーンルームでの分解作業になるという。それはHPなんかでも見たので、それでも復旧するなら、と頼もうとしたら、初期作業が25000円で、このデータ量(32GのHDD、8割くらいは埋まってただろう)だと、その後35万から50万くらいかかるという。おいおい。HPだと8万円から、ってあったんですけど。さすがにその額では直すだけの価値は出てこないのであきらめた。
 やっぱり、その後入手した同型HDDとのニコイチ作業が必要になりそうだ。
 復活をねらったとき、最初に池袋のドスパラだかビックで2.5>3.5の変換アダプタを買ってきて(もちろん持っているのだが、どこにあるかわからず)、ほぼ休眠しているデスクトップ2号機のスレーブにぶら下げてみたのだが、アダプタが悪かったのか、ケーブルか、すでにマザーが終わっているのか、全く認識しない。おっかないので、こっちでやるのはあきらめ、デスクトップ1号機で試したいのだが、そっちはATAには4つフルにぶら下がっている上に、ちょっと作業がしにくい場所にあるために、面倒でなかなか作業をする気にならないのであった。
 とりあえず、データやシステムの復旧もそこそこ進んできており、失ってやばいなと思うデータは結構あるものの、仕事自体にはそれほど支障のないレベルまで戻ったので、何とか一安心。ただ、経費だとかその手のデータと、いくつかのアカウントデータがなくなったのは痛い。どーするかなぁ。

2004年2月11日(水) 牛丼、自作おもちゃ、ラーメン名作座再び

 吉野屋の牛丼がついに無くなるということで、ニュースも駆け込み需要の大騒ぎをそこら中で報道している。ばっかじゃなかろうか。
 個人的には吉野屋は好きで、こういう問題が起こる前はちょくちょく1人で行っていた。ただ、こういう問題になって、あわてて牛丼を食うのもどうかな、と躊躇したのと、他のメニュー(ただし、カレー丼はのぞく)があるなら食ってみようかな、とは思ったのだが、その当時行った限りでは、池袋にはカレー丼以外のメニューが入ってる店がなかったのだった(その後、豚キムチ丼だけは食ったが、あえて食うほどのメニューではないね)。
 バイク屋の常連達とその辺の話をしていたら、他のメニューが450円とかするんだったら吉野屋に行く意味がないし、興味もないという。うーん。そうじゃないんだよね。そもそも牛丼が280円なんて値になったのだってつい最近だし、
 オイラはガキの頃、少年野球をやっていた(で、昼飯は牛丼、というのは定番だった)のと、すぐ近くに古くから吉野屋があったので、子供の頃から刷り込まれた味なのだった。だから、松屋やらんぷ亭、なか卯など他の牛丼の味にはどうも今ひとつなじめない。
 ただ、個人的には、それほど遠くない将来にこの牛肉騒ぎは収まると思う。となると、今回の騒ぎはいいチャンスになるはず。牛丼そのものをよく知らなかった、まだ食べたことのなかった層がこの騒ぎで牛丼というものに注目したこと、それを食べてみたことなど、ものすごい広告効果であり、いわゆる独身男性や、昼飯代の厳しいサラリーマンだけじゃなく、実は結構好きだった、とカミングアウト(笑)する人も多く、意外にファンは多いんじゃないか、と再確認されたことや、女性など新たな層の掘り起こしが出来たのは大きいよね。オイラの回りでは、吉野屋なんて入ったこともないって女性が結構いたもんだ。
 まぁ、あわててはいないけど、またいつふらっと食いたくなるかわからないし、なるべく早い復旧を願いたいところだ。

 今日は8日より湯島天神で始まっているという梅祭りを見に行ってみた。でもさすがに早かったようで、ちょぼちょぼ。梅園の梅はほとんど咲いていなかった(他の部分に、何本か咲いていたりはしたが)。
 その後は上野の民俗資料館へ。昔、出来てすぐの頃行ったり、その後もデートで行ったりした(上野でデートって多かったんだよなぁ(笑))んだが、さすがに久しぶりであった。
 どのくらい変わってるかとも思ったが、それほど変わっていない。ただ、こんなに1Fは狭かったかな?というのと、2Fは、最初はおもちゃばっかりだったような記憶があるのだが、この辺は怪しい。それでも、昔ながらのおもちゃがいくつか並んでおり、実際に遊べるのがよかった。この博物館は、少ないなりに、昔の部屋なんかを再現したところ、実際にあがって雰囲気を味わえるのがいい。おもちゃも実際にさわって、遊ばせてくれる。今の子供には、なんていう人もいるかもしれないが、結構にぎわっていて、子供たちも夢中で遊んでいた。
 オイラの世代ですら、小学生の頃からプラモデルも、超合金ももちろんあったわけなのだが、オイラはこの手の、昔ながらの自作おもちゃが小さい頃から好きだった。工作が好きだったというのはもちろんあるのだが。
 学研の科学/学習や小学館の小学○年生などの付録工作ももちろんたくさん作ったが、それだけじゃ飽き足らなかったオイラに、自作工作おもちゃの楽しさを教えてくれたのが石川球太の「おもちゃの作り方」という本だった。
 プラモデルも小学校半ばくらいから作り始め、高学年の時はハンダごてが友だったのだが、自分で工夫して何かを作る、というのはこの本で学んだと思う。ちょっと検索をかけてみたが、残念ながらこの本は絶版で、入手困難らしい。うちの混乱状態の部屋を漁れば、絶対どこかにあることは間違いないんだけど。こういう本をなくしちゃいかんよなぁ。

 帰り道、変な時間だが小腹が空いたし、と、カミさんは例のラーメン名作座に行きたいという。4時過ぎなんて変な時間だが、逆にこの時間なら祭日でも空いてるかも、と再度挑戦。店はカミさんに選ばせたところ、「福助」に行ってみることにした。カミさんは普通のラーメン、オイラは鳥ラーメン。トッピングだけの違いかと思ったらさにあらず、スープも違う。個人的には鳥ラーメンの方が好み。ただ、時間もあるのかもしれないが、店員がもう一つだらだらとやってるのが気になった。あの手のオープンタイプの厨房では、中が丸見えなんだから、それをちゃんと意識していないと、せっかくのラーメンがまずくなってしまいかねないと思うんだけどな。

