モモやん小泊の日々つれづれ日記

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2004年4月1日(木) 花見、D70、消費税表示、エイプリルフール


昼間の移動時に近くの名所でパチ。
結構花びらが散っていたんだが、
このサイズまで落とすと何にも写ってない。。。
Taken by D70

 九段下、千鳥が淵へ花見に。といっても宴会ではなく、散歩するだけだが。今年のさくらは花が丸ごと落ちているのを結構見かける。気候の関係だろうか。
 とはいえ、やっぱり千鳥が淵、お堀の桜はやっぱりすごかった。時期的には本当にピークという感じで、いわゆる花吹雪はやっと見られた感じ。ほとんどの桜の名所が4/4を桜祭りにしているのに、千鳥が淵はそもそも昨日(3/31)までがライトアップの予定だったが、急遽予定を変更して後4日延長したそうだ。とくに祭りとかそういうものが企画されていないからできる融通というものだろうか。

千鳥が淵へと歩いていたら、
台湾のTVだという連中に
インタビューをされてしまった。
Taken by D70

 D70を持って回って撮っている。そもそもあんまり子供を撮って、というタイプの親ではない(と思う)んだが、今回はここぞとばかりに花と一緒に撮りまくり。
 暗くなってきているのも大きいのだが、撮れば撮るほど難しさを実感する。
 レリーズラグも小さいとはいえ、AFだとそれなりにレリーズラグがあり、いまいち撮りたいように撮れない印象。フルマニュアルモードの方がいいのかなぁ。マニュアルのレンズを着ければわかるんだろうが。
 最初は手元にあった128MのハイスピードメディアとかってCFカードを使おうと入れていたのだが、撮り始めたらやっぱり不安になり、MZ-3からマイクロドライブを奪い取った。128Mあればとりあえず100枚弱くらいは撮れると思うんだけどね。それでもフィルム3本分だから、本来なら十分だとは思うんだけど、デジカメになると写真の撮り方が変わるね。とりあえず連写モードでばしゃばしゃ撮っちゃおうかしら、って気になる。

花吹雪をスローシャッターで切ってみたんだが。。。
Taken by D70

 しかし、この4/1から店頭における価格表示を変えろ、というお達しで、税込み表示に変わった、のはいいのだが、これの影響で、ポイント還元が増えたというのは気づかなかった。昨日D70買ったわけだけど、今日にしておけば16万の5パーセントで8000円分、ということは約800円違うわけだ。まぁ残りポイントに5%かけるというような処理をしてくれるらしいのだが、昨日得たポイントでバッテリも買っちゃったんだよね。数百円にすぎないし、今日にしていたらもう売り切れでまた数日以上待たなければならなかったかもと考えると、後悔するほどではないが。思わぬところに影響が出てくるものである。

 さて、4/1と言えばエイプリルフールだが、エイプリルフールネタとしては、何カ所かで見かけたここがふるっていた。
 また、このページを教えた友人からは、お返しにこんなメールももらった。
以下に載せる。
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MINIが8速ギアボックスを採用!?
MINI開発チームの前向きな姿勢が、リバースギアを2速にすることを実現!

2004年4月1日、ウッドクリフ・レイク発――MINI Convertible発表の余韻もいまださめやらない今日、MINIは世界初となる8速ギアボックスを開発したと発表しました。
しかもこの8速ギアボックスはリバースギアが2速となっています。調査によるとMINIのオーナーは「FGF(Fun Going Forward:前進するのが楽しくて仕方がない)」スコアが最も高いことがわかっています。
そこでMINIの開発チームはリバースギア2速を組み込んだ8速ギアを開発し、オーナーたちが「FGB(Fun GoingBackward:後退するのが楽しくて仕方がない)」スコアも同様に高めようと考えました。

この「ダブル・バック・シフティング(略称:Double B.S.)」と呼ばれるテクノロジーによって、MINIのドライバーは誰よりも早くクルマを後退させることができるようになります。リバース2速での最高時速は40マイル(約60km/h)に達します。

このテクノロジーはFGBのスコアを上げるだけでなく、他に類を見ない実用的な側面も兼ね備えています。混雑する街中で、突然目の前に現れたわずかな駐車スペースにとっさにクルマを突っ込もうとしてオーバーシュートしても、Double B.S.を備えたMINIであれば後続のクルマが追いついてくる前にリバース2速を使用して素早くキレイにMINIを駐車することが可能です。

このDouble B.S.を開発したエンジニア、ギアリー・ダックスハンは、「リバースギアを2速分ギアボックスに突っ込むのは思っていた以上に大変な作業でした。結果には満足していますが、やはりギアボックス自体のサイズが大きくなってしまったためにナビシートの足元が若干犠牲になってしまいました。でも、やってよかったと思っています」と述べています。

今回の発表を受けてSCCA(Sports Car Club of America:スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ)では同クラブが運営する年間シリーズに新たに「リバース・オートクロス選手権」を追加することを検討しています。このシリーズが実現すれば、Double B.S.を搭載したMINIが圧倒的な優位にたつことはほぼ間違いありません。

Double B.S.を搭載したMINIの価格はまだ正式には発表されていません。MINIのスポークスパーソンによれば、「4月1日を除いてこの件を発表する日は考えられなかった」ため、価格については別途発表するとしています。
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 今MiniやBMWのHPに行ってもこれらしい文章は見つからない。
 どうも登録した人だけに届くメールマガジンに載っていたらしいが。ちょっと検索すると、日経やレスポンス、オートギャラリーネットあたりが反応してますな。レスポンスは自分のところであれだけ楽しいものをでっち上げてくれたのでおっけーだ。さすがはAh!SKIをやっていたアスキー系列だ。なんてな。本家アスキー24ではやってなかったのかな。チェックしなかった。

2004年4月2日(金) 床屋の話

 忙しくて行ってなかった床屋へ。オイラはそんなに髪型なんかにこだわる方じゃなく、うざったくなければいい方なので、たいてい安い床屋なのだが、最近増えている、顔剃りやシャンプーを省いて早くて安い、って奴はいまいち気持ち悪くてイヤなのだった。オイラはバリカンでやってもらうので、チクチクするしね。
 で、いつも行っている大塚駅前のところまでわざわざ行ってしまうのだが、いつ行っても、この値段でひと一人の頭を刈って、顔を剃って頭も洗うってのは大変だよなぁと思う。今回は特に、時間がタイトだったために気にしながら見ていたのだが、時間的に考えれば、顔を剃ったり頭を洗ったりするのだって、結構な比率だ。そういう意味では、最近の顔剃り&シャンプー無しはうまいやり方なのかもしれないが。
 昔、小・中学生の頃は、オイラはずっと坊主だったので、自分でバリカンで全部刈っており(癖っ毛なので、変なところで凝ったことを言うと失敗される)、近所の子供の頭も刈ってやったりしたことがあるが、ちゃんとはさみで均等に切るのは難しい。で、虎刈りにしてしまって結局最後はバリカンで坊主にしてしまうのだが(笑)。もちろん、訓練された床屋さんたちはそんなことはないんだろうが、素人から見れば十分に特殊技能なわけである。
 また、以前美容師の知り合いがいて、彼らに聞いたのだが、シャンプーは大変で、アレをやっていると手が荒れるというのは容易に想像が付くが、それだけじゃなく、指紋がなくなってしまうのだという。それだけ辛い仕事なんだよね。安くやってもらってありがたい限りであります。
 さて、この時期は花粉症のために眼鏡のことが多いのだが、眼鏡で床屋に行くと困ることがある。作業をするときには眼鏡を外さないと出来ないわけだが、眼鏡を外してしまうと、オイラのようなド近視の人間は、何も見えないのに等しい。当然、どの辺を刈っているのかはわかっても、どの程度に仕上がっているのか全然わからないのだ。それなのに、床屋のおにーちゃん、おじさんは「こんなもんでいいでしょうか?」とか、仕上がった後の後ろ側を鏡で映しながら聞いてきたりする。見えないんだよ。別にオイラはバリカンで刈られるだけなので、いつも「はいはい」と答えて終わってしまうのだが。
 今回は珍しく、おにーちゃんが確認の前に眼鏡をかけてくれたので、そんなことをちょっと考えてしまいました。

 桜はいよいよピークという感じだが、昨夜の雨はかなり激しく、結果的には花散らしの雨になってしまったようだ。といっても、まだ何とか持ちそう。この週末、昨年のように全く桜のない桜祭り、というのだけは避けられそうである。
 しかし、花見大好きな我が夫婦が、二晩連続で花見に連れて回っていたら、疲れたのか、深夜になって子供がひさしぶりに発熱。9度近い熱なんて1年以上ぶりじゃなかろうか。ここのところめっきり丈夫で、今年の冬は風邪らしい風邪も引かずにいただけにちょっとあわててしまった。

2004年4月3日(土) 東京モーターサイクルショーに行った

 天気もいいし、予定していた東京モーターサイクルショー(MCショー)へ。本当は昨日の開幕日、プレス専用時間が終わった直後(昼から)に行って、おそらく来ているだろう旧知の関係者に挨拶するつもりだったのだが、バーレーンGPの対応に追われたのと寝不足でダウン。土曜日でも早い時間ならいいか、と、友人も行くことだし、朝から出かけてみた。
 首都高は上り線が激混み。北池袋から環状合流までべったりだったが、それでもバイクならすり抜けていけば15分もかからない。精神的にはきついが、ゴー&ストップが多く、サンデードライバーも多くていらいらさせられる都内の下道を走るよりはましである。ただ、環状に入ったとたんガラガラで、お台場で降りるまで5,6分しかかからないのを知ってしまうと、やっぱりあの渋滞はなんとかならんか、と思う。お台場まで15分で行けるなら、バイクで700円払ったっていいという気になるってもんだよね。
 お台場で降りて、R357のアンダーパスを抜けると、そこからは大渋滞だった。スタートでちょっと躓いたとはいえ、まだ10時そこそこである。そして、それを抜けてビッグサイト近くまで行ってまたびっくり。MCショーは10時オープンなのに、もう周辺の歩道はバイクで埋め尽くされているのである。こんなにバイク乗りっていたのか、という勢いだ。

帰りがけに連絡橋の上からぱちり。小さくてわかりにくいかもしれないけど、
ものすごいバイクの数なのはわかってもらえると思う。これでほんの一部である。


 昨年暮れのモーターショー(これは4輪も含まれる、というか4輪がメインだが、今回はバイクだけ)にはバイクで行ったが、それほどすごいバイクの数という感じじゃなかった。
 中に入ってまたびっくり。始まってまだ間もないのに、もうすごい人なのである。そして、友人が着いたようなので聞くと、試乗会の行列に並んでいるという。そっちもものすごい列だ。これに並ぼうと朝早くから来ている連中が多いんだな。結局その友人は、午前中いっぱい並んで、申し込みが出来たのが昼前。乗れたのは2時半からの回であった。もうちょっと、申し込みをちゃっちゃとやって、整理券とかで何とかならなかったのかな、とは思う。想像以上に人が来ちゃったんだろうけどね。
 確かに、ドカの999なんてそうそう乗れるチャンスはないんだから、人気が高いのも頷けるが。
 ただ、イベントとして盛り上がったかというと、何となくいまいちだった気がしないでもない。昼食の時に友人(バイク歴も歳もオイラと同世代)と話していたのだが、そういう意味で話をすると、絶対にネガティブな意見しか出ないだろうという。確かに、晴海や、その前の(どこだっけなぁ。品川の方の倉庫だった気がするが)ところに、バイクに夢中の高校、大学時代やバイク雑誌にいた頃に行ったのとは、自分の中での盛り上がり方も違うのは確かなのだが。それだけ年を取って、すれたバイク乗りになってしまった、ということ自体は否定しないが、その分を差し引いても、近年のMCショーはいまいち盛り上がりに欠ける気がしてならない。
 何よりも、それよりちょっと前にアフターマーケットショーという、バイクのカスタムパーツなどを主に展示するショーを別にやり始めたのが変だ。なんか業界内部でもめてるんじゃないか?と考えるのは難しいことではない。
 MCショーと言えば、そもそもはメーカー主導ではなく、メディアやアフターマーケット業界でお祭り的に始まった物じゃないんだろうか。昔のMCショーは、素人ながら好き者が作ったのがよくわかるカスタムバイクなんかがいっぱい並んでいて、ショップも数多く出店し、お祭り感が非常に強かった。近年のMCショーは、メーカーもいっぱい、派手に出品してはいるが、お祭り感は低い。なんだか、モーターショーの単なる2輪版にしか見えない。
 先に書いた通り、バイクの数はすごい。客もすごい。試乗会をやったり、トライアルデモや子供のためのスクールをやったりといった企画はいいと思う。でも、もうちょっと本筋のショーの方を考えた方がいいんじゃないかなぁ。と、すれたバイク乗りのオジサンは考えてしまうのでありました。

トライアルデモは、よく見るホンダ&直樹さんグループではなく、
トリッカーの関連もあったんだろうが、ヤマハ&成田兄弟だった。
やっぱり匠ちゃんのデモは派手で楽しい。未見の方はチャンスがあれば是非。

 さて、MCショーとなれば、当然D70の出番である。いそいそと長玉やストロボを引っ張り出し、わざわざストロボ用の電池まで買っての出陣となった。
 いきなり入ってすぐのZX-10Rを、ストロボを炊いて撮ってみるが、オートモードの設定がわからず前面全部ぶっ飛び。内蔵ストロボで十分だった。外付けのストロボは、この手の物撮りには強すぎたかな。夜の花見撮影に使えば良かった。ただ、それで撮ってみて、ハイライトが飛んでしまった部分を表示してくれることに気づいたのは収穫だった。デジカメはとにかく、ハイライトが飛んでしまったらすべて台無しである。少々アンダーでも後処理で引っ張り上げることは可能だが(あまりに暗すぎるのはもちろんダメだけどね)、飛んでしまったら、どんなに暗く補正しても、そこはただの真っ白でしかないのだ。また、ワンアクションでヒストグラムが表示できることに気づいたのも大きな収穫。ちゃんとマニュアル見ろよ、という意見もあるだろうが、この手の物は実際に使って覚えないとダメだからね。いろいろといじってみて、自分が使える機能を覚えていく、というのが基本であろう。

 で、昼からはトライアルのデモがあるということなので、やっと長玉の出番である。といっても、シグマのMF専用のズームレンズで、付けてみたらTTL測光が効かない。ピントはマニュアルで合わせるつもりだったが、AE関連もフルマニュアルになってしまうとは思わなかった。これじゃFM以下じゃないか。
 まぁ、とりあえずテストで何枚か切ってみて、ヒストグラムを表示しながら露出を調整するという技が使えるし、標準のCPUレンズを使って適正露出の絞りとシャッタースピードを覚えて、それにあわせればいいだけの話ではあるんだが。手持ちのMFレンズが使えるからとD70を待ったわけだが、結局CPU内蔵のAFレンズ、買わないとダメだなぁ。ちゃんとした露出計を買うなら(将来的には絶対必要だけど)、安いズーム買えちゃうもんね。
 とはいえ、思ってたよりはきちんと撮れた。普通この手は置きピンで撮るわけだが、思った以上に前後に動き回ってくれて、目が悪いのもあって、ピントがいまいちなのがいくつかあった(また解像度が高いからもろに出ちゃうんだ)とはいえ、銀塩に比べれば無制限に近くシャッターが切れるので、ひたすら連写モードで撮りまくりである。気づいたら100枚近く切っており、こうなると340Mのマイクロドライブじゃやっぱり心許ない。4G、買うかねぇ。覚悟はしていたが、まだまだいろいろとかかりそうである。

 友人とは早めに別れて帰宅し、今日はF1バーレーンGPの予選。フェラーリは相変わらず抜けているが、他はそれなりに僅差で、楽しくなるかも。
 スケジュールがきちきちで、まともに飯も食えずにF1対応を終え、夜中の都内で食えるところを探す。外苑東通で、久しぶりに曙橋の一心ラーメンでも食うか。と寄ってみた。相変わらずかなり化学調味料が入ってるんだろうな、という味ではあるが、これはこれで十分うまい。たまに食いたくなるんだよね。こういう味。
 満足して帰途についたら、すぐそばの向かいに、讃岐うどんの店がオープンしていた。失敗。ここで食えば良かった。
 家に付いたら、カミさんが子供の風邪を移されてダウンしていた。明日はカミさん企画で、保育園の連中と花見の予定なんですけど。。。。

