モモやん小泊の日々つれづれ日記
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2004年7月1日(木) バイクネタと、クルマの車検その2
遅ればせながらダートクール最新号を買う(6/24発売)。イギリスGPでアキラが4位! カーマイケルとスチュワートがリバイバル風FOX!生で見てぇ!
個人的には、スチュワートがデイモンレプリカなら、カーマイケルにはチキンレプリカで行って欲しかったんだけどなぁ。ホネホネと鉄条網、見たかった。
新製品情報では、ついにFOXブランドでもフリースタイルタイプというか、エンデューロ用の裾が広がったタイプのパンツが発売。(前から出てたのかも知れないけど)。落ち着いたデザインで、これはいいかも。ツーリング用に買っちゃおうかな。FOX好きだけど、原宿のFOXショップには行ったことないのよね。
クルマの方は、問題なく車検も通って戻ってきた。点検整備その他で4万円にならないくらい。ブレーキはやってもらったがエンジンオイルとかはこっちでやる、という程度。分解必須と言われたエンジン周り(ヘッドとオイルパン)2カ所と、リビルトもの交換必須のステアリングボックス、全部問題無しでそのまま車検通っちゃった。もちろん、無理矢理通したのではなく、ちゃんと見てもらっての結果。まぁ、見積もりには現状なんの問題もないバッテリも交換とあったしなぁ。アレがそのまま通るなら、ディーラーにとって車検はでかいわな。
ただ、これでこの先あのディーラーには持ち込みにくくなった。どうしよう。
2004年7月2日(金) 保育園のイベント
今日は娘の保育園で「夕涼み会」という名の夏祭りイベント。数年前は浴衣を着ていったりもしたのだが、今年はカミさんが仕事でちょっと遅くなるし、父母会関係の対応が必要なので全然色気なく参加。
メインはイベントそのものではなく、その後の、同級の父兄達との飲み会なのだった。ウチと保育園の間にあるそば屋に先日行ったとき、「平日は7時までなら1時間半生ビール飲み放題1050円!」という張り紙があって、「これはオイラ達に対する挑戦だな!」と盛り上がっており、父兄、子供みんなで行ったのだ。
4,5歳くらいの子供とその父兄10人以上ずつ、となれば大騒ぎになるのは必然で、まぁまだ他のお客さんも来る前の時間帯だったのでその辺は悪くなかったのだが。さすがに飲み過ぎたのか、1時間くらい過ぎたところで「生ビール、冷えてるのがなくなっちゃったのでビンでお持ちしていいですか?」と言われた。当然、今回は我々の「勝ち」である(笑)。
そのあとは友人宅で大騒ぎ。カミさんは体調が悪かったのもあってかべろんべろんになっていた。でもまぁたまにはこういうのもいいねぇ(いつも飲んでるくせに)、なんて。
今日見つけたのは
このページ。
大笑いできます。
しかし、「のぞみ」「かなえ」「たまえ」を知ってるってのは、実は相当な日本通なんじゃないかと思うんだが。
2004年7月4日(日) 友人のショップへ
バイク屋で知り合った友人のショップがオープンしたので見に行く。アメリカで仕入れてきたものを売るショップなのだが、ああいうのは楽しそうだねぇ。ただ、やっぱりちょっとでも知られているブランドになると、日本で誰かが代理店として売ってるので、その辺は結構辛そうだ。特に、バイクものよりもアパレルの方が辛いらしい。個人的にはアパレルはあまり興味ないので、バイク系の方が面白そうだとは思うんだが、やっぱり売れるのはアパレルみたい。オイラは商売人には向いてません。
夕方からはF1決勝に、全日本F3にIRLと、相変わらずものすごいスケジュール。全く寝られません。
2004年7月5日(月) 航空写真のページ
いつも見ている
PCウォッチで
面白い記事。
航空写真の見られるページがいくつか紹介されているが、中でも、
このページがすごい!
2001年の写真なので、今は取り壊されてない、前に住んでいた家がちゃんとわかる。今は家が建ってしまっている、以前車を停めていた駐車場もあり、恐らくこれ、うちのハイラックスだよなぁ、というのまでわかって感慨深かったりして。
こっちのサイトの航空写真は2002年とのことで、上のページと比べるとやや縮尺が辛いんだが、それでもこっちでは、家が取り壊されているのがわかる。すげぇなぁ。
どちらもIE6じゃないと動かないのが難といえば難だが、そんなのは吹っ飛ばしてしまうくらい面白いページである。
もう一つこの日、面白かったのは
このニュース。
黎明期のPC状況を知らないと面白くはないと思うが。
西さんの講演にある、沖のif800、コードネームはできっこないだろうということで「USO800」で、出来そうになったから「if800」だそうで。ちょっと出来すぎな気もするけど、話としては面白いね。
2004年7月6日(火) 玉田優勝、サバニレース
二輪のロードレース世界GPでは、モトGPクラスで玉田が初優勝。最高峰クラスでは結構久しぶりの優勝じゃなかろうか。BBSなんかでも結構話題になってる。トライアルWGPでは、藤波がまた勝って、チャンピオンに着々と近づいてるんだけどなぁ。国内ではやっぱりマイナーだなぁ。
ただ、オイラがメインソースで見てるトーチュウだとしょうがないのかも知れないけど、みんな大ちゃんの誕生日に、と書くのがちょっと。。
子供が保育園から帰ってきて、7時まではだいたいNHK教育をつけっぱなしなのだが。6時過ぎから、天才てれび君という番組をやってる。まぁ子供番組なんだけど、最近の企画で、視聴者とともに、沖縄のサバニのレースに出る!というのがあった。
サバニ(横に安定のためのフロートの着いた小型船、でいいのかな?)で、沖縄の離島から本島まで行くレースだそうだ。そんなもん、素人の子供にホントにできんのかよ、と思ったのだが。
今回はその決勝編。ちゃんと伴走船が付いて、途中で交代なんかもしながら進むのだな。これなら行けるか。それでも大変なのには変わりないだろうけど。どこまでが真実なのかはわからないが、本当に子供達は辛そうだ。まぁああいうのもいい経験になるんだろう。
かなり昔、シーカヤックを経験したことがあるんだが、向かい風は本当に辛い。先日の沖縄でも、ペダルボードに乗っただけだったが、向かい風は辛かったもんなぁ。
2004年7月7日(水) A.ジョリーと地図の新製品
今日は34度の猛暑。明日はもっと暑くなるってよ。どーなってるんだ、この陽気は。これでまだ梅雨は明けてないってんだから。
今日はまず
このニュース。
トゥームレイダーの映画は先日TVで見たばっかりだったので、個人的には結構タイムリー。今更、という話もあるんだけど。ゲームはずっと好きだったんだが、映画はいつでもDVDで見られら、と見ていなかったのだった。
確かに、あの中でのカンボジアの森林というか、寺院というロケーションとその描写はすごく良かった。アンジェリーナ・ジョリーも撮影で実際に行ってハマったんだろうか。記事ではカンボジアと縁が深く、と書いてあるけど、撮影が先なのか、もともとカンボジア好きなのかちょっとわかんないね。
お次は
この新ソフト情報。
このソフトは今までも使ってるんだが、全国入れちゃうと、詳細まではとても入れられないし、だからといって常にDVDやCDを持ち歩くのも、という感じでイマイチ使い勝手が良くなかった。いつも使ってるMapfan.netはオンラインじゃないと動かないという致命的な欠点はあるんだけど、その代わり、軽くて常に最新情報、詳細情報まで入っているというメリットがある。