2004年2月12日(木) 冬ソロツーリングに行けない軟弱なワタシ

 明日は金曜日だし、大観山ドライブインも閉鎖だし、ちょろっと山でも走ってこようかな、とちょっと近場のツーリングに行こうかと思い立ち、久しぶりにKLRのホイールを前後オフ仕様(03/05/07付けの駄文のトップと同じ)に変更。これで林道攻めまくっちゃるぜ!とまでは行かなくても、ひょっとしたら雪が残ってるかもしれない林道をとことこと走ってみようかなぁとか思ったのだが。
 実際に取り付けて走ってみたら怖い怖い。ここのところ、ずっとモタード仕様で乗ってたのもあるし、今回替えたホイールには、バリバリ新品のエンデューロタイヤ、それも250ccクラス用のが着いており、めちゃくちゃ滑るのだ。音も、排気音以上に路面をブロックが蹴る音が聞こえてくるくらい。交差点の立ち上がりでは常に弱カウンター当てっぱなしという感じである。
 慣れればこの状況も楽しいはずなのだが、エンジンを組んで乗り始めてからまだ200kmといったところで、しかもF21インチでハンドリングも激変してしまったために、車体に全然慣れておらず、おっかなびっくり。
 しかも、何とか一日空くかな、と考えていた明日、急に夕方カミさんの仕事が入ってしまったとのことで、やっぱり寒いし、行くのやーめた、となってしまったのであった。
 別に奥多摩やヤビツ、箱根あたりなら朝イチで出れば昼早い時間に戻ってこられるのだが、朝早く出ると寒いしぃ、とまぁ、ずいぶん軟弱になったもんであります。
 そんな自分をはかなんで、思わず痛飲(明日朝イチで出なくてすむし)してしまったのでありました。あぁ、軟弱。

2004年2月13日(金) 地元の飲み屋で

 夜、いつもの近くの飲み屋(マスターがウチの娘の同級生の父親)へ。先客(夫婦)がいて、マスターと話し込んでいたのだが、いつの間にか一緒に話をはじめて、盛り上がってしまって通常の閉店時間をはるかにオーバー。そのお客さんは、マスターの娘さんと同級の娘さん(かなりややこしいが)を連れてきていたらしく、その子には悪いことをしてしまった。
 しかし、そのご夫婦も、世代的にはオイラよりも一回り近く上なのだが、この辺の地元だそうで、そういう飲み方ってのはなかなか楽しいね。
 そんなもん、持ち家でずっと実家に住んでれば当たり前じゃないか、と言われそうだが、都内の、それもこの辺は特に地上げとかでの動きもあった場所だし、結婚すれば家を出ちゃう人もいるしで、なかなかそういうもんでもないと思う。現に、オイラは大塚に戻れば地元なわけだが、あの辺で地元の連中と会える飲み屋はそんなにないんじゃないかな。若い頃うろうろしてて、看板娘のいるスナックだ、と言われてつきあったら、同級生だった、というのはあったけど(笑)。
 ここのところ(というか結構前から)まちBBS東京はちょろちょろと覗いている(本家の2chはめっきり見なくなってしまった)んだけど、地元の情報はおもしろいね。書き込んでるのは若い子が多いんだろうから、書き込み情報もそういう、あんまり歴史を感じさせるものではないんだけど、そういうところで書き込みや情報を見てると、忘れかけていた、「あぁ、あそこにはあんな店もあったっけ」みたいなものが思い出されて、向こうを通るようなことがあれば、わざわざ前を通って、まだあるか確認してみたりもしてしまう。
 先日書いた、小・中学校時代の同級生がケーキ屋をはじめたと聞いて、何度か買いに行ったのもそういった流れである。ただ、さすがに当時同級生の親がやっていた飲み屋なんかに行くだけの度胸はなかなか出てこない。そのうち、親父を誘ってでも行ってみようかとは思っているんだが。。。

2004年2月14日(土) 久しぶりにコマを買った

 結構暖かい(17度だって!)日だったそうで、ネットで見たアメダスの気温データは結構まだ暖かかったのに、夕方外に出たら風が強くて肌寒かったですな。春一番には結構厳密な定義があるらしいけど、そう呼ぶにはまぁさすがにまだ早すぎるかな。なにより、まだあの忌まわしい花粉症が出てないしね。
 子供の保育園で、この季節はコマ回しをしてたりするんだが、ウチのは女の子だし、まだ回せる歳ではないしで、ウチにはまだ関係ないモノであったのだが、昨日迎えに行ったら、まだ巻く練習中、というレベルらしいが、一応コマを握っていたので、懐かしさもあって思わずコマを買いに行ってしまった。
 とはいえ、今時、オイラが子供の頃に遊んでいたようなコマはどこに売っているのだろうか。大塚なら、当時通っていたおもちゃ屋(かなり店舗が縮小されてしまったようなので、今もあるかどうか怪しいが)とか駄菓子屋にいけばあるだろうが、ウチの周辺や池袋のあたりだともう一つ思い浮かばない。今の子供たちは、ああいうおもちゃ屋に行くようなこともないのかねぇ。
 ずっと地元のはずのバイク屋の大将に聞きに行ったら、そっちの方(たまに行くスーパーの近く)に、昔ながらの文房具屋兼おもちゃ屋があることを教えてくれた。そう言われてみれば、何度も通っていながら、入ったことはなかった。ということでそこでコマを購入。大将の世代では木のボディに金属の芯、のようだったが、オイラの頃はすでにプラ+ブリキのコマが主流で、そのおもちゃ屋には両方置いてあった。値段的にはブリキが圧勝(60円。木の方は220円)で、ひもをつけても80円。子供がお小遣いを握りしめて買いに行くことを考えれば当然だとも思うが、大人になってしまった身としては、これじゃ商売やってくのは辛いよなぁとも思ってしまったのであった。