2004年4月4日(日) 宴会の後バーレーンGP

 各所で桜祭りが行われる予定の日だというのに残念ながらの雨模様。本来なら娘の同級生が引っ越すのでそのお別れ会で荒川遊園に言って花見をするつもりだったが、結局宴会のみ。やるこた一緒なんだけどね。
 昼から飲み始めて、夜までみんな元気に飲み続けることになるのだが、オイラだけはバーレーンGPがあるので撤収。なんだか印象に残らないレースだったな。
 しかし、ここまで非ヨーロッパ圏での3戦を終えての印象は、とにかく完走率が高いこと、そしてフェラーリの強さ(これはもう当然なのでつまらないんだけど)、ホンダの意外な強さとマクラーレンの体たらくだろう。ま、もちろんトヨタも期待はずれといえなくもないが。サンマリノから巻き返してくれるんでしょうか。

2004年4月5日(月) Photoshop 3.0とOutLook

 なかなかハードな週末だったのもあって、ほとんど寝てた。
 3/25に書いた、OutLookのトラブル、調査の意味もあって、新たにウチでもOutLook(Expressじゃない)を入れてみたのだが。思わぬ功名があった。
 オイラが普段使っている画像処理ソフトはPhotoshopの3.0である。何でそんな古いソフトを、と言われそうだが、ずっと昔から使ってきて、画像範囲指定の処理が、4.0から変わってしまったのでそれに馴染めず、3.0を使い続けてしまっている。アクションなどの新しめの機能のために5.0も入れてはいるのだが、基本的なことは、3.0があれば十分なのであった。
 それはいいのだが、Win2000に入れるようになった頃からだろうか、Photoshopの3.0を起動し、一枚目の画像データを開くと、コーションウィンドウが表示されるようになった。OutLookが標準のメーラに設定されていないので設定しろ、と言ってくる。なぜPhotoshopを起動するのに標準メーラの設定が必要なのかよくわからないのだが、普段使っている鶴亀メールを標準のメーラに設定し直したり、OutLook Expressに設定を変えてみたりしても症状が収まらず、あきらめてそのまま使っていたのだ。5.0ではそのような症状は起こらない。
 これが、今回のトラブルで、ExpressではないOutLookを入れたら直ったのである。考えてみれば、コーションはOutLook名で出ていたので、当然といえば当然なのだが、このトラブルに遭遇するまで、OutLookとExpressが別物だなんて想像も付かなかったのだ。
 しかし、これを直してしまうと、OutLookを標準メーラに設定せざるを得ず、WEB上などからメールを送らなくてはならないときにOutLookが起動してしまいちょっと不便。滅多にないんだけどね。

2004年4月6日(火) 車の内装パーツ

 久々にまったりとお休み。
 バイクをいじりたいのだが、なかなかパーツが揃わない。KLX用のパーツなんて、すぐ来てもおかしくないと思うんだけどなぁ。
 ウチの車で、助手席のドアの内張部分がはずれてしまうというトラブル。最近は滅多に助手席に人を乗せることもないので、そのまま放っていたが。先週末の花見の時に友人を乗せることになって、やっぱりちょっと困ったので車屋へと持っていった。この車、前のオーナーがいじりたがりだったようで、内装のファブリック部分にフェイクのレザーらしきものが貼られている。いかにも素人がやりましたといった処理だが、特に見苦しいというほどでもないし、機能的には何も困らないのでそのまま使っていた。しかし、先日助手席側のドアが半ドアになっているようだったので強く引っ張ったら、内張がごっそり取れてしまったのだ。
 おそらく、内張の処理をしたときに、めくら蓋や止めてあるねじに気づかず無理矢理引っ張って、取り付け用のボスなどを何カ所かへし折ってしまっているようだ。車屋に聞いたら、やはり大物部品なので、結構な額になってしまうという。この型のエスティマなら中古部品も結構出回ってそうだが、と調べてみたら。あるよあるよ。数は少ないまでもちゃんと出ている。恐るべしヤフオク。

2004年4月7日(水) 久々に奥多摩ツーリング。

 ちょっとぽこんと時間が空いた。天気もいいし、カミさんの体調も戻ったっぽいので、久々の奥多摩へショートツーリング。10時半に出発して、首都高の永福から上野原へ。それほど道も混んでおらず、1時間足らずでもう山の中。都心もかなり桜は散ってしまったが、高速を走っている途中でも、何度か桜の舞い散る中を走り、なかなか気持ちのいいスタートである。
 甲武トンネル開通のおかげで、以前(といってもずいぶん昔、バイクに乗り始めたばかりの頃の話だが)に比べると奥多摩へのアクセスは楽になった。そのせいもあってか、奥多摩周遊道路は平日の昼間でもかなりの通行量がある。いわゆる「走り屋」が多くてうざったいのでそちらのルートは取らず、鶴峠から小菅方面へ直接抜けることにした。
 山の方へ入ってすぐ、手打ちそばの看板と、いい感じの一軒飯屋があったので、先に腹ごしらえ、と入っていく。ちょうど昼時なのだが、場所が場所なせいか、先客は2人ほど。山菜の天ぷらが売りのようだが、そんなに腹が減ってるわけでもないし、と普通のせいろを頼む。このあたりの集落では、手打ちのそばが売りらしい。

 なかなか出てこないので、ずいぶん気合いの入ったそば屋なんだろうか、と思ったのだが、出てきたのを見てがっくり。全然水が切れてないし、口に入れたらややもちもちっとした、そばというか、うどんのような感触。ゆで過ぎなのか、つなぎが多すぎるのか。つゆもやたらしょっぱいだけで、それこそ本当のそばっ食い、というくらいしか浸けずに食べざるを得ない。そば湯も出てきたけど、こんなにつゆがいっぱい入ってて、ほとんど浸けないから全然減らない。そば湯なんて入るスペースないじゃん。うーん。残念。

 店のそばにはなかなかいい感じに桜が満開。写真なんぞを取っていたら、ほとんど車なんて通らない前の道を、かなりいい音をさせた、羽付きのS2000が上がっていった。ああいうのに絡まれるのはイヤなので、ちょっと間をあけていこうかと思っていると、店にいた客が、オルティアに乗り込んで、小菅方面へと走り出してしまった。しまった。ああいうのは抜いちゃわないと、とあわててこちらも発進。
 ところが、このオルティアが意外に速いのである。特に走り屋という感じでもないし、そもそもそういう車ではない。まぁホンダ車なので、元気なオーナーが多いというのはあるにしても。
 このあたりの道はかなり整備されて、広いながらもきついコーナーが多いのだが、その手前から大きく対向車線に振り出しながら、結構なペースで登っていく。もちろん、こっちはバイクなので、その気になれば抜くのは簡単な程度のペースなのだが、後ろにバイクが着いているのにわかってあの走り(譲らない)、ということは、無理矢理抜くとムキになって追いかけてくる可能性があるので、そのまま後をついていく。自分のペースで走れないのはちょっと辛い。
 程なく、工事で片側通行、という箇所が2カ所出てきたため、そこで先頭に出て、そのまま逃げ切り。追いつかれたら嫌だな、と思ったが特にそんなことはなかった。ただ、鶴峠は自分の記憶よりも遙かにきちんと整備されており、その広いヘアピンなどにことごとく4輪のブラックマーク(ドリフトの)がセンターラインなんて無視していっぱいついていたのが気になった。週末の夜なんかはすごいことになってるんでしょうなぁ。
 そして大好きな小菅周辺を抜けて、奥多摩湖へ。小菅周辺の上の方では、まだ桜がやっとほころび始め、という感じの並木があった。あの辺行けばまだこれからもお花見が楽しめるって訳ね。ただ、酒が飲めないのは辛いな。
 せっかくの奥多摩だし、先日、ずっと崩れていて通行不可だった奥多摩周遊道路が開通したという情報も得ていたので、周遊道路に入ってみる。そこまでの道のりでは、全くバイクなんて見かけなかった(4輪も数台だけど)のに、入り口付近の駐車場にもう結構な数のバイク。そんなにこの道はいいかね。どーも、ここだけを何度も往復して、サーキットのようにコースを覚えて攻め込んでる連中が結構いるんだよね。人に迷惑をかけなければ、そういう楽しみ方も否定するものじゃないけど、何でここだけなんだろうという気がするのよね。伊豆・箱根みたいにものすごい景観がいいわけじゃないし、タイトなのは確かだけど。今走ってきた鶴峠や、大月に抜ける松姫峠、また、このまま塩山方面へ抜ける大菩薩峠の方だって、それなりに交通量はあるとはいえ、十分に楽しいワインディングだと思うんだが。
 ということで、あまりの車、バイクの数(それも攻めてる系)に辟易して、最初の月夜見第一駐車場でUターンして戻ってきてしまった。まぁ、こういう人たちがここに集まっていることで、ガラガラの鶴峠や小菅を楽しく走れるので、オイラみたいなのにとっては、ありがたいと言えばありがたいんだけどね。
 で、そのままとって返して松姫峠方面へ。こっちも昔から狭くてきついワインディングで、特にオフ乗りにとっては、真木小金沢林道へのアクセスもあって、メジャーな道だったのだが、ちょっと前からダム建設が始まって、林道が走れなくなったり、ちょっと足が遠のいていた。ワインディングとしては、楽しいのは文句無しのルートである。たまに工事のダンプが通るのはちょっと怖いが、本当に誰も走っていなくて気持ちがいい。

 小菅周辺からこのあたりまでのルートは、本当に自分のペースで淡々と走ることが出来た。先の鶴峠では、後ろからS2000たちが来たら嫌だな、という意識があってややとばし気味だったし、奥多摩周遊道路でも、他の4輪や2輪がいたせいで、ちょっとそれなりのペースになってしまう。マイペースを守ればいいじゃん、といわれればもちろんそうなのだが、他の車両が走っている以上、それに何らかの影響を受けるのは間違いないし、そういう意味では、知り合いとのマスツーリングでもそれなりの影響を受けるので、ソロで走るよりもやっぱり妙に疲れてしまう。オイラは昔から基本的にソロツアラーだったのだが、歳を取ってきて(疲れが実感できるようになって)、よりその意識が強くなった気がする。まぁ、みんなでわいわい走るのも楽しいのは確かなんだけどね。
 さて、真木小金沢林道は、持っていったツーリングマップル(結構古い)には、入り口から峠まで通行止め、と書いてあるが、全く入れないのか、入れるならちょっと走ってみたいな、と思っていたのだが、気がついたらそれらしい場所は通り過ぎてしまい、何となく見覚えのあるトンネルへと出た。でも、オイラの記憶にあるこのトンネルは、素堀の暗いトンネルで、中や前後は舗装も荒れていて、いつもびしょびしょだったような気がするんだが。非常に綺麗になっている。また、見回してみると、向こうに見えるダム、あんなのはなかった気がする。ダムが完成して、道も大きく変わってしまったんだろうか。そういえば、途中で変に道を分岐させられたり、向こうへ抜けられそうな道があったのに、そこへ行くトンネルは、中で通行止めになっていて通れなかったりした。あの辺、まだ工事途中なんだな。しかも、オイラの持っているツーリングマップルには、全くその辺の情報がなく、今走っているあたりの道も書かれていないようだ。失敗。やっぱり最新の地図を買っておかないとダメだねぇ。

 ツーリングマップルは初代の一番小さい奴をかなり愛用していた。その後、何度もモデルチェンジしたのも買っているし、アウトライダーの菅生さんたちが編集に携わっているのもあって、最新版をもらったりしたこともあった。その辺も最近はちょっと疎遠になっていたこともあり、いつの間にか持っているツーリングマップルも古くなってしまっていたのね。基本的には、地図は古くてもとりあえずだいたいの場所と向きがわかれば問題ないだろうという人間(車に乗っているナビもすごく古い奴)なのだが、今回は最新のを持っておけば良かったなぁとちょっと後悔。
 真木小金沢林道に入れなかったので、他にどこか走れるところはないかとうろうろしていたら、奈良子林道の入口を発見。通行禁止と書いてあるが、その先の集落への道でもあるようで、とりあえずゲートも何もないので、行けるところまで行ってみようと入ってみた。基本的には、荒れてはいたもののほぼ全線簡易舗装で、数キロ行ったところでゲートで通れなくなっていたが、まぁ久々のツーリングだし、足もモタード仕様のままなので、あまり荒れてる林道だとかえって辛かったし、こんなものかと引き返す。


 大月まで降りて、猿橋からリニア実験線の方へ抜ける道を行こうと思っていたのだが、大月で降りるルートをミスってしまい、そのままR20で上野原まで出てしまった。本来なら、ここから津久井を抜けてヤビツへ、そして東名で戻ろうと思っていたのだが、奈良子や真木小金沢のあたりでうろうろしたり、スタートが遅かったのもあって、結構な時間。今回はこれで引き返すことにした。
 今回は久々のツーリングでリハビリも兼ねていたので、奥多摩のみで終わった。高速が片道70kmくらいかな?で、山道150kmほどで、トータル300kmといったところか。リハビリとしてはまぁまぁの距離だろう。次はヤビツ方面なんかも行きたいねぇ。

2004年4月8日(木) ちょっと愚痴なんぞ

 ここのところ夜眠れないのに昼間眠くてしょうがない。昨日一日ツーリングしたんだし、リズムは戻らないかと思うんだが、戻らない。子供が出来る前なら昼間で寝てて、でも良かったんだが、子供が出来てしまうと、それにあわせて朝起きなくてはならない。で、その後昼寝をしてしまい、昼間は何も作業が進まない、という日々がここのところ続いている。
 ヨーロッパラウンドのF1が始まれば、それでもリズム的には悪くないんだけど、やっと暖かくなってきて、バイクを整備したり、ガレージや庭を掃除したりするのには一番いい時期なんだよね。もっと暑くなってくると、今度は暑くてそういうのをする気が起こらなくなっちゃうから。
 こういう生活をしていると困るのは昼飯である。午後になってから起きていくと、当然カミさんはすでに飯を食い終わっており、でも腹は減った、近くの飯屋は休憩時間でやってない。というわけで、ちょろっとバイクでどこかへ出張って食べることになる訳なのだが。
 先日、近くの吉野屋に行ったときに、壁に新メニューで角煮丼なんてものが出ていたのを思い出し、吉野屋へと行ってみれば、なんだか豚丼の安いセールが始まってしまっており、豚丼か豚キムチ丼しか食べられないことになっているではないか。豚キムチは以前食って異様に辛かったのでそれっきり。あれからは豚の方も変わっているはずだから、味も変わってるとは思うけど。悔しい。
 また、気づいたら、交通安全運動週間も始まっている。昨日奥多摩にプチツーリングに行ったのに気づかなかった。都内はそこら中にお巡りさんが立ってるし、白バイもやたらに走り回っている。この交通安全週間てのもよくわからない代物で、んじゃ普段は交通安全を意識しなくていいのかってーともちろんそういう訳じゃないし。ここぞとばかりに町にあふれているお巡りさんたちは普段何をしてるんだ、ってことも言いたくなる。この時期は特に交通安全対策に力を入れてるんだ、なんて言われたら、んじゃこの時期は他の犯罪対策は手すきになってるわけですか、くらいの嫌みも言いたくなるってもんである。速く終わらないかねぇ。こんなくだらないの。

2004年4月9日(金) 邦人拘束事件

 イラクで邦人拘束事件。第一報を聞いたとたんに、かなり嫌な感じを受けたのだが、カミさんに「勝手に行って捕まってんだし」みたいなことを言ったら諫められてしまった。
 しかし、2ちゃんねるみたいなところをみてると、右向きな連中というか、左向きの連中を普段から快く思ってないような連中ってのは結構いるんだね。プロ市民なんて言葉、初めて聞いたがおもしろいね。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
http://www.wafu.ne.jp/~gori/mt/
 その辺に伴って見つけたページ。結構自分のページで(匿名ではなくという意味で)熱いことを書いてる人もいっぱいいるね。
 オイラ的には、いろいろ言いたいことがあっても、もう一つこういうところで書くには躊躇してしまうよわむちなのでありました。

2004年4月10日(土) 筑波に全日本F3を見に行く

 筑波サーキットで行われている全日本F3の第2ラウンドを見に行く。筑波は比較的近くていいのだが、さすがに4輪には小さすぎるので、オイラが仕事で絡むようなメジャーなレースはほとんどやっておらず、唯一と言っていいのがこのF3である。F3自体が、他の大会はもっと大きなサーキットで、GTやFニッポン、S耐などの前座レースとして行われていることが多いのだが、ここ筑波ではF3自体がメインレースだ。
 基本的にオイラの仕事では、レースの現場に行く必要はほとんどないのだが、行って、実際に見て書ければそれに越したことはない。ただ、それだけのコストはかけてられないし、というのもある。今回は近いから自腹でもそれほど痛くないし(後で請求はするんだけど)、なによりも天気が良く、ちゃんとそこまで荷物を積んで行けるバイクがある、というのと、D70を買ったから、というのが大きいのだが、それでもやっぱりレースの現場に行って、いろんな人たちと会って、実際にレースを見るのは楽しいのだ。
 長玉は3日のMCショーでも使ったが、マニュアルのズームで、撮影状況が良くない(プロカメラマンのような場所では撮れない)のもあって、総枚数から行くと成功率はかなり低く、結構がっくり。それでも枚数切っただけ、それなりの写真もあるので、今回は撮りまくってきた写真をメインに。