自転車モードは別に要らないけど、無線LAN検索機能はちょっと欲しい。Mapfan.netにも無線LAN検索機能はある(すげー便利)んだが、オンラインじゃないと使えないんだよね。無線LANのAPを探すためにエッジで接続、というイマイチ無駄なことをしてる気がして。。。
2004年7月8日(木) ビアガーデン、一眼レフデジカメ
久しぶりの友人から、沖縄に行ってきて土産があるので飲もう、ということで、今シーズン初のビアガーデンへ。うちのあたりでビアガーデンというと、飲み放題が普通なのだが、今回初めて行ってみた、東武の最上階ビアガーデンは、メニュー一品ごとの値付けになっていた。オイラ達だと、飲み放題の方がほぼ確実に有利なのだが、飲み放題は時間制限があるため、複数で飲むときには、全員が同じ時間に集まらないと無駄が出ちゃう。で、延長とかすると結局結構高く付いてしまったりするので結構選択は難しい。
池袋では東口パルコのビアガーデンが、昨年から台湾夜市風にしていて結構いいのだが、昨年も行ったことだし、飲み放題だし、ということで東武を選んでみた。最初は結構日が出ていて暑かったが、さすがに最上階だけあって風が気持ちいい。
最近小説の新刊を出した友人も呼んで、大騒ぎする。まだまだ話し足りない感じなのだが、続きは次にしよう。
しかし、自分の書いた小説を読まれるというのはやっぱり恥ずかしいんじゃなかろうか。当人は昔の作品は恥ずかしいと言っていたが。新刊でも、書き終えれば過去の作品だよなぁ。でもやっぱり見て欲しい、みたいな複雑な心境なんだろうか。
久々に話していた中で、友人が沖縄で一眼レフデジカメを使った(一緒に行った人のらしいが)ら、撮りやすくて感激した、というようなことを話していた。やっぱりそうなのかも。構造上EVF(液晶ファインダ)はほぼ不可能で、いわゆる普通のカメラのように光学ファインダを覗かなくちゃならないのだが、それでもあのレスポンスなんかは捨てがたいものがあるということなんだろう。考えてみたら、ウチでも、カミさんも結構撮ってるようだし、やっぱり使いやすいんだよな。
2004年7月9日(金) DT1を見た
F1の公式練習が始まるので忙しいのだが、ここまで放っておいた別の仕事があって事務所に。向こうサイドもぎりぎりでの大騒ぎ状態のようで、事務所はしっちゃかめっちゃか。他のメンバーとの打ち合わせもばたばたやっており、オイラの仕事をきちんとフォローできる状態ではなさそうだ。試乗会とか発表会用の資料は、それなりの数刷る分、ちゃんとチェックしとかないと刷るの怖いんだけどなぁ。と、「あとでメールで連絡するから」と言って途中で退散。金曜日はTV放送がない(事務所にはスカパーもあるんだけど)し、事務所でも十分仕事は出来るんだけど、付き合ってられません。
事務所からの帰路で、千駄ヶ谷駅前の道を走っていたら、DT1に乗った若者と遭遇。これが、見るからに今風の若者バイカーで、ヘルメットやウェア類、ライディングスタイルなんかを見てても、それなりのスキルや経験があるようには見えない(要するに、見るからに初心者)。でも乗ってるDT1は、初期型ではないようだがかなりぴかぴかで、恐らくフルレストアで買った物と思われる。
知らない人にはわからないだろうけど、DT1のフルレストアといったら、最新400ccクラスのロードスポーツが新車で買えるくらいの額になる可能性もある。それでもああいうのに乗りたいのかねぇ。ぴかぴかのフルレストアとはいっても旧車だからいつどこが壊れるかわからないし、性能だって(特にブレーキ)今のクルマに比べたらはるかに低いのに。パワーだのサスペンションだのは、スキルが低い人には気にならないかも知れないけど、いざというときよく利いて(利きすぎるのは危ないけど)コントローラブルなブレーキと、グリップのいいタイヤというのは重要だと思うんだけどなぁ。
2004年7月10日(土) またKLRが壊れた。悪天候のF1予選
朝方まで仕事をしつつ友人とチャットしてたので、子供を送ったあと昼過ぎまで昼寝。起きたらKLRを売った友人から、また壊れたというメール。状況を聞いた感じ、今回はダメっぽいので、バイク屋の軽トラを借りて、池尻まで引き取りに行く。
しかし、都内の渋滞は走りたくないね。土曜日はそんなに混まないんじゃないかと踏んでいたんだが、実は、特に辛いんだそうだ。めちゃめちゃ時間をかけてなんとかピックアップ。今回はちょっと重傷っぽい。
天候がらみでダメダメなF1予選だった。ただ、今のシステムのまま、2回両方の合計、もしくは平均(同じことだけど)でグリッド決定、にすればいいだけの話じゃないのかしら。
で、パニスの降格はやっぱり納得いかないよねぇ。ちょっと前の、ダマッタがブルーフラッグでペナルティを受けたときとか、なんだかねらい打ちされてるような気もする。
パニスが燃料セーブのためにゆっくり走ったこと自体がまずいこと(観客を楽しませなかったというルール違反)だとすれば、予選1回目で露骨にスローダウンした連中はルール違反じゃないのか、という話にならないのだろうか。
2004年7月11日(日) 選挙にいく。
オイラ自身は、これまであんまり行ってなかったのだが、最近は行ってないと言うと鬼の首を取ったかのように文句を言う人がいて、反論するのも面倒なのでとりあえず行っている。
基本的に天の邪鬼なので、こういうときだけ「○○さんをお願いします」なんて言われると、そいつにだけは入れるのをやめよう、なんて思っちゃったりもするのだが、前日にいつもの飲み屋に飲みに行ったら、ある候補者と同じ事務所?だかの区議だかなんだかがいて、酔っぱらっていろんな話をしていた。それを聞いて面白かったのでその候補者に入れては見たんだが。不真面目だ!という人もいるかも知れないが、実際に本人もしくは近い人と知り合いになるということほど信用のおけることはないとも思うが。
マニフェストだとか言ったって、それが全て守られているのか、現職なら今までに何をしてきたのか、これから具体的に何をしていきたいのか、その辺がわかりにくかったり、夢物語に近いようなことを言ってたり、とどうにも信用がならないからみんな選挙や政治に対して関心が低く、投票率も上がらないんだと思うんだが。
確かに今の状況を変えたいという意識はあっても、誰かに入れたからって、そんなに簡単に変わるモノでもない、という意識はある。そういう意味で、小泉さんはいろいろと失敗してメディアに叩かれているとはいえ、JHの問題とか、郵政省のこととか、金融問題にしても、変革があったことは確かなんじゃないのか?とは思うのだった。今のマスコミは何がどう動いてもネガティブにしか報道しないしね。
ただ、だからといって単純に自民党に入れるのも気に入らないのは、組んでる党のせいでもある。
なんかさぁ。こんな状況じゃ、真剣に日本の行く先を考えろ、とかCM打っても、結局まともな答えなんて出なくて、やっぱり選挙なんて行かなくていいじゃん、みたいになる気もする。どうせなら行くところまで行って、某宗教系政党が圧倒的票数でトップ、みたいなことにでもならない限りこの国の人間は真剣にならないんじゃないだろうか。まぁ、こういうことをいえるのも、東京にいるからという可能性はない訳じゃないんだが。
2004年7月12日(月) 深夜特急とPSP
スカパーのチャンネルNECOで深夜特急をやっていた。
まずは第1話、香港からマレーシアまでの話。見ていたらまた原作を読み直したくなったが、アレを読んで旅に出たくなる、あの焼け付くような欲望が、出てくるとは思うんだが、もうかなわないというか、何とも言えない思いがする。