 この手の遊び、もう20年以上ぶりにやることになるわけで、モノによっては体格が全然変わってしまったことで思い通りにならなかったりする事もあるのだが、コマは比較的カラダが覚えていた。手に乗っけてみたり、綱渡りをしてみたりと、ちょっとパパの株も上がったかな、というところであります。

2004年2月15日(日) まったりな日曜日

 日曜日の朝というと、ヒーロータイムで7時半から、なのだが、今日から怪傑ゾロリが7時スタート、ということで、子供はますます早起きを強いられることになったのだった。今日はいきなり6時半頃起きてきたが、いつまで続くか。。。

 午後はオンモへ、ということだったのだが、やっぱり風が冷たくて、子供を公園や近くの学校に連れて行ったものの途中でめげて、クルマでハンズへ。HDDをバラすのに精密トルクスドライバーが必要だったのだ。でも帰ってくるなり酒を飲んでしまったので、怖くて今日は分解には至らず。
 その辺の工具代は1000円ちょっと。ハンズで2000円買えば、と入れたサンシャインのパーキングに今更払うのもねぇ、と娘とうろうろしてたら、バラエティのフロアにあった食玩で、コナミの「絶版名車コレクション」を発見。2000GTとダルマとサバンナが欲しいよぉ。でもキャロルやサニーもいいな、スカGだけはもうちょっと食傷気味だけど。。。と思って2つ買ったら両方スカG(しかも色違い)。。。ぐっすし。考えてみたら、風呂の残り水用ポンプが逝きかけてるので、そっち買っとけばよかった。。。。

 今日はカミさんが中華だというので紹興酒を買ってきてみたが。考えてみたら、サッポロ・ドラフトワンの「その他の雑種2」って、紹興酒と同じなのね。ここまで違う飲み物なのに、同じ分け方ってのは。。。まぁ、紹興酒は税金が安いせいもあって、安くてありがたい飲み物ですが。

 TVのニュースで、明日あたりから都心でも花粉が飛び始めるかも、とのこと。今年は少な目だとか言う話だけど、もう20年以上花粉症とつきあってる身としては、ちょっと少なかろうが苦しいのには変わりなし。
 昨年、カゴメのトマトの奴が鳴り物入りで出てきて、試してみたけど全然ダメだった。甜茶もシソもいまいち効いてる感じじゃなかったし。今年はヨーグルトが出てきているが、どうなんだろう。期待しないで試してみようか。

2004年2月17日(火) Macのデータ&中国語データ

 オンシーズン中はウチで最終的な原稿を完成させて、FAX&メールで配信という仕事をしているので、最近はあまりファイルフォーマットとかそういうものを気にしなくなっていた。当然、Macなんて、電源を入れることすらまれだ。
 特にMacとのデータやりとりが出てくるのは今みたいなオフシーズンで、発表会用の資料を作ったりすると、ちゃんと印刷屋に入れなくちゃならなかったりするためである。
 そういう仕事もあるし、たまにMacでのデータが来たりする(1月6日の日記参照)ので、捨てるわけにも行かない。Macを捨てるわけにも行かないのが厳しいところ。向こうから来るデータに関してはCD-Rに焼いてくれれば、Winでも読めるんだけど、Macは相変わらずMOを使ってることが多く、しかも、WinフォーマットのデータはMacで読める(Pc-exchange)のに、WinでMacデータを読めるかどうかわからないのも問題。先日の日記でも書いたけど、640MOが最近は標準になってて、それをオイラが持ってないのも問題(それよりも未だにPPC604-166+OS7.5.3、USBなしなんてMac使ってるのが最大の問題)。
 そもそも、その辺のWin/Macのデータ整合性なんて話は10年以上前に、DTP極初期の頃PC-98との組み合わせでやってた頃からの問題だ。当時はインターネットもなかったし、接続回線も遅いので仕方なくMOでデータのやりとりをしていた。
 そのうちLinuxサーバにnetatalkとsambaを入れてデータやりとりをするようになり(NTサーバにnetatalkはあるんだが、高くて買えなかった)、そんなことをしなくても、どちらかにFTPサーバをたてれば、直接TCP/IPでやりとりできるようになってからは、MOなんて全く使わなくなった。バックアップはCD-Rの時代だし、IllustratorやPagemakerはWindows版もきちんとフォローされるようになってきたし。なによりもインターネットへの接続が劇的に速くなり、もう物理的メディアを使ってデータを送る、なんてばかばかしい時代が来たのだ。
 それなのに、今回の資料作成などでは、やっぱり物理的メディアをバイク便に遅らせろという。イメージカンプが必要だというのならわからないでもないが、ウチはそこまで精巧なものを作ってないし、全部アウトラインデータなんだから、Win/Macの違いや、メディア、通信なのかどうかなんて全く問題にならなくなってるはずなのに。「やっぱりMacに慣れてますので、Macで入れてもらえないでしょうか」ってのはなんなんだろうね。
 で、せいぜいフロッピーにすら入っちゃうデータ量なのに直接メディア発送、それも、ひょっとすると向こうの、最近のMacにはFDDなんてないかも、と思いつき(そんなことはないと思うけど)、久々にMOを引っ張り出してきてデータをコピー。なにやってるんだろうねぇ。という感じ。