最終コーナーを走り抜けていくところを、
イン側(ヘアピン外の観客席上)から流し撮り。
流し撮りでは一番ぴっしり来た一枚。
車は期待のルーキー中島一貴。


個人的にお気に入りの、トムスの番場琢車。
今回の筑波では、2戦連続で日本人最高位でした。


行った日に初優勝を決めたアンティヌッチの車。


このアングルの撮影は、格子越しだったために、
みんな微妙に格子の影(明るくなっちゃう)が
入ってるんだけど、これはそれを修正してみたもの。
格子の影以外はピントもアングルもばっちりの一枚。


中島一貴君。結構枚数切ったけど、やっぱりお父さんの面影が
出てくるカットがいくつかある。しかし、この子が初戦で
ルーキーの2連勝を飾ったのと、近い筑波ということで、
プレスの数がすごかった。みんなこの子(の車)に集中してたし。


オイラおすすめ番場琢君。結構ハンサムだし、
ここまでの成績も良くて前途有望。
もっと上まで伸びて欲しい選手です。


インギングの横溝直輝君。ピットにいるところを
長玉でパチリ。逆光と長玉によるボケとで
結構お気に入りのショットになりました。


ピットでこういう風にばらされているのを見ると、
やっぱり立派にフォーミュラマシンなんだなと実感。


レース終了後、ノーズ付近をいじっていたので
見てみたら、ステアリングロッド取り付け基部に
多分運搬するための(ノーズをはずしちゃうと
持ち上げにくいので)パーツを付けているところ。
取り付け基部上部に注意。元々基部を止めていた
ボルト4本を差し込んでおくためのパーツが
ついている。こういう工夫ってレーサーならではかも。

 しかし、さすがに今までのカメラに比べれば、雲泥の写りの良さなんだけど、やっぱりレンズが欲しくなる。特に、今回はプロが撮った写真の受け取りもあったので、それとどうしても見比べてしまうからだ。もちろん、腕の差もあるし、向こうはカメラも1000万画素クラスなんだが、それ以上に写りが違うと感じる。あのばかでかい望遠はすごく高いというのはわかってるのだが。もうちょっとまともに写らないだろうか。
 標準でついてきたAFレンズで撮ると、それなりに写っているのがわかるので、やっぱりレンズなのか、それとも、MFだからこっちの腕なのか。目があまり良くないので、MFだとピントが実は合わせ切れてないんじゃないか、とかいろいろ考えてしまう。最近は手ブレ防止機能の付いた望遠レンズも出ているくらいだから、やっぱり、金(による良い機材)をかけて腕をカバーしてもらうのがいいのかしらねぇ。オイラみたいな、まだまだ修行しろ、という人間は安い、プリミティブな機材で苦労した方がいいんだろうけど。

2004年4月11日(日) ドカはオイルを吐く?

 昨夜義姉の家の近くに行く用事があり、その後ちょっと、と寄ったら、結局深夜まで飲んでしまい、そのままお泊まり。今日はメガウェブでの虎之介のトークショーでも眺めてこようと思っていたのに、それもおじゃんになってしまった。
 昨夜友人と久々に高円寺で飲んだ(というか、向こうはバイクだったので一方的にこっちだけが飲んだんだけど)後、彼がバイクで帰るのに、ちょっと取り回すのを手伝ったんだが。後ろに回って引っ張ろうとしたら、「服が汚れる」という。バイクはドカの748で、シート下にサイレンサーがあるので、直接排気を服が受けることになるのだが、それにしたって2スト車じゃあるまいし、と思って見てみたら、確かに点々と黒い跡がついている。これ、オイルなのか、と思ったが、始動直後とはいえ、こんなにオイルを吐いてたらあっという間にオイルがなくなっちゃうだろうから、やっぱりガソリンなんだろうな。黒くなってるのはカーボンとかそういう要素だろう。ということは、こんなに濃いというか、低域では生ガスが出ちゃうようなカムプロフィールってことなんだろうか。恐ろしい。

2004年4月12日(月) カメラのレンズとPCゲーム

 昨夜は、F3の作業を深夜まで。一応2時過ぎには片が付いたものの、邦人拘束事件の24時間で解放、という情報が事実なら、午前3時には何らかのニュースが出るかも、と、各チャンネル3時からのニュースを待つ。でも何も起こらず。どーなってんのかね。
 昼間はとても暖かかった。汗ばむ陽気のもとで2台目のKLRの作業。バイク屋に行ったら、他のバイクを直す都合上、ウチの2台目を引っ張り出していたので、ついでだ、と前足周りの換装を終えてしまった。まだまだやるところはたくさんあるが、一応F倒立、前後17インチのモタードとしてのバイクの形はできあがった。その状態で見てみると、ノーマルも結構かっこいいね。
 その後、池袋東口のミヤマ商会(中古カメラ屋)とビックカメラへ行き、中古レンズを眺めていたのだが、なんだか似たようなレンズがいっぱいあるのに、値段が違うのでよくわからない。とりあえずビックカメラでレンズのカタログをもらって退散。
 で、カタログを見てびっくり仰天。プロが使ってるばかでかい長玉、ものによっては軽く100万を越えるじゃないの。昔カタログを見て、せいぜい半額くらいだったような記憶があったのだが。知り合いのプロカメが、車上荒らしにあって中のカメラ機材ごっそりやられた、という話を複数聞いていたが、確かにこりゃとんでもない額のお宝である。
 オイラが使えそうなレンズ、と見てみると、やっぱり10万以上の、そこそこのじゃないとダメっぽいし、手ブレ防止を付けると20万近い。カメラ本体より高くなっちゃうねぇ。とりあえず、ミヤマに一番安いズーム(70-300)が新品でも17000円位であったので、それで当分は腕を磨いて、余裕が出てきたらED&VRの高いレンズに手を出すか、という結論になったのであった。無い袖は振れない。
 夜中は友人とチャットをしながら、ゲームの話。T41は、今家にあるPCの中で最高スペックになってしまっていたのだった(デスクトップはP4-1.8にRADEON-VE。T41はPM-1.7にRADEON7500)。最新3Dゲームの体験版をダウンロードしてインストールしてみたところ、快適快適。友人はコンバットフライトシミュレータで遊んでいるという。また、FFベンチを入れてみたところ、デスクトップの倍近い、十分に快適に遊べる(メーカー推奨)のスコアが出た。
 こりゃ昔のゲームはみんな動くな。CMR(コリン・マクレー・ラリー)の1&2とFlight Unlimitedはなんとしても入れたいところ。Motoracer3も、安くなったのを買ったのに、デスクトップではなぜだか動かなかったので、こいつも入れたい。こうなると、家にあるフォースフィードバックハンドルはゲームポート用なので、USB版が欲しくなるね。PS2でも使える奴、買おうかしら。

2004年4月13日(火) 無線LANのセキュリティとローアルコールビール

 今日は一転肌寒い日になった。某社の打ち合わせで横浜まで出かけなきゃならないのに、この天気はないよなぁ。第三京浜−横浜新道というルートで、そこまでの都内がどう行っても混んでしまうので、出来ればバイクで行きたかったのだが、なんか今にも降り出しそうだし、ということで、仕方なくちょっと早めにクルマで出発。都内は相変わらずおまわりがいっぱい。交通安全運動、早く終われ。
 出発してしばらくして、エアエッジカードを持ってくるのを忘れたのに気づいたが、もう間に合わない。向こうで参考に見せてあげるものは、ネットにつながないと表示できない。向こうの社内ネットは使えるかなぁ。向こうにあるマシンでつないでもいいのだが、パスワード入力部分があるのであまりやりたくないなぁなどと考えながら第三京浜から横浜新道へ。
 前に来たのはいつだったか忘れたが、全然覚えていないものである。どのインターで降りたのかすら自信がない。ちゃんと確認してくれば良かったのだが、あわてていたのでそれもしていない。見覚えのある道は結構あるのだが、なかなか目的地へとたどり着かない。
 車に積んであるツーリングマップルは縮尺が小さすぎるし、いつもはPC上でmapfan.netを使うのだが、ネットにつながないと使えない。どこかに無線LANの使えるスポットはないかとうろうろしてみたが、どうもそれらしい場所はない。仕方なく、ナビ(ウチのはすごく古いポータブルナビ「ゴリラ」なので、縮尺も小さいしあまり役に立たないため、普段は使っていない)を立ち上げてみたら、見覚えのある地図が出てきたので、それをたどって到着できた。最近の普通のナビはほとんどが自分の行く方向が上になるように設定されている(設定で変えることもおそらく可能だろうが)のだが、ウチのナビは古いので、上下切り替えるかどうかの設定しかできない。それじゃ見にくいだけなので、上下切り替えを切っている。そのために、見えるイメージは常に北が上になり、地図のイメージとオーバーラップしやすかったわけである。こういう思わぬメリットがあってちょっと驚き。
 そういうことで、結構余裕を持って出発した(実際に、近くのインターまではかなり早く着いた)のに、現場にはほぼオンタイムで到着した。ネットの件は解決していないんだが、どうしようかなぁと思いながら、クルマの中でPCを試しに開いてみると、その場所で選択できる、暗号化無効のAPが複数ある。試しにその中の一つにつないでみたら、あっけなく繋がった。おいおい、大丈夫かよ。
 中で打ち合わせをするときに、「回線、どうしますか」といわれたので、無線LANの件を話したら、真っ青になって、「ウチでしょうか、向かいの会社のじゃないですかね」なんて言う。結構でかい会社(建物)なので、向かいだと届かないんじゃないかと思いながら、ネットワークをのぞいてみると、その中にその会社の名前が入った端末が見つかり、これで確定。とりあえずいくつか試したところでは、各端末にはパスワード制限がかかっているので、簡単に覗けるわけではなさそうだが、でも危険だ。そのことは話しておいたが、あの後ちゃんと処理したのかなぁ。
 帰りも環八あたりは相変わらずの渋滞で、眠くて眠くてしょうがない。結局雨は降らず、やっぱりバイクで来るべきだったかなぁとちょっと後悔。仕方ないんだけどね。

 戻ってネットを見てみたら、全日本MXで、成田がプライベーターながら総合優勝とか。名阪だから見に行くわけには行かなかったのだが、単純にうれしいね。次回は24/25で関東大会なんだが、サンマリノGPだからなぁ。行けないかなぁ。行きたいなぁ。

 夜、今日はビールを買ってくるのを忘れ、2本残っていたと思っていたビールが1本しかなかったので、深夜とりあえずビールが飲みたいのにない、ということで、カミさんがもらってきたファインブリュー(ノンアルコールビール)の試飲缶にジンロを混ぜて飲む。ホッピー状態である。でもやっぱりあんまりうまいもんじゃないな。これなら絶対にホッピーの方がうまい。そう考えてみると、ホッピーってのはすごい飲み物だったのね。もともとの使われ方の設定が違うのだから当然といわれればそうなのだが。でもファインブリューはなんか妙に甘ったるさが残る。ジンロの量を増やすとそれは治まってくるんだけど、今度は炭酸やビール的なスキッと感が落ちる。以前どこかのSAで飲んだ、海外製のノンアルコールビールは結構飲めたのに。もうちょっと研究してもらいたいところであります。

2004年4月14日(水) 車の故障と長玉購入。ISDN-TAのPCカード

 車が壊れた。明日からもてぎに出発なので、そのために必要な機材を購入しようと、出かけるのにぐずぐずしていたら雨が降ってきてしまい、仕方なくクルマで出発。池袋駅近くの駐車場(高いんだけど、仕方ない)に入れて、エンジンを切って降りようとしたら、キーをオフにしているのにエンジンが止まらない。いろいろ試してみたのだが、オートスタート機能が変な動作をしているようだ。ATはエンジン止められないんだよね。
 仕方なくそのまま(いくらも止めずに)最低額料金を払って駐車場を出て、ディーラーへ直行。オートスターターを殺せばいいんだと思うんだが、社外品なのですぐ出来るかどうかわからないと言う。とりあえず見てくれと言って置いて、近くの、行きつけのバイク屋へ。
 そこで、何とかバスなんかで池袋東口へ簡単に行ける方法はないかと聞いていたら、常連の一人がクルマで送ってくれるという。ありがたやありがたや。
 で、目的のミヤマ商会へ。狙っていた一番安いAFニッコールの望遠側ズーム(70-300/4.5-5.5G)、新品で17000円のを買おうと見てみると、となりに箱/ケース無しの中古同型が1万円、というのが置いてある。即ゲットである。これで、35mm換算なら450mm相当までいける。今年はブルーインパルスが来るかどうかわからないが、その辺や、遠い側のオーバルのクルマでも狙えるかもしれない。あとはどの程度の絵が出来るかだ。
 もう一つの目的は、社長が、海外で使うのにISDNのPCカードが必要になったとのことで、探しに行ったのだが、池袋のビックパソコン館にはなかった。それどころか、店員、そのようなものは見たことがないと言う。別におまえが見たことないのはかまわないが、だからって「そのようなものはないんじゃないでしょうか」とか言うな。自分の不勉強を棚に上げて。オイラは持ってるんだっつーの。
 国内においては、もうほとんどISDNのPCカードを必要とすることはないので、最悪うちのカードを渡せばいい訳なんだけど。一応、グレ電とかなら使えるんだよね。ただ、すでにエッジでも速度は一緒なので、その存在意義は非常に小さくなってるわけだけど。PHSが通じないところでは、という話になるわけだけど、グレ電があってPHSが繋がらないところってのはかなり難しいだろう。

 ただ、今回もてぎに行くのだが、あそこでは意味がある。一応中ではPHSが通じるのだが、レースが始まるとものすごい人間が集まり、PHSや携帯の回線はパンクして繋がらなくなってしまうからだ。ああいう場所では有線の意義も出てくる。

 買い物を終えて、帰りはバスで再びバイク屋へ。先ほど送ってくれた人にお礼を言って、ダベりながら車の修理が終わらないかちょっと粘る。娘の迎えに行くのに、クルマがないと雨の日はちょっと辛いのだ。しかし、全然電話もないので、直接ハッパをかけに行くか、と腰を上げたら、今度は別の常連が、家まで送ってくれるという。ありがたくそれを受けて、娘は歩いてお迎えに。最近は晴れているときは、歩いて帰りたいなんて言っているのに、さすがに雨の中では辛かったか、途中で何度も弱音を吐き、泣きながらの帰宅となった。帰り着いてからクルマ屋から電話。前に電話したという。携帯を見ると、子供を迎えに行っている途中で気づかなかったようだ。もうちょっと粘ればクルマで迎えに行けたのに。なかなかままならないものである。
 なんだか疲れてしまって、昨日の某社での打ち合わせで、もてぎに行く前に仕上げておくと言っておいたプログラム、全く手つかずのまま寝てしまう。あーあ。

2004年4月15日(木) もてぎのプレスルームでちょっと思うこと

 朝からもてぎへ。なるべく早く着こうと比較的早めに出発したのに、常磐道流山の先で、木材を積んだトラックが横転し、ずっと大渋滞。結局現地に到着したときには最初の公式練習は終わっており、ディクソンのクラッシュの瞬間は見られなかった。
 各所への挨拶をしながらプレスルームに向かうと、ディクソンは骨折のおそれがあってヘリで東京の病院に搬送されたという。大したことがなければいいが。
 と、プレスルームで席と回線を確保し、接続のテストをする。1年ぶりなので、ISDNにつないでは見たものの、0発信だったことをすかっと忘れていて、繋がらなくてちょっと焦る。カード自体丸一年使ってないので、カードが壊れているのか、コードやコネクタが悪いのか、回線が悪いのか、原因を追うのが難しいからだ。
 とりあえずPHSでも問題なく接続できることを確認し、また、今回はインテルとYahoo!BBがスポンサーに付いている関係上、サーキット内で、無線LANを使った情報配信をやっているというので繋いでみる。と、プレスルームのディスプレイに表示されているのと同じ、場内放送と順位表が表示されるようになっている。まぁ便利だとは思うのだが、順位表の方は、いわゆるビデオデータそのままなので、PCの画面上だともう一つ見にくい。というか帯域がもったいない。IRLのオフィシャルサイトでやっているライブタイミングをこの無線LANで流してくれたらいいのに。どうも今回はインディ側とのシステムの関係で出来なかったようだが、次回はその辺も考えて欲しいところである。
 久しぶりの外での仕事で、ISDNやPHSで接続しながらの仕事となり、ネットのレスポンスが悪くてストレスがたまりまくりである。もてぎも、回線はISDNだけ、なんてことを言わんと、プレスルームに一本、共有できる光回線引くくらいのことをしてくれないかしら。一人1Mでも100人が十分に快適なネットが使えるのに。ISDNを使うだけで(回線使用料は別)3万円取るくらいだから、1M保証のネットつなぎ放題なら、3万円くらい取ったってみんな入るだろう。まぁ、ルータ持ってきて何人かでシェアしちゃうだろうけど。それでも、そうやって使っていいなら、5万でも払うかな。
 今や、プレスルームでPCを使ってない人なんて皆無である。ちょっと前だとカメラマンはカメラ機材のみだったわけだが、もうデジタルじゃない報道カメラマンなんてほとんどいないだろう。そういう意味でも、プレスルームでのネット回線というのは今後重要な問題になってくるんじゃなかろうか。大改装を行っているFISCOはどうなってるのかしら。便利になってるといいなぁ。