アウトライダーにいた当時、原作を薦めてくれた先輩が、「でもこれは読んだらダメや。読んだら絶対に旅に出たくなるからな」とよくわからないことを言っていたが、確かにその通りだった。あの当時は金も、海外に思い切って行くだけの勇気もなかったが、今になってみれば、ありがちではあるんだが、やっぱり若いうちにあの手の旅行とか、国内ももっとバイクで回っていたかったな(取材で走り回ったので、普通の人よりはいろんな所を走り回ってはいると思うのだが)と思ってしまう。まぁ、バイクで国内を走り回るくらいなら、これからでも遅くはないんだけどね。
閑話休題。
ついに
PSP発表。このデザイン、どうしてもリンクスを連想してしまうのはオイラだけではあるまい。この画面だと結構綺麗に見えるんだが、4.3インチ480x272ドットってのはどーなのかしら。個人的には4.3インチならVGAにして欲しかったところだが。ゲームだけならそこまでは要らないだろうし、ビデオ系でもこれだけあれば基本的には十分だろうけど、PDAとしても使える可能性があるとしたら、もうちょっと欲しい。確かにPDAはQVGAが多いけどね。今や携帯でもQVGAの時代なんだし。早く実物を手に取ってみてみたいもんだ。
2004年7月13日(火) KLR復活
知人に譲ったKLRがまた壊れたというので7/10に軽トラで引き取ってきたのだが、とりあえずクランキングはするが、音が変だし、かなり重傷くさい。もうダメかな、とも思ったのだが、今日バイク屋に行ったらすでにヘッドが開けられ、原因も突き止められていた。エキゾースト側のカムスプロケットを止めているナットがゆるんで、カムスプロケットが空回りしていたらしい。そりゃエンジンかからんわ。
ついでなので、ずっと直らなかったキャブのオーバーフロー癖も見てもらうが、やっぱりフロートニードルらしい。とりあえず手持ちのキャブと入れ替えて部品を注文。もう一台あるってのはやっぱり便利なんだが、じゃまだよなぁ。早く直して売らねばとは思っているんだが。。。
マスコミは
このネタで持ちきりである。どこでもやってるだろうよ、こんなこと。それに行く側だって、泉質とかをきっちり気にしてる人なんて、本来の湯治客だけだろうと思うんだけどなぁ。
もちろん、黙ってたのはあんまりいいことじゃないけど、こんなに大騒ぎすることじゃないだろ、ってことね。
2004年7月14日(水) ハイブリッド=エコカー?
今日はまったりとお休み。ホントに仕事が抜ける日というのは久々である。
今日は
このニュース。
何かいかにも頭の悪いアメリカ人、という感じのニュースではあるが。下にあるリンクの、ちょっと前のニュース「ハイブリッド車の燃費に不満の声」を見るとわかるのだが、シビックハイブリッドやプリウスに乗って、燃費が悪いと怒るユーザがいるわけだよ。あの国には。だったらもっと小さい車に乗ればいいんだよな。
日本においては、プリウスは「エコカーに乗ってます」という、ある意味ブランドイメージや、新しもの、ハイテク好きのための乗り物(初代プリウスが出てすぐの頃、モーニングの漫画「気分はうああ」にそういう記述もありましたな)だと思う。純粋な燃費なら、ヴィッツや軽自動車の方がいいことも多いからだ。
まして、今回のクルマはエスケープ。日本では、マツダのトリビュートという、ライトクロカンと呼ばれるカテゴリだが、3ナンバー、3リッターエンジン搭載車もあるという、日本では十分に「大型車」と呼べるクルマである。
そんなモンに乗ってエコもないよな、とは思うんだが、だからってそれが環境に与える影響がでかいとか言って抗議行動をするってのも相当頭が悪いよなぁ。
日本ではエスティマとアルファードという、どちらも大型のワンボックス(と呼んでもほとんど差し支えないだろう)にハイブリッド仕様が用意されている。個人的には、エコという意味ではなく、ハイテク好きとして(回生ブレーキはどの程度利くのか、とか)、そしてクルマを移動するユーティリティとして見ているから、でかくて便利な(1500wの電源は楽しそうだ)クルマとして、ちょっと欲しいとは思う。あの手のクルマとしては破格に高いのでなかなか手は出ないが。
2004年7月16日(金) 明日の出発のためにいろいろと準備
明日から久々のツーリングである。友人に誘われて、三重県は伊勢/志摩のちょっと先で、キャンプしようというのだ。
蒲郡(愛知)に住んでいるその友人は、キャンプ用品や、素潜りで魚介類を捕るための装備なんかも4輪にいっぱい積んでいくということなので、前もってこっちのキャンプ用品とかかさばるものは送ってもいいよ、とは言われていた。しかし、9月には北海道でWRCがあり、これの取材にキャンプ用品&取材用機材を積んで、バイクで行こうかと考えていることもあって、その準備にちょうどいいか、ということで、最低限自分がキャンプできるだけの道具類と、また、キャンプ前後にちょっとやらなくてはならない仕事があるために、ノートPC、そして、いい素材があれば取りたいな、ということでD70(さすがに長玉は持っていかないけど)まで積むことにした。これに工具と着替えを加えると、さすがに50リッター近いリアのトップケースでも絶対に入りきらない。
テントとシュラフ、マットはタンデムシート上に積むとして、工具やちょっとしたおもちゃ(海岸なのでスポーツカイトをやろうと思って、すでに持っているものに加えて、もう一つ買っておいたのだ)も積むとなるとちょっと苦しい。一応用意しておいたラフ&ロードの振り分けサイドバッグを付けてそれに入れたらちょうど良くなった。
とはいえ、この振り分けサイドバッグは、高い位置にマフラーが張り出しているオフロードバイクとの相性が良くないのも確か。オイラはそういう経験はないが、ネットなんかでも、サイドカバーを燃やしてしまったなんて話もよく見かける。
サイドカバーそのものの強度もそこそこあるようだし、そちら側にはあまり重いものを積まないようにして、そして、念には念を入れて、サイドカバー裏側にもう一枚(標準でも着いている)石綿の断熱シートを貼り付けた。エンジンオイルも交換して、あとは出発を待つだけである。
2004年7月17日(土) キャンプツーリング1日目
今夜キャンプする目的地は伊勢/志摩の先。渥美半島の伊良湖岬からフェリーに乗って鳥羽まで行き、鳥羽から80km無いくらいの場所である。伊良湖岬(どーでもいいが、これ、「いらこ」じゃなくて「いらご」だったのね)に行くのに、地図で見る限り東名の豊川あたりで降りるのが良さそうなのだが、一緒に行く友人によると、浜松あたりで降りて行くのがいいらしい。
とりあえずただ高速でびゅーんと行くんじゃつまらない、という同行友人の意見を受けて、まずは小田原厚木から箱根新道へ抜け、箱根を越えて修善寺へ。修善寺でちゃんとしたわさびを買って、それでうまい、取り立ての刺身を食おうということになった。3連休の初日なので、箱根は渋滞が心配だったが、まずは6時に海老名SAで集合である。
昨夜は全然眠れず、ほとんど遠足前日の小学生状態で、それでも特に寝不足という感じではないが、多分アドレナリンがぶりぶり出てるんだろう。走ってるときに眠くなっちゃうのが一番怖い。
6時海老名だと5時に出れば間に合うか、とは思ったが、一応念には念を入れて4時半過ぎに出発。走ってみたら想像以上に時間がかかる。着いてみたら、家から60km以上もあった。当たり前か。それにしても、5時半前に着いてしまったら早過ぎか、とは思ったのだが、到着してみれば、待ち合わせの友人は二人ともすでに来ており、オイラが最後である。みんなやっぱり寝てないそうで、同じなんだなぁ。