 今回の仕事では、初めて中国語の資料作成という作業が入ってきた。といわれても、ウチに中国語のフォントとか環境の入ってるPCなんてないんですけど。読めない=校正はできないから、入力システムは要らないにしても、で、単に表示させるだけならIEあたりで中国語表示フォントセットをインストールすればいい話なんだろうけど、オイラはIllustratorでアウトライン化の処理とかしなくちゃならないかもしれないのである。
 どーすんのよ、と思いつつ、送られてきたWordファイルを見てびっくり。ちゃんとすべてのフォントが表示されてるのである。しかも、GB Gothicとそのほか2,3,中国語のフォントが含まれている。
 とはいえ、それをコピー&ペーストでテキストエディタやIllustratorに持っていくとやっぱり特殊な文字(簡体字など)は化けてしまうので、これはWordがなんかうまくやっているようだ。Wordからhtmlを吐かせると、簡体字の部分のみコード指定で表現されている。
 ただ、いずれにせよIllustratorに持っていくことは出来ない。急に言われた仕事で、長い文章の方はアウトライン化はあきらめ、こっちでプリントアウトしたものを直接版下にする、ということで合意を取ったのだが、別件、急に入った仕事では、非常に少ない文字数ながら、Illustratorのデータで欲しいという。どーすべ、と悩んだ末に、Wordで出来る最大サイズまで文字サイズを拡大し、表示も最大まで拡大した状態で画面イメージのコピーを取り、それを何度か繰り返して組み合わせた、巨大なビットマップファイルを作成、そこからアウトラインを作成するという方法で切り抜けた。
 しかし、急にこの話を持ってきた(夕方言われて翌朝提出)某代理店、相変わらずダメな代理店(というか担当)だのぉ。こんな面倒な仕事、オイラが忙しいからヤダ!っていったらどうするつもりだったんだよ、ホントに。

2004年2月18日(水) バイク便を考える&スパムメール

 早朝までやってなんとか納めた原稿を持って、朝イチで新宿榎町の大日本へ。バイク便頼めばいいんだけど、近いし、つい自分バイク便やってしまう。
 市ヶ谷の方はよく言ってたし、榎町もいつも外苑東通りとか方面に行くときの通り道近くなので、場所的には全く問題なかったのだが、やはりでかい建物なだけに、メインの入り口がわからず、裏口から行ってみたら、そこにバイクを置いて、別の入り口まで歩けという。社内の道路ならわかるが、歩いてみたら普通の車道である。要するに、メインの入り口付近にはバイクの置き場がないだけのようだ。
 こんなの、わかってればメイン入り口近くの車道、どっかに置いて渡してくればいいんじゃないだろうか。どうせ守衛に渡すだけで、時間なんて数分だろうに。何となくバイク便が虐げられているような気がしてしまった今日この頃。最近友人がバイク便をやっており、その走る距離を聞いて、今更ながら大変な仕事だ、と実感してしまったのである。
 それまでにもバイク便をやっている知り合いがいなかったわけではないし、掲示板などでもそれらしい話は聞いていたが、あまり具体的に計算したことはなかった。下手すると年間で5万kmは走るという。以前にもバイク便向けのバイクはなにか、という話で盛り上がったりしたことは何度もあったのだが、そこまで走るとなると、さすがに選択肢は限られてくるだろう。車検や保険のことはあまり問題にならなくなってくる。どう長く乗っても2年がせいぜいだろう。それでダメになっちゃうと言うことは、新車価格がとにかく安く、ランニングコスト(タイヤ、駆動系、ブレーキ、オイルなどの消耗品、そして燃費)が安く、というところまではもちろんだが、それ以上にとにかく持つというのが重要になってくるはずだ。そうするとやはりホンダ車、それも軽量でパワーもそこそこ(この二つが大きいと、タイヤ、駆動系、ブレーキなどの消耗が激しくなる)、という選択肢になる。これを考えると、実はカブ90あたりが最良だと思うのだが、でも高速も乗れないと、となるとVTR当たりに落ち着くことになるだろう。SL230やFTRのような、CB90系シングルは、ランニングコストは低く済むと思うが、エンジンの耐久性が心配だ。ま、全バラしても大した金じゃないだろうから、それも考えてシングル、というのも一つの選択しかもしれない。そういう意味で、AX-1を使ってるバイク便が結構いた(最近は見ないけど)というのは、AX-1/ディグリー系のエンジンは結構丈夫ってことなのかしら。
 個人的には、待ち受けの事務所に置き場所があるなら、カブ90とVTRあたりを2台置いておくのが一番かなぁとも思ったりするのだが。
 まぁ、最近は寒いとバイクでなく4輪に乗ってしまうような根性なしのオイラにはバイク便なんて無理なんですけどね。最近は最近は競争も激しく、単価が下がっているので昔のように稼ぐのは難しいという。大変だよなぁ。

 閑話休題。
 仕事でメール配信のテストをしていたら、テスト配信を自分宛(ほとんどテスト専用のアドレス)に送ったのだが、何度送っても届かない。おかしいな、とアカウントコントロールのHPへ行って見てみた。そのプロバイダ(ATTビジネス)は、スパムメールチェックサービスをしてくれているのだが、スパムと判断したメールをグレイメールボックスにためているらしい。で、そのグレイメールフォルダの中身は10日間キープしているらしいのだが、今回はそれが1000通近くあり、それだけでメールボックスがパンクしていたのだった。
 そのアドレス、スパムメールチェックを通っているというのに、毎日のようにスパムが届く。そのプロバイダはかなり昔から登録していて、しかも海外ドメイン。アドレスも単純なので、ものすごい数なのよね。何とかならないのかねぇ。