 今回のもてぎに行くにあたって、用意しようと思っていてすかっと忘れていたものがあった。セキュリティワイヤである。IBMのノートPCには、たいてい標準で、セキュリティワイヤのロック部分を取り付ける穴が用意されている。今回は買ったばっかりのT41だし、そうでなくても、中に入っている情報は結構やばいものが多い(普通はこっちの方が重要だよね)ので、プレスルームで机にでもくくりつけておこうと思っていたのだ。
 プレスルームのセキュリティというのは、国内においてはそれなりに悪くないと思う。それでも、数年前に、買ったばかりの時計(MT-G)を机の上においといたらなくなってしまったことがあった。あんなものとは比較にならないほど高価なPCやカメラがごろごろしてるのだが、さすがにその辺は大きいので目立つと言うことはあるだろう。海外でのプレスルームと違って、周りは結構知っている人ばかりなわけだし。それでも、全く安全というわけではないし、前に某国内レースに行ったときは、結構やばいんじゃないかと思ったこともある。
 それで、念には念を、と思ったのだが、すかっと忘れてしまったのであった。まぁ、今後も、たとえば電車や飛行機などの中、ホットスポットのある喫茶店などで作業しているときに、ちょっとトイレに行きたくなった時、置いていくのは不安だけど、抱えていくのもどうかしら、ということが結構あるので、この手のコードで机にくくりつけられるようにしておくというのは実は悪くないのだ。いつも使う必要はないにしてもね。
 今回のインディでは、いつもよりもプレスルーム周りのセキュリティもあまり厳しくない気がした。プレスルームの建物も、入り口にパスのないもの立ち入り禁止の紙が貼ってあるだけで、そこには誰も立っていない。入ろうと思えば建物内には入れてしまうのだ。さすがに、廊下にはガードマンが立っているので、簡単にプレスルーム内には入れないと思うが、それでも何人か、プレスパスを持っていない知り合いが入ってきていた。まぁあの辺の人たちは顔や格好でも入れてしまうのかもしれないが。

 さて、インディの方は、ディクソンに続いて午後のセッションではホーニッシュがクラッシュ。そして、トラもスピンして後ろから壁に激突した。なかなかクルマから降りてこないのでちょっと心配したが、とりあえず命に別状はないらしい。しかし、好調そうだっただけに、明日からが心配である。

クラッシュしたホーニッシュのクルマを
片づけるクルー。ガレージ上からなので
最望遠端(450mm相当)での撮影。

 D70に着けた新しいレンズ、オートで切れるからと連写していたら、前のレンズよりも連写速度が速い。やっぱりレンズが違うとそうなのか、と思ったのだが、よく見たらシャッタースピードそのものが速くなっていた。上がった写真を見たら、確かにぴしっと来てるんだけど、1/1500秒とかで切っているので、まるでピットレーンの走りのようである。一応ストレート上で320km/h以上で走っていて、追うのも結構大変なんだけどなぁ。
しかし、このインディカーのスピードの速さ、久しぶりに実感した。結構離れている、オーバル内のガレージ屋上から撮っているのだが、速すぎてレンズを振るのが追いつかないのである。

これでも300km/hオーバーで走っているのだが、
誤ってオートモードで切ったら止まってるようにしか見えない。。

 周りを見たら、長玉を着けたり、一脚を着けたりして追ってる人が結構いる。プロはこんなところ(ピットガレージ上)じゃ撮らない(申請して、ビブをもらってもっといいところで撮ってる)ので、みんなアマチュアなんだろう。みんないい機材持ってるなぁ。
 記者会見で後付のストロボを使用。会場の一番後ろから長玉で狙う。この距離だと内蔵ストロボでなくて、後から着けたのでちょうどいいくらいになる。綺麗に撮れていいんだが、上部へのバウンスの設定がわからないのと、本体が軽いので、コンパクトだとはいえ長玉と、上にストロボを着けると、いまいちバランスが悪い。

トラがクラッシュして病院に運ばれてしまったので
日本人ドライバーインタビューはこの2人。
コースケ君はなかなか元気が良くて楽しい。

 ホテルに戻ってからは昨年も行った、ホテル近くの居酒屋へ。見た目はちょっと年季が入った感じだが、ものすごく安くていい店だ。大衆的な感じでいいねぇ、なんて言っていたのだが、我々の後に、チップガナッシのメカが数人入ってきたら、店員のおねーちゃんがものすごい流暢な英語で対応したのにびっくり。こういう時期だからなのか、たまたまあのおねーちゃんが帰国子女かなんかだったのかわからないが。
 一緒に飲んだ人も相当酒が強く、かなり酔っぱらってしまい、終盤からは記憶無し。

2004年4月16日(金) もてぎ2日目

 昨日の夜の続き。
 ホテルに戻ってから、隣の部屋の社長が、ネットに繋がらないだとかいくつか言っていたトラブルを解消したのは覚えているが、そのあとは全く記憶無しだった。今日になって、夕べの話をしていたら、社長は腹が減ってカップラーメンを買おうとしたのに、まともにコンビニもないので手に入らず、仕方なくラーメン屋に行ったという。そう言われてみれば、何となくオイラも夕べ、ラーメン屋に入ってラーメンを食ったような記憶がある。必死に記憶をたどってみたら、カップラーメンを買いに行った社長を追いかけたが見つからず、オイラも仕方なくラーメン屋に入ったような記憶がよみがえってきた。ただ、一人で食っていたし、社長も自分一人しか客がいなかったと言っていたので、隣り合わせに2件あるそれぞれに入ったのだろう。しょうがない2人である。出張先でのお酒は控えめに、ですな。特に問題やトラブルが起こらなくて本当に良かった。


プレスルームでこんなお菓子を配っていた。
おそらく客席の方ではいくらかで売っていたんだろう。
中身は普通のスナック。

 インディは今日は予選。トラは再検査のために午前中の公式練習をすべてキャンセルし、何とか予選も走ったものの、その後の公式練習も走らず。どんなもんかとテントの方に行ってみたが、中で寝ており、相当辛そうである。ディクソンの方は、左かかとにひびが入っているらしいが、トヨタ勢最上位で予選を通過している。インディカーでもブレーキは左足らしいし、もてぎはブレーキングも必要なコースらしいので、かかとが痛くて辛いんじゃないかと思っていたのに、たいしたもんである。
 そして、なんと言ってもコースケ君が4位!これは明るい話題だろう。一応別チームのドライバーではあるが、知らない仲でもないし、これはうれしい。記者会見でも、トラがいないということで暗くなりそうな状況を、明るいキャラクターで吹き飛ばしていたようだ。明日はがんばって欲しいものである。

 リリースは今日から作成するのだが、久々の現場での作成というのもあるのか、ミスを連発。何度も作り直す羽目になってしまった。考えてみれば、物書きはみんなこの不安と戦いながら日々何かを他人に伝えている訳なんだが、ミスをすれば当然責められるわけである。何でこんなことやってるんだろうね。

ブルーインパルスJr.が来ていた。何度も見てるんだが、今回初めて
D70なんぞの高解像度のカメラで取ってじっくり見てみたら、
ボディ、これ何で出来てるんだ?意外と荒っぽい感じがする。
本家のブルーインパルスも急遽飛ぶことになって、今日も
テストで飛んだらしいのだが、気づかず撮れなかった。残念。

 夜はみんなで、水戸名物だというあんこう鍋屋へ。もうそろそろシーズンも終わりなのだが、何年も水戸に来ていて、納豆以外の名物ってのは初めて知った。他にも、たいきもなんていう、ちょっとアクの抜けた酒盗みたいなつまみや、目光(メヒカリ)という小魚(ハゼっぽいが、なかなかうまい)なんていう地元の名物を味わうことが出来、なかなか満足。
 そのあとは、大きめの画像データのアップロード作業があるので、夜の水戸で無線LANの使えるスポットを求めてうろうろ。一応場所はネットで調査済みだが、そこまで行くのに、PCを開いたまま行くわけにも行かず、ちょっと迷う。ホテルは駅前にあり、花金の夜なので、ナンパ目的だろう元気なクルマが結構通る。こういうのを見るのは久々である。
 この辺でも、夜の方が高いコインパーキングがあるので、飲酒運転違反の取り締まりが厳しくなったと入っても、そういう用途はまだまだあるんだろうな。

 お目当ての喫茶店を見つけてみれば、かなりこだわり系っぽい、純喫茶のようで、アルコール類はなさそうだ。もう酔っぱらってるし、酒を飲みたかったのだが、、と、ちょっとずるいが向かいの飲み屋でアクセスできないか試してみる。
 無線の強度は十分に出ているが、接続できない。暗号もかかってないっぽいのだが、やっぱりだめか、と仕方なくその喫茶店へ。
 眠れなくなると嫌なので、コーヒーや紅茶類は避け、アイスミルクを頼む。子供かい。
 使われているのはメルコの11Bルータで、特にセキュリティもかけていないらしいのだが、IBMの接続ソフトだと途中でエラーになってしまう。あきらめてPHSでつなごうと(意味ないじゃん)カードを突っ込んだら、いきなり無線LANの方に繋がった。ただ、システム的にはなんか繋がっていないような状態になっているのか、変な状態で、メーラで送受信をしようとすると、ダイヤラーが起動してしまう。IEもオフライン状態のままだ。無視して強制的に動作させるとちゃんと送受信は出来ている。なんかやーねぇ。
 とりあえずデータの送信が終わったのでそうそうに退散。その辺の飲み屋もそそったのだが、もう面倒くさくなってホテルでビールでいいや、と戻ることに。
 ところが、帰ってきたら冷蔵庫の電源が入っておらず、やや温いビールを飲む羽目になった後で考えたら、下に自動販売機があったんだからそっちに買いに行けば良かったのだが。なんで電源を切ってしまうのだろう、省エネだろうか。だいたい電源が切れるようになっている(机にスイッチがある)冷蔵庫ってなんだ、と思ったんだが、寝ようとしてわかった。この冷蔵庫、うるさいのであった。

2004年4月17日(土) もてぎ最終日(決勝日)

 朝からF1のテストリリースをやらなければならず、6時起きなのにホテルで仕事。7時ちょっと前にあんまり腹が減るのでちょっと散歩に出る。ホテルの朝食は7時からなのだが、どうせ昨日と同じだし、さしてうまくもないので簡単な飯屋か最悪コンビニでも、と思って出歩くのだが、水戸の駅前だというのにコンビニが全然見あたらない。駅周辺にも開いている店はほとんどない。
 唯一見つけたのが吉野屋である。水戸くんだりまで来て吉野屋かよ、という意見もあるだろうが、本当になんにもないのである。今や牛丼ではなく豚丼の吉野屋であるが、どこでも24時間、同じ味が手にはいるという意味でのありがたさは今回享受させてもらった。

 もてぎに到着して早速プレスルームでの回線や環境を整える。まずメールを受信したら、6M近いデータが送られてきている。このダイアルアップの環境の時に、誰がこんなことをするんだ、と思っていたら、ラリーの原稿であった。そういえば、昨日からラリー・ニュージーランドである。ニュージーランドでのラリーには2度ほど行ったが、あそこのラリーはなかなかいい。
 英語圏であること、クルマが右ハンドルなので取っつきやすいこと、スーパースペシャルステージがあるのでイベントとしても楽しいなどの理由もあるが、それだけならオーストラリアも同じである。オーストラリアもかなりいいのだが、オーストラリアは広すぎて、しかも主要な道がまっすぐなので、スケールのでっかい北海道を走っているかのようで、移動があまり楽しくない。その点、ニュージーランドはくねくね山道も結構あって楽しいのだ。強いて言えば、現地に行くまでの飛行機での移動が長いのがタマに傷だが、一度海外でのラリーがみたいと思っている人には結構おすすめのラリーである。

 昨年初めてのIRLもてぎでも思ったのだが、決勝日のイベントが寂しすぎる。今年も、なんだか地元の御輿かつぎが来て御輿を担いだり、地元学生たちが行進したり、楽団が音楽をやったりといったイベントをやって、オーナーズクラブとドライバーのパレードをやってもう決勝である。決勝がメインなんだから、それが早く始まって早く終わる、というのは我々にはありがたいし、客も早く帰れる、もしくはイベント後にゆっくりともてぎの他の施設で遊んで、というのもわからないではないが、大本営発表だとしても7万人である。それだけの人間がファンファンラボやミュージアムなどの施設に入りきるとも思えないし、せめて決勝レース前にもうちょっとなんかやって欲しかったな。エアロバティックは昨年おっこってしまったのでしょうがないにしても、もうちょっとなんとかならなかったかね。
 ずっとプレスルームにいたのでブランドスタンド側には今年は行くことが出来なかったのだが、もしむこうでそれなりのイベントをやっていたとしても、席取りの関係とかもあるし、なかなか移動するのも難しいだろうしねぇ。

やっとD70でブルイン撮影が実現。
でも難しいわぁ。

 それでもブルインが飛んできて、一斉にエンジンをかけて走り出せばそれなりには盛り上がる。
 決勝はいまいち退屈な展開で、本当に最後の30周以外は盛り上がりに欠けた。昨年も前半はそうだった。コースが良くできてるからアクシデントが起こりにくいんだろうか。昨年も同じようなことを言った気がするんだが、これ、お金を出して見に来てくれたお客さんたちは、満足して来年も来たいと思うんだろうか。

 今年はオイラはグランドスタンド側には行けなかったので、近くで見ることの出来たお客さんはパドックパスを持っている人たちなわけなんだが、それでもかなり子供連れが目に付いた。
 以前から、もてぎは子供を連れて来るにはちょっと、と思っていたのだが、今年は3月にファンファンラボをリニューアルし、子供が楽しく遊べるようにしたようだ。そのうち連れてくるかな、と思うのだが、来たいと思うイベントがないんだよね。エアロバティックは昨年の事故で、今年は年間イベントスケジュールの中に入ってないし。トライアル世界GPの時に、天気が良かったらキャンプしながら見てみたいな。と思ったのだが、今年のトライアルはモナコGPとぶつかってしまうので見られないのだった。惜しい。

このあとは写真特集で。

ペースカー。アメリカではかなりパイクカーが復刻されてるけど、
ここまでやってればいいかな、という気はするね。


昨年に続き亜久里さんのとこにやっつけられたペンスキー。
つり上げられているホーニッシュのクルマ。
レース後謝りに行ったコースケにホーニッシュは
問題ないと言ったそうだけど、プレコンでは
チームメイトのエリオがちょっと苦言を呈するような
ことを言ってたね。まぁ2年連続じゃしょうがないけど。
また、このカットでは上の観客席に注目。
グランドスタンドからは遠い席なんだけど、
このくらいガラガラで見られる席がいっぱいあった。


プレスルームから、リタイアしたクルマを片づける
R.ビュールのチームクルーをパチリ。
このメット、かっこいいよねぇ。
チームクルーのメットはドライバーとあわせるのが
普通なんだけど。このチームはドライバーよりも
クルーのメットの方がかっこいい(笑)


もてぎでのホンダ初優勝のせいなのか、
なかなかプレコンが始まらなかったが、
今回2位/3位に入ったこのブラジルコンビ
その明るいキャラクターもあって、うまく
紹介すれば日本での人気も高くなると思うんだが。
もちろん、カナーンの人気は結構高いけどね。
同じブラジリアンでもダ・マッタなんかは
まじめで静かな感じなんだけどね。


完走できるかどうかすら、レース前は不安であったトラ。
終わってみれば何度かのオーバーテイクも見せて、見事
トップ10入りだった。よく頑張った。
次のインディは期待したいところです。