この日はあまり写真を撮っていないんだが、貴重な海老名ICでの一枚 |
軽く飯を食って、それでも当初は集合予定時間のはずだった6時頃出発。そのまま小田原厚木に入り、箱根新道へ。このルートを通るのも久しぶりだ。箱根新道の入り口はこの時間だというのにもう混み始めている。今回のメンバーは、一台がでかいカウル付きのハーレーなので、ぶいぶいすり抜けをしていくというわけにもいかない。彼は気を遣って結構すり抜けてきてはくれるのだが。
箱根新道はかなりいいペースで走り抜けたが、峠を越えた先のR1では結構クルマが多く、抜くチャンスもないままだらだらと進んでいく。こういうペースが一番辛いんだよねぇ。
次の目的地は修善寺。R136を左折するわけだが、ちょっと手前で、左が修善寺、という看板を見て曲がってしまう。失敗。あまりペースの上がらない田舎の街道で、でも方向は合ってるし、とそのまま進む。なんとかR136に入り、伊豆中央道も修善寺道も通らずに目的のわさび屋へ。
あとはまっすぐ東名へ。伊豆中央道に入るが、そのまま修善寺道に繋がる訳じゃないらしい。ちゃんと地図を見とけばよかった。マスツーリングだといまいちそういうところが甘くなっちゃうんだよね。
東名に入り、一路浜松を目指す。オイラは法定速度+αで走り続けててもそんなに苦にはならないんだが、併走のメンバーの1人は、やはり退屈らしく、所々でちょっと免許が気になるスピードまで上げてはクルマをまとめて抜いていったりしている。ただ、400ccのオフ車なので圧倒的な速度で走り続けるわけにもいかず、たまに飛ばし、またまったり、というような走りを繰り返す。もう一台はでかいカウル付きのハーレーなので、ペース的にはもっと速くても全く問題ないんだろうが、我々に付き合って走ってくれている。こっちも、せっかく650ccもあってパワーには余裕があるので、たまに結構な速度まで上げてしまう。そうこうするうちに、何となく排気音が大きくなってきたような気がする。ちょっと前にマフラーにインナーバッフルを入れたので排気音は小さくなっているのだが、元に戻ってしまったような感じだ。さっきちょっと飛ばしたときに、スロットル開けすぎでバッフル飛んでっちゃったかしら?と、次のSAでチェックすることにする。
GSに入って、マフラー側を見てびっくり!一応対策をしたサイドカバーがべっとり溶けている。やっぱりダメだったかぁ、とひっぺがしてみると、その下のマフラーが、根本からはずれてしまっているではないか。
つけていたのは、購入時から付いていたスリップオンタイプのマフラーなのだが、正確には、それが抜けてしまったのではなく、エキパイとの接合部を残して、後のサイレンサー部、リベット止めになっている部分が分解してしまっている。やはり相当な排圧がかかったということなんだろうか。
とりあえずそのままじゃ走れないので、その場で叩いたりして何とか差し込む。そもそもスリップオンのサイレンサー自体が、本来ならスプリングなどで止めるものを、差し込むだけになっており、それで今まで走れたんだから、あんまり排圧をかけなければ大丈夫だろう、と、併走の2名に、あまり飛ばさないように伝え、まったりと走ることにする。バッフルを抜いちゃえば排圧は減るだろうが、あんまりうるさいのもナンだし、修理で結構時間を食ってしまったのでそのまま行くことにした。