2004年2月19日(木) ハードな一日だった

 今日は、仕事で東京プリンスホテルへと行くことになった。
 とりあえず、昼飯を食いつつ、32ビットバス版のCFアダプタを先に入手。現場で取り立てのデジカメデータ(プロ用の奴だからデータがでかい)を受け取るのに、いつも時間がかかっているので入手してみたが、普通の人なら要らないだろうなあ。10分が5分になるために5000円払うかどうかは難しいよね。
 昼飯はえるびす東口店で始めて食べた。先日TVにも出てたし、西口はよく行くけど、西口よりも東口の方が混むよ、と聞いていたので、あえて行くこともないか、と思っていたのだが、CFアダプタを買うのに前を通ったら空いてるようなので入ってみた。2時ちょっと前だからそれなりに入っており、微妙に席が空くか、空かないかくらいの感じ。しかし、それ以上に出てくるのが早いので、客の回転が早い。やっぱりこの回転の早さは好ましいね。そして、なんといってもえるびすは薫製味付玉子。これがなかったら行かないかも、というくらい好きである。でもチャーシュー麺は多すぎた。げっぷ。
 さて、CFアダプタの方は、開けてみたらドライバが必要で、CD-ROM供給だったので(持ち歩いているTP600E改はCD-ROMの代わりにセカンドバッテリ搭載)、あわてて一度帰ってインストール。でもウチのMDではちゃんと動かず、イマイチ不安なまま再出発。考えてみたら、ネット上で最新ドライバがダウンロードできるんだから、先に行っちゃって向こうで落とせば良かった。そういう時代なんだよね。
 首都高は当然のことながら結構混んでいたが、さすがにバイクなのでそこそこのペースで進む。考えてみたら、このKLRが復活してから初高速なんだよね。しかも、完全モタード足にしてからも初めての高速。全然問題なく15分ほどで着いたが、出発が遅れたためにすでに発表会は終わっていた。まぁ発表会の後からが仕事なんでいいんだけど。
 首都高を芝公園出口で出て、プリンス方面へ。増上寺の前を通って、いよいよプリンスが見えた瞬間、変な音がしてバイクが止まってしまった。ウチのKLR、まだキャブセットが完璧じゃないのか、たまに止まっちゃうことがあるので、またその症状かと思い、すぐ脇の歩道に上げてかけ直そうとするが、かからない。走行するうちに、カメラマンからも電話がかかって来ちゃうしで、仕方なくその歩道にバイクを置いて仕事場へ。
 データの取り込み自体は全く問題なく動作した。なにが悪かったんだろう?速度も満足行くもので、そのカメラマンはUSB2.0のPCカードリーダを使っているそうだ(ウチのTP600EやT21ではUSB2に対応してないのよねぇ。。)が、それとひけを取らない速度らしい。まぁこれからD70なりを買うにしても、悪い買い物ではなかったわけだな。
 さて、問題は止まっちゃったバイクである。
 データを受け取って、挨拶もそこそこにバイクへと戻り、再度試してみるがやっぱりかからない。そのうちバッテリが弱ってセルも回りにくくなる。もちろん、ウチのKLRにはキックが着いてるんだが、セルをこれだけ回してかからないものが、キックでかかるわけがない。
 仕方がないので、とりあえず最優先の仕事を、と、PCを抱えたまま徒歩で、近くの無線LANスポットを探すことにした。浜松町駅方面に進んだところでMOSを発見。ホント便利だわぁ。と、このMOS、2F構成になっていて、どっちが電波状態がいいのかわからない。とりあえず1Fのすみに陣取って接続するが、不安定マーク状態。とりあえずつながるのでそのまま作業を続行。
 今回アップしなくちゃならないファイルは、約120MBになった。ナローバンドやダイアルアップではちょっとアップしようとは思わない量だが、無線LANなら楽勝である、と、FTPを初めてみたら、数10KB/Sしか出ない。しかもときどきセッションが切れてるっぽい。こりゃまずい。と席を微妙に動かしながら、手でPC本体の角度を変えたりしながら何とかアップ。120MBなんて楽勝だ、なんてたかをくくっていたが、結局40分以上?かかったんじゃなかろうか。
 最初は電波状態が良くなかったのもあるだろうが、結局、電波状態のいい場所へと移動しながらやったのにも関わらず、最高で90KB/S位しかでなかった。ということは、ビットレートで考えると720kbpsってことか。理想的に考えても。かなり厳しいねぇ。ほかに無線LANを使ってる人はいなかったようなので、純粋に出ないのか、アンテナの位置がよっぽど変なところにあるか、なのだろうか。こんなに時間がかかったのは初めて。バッテリ切れの恐怖と戦いながらの作業であった。

 さて、仕事は終わった。でもバイクを置いたまま帰るのは忍びない。なんと行っても、また取りに来るのが面倒くさい。何とか直せるなら直して帰りたいところである。しかし、まだ組んだばかりであり、工具なども全然積んでいなかった。まず工具を入手しないとなにも出来ないのだ。でも今いるのは浜松町で、この辺に工具屋があるとはちょっと思えない。
 三度バイクへと戻るも、なにが出来るわけじゃなし。とりあえずPCバイクに積み込んで身軽になって、近くにバイク屋でもないかと日比谷通り通りを北上。御成門から地下鉄に乗って、上野へ行こうかな、とも思ったのだが、うまく接続する電車がない。しかたなく御成門から浜松町方面へと進むが、やっぱりそれらしいものはなし。一件合ったバイク屋も、昔ながらの小さな店で、工具のようなものは置いてないようだ(この時点では、修理を頼もうとは思っていなかった。ここで修理を頼むくらいなら、いつものバイク屋に引き取りを頼むが、それも考えてはいなかった)。仕方ない。やっぱり上野まで行こう、でもJRは混むから地下鉄で行こう、と駅に潜った。ここで大チョンボ。
 場所的には確かに都営浅草線の新橋駅が近かったのだが、ちょっと歩いて銀座線に乗れば一本で上野まで行けたのに。それに気づかず、うーん、浅草で乗り換えるか、なんて悠長に上野に向かってしまったのである。
 まぁずいぶんと久しぶりの上野バイク街であったが、やはり寂れているのは否めない。なんか用品を買おうと思ったら、結局悪名高きKに行くしかないのだ。しかし、高校時代よくお世話になっていたパーツ館も、中は大きく変わっていた。
 とりあえず欲しいのはプラグレンチとプラグ、そしてあるならコンビネーション的なセットになったドライバーである。しかしそれらしいものは工具コーナーには全然ない。いかにも安そうな工具セットは売られているが。何度探しても見つからず、あきらめかけて2Fの純正パーツコーナーへと行ったら、プラグの向かいに、プラグレンチだけが置かれていた。工具はまとめて置こうよぉ。
 ドライバーは見つからなかったが、そんなものはコンビニでも買えるので、と引き返し、再度バイクの元へ。プラグを見るもそれほど悪い状況ではない。新品に交換し、火が飛ぶかどうかチェックしたら、火は飛んでいる。確かに、セルを回す(バッテリは弱っているが、ちょろちょろは回る)と、たまに火がついているような音がするんだが、連続しない。ドレンをゆるめればガソリンは出てくるので、燃料系でもなさそうだ。
 とすると怪しいのはキャブか。でも外装を外すためのレンチを手に入れられなかったのと、この時点でカミさんから、仕事が残ってるから早く帰ってきて欲しい、という連絡を受け、しぶしぶながらバイクを置いたまま帰途へと着いたのでありました。