2004年4月18日(日) お台場のマルチプレックスへ

 朝からお台場で行われたマルチプレックスの第2回に行く。第1回は行きそびれてしまったが、今回はメッツガーの国内初バックフリップが見られる、そしてモタードレースなんかも見られるとなれば、行かない手はないだろう。当初スケジュールが発表になったときは、この週末はもてぎでインディなので、てっきり行けないと思いこんでいたのだが、考えてみたらもてぎのインディは、降雨順延がなければ土曜日決勝で終わるわけである。んじゃ日曜日、行けるじゃん!と、土曜日のインディの現場で新聞の人と会って、取材の許可をもらい、プレスでの入場とあいなった。
 まぁ、ちゃんと一日見られるのなら入場料2500円は全然高くはないと思うが、今日はすかっと忘れていた祖母の3回忌があった(昨日連絡が来た)ため、昼には帰らなくてはならない。ネットでタイムスケジュールを確認したら、一通りのイベントは午前中だけでも見られるようなので、朝早くから行って、昼には帰ってこようという腹である。
 今回は子供とカミさんも連れてのお出かけなので、クルマとなると置き場や渋滞も気になるわけで、この計画は(朝早いというのをのぞけば)結構いい感じだった。
 イベント会場は船の科学館の向かいの広場の部分。前回や、昨年の別のFMXイベントとかもここら辺でやったような気がする。ウチのHPで一昨年の11月の駄文の部分にあるが、後ろにお台場のフジTVビルを入れられるというのはいいんだけど、さすがにちょっとマンネリかな。今回はバックフリップをやってくれれば、それでいいんだけどね。
 首都高上りはそれほど混んでなかったが、9時半頃着いたらお台場の現場近くの駐車場は並んでいる。考えてみたら、昼には帰るので、1日1500円の臨時駐車場よりも、時間単位で切ってくれる船の科学館の駐車場の方がいい。しかも、そっちは並んでないようだ、とそちらへ。まだこんな時間なのに日差しは強く、かなり暑い1日になりそうな予感。

 とりあえずオイラだけはプレスでの入場ということでプレス受付へ。もう昨日メッツガーの初バックフリップはやってしまったらしい。練習走行もしなくちゃならないだろうし、ランプの状態も見なくちゃならないから、当たり前だろうけど。まぁイベント全体として、今回が日本初のバックフリップでいいですよね、と受付のプレス担当らしき人に聞くと、わからないという。オイラの記憶や知っている限りの知識でいう限り日本初めてのはずだし、オフィシャルHPのトップには日本初のバックフリップって入ってますけど、と言うと、それならそれが公式ですから、そういっていただいて結構です、という。おいおい。

ということで今回のメイン、メッツガーのバックフリップ。
このときはなんの前フリもなくいきなりバックフリップした。
運良くカメラを向けてて、このタイミングで撮れたってのは
かなりすごいうれしい偶然。

 まぁ、プレスで入れたのでとりあえず文句はない。なによりも写真を撮るべく行くと言うことで、取材として、通常の観客では入れない絶好のポジションから撮影できるというのは大きい。
 入るなり最初の企画であるダンディのスライドから、ミジェットカー、スーパースライド(舗装路上でダートラマシンがドリフトする)、インサイドクロス(XR50系レース)、SS1/32マイル(ゼロヨンを200mで、スクーター系で本気でやってる)、スーパーモタード、4輪のドリフトと行き着く暇もなくやって、期待のFMXが始まるまでには、あっという間にマイクロドライブの200枚を撮りきっていた。あわててPCに転送しようとしたら、せっかく先日買った32ビットカードを忘れてきてしまい、16ビットで遅い転送。持ち歩きながら転送させていたら、バッテリ切れのウォーニングが出ている。まだそんなに使ってないはずだけど?バッテリ、へたって来たのかしら、と、そのあとはいつもNormalモードで撮っているのに、Basicモードに画質を落として(でもほとんどわからないけどね)撮ったりして、なかなか苦労した。
 しかし、200枚じゃ足りないねぇ。1GのMD、買わにゃならんかぁ。コストパフォーマンス考えたら、今なら4Gか。とにかくまだまだ失敗が多いので、本来ならカメラを多く持って、レンズを換える時間も惜しんでチャンスを狙わなきゃならんのだろうけど。もう一台買うのはまだ辛いね。それならいいレンズ欲しいし。まだまだ、もっともっと精進しなくてはならんなぁ。
 とりあえずイベントの模様を数枚で。この辺は後でメインのHPの方で、拡大写真もつけた特集ページを作る予定。

こちらは日本のMX-Vilus。さすがに最近は技の切れがすごい。
D70だとこの辺は連写しなくても一発で切れるので楽チン。


日本では基本的にもてぎでのみシリーズ戦が行われている
(というかおそらくもてぎでしか走ってないのでは?)
ミジェットカーのデモレース。本来はダートオーバルだが、
アスファルト上でも楽しそうにドリフトしてました。
楽しそう!これ、余裕があればやりたいんだよねー。


最後はスーパーモタード。最近は日本でも大人気だけど、
オイラは昔から大好きだった。とはいえ、実際に
全日本クラスの走りを目の前で見るのは初めて。
コースの都合か、激しいドリフトはこの1コーナーでしか
見られなかったけど、それでも満足。
次はちゃんと全日本を見に行きたいねぇ。

 さて、イベントからあわてて戻って、家で法事に顔を出した後、もてぎのために来ていたアメリカのカメラマンらと飲む。新宿で飲んで久しぶりに電車で帰ることになって、東口からだと埼京線の乗り場の方が近いな、と行ってみると、工事中なのもあってずいぶんかかる。しかも、次の電車が車での時間も結構かかる。電車の間隔なんかは山手線の方がいいのはわかってはいたんだが、ここまでとは。その上、とりあえず先に入ってきた、次発の電車に乗り込んだら、先発が池袋に着いてしまうくらいの発車である。まぁ急いでないしいいか。
 むかつくのと暇なのでPHSでつなぎながらメールチェック。こう言うときに限ってばかでかいメールが送られてくるんだよね。そのメールを受けているウチに電車は発車してしまったが、昨日、オイラが運転している渋滞の中で、社長がPHSでつないで結構作業が出来ていたようなので、こっちもそのまま継続してみる。途中で何度か送信が止まったような感じにはなるんだが、意外に、完全に切れるまでには至らず、ちゃんと説僕は継続されている。偉いぞ、エッジ。
 問題は、全部落とす前に電車が到着してしまったことなんだが、そのまま閉じてしまったら、なぜか閉じただけじゃスタンバイにならないような設定に変えてあった(いつもは、閉じるとスタンバイ状態になるように設定している)ので、そのままちゃんと受け続けて、その後駅の外で開いたらちゃんと全てのデータを受信していた。偉いぞ、エッジ。結構地下の道なんかも歩いてきたのに(PHSは地下に強いとは言え)、接続を継続していたのはすごいことである。やっぱりちょっと見直してしまった。
 考えてみたら、昨日もT21はこの設定になっていて、朝からずっと電源入りっぱなしだったのだな。そりゃ電池、なくなるわ。昨日のマルチプレックスで、どうも電池がなかったり、充電がうまくいかなかったのも、この辺の問題があったのね。まぁ充電してみた感じだと、そろそろヘタってきてるようではあるけど。
 しかし、日焼けで腕が痛い。顔もサングラスをかけていた部分のみ残って、逆パンダ状態に焼けているらしい。いい天気だったからねぇ。

2004年4月19日(月) NASCARトラックとインサイド・クロス

 先週土曜日にはNASCARのトラックレースが行われているはずである。はずである、と書いているのは、そのレポートをやらなくちゃならないのに、アメリカからなんの連絡も来ないからなのだった。アメリカは時差の関係で、土曜日のナイトレースの結果なら、日曜日の夕方あたりに来ても仕方ない、もしくは、土曜日の晩は休んで、とやっても、せめてこっちの月曜朝には何らかのアクションがあっても良さそうなものなのだが。日曜日だから休んでるのかしら、と思っていろいろ話をしていたら、この週末は、ロングビーチでトヨタGPがあるのだった。CARTはもう撤退しちゃったんだからやらなくても、という人もいるかもしれないが、実はCARTにトヨタが参戦する遙か以前から、この伝統あるロングビーチの市街地イベントでの冠スポンサーはトヨタがやってきており、これだけはやめたくないらしい。おかげで、メインイベントにトヨタの車が走っていない(ペースカーはトヨタ車かもしれない)という変なイベントが行われてしまうわけだ。
 日曜日はそれがあるので、PRなんかもみんなそっちに行ってしまっているのか、HPなんかも何も更新されていない。それどころか、NASCARトラック本家のHPですら、未だに結果は暫定のままで、ポイントランキングも全部は更新されていない。アメリカ人、レース関係くらい日曜日休むなよ。
 アメリカトヨタにとっては、この週末は、本社のある日本でIRLがあり、NASCARトラックがあり、トヨタGPがあるという、非常に忙しい週末だったのだろう。それにしたって、もうちょっとちゃっちゃと仕事しなさいよ、と、向こうからの情報に頼るしかない身としては考えてしまうのだった。
 結果だけは本家のHPで見られるのだが、今回はやっとスキナーが5位に滑り込むという惨敗状態。開幕戦でいきなり2位、前戦ではポール獲得とノリに乗っていて、次は初優勝しかない!なんて行ってた割には壁にぶつかった感じである。まぁ年間25戦もやるレースだし、今回のマーティンスビルは初めてのハーフマイルということもあるだろう。少なくともF1なんかよりは遙かに有望なカテゴリなんだけどね(笑)
 昨日向こうのカメラマンと話していて、NASCARを見に行くなら、ナッシュビルがいいよ、と言っていた。ハイバンクのショートオーバルはおもしろいらしい。一周800mのショートオーバルに、40台ものクルマが走り回るというのは想像がつかない。次戦のマンスフィールドはなんと!0.44マイルしかないという。うう、見に行きたい。


上手な人が乗ればこんなかっこよくも乗れる。

 昨日のマルチプレックスで書き忘れたというか、スペースの都合で今日の分に回すが、実はバックフリップやモタードと同じくらい楽しみにしていたレースがある。Inside Cross。XR/CRF50を使ったレースである。
 このバイク、そもそもは子供用の入門バイクであり、新車で買っても(国内でも販売している)15万ほど、と手頃、乾燥車重も50kgを切っており、大きさ的にも、ちょっとしたワゴン車なら一人で持ち上げて詰める、という大変優れたバイクなのである。
 もちろん、我々大人が乗るにはちょっときついのだが、アメリカではこれを使って、本気で大人が遊ぼう、というブームが起きており、大人が乗るためのパーツ(ハンドルなど)がたくさん売られているのだ。このレースを盛り上げよう、というA.M.B.A.JAPANという団体が日本でも出来たらしく、都市近郊室内空間を利用したイベントをやりたい、なんて書いてある。がんばって欲しいものである。

ジャンプだって飛んじゃう。
気楽にBMXノリで、ということで、
MXブーツじゃなくてスニーカーで乗ってるのがおもしろい。
何人かはMXブーツの人もいたけど、このサイズでこのポジションだと、
MXブーツだと操作が辛いんだろうね。実のところ。

 このInside Cross、レギュレーションがよくわからない。上で書いたA.M.B.A.JAPANが決めたレギュレーションが基本になりそうなのだが、いろいろなところでやっている草レースなどでは、ほとんどが、各コース/レースで独自のレギュレーションにしてるんだろう。A.M.B.A.JAPANのレギュレーションでは、トップの何でも自由クラス以外は、基本的にはエンジンのスープアップ不可、クラッチも変更不可のようだ。今回のレースでは、数台ハンドクラッチが見受けられたが、それは今回のイベントのために特別に許されて参加しているのではないかと思う。ほとんどがCRF/XRのフレームに見えたが、1台は完璧にモンキーだな、と思えるものがあり、あとはKLX110かな?と思えるものがあったが、おそらくフレームや足回りはXRのままで、KLX110かKX65あたりの外装だけを付けていたのだろう。

こんな風にたくさんで走ってるのを見るとほほえましくなる。
あー、このレース、オイラもやりたい!

 このXR50ブームもアメリカから来たものだが、これ以前は、XR100なんかをベースに徹底的にいじり倒したミニモト(ウチにあるXCRがそう)のブームがアメリカから来ていた(未だに、いばらきモトクロスなどでは4スト100ccクラスがあるはずだ)が、次はもっと小さい奴が来るわけだな。
 しかし、遊びで乗るのはおっけーだが、その気になってオフを走るのは難しいだろうなぁ。ミニモトベースですら、スモールホイールだと、ギャップで腰を引くとバイクだけ飛んでっちゃうっていうのに。
 無理矢理ナンバーを取って普段の足としても使おうと思うと、やっぱり少しはエンジンを大きくしたくなる。個人的には、プロクラスのレギュレーションに則れば、オイラの体重なら75ccまでは上げていいことになってるから、やっぱりカブ70かなんかのエンジンベースでいじくり回したいねぇ。

 今、KLX110ってどんな外装だっけ、って調べてたら、アメリカではKLX125なんてのが売られている。よく見てみたらこれがRMZ125のOEM。お、とアメリカスズキの方も見に行ったら、RMZ110なんてのが出てた(もちろんKLX110のOEM)。これからはこのクラスがおもしろいのかもね。

2004年4月20日(火) 暖かい一日にラリージャパンの発表会

 今日はめちゃめちゃ暖かかった。27度もあったらしい。バイク乗りにとって、暖かいのはありがたいことではあるが、バイクにとってはあまりありがたいことではないようだ。
 気温が上がるのを聞いていたので、今年初めて、バイクに乗るときのグローブを夏用のものに換えてみる。なんだか握っているグリップが細く感じられて、レバーの感触も変な感じ。でも当然ダイレクト感は増して、操作が軽くなった気もする。
 ここまで気温が上がってくると、KLRで都内を走るのは辛くなってくる。この辺の大排気量車ってのは、渋滞でとろとろ走ったりするようには作られてないんだよね。そもそも。ファンは着いてるとはいえ、それでも辛い。今日も山手通のものすごい大渋滞にはまったときに、ちょっとラジエターから水を吹いた。ファン回ってるのに。やっぱりビッグタンクは辛いのかなぁ。
 これからの季節、都内を走り回るなら空冷単気筒の小さい奴かねぇ。XCRだとちょっとパワー的に辛いし、キャリアも着かないので、NX125かXLR125あたりの、セル付きキャリア付きの4スト単気筒125あたりが欲しい。保険が4輪のファミリーバイク特約を使えて、しかも(違法だけど)エンジンのスープアップが比較的簡単なのが理由だ。ただ、どちらも出物が少ないんだよね。近くでNX125が2台ほど出てるので、ちょっと狙ってる今日この頃。

 今日は早朝からリリースの作成に終われ、完全に終わる前だが時間切れで、あわててバイクに飛び乗って、首都高でラリージャパンの発表会(東京プリンス)へ。ものすごい人だったが、内容的にはいまいち。なんだか、この冬は現地は記録的な大雪だったらしく、未だにコース予定の場所が雪で調査できない、なんてことがあるらしい。暫定コースは発表になったが、ツアーなんかも、コースが確定しないと組めないとか言ってるし。大丈夫かいな。
 基本的に今日の発表会では、スーパースペシャルをやるよ、ということと、ロゴやHQが決まったとかそういう細かいこと、そしてNZからパニッツィとヒルボネン、奴田原さんと新井さんが来てちょっとしゃべったぞ、というだけのものだった。
 まぁ、ここのところラリーの現場からは遠ざかっていて、せいぜい昨年のアルペンイベントに行った位なので、久しぶりにジャーナリストやカメラマンなど、関係者たちに会えたというのはあるんだけど。しかし、変わらないなぁ(笑)

このサイズだとわかりにくいかもしれないけど、ものすごい人!