無惨に溶けてしまったサイドカバー。 アウトライダーのステッカーが。。。 |
問題は荷物である。昨日の写真にあるとおり、テントやマットをシート後に積み、横にサイドバッグをさげていたのだが、サイドカバーが溶けてしまっては、サイドバッグはもう本来の形では積めない。仕方がないので、シート後の荷物の上に積み上げ、その状態でキャンプ地まで行き、帰りは友人のクルマで運んでもらい、宅急便で送ってもらおうということにして、あとはウィンカー、テールランプが切れたようなので、浜松で降りたらどこかホームセンターにでも寄って購入することにした。
無事浜松で東名を降り、一路R1で浜名バイパスへ。途中、こっちにホームセンターがあるよ、と、地元で土地勘のある友人が言った方をみると、「オートリメッサ」の看板が。オートリメッサといえば、昔持っていたRH250やRMX250など、スズキ系のチューニングパーツでその名を聞いたことがある。なんでそんなショップが国道沿いに大きな看板出してるのかしら、といってみると、これがいわゆる、オートバックスやドライバーズスタンドと同じような、大型用品店なのであった。このあたりを拠点とし、いくつもチェーン店があるらしい。東京近郊では全く見たことがなく、単なるサードパーティのパーツブランドだと思っていたのでちょっとびっくり。バイク用品店ならウィンカーやテールの球もいろいろ揃っているだろう、とそちらへ向かい、ウィンカーの球とテールランプを購入。両方交換して事なきを得る。