2004年2月20日(金) KLR後日談

 朝、子供を保育園に送ってすぐ、バイク屋へ直行し、軽トラを借りてバイクを引き取りに。最近はバイクでも駐禁を切られるので、それもあり、一刻も早く現場へ行きたい気分であった。しかし、首都高は西神田で事故、とのことで北池袋入り口は閉鎖。最近は都内も混んでないよ、というバイク屋のオヤジの言葉を信じて下で行くが、春日通から内堀へ行くまでかなりの渋滞。考えてみれば今日は金曜日の五十日で、当たり前といえば当たり前なのだが、この日は春日通でも事故があり、そういう意味でもしょうがなかったようだ。
 内堀通りに入ってからはすいすいで、結局1時間ほどで到着。速攻でバイクを積み込み、走り出したら、そんなに首都高は混んでいないような看板が。MTの軽トラなので、下の渋滞(ゴー&ストップが多い)よりも、だらだらとでも流れる首都高の方がありがたい。
 しかし、予想に反して、首都高は順調。5号線に入るところでやや詰まったものの、30分ほどで着いてしまった。5号への合流部分は、王子線が出来た影響もあるんだろうね。近くに住む我々にとって大変便利な道路なんだけど、もちろん他の人にとっても便利なわけで。そういうところにデメリットが出るのも仕方ないと。
 さて、持ち帰ったKLRであるが、キャブ、点火系など見てみたが症状は変わらず。燃料も来ていて、キャブも大丈夫なのに、プラグが全く濡れていないのが不思議だ。それでは、とヘッドを開けてみたら、タイミングチェーンがなんかの弾みでゆるんだかで、バルブタイミングが完全に狂っていた。これじゃ火がつくわけがない。こんな風になることってあるんだねぇ。バルブがヘッドを叩く向きにずれてなかったのは不幸中の幸いであった。
 その作業も、壊れる理屈もわかったので、今後同じことになっても、工具さえ積んでいればオイラ一人でも何とか直せるだろう、けど、全く原因も分からずこの状態になったらお手上げだろうね。
 店の大将曰く、この頃のカワサキ車はカムチェーンテンショナーの出来が悪く、簡単にゆるんでしまうために、ゆるまないアフターマーケットパーツに換えるという対策が結構あるのだとか。Z系やニンジャ用のパーツはメジャーで、それは見せてもらった。
 今回は部品取り状態のKLR650用のパーツがあったのでそれを流用。でも、そのタイプでもダメになる可能性はあるので、そうなったらマニュアル調整式の、アフターマーケットパーツに換えろ、とのこと。
 ま、とりあえず直って良かった良かった。

2004年2月21日(土) 週間アスキーを買ってみた

 19日、上野に向かうのに、地下鉄に久しぶりに乗るので、なんか暇つぶしに、とキオスクで雑誌を買おうと覗いてみた。
 で、文春と新潮はカミさんが買う可能性があるので、と週間アスキーを買った。引っ越しテクニック、と表紙にあったので、PC内のアプリなんかの引っ越しテクニックもあるかな、と思って買ってみたのだが。これが本当の引っ越しの情報をネットで仕入れよう、って奴だった。ダメだこりゃ。読む気も起こらず。
 しかもほかの内容も薄い。最近PC関連に対する興味が薄れてるんじゃないの?と言われれば可能性はなくもないのだが、でも薄い。20分も乗ってないのに、降りる前に全部読み終わってしまった。まぁ、ニュース系とかはすでにネット上で見てしまったものばっかりだというのはあるにせよ。そういう意味では情報はかなり早くて、大したもんだとは思ったけどね。
 なによりも、相変わらず駄文を書き散らしているいしかわじゅん。誰か早くこいつに引導を渡してやれよ。こんな奴を未だにありがたがって使ってる出版界ってのはどーなってるんだろうね。
 今週号の内容的には、初めてまともにヤフオクで落札した!って話で、落札に至るまでの話をだらだら書き連ねてるだけ。担当が(恐らく)若い女の子で、その子も週間アスキーの編集部員にしては、やっと今頃ヤフオクをはじめたとか言ってるし、そういう奴なんだろう。
 唐沢なをきのは、かなりタイムリーなネタをきっちり抑えている。後藤夫婦のネタもしかり。つーか、考えてみたら、ずいぶん前に青木光恵のところで、ヤフオク狂いのネタはすでにやってるだろうに。青木光恵の今週の奴も今更なネタは多いわけだが、本人が今更、ってつっこませているところがまだまとも。あの人は、一応回りにそういうつっこみをする人がいるからね。
 いしかわじゅんはむかーし、Mr.BIKEという雑誌を愛読していたときにも、愚にも付かない、バイクとも全然関係のない駄文を書き連ねる連載コラムのページを持っていて、毎回読むたびに腹を立てていたもんなのだが。
 10年たっても相変わらずの状況で、この業界で食っていけるってのはそれはそれですごいことなのかもしれない。知り合いにはなりたくないけどね。