 NASCARトラックは、今朝になってアメリカからメールが来ていたようで、これで、やっと怒濤の週末が終わった、という感じ。
 でも実は、もう今週末のサンマリノGPへ向けて、プレビューの作業が今日あったのよね。F1に関しては、レースウィークに入った、とはいえ、この週あたまのプレビュー作業が終わってしまえば、金曜日の公式練習が始まるまではそれなりに時間が空くので、そういう意味ではこれでやっとちょっと落ち着いて休めるかな、という感じ。

 実際にナップスでじっくりとCRF50の実物を見る機会があったが、想像以上に小さい。こんなの乗れるかしら。ただ、確かに両手で持ち上げられるね。これなら。KLXやCRF70だと大きすぎるんだけどね。やっぱ前後10インチじゃないと。

2004年4月21日(水) PageMaker&InDesign&Acrobat、理想のモバイルPC、HDTV画像

 とりあえず怒濤の週末が終わって、金曜日のF1レースウィークエンドが始まるまではちょっと一休みかな、とバイク屋なんぞへ行っていたら、もてぎにいたときに頼まれていて、すかっと忘れていた、過去のデータをPDFで出力し直す仕事、どうなってますか?と電話が来た。頼まれたのは99年のWRCのみなのだが、もう5年も前なのか、というか、まだ5年しか経ってないのか、というか。ここ数年の動きが激しすぎて、遙か遠くの記憶のような気がする。
 Pagemakerで作ったデータは、向こうでは開けないのでPDFにして渡さなくてはならない。PagemakerとAcrobatの相性の悪さは最悪以上のものなのだが、もとのリリースをPagemakerで作ってしまっている以上仕方がない。しかし、貼り込んであるエクセルの表データに、ボールドの文字を入れるだけで出力を拒否してエラーを吐くってのはどういうことかね。まぁ、すぐにその原因が分かって対処できただけまだマシなのだが。
 とりあえずPDFでの出力は出来るんだが、日本語のプロポーショナルフォントは全部ビットマップに展開しなくてはならない。アウトライン指定すると、一番よく使うMS Pゴシックなんかが、袋文字になってしまうのだ。ビットマップ出力でも、普通にプリントアウトする分にはほとんど気にならない解像度なのだが、よく見るとジャギーが出るのがわかる。日本語フォントでも、全部がそうなるのではなく、一部のフォントはアウトラインで出ちゃうから始末が悪い。何が原因なのかわからない。何よりも、こんなことをしてたらファイルサイズがでかくなって、重くなるのが恨めしい。いろいろ試してみたんだが、本家AdobeサイトのFAQでも、問題解決のためにビットマップ指定しろ、とある位なので、他に解決策はないんだろう。
 Acrobatでの出力を考えたら、InDesignの方がいいらしい。Pagemakerのデータも読み込める、というので体験版を落としてインストールしてみる。確かに読み込めるのだが、エクセルの表をDDEで貼り込んだものは全滅。全部InDesignの表機能で作り直さなくちゃならない。また、文字詰めが全部変わっちゃうので、それもやり直す必要が出てくる。出力されたものは確かにアウトラインフォントになっているが、Pagemakerでビットマップ出力したものに比べて、3倍ものファイルサイズになっている。なんじゃこりゃ。これじゃ使えん。今度のF1リリースで使ってみようと思ってたのに。なかなかうまくいかないもんである。

 閑話休題。
 昨日、ネットで教わった、バハ(メキシコで行われるオフロードレース)の映画予告編がネットで公開されている、というので落とそうとしたら、最高画質のものは240Mもあった(わずか3分なのに!)ので、いつもは無線で繋いでいるんだが、あわてて有線も繋いだ。それでだいたい500KB/s出て、10分ほどでDL完了。でも、次の日、うちで使っているサーバ(10Mbpsの契約)にでかいファイルをアップロードしてたら、無線のみだったのにだいたい500KB/s出てるんだよね。考えてみればそれくらいは11bの無線でも出るわな。
http://d2gfilm.com/
 しかし、この画像、多分HDTVなんだと思うんだが、めちゃくちゃ綺麗な分、めちゃくちゃ重い。確かにHPには、2.2G以上のCPUを推奨、なんて書いてあったが、ウチのT41(Pentium-M1.7G)でも、コマ落ちしまくりでまともに表示できないのである。DVDなんかのMpeg-2がやっとPCでまともに見られるようになったと思ったら、今度はこんな規格かよ。要求されるマシンスペックにはきりがないねぇ。

 最近はバイクに積めるようになったこともあって、とみにPCを持ち歩いているんだが、やっぱりT21/T41では大きい。重さよりも大きさがきつい。バイクを降りて持ち歩くときは、あんまり肩から担ぐのは好きじゃないので、たいていはヒップバッグに入れているが、走ったりするとばたついて辛い。
 今日ハンズに言ったら、各社の携帯に繋ぐための折り畳み式キーボードがあった。
http://www.reudo.co.jp/rboardk/news.html
 以前この手の奴、PalmなんかのPDA用に出ているのを見て、かなり食指が動いたのだが、本体の使い勝手がいまいちなのであきらめたという経緯があった。しかし、このキーボードは今持っている携帯でも使える。いいなぁ。買おうかなぁ。このキーボードが使えないということでFOMA購入はまた遅れるんじゃないかと思うくらい欲しい。
 つーか、この手のキーボードのPC用ってのはないんだろうか。んで、VAIOのUシリーズのキーボードレスというか、タブレットPCみたいなのがあれば、オイラにとっては理想のモバイルPCになる。百歩譲ってキーボードは着いててもいいから、VAIO-U+折り畳みで使うときはフルサイズのキーボード、という組み合わせ、何とかして実現して欲しいものである。昔はウルトラマンPC+小型のキーボードの組み合わせで、海外に持っていって仕事してたりしたんだけどねぇ。

 昼飯は通りかかってふと入ってみたラーメン屋(池袋こぶし)でつけ麺とねぎ豚丼、計1010円なり。ねぎ豚丼はピリ辛でうまかったが、つけ麺はいまいち。スープが売りらしいのだが、麺をつけるとなんだか生臭いというか、ちょっと変な香りがする気がする。麺の量は少ないかな、と思ったけどまぁこれが普通か、とも思う。大盛りはあると思うんだが、最近はえるびすのように、中盛りまでなら追加料金なし、とか、近くの七福神とかごとうみたいな、大勝軒系のつけ麺の有名店では、普通盛りでもかなり量が多いところもあるので、これだとちょっと物足りない感じ。まぁねぎ豚丼を一緒に頼んだのでこれはこれでいいんだが。
 ところが、食べ終わる直前になってびっくり。麺の乗ってきたどんぶりの下の方には、丸いスノコ状の物が置いてある。水切りのためなのはわかるが、こりゃ上げ底だ(笑) 以前南大塚のたれ蔵というつけ麺屋で、水が全然切れてなくて嫌になったが、味自体はまだたれ蔵の方がマシだ。今回は失敗でした。
 割スープが出てきて最後は割って飲んでくれ、ということらしい。そういう店自体は最近結構あるが、全部飲もうとは思わなかった。そういうレベルのスープじゃないよ。
 ねぎ豚丼はうまいんだけどね。甘さが抑えられてて、ピリ辛で。これが250円なら、これ2杯ってのはいいかも。少なくとも吉野屋の角煮丼よりは全然いい。ウチの近くの吉野屋には、店舗限定の角煮丼があったので、角煮大好きオイラとしては勇んで行ってみたのだが、べったり甘くて期待はずれだった。吉野屋は豚丼しかダメだね。

2004年4月22日(木) またしても失敗ラーメン。ESPNでバイク番組観戦

 うちから一番近いドンキホーテ、入り口付近をずいぶん改装してるな、と思ったら、入り口に一番近い、ちょっと前まではうどん屋が入っていた部分に、ラーメンバトルコロシアムという店ができていた。かなり企画ものくさいのだが、2人が作ったラーメンを出して、一定期間内に多く売れた方が勝ち抜き、次週も売り続ける、という形らしい。
 とりあえずなんか関西の人と、河相我聞の2人が作ったラーメンらしい。なんで河相我聞なんだ?売れなくなって、ラーメン屋でもやろうってんだろうか。以前お笑いの奴がやってたのは見たが、やっぱり二枚目というだけじゃなかなか食えないのねぇ。

 まず見た感じ、関西人の奴の方がオイラ的には好みっぽい。河相我聞の方のは、変な色の麺だったり、なんだか奇をてらいすぎな印象で、最初に食うなら関西人の奴になりそうだ。関西人の奴の売り文句は、アゴだしベースにナンプラーで味を付けた醤油味とのこと。
 ちょっと厚めのチャーシューを、出す直前にバーナーであぶって香ばしさを出すのは悪くないと思うが、その皿に一緒に水菜が乗っているので、それが焦げてしまうのはどうかと思う。ラーメン自体はなんのトッピングもなく(細かく切ったタマネギが入っているが)、トッピングは別皿だ。出てきたラーメンは、うわ、濃いんじゃないかな、と思わせるスープの色。食ってみるとそんなに濃くないんだけど。平打ち麺はオイラの好みのはずなんだけどな。で、食い始めるとあっという間に終わってしまう。
 ラーメンバトルということなので、2つ食えるくらいの量、というのならわからないでもないが、それにしては高い。これで500円なら文句ないのだが。ウズラ卵なんていらないし、チャーシューの量や、どんぶりのサイズを調整してスープの量を減らすとか、もうちょっと値段を下げることは出来ないんだろうか。
 麺を食べ終えて、スープを飲んでみるが、スープだけ単体で飲むと、東京圏の立ち食いそば屋の、そばのスープの味である。うーん。

 夜は、そういえば木曜日はESPNでスーパークロスとかやってるんだよな、と久しぶりにTVを付けてみると、インドアトライアルをやっている。途中で藤波がデモ用に持ち込んだマシンの紹介。ウィリー専用に前周りがない。Fホイールだけじゃなくて、アンダーブラケットから下ごっそりない。止めるときはエンジンガードで接地。おもしろいな。
 昔、元祖ウィリーキング工藤やすゆきが専用マシン作ってたときは、フロントが回ってた方がジャイロ効果で安定するって、わざわざモーターをつけてた記憶があるけど。なくても問題ないのかな。エクストリーム系でも、フロントをはずしちゃって走ってるのは見たことがあるが、ここまでぱっきりやってしまうとおもしろいね。
 トライアルのあとはスーパークロス、インディアナポリスでの250cc。今年はカーマイケルが出てないし(その方がおもしろいという話はあるが)、トラビスもやっと後半出場か、みたいな状態なので、最近はリアルタイムではスーパークロスも追ってないんだが、やっぱり見るとおもしろい。ケビン、好きなんだけど、もう一つ強さが足りないね。チャドにやられてる場合じゃないだろう、なんて思ってたら、ラロッコが勝った。すげぇなぁ。
 ラロッコといえば、オイラがスーパークロスに一番ハマった時期、オーショーの最後と一緒に走ってたライダーである。もう200戦以上出てるそうだ。まぁ、90年より前から走ってるのは確かに見てるからねぇ。
 91年に、当時プロサ(125)で一押しだったマグラが日本に来てJSXを初めて制して、そこからめちゃ強いチャンピオンへの道を突き進む訳なんだけど、そのマグラもSXやMXは引退しちゃってるからねぇ。当時はいまいちあか抜けない感じの印象で、そんなにファンでもなかったんだけど、やっぱりすごいぞ、ラロッコ。
 マグラといえば、昨日のバハ映画のHPにリンクがあったので、久々にTLDのサイトに飛んだら、Red Bullのスーパーモト(日本で大人気のスーパーモタードの現代アメリカ版)サイトを見つけた。おもしろい。やっぱりモタードはかっこいいし楽しそうだ。
http://www.redbullcopilot.com/
しかしTLDのオフメットかっこいいなー。買っちゃおうかなー。
 TLDのスーパーモトチームは、マグラにワーディ、そしてトロイ御大が走ってるらしい。見に行きたいなー。
 もてぎでは悲しく売れ残っていたJ.ワードのインディ500に出た(2002年:チップ・ガナッシ)時のミニカーを買ってきた。昨年、トヨタが初のIRL参戦となったときに、ワーディ参戦の噂もあって、楽しみにしてたのに。もし来たら、立場も忘れてすぐにでもサインをもらいに行っちゃうのに。

 最後は物欲。新しい防水オプティオが発表された。これ、いいわ。欲しい。
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2004/200420.html
夏、海に行くまでには買いたいですなぁ。

2004年4月23日(金) バイクのクラッチレス化と邦人拘束事件による思想差の露見

 ここのところ新たに開拓したラーメン屋が全然ダメなので、こういうときは、と西口えるびすでつけ麺。ここの味ははずれなくて良い。ちょっと甘くてピリ辛のスープも、コシの残った麺もいい。中盛りなら値段が変わらないのもいい。何よりもここの薫製味付け半熟玉子がいいのだ。ただでさえ玉子好きのオイラなのだが、ここのは最高だ、と言い切ってしまいたい。

 久々にバイク雑誌なんぞを立ち読みしていたら、後付の遠心クラッチキットの記事が出ていた。その記事で使われていたのはKTM(オーストリア製)に付けられていたものだったが、国産バイクにも取り付け可能なキットが出るらしい。
 機構的にはそれほど難しいものではないと思うし、どうして今まででなかったんだろうとも思うが、やはり大パワーに対応するのは難しかったんだろうか。でも、最近の大排気量スクーターなんかだと、かなりのパワーを遠心クラッチで受け止めなければならないし、やはり、出来るけど誰も必要だと思わなかったと言うことだろうか。
 オイラは半クラッチを多用する方なので、どうかなと思うんだが、確かに昔、モトクロッサーでエンデューロに出たとき、途中からクラッチを握るのが辛くなった経験はある。そういう意味に加えて、オフ走行なら、左手側にRブレーキレバーを取り付けられるというメリットもある。ものすごく長いブレーキラインを付けなくちゃならないが、それでもRブレーキを手で操作できるというのはかなりのメリットだ。昔EZ-9(左手でも足でもRブレーキが操作できる)に乗ったときに、こりゃいいな、と思ったもんである。
 そして、今後はオフ車だけじゃなくて、特に日本においては、オンロード車などでも可能性があるだろう。それは二輪のAT限定免許に関する問題があるからだ。4輪では、セレスピードやイージーマチックだったか?に代表される、クラッチレスマニュアル車はAT免許で運転できるというのと同じように、大型スポーツバイクのノークラッチ車に乗れるようにしてしまうんではないかと思うのだった。まぁ、AT免許は大型でも650ccまでらしいけどね。
 小排気量車じゃなければ、遠心クラッチでもさして問題は出てこないだろう。4輪と違って、特にバンクさせている時に、駆動力が変化することで安定性が変わる可能性はあるが、その辺はスクーターですでに実現しているわけだから、そんなに問題にはならないだろう。カブでも実用化されてる技術だしね。ただ、低速でのターンの時なんかに、高いギアに入っていることを忘れて寝かしこんだままスロットルを開けて、必要なトルクが得られなかったらそのままタチゴケするだろうから、その辺は考える必要があるかもしれないが。やっぱり軽いレーサー専用の技術になっちゃうのかなぁ。

 この辺の、4輪におけるAT免許とクラッチレスカーについて確認しようと検索していたら、ある4輪ライター(ジャーナリストですか。けけけっ)のページが引っかかった。2輪のAT免許論に関しても書いているが、どうもピントがずれている。1年以上前の書き込みではあるのだが、それでもなんか変だ。RJCに参加してるみたいだし、トップページを見ると結構いろんな雑誌に書いているようだが、国沢といい、4輪のライターってこんなのばっかりなのかねぇ。
 最新の日記を見てみたら、見事に邦人拘束問題にも触れている。ま、内容に関しては、その人の思想だからそれには触れないが、おもしろいなぁと思ったのは、この件に関して何か書くと、それでその人の思想(左右向き)がもろに出ちゃうのね。今まで「僕はどっちかというと右向きですから」みたいなことを話したりしたことはあるのだが、こんなに的確に表してしまうものが出て来るというのはおもしろい。これで国内左右まっぷたつに分かれちゃうのがよくわかってね。日教組がなかったらここまでまっぷたつになったかどうかはわからない。そういう意味では、アホな日本人が、みんなして右向け右にならないようにするために、存在意義はあったのかもしれない、なんて脳天気なことを考えてしまった。

 また、報道そのものの質の差を実感させてくれるという意味でも今回は面白かった(面白がっちゃいかんけど)。そもそも朝日と読売を読み比べるだけでそれは明らかだ。
 もともとこの手のメディアなんて信じるな、とはよく言う話ではあるが、そんなことを言っていたら何も信じられない。ただ、これ以降、今まで以上に、大したレベルの話じゃなくても、これはどちらかに偏向したネタ元があるんじゃなかろうか、とか、書き手が偏向気味な取り上げ方をしてるんじゃなかろうか、と感じる。
 ウチは読売なので、朝日は親戚のところに行ったときでないと読めないのだが、先日見たのでは、いろんな一般民から意見を採って載せている。その取った元、その辺の町中で捕まえた、というようなことがいっぱい書いてあるのだが、どういう判断基準でその彼/彼女の意見を採り上げたかが不明である。もちろんもっとたくさんのサンプルを取ったはずだが、比較的似た意見が多いのはどういう訳なのか。
 この手の、マスメディアによるサンプルからのデータ取得偏向に関しては、その手の仕事をしている人なら当たり前のことだし、そうでなくても知っている人は多いとは思うんだけど。今回はあまりにあからさますぎないか。
 また、マスメディアの連中もみんな勉強不足じゃないか。とも感じた。夕刊フジのネット版をよく見てるのだが、今頃になって、最初から自作自演の理由としてあげられていたネタ(犯人グループの靴とかPC/ビデオの装備など)を上げているようでは、という気がする。