オートリメッサの待合室で。 盛り上がったのはこのゲームよりも、 置いてあった某情報誌だったのだった(笑) |
このオートリメッサ、この手の店では結構多いが、なかなか快適な待合所があり、そこで一休み、のつもりがちょっと長居になってしまった。程なく浜名バイパスへ戻る。天気がよいので、初めて渡った浜名大橋からの海岸の景色は絶景。写真撮れなかったのが残念。
浜名バイパスが終わったらあとは伊良湖岬へ一直線。これが思ったよりも長い。強い日差しの下、気温もかなり上がってきて暑い。道は混んではいないのだが、狭く、なかなかペースが上がらず、フェリー埠頭に到着したのは昼を回ってしまっていた。
フェリー埠頭で昼食を、とも思ったが、次のフェリーに乗れそうで、もうそれまでそんなに時間がない。とりあえず名物だという大あさりを食べ、併走はここまでとなるハーレー君と別れを告げ、フェリーへと乗り込む。

名物の大あさり。ホントにでかい!もちろんうまい! (大きさがわかるように爪楊枝を添えてみました) |
フェリー旅は1時間弱と短いが、それでも浜名湖を迂回することを考えたらはるかに速いし楽だ。それに、船旅というのは独特の感覚があり、何度乗っても楽しい。特に、到着地点が見えてきてからのワクワク感というのはやっぱりいいものなのであります。短い旅、とはいっても酒が飲めるわけじゃなし、ちょっと手持ちぶさたになったので何か食べようと売店に行ってみれば、ソフトクリームがおすすめのよう。確かにうまかったのだが、それだけじゃどうしても空腹が我慢できず、たこ焼きを食ってしまう。この先、鳥羽で降りればうまいカキが食えるっていうのに。。。

伊良湖岬−鳥羽のフェリーでは、バイクはこんな風に端っこに積み込む。 というか、この形が普通で、北海道行きみたいなのは特殊なんだろうな。 |
フェリーで鳥羽に到着し、オイラはちょっと仕事をしなくちゃならないし、昼食もまだなので、鳥羽の駅ビル内の食堂へ。自分で潜ってる海女、というか男なので海士?のおじちゃんが作ってるらしく、友人はおすすめの定食。相当うまかったようだが、オイラはやっぱりたこ焼きが効いて全然食う気が起こらず、アイスコーヒーだけで仕事を進めることに。
やっと仕事が終わって、これでもう今晩から明日昼?まで、ネットに繋がないでも済むぞ(いや、繋がらないんですけど)、と時計を見れば、もう3時半。あわててキャンプ地を目指す。地図で見る限り、まだ100km以上あり、どう急いでも2時間近くはかかるだろう。なるべく距離を稼ごうと、走れるところは高速を使うことにした。伊勢志摩スカイラインやパールロードもそそられたのだが、残念ながら今回はパス。まぁ、通っても景色を楽しむ余裕なんてなかっただろう。一番速いのは、伊勢二見鳥羽ラインという有料から、伊勢道へそのまま入るルートだと思われたが、伊勢二見鳥羽ラインと、伊勢志摩スカイラインの間に、抜け道っぽいルートがあったのでそっちを選択。鳥羽市街と、その抜け道に入るところでちょっと迷うが、入ってしまえばこれが大当たりで、ほとんどクルマのいない道をかなりのペースで走り抜ける。アップダウンも少なく、適度なコーナーで、走っていて楽しい。この道に入る時、道に迷って、市街地の非常に狭い抜け道(四輪は通れない)を通ることになったのだが、そっちも楽しかった。田舎道を走ることの好きなオイラにとって、今回のツーリングで一番そういう気分の高いルートとなった。
伊勢道に入ってしまえば、ひたすら距離を稼ぐだけ。勢和多気ICで降り、あとはR42を南下する。R42というと、オイラにとっては南紀の海岸線を走るルートとしてのイメージが強いが、この辺では山道っぽく、でもメイン幹線であり、市街地も近いので、あまりペースは上がらない。それでも、場所柄、道の端に原発推進系の看板があったりして、そういう地域に来ていることは実感する。
まもなく、車の通行が減ってきて、山道っぽくなってきたあたり、錦へ向けて左に入る交差点で、ガソリンを入れて一休み。酒屋があったので、買い出しのことで現地に電話を入れる。なんと、魚類の水揚げゼロ!だそうで、しかも、近くの集落にはスーパーらしきものすらないという。酒すら、ここの店が一番近くなようだ。まだ10km以上あるんだけど。。。とりあえず酒だけ買って現地に向かう。何とか暗くなる前に到着できそうだ。

R42沿い、錦へ向けて最後の酒屋前で一服。 こうしてみると、ずいぶん窮屈なポジションで乗ってたんだなぁ。 |
オイラは錦、という地名だけを記憶に入れてやってきたが、錦の集落からどこへ行っていいもんだか全然わからない。友人の方はちゃんと調べていたのか、どんどん海沿いの、港の奥へ奥へと入っていく。どん詰まりのあたりで電話。ちょっと手前の林道を登って、突き当たりの駐車場からは徒歩だという。迎えが上がって来るというのでまずはかなりタイトで急坂の舗装林道を駆け上る。
登り切ったドンツキが駐車場になっており、ここでバイクを置いて、あとは歩くことになるようだ。買ってきたビールで乾杯しながら荷をほどき、迎えが上がってくるのを待つ。
なかなか来ないので心配したが、思った以上に大変らしい。後をついていくと、かなりすごい道を降りていく。浜まで240mとあったが、やはりこの手の道だと想像していたよりも長く感じる。これは帰りが大変だ。。。
降りてすぐに、まずはテントを張る。本当ならもっと早く着いて海で遊ぶつもりだったが、暗くなる前にテントを張らなきゃならないし、ちょっと疲れたのと、ここだと風呂がなく、海に入ってもそのまま寝なくちゃならないので、海遊びは諦めてさっさとテントを張り、宴会モードに入る。