2004年2月22日(日) 花粉の季節である

 今日は暖かいねぇ。なんて、このシーズンは単純に喜んでもいられない。
 ついにおそれていたものがやってきた。花粉症である。このシーズンはお世話になっているこのサイトなんかを見る限りでも、都内にはまだほとんど飛んできてはいないようなのだが。本当に微妙なものが飛んで来ていて、反応しているような気がする。ピークの時ほどやたらくしゃみや鼻水は出ないが、たまに連発で出たりするので、もう薬は飲み始めている。市販されている鼻の薬は、眠くなるのでこのシーズンは辛いんだよなぁ。
 今年は乳酸菌が新たな対策として出てきているようだ。数年前あたりからシソ、甜茶に加えて、昨年からはトマトの抽出薬も出てきたが、アレは効かなかった。ネットなどではアレが効いたという意見もあるようなので、個人差も大きいんだろうな。
 今はまだ花粉も多くないので、効いてるかどうかもわからないが、とりあえず乳酸菌飲料(カルピスのものと、キリンのもの)を見つけると飲んでいる。今日はその辺を買いにコンビニに入ったところ、ダイドーのお茶で、シソと甜茶、ウーロン茶(これも効くらしいね)などが含まれているという奴を発見。意外においしいし、これはいいかも。と、他のコンビニでも探してるのだが、さすがにマイナーなメーカーだけあり、なかなか売ってない。
 その代わりといってはナンだが、カバヤの花粉のど飴というのを購入。先日今で転がってたらのどをやられてしまったので、のど飴を探していたのだが、この飴は、シソにウーロン茶、甜茶と3つ揃えた優れもの(笑)だ。とりあえずはこの辺で今年は乗り切れるか、がんばってみるか。

2004年2月23日(月) メイド喫茶には行けないな

 今日は一転寒い。三寒四温とはよく言ったもんだが。どうせ花粉には苦しめられるんだから、もうずっと暖かくして欲しいな。
 さて、最近お気に入りでよく見ているサイトに、このサイトがある。このページの2/22の日記に、メイド喫茶の「突発メイドご奉仕DAY」に行くというのがあっておかしかった。他人が書いてるのを見るのはげらげら笑うだけで済むわけだが。しかし、この手のが人気だとは聞くが、よく行けるなぁ。ネタだと思ってやるにしても、ふ〜ふ〜あ〜んセットは恥ずかしくて絶対に出来ないけどなぁ。せいぜいアンミラ行くくらいがせいぜいですな、ってアンミラもずいぶん行ってないな。

2004年2月24日(火) 子供用の電動バイク

 ESPNの「車輪倶楽部」という番組がある。車輪が着いてるものなら何でも、というポリシーでいろんなモータースポーツや遊びなんかを紹介している番組だ。今回は、もう何度目だかのHRCライダーたちの運動会企画だったのだが、その中で、バイクに乗ったことのない子供にレクチャーして、誰が一番教え上手か、というのがあった。
 その企画の是非はともかくとして、気になったのは、そこで使われていた、鈴鹿サーキット遊園地にある、キッズバイクというアトラクション。
 このバイクがいいんだよねぇ。欲しい。電動で、小さなモタードのようなデザインだ。バイク屋の大将が先日多摩テックに行ったときに、子供向け電動バイクのアトラクションも準備中だったと言ってたので、ひょっとしたら近いうちに多摩テックでも遊べるようになるのかもしれない。
 スカウトされていたのは、5歳児ばっかりだった。やっぱり補助無しの自転車に乗れないと、というと縛りはきついか。漕がなくていい分、バランスに集中できるので上達は早そうな気もするんだが。とりあえず娘を乗せてみたいんだよね。
 ただ、走ってるのを見てる限り、スロットルはオン/オフだけのスイッチみたいな感じもする。それだと乗りにくいかもしれないな。

2004年2月25日(水) バッティングセンターへ

 定期購読を頼んでいる本屋が大塚にあるのでそこまで出ばって、ついでというわけではないんだが、久々のバッティングセンターへ。どうせやるなら、と4ゲーム連続でやってしまう。
 やってるときは何ともないんだけど、終わって帰ってみると、やっぱり二の腕とかがだるい。今ひとつ力が入らず、ペンを持ったりすると手がふるえる(アル中じゃないよ)。カラダ弱ってるなー。目や反応の方は大丈夫そうなんだけど。
 大塚駅前のバッティングセンターは、最速のケージが130km/h。これだとほとんど空振りすることなくうち続けられる。ジャストミートは3割あればいい、位だけど。
 でもこの辺のスピードは、機械の癖とか機械からの距離(設置場所の広さが大きい)とかもあるから、単純にスピードだけでは量れないけどね。かなりいろんなところでバッティングセンターはやってるんだが、新宿ミラノの上だったか、田町ハイレーンの上だったか、人形型のマシンから投げ込まれるタイプで、めちゃめちゃ打ちにくい機械があった。今もあるのかしら。

 23日に紹介している日記ページでの記述。「ううむ、ついに来たか花粉の季節。裸足の季節や恋の季節は訪れないのに、花粉の季節だけはなぜに毎年律儀にやってくるのか。」大爆笑である。こういう文章を書きたいねぇ。

2004年2月26日(木) 2台目のKLR復活計画始動

 KLRの2台目再生計画を始動。今乗ってる奴に使うために部品取りとして買ったのだが、結局こいつのエンジンもぶっこわれたのでエンジンレスのままバイク屋に放置されていたのだった。オークションで格安エンジンを入手したので、そいつを載せて、あわよくば高く売っちまおうという腹である。
 このエンジン、詳細不明なのだが、とりあえず一発で始動。やっぱりエンジンがかかる瞬間は何ともいえないものがあるね。
 モタード仕様にするつもりなのだが、まだパーツが揃ってないために、ほぼノーマル状態にまず組んだんだが、思っていた以上にデカいのにびっくり。今乗ってる奴にオフ足組んだのよりも背が高い印象。足がヘタってないのか、まだパーツが全部着いてないから沈んでないだけなのか。これだけ大きいと、やっぱり普通の人は乗るのを躊躇しちゃうかもね。
 今日は暖かい一日だった。それにしてはあまり鼻水もくしゃみも出なかったが、ドリンクが聞いたのか、薬が効いたのか、それとも花粉が飛んでなかったのかはわからない。