 KLRの2台目、結構形になってきたら、意外にかっこいい。売るつもりで組んでいるのだが、これも乗っちゃおうかな。

2004年4月24日(土) 車の内装取り付けとモータースポーツ観戦の楽しみ

 相変わらず昨夜は朝方まで仕事だったので、ちょっと寝とかないと今夜も辛いのだが、朝イチで重要な仕事をやり忘れているとの電話でたたき起こされ、目がぱっちり覚めてしまった。
 子供を保育園に送った後、ついでにバイク屋へ行ってみると、運良く店の軽トラがない(=スペースが空いている)ので、こりゃ好都合、と、ヤフオクで仕入れた車の内装交換作業(4/6に書いた)を手伝ってもらう。
 個人でも出来ない作業じゃないんだけど、この手の作業はコツがあるから、元クルマのディーラーメカをやってた、バイク屋の大将や若いメカさんに手伝ってもらったり、聞いたり出来るのは大きいのだ。多分もとの内装は、素人である前オーナーがスピーカー交換やファブリック部分へのフェイクレザー張りをやったときに、メクラ蓋で隠してあったビスに気づかないまま無理矢理引っ張って、ねじ止めの部分を何カ所かぶっ壊してしまっていたのだろう。
 内装は特に問題なくちゃんと着いた。ちょっと驚いたのは、その着け外しのやりやすさである。いくつかのビス(メクラ蓋付き)を外せば、あとはぱかぱかと引っ張るだけではずれる。それでいて、そのままパチパチとはめ込んで、再びビス(わずか2カ所)で止めれば、あのドアを引っ張るための力の掛かる内装がきちんと止まってしまうのである。
 手伝ってくれた若いメカ君は、元外車系ディーラーにいたので、やっぱり国産はこの辺の建て付けが良くて、一発でぴしっと着くからいいねぇ、なんて言っていた。うわ、外車はやっぱり嫌ね。

 KLRは懸念だったブレーキ周りをいじって、なんとか納得の仕上がりになった。マスターも交換したのに、どうもタッチが悪いな、と思っていたのだが、買ったばっかりのレバーがかなり近くなるようで、少しでも遠くならないかな、といろいろやってたらぱっきりと根っこから折れてしまった。バイク屋に、曲がってるので使わずに置きっぱなしにしていたRallyのショートレバーがあるはずなので、Fブレーキの使えないままバイク屋へ。まぁエンジンブレーキのよく効くビッグシングルなので、気を遣えばそれなりに走るのは難しくない。Rallyのショートレバーはいいんだけど、曲がってるので使わないつもりだったのに、着けてみたらその曲がり具合も、2本指で操作するのにはかえっていい感じ。なんて、バイク屋で言ってたら、負け惜しみだろうと笑われちゃったけど。
 暑い時期の街乗り用に、と考えていたNX125、知り合いが勤務している、近く(といっても埼玉だけど)のバイク屋で出品されていたので、実物を確認しに久しぶりに行ってみた。程度はそこそこだが、暖かくなってきたので、バイクは全体的に高くなっている。程度なんて悪くてもいいんだよね。どうせ全部いじくり回しちゃうんだから。NX125はもう一台ヤフオクに出ているのだが、今出てる2台はどちらもバイク屋の出品なので、それなりの値段になってしまうのは仕方ない。ぼろぼろの個人出品があればいいんだけどなぁ。
 いつものバイク屋でNX125の話をしたら、かなり評価は低い。足に使うにはすごくいいバイクなんだけどなぁ。ただ、思ったよりも値が上がりそうなのと、KLRのオーバーヒートはやっぱりサーモスタット周りが怪しいので、まずはそっちをちゃんとやってみようかと思う。

 旧来のヲンナノコの友人から久しぶりに電話。ちょっとレースに関係する仕事に就くので、レースを見に行くことになりそうなのだが、おもしろいのか?と聞かれた。それは難しい問題だ(笑)
 こんな仕事をしていながらナンだが、正直、レースっておもしろいのか?と思うことが結構ある。自分でも運転できるクルマが、非現実的なスピードで走り回るという迫力は確かにあるが、そんなものはすぐに慣れてしまうんじゃないかと思うのだ。だとすると、モーターレーシングのおもしろさというのはどこにあるのか。
 敬愛する西原理恵子の「出来るかなV3」の中で、元ダンナの鴨ちゃんと、動くものに興味を示すかどうかの、人間としての質の違いというものについて書いてあったが、確かに、そういうものに興味を示せない人には、モーターレーシングなんておもしろくも何ともないかもしれない。ただ、自分で運転する人なら、たとえばラリーなんて、あの神業のようなテクニックを見せられたらすごいと思うんじゃないだろうか。
 昔から、野球を見ていて思うのだが、TVでのアングルだと、あの140km/hを越えるピッチャーの投げるタマのすごさというのが今ひとつわからない気がするのだ。あれだけ見てると、俺でも打てる、とか、俺でもあのくらいは投げられるんじゃないか、なんて思いそうで。
 実際には訓練していなければ100km/hのタマですら投げるのは難しいし、打つのだって簡単ではない。でもそれが理解できるのは、実際にプレイして、具体的な数字を知っている人だけに限られる。
 まぁ、野球(のファン)に関して言えば(実は他のスポーツもかなりそうなんじゃないかと思うんだが)、その一つ一つのプレイがどうの、ということよりも、それによっての結果、ヒットを打ったとかホームランを打ったとか、チームが勝った、負けたということが重要なんじゃないかとも思える。そういう人たちには、モーターレーシングは、たとえばフェラーリの熱烈なファンだとか、ホンダ、トヨタといったメーカー、もしくは特定のドライバーのファンだ、というのでもない限り、おもしろくも何ともないだろう。
 正直、やっとそういうことに気づき初めて、ヲンナノコをレースやスポーツ観戦に連れて行くということの難しさがわかってきた気がするのだが、時すでに遅しというか、もう連れていく相手もチャンスもないのであった(苦笑)。いや、あってもこんなとこで書くわけにはいかない身になったというべきか。

 行きつけの飲み屋で無線LANが繋がることにこの間気づいたのだが、今日再度試してみたら、いつもの席とちょっと違うところに座ったせいなのか、また新たにアクセスポイントが増えていた。今回のは11G、54Mである。電波状態があまり良くないので、半分くらいしか出ないようだが、それでも24〜34Mくらい出ているようだ。この辺は住宅密集地なので、となりのアパートのどこかが引いたのだろう。試しにネットワーク内をのぞいてみたら、なんのマシンもないので、オイラが繋いでいた時間は、PCの電源が入っていないんだろうな。
 ほんと、こういう状態を知ると、ちゃんと毎月金を払ってHOTSPOTに登録してるのが馬鹿みたいだ。単独で(PC無しで)無線LANのAPを関知するハード、やっぱり買ってこよっと。

 今日はF1の予選だったわけだが、もうなんか語りたくもないという感じ。どーなっちゃってるんだろうね。

2004年4月25日(日) F1決勝とバスマニアの話。

 F1決勝。もうトヨタの体たらくに関しては何も語りたくないというほどであるが。で、レース自体もあんまりおもしろくなかったんだけど。スタート直後だけはおもしろかった。
 ポールのバトンは逃げたが、フロントローのミハエルのペースが上がらないところをすかさず真後ろのモントーヤが突っつき回し、並びかけたと思ったら、ミハエルがモントーヤを押し出しちゃった。モントーヤはかろうじてコースに復帰するも、今度はそのタイムロスに乗じてモントーヤにラルフが並び、今度はモントーヤがラルフを押し出しちゃう。チームメイト同士でそんなことをやってる間にすごいいいスタートを切った琢磨が割って入るという展開だった。琢磨も、トヨタの2台もそんなに悪いスタートじゃなかったはずなのに、何で終わるとこうなっちゃうかな。琢磨はエンジン壊れなければポイントは取れただろうけど。
 で、最後尾スタートだったライコネンがなんだかんだいいながら8位入賞。マクラーレンも目を覆いたくなるほどの不調ではあるが、耐久性が不安でひたすら距離を抑えてる状態だとか言いながら、それでもここまで5ポイントは稼いでいるんだからなぁ、と、完走率しか語れないトヨタ陣営としては思ってしまうのだった。何が違うのかねぇ。

 日曜日はESPNでも結構モータースポーツをやってるんだけど。その中に、車輪倶楽部という、タイヤの着いたものなら何でも、という番組がある。NAVIだかの編集だか、元編集だかがやってる番組で、モータースポーツ関連も含め、そうじゃないのもいろいろ取り上げているんだが、今回は中古バス特集。これがおもしろかった。
 そういえば、先日もてぎに行ったときに、水戸市街地のバスの後ろに着いたら、バス後部の広告に、中古バス販売ショップのものがあり、こんなもん商売になるのかねぇと言う話をしていたばかりなのだった。以前ネットで知り合った友人にバスマニアもいたのだが、それはあくまで鉄道マニアとかと同じ、乗って、いろんな知識を仕入れて楽しんでいるというファンだった。しかし、この番組を見る限り、実際に買ってしまう層もかなり盛り上がっているらしい。
 この手の商用車の中古市場ってのはどんなもんなんだろうか、と思うのだが、バスの耐久性というのは100万キロを目安に考えられているそうだ。すげぇ! 中古のものは30万くらいからあるそうで、その岡山のショップでは、年間数百台売ってるらしい。ということは、年間数百人は買ってるわけだよなぁ。ほとんどは白ナンバー観光バスとして使っちゃってるんじゃないかと思うんだけど。キャンパーにするにも大きすぎるよなぁ。マイクロベースのキャンパーでも大きすぎるもんね。普通の人には。ハイエースのグランドキャビンで十分。
 そのバス屋の営業?広報?の人が筋金入りのバスマニアでおもしろかったのだが、次に出てきたのは究極のバスマニア。自分で免許を取って個人で(自家用に)バスを購入して、最終的には観光バス屋を始めてしまったという。バスが一番運転が難しいからおもしろいんだそうだ。すげぇ!

2004年4月26日(月) アメリカに行きたい。。。

 リノのエアレースというのがある。事実上、人間が操って行っているモーターレーシングの中では世界最速だろう。飛行機によるレースである。それも、ジェット機ではなくて、プロペラ機がメインなところがまたそそるのだ。毎年9月に行われ、その辺の趣味の人間にとってはたまらないあこがれとも言える存在である。
 5年くらい前にル・マンに行ってたときに、向こうで会ったモータージャーナリストの人に、そのおもしろさを聞き(存在は以前から知っていたが)、是非何とか今年こそ行きたい、と思い焦がれて何年かになる。アメリカに行くこと自体はどうということはないが、世界的なイベントとなると、なかなか難しい。日本からのツアーも数多く組まれているので、それに乗ってしまうのが一番簡単なのだが。どうせ行くなら、LA方面に寄るとか、アメリカのレース(2輪/4輪)をみたいとか、いろいろ欲張りたくなって難しくなってしまうのである。まぁ、そもそものスケジュールが合うかどうか、という話はあるのだが。
 とはいえ、年に一度のイベントなので、だいたい終わった頃に、雑誌やネットでイベントの情報を見て、行けば良かったな、と後悔するというようなことが多かった(また日本の航空祭とか、エアロバティックとか、秋にやるのが多いんだ)。
 ところが、今日いつもの大塚の本屋に、唯一定期購読で頼んでいるダートクール(というオフロードバイク雑誌)を取りに行ったら、レジ前にリノのことを書いた文庫が置かれていたのだった。これを読んだらまた無性に行きたくなってしまったのである。
 んじゃ行きなさいよ、という人もいるだろうが、まぁその辺は自営業とはいえなかなか時間も自由にはならず難しいのだった。

 そもそもアメリカには強烈なあこがれがあるのだった。あまりにステレオタイプにすぎるかもしれないが、パイクスピーク・ヒルクライムと西海岸のスーパークロス、そして本場のダートトラックと新たに始まったスーパーモトは近いウチになんとしても見に行きたいのだ。そして、どうせ行くなら、トロイのファクトリーも行きたいし、デューンの走行体験ツアーにも参加したいのだ。欲張り過ぎなのはわかるのだ(全部はどうせ無理だ)が、どうせ行くならいくつかは、と考えてしまう貧乏症なオイラなのだった。
 行くなら行くで、写真撮ったり取材もして、とかも考えちゃうしね。でも行きたいねぇ。

 しかし、ダートクールの記事によると、RCがスズキ入り?ホントかよ! RCとトラビスお凸凹コンビってのもちょっと見てみたい気はするけど。。。。。

2004年4月27日(火) 免許更新

 今年は免許の更新の年なのだった。連休明けが誕生日なので、当然更新においで、というハガキが来た。もう何年も違反なんてしてないし、最後にやったのも信号無視(正月三が日の深夜、ド田舎のR17で嫌がらせのような待ち伏せ取り締まりだった)だし、その前もずいぶん開いた駐禁だけ、という、ほとんどペーパードライバーのような違反歴だし、そろそろ警察署で更新かな、と思っていたら、まだダメらしい。いわゆる点数の累積ではすでに0点に戻っているのだが、免許の更新に関しては、過去5年にさかのぼって、一度でも違反があったらもう違反講習なんだそうだ。辛すぎる。
 まぁ文句を言っても仕方がないので、府中まで行くことにする。この連休明けという誕生日は結構辛くて、ぎりぎりまで待つと、GWでめちゃくちゃ混むので、なんとか今回こそ早めに、と思いつつ、結局こんな日になってしまった。それでも、まだ連休に入らないウチだし、今日は天気も悪いし大丈夫かな、と思ったのだが(本当は、晴れてればバイクで行きたかったんだけど)、明日に延ばしてもいいことはあるまい、と雨の中クルマで府中へ。
 東八道路は、10年ちょっと前、府中試験場で一発で四輪免許を取ったこともあり、うちから遠い割には土地勘がある。とはいえ、もう10年だし、記憶以上に走りにくい。みんな妙に抑えた速度で走ってるし。当時は、非公認の練習車に乗っていて、教官に「その速度で走ったら一発で試験中止だからね。本番では落としてね」と言われるくらい流れていたんだが(笑)。
 子供を送ってから、10時前にこっちを出たのだが、前もってネットで調べておいたし、それでも問題はないだろう、とそれなりのペースで到着した。ところが、試験場周辺は駐車場待ちで大混雑である。
 これを待っていたらいつ更新作業に入れるかわからないし、と、何とか停められそうなところを探す。試験場の並び、代書屋が並んでいるあたり(バスで行くと、試験場入り口の前に代書屋、という降り口があって、そこで降りるとみんなが手を振って客引きをしていて怖い)なら停められそうだ、と行ってみると、案の定ちょっとは空きがある。雨の中、どうせ書類も作ってもらうんだし、停めてもらっちゃえ、と店の人に聞くと、代書代は600円なのに、駐車場代だけで2000円取るという。そりゃいくら何でもボリ過ぎじゃないのぉ?とは思ったが、もう面倒なので払ってしまった。やっぱり何とか昨日時間を作ってバイクで来れば良かったかなぁ。
 判定とかはスムースに終わったが、教習の受付、開始時間までに結構間がある。とりあえず昼飯を早めに食ってしまって、それでもまだ余る。やっぱり混んでいたんだろう。講習の部屋に入り、講習開始を待っていたら、どんどん人が入ってきて、スタート時にはいっぱいになってしまった。100人くらい入る部屋なんだが、最前列以外はいっぱいのようなので、90人は入っているんだろう。同時にやっている他の部屋からも100人くらい出てくるため、免許引き渡しで混雑しないように、少し早めに終わらせて時差を付けるという。やっぱりものすごく混んでるってことなのね。
 この手の講習が嫌なのは、たいてい気が重くなるビデオを見せられて、車を運転するのが怖くなるのだが、今回はまず、前に置かれたTVで、DVDの教材を見ることになった。CGをバリバリに使った、状況判断の問題であった。この手の各種状況時における判断というのは、基本的には経験を積むしかないわけなのだが、やらないよりはマシだろう。つまらない、教本を通り一遍なぞるだけの講習よりは全然いいし。
 ただ、この手の状況判断ものをやるには、画面も小さい(比較的大きなフラット・ワイドTVなのだが)し、そもそも解像度が低すぎる。
 昔からクルマのゲームが好きなオイラであるが、ポリゴンが実現し始めた頃、動きは良くなったのに、その分解像度の低さがもろに出てきて(しかも画面が大きく、近いので拍車をかける)辛く感じたことがあったが、こういうときは、重要視する部分に注目し、そこの解像度が上がる(人間の認識的に)のが普通だから、それこそHDTVでも辛いのかもしれない。目の前に20インチくらいのUXGAディスプレイ置いてくれたらわかんないけどね。
 今回の教官は話の上手な人で、こんな講習ならまぁいいかな、と思っていたら、最後の最後に、黒板の上からスクリーンが降りてきて、ビデオが始まった。なんと、ナレーションはTVリポーターでよく知られている東海林さんである。最初はTV番組の録画かと思ったくらいだ。基本的には、飲酒運転をやめようというビデオだが、飲酒運転に引っかけられて亡くなった若者の両親が出てきて号泣するシーンをこれでもかと流すのには参った。その後の東海林さんのナレーションで、むしろTVっぽさが出て救われた感じもするが。
 まぁ全体的には、なかなかおもしろい教習を受けられた。もう何度違反講習を受けたか覚えていないが、今回が一番おもしろかった気がする。
 今回は、道交法の変更に伴って、それをフォローする説明がいくつかあったのだが、知らなかったのをいくつか。
 まず一番大きいのは、免許の有効期間である。これを変えることでどういうメリットが出てくるのかわからないが、今まではある年の誕生日まで、だったのが、誕生日の一月後まで、煮変更された。免許に表記されている有効期限も、これからは「何年の誕生日まで」ではなく、「何年何月何日まで」なのである。
 また、この手の講習時に必ず渡される教則本の、該当ページを開かされて驚いたのだが、最近はABS装着車が当たり前、というか、新車はそのほぼすべてがABS装着となったために、教則本での表記も、ポンピングブレーキに関するものは相変わらずあるものの、ABS装着車に関するものが加えられており、ABS装着車はポンピングせずに思いっきり踏み込め、と書いてあった。まぁそりゃそうなんだが。
 とはいえ、ABS装着前から、ポンピングブレーキをちゃんと守っていた人間がどのくらいいたんだろうか。後ろのクルマに対してテールランプが点滅することで注意を惹くという効果はわかるが、それならABS装着車でもポンピングすればいいし。だいたい本当に思いきりポンピングしたら、クルマががくがくピッチングして乗り心地が悪いことこの上ないだろう。言いたいことはわかるけどね。
 いきなり思い切り踏まないで、サスペンションが沈み、タイヤも変形して、ちゃんとブレーキング効果が最大に得られるようになってから、スリップするぎりぎりまで強く踏み込むというのが最大のブレーキングだと思うのだが、まぁそこまでは教則本では書けないだろうけどね。
 他には、今後代行運転も2種免許が必要になる、とか、それに伴って応急救護は必要になるから覚えろとか、最近の死亡率が減った要因には、救急車内でそれなりの初期処置を出来るようになったことがあるとか、ある意味どうでもいい話も結構してくれたが、おもしろかったのでよし。
 ただ、終わりの頃、FR車とFF車では、ブレーキングでケツを振ってしまうときに、左右が逆になるという話をしていたが、本当だろうか?それは初耳である。