テントは何とか明るいうちに張り終えた。 行くのに苦労するだけあって、完全なプライベートビーチ状態。 前は海、後は山だけなので、どんなに騒いでも大丈夫。 |
あとは宴会で酔っぱらって寝てしまったので写真で。

今日の漁果(っていうのかしら)。 ここには写ってないが、小さいウニもたくさん。 魚は0だが、この辺も相当苦労したらしい
|

せっかく買ったわさびだったのに、魚が0。 近くで買ったというイカのためにわさびをおろすが、 暗かったので醤油が見つからず、わさびだけで食うことに。 まぁうまかったし、わさび買ってかなかったら、 何も調味料なしで食うことになってたのか! |

小さなたき火を囲んで宴会。 バーベキューグリルも、ガソリンストーブもあるけど、 やっぱりキャンプの宴会にはたき火がなくちゃね |

だんだん酒が回ってきて、結局海に入っていない友人が 夜の海へアタック(オイラも入ってないけど)。 実はこの海の下には、もう1人の友人が潜っている。。。 |
2004年7月18日(日) キャンプツーリング2日目
昨夜宴会だったというのもあるが、朝は結構寝てしまう。キャンプは大抵、明るくなって仕舞うので寝ていられないもんなんだけど。先にみんなが起きていたのは気づいていたが、起きられなかった、というか、思ったよりも暑さも気にならず寝苦しいこともなく、さすがに9時頃になったら暑くて寝てられなくなったということだけなのだが。
置きだしてからまったりとしながら徐々に撤収を始める。

朝っぱらから泳いでいる元気な連中。 朝っぱらから昨夜の残りのウィスキーを飲んで死んでるのもいますが。 |

日が高くなってから何人か降りて来たが、 ほとんどプライベートビーチ状態だった |
そして、いよいよ撤収。きついのは駐車場までの登りだった。昨日は何往復もした元気な若者がいたようだが、さすがに食材や飲み物が減ったとはいえ、かなりの急坂を、キャンプ機材などを含めて全部持って上がらなければならないのはきつかった。登り切った後、みんなしばらくはへろへろで動けなかったほど。

いい天気。見晴らしのいい駐車場で荷物を積んで出発、の図 |
関西組は反対方面の牛乳温泉へ行く、ということだったが、我々はそのまま鳥羽へ向かってフェリーに乗ることに。今回はそんなに時間が押しているわけではないし、4輪もいるし、ということで普通に国道(R260からR167)で移動。そんなに混んでおらず、こっちで来てもよかったなぁ、とちょっと思う。ただ、途中の集落で昼飯を食いつつ仕事をしよう、と思っていたのに、結局まともに飯が食えそうなところは見あたらず、そのまま鳥羽まで到着してしまった。

カメラを預けた友人が、クルマの中(助手席)からミラー越しにパチリ。 |
フェリー埠頭に入ってみれば、次のフェリー出発に間に合う、ということで、やはり鳥羽市内で飯を食うのも断念。フェリーターミナル内の売店で、名物の伊勢うどんをみんなでかっこみ、フェリーに乗り込む。
フェリーの上では、出航までの間になんとかメールを受け取ってしまおう、とデッキで作業。結局、作業してアップするところまで出航前に無事終了してしまった。友人達と、馬鹿話をしながら1時間の船旅を楽しんでいたら、後方にイルカの群れを発見!残念ながら、そのときはカメラはバイクの中(航行中は取りに降りられない)だったので写真はないが、我々が騒いでいるのに気づいた他の客もイルカに気づき、ちょっとした騒ぎになった。船旅の多い人には珍しいことでもないんだろうが、ちょっと嬉しい遭遇でありました。
フェリーを下り、今度は往路とは違う、渥美半島の北側を上っていくルートにする。ターミナルを出てすぐに食堂があったのでそこでやっと昼飯。そんなに期待していなかったのだが、結論から書いてしまうとこれが大当たり!岩ガキがウリの店だそうで、生ガキもうまそうだったが、何よりも牡蠣フライが素晴らしかった。残念ながら店の名前は失念してしまったが、ターミナルからいくらも行かない場所(ネットで調べてみたら多分「田原屋」じゃないかと思うのだが。。。)。これはまたみんなと再訪したい店の一つである。
思いの外店でゆっくりしてしまい、日も傾きかけた頃再出発。バイクの友人はそのまま東京まで一気に帰るという。オイラはバイクの調子も心配だし、ライトが点かなくなっており、どちらにしても帰れないので、4輪の友人宅がある蒲郡まで行って、その辺のビジネスホテルにでも泊まろう、ということになった。
あとは一気、と言いたいところなのだが、さすがに日曜日だけあって結構混んでいるので、4輪は辛そうだ。オイラは暗くなる前になんとか到着しなくてはならないので、先にすり抜けていく。以前来たときに泊まった蒲郡駅前のビジネスホテルへと行ってみれば、ホテル周辺に大量のハーレーが停めてあり、どうもツーリングでここにみんなで泊まっているようだ。念のため聞いてみるが、やはりとても空きはないという。仕方なく、友人が到着するまで待ち、駅の反対側のビジネスホテルを紹介して貰う。
夜は、んじゃ一緒に寿司でも食おう、蒲郡に来たからには美味い魚介を食って貰わないと、という友人の案内で寿司屋へ。当初は奥さんも一緒に食うつもりだったのに、何軒か回った店はみんないっぱいで入れず。最後に、ちょっと高そうな店(知り合いらしいが)で乾杯。ハードスケジュールで二人ともへろへろなのに、結構飲んでしまい、しかもごちそうになった上に、奥さんに送迎までして貰ってしまった。本当にお世話になりました。
2004年7月19日(月) 中部ツーリング(タイトル変わってるし)3日目
さて今日は東京へと帰る日だ。ホテルをチェックアウトして荷物を積んでスタート、の前に、ライトが点かないことがわかっているので、工具やライトバルブを購入しようと、蒲郡駅前のでかいスーパーへと行く。微妙に開店前だったのだがすでに結構人が待っている。向かいは昨日泊まろうとしていたビジネスホテルで、ハーレー軍団が出発への準備を整えている。
結局見つからず、走っていけば何かあるだろう、となんの確証もないまま出発。海沿いを行く手もあるが、メイン幹線の方がバイク用品店や、少なくともホームセンターはあるだろう、という読みで国道1号方面へ。しかし、なかなか見つからない。
豊橋の市街へ入り、この辺にもないかしら、と国道をはずれてみるがやはり何もない。豊橋の市街地は、市電と呼ばれる路面電車が走っており、かなりいい感じの景色だったのだが、このころはすでにカメラを出して景色を撮るほどの余裕もなく、ひたすら途を進めるのみ。うーん、残念。
そのままR1を進んでいけば、海沿いへ向かい、来たときと同じ浜名大橋もしくはR1で浜名湖南岸を渡ることになるが、修理さえ終わればすぐにでも東名に乗って、と考えていたので、豊橋から峠を越えて浜名湖北岸へ出て、なるべく東名に近いルートを取ることにした。山道は楽しいが、案の定バイク屋なんて全くない。浜名湖岸でまず名物のうなぎを食って腹ごしらえ。土産も購入。浜名湖SAのうなぎバーガーとか、その手の怪しいおみやげもちょっと惜しかったのだが、この分だと浜松方面で直して、その辺から乗るしかなさそうだ。

湖畔の道で目に付いた店にぽんと飛び込んだのだが、 ちゃんと美味くて満足。しかし、土産まで含めると ちょっと懐に響く。。。 |
飯を食って判断が鈍ったか、何を間違ったか、いきなり有料の浜名湖レークサイドウェイに入ってしまう。この辺は結構ツーリングライダーも多い。まぁR362へ出ることを考えれば遠回りではないんだけど。
そのまま浜松西でも乗ることは出来ず走り続けていたら、オートリメッサなど、行きに見かけた店の看板が目に付くようになった。やはり浜松の郊外ならその辺のショップがありそうだ。とあるホームセンターの看板を見つけ、そちらに向かうが、看板を見つけてからが東京近郊ではあり得ないほど長い。ちょっと不安になった頃到着。まぁ、北海道ほどではないんだろうけど。
やっと着いたホームセンターで、必要な工具(積み忘れていた)とバルブなどのパーツを購入。早速駐車場で作業しようとするが、あまりの日射しと暑さにとても作業なんてしていられない。どこか日陰を探して作業するしかない、と再度出発。
当てずっぽうで浜松IC方面へ向かっていたら、東名を渡る橋を越えてしまう。そこがどこだかわからず、ガスも心配なので、一旦GSへ入り、ついでに脇の整備スペースを借りてバイクをバラし始める。
ブレーキランプは生きているし、バルブも交換したばかり。しかし、テールとライトが点かない。ウィンカーも動作するし、セルも回る。バッテリや発電回りではなさそうだ。シート下のヒューズボックスを開けて見てみるが、ヒューズは切れていない。ただ、初日にマフラーがもげたとき、熱い排気ガスがシート下側にも流れ込んだようで、やや溶けかけたりしているのが見える。この辺が原因だろうか。しかし、マニュアル(配線図)もないし、テスターもない現状ではこれ以上の整備は不可能だ、と判断して、そのまま走り出す。まだ昼過ぎ、このまま東名を行けば、明るいうちに東京に戻れるはずだ。いくつかあるトンネル(特に日本坂)がちょっと怖いが、仕方ない。
東名は想像通り、トンネルが怖かったが、それほど渋滞に影響されることもなく、無事に帰着。3日間トータルで1000km程度も走っただろうか。なかなか色々あったツーリングだったが、KLXで初めてのツーリング、オイラにとっても久しぶりのロングツーリングと言うことを考えると、無事に戻ってくることが出来て何よりであった。
2004年7月20日(火) KLXの修理
疲れはあったが、昼前にはバイク屋へ。とにかく、電装を直さないことには、今後暗くなってから乗れない。症状を話すが、やはりヒューズしか考えられないという。見た目切れていなくても、ハーネス回りなどどこかで切れている可能性もあるし、とりあえずテスターで追ってみるか、とヒューズボックスを開け、ヒューズを取りだしてみてびっくり。この部分には昔ながらのガラス管ヒューズが用いられているのだが、ガラスと端の金属端子部分がぽろっとはずれてしまったのだ。中のヒューズ部分(普通はそこが溶けて切れるので見ればすぐにわかる)は切れておらず、見た目には全く正常。しかし、金属端子部分との接点がはずれてしまっていたのだった。これでは繋がるわけがない。確かに、このガラス管部分と金属端子は、溶着するわけには行かないし、構造上、軽くかしめる程度しか出来ないだろう。ひょっとしたら、接着剤で留めてあったのが、熱で溶けてしまったのかも知れない。
いずれにせよ、ちゃんとスペアのヒューズも買っておきながら、切れてねーや、と交換しなかったのが失敗だった。あそこで一応新品に交換しておけば、トンネルで怖い思いをしなくてもよかったのに。。。
夜は、いつもの店で一家で飲んだ後、友人から呼び出されて出かける。やはりいつものメンバーで飲んだ後、ついでなのでもう一軒ハシゴ。昔から通っていた飲み屋のママが、今やっているお好み焼き屋が近くにあり、明け方まで開いていて便利なのだ。ただ、さすがにちょっと距離がある(2,3kmくらい)のでここのところ疎遠になっていたのだ。
店に入ったらいきなり、「プロレス好きだっけ?プロレス行かない?」と言われた。なんでも、お客さん関連に関係者がおり、タダチケットを置いていってくれたらしい。そういえば、ずいぶん以前にも、プロレスラーとか(タイガー・ジェット・シンとかゴージャス松野とか)が来たと言って、サインが貼ってあったっけ、と詳細を聞いてみると、IWAジャパンという、いわゆるインディーズ団体の興業らしい。
オイラはあんまり格闘技とかプロレスとかには興味がないのだが、特に予定もなかったし、タダ券だしたまにはいいか、ということで行く約束をする。チケットは余っているということなので、昔結構格闘技が好きだったはずの友人にも連絡。HPで見てみたら、結構イロモノっぽいのも多そうだ。楽しみ。
2004年7月21日(水) プロレスを見に行く
昨日約束したプロレスを見るために後楽園へ。後楽園ホールなんて何年ぶりだかわからないくらい久しぶりである。
エレベータでホールのフロアまで上がってみてびっくり。ロビー部分でグッズ販売やサイン、写真撮影などのサービスをやっているのだが、結構すごい人なのである。あんまり名前も聞いたことのないようなインディーズだし、と思っていたのだが、やっぱりどんな世界にも熱心なファンてのはいるもんですなぁ。
外人選手が結構いる。オイラはよく知らないのだが、みんな昔日本のプロレス界で活躍した、それなりに知られている選手らしい。
前座的な位置づけだと思うのだが、お巡りさんと泥棒、なんていう、本当にプロレスなのか?というイロモノな試合がめちゃめちゃ面白かった。正直なところ、メインイベント的な試合はどうでもいい感じ。
我々もリングサイド券だ、と言われていたのだが、行ってみたらちょっと上の方の席だった。それでも、後楽園ホールはそもそも小さい箱だし、リングに近いのは間違いないのだが。チケットを譲ってくれたママは、友人達と本当にリングサイドの席で見ている。あそこからだと見上げる形になるだろうから、実際にリングの上を見るという点ではこっちの方がいい席だとは思うんだが、リングサイドでパイプ椅子で見てると、かなりレスラーが乱入してくる(またインディーズだから多いんだ)ので、そのたびに逃げ回っており、アレはアレで楽しそうである。
こういうのを見ながら、ビール食らって大騒ぎ、というのは確かに楽しい。オイラ個人の趣味で言えば、もうちょっと格闘よりもエンターテインメント性を高めてくれたらなお良し、という印象。これなら、何ヶ月かに一回、ちゃんと料金を払って見に来ても悪くはないかも知れない。
見ているとき、後の方の席にサスケ?らしい(不勉強なので。。。)マスクマンが背広を着て座っていた。当然目立つので、カメラマンなどが取り囲んで写真を撮っている。その合間から、観客が携帯のカメラなどでも撮影しているのだが、そんな観客への態度があまり良くなかったのがちょっと気になった。自分の所の団体を見に来ている観客ではないし、レスラーとして肖像権というか、そういうのを売っているというのもあるのかも知れないが、あんなことをファンにしちゃいけないんじゃないのかなぁ。それともあのレスラーは、ああいうキャラクターなのだろうか。
試合が終わった後、見に来ていた、ものすごく久しぶりにあった知り合いがやっている大塚のお好み焼き屋(別の店)へみんなで移動。興が乗ってきて、その後は、これまたものすごく久しぶり(しかも数回しか行ったことがない)の、東池袋のスナックへも連れて行かれてしまう。オイラが成人して間もない頃通っていた店の近く(その店はもうない)で、その店の常連メンバーばっかりなのだ。当然みんなオジサンオバサンなのだが、久しぶりに、懐かしい宴会となった。
2004年7月23日(金) 空調服&T41のバッテリ
よく見ているHPで紹介されていた
新発明。こりゃすげぇ!個人的にはこの手の服は絶対に着ることがないので、普通にラフに着られる服でもこういうのが欲しい。まぁ、ラフにTシャツ引っかけてるだけならそんなに苦痛じゃないし、この手の服は辛いからこういう発明がされたんだとは思うけど。
夜はF1公式練習。公式練習はTVでは放送せず、ネットのライブタイミングを眺めながらの、退屈な待ちが続くのだが、隣の部屋の子供はなかなか寝付かず、むずがっててうるさいしで、ノートを持っていつもの近くの飲み屋へ。T41のバッテリはちゃんと測ったことがなかったのだが、無線LANで普通に繋ぎっぱなしにして、2時間以上は持つことがわかった。今までもバッテリなくなるまで使うことは結構あったのだが、意識して測ったことなかったのよね。
2004年7月24日(土) 久々にちゃぶ屋でラーメン
昼飯は久しぶりにカミさんと護国寺のちゃぶ屋(ラーメン屋)へ。このくらいならバイクでタンデムで行くのが楽なのだが、サイドカバーが直らないとタンデムは危ない。カタナも出さないとなぁ。とかぶつぶつ言いつつ、結局車で行く。まぁうまいんだけど、やっぱり量が少ない。女性にウケるのはわかるんだけど。
夜は、F1の予選が終わった後、飲み屋に直行して、結婚した大学の先輩にお祝いの挨拶。でも相手は来ず。もうみんな歳も歳なので大げさな宴会はやらない、ということなんだけど、でもちょっと飲み会やるくらいはいいんでないかと思うんだけどなぁ。実はウチら(大学の関係者)は嫌われてるんじゃないかしら。
2004年7月25日(日) バーベキュー
近所の知り合いと、彼の家の庭でバーベキュー。祭り関係のかなり狭い間柄で、しかも、他のメンツは企画者任せだったので、かなり偏ったメンツとなった。こっちはこっちで一応、保育園の友人も何人か誘ったんだけど。別にメンツが偏るのはいいんだが、その企画者の好みで、何故こいつを誘うのにこっちは誘わない、みたいな話が後から出てくるのは困る。まして彼の家でやってるので、誘われなかった知人が前を通りかかったりもして、ちょっと気まずい。そういうところは考えないといかんだろう。若いなぁ。
2004年7月27日(火) クルマが臭くなってしまった&IRLロードコース実現に思う
一昨日のバーベキューで使ったグリルや網は、昨日引き取りに行き、面倒なのでそのまま車に積んでしまったのだが、今日まで忘れていて、クルマを使おうとドアを開けたらむあっと臭う。こりゃ失敗。あわてて空気の入れ換え&掃除をする。
これは面白い。試してみたいな。T21をこれに使うのはちょっともったいない気もするが、格安でパフォーマンス不足のXGAノートをこれに使うのは結構いいかも。
CRF50、バイク屋であたってもらっていたのだが、在庫が1台あったという。やった!早速押さえてもらう。納車は新潟にいる頃らしいが、帰ってくるのが楽しみだ。
WTRでは藤波が8勝目を上げて、最終戦を残してチャンピオンに王手、とのニュース。嬉しいねぇ。最終戦の頃は北海道でWRC対応をしてるとは思うけど、楽しみであります。
来年のIRLに、ついにロードコースが加わる予定とのこと。とりあえずワトキンスグレンとシアーズポイント、とトーチュウのニュースには出ていたが、シアーズポイントはもうインフェニオン・レースウェイと名前が変わってるはずだけど。
10年くらい前、初めてPC/AT互換機を買って海外製のゲームに夢中になってた頃、中でも一番好きだったのがNASCAR RACING(DOS版)だった。Indycar Racingが元祖だけど、NASCARの初代はかなり出来が良くなっており、当時出始めた3Dカードにネイティブ対応していたというのもあって、かなり走りこんだ。特に、走り込むならオーバルよりもやっぱりロードコース、で、アップダウンも楽しいシアーズポイントはフェイバリット・サーキットでもあったのだ。S字で切り返すときに、車体が重いのでグラリとするところとか、ヘアピンのつっこみでフルブレーキングすると、車体がフラフラしていくのがものすごくリアルで、スラストマスターのステアリングホイールも買ってかなりハマった。その後、Win版でIndycar Racingやって、コリン・マクレー・ラリーへとハマっていくのだが。そういう意味でも思い入れの強いコースなのである。05年版の新しいIRLゲームが出たら、シアーズポイントとかも復活するかな。それとも、現行最新のNASCAR RACING買おうかなぁ。フォースフィードバックホイールも、USB版を買わないとなぁ。