2004年2月27日(金) 全身痛い。。。

 バッティングセンターの筋肉痛が出てきた。一日おいて出るところがオジサンだよなぁ。

2004年2月28日(土) KLRで夜の首都高

 久しぶりに夜の首都高を走った。横浜まで行って来たが、この季節にしては全然寒くなかった。今年の2月は観測史上最高の温度を記録しそうだと言うことだが。バイク乗りにはありがたい。
 ガス、持つかな、どうかな、と思いつつ、完全に遅刻のタイミングだったのでそのまま首都高に乗ってしまったのだが、浜崎橋を越えて天王洲に向かうあたりでガス欠。結局鈴が森で降りてスタンドを探すことになり、ますます遅れてしまった。
 オドメーターで見る限り、異様に燃費が悪いんだが、これはバラしたり組んだりを繰り返したせいだろうか。もうちょっと乗ってみないとわからないが。
 まだ組んでそれほど経ってないエンジンなので、ブン回すのが怖いんだけど、振動もないし、えらく乗りやすい。フロントを17インチにしてホイール径が異なるために、メーターが正しい数字を指さないため、どうも体感速度と、メーター指針から計算される数字が自分の感覚の中で一致しない。ほぼ1.2倍を指している、というのは過去の経験で出ている数字なのだが、せいぜい120km/hも出したら速くて怖い、という感じ。まだからだがバイクになじんでないというのもあるんだろうけど。
 帰りは真夜中。中華街からの帰途は、横浜公園で乗って横羽で帰る、というのがいつものパターン。特に今のKLRだと、湾岸はただひたすらまっすぐでつまらないので、横羽を走りたかったのだが、中華街から出た道で対向車線に出られず、Uターンも禁止なのでそのまま行ったら石川町から乗れたので、仕方なく道なりに湾岸ルートで帰ることに。どうもステアが重い感じになってきた。ステムベアリングが逝ったのか、タイヤ(フロントだけ中古のラジアル装着)のせいなのかわからないが、どうせ近いうちに前足三つ又ごと、Fタイヤもホイールごと交換してしまうので、それまで我慢して乗るとしますか。

 暖かかった、とは言ってもさすがにこの季節。帰ってきてからの風呂のありがたかったこと。冷え切った指先や膝に熱量がしみこんでいくような、解けていくような、しびれるようなあの間隔、久しぶりでありました。

2004年2月29日(日) いよいよシーズンスタート

 オーストラリアGPを前に、トヨタのF1ドライバーが日本に来ているので、そのトークショーの模様を押さえるためにMEGAWEB-Amluxと首都高でバイク便することに。昨日横浜へ行ったばかりなのだが、さすがに昼間なのでクルマが多く、明るい分ペースも上がりがち。そして、やはり何となくステアリングの感触がおかしい。すり抜けながらの荒れた路面でのコーナリングで、何度か怖い思いをしてしまった。
 完全にステムベアリングが逝ったか?走り出したばかりの時はそんなに不具合は感じないのだが、ある程度走りはじめると顕著に出てくる。タイヤが暖まったからそうなるのか、その辺はバラしてみないとわからない。とはいえ、忙しくなってしまうので修理は来週以降になっちゃうのかなぁ。

 さて、いよいよ本格的に(仕事の面で)、レースのシーズンがスタートである。そのスタートとなるのはIRL(インディカー)の開幕戦。今年はGAORAの中継も、生中継が増えるらしい。昨年はほとんど一週遅れだったからね。ということで開幕戦はいきなり生中継。ありがたい。
 とはいえ、生中継ということは、時差の影響がもろにあるということで、アメリカのレースはそういう点で辛いのだった。ヨーロッパなら夜の9時くらいからなのだが、アメリカだと早朝になってしまうのである。レース後が主に仕事なので、そのまま起き続けなくてはならないからだ。
 仕方ないか、と、寝る前にスカパーを見れば、AMAスーパークロスの125ccサンディエゴ。25日に入手したダートクールで、成田が6位入賞!という情報を得ていたので、これだけはなんとしても見たかったのだ。まるっきりプライベーターの状況で、スーパークロスで日本人過去最高の6位獲得というのはほんとにすごい! ヨッシーとともに、日本人がモトクロスでも世界に通用しはじめているのを感じる。

 一眠りしてIRL。全部英語なのはナンだけど。まぁ画面があると、だいたい何を言ってるかわかるもんだね。オイラの英語力だと、インターネット上での、ライブ音声中継だけだと、途中でなんだかわからなくなっちゃうことがあるのだった。まぁ日本語中継してくれるのが一番なんだろうけど、コスト的に辛かったのかな。去年の最終戦では、インターネットでは日本語の中継、テスト的にやってくれたのに。TV屋と組んでくれればいいのにね。
 予選でトヨタ勢はふるわず、シボレー対ホンダ、みたいになっていたので心配していたんだが、実際にレースが始まってみると、やっぱりチーム力が効いて来るみたいね。ペンスキーの強さは圧倒的だった。そして、トラ、4位おめでとう!終盤はピット戦略をミスったのかとも思い、どきどきしてしまったが。トップに食らいつけるだけのレベルがあることは実感させてくれるレース運びだった。先のモトクロスの例もそうだが、やっぱり日本人が活躍してくれると盛り上がるね。
 あとはホーニッシュの圧倒的な強さ。これにつきる。昨年、苦しいと言われたシボレーエンジンであれだけ走った彼が、最強のパッケージを手に入れたんだから、これは今年は彼の圧勝で終わってしまうんじゃないかと感じる。見ていて強さが一クラス違う感じ。まだ若いし、F1なんてのもおもしろそうじゃん、とも思うのだが、生粋のアメリカ育ちで、アメリカンレース以外は興味ないらしい。来年以降、IRLでロードコースのレースもやり始めたら、ちょっと楽しみだ。

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