2004年4月28日(水) 久々にOakleyの話

 もてぎから帰ってきてからなのか、IBM Access Connectionsを使って、内蔵無線LAN機能での、家での接続が出来なくなった。なんか変だ。複数の設定で切り替えるようにしていると、他の設定に引きずられて設定が変わっちゃってるような気がする。10M以上リソースを食っているアプリを2,3本動かしているようなので、こんなのやめて欲しいなぁ。

 昼飯はカミさんと、池袋のつけ麺屋、灰汁美で久々に食う。どうもラーメン屋とかに行くとつい多めに頼んでしまって、苦しい思いをするのだが、今回も失敗。中盛りラーメンにワンタンを付けて、チャーシューご飯まで付けてしまった。カミさんは普通盛りのつけ麺だけだったので手伝ってもらって何とか完食。
 つけ麺好きなオイラであるが、ここの奴はつけ汁がちょっと甘すぎる。つけ麺は多少甘くてもいいとは思うが、もうちょっと抑えて欲しいところだ。ラーメンのスープもうまいし、つけ麺の汁もベースはいい感じなので、それさえ抑えてくれればえるびすとともに有力な昼飯候補に入ると思うのだが。とはいえ、焦がしてあるチャーシューも、そのボリュームも問題ない。ラーメンはものすごく熱くてちょっと食うのに苦労したが、満足行くレベルであった。先日ドンキのラーメンコロシアムで食った、関西出身の奴のラーメンはこの系統に近いと思うのだが、場所もそばだし、一度勉強しに食いに来るべきだな。

 さて、バイクに関連するブランドを除けば、ほとんどブランドものには興味のないオイラであるが、唯一無抵抗に近い買い方をしてしまうブランドがある。オークリーである。まぁ今や超メジャーブランドとはいえ、もともと発生はモトクロス用のグリップ、ゴーグルあたりからなので、そういう理由もないわけではないんだが。
 なんといってもオイラにとっては、15年近く前からのあこがれのブランドなのである。当時は貧乏(今も貧乏だけど)で、とても買えず、なんとか買ったゴーグルと安いトレーナー、ステッカーくらいでその欲望を何とか抑えていたものである。
 ちょっとオークリーに興味のある人がウチに来ると、サングラスの数に驚くのだが、年期が違うのだよ。10年以上かけてこつこつと買ってきてるんだから(ここ数年その伸び率が異常に大きいというのは否定しないけど)。
 で、先日オイラ用の眼鏡のフレームに転用してしまったOOの代わりに、OO-Eをカミさんに買った。結構いいんだけど、オイラがかけるにはちょっと薄すぎる感じ。
 普通のOOがまだ同じショップで残ってるから、オイラ用に買っちゃおうかなぁ。ブルメタしかないので、ブルメタが嫌いなカミさんはいらないらしい。
 いつもコンタクトを買いに行っているビックカメラの売り場には、オークリーコーナーがあって、そこにもOO系が何本かおいてある。欲しいんだけど、あそこの値段だと28000円もするのだ。おそらくそれでも割引してるんだろう。でもヤフオクで買うと20000円を切ってしまう。この差は大きい。
 もうめっきりヤフオク以外でオークリーを買う気は起こらなくなってしまったのだが、新しいZEROはかけ心地とかが気になるので、久しぶりに上野のショップに行ってみなくちゃ。マルイのフィールドにもある(オークリーでは珍しく、試しかけが出来る。安い奴だけだけど)し、最近は池袋西武のスポーツ用品売り場にオークリーコーナーが出来たので、あそこにもあるかも。西武のはアパレルや靴も充実してるので、行くと衝動買いの鬼になってしまいそうで危険なのだが。

 とかいいながら、Spliceを買ってしまった。F1でモントーヤがいつもかけているし、そのせいか、最近は日本人レーサーもよくかけているので、見たことがあるという人も多いだろう。モントーヤも、最初は市販カラーの奴を着けていたんだと思うんだが、ちょっと前に、オークリー純正でモントーヤリミテッドエディション(微妙に色が違って、レンズにモントーヤのサイン入り)が発売になって、最近は当然アレをかけているんだろう。アレも狙ってはいたのだが、結構人気が高いのと、周りのシルバー部分がちょっと強すぎる気がして、どうしようかと悩んでいた。Spliceは元々のデザインがちょっとエグ目なのに加えて、モントーヤリミテッドとその元になった奴は、外側がシルバーで目立つので、そのエグさに拍車がかかっている。別カラーだと周りの部分はおとなしいのだが、レンズが地味なのである。オイラは派手なミラーレンズが大好きなのだ。
 と悩んでいたら、Spliceのニューカラーで、ちょっと地味目のフレームに、エメラルドミラーのレンズというバリエーションが新たに発売になった。うまい具合に安い出物が出たので、即ゲットである。
 Plateの時も思ったが、最近のオークリーは、ジャケット系でも比較的フレーム幅が大きく、顔のでかいオイラがかけても全然問題なくなった。このSpliceもそうで、その上、Plateはイヤーステムがプラオンリーだが、Spliceはアノブタニウムが使われているのでフィット感も高く、かなりお気に入りである。
 ただ、ヤフオクなんかを見てるとわかるのだが、このSpliceは人気が高いこともあって、かなりコピー品も出回っている。コピー品は色が全然違うものが多いので、わかる人が一目見ればわかるのだが、このニューカラーはあまりまだ知られていないこともあって、コピー品だと思われたりしたら悲しいなぁと思う今日この頃なのであった。
 ちなみに、このエメラルドミラーレンズってのは、ちょっと前までは、海外のサングラス販売チェーンである、サングラスハットの系列でしか手に入らない特別モデルにのみ使われているレンズで、海外出張のたびにヨダレもので眺めていたりしたものである。
 この辺のサングラスは、顔へのフィット感が高いのでサングラスだけでバイクに乗ることは可能だが、もしシールド付きのヘルメットの中でかけるのなら、フレームの色に注意した方がいい。多分、上で書いたSpliceのモントーヤカラーなんかは向いてないと思う。オイラはTwentyのフレームがシルバー、レンズはIceというのを持ってるのだが、これでシールド内部でかけると、昼間はシールドにサングラスのフレームが映り込んでじゃまなのだ。
 先日行った筑波のF3や、IRLもてぎなんかだと、観客/関係者ともにオークリー率がここ数年でものすごく高まっていて、そういう人たちを見ているのも楽しい。数年前、CARTのオーストラリアに行ったときは、帰りの空港で(空港内にサングラスハットがある)中野信治君がオークリーを物色しているのを見かけた。プレコンの時には中野君のかけてるオークリーを見て、トラがなんか聞いていたようだし、彼も結構好きみたいだ。今回のIRLでは、コースケ君のヘルメットにロゴが入っていたので、彼のパーソナルスポンサーになってるんだろうね。MXでは、アキラに大きくロゴが入っていて、彼が全日本チャンピオンになるたびにオークリーの高級時計(1年目はタイムボム、2年目はGMT)がプレゼントされたそうだが、コースケ君がもし勝ったりしたら、なんかプレゼントあるのかな。その辺もそのうち聞いてみたいところだ。

2004年4月29日(木) デジカメ欲しいぞ

 今日は近くのドンキホーテで、29日限定でサンヨーのDMX-C1(TV-CMでツヨシ君が「ナンじゃこりゃぁ!」ってやってる奴)を当日発表特価!と新聞の折り込みチラシで見かけたので、朝から出かけてみた。
 チラシには朝10時価格発表、5台限定と入っていたが、9時に行ってみたら、すでに値段は貼り替えられているようで、残り1台とか書いてある。聞いてみたら、現在ついている値段が特価なんだそうで、あのチラシを馬鹿正直に信じて10時に行ったらもうなかったかもしれないのだった。24時間営業だからどうするんだろうとは思っていたのだが、それにしてももうちょっと考えた方がいいんじゃないか。
 特価と書いてあったので期待していったのだが、それほどではなく、ヨドバシやビックでのポイント還元を考えればいつでも入手できる価格であり、ヤフオクで新品を買ってももうちょっと安く入手できるということで、購入は見送った。
 ウチはビデオカメラというものを持ってない。正確にはHI8のカメラはあるのだが、壊れたのを直す気にもならず、使ってないのだった。わざわざTVに接続して見るのも面倒だし、後ででかいテープやPCに転送するのもやはり面倒だという理由と、いまならデジタルメディアのみで完結するものが多くなってきたからである。DVのカメラは小さくなってきたとはいえ、まだコンパクトなデジカメにはかなわないし、個人的には、あのいかにもビデオを撮っていますという感じのボディが嫌いなのだ。
 だから、現在動画を撮るためにはサンヨーのMZ3が活躍している。画質的には全く問題ないが、やはりフルで4分しか録れないのと、撮った後PCに転送するわけだが、ファイルサイズが大きくなってしまうのが難点だ。そのため、フルVGAサイズのMpeg4録画が出来る、というDMX-C1は気になっていたのである。
 ただ、やはり価格のこともあるし、最近はマイクロドライブの価格も下がってきたので、転送後のファイルサイズには目をつぶってマイクロドライブ+MZ3でもうちょっと使うかな、とも考えていた。D70でも使えるしね。
 現在マイクロドライブの最大サイズは日立製の4Gで、クリエイティブのMP3プレーヤから取り出した奴がそれなりの値段で出回ってるのだが、よく調べてみたらMZ3じゃ動かないっぽい。4GだとFAT32でフォーマットするしかないからである。
 D70では動くんだけど、D70ではそんなに要らないんだよね。悔しいので2Gにしとくかとも思ったのだが、同じようなことを考えている奴が多いのか、ヤフオクでの価格は2Gも4Gもあまり変わらないのだった。1Gを買うのは悔しいし。
 コストパフォーマンスを考えれば一番いいのはもちろん4Gなんだが、2Gと1Gを比べても、明らかに2Gの方がいい(当然といえば当然なんだが)。他の(海外の)メーカーで2.2Gというのもあるんだが、それはいまいち対応がはっきりしていないので人気がないみたいだ。そのメーカーのHPによると、同じサンヨーでもAZ3とかAZ1には対応している。古い方のAZ1にも対応してるので、MZ3は大丈夫だとは思うのだが。MZ3て海外では売らなかったのかしら。
 4Gを買ってしまって、2Gしか認識しないのを覚悟の上でFAT16でフォーマットするという手もアリかと考えている。それでも30分近く撮れるようになるはずだし。
 でも4/22に書いた新型オプティオも欲しいのよねぇ。相変わらず物欲魔王ですなぁ。

 午後は子供と一緒に実家へ。近くに住んでいる旧友(子供アリ)に電話をすると、オイラの家に近い、要町の住宅展示場でアンパンマンショーを見ているという。おいおい。とんぼ返りして、住宅展示場なんてもんに始めていって見る。ウチの子供は、アンパンマンショーだと言って喜んで行ってみたのはいいが、いわゆる着ぐるみ系は怖いといって遠巻きに見るのだった。変な奴である。
 初めて住宅展示場なんてもんに行ってみたけど、すごいね。新築の家を買うつもりなんてないし(つーか買えないし)、この手のデザイナーズ、な感じの家は落ち着かなくてあんまり好きじゃないんだが、それでもいくつかのところでは、建物全体での冷暖房や電気まわりのコントロールとかをやっていておもしろかった。もし自分で家を買うなら、まず電気系は徹底的にいじりたいんだよね。いわゆる今の、コンセントの少ない家は嫌いなのだ。家電製品はすごく増えて、どこの家でもパソコンやTVの近くにはタコ足のコンセントがあると思うが、ああいうのを何とかしたいよね。どうせやるなら。

 かっちゃん、と書いてもたいていの人はわからないと思うが、敬愛する西原理恵子の漫画に出てくるジャーナリスト、勝谷誠彦さんのHPを最近ちょっと見ている。見始めたのはいわゆる邦人拘束事件がきっかけだったのだが、その中で、歌舞伎町にある「みやぎ」なる沖縄そばの店がすばらしい、とあり、昨日4/28で閉店してしまうというので、何とかして行かねば、と思っていたのに、果たせなかった。悔しい。

 夜中は「MOBI」でインディ・ジャパンの特集。オーバル用ジェットドライヤーカーのジェット噴射を使って、濡れた(わざと濡らした)Tシャツを乾かすというとんでもなくベタなネタ。あぶねーってば。
 MOBIだから、当然CMはホンダがメインなんだけど、ハイロウズの「日曜日の使者」がバックに流れるシリーズは大好き。中でもオイラは、どろどろの中でのキッズモトクロスの奴が大好きである。このあたりのCMは、ホンダのサイトでも見られる。ここで見る限り、もうこのシリーズはMOBIの時にしかやってないのかしら。
 昔、その辺の冊子でこの撮影の裏話が載っていて、もちろん撮影そのものは特別に、水を盛大にまいてやったらしいのだが、あの後からやってきて転んでしまう、2台目の転倒は台本にはなかったらしい。でも、アレが本当にいい味だしてるんだよね。

2004年4月30日(金) 新たに入手したタンクには穴が。。。

 ヤフオクでKLRのノーマルタンクを手に入れたので、久々にノーマルタンクを着けてみる。先日YZ風外装の写真を撮ったときも一応ノーマルタンクを着けてはいたんだが、あれは載せただけだった。今回はちゃんと取り付けて乗ってみたのだ。
 いつも着いているビッグタンクは、見た目には確かにでかいのだが、シートもそのまま着くし、ニーグリップ部分もそれほど広がらないため、ポジションはほとんど変わらないはずだ、と思っていたのだが、つけてみると明らかに違う。やっぱりものすごくスリムである。これはこれでいいなぁ。
 ところが、ちょっと家の前に置いておいたら下の地面に不振なシミが。どうもタンク後ろ側の錆の部分にピンホールがあるっぽい。仕方ないので、出発直前にあわてて元のタンクに交換。見た目はウチにあるのよりもずっと綺麗なんだが、タンクそのものの程度はあまり良くなかった。まぁウチのは、コックを前に外したときにどっかにいっちゃってるので、コックを使うために買ったと思えばそれでもいいんだけど。古いバイクだし。
 そんなこんなで、夕方は子供を迎えに行って、そのまま娘の元同級生の新居へ遊びに行くことになっているのだが、バタバタで遅くなってしまった。
 夜はその友人宅で深酒。特に泊まると決めていたわけじゃないので、一応電車で行ったのだが、当然のようにみんな酔いつぶれて泊まってしまった。車で行けば良かった。